JPH08503675A - 貼着式ハンドルを荷に貼着するための装置 - Google Patents
貼着式ハンドルを荷に貼着するための装置Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明により、荷が、種々の物品が熱収縮性ラッピング等のユニット化手段により共に保持されたものからなる場合、及び、荷が、箱等の単品からなる場合のいずれにおいても、貼着式ハンドルを荷に貼着するための装置が提供される。より詳しくは、本装置により、荷が経路に沿って搬送されるとき、貼着式ハンドルが荷に貼着される。その好ましい実施例において、本装置は、反対側に位置する2つのアームを備えた回転式レバーであって、いずれのアームも順次その経路内に位置せしめられる回転式レバーにより特徴付けられる。ハンドルの非貼着面がレバー面側に、また、その貼着側が露出された状態で、レバーの2つのアームの表面上に案内されるところのハンドルを搬送するそのレバーには、保持手段が設けられる。加えて、その経路沿いに搬送される荷がその経路内に位置するレバーのアームに当たった後に、そのレバーを制御して略180゜回転させるためのレバー駆動手段が設けれる。このような装置をもって、その経路沿いに搬送される各荷の前面は、レバーの第1アーム、つまり、その経路内に位置するアームに当たる。そのアーム上に、ハンドルの貼着部の1つが露出しており、これにより、そのような貼着部は、荷に貼着されることができる。その直後、荷の衝撃により、レバー駆動手段が作動して、レバーは所定の回転速度で略180゜回転せしめられ、レバーの他方のアームが荷の背面に当てられる。その瞬間に、そのレバーのそのような他方のアーム上に露出しているハンドルのその他方の貼着部が、荷に貼着される。このようにして、ハンドルの2つの貼着部が荷の隔てられた部位に貼着され、非貼着面が荷の上のそれらの間に延在する。
Description
【発明の詳細な説明】
貼着式ハンドルを荷に貼着するための装置
発明の分野
本発明は、貼着式ハンドルを、たとえばパッケージング・システム内の搬送経
路に沿って搬送される荷に貼着するための装置に関する。
背景技術
国内で使用される数多くの物品(たとえば、飲み物、ロール・ペーパ、洗剤や
石鹸等)は、しばしば、箱や熱収縮性ラッピングにより、同時に数多く詰め合わ
される。この詰め合わせの中には、かなりの数の異なった種類の物品を詰め合わ
せてなるものがある。このような詰め合わせは、通常、荷と呼ばれる。この名称
は、以下の説明及び請求の範囲において使用される。
荷には、上部に運搬用ハンドルが設けられることが好ましい。このハンドルに
より、荷を片手で容易に持ち運ぶことができる。
それらの単純化のため、また、それらのコスト削減のため、貼着式ハンドルが
大変好ましい。この種のハンドルは、通常、長い貼着テープと、たとえば紙片を
貼着することにより貼着しないように形成された中央部とからなる。従って、こ
のハンドルは、貼着部、非貼着部、そしてさらに貼着部、と、交互に貼着部と非
貼着部を有している。
この種のハンドルは、それらの製造方法と製造装置及び熱収縮性ラッピングを
有する荷への貼着方法とその貼着装置と共に、たとえば、米国特許第49063
19号明細書に記載されている。この引例によれば、ハンドルは、熱により収縮
しないテープ部と、紙テープ部とから構成される。これらのテープ部は、互いに
切断され、それが物品の周囲に巻き付けられる前に、熱収縮性フィルムに貼着さ
れる。荷に巻き付け後、そのラッピングは、荷の周囲で熱により収縮せしめられ
、これにより、荷に貼着式ハンドルが取り付けられるようになっている。
米国特許第4700528及び4830895号明細書には、貼着テープ式ハ
ンドルを加熱前に収縮性ラッピングに貼着する類似方法が記載されている。この
方法に用いられるハンドルは、貼着部を備えない長いテープから構成されており
、
このテープがラッピングに貼着されるようになっている。ハンドル中央部沿いの
ラッピングには、1セットのパーフォレーション・ラインが設けられている。収
縮後、このハンドルの中央部に沿って開口が形成され、手を挿入して荷を把持で
きるようになっている。その非貼着部は、上記パーフォレーション・ライン間で
ラッピングに貼着された粘着テープの中央部から構成されている。
米国特許第3557516号明細書には、非伸縮性のリボン材料を所定間隔を
置いて伸縮性フィルム材料に貼着するステップと、そのフィルムを荷の回りに巻
き付けるステップと、そのフィルムを荷に対して収縮させることにより上記非伸
縮性のリボンを突出させて運搬用ハンドルを形成するステップとからなる類似の
方法が開示されている。
上記したすべての方法において、ハンドルは、ハンドルの荷への巻き付け前及
びラッピング材料を収縮させる前に、ラッピング材料に貼着させるようになって
いる。
米国特許第4758301号明細書には、ハンドルを荷に貼着するための貼着
装置が記載されている。この貼着装置は、断続的に駆動される回転ドラムであっ
て、外周面に吸引手段を備えることによりハンドル用テープがリールから供給さ
れるようにした回転ドラムを有する。このドラムにより、ハンドル用テープは、
ハンドルを形成するべくテープを所定長さで切断するためのカッタを通して移動
せしめられ、次いで、このドラムは、該ハンドルが貼着用アームにより荷に貼着
される部位まで移動するようになっている。
貼着テープを荷に直接貼着する装置も、また、この技術分野において一般的に
知られている。典型的に、これらの装置は、軸支された複数のアームを備えてお
り、これらのアームにより、テープが荷に貼着されるように案内される。これら
の装置は、テープを所定長さで切断するために、別体の切断装置が必要である。
これらの装置は、ハンドルの長さが上記所定長さに対応している場合には、テー
プ式ハンドルを貼着するのに用いられることができる。しかし、これらの装置は
、多数の移動部材を備えているため、複雑かつ高価であり、メンテナンスのコス
トが高くつく。
このタイプの装置の一例は、イタリア特許第1142303号明細書に開示さ
れている。長い貼着テープを荷の周囲に貼着するための装置が記載されている。
この装置は、貼着テープの前端を、送られてくる荷の前面に貼着するための第1
貼着アームと、テープを荷の上面と背面とに押圧するための2つの他のスプリン
グ・アームとを備えている。さらに、テープを切断するために、もう1つのアー
ムが設けられている。
発明の概要
本発明により、異なった物品が共に保持されるように熱収縮性ラッピング等の
ユニット化手段によりパックする場合や、箱等の単一の物品である場合、貼着式
ハンドルを荷に貼着するための装置が提供される。
従来式装置が有する不都合や欠点は、本発明により、解消される。すなわち、
本発明により、貼着式ハンドルを1経路に沿って搬送される荷に貼着するための
好ましい装置が提供される。この装置は、対向する2つのアームを備えた回転式
レバーを備え、該アームの何れかが上記経路内に交互に位置決めされるようにな
っている点に特徴がある。このレバーには、ハンドルの非貼着面がレバーの面に
押圧されかつその貼着面が露出した状態で、レバーの上記2つのアームの表面上
に位置するところのハンドルを搬送するための保持手段が備えられる。加えて、
その経路に沿って搬送される荷がその経路内に位置するレバーのアームに当たっ
た後に、そのレバーを制御して約180゜回転させるためのレバー駆動手段が備
えられる。
このような装置をもって、その経路沿いに搬送される各荷の前面は、レバーの
第1アーム、つまり、その経路内に位置するアームに当たる。そのアーム上に、
ハンドルの貼着部の1つが露出しており、そのような貼着部が荷に貼着されるこ
とができるようになっている。その直後に、荷の衝撃により、レバー駆動手段が
作動して所定の回転速度でそのレバーは略180゜回転せしめられ、レバーの他
方のアームが荷の背面に当てられる。その瞬間、レバーのそのような他方のアー
ム上に露出しているハンドルの該他方の貼着部は、荷に貼着される。このように
、ハンドルの2つの貼着部は、荷の隔てられた部位に貼着され、非貼着側は、荷
の
上のそれらの間に延在する。
本発明の目的は、また、上記の如く装置であって、しかし、この経路に沿って
搬送される荷が該経路内の停止位置に位置しているただ1つの単一アームに当た
った後に、レバー駆動手段によって該単一アームが制御されかつ駆動されること
により該単一アームが略360゜回転せしめられるようにした装置により達成さ
れることができる。
従って、本発明の他の実施例は、貼着式ハンドルを、経路に沿って搬送される
荷に貼着する装置であって、経路を跨ぐ停止位置に位置する1つのアームを有す
るレバーを備えたことを特徴とする装置からなる。ハンドルの非貼着面がアーム
の1つの面に付勢されかつその貼着面が露出した状態で、アームの該1つの面上
に載置されたハンドルを搬送するための該アームには、保持手段が備えられる。
加えて、レバー駆動手段が備えられ、該経路沿いに駆動される荷が該経路内に位
置するアームに当たった後に、該アームを略360゜回転させるように制御され
る。
このような装置をもって、上記経路沿いに搬送される各荷の前面は、該経路内
に位置するアームの前面に当てられる。そのアームには、ハンドルの貼着部の1
つが露出しており、これにより、そのような貼着部が荷に貼着される。その直後
に、その荷の衝撃により、該アーム駆動手段が作動して、所定の回転速度でアー
ムが略360゜回転せしめられ、アームの背面が荷の背面に当てられる。この瞬
間、アームの背面側に露出しているハンドルの他方の貼着部が荷に貼着される。
このように、ハンドルの上記2つの貼着部は、荷の隔てられた部位に貼着され、
一方、非貼着面は、その間の荷の上方に延在する。
上記ハンドルは、ハンドル・テープの形状で、つまり、ハンドルが順次連れも
って供給される状態で、本発明の装置に供給されることが好ましい。事実上、そ
のようなテープは、規則的な所定間隔を置いて非貼着部を備えた貼着テープであ
る。該テープは、例えば、本出願の従来技術のところで記載した米国特許第49
06319号明細書に記載されているような装置の手段により形成されることが
できる。さらに、このテープは、いつでもすぐに使用できる準備状態で、或いは
、本
発明の装置に接続された特定の装置により準備された状態で、供給されることが
できる。
ハンドル・テープをもって、本発明の装置を稼働させることができるように、
このレバーは、該ハンドル・テープから、連続した各ハンドルを切断するための
切断手段を備えている。この切断動作は、該ハンドルが荷に貼着された後に実行
されることが好ましい。
上記ハンドル・テープのレバー面上での摺動を改善するために、このレバーは
、反対側に位置する2つの滑らかな摺動面を備えたバーであって、該2つの摺動
面が該バーの2つの丸形端部によりそれらの間で接続されたバーを備えることが
好ましい。そのようなレバーには、その保持手段は、レバーの摺動面に形成され
真空源に永久的に接続された開口を備えることが好ましい。
上記切断手段は、各アーム用の2つのブレードであって、上記レバーの丸形端
部の頂部において横方向に設けられた2つのブレードを備えることが好ましい。
各ブレードは、レバーに沿って、それ自身の空気手段により、独立して駆動され
るようにすることが好ましい。該各ブレードは、上記レバーの丸形端部から突出
しない休止位置と、該丸形端部から突出する切断位置との間で駆動される。
好ましくは、上記レバーの丸形端部は、レバー内に移動自在に設けられたボデ
ーに形成される。この丸形端部は、ハンドル・テープを容易に摺動させることが
できる休止位置と、ハンドル・テープから切断されたハンドルを協働して荷の背
面に貼着する作業が改善されるようにした伸長位置との間で移動する。事実上、
このテープは、上記丸形端部の中間で切断されるため、その後縁部は、荷に積極
的に貼着されないであろう。これは、それがレバーにより、その上に押圧されな
いからである。しかしながら、この丸形端部の突出動作により、この貼着動作は
、該後縁部が上記荷に対して押圧されることにより、都合良く完了する。
上記丸形端部のボデーの動作は、種々の方法で実現できる。好ましい方法によ
れば、ブレードの空気手段によって、また、ロスト・モーション機構によりレバ
ーの上記丸形端部のボデーが作動せしめられる。このロスト・モーション機構に
より、上記ブレードは、最初、上記丸形端部から押し出され、次いで、その丸形
端部それ自体のボデーが突出せしめられる。この解決方法は、複数の作業が単一
の駆動手段により実行されるため、大変有利である。
上記ハンドルは、その中央に位置する非貼着部下のスペース対策を気にするこ
となく、単純に、上記荷に貼着されることができる。事実上、多くの場合、荷の
不規則な形状及び/又はその変形により、手をハンドルの下に挿入することは可
能であろう。しかしながら、手の下に所定の自由スペースが確実に残されるよう
に、さらに、ハンドルの中央部に明確なループを形成することが好ましいであろ
う。これを実現するために、本装置は、また、ループ形成装置を備えることがで
きる。好ましい実施例によれば、そのようなループ形成装置は、レバー上に備え
られた2つの収縮自在なピンであって、レバーの中央から側面方向に隔てられた
各位置から突出せしめられるピンを有する。各ピンは、それ自体の空気手段によ
り、収縮位置と、突出位置との間で駆動されることが好ましい。上記種々の駆動
部材は、多くの異なった方法により、作動させることができる。好ましくは、上
記レバー駆動手段は、上記レバー近傍に位置しレバーが荷の衝撃によっていつ移
動せしめられたかを検知する位置センサにより作動する、電動モータと、電動式
ブレーキ/クラッチとを備える。好ましくは、上記ブレードの空気手段は、供給
されるハンドル・テープ方向に向けられかつ完全なハンドルがいつ供給されたか
を感知する光学式センサにより作動せしめられる。加えて、本装置は、好ましく
は、レバーのアームのうちのいずれのアームが荷の経路を跨いでいるか、従って
、どちらのブレードを作動させるべきかを感知する位置感知手段を備えることが
できる。
本発明に係る本装置のさらなる特徴と有利な点は、以下に記載のその複数の実
施例から明らかになるであろう。
図面の簡単な説明
図1は、本発明の装置を荷の経路の一部と共に示す概略斜視図である。
図2〜5は、図1の装置が連続して作動する種々の位相を概略的に示す側面図
である。
図6は、図1の装置のレバーの丸い端部を拡大して示す斜視図である。
図7〜9は、丸い端部の各断面を示す図6のX−X線断面図であって、連続し
て作動する種々の位相を示す断面図である。
図10は、回転接続部と回転シャフトとを部分断面で示し、該回転シャフトと
レバー間の空気接続部を示す概略図である。
図11は、回転シャフトの断面を示す図10のY−Y線断面図である。
図12は、レバーを部分断面で示す側面図であって、レバー保持手段の真空接
続部と、真空形成手段とを示す図である。
図13は、真空形成手段を部分断面で示すレバーの正面図である。
図14〜18は、本発明の他の実施例に係る装置の大略側面図であって、連続
して作動する種々の位相を示す側面図である。
図19は、本発明の好ましい実施例に係る装置を荷の経路の一部と共に示す大
略側面図である。
図20は、図19の装置の大略側面図である。
図21は、図19に示す好ましい1実施例に係る装置を部分的に背面から示す
大略図である。
図22は、図19に示す好ましい1実施例に係る装置の大略上面図である。
図23は、ブレーキとクラッチとを制御するための位置感知手段の拡大図であ
る。
図24は、ループ形成装置のピンの突出を制御するための位置感知手段の拡大
図である。
図25は、ブレードの突出を制御するための位置感知手段の拡大図である。
図26は、本発明の装置の動作を制御するための空気圧回路と感知システムの
大略図である。
本発明の詳細な説明
さて、図を参照しながら説明する。類似の部材は、図面を通して、類似の参照
符号により示される。参照符号Lは、単純な箱や、その他の規則的又は不規則的
形状を有する物品のあらゆるパッケージからなる一般の荷を示している。図1に
示すように、この荷Lは、たとえばベルト・コンベア2等からなる荷の経路1に
沿って搬送される。ステーション3は、ハンドルHを上記荷の経路1上に搬送さ
れてきた各荷Lに貼着するための荷の経路1の一部として提供される。
このステーション3は、上記荷の経路1の部分をなす多数のアイドル・ローラ
5を備えた荷の案内構造4を有する。この案内構造4の中央部には、2つの動力
式サイド・ベルト6,7が備えられており、これにより、上記荷は、荷の経路1
に沿った正確な方向に案内かつ搬送されるようになっている。このような動力式
サイド・ベルト6,7は、周知であり、このサイド・ベルト6,7は、好ましく
は、上記荷の経路1の幅を調整することができるように、上記荷の案内構造4に
調整自在に設けられる。さらに、該ベルトは、従来的に、荷Lを通常の稼働速度
でステーション3を通過させるように駆動される。他のすべての適切な搬送手段
も、また、所望される。上記荷の案内構造4の中央には、また、貼着式ハンドル
H(図5参照)を上記荷Lに貼着するための貼着装置8が備えられる。
ハンドルHは、ハンドル・テープTの形態で装置8に供給される。このような
テープは、実質的に、まだ互いに切断されていない一連のハンドルである。図に
おいて、混乱を避けるために、ハンドルがテープから分離されているものについ
てのみ、参照符号Hを使用し、まだハンドル・テープの一部に留まっており分離
される予定のハンドルには、参照符号Tを使用することにする。このハンドル・
テープT(及び、各ハンドルHも同様)は、全く接着剤を有していない一方の側
面と、貼着部と非貼着部とを有する他方の側面とを備えている。この他方の側面
は、非貼着部を備えてはいるが、便宜上、本出願を通して、簡単に「貼着面」と
称されるであろう。
この装置8は、上記構造4の両側に2つの側部材9,10を備える。該側部材
9,10は、上記構造4上に横軸方向に延在する補強ビーム11により接続され
ている。側部材9,10は、好ましくは、側部材9,10の上部9A,9Bを垂
直方向に調整することができるように周知の手動式又はパワー・ドリブン式の(
不図示の)親ネジ機構等の調整機構を有するテレスコーピング・ユニットを備え
る。水平の回転シャフト12は、上記側部材9,10の上記調整自在の上部9A
,10Aにより回転自在に支持され、かつ、該回転シャフト12は、ベルト14
や電
気式ブレーキ/クラッチ等の伝動装置を介して、電気モータ13により駆動され
ることが好ましい。この回転シャフト12は、周知の如く、上記上部9A,10
A内に位置する(不図示の)ベアリング装置により支持されている。このような
ベアリング装置により、上記側部材9,10に対するシャフト12の回転が可能
になっており、しかし、このベアリング装置により、回転シャフト12の軸方向
の移動が実質的に防止されるようになっている。さらに、回転可能な接続部のす
べて、センサー及び以下に記載の他の装置は、上記回転シャフト12上に備えら
れる。そして、これらの装置は、上記側部材9と10の間に位置する上記荷の案
内構造4上に備えられることが好ましい。この電気式クラッチ/ブレーキ15は
、周知であり、電磁ブレーキを備えている。このクラッチが不作動となったとき
、ブレーキが作動して、回転シャフト12の回転が防止される。一方、このクラ
ッチ/ブレーキ15の外部クラッチ部は、それがベルト14により継続的に駆動
されるときに、回転を継続する。しかしながら、このクラッチが不作動となった
ときには、回転シャフト12に対する伝達が生じない。このクラッチが作動する
とき、ブレーキは不作動となり、それはベルト14によりモータ13から駆動さ
れるので、この回転シャフト12は、接続されて回転し上記外部クラッチ部と共
に回転する。このクラッチとブレーキの作動/不作動のタイミングの制御は、以
下に記載される。このような周知の電気式クラッチ/ブレーキ15は、イタリア
のミラノにあるゲリット・エス・ピー・エー(Gerit S.p.A.)によ
り製造されている。このモータ13は、継続的に駆動される。このモータは、側
部材10の上部10A上に支持され、これにより、上記回転シャフト12と共に
垂直方向に移動せしめられるようにすることが好ましい。
レバー16は、これと共に回転するシャフト12上にキーにより接続される。
レバー16は、反対側に位置する2つの同一のアーム17,18から構成されて
いる。該アーム17,18は、上記荷の経路1に交差するように、順次、回転す
る。図2に示すように、上記レバー16は、反対側に位置する2つの滑らかなス
ライド面19を備えたバーを有している。該2つのスライド面19は、該バーの
2つの丸形端部20により互いに接続されている。
図6〜9に示すように、上記レバー16の丸形端部20の主要部は、ボデー2
1上に形成されている。該ボデー21は、該ボデー21をレバー16内から軸方
向に突出させるべくレバー16内に移動自在に設けられている。この丸形端部2
0の他の部分は、サイド・プレート16Aの端部により形成されている。該サイ
ド・プレート16Aは、レバー16を形成するミドル・バー16Bにより互いに
固定されている。上記移動ボデー21に隣接するサイド・プレート16Aの少な
くとも一方の内面、好ましくは、該サイド・プレート16Aの両方の内面には、
1対の縦長のスロット又は溝40が備えられる。このスロット又は溝40は、上
記レバー16の長手軸に平行に設けられる。この縦長のスロット40は、ボデー
21の側壁から突出する1対のピン39を受け入れ、これにより、ボデー21が
案内されかつ該ボデー21のストロークが制限される。さらに、このミドル・バ
ー16Bの中央突出部16Cは、図6に示す如く、ボデー21を案内する助けと
なるべく該ボデー21の脚部21Cと接するように、縦長方向に延在する。リテ
ーナ部材38は、該ボデー21の上端、より詳しくは、ボデー21の各脚部21
Cの上端に周知の如く固定されている。
上記リテーナ部材38は、以下に詳細に記載するように、好ましくはボデー2
1を形成する2つの半部21A,21Bを共に保持する機能と、ボデー21を退
避位置に復帰させるためのシート38Aを提供する機能とを有する。
レバー16は、また、その非貼着面がレバー16側に、そして、その貼着側が
露出した状態で上記アーム17,18の上記面19に対して位置せしめられるよ
うなハンドルを搬送するための保持手段を備える。このような手段は、上記スラ
イド面19の両方に開口する多数の開口22を備える。図12に示すように、こ
の開口22は、回転シャフト12に隣接するアーム17,18の両端に至るダク
ト41,41’に接続されている。該ダクト41,41’の端部は、夫々、永久
的に、以下に記載の真空装置に接続されている。
また、上記レバー16上には、ハンドル・テープTからハンドルHを切断する
ための切断手段が備えられる。このような切断手段は、上記各アーム17,18
側に夫々設けられた2つのブレード23を備える。ブレード23は、レバー16
の丸形端部20の末端位置に設けられ、ハンドル・テープTに対して該テープT
と交差する方向に設けられている。さらに、ブレード23は、ボデー21に形成
されたスロット内に摺動自在に係合している。このスロットは、ボデー21の上
記2つの半部21A,21B間に形成されることが好ましい。好ましくは、この
ブレード23は、切断が容易になるように、歯付きエッジを備える。
ボデー21及びブレード23は、アーム17,18からそれらを突出させるた
めの通常のエア駆動手段であって、ロスト・モーション機構を通して作動するエ
ア駆動手段を備える。レバー16の各アーム17,18内に設けられた空隙内に
、ステム26を突出させたり退避させたりするためのエアシリンダ25が備えら
れており、該ステム26には、さらに、ハンマー・ヘッド27が備えられている
。このエアシリンダ25は、たとえばフェスト・ニューマティック(ドイツ)に
より製造されているような、2つの位置の間を移動可能な単一ピストンを備えた
周知タイプのシリンダである。ハンマー・ヘッド27は、上記ブレード23に固
定されており、それと共にレバー16の軸方向に移動するようになっている。さ
らに、このハンマー・ヘッド27は、ボデー21に形成された長手方向の空隙2
8内に摺動自在に設けられている。この長手方向の空隙28は、ハンマー・ヘッ
ド27の軸方向の寸法よりも大きい軸方向の延在部を有すると共に、ハンマー・
ヘッド27が接するシート28Aを有している。このハンマー・ヘッド27は、
それがブレード23のみを移動させる突出ストロークの第1の部分と、それがブ
レード23とボデー21とを移動させる突出ストロークの第2の部分とを有して
いる。この突出ストロークの第1の部分は、ブレード23がボデー21の丸形端
部20から突出する程度に対応している。この突出ストロークの第2の部分は、
ボデー21がレバー16から突出する程度に対応している。上記2つの半部21
A,21Bを互いに接続するスペーサ部材38には、さらに、開口37が備えら
れている。この開口37は、実質的に、ステム26の直径よりも僅かに大きく、
しかし、ハンマー・ヘッド27の半径よりも小さい。この相違により、シート3
8Aの半径領域が形成される。上記エアシリンダー25がその十分に突出した位
置から退避したとき、ハンマー・ヘッド27は、その退避ストロークの第1の部
分と、そ
の退避ストロークの第2の部分とを有する。その退避ストロークの第1の部分は
、長手方向の空隙28とハンマー・ヘッド27との相違により形成される部分で
あって、ハンマー・ヘッド27がブレード23のみを退避させる部分である。ま
た、その退避ストロークの第2の部分は、スペーサ部材38のシート38Aに当
接後に、それがブレード23とボデー21とを退避させる部分である。
装置8は、また、貼着された各ハンドルの下に手を挿入するための所定のスペ
ースを確実に形成するためのループ形成装置を備えることが好ましい。そのよう
なループ形成装置は必ずしも必要ではなく、その使用は、一般的に、テープ・ハ
ンドルHが貼着される荷のタイプによることが理解される。この装置は、図1に
示すように、レバー16と共に回転するように固定された支持部材29を備える
。この支持部材29は、レバー16に直接接続されるか、或いは、図示の例に示
すように、同一のシャフト12上にキーにより固定される。この支持部材29に
は、伸縮自在な2つのピン30,31が設けられている。該ピン30,31は、
夫々の位置において、レバー16の中央から側面方向に隔てられている。各ピン
30,31は、それ自体のエアシリンダ32により、ピンによりハンドル・テー
プTの貼着が干渉されない退避位置と、ピンがハンドル・テープTの貼着を邪魔
する突出位置との間で駆動される。この干渉位置において、ピンは、テープTが
載るスライド面19の幅方向に少なくとも部分的に横切った状態で突出する。こ
のエアシリンダ32は、たとえば、フェスト・ニューマティック(ドイツ)によ
り製造されているような、単一のピストンを有する周知タイプの2位置シリンダ
である。
この装置8は、また、種々の位置を感知し、従って、装置を作動させる種々の
センサ手段を備えている。一般的に、このようなセンサ手段は、光学式、マグネ
ット式、又は誘導式であることができる。光学式センサ手段は、光源と光電セル
とを備え、これにより、光ビームがいつ対象物により遮られたかが検知される。
電磁式又は誘導式センサ手段は、回転シャフトにキーにより取り付けられたカム
を備え、該カムの側面に設けられた1つ又は2つのセンサの磁界又は電界を変化
させる。
特に、図3〜5に示すように、光学式センサ33を設けて、レバー6が、搬
送されてくる荷Lの衝撃によりいつ移動せしめられたかを検知するようにするこ
とが好ましい。このセンサ33は、周知の如く、上記側部材9,10、又はビー
ム11に設けることができる。他の光学式センサ34(図1参照)は、ブラケッ
ト34Aによりビーム11に設けられる。この光学式センサ34は、供給される
ハンドル・テープTの方向に向けられており、これにより、いつ、完全なハンド
ルが供給されたかが検知されるようになっている。好ましくは、この光学式セン
サ34は、テープTの或る種の特徴や状態に反応し、プリセット時にテープTの
形状で完全なハンドルHが通過したことを示すようになっている。
角位置検知手段35は、また、図1に大略的に図示する如く、上記シャフト1
2に設けられている。本発明の好ましい実施例によれば、上記回転シャフト12
には、図24,25に夫々示す如く、そのような2つの位置センサ手段35,3
5’が備えられている。第1,2センサ手段35,35’は、それらがその他の
装置と干渉しない限りにおいて、シャフト12のいずれの部位にも設けることが
できる。それらは、センサが上記回転シャフト12に対して所定位置に固定され
ることができるように、他の支持構造により、又は、上記側部材9,10近傍に
設けられることが好ましい。
図25を参照すると、第1センサ手段35は、シャフト12と共に回転するこ
とができる第1カム63に隣接して側面側に2つの誘導式センサ61,62を備
えている。この第1カム63の位置により、上記適切なアーム17又は18のエ
アシリンダ25の突出と退避とが制御される。より詳しくは、誘導式センサ61
,62の一方により、アーム17のシリンダ25が制御され、一方、他方の誘電
式センサにより、アーム18のシリンダ25が制御されるようになっている。固
定された各センサ61,62により、シャフト12と共に回転するその特定のカ
ム63の位置が読み取られる。上記カム63の回転により、センサ61,62の
電界が交互に変化せしめられ、これにより、上記アーム17のエアシリンダ25
が作動せしめれて適切なときに突出したり退避したりするようになっている。こ
のカム63は、前縁63Aと、後縁63Bと、該両縁63A,63B間に弧状縁
63Cとを有する。例をあげれば、この前縁63Aが上記センサ61の前で回転
し
たとき、その電界の変化が誘導式センサにより検知される。このとき、上記アー
ム17及び18の一方のシリンダ25が作動つまり突出せしめられる。上記弧状
縁63Cが誘導式センサ61の前に移動するまでの間、その作動せしめられたシ
リンダ25は、突出状態に維持される。次いで、上記後縁63Bが誘導式センサ
61を通過するとき、電界が通常の状態に復帰したことが該センサ61により検
知され、シリンダ25は退避するように制御される。次いで、上記カム63が上
記誘導式センサの前を通過するにつれて、これと同様のシーケンスが他方のアー
ム18,17の他方のシリンダに対して実行される。アーム17,18のシリン
ダ25を突出させたり退避させたりするこのシーケンスの効果は、動作に関する
以下の記載において、十分に理解されるであろう。
同様にして、図24に示す如く、第2のセンサ手段35’は、シャフト12と
共に回転する第2カム66の側面側に隣接して設けられた2つの誘導式センサ6
4,65を備える。この第2カム66の位置により、適切なピン30又は31の
上記エアシリンダ32の突出と退避とが制御される。より詳しくは、上記第2セ
ンサ手段35’は、シャフト12にキーにより固定された第2カムの位置を読み
取るための2つの誘導式センサ64,65を備える。この第2カム66の位置に
より、ピン30,31のエアシリンダ32の突出と退避とが、適切なシーケンス
及び上記第1センサ手段35について上記したのと同様の方法をもって制御され
る。誘導式センサ64,65のいずれか一方により、ピン30,31のいずれか
一方のシリンダ32の突出と退避とが制御され、誘導式センサの他方65又は6
4により、ピン31,30の他方のシリンダ32の突出と退避とが制御される。
詳しくは、その前縁66Aがセンサ65の前で回転したとき、1つのシリンダ3
2が作動して突出せしめられる。このシリンダは、弧状縁66Cがセンサ65の
前に位置しており後縁66Bがセンサ65を通過するまでの間、突出状態に維持
される。この直後、突出しているシリンダ32は、退避するように制御される。
次いで、これと同様のシーケンスが、他方のピン31,30の他方のシリンダに
対して実行されるように制御される。シャフト12が連続的に回転することによ
り、シリンダ32の突出と退避とが交互に行われる。この動作の効果については
、
以下に記載の本発明の動作から十分に理解されるであろう。これらの誘導式セン
サ手段35,35’は、それ自体、周知であり、たとえば、サイエット・エス・
ピー・エー(イタリア)や、オムロン・ケー・ケー(日本)や、テレメカニック
(フランス)や、フェスト・ニューマニック・エー・ジー(ドイツ)等の種々の
会社により製造されている。
本装置の種々のエア・エレメントは、上記回転シャフト12内及びレバー16
内に設けられた各ダクトを介して供給される。このようなダクトは、適切な圧力
源に接続された回転接続部まで延在している。
図10は、上記エア・シリンダ25,32を制御するための(不図示の)エア
源に接続された適切な回転接続部の横断面を示している。このような回転接続部
自体は、一般的に周知である。1実施例によれば、第1回転接続部は、単一スリ
ーブとして互いに密閉状態に接続された4つの環状部36A,B,C,Dからな
るエア・スリーブ36を備えている。上記シャフト12は、該エア・スリーブ内
に回転自在に設けられている。さらに、これらの4つの環状部36A,B,C,
Dにより、上記回転シャフト12に対して解放されている4つの環状内部チャン
バ42が形成されている。回転シャフト12の対応する部分には、流路44を通
して上記対応する環状チャンバ42に接続された内部ダクト43が備えられてい
る。シャフト12の回転時には、各ダクト43は、連続的に上記環状チャンバ4
2の1つに連絡しており、流体を流動させることができるようになっている。図
11は、回転シャフト12内に設けられた4つのダクト43の位置を示している
。各環状チャンバ42は、ダクト45を通して外部に接続されている。該ダクト
45は、さらに、(不図示の)周知のエアー圧力源に接続されている。上記エア
・スリーブ36は、本装置のフレームに固定されたあらゆる周知の支持部材によ
りシャフト12の回りに回転しないように設けられている。上記エア圧力源に接
続された管路へのダクト45の接続部によって、スリーブ36が回転しないよう
に維持されることが好ましい。
上記内部ダクト43は、シャフト12内において、シャフト12上のエア・シ
リンダ32の位置近傍まで延在する。このシリンダ32は、上記の如く、支持部
材29により、シャフト12と共に回転するように接続されている。半径方向の
流路46,46’,47,47’により、内部ダクト43の端部がシャフト12
の外部に接続されている。各流路46,46’は、周知の如く、プラスチック・
チューブを通して、上記各ピン30,31の上記エア・シリンダ32の下部に接
続されている。シリンダ32は、2つのチャンバを有する周知タイプのシリンダ
であり、該2つのチャンバは、一方のチャンバが選択的に拡張する一方他方のチ
ャンバが収縮するように、摺動ピストンにより隔てられている。この摺動ピスト
ンは、シリンダから突出しピン30又は31に接続されたロッドに接続されてお
り、これにより、その突出と退避とが制御されるようになっている。上記流路4
6,46’を通して供給されるエアの圧力により、ピン30,31は退避せしめ
られ、上記流路47,47’を通して供給されるエアの圧力により、ピン30,
31は、突出せしめられるようになっている。
図10は、また、エア・シリンダ25を制御するための(不図示の)エア源に
接続され、開口22に真空源を接続するための回転接続部の横断面を示している
。この第2回転接続部は、5つの環状部36’A,B,C,D,Eからなる他の
エア・スリーブ36’を有している。これらの環状部36’A,B,C,D,E
は、互いに密閉状態で接続されており、シャフト12が内側で回転する単一のス
リーブとして作動するようになっている。さらに、これらの5つの環状部36’
A,B,C,D,Eにより、上記回転シャフト12に対して開口する5つの環状
内部チャンバ42が形成される。各環状チャンバ42は、ダクト45を通して外
部に接続している。該ダクト45は、さらに、(不図示の)エア圧力源に接続さ
れている。また、このスリーブ36’は、適切なフレームに接続されたあらゆる
周知の支持部材により、回転しないように設けられることができる。そして、こ
のようなものは、単純に、ダクト45を上記エア圧力源に接続する管路により提
供されることが好ましい。
5つの対応する内部ダクト43は、シャフト12の対応する部分内に備えられ
、これは、流路44を通して上記対応する環状チャンバ42に接続されている。
ここで、1つのダクト43は、上記各環状チャンバ42に接続されている。つま
り、
各ダクト43は、上記シャフト12の回転時に環状チャンバ42の1つに連絡し
、流体が連続して流れるようになっている。5つのダクト42のうちの4つは、
シャフト12の内側において、その上に位置するレバー16の位置の近傍まで延
在している。半径方向の流路48,48’,49,49’により、上記内部ダク
ト43は、シャフト12の外部であってレバー16の内側に接続されている。こ
の流路48,48’は、プラスチック・チューブを通して、上記各アーム17,
18のエア・シリンダ25の下部に接続されると都合がよい。この流路49,4
9’は、上記各アーム17,18のエア・シリンダ25の上部に接続されると都
合がよい。図10に示す如く、このエア・シリンダ25は、また、上記したシリ
ンダ32と同様の2つのチャンバを有する周知タイプのものである。各シリンダ
25の摺動ピストンは、シリンダから突出する接続用ロッドをもって、ハンマ2
7のステム26に接続されており、これにより、その突出と退避とが制御される
。上記流路48,48’を通して供給されるエア圧力により、アーム17,18
のブレード23及びボデー21の部分とが、退避せしめられ、上記流路49,4
9’を通して供給されるエア圧力により、アーム17,18のブレード及びボデ
ー21の部分とが、突出せしめられる。
第5ダクト43は、シャフト12内において、真空形成手段51,51’の部
位に近接したところまで延在している。半径方向の流路50,50’により、該
第5ダクト43はシャフト12の外部に接続される。図12,13に示すように
、この真空形成手段51,51’は、シャフト12と共に回転するように接続さ
れた支持板80に設けられることが好ましい。さらに、この真空形成手段51,
51’は、管路52,52’に接続されると都合がよい。該管路52,52’は
、夫々、流路50,50’に接続され、夫々、上記第5ダクト43に接続される
。排出管路82,82’は、また、夫々、上記真空形成手段51,51’から延
在している。真空管路53,53’は、また、夫々、真空形成手段51,51’
から延在しており、該真空管路53,53’は、夫々、上記の如く、アーム17
,18の開口22に接続している。
真空形成手段51,51’は、それ自体は、もう一方の管路(管路52,52
’)内に供給され第3管路(管路82,82’)を通して排出された空気圧の結
果として、手段51,51’(管路53,53’)の夫々の1つの管路を真空に
するための手段として周知である。より詳しくは、各真空形成手段51,51’
は、図13に示す如く、一端部において除々に流れが抑制されるようにした第1
流路84を備える。該抑制されたポイントから、他の流路86が、該第1流路8
4に対して実質的に垂直方向に延在している。そして、この流路86は、管路5
3又は53’に接続されている。管路52,52’を通して供給された圧縮され
たエアは、上記抑制されたポイントを有する各真空形成手段51,51’の流路
84内を通って、管路82,82’から外部へ排出される。従って、この結果、
管路86と、管路53,53’内において真空が形成される。
上記シリンダ25,32を制御するために、より詳しくは、上記ボデー21と
ピン30,31の突出と退避とを夫々制御するために、図26に大略的に示す空
気循環路が備えられる。この空気循環路は、各シリンダ25,32用の多数の2
位置弁200を備える。この空気循環路は、上記センサ34,35,35’や、
同様の多数の電磁ソレノイド202と連動して動作する。これらのものは、共に
、本発明の制御手段をなす。1ユニットとしてソレノイド202と併せて備えら
れる適切な2位置弁200は、周知であり、たとえば、フェスト・ニューマティ
ック・エー・ジー(ドイツ)から、商業的に入手可能である。弁200とソレノ
イド202とからなる1セットが、位置センサ35の各センサ61,62用、及
び、位置センサ35’の各センサ64,65用に備えられる。このセンサ34は
、以下により詳しく記載するように、また、バルブ200とソレノイド202か
らなりセンサ61,62に連動するセットに電気的に接続されている。
圧力エアが、不図示のソースから圧力レール204に供給される。この圧力レ
ール204から、圧力管路206,208,210,214が延在している。
管路206は、弁200に接続されており、該弁200から、1対の管路21
6,218が延在している。そして、該管路216,218は、上記アーム17
,18の1つのシリンダ25に接続されている。管路216は、シリンダ25の
上部チャンバ220に接続しており、管路218は、シリンダ25の下部チャン
バ
222に接続している。上記連動弁は、管路216,218の一方、従って、上
部チャンバ220と下部チャンバ222の一方が上記圧力エア源に接続される一
方、他方が排出部に接続されるように作動する。これにより、シリンダ25は、
突出又は退避せしめられる。図26に示すように、シリンダ25は、管路218
を通して管路206から下部チャンバ222へ供給される圧力エアにより拡張せ
しめられ、一方、上部チャンバ220は排出される。シリンダ25を退避させる
ために、弁200は、センサ62,34の制御の下、上記ソレノイド202によ
り左側へ切り替えられ、これにより、管路216と上部チャンバ220とが適切
に圧力エアに接続され、一方、下部チャンバ222は排出される。
管路208は、同様にして、バルブ200に接続される。管路224は、この
バルブ200から第2シリンダ25の上部チャンバ226に接続される。そして
、管路228は、第2シリンダ25の下部チャンバ230に接続されている。図
示するように、このバルブ200は、圧力エアが管路208から弁200及び管
路224を通って上部チャンバ226に供給されるように効果的に位置し、これ
により、第2シリンダ25は収縮せしめられる。シリンダ25を拡張するために
、センサ61及び34の制御の下に、ソレノイド202により弁200は左側に
切り替えられる。この結果、圧力エアは、管路208から弁200及び管路22
8を通って下部チャンバ230へ供給される一方、上部チャンバ226は排気さ
れる。
管路212は、弁200に接続されている。管路232は、この弁200から
ピン30,31の一方のシリンダ32の上部チャンバ234に接続されている。
そして、管路236は、該シリンダ32の下部チャンバ238に接続されている
。図示するように、この弁200は、シリンダ32を拡張させるべく、圧力エア
が管路212から弁200と管路236とを通って下部チャンバ238に供給さ
れるように、効果的に位置せしめられる。そのシリンダ32を収縮させるために
、弁200は、センサ64の制御の下にソレノイド202により左側に切り替え
られる。結果的に、圧力エアは、管路212から弁200及び管路232とを通
って上部チャンバ234に供給され、一方、下部チャンバ238は排出される。
管路214は、弁200に接続されている。管路240は、この弁200から
ピン30,31の他方のシリンダ32の上部チャンバ242に接続される。そし
て、管路244は、その他のシリンダ32の下部チャンバ246に接続される。
図示されるように、弁200は、シリンダ32を収縮せしめるべく、圧力エアが
管路214から弁200及び管路240を通って上部チャンバ242に供給され
るように、効果的に位置せしめられる。そのシリンダ32を拡張するために、弁
200は、センサ65の制御の下に、ソレノイド202により左側へ切り替えら
れる。結果的に、圧力エアは、管路214から弁200及び管路244を通って
下部チャンバ246へ供給され、一方、上部チャンバ242は排気される。
上記の如く、切断動作、そして、より詳細には、適時実行されるシリンダ25
の拡張と収縮は、組合わされたセンサにより制御される各ソレノイド202及び
その結果切り替えられるそれらの弁200の作動及び不作動により制御される。
つまり、このセンサ34により、1つの完全な長さを有するテープ形状のテープ
・ハンドルの供給、及び、位置センサ35のセンサ61,62の一方とが感知さ
れるようになっている。詳細には、カム63の前縁63Aがセンサ61又は62
の前に位置するや否や、そして、上記弧状縁63Cが前に位置している限り、セ
ンサ61,62により、弁200を切り替えるためのシグナルが各ソレノイド2
02に送られ、各シリンダ25は拡張せしめられる。しかしながら、各シリンダ
25は、各ソレノイドがセンサ34からのシグナルを受け取るまでは、拡張せし
められない。これは、単一長さのテープ・ハンドルが供給されたときに正確に実
行される。従って、この切断動作は、センサ61又は62からの信号により準備
される。そして、この動作は、センサ34によりトリガされる。各シリンダ25
は、しかしながら、センサ61,62からの信号がソレノイド202に送られる
限り、つまり、上記弧状縁63Cがセンサ61又は62の前に位置している限り
、拡張された状態に維持される。このソレノイド202は、上記弧状縁63Cが
センサ61又は62を通過するときに、不作動になる。そして、各シリンダ25
は、退避せしめられる。シリンダ25を作動させたり不作動にしたりするための
論理(logic)は、ソレノイド202により維持される。
ピン30,31の動作は、より詳しくは、適時実行されるシリンダ32の伸長
と収縮は、センサ64,65により制御されるような各ソレノイド202及びそ
の結果切り替えられる各弁200の作動及び不作動により制御される。詳しくは
、上記前縁66Aがセンサ64又は65の前に位置するや否や、そして、弧状縁
66Cが該同一のセンサ64又は65の前に位置している限り、シグナルが各ソ
レノイド202に送られる。該シグナルが、ピン30又は31のシリンダ32用
の各ソレノイド202により受け取られている限り、そのソレノイド202は作
動せしめられ、そのバルブ200は切り替えられ、そしてシリンダ32は拡張せ
しめられる。上記後縁66Bがセンサ64又は65を通過するとき該ソレノイド
202は不作動になり、各シリンダ32は退避せしめられる。
スリーブ36,36’を備えた上記第1,2回転接続部には、管路210,2
16,218,224,228,232,236,240,244が備えられる
。管路210により、圧力エアが、スリーブ36’を通して上記真空形成手段5
1,51’に送られる。管路232,236,240及び244は、スリーブ3
6と接続しており、管路216,218,224及び228は、スリーブ36’
に接続している。
図2〜5を参照して、装置8の動作を以下に記載する。
荷Lは、たとえばベルト・コンベア2等のあらゆる周知の手段により、荷の経
路1沿いに位置するステーション3に到達する。この荷は、ステーション3を通
して、荷の経路1沿いにサイド・ベルト6,7により搬送される。このサイド・
ベルト6,7により、荷Lはステーション3を通して搬送される。装置8のレバ
ー16は、上記ブレーキ/クラッチ15のブレーキにより、荷Lの前面がそのア
ーム17又は18の一方に係合するように、所定の位置に方向付けられかつ保持
されている。図示の実施例においては、レバー16は、実質的に垂直方向に位置
せしめられている。図2において、アーム18は、荷の経路1と交差する方向に
位置している。ハンドル・テープTは、ロール源から供給され、レバー16によ
り、その非接着側がレバー16の面19に対向した状態で案内される。このテー
プTは、上記真空形成手段51又は51’と接続した開口22を備えた保持手段
により、レバー16のスライド面19に対して付勢される。テープTの貼着側は
、案内されてくる荷Lに対向するように露出している。アーム18のボデー21
は、また、シリンダ25と、それに連動するセンサ61〜63とにより制御され
て拡張位置にある。詳しくは、上記カム63は、アーム18のシリンダ25と連
動するセンサ61,62の一方がカム63の存在を感知するように位置せしめら
れている。レバー16の荷Lの搬入側に位置しているピン31は、突出しており
、一方、ピン30は、退避位置にある。ピン30,31の位置は、シリンダ32
及びセンサ装置64,65により制御 される。詳しくは、カム66は、ピン3
1のシリンダと連動するセンサ64,65の一方がカム66の存在を感知するよ
うに位置せしめられている。テープTの前縁部Fは、アーム18により案内され
る。このテープTの前縁部Fは、搬入されてくる荷Lに衝突する所定位置に設け
られている。該前縁部Fは、ハンドルHの貼着部である。
上記荷Lがレバー16のアーム18に当たったとき、テープTの前縁部Fは、
荷Lの前面に貼着される。これと同時に、レバー16は、予めセットされている
その初期位置から回転せしめられる。この動作は、電気式ブレーキ/クラッチ1
5のブレーキを不作動にし且つ(常に回転する)モータ13に対してシャフト1
2を接続するクラッチを作動させるセンサ33により検知される。このクラッチ
15の動作により、レバー16が回転せしめられる。さらに、この初期の衝撃と
、これに続くレバー16の回転とにより、その結果、カム63の後縁63Bは、
アーム18のシリンダ25と連動するセンサ61及び62の一方を通過する。従
って、アーム18のボデー21は、直ちに退避する。
上記クラッチが作動した状態で、シャフト12は、回転せしめられる。そのよ
うな回転時に、ハンドル・テープTは、突出したピン31により、荷Lの上面か
ら所定距離隔てられた状態に保持される。従って、ループMが形成される。この
ループ部Mは、テープTの貼着側の非貼着部に対応している。
シャフト12の回転速度は、荷の経路1沿いの荷Lよりも、アーム18が速く
回転するようにセットされている。従って、アーム17は、それがその実質的に
垂直な位置に移動する前に、荷Lの背面に当たる。テープTの貼着部は、このと
き、アーム17上に位置している。そして、該部は、レバー17との衝撃の結果
、荷Lの背面に貼着される。ピン31は、アーム17が荷Lに当たる前に退避せ
しめられ、これにより、テープTが自由に貼着される。再度、これは、カム66
の位置により、より詳しくは、ピン31に関連するセンサ64及び65の一方に
対する後縁66Cの位置により制御される。一旦、レバー16が180゜回転後
にアーム17がその実質的に垂直な位置に達したとき、センサ33により、上記
ブレーキ/クラッチ15のブレーキが作動せしめられ、レバー16の回転が停止
する。この位相は、図5に大略的に示している。また、上記切断動作は、以下に
詳述するように行われる。
切断動作は、それにより、十分な長さのハンドルが繰り出されたことが検知さ
れた後に、光学式センサ34により作動せしめられる。さらに、この切断動作は
、アーム17のボデー21とブレード23とを作動させ且つ制御する位置検知手
段35との組み合わせにおいて作動せしめられる。換言すれば、アーム17のシ
リンダ25のセンサ61又は62は、カム63を検知しなければならず、しかも
、上記光学式センサ34は、切断を実行するためにハンドルの全体長さの通路を
検知しなければならない。この光学式センサ34により、アーム17のシリンダ
25を作動させる正確な瞬間が制御される。この切断は、レバー16のアーム1
7が荷Lの背面にちょうど当たった時に実行されることが好ましい。ハンドルH
の長さは、荷Lの寸法構成に応じて選択される。上記光栄式センサ34は、たと
えば、ハンドル・テープTの不透明な非貼着部の通路を読み取る周知の光電セル
である。選択的に、それは、レバー16が180゜完全に回転したときに、上記
位置感知手段35の制御のみの下で切断作業を実行するように決定されるように
してもよい。しかしながら、これは、操作が不規則になったときに問題を生じる
可能性があるわずかな外れがあり得るため、好ましくない。
事実上、上記ハンドル・テープは、予め設定された類似の各ハンドルの連続体
であり、各ハンドルは正確に同一長さを有し、一方、荷Lは時として不規則な形
状であってもよいことが留意されるべきである。もし、その切断部が、該ハンド
ルの連続体において特別に設定されていない場合には、荷における小さい寸法構
成上のエラーが最初の作業サイクルから順次蓄積して、結果的に、完全な作業ミ
スのもたらされる可能性がある。このような不良作業は、テープTの貼着面の非
貼着部が荷Lの前面又は背面に貼着されようとするときに起こり得る。
さらに、貼着の1サイクル時にエラーが生じる可能性がある。このような場合
、1つ以上の荷には、ハンドルが取り付けられなかったり、ハンドルが誤用され
たりするであろう。しかしながら、もし、切断動作が各ハンドルの長さをもって
設定されているならば、該動作は、上記ステーションを停止させたり本装置を再
調整する必要なく自動的に常態に復帰するであろう。
一旦、この切断作業が始まると、上記エア・シリンダ25は拡張せしめられる
。そのストロークの第1部分において、ブレード23のみがレバー16のアーム
17から突出せしめられる。上記ボデー21は、アーム17内に留まっている。
テープ・ハンドルHは、従って、ブレード23により、テープTから直ちに切断
されることになる。図8を参照されたし。このシリンダ25のストロークの第2
部分において、ボデー21とブレード23とは、共に、アーム17から突出せし
められる。結果的に、貼着されたハンドルHの後縁Bは、荷Lの背面に完全に貼
着される。図9を参照されたし。換言すれば、ボデー21の伸長により、該後縁
Bは、荷Lに対してより完全に貼着される。再度、この動作は、アーム17のシ
リンダ25と関連するセンサ61及び62の一方の前に位置するカム63の動作
により制御される。
1つの作業サイクルが終了すると、図9及び図2に示すように、ブレード23
とボデー21は、それらの突出位置に保持される。従って、そのとき、レバー1
6のアーム17は、荷の経路1に交差して位置せしめられ、次ぎに搬入される荷
Lと当たるように準備される。上記の如く、荷がアーム17に当たり、カム63
の後縁63Bがアーム17のシリンダ25のセンサ61又は62近傍を移動した
後、直ちに、ボデー21とブレード23とは、退避せしめられる。次ぎの貼着動
作は、アーム17が初めて次ぎの荷Lに当たりアーム18により次ぎのハンドル
Hの貼着が完了する点を除いて、上記した動作と全く同様である。従って、この
アーム17及び18は、交互に荷Lにより当てられることになる。
本発明の他の実施例にかかる装置は、図14〜18を用いて機能的に記載され
る。上記の如く、本発明の装置は、ただ1つのアームを備えたレバーをもって作
動させることができる。しかしながら、この駆動手段により、荷が該荷Lの経路
内の停止位置に位置したアームに当たる結果、ハンドルHを貼着する度に、単一
レバーは略360゜回転せしめられねばならない。
より詳しくは、荷Lは、ベルト6,7により、荷の経路1沿いにステーション
3方向へ搬送され、荷の経路1に交差して停止しているアーム18に当てられる
。この初期状態において、アーム18に関連するボデー21と、そのブレード2
3とは、突出せしめられている。さらに、ピン30は、その退避位置にある。各
ハンドル貼着時にアーム18が1回転することが必要とされ、唯1つのピン30
が必要とされる点が注目される。アーム18に対して位置している部分Fである
テープTの第1部は、貼着部である。この位相は、図14に図示している。
上記荷Lがアーム18に当たったとき、テープTの上記部分Fは、荷Lの前面
に貼着される。これと同時に、アーム18は、その初期停止位置から移動せしめ
られ、この動作は、上記センサ33に類似の(不図示の)第1ピストン・センサ
手段により検知される。この動作により、そのブレーキは不作動となり、そして
、クラッチが作動せしめられ、モータ13とシャフト12とが接続される。この
衝突により、アーム18の360゜の回転が開始せしめられる。この動作の位相
は、図15に示される。
上記アームが半回転した後に、ピン30が突出せしめられる。これは、唯1つ
のセンサが単一のカムと共に必要とされる点を除いて、図24に示したのと類似
の位置検知手段により制御される。この単一のセンサにより、ピン30と連動す
るエア・シリンダ32が作動して突出せしめられる。このハンドル・テープTは
、ループ部Mを形成するべく、荷の上面から所定間隔隔てられた状態に保持され
る。上記ループ部Mを形成するこのハンドル・テープの対応部分は、ハンドル・
テープTの貼着面の非接着部からなる。この位相は、図16に示される。
上記シャフト12の回転速度は、アーム18が、経路1沿いに移動する荷Lよ
りも速く動作するように設定される。それ故、アーム18の他の面が、荷Lの背
面に当たる。この瞬間においては、アーム18により案内される該テープTの後
部Bは、貼着部となっている。従って、それは、衝撃の結果、荷Lに貼着される
。テープTが荷Lに自由に貼着されるように、アーム18が荷Lに当たる前にピ
ン30が退避せしめられることは注目されるべきである。再度、この退避は、上
記センサ手段と、ピン30と連動するエア・シリンダ32の不作動とにより制御
される。この機能的な位相は、図17に示される。
一旦、アーム18が再度荷の経路1内のその停止位置に復帰せしめられたとき
、(不図示の)上記第1位置感知手段により、上記ブレーキは再度作動せしめら
れ、かつ、上記クラッチ15は不作動となる。従って、アーム18は、略360
゜回転した後に回転が停止せしめられる。この機能的位相は、図18に示される
。この動作の後半部で、以下により詳しく記載するように、テープTは切断され
る。
上記したように、この切断動作は、十分な長さのハンドルが繰り出されたこと
を検知する光学式センサにより作動せしめられる。さらに、センサ61及び62
の一方のみを有する点を除いて、図25に示すような第3位置センサ手段により
、その切断動作が準備されるようになっている。上記の如く、作動する瞬間に、
正確に、その光学式センサにより制御されることが好ましい。この切断動作は、
通常、アーム18が荷Lの背面に当たった直後に実行される。このハンドルHの
長さは、荷Lの寸法構成に応じて選択される。この切断動作は、上記の如く、ア
ーム18のブレード23とボデー21とが組合わされた動作が後続するところの
ブレード23のみの初期動作を含む。このロスト・モーション機構により、テー
プTの初期切断が実行されて、後縁Bが荷Lの背面に完全に貼着されて個々のハ
ンドルHが形成されるようになっている。この作業サイクルが終了すると、ブレ
ード23とボデー21とは、それらの突出位置に保持される。そして、それらは
、次ぎに搬入されてくる荷Lにより当てられるように準備される。再度、次ぎに
搬入されてくる荷がアーム18に当たった後、どちらも、第3位置センサ手段の
制御の下に退避せしめられる。
ところで、本発明に係る他の実施例の装置は、図19に示される。図19の実
施例は、より調整装置自在な装置を提供するべくその支持機構が幾分異なってい
る点、及び、個々のハンドルを形成するテープをなすハンドル・テープを製造す
るための製造手段が装置の一部として付加的に設けられている点を除いて、基本
的に、図1の実施例と同様に機能する。
以下に、上記実施例の部分と異なった部分に焦点を合わせて詳細に記載する。
図1の実施例と同様、図19に示す如く、Lは、単純なボックスや、幾つかの
他のパッケージや物品からなる一般的な荷を示している。この荷Lは、荷の経路
101に沿って搬送される。この荷の経路101は、たとえば、上記荷の経路1
01の一部をなす多数のアイドル・ローラ105を備える。この主題となってい
る装置の荷の経路101の略中央部には、ハンドルHを荷Lに貼着するためのス
テーション103が備えられている。この荷Lは、荷の経路101に沿って搬送
される。このステーション103は、一般的に、支持機構154を備える。この
支持機構154は、2つの側板109及び110を備え、該側板109,110
により、本発明のハンドル・テープ製造装置155及び貼着装置108が支持さ
れるようになっている。
上記の如く、ハンドルHは、ハンドル・テープTの形状で装置108に供給さ
れる。しかしながら、この実施例において、このハンドル・テープは、また、ハ
ンドル・テープ製造装置155により、ステーション103において製造される
ことが好ましい。
そのような装置155は、たとえば、ここに参照用として十分に挙げられた米国
特許第4906319号に記載された装置等の周知のタイプである。基本的に、
このハンドル・テープ製造装置155により、片面貼着テープが、連続的なテー
プ・ハンドルからなるハンドル・テープTに変形される。この作業は、ストリッ
プ材料からなる個々の分離した長さを有する第2テープを、上記貼着テープの所
定間隔を有して隔てられた部分に沿って貼着することにより実行される。各ハン
ドルの長さ、及び、その非接着部は、特定の荷Lのための仕様書に従って決めら
れる。この結果、このハンドル・テープTは、上記ハンドル・テープ製造装置1
55から、上記したものと同様な方法で荷Lに貼着するためのレバー116に供
給される。
図20〜22を参照すると、本装置の上記支持機構は、上記荷の経路101と
同一側に位置する側板109及び110を備える。テープ・ハンドルを荷Lに貼
着するための本発明の装置108は、上記2つの側板109及び110に対して
調整自在に備えらえる。より詳しくは、上記2つの側板109及び110に設け
られたスロットS内に摺動自在に係合するその部分を有する1対のL型フレーム
部材156及び157が備えられる。このL型フレーム部材156及び157は
、周知の如く、上記側板109及び110に対して調整自在に移動することがで
き、これにより、実質的にその水平な脚部が、アイドル・ローラ105により形
成される荷の経路Lのレベルから所定領域内において水平位置にセットされるこ
とができるようになっている。好ましくは、このような調整や位置決めをなすた
めの(不図示の)親ネジ機構が用いられる。該親ネジ機構は、上記側板109,
110内に設けられることができ、或いは、上記フレーム部材156と、157
と、本装置用支持フレームの他のあらゆる非移動部との間のどこにでも設けられ
ることができる。このL型フレーム部材156及び157は、さらに、それらが
単一機構として共に移動するように、互いに接続されている。
動力式サイド・ベルト106及び107は、このL型フレーム部材156及び
157の実質的に水平な脚部の下方に、調整自在に設けられている。リセット自
在な従来式クランプ機構が備えられており、これにより、その接続を調整できる
ようになっている。従って、この動力式サイド・ベルト106及び107は、荷
の経路101の位置と、荷の経路101沿いに搬送される荷Lの幅寸法に応じて
調整されることができる。
上記L型フレーム部材156及び157に接続された中間支持機構158が、
また、備えられている。この中間支持機構158により、さらに、シャフト支持
/ベアリング機構158Aが移動自在に支持されている。そして、このシャフト
支持/ベアリング機構158Aにより、回転シャフト112が、上記荷の経路1
01上に支持される。この支持/ベアリング機構158Aは、クランク159に
より駆動されることができる親ネジ装置160により、垂直方向に調整自在に上
記中間支持機構158に接続されている。この親ネジ160は、その回転が上記
支持/ベアリング機構158Aのネジが形成された非回転部と作用し合うように
、軸位置に固定されており、これにより、上記支持/ベアリング機構158Aが
、親ネジ160に沿って垂直方向に移動せしめられる。従って、この回転シャフ
トは、上記L型フレーム部材156及び157に対して垂直方向に調整自在にな
っている。該L型フレーム部材156及び157は、上記の如く、それ自体、支
持装置154の他の部分に対して垂直方向に調整自在になっている。これにより
、上記動力式サイド・ベルト106及び107が垂直方向及び水平方向に調整可
能となるのみならず、上記回転シャフト112が上記動力式サイド・ベルト10
6及び107に対して垂直方向に調整自在になる。
上記回転シャフト112の部材は、図1の実施例に示したものと同一である。
詳しくは、1対の両アームを有するレバー116が備えられる。このレバー11
6は、特定の荷Lに対する荷の経路101内に延在する。その適切なセンサと、
空気接続部と、制御装置とが、また、同様に備えられる。これらの部材の記載と
動作は、上記したものと全く同様であり、これらの特徴点について、これ以上説
明はしない。
また、上記中間支持機構158と、上記支持/ベアリング機構158Aと、上
記回転シャフト112とは、1ユニットとして、上記側板109及び110に対
して垂直かつ上記荷の経路101上に延在する軸、の回りに回転自在であること
ことが好ましい。図20に示すように、これは、上記中間機構158の垂直部か
ら延在するピボット・ピン190を備えることにより実現される。この中間機構
158は、L型フレーム部材156及び157を備えた該接続機構の垂直部に備
えられたベアリング面により軸支される。このピボット・ピン190は、例えば
、C−クリップ等により、ベアリング面に取り付けられることができるようにす
ると都合がよい。さらに、この回転接続部は、上記中間機構158を上記L型フ
レーム156及び157に対して複数箇所でロックするための手段を含むことが
できる。このようなロック手段は、あらゆる周知の摩擦ロックや、戻り止めロッ
ク等を備えることができる。
このように回転を調整するための方法は、図21及び22に示される。この方
法は、さらに、上記L型フレーム部材156及び157が、単に、上記支持フレ
ーム154に対して垂直方向に調整自在であるのみならず、それらは、また、上
記支持部材109及び110に垂直に延在しかつ上記荷の経路101上に延在す
る1ユニットとして軸を中心として回動自在である点において有利である。さら
に、上記サイド・ベルト106及び107は、また、上記L型フレーム部材15
6及び157に対して調整自在であることができる。これを実現するために、プ
レート169が、上記側板109,110、及び上記L型フレーム部材156,
157の間に機能的に設けられる。このプレート169は、上記側板109及び
110に設けられたスロットS内に摺動自在に係合する部材175及び176を
備える。このプレート169は、従って、従来式調整機構により、上記側板10
9及び110に対して垂直方向に調整自在である。このL型フレーム部材156
及び157は、さらに、該L型フレーム部材156及び157の実質的に垂直な
部分間を接続するバック・プレート180により接続される。
上記バック・プレート180とプレート169との間には、ピボット・ピン1
82とベアリング機構170とが備えられ、バック・プレート180、従って、
上記L型フレーム部材156及び157とが、プレート169に対して軸支され
ている。また、バック・プレート180から延在し、プレート169のスロット
173及び174内に係合するガイド・ピン171及び172が備えられている
。該スロット173及び174により、上記L型フレーム部材156及び157
の上記ピボット・ピン182を中心とする回動の限界が決定される。このバック
・プレート180及びプレート169は、上記ピボット・ピン182と一体的に
設けられることができる、或いは、上記ピン171,172の一方又は両方に設
けられることができる、周知のあらゆるロック手段により、互いに軸支位置でロ
ックされるようにすることができると都合がよい。この機構により、装置が置か
れるフロアに平行ではない荷の経路101に対応させるべく、本発明の装置10
8を傾斜させることが可能になる。
また、上記回転シャフト112と、その駆動モータ113と、ベルト114と
、ブレーキ/クラッチ115とは、上記の如く、すべて、上記支持/ベアリング
・
アセンブリ158Aから支持されており、これにより、相互に共に移動自在にな
っている。さらに、また、図23〜25に示す如くセンサ機構が、上記回転シャ
フト112に備えられる。
上記ピン130及び131用シリンダ132を制御するセンサについて、図2
4に示されかつ上記したのと同様のセンサが使用される。レバー116内のシリ
ンダを制御して切断したり該レバー116のボデーを突出させたりするためのセ
ンサに関しては、図25に示しかつ上記したセンサと同様のセンサが、また、使
用される。しかしながら、このブレーキ/クラッチ機構115を制御するために
、図23に示す如くクラッチ115の作動及び不作動とその制動を制御するため
のセンサ機構を用いることが意図されている。
詳しくは、そのカム168は、単一の誘導式センサ167により感知される2
つの丸い突出部168A及び168Bを備えている。このセンサ手段は、上記レ
バー16を略180゜回転移動させるべく上記クラッチのオン/オフをトリガす
る上記センサ33の代用となる。この場合、上記丸い突出部168A及び168
Bの両方が上記誘導式センサ167により感知されたとき、該両方の丸い突出部
168A及び168Bにより、上記機構115のクラッチ115は不作動となり
、かつ、上記シフト112のブレーキが作動せしめられる。荷Lがレバー116
に当たったとき、上記誘導式センサ167のちょうど正面に位置する丸い突出部
168A及び168Bの一方が、回転してセンサ167を通過する。そして、上
記機構115ののクラッチが作動して、シャフト112がモータ113により回
転せしめられる。このような回転は、次ぎに移動せしめられる上記丸い突出部1
68A又は168Bが上記誘導センサ167のちょうど正面に移動するまで、略
180゜継続(又は、アームが1つである場合には、360゜)する。
本発明の範囲内において、本発明に係る他の種々の変形例や実施例が可能であ
ることが理解される。本主題の装置の調整自在な機構は、いずれも、動力駆動式
又は手動式であることができる。さらに、上記動作をトリガしかつ制御するため
に、他の多くのタイプのセンサ機構を使用することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY,
CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H
U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN
,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,
SD,SE,SK,UA,VN
【要約の続き】
ム上に、ハンドルの貼着部の1つが露出しており、これ
により、そのような貼着部は、荷に貼着されることがで
きる。その直後、荷の衝撃により、レバー駆動手段が作
動して、レバーは所定の回転速度で略180゜回転せし
められ、レバーの他方のアームが荷の背面に当てられ
る。その瞬間に、そのレバーのそのような他方のアーム
上に露出しているハンドルのその他方の貼着部が、荷に
貼着される。このようにして、ハンドルの2つの貼着部
が荷の隔てられた部位に貼着され、非貼着面が荷の上の
それらの間に延在する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.経路に沿って搬送される荷に貼着式ハンドルを貼着するための装置において 、 上記経路に交差する位置に少なくとも1つのアームを有するレバーと、 上記レバーに設けられた保持手段であって、レバーの上記アーム上に位置する ハンドル・テープを、その非貼着面がアームに付勢されかつその貼着面が露出し た状態で搬送するための保持手段と、 上記経路上に搬送される荷が、該経路に交差する上記レバーのアームに当たっ たときには、常に、上記レバーを回転させるためのレバー駆動手段と、 上記レバーに備えられハンドル・テープを切断してハンドルを形成する切断手 段とを備えたことを特徴とする装置。 2.上記レバーは、上記経路に交差する位置に1つのアームを備え、 上記レバー駆動手段により、上記経路上に搬送される荷が上記経路に交差する 上記レバーの上記アームも当たったときには、常に、上記レバーは略360゜回 転せしめられるようにした請求の範囲第1項記載の装置。 3.上記レバーは、2つの対向するアームを備え、 該各アームは、上記経路に交差する位置に順次位置し、 上記レバー駆動手段により、上記経路上に搬送される荷が該経路に交差する上 記レバーの上記アームに当たったときには、常に、上記レバーは略180゜回転 せしめられるようにした請求の範囲第1項記載の装置。 4.上記レバーは、ハンドル・テープ用の反対側に位置する2つの滑らかな摺動 面を備えたバーであってその間に位置する該バーの2つの丸形端部により上記2 つの摺動面が接続されたバーである請求の範囲第1項記載の装置。 5.上記レバーの上記丸形端部は、上記レバーに対して、上記ハンドル・テープ の摺動を容易ならしめるレスト・ポジションと、上記ハンドル・テープから切断 された上記ハンドルの上記荷の背面への貼着が改善されるように協働するラップ ・ポジションとの間で移動自在なボデー上に形成された請求の範囲第4項記載の 装置。 6.上記保持手段は、上記レバーの上記摺動面に形成されかつ真空源に永久的に 接続された開口を備えた請求の範囲第1項記載の装置。 7.上記切断手段により、ハンドルが一旦上記荷に貼着されたときに、該ハンド ルが切断されるようにした請求の範囲第1項記載の装置。 8.上記切断手段は、上記レバーの上記丸形端部の先端位置に横方向に設けられ た各アーム用ブレードを備え、 各ブレードは、上記レバーに対して、それ自体の空気手段により、上記レバー の上記丸形端部から突出しないレスト・ポジションと、該丸形端部から突出する カット・ポジションとの間で駆動されるようにした請求の範囲第1項記載の装置 。 9.上記ブレードの上記空気手段によって、また、先ず上記ブレードを上記丸形 端部から押し出した後に該丸形端部自体の上記ボデーを前方に押し出すようにし たロスト・モーション装置により上記レバーの上記丸形端部が作動せしめられる ようにした請求の範囲第8項記載の装置。 10.上記空気手段は、上記ブレードに連続しかつ上記丸形端部のボデー内に設 けられた各シートに係合するスライディング・ハンマ・ヘッド、に接続された空 気シリンダを備え、 該ハンマ・ヘッドは、上記シート内において、上記ブレードの上記丸形端部か らの突出に対応するストロークを有し、 上記空気シリンダのストロークは、上記シート内における上記ハンマ・ヘッド の上記ストロークよりも、上記丸形端部の上記ボデーの上記レバーからの突出の 値に対応する値だけ大きい請求の範囲第8項記載の装置。 11.上記ブレードの上記空気手段は、いずれのアームが作動されるべきかを感 知する位置センサと、供給されるハンドル・テープの方向に向けられ1つの完全 なハンドルが何時供給されたかを感知する光学式センサとが組み合わされた動作 により作動せしめられるようにした請求の範囲第8項記載の装置。 12.上記レバーの中央から側面方向に突出する該レバー上の位置に設けられた 伸縮自在な1つのピンを有するループ形成装置を備え、 上記ピンは、空気手段により、退避位置と突出位置との間で駆動されるように した請求の範囲第2項記載の装置。 13.上記レバーの中央から側面方向に突出する該レバー上の各位置に設けられ た伸縮自在な2つのピンを有するループ形成装置を備え、 上記各ピンは、それ自体の空気手段により、退避位置と突出位置との間で夫々 駆動されるようにした請求の範囲第3項記載の装置。 14.上記レバー駆動手段は、電気モータと電動式ブレーキ/クラッチとを備え 、 該モータと該ブレーキ/クラッチとは、上記レバーが上記荷の衝撃によりいつ 移動せしめられたかを検知する位置検知手段により作動せしめられるようにした 請求の範囲第1項記載の装置。 15.上記装置は、2つの側板に対して摺動自在に係合せしめられ、これにより 、上記荷の上記経路に対して上記装置の高さが調整されるようにした請求の範囲 第1項記載の装置。 16.上記レバーは、回転シャフト上にキーにより固定されており、 該回転シャフトは、エンドレス・スクリュー機構が備えられた支持装置に支持 されることにより、上記経路に対する上記回転シャフトの高さが調整されるよう にした請求の範囲第1項記載の装置。 17.上記装置は、2つの突出ビームに摺動自在に係合する2つの動力式サイド ・ベルトを備え、これにより、該動力式サイド・ベルト間の空間幅が調整される ようにした請求の範囲第1項記載の装置。 18.上記装置は、2つの側板に摺動自在に係合する支持プレートに回転自在に 接続された請求の範囲第1項記載の装置。
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