JPH08502498A - 低アレルゲン性タンパク質 - Google Patents

低アレルゲン性タンパク質

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JPH08502498A JP6510573A JP51057394A JPH08502498A JP H08502498 A JPH08502498 A JP H08502498A JP 6510573 A JP6510573 A JP 6510573A JP 51057394 A JP51057394 A JP 51057394A JP H08502498 A JPH08502498 A JP H08502498A
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Abstract

(57)【要約】 タンパク質のサイズにおける変更並びにその効果のモニタリング及びテストを通して、ヒト及び動物におけるアレルギー反応を剌激する能力が低下した分子を選択する。このタンパク質の精製、加工又は調整におけるこの後のそのタンパク質それ自体の生産の間のいずれかの製造方法が提供される。この変更されたタンパク質は、工業、家庭、食品/飼料又は医薬において使用されることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 低アレルゲン性タンパク質発明の分野 本発明は、低アレルゲン性タンパク質に並びにタンパク質、特に酵素を含む工 業的に製造されたタンパク質を物理的又は化学的に変更してそれらの前駆体より も低いアレルゲン性にするための方法に関する。さらに、本発明は、このような タンパク質を含む組成物、並びに家庭、工業、食品/飼料及び医薬を含む様々な 分野におけるこの低アレルゲン性タンパク質又はこの組成物の使用に関する。発明の背景 益々多くのタンパク質が、工業、家庭、食品/飼料及び医薬における使用のた めに、工業的に製造されている。タンパク質であるために、それらはヒトを含む 動物の免疫系を剌激することができる。 提示の方法に依存して、タンパク質は、異なる種類の抗体の産生及び/又は細 胞応答を顕出することができる。これらの経路の中の少なくとも1は、ヒトを含 む動物において有害な効果を与えることができる。 IgG(ヒトにおけるもの、及び動物において匹敵する効果をもつ分子)は、ア レルギー状態を導き、鼻炎、結膜炎、等様の徴候を与えることができる。 一般的には、ヒトを含むほとんどの動物が、有害効果を作り出すであろう程度 までこれらのタンパク質に晒されないが、それらにとってこれらの現象がかなり 重要であるところの特定の危険群が存在する。 この危険群は、工業生産又は研究部門、等における人員であることができる。 しかしながら、このようなタンパク質製造の増加した使用は、消費者としてタ ンパク質を使用する者又はその他影響される者を導くことができるであろう。さ らに、それらの使用及びその環境上への処分後のこれらのタンパク質の効果並び にそこに生活するヒトを含む動物が、増加すると予想される。 工業的タンパク質に関して、アレルギー反応に関連する問題を避けるための本 方法は、一般的に、その免疫系を剌激することからダスト形態におけるタンパク 質を特に回避するために、そのタンパク質を固定し、粒状化し、コーティングし 又は溶解する様々な方法から成る。 いずれにしても、エアロゾル形態においてタンパク質ダスト又は溶解タンパク 質をもつ危険が、未だに存在するであろう。それ故、いくつかのタンパク質の放 出は、このような暴露に感受性であるものにおいて可能性のあるアレルギー反応 を導くことを生じさせることができる。 この問題を軽減する他の方法は、例えば、バクテリアにおける生産のためにヒ ト起源のタンパク質を選択してきた。これは、動物のためではなく、ヒトのため に、いくつかの問題を軽減することができる。さらに、多くの場合に、ヒト起源 の所望の性質をもつタンパク質を発見することができないであろし、それ故に、 他の起源を考えなければならない。これは、その分子内の1以上の位置内で変更 されて所望の性能を与えるいずれかのヒト・タンパク質であることができる。あ るいは、それは、バクテリア、カビ、等を含む他の種からの分子であることもで きるであろう。後者の群の生成物のすべては、免疫刺激についての効力をもつで あろう。 アレルゲン性を減少させるさらなる提案は、そのタンパク質分子のサイズを減 少させることである(例えば、日本国特許出願第4112753号、又はリサーチ開示 第335102号を参照のこと。)。しかしながら、これは、そのタンパク質の活性が 重要でないときに、あるいは問題のタンパク質の活性がそのタンパク質の破壊に もかかわらず保持されているようななまれなケースにおいてのみ、利用可能であ る溶液である。 最近、タンパク質工学の使用が、エピトープ・マッピング及びその後のそのア レルゲン性エピトープの変更を通してタンパク質のアレルゲン性を減少すること が示唆されている(国際特許出願第WO 92/10755号を参照のこと。)。しかしな がら、この手順は、普通には、研究及び開発において多額の投資を必要とする。 医薬分野においては、タンパク質への1以上のポリマー分子の付着を通してタ ンパク質の抗原性又はアレルゲン性を減少させることから示唆が成された。これ は、普通には、他の巨大分子構造とのそのタンパク質の相互作用による妨害の効 果をもつ。 このような結合体も新規の特性を示すことができる:例えば、欧州特許第38 1 54号は、免疫抑制特性をもつ多糖類とのアレルゲンの結合体について開示してい る。 ポリマーへのタンパク質の付着は、一般的に、そのタンパク質の活性を低下さ せ又はそのタンパク質とその支持体との間の相互作用妨害する効果をもつ。 欧州特許第183 503号は、可逆性連結基により少なくとも1の水溶性ポリマー に連結された医薬として有用なタンパク質を含んで成る結合体を提供することに よる上記の概念の開発について開示している。発明の要約 本発明の第一の目的は、新規の低アレルゲン性タンパク質、特に、そのオリゴ マーがその活性を実質的に保持している親モノマー・タンパク質のオリゴマー形 態を含んで成る低アレルゲン性タンパク質を提供することである。 本発明は、さらに、タンパク質、特に酵素を含む工業的に製造されたタンパク 質を物理的又は化学的に変更してそれらの前駆体よりも低いアレルゲン性にする 方法に関する。この変更は、その所望の用途のためのそのタンパク質の活性を実 質的に保持しながら、そのタンパク質の有効サイズを湿った上皮の膜バリアの通 過可能なサイズを上回るサイズに変更することを通して行われる。 本発明に従えば、サイズにおける変更は、問題のタンパク質のオリゴマー形態 を得るためにそれ自体いくぶん知られた様々な方法を通して行われ、その後にそ のオリゴマー・タンパク質が、それらの所望の活性についてテストされる。これ が満足できる場合、そのタンパク質は、その後それらのアレルゲン性についてテ ストされる。 本発明は、この態様において、これらのタンパク質のその後の使用を不可能に せずに、タンパク質のサイズを増加させる方法の選択にも関する。これは、その タンパク質の結合/連結の間にその活性/官能性をそのままに残すこと、又は問題 のタンパク質を通して、例えば、その結合若しくは連結分子を分けることにより そのモノマー形態への復帰後にその元の活性/官能性を取り戻させること、のい ずれかにより、達成される。 本発明の1の特定の態様に従えば、サイズにおける増加は、多数の”元の”タ ンパク質を含んで成るタンパク質、例えば、そのタンパク質のジ-、トリ-、又は テトラマーをコーディングしているDNA配列を好適な宿主に挿入し、そしてその 後に、そのタンパク質の この低アレルゲン性ポリマー形態を発現させることを通して、得られる。あるい は、DNA配列は、1の組み合わせタンパク質を与える1の組み合わせ配列内に配 置された異なる酵素のための多数のコーディングを含んで成ることができる。こ のDNA配列は、好適な宿主内に挿入され、その後、この組み合わせタンパク質 のこの低アレルゲン性ポリマー形態が発現される。 本発明は、さらに、このように修飾されたタンパク質の生産及び商業化に関す る。ここで、特に重要なのは、工業的な酵素、食品/飼料タンパク質、家庭及び 医薬における使用のためのタンパク質である。 本発明の第三の態様は、本発明に係る低アレルゲン性タンパク質を含んで成る 組成物に関する。例えば、食品/飼料組成物、洗剤組成物、又はヒト若しくは動 物の体における治療及び/又は診断において使用される組成物である。 本発明の第四の態様は、先に述べた組成物の使用に関する。図面の簡単な説明 本発明を、実施例及び図面を参照しながら明細書の以下の部分においてより詳 細に記載する。ここで、 図1〜5は、本発明に係るタンパク質を示し、ここで、タンパク質のサイズが 本発明に係る方法を通して増加される。 図1中、2つの同一のタンパク質が、”リンカー”タンパク質又はペプチドを 通して可逆的に結合されている。このリンカーにより、併合された分子の全サイ ズが膜通過のための限界を超える。 図2は、3つの同一のタンパク質の可逆的連結を示している。 図3は、3つの同一のタンパク質の不可逆的連結を示している。 図4は、多数のアミノ酸から成るスペーサーを介して一緒に連結 された元の分子に同一な多数のモノマーを示している。 この連結アミノ酸は、例えば、この配列のアミノ酸と特異的に反応する酵素的 消化を使用して、破壊又は分解されることができるであろう。 図5は、タンパク質と連結分子が同時生産され、そして互いに反応してより大 きな分子単位を形成する場合の構造を示している。発明の詳細な説明 本発明は、一般的にタンパク質のアレルギー能に関する。 湿った上皮に導入されたタンパク質は、それらがその膜バリアを貫通する場合 に、その免疫系を剌激する危険を課す。これらの領域における免疫コンピテント 細胞の刺激は、ヒトにおいてIgE、及び動物においてこれに匹敵する働きをもつ 抗体の産生を、しばしば導くであろう。IgEが産生される場合、アレルギーの徴 候が発展する危険が存在する。他方において、皮下的又は腹膜内に導入された上 記と同一の分子は、正常には、IgM及びIgGの産生を剌激するであろう。それ故、 タンパク質の提示の方法は、アレルギーの徴候の発展の危険にとって重要である 。 免疫系を刺激するタンパク質のための本質的な基準は: A)それが、体内の免疫コンピテント細胞に提示され、 B)それが、その体に外来性であり、 C)それが、反応に繋がる免疫系における細胞-細胞協調を許容するサイズであ る、 である。 3つの基準のすべては、多くの場合に、慣用の今日の製造方法により製造され るタンパク質により満たされることができるであろう。 多くの工業的に製造されたタンパク質について、基準(A)及び( B)は、除去されることは出来ず、そしてそれ故、本発明は、その分子のサイズに 対して焦点を合わせられる。例えば、ダスト形態のタンパク質の提示は、特に鼻 だけでなく、咽頭(pharynx)、喉頭(larynx)、肺及び胃腸系の湿った上皮を通過 するであろう。 本発明に従って、タンパク質分子は、上記の湿った上皮の膜バリアの貫通を不 可能にするようにサイズにおいて増加される。 このサイズの増加は、基本的には、5つの異なる方法において得られることが できる: 1)タンパク質を、可逆的結合性タンパク質又はペプチド、例えば、酵素阻害剤 又は抗体又はその部分と、結合させることにより、そのタンパク質と一緒になっ たものは、膜バリアを通過することができない程に大きなサイズをもつ。これは 、1のタンパク質分子をタンパク質/ペプチド結合性分子と単に組み合わせすこ と、又はタンパク質分子のための2以上の結合性部位をもつタンパク質/ペプチ ド結合性分子を使用すること、のいずれかにより、達成されることができる。い ずれかの方法において、その全サイズが、本発明に係る低アレルゲン性タンパク 質であることを保証するために通過のためのサイズを超えなければならないであ ろう。そのタンパク質のその後の使用において、そのタンパク質/ペプチド結合 性分子が分けられる。目的のタンパク質は持続し又はその元の活性/官能性を再 開している。2つの同一の目的タンパク質が他の”結合性”タンパク質又はペプ チドにより可逆的に結合されている図1を参照のこと。これにより、その結合し た分子の全サイズが膜の通過のための限界を超えている。目的タンパク質と結合 性タンパク質/ペプチドとのいずれかの他の組み合わせを使用することができる 。サイズ以外の重要なパラメーターは、その結合の可逆性並びにその目的タンパ ク質の持続性又は再開された活性/官能性である。 2)可逆性ジ-、オリゴ-又はマルチマー性リンカー分子をそのタンパク質分子に 結合させることによる。このタンパク質は、それ故に、未だ、そのリンカーの別 れるか否かにかかわらずタンパク質として作用するであろうが、それらのサイズ は、その通過可能なサイズを超えるであろう。3つの同一な目的タンパク質の可 逆的な連結が行われている図2を参照のこと。このリンカーのサイズは、重要で あることも又はないこともできる。そのリンカーへのタンパク質のジ-〜マルチ マーのいれかの数であることができる。そのサイズ以外の再び重要なパラメータ ーは、その結合の可逆性並びにその目的タンパク質の持続性又は再開された活性 /官能性である。 3)そのタンパク質に小さな分子/リガンドを結合させることにより、この分子/ リガンドは、ジ-、オリゴ-又はマルチマー性リンカー分子により再認識されるこ とができる。この連結分子は、このような分子/リガンドに、そしてこれにより 、共に可逆的に又は不可逆的である2以上の分子に結合するであろう。 4)そのタンパク質分子への非-可逆性ジ-、オリゴ-又はマルチマー性リンカー 分子の結合による。このタンパク質は、未だ、その連結形態において作用するで あろうが、湿った上皮を通過することは出来ないであろう。3つの同一の目的タ ンパク質の不可逆的連結が行われる図3を参照のこと。このリンカーのサイズは 、重要であることも又はないこともできる。再びジ-〜マルチマーのそのリンカ ー上のタンパク質のいれかの数であることができる。そのサイズ以外の再び重要 なパラメーターは、その結合の可逆性並びにその連結した目的タンパク質の持続 性又は再開された活性/官能性である。そのオリゴマー化を、化学的、生物化学 的又は酵素的な手段により行うことができる。 5)タンパク質/ペプチドのための1以上のコーディングDNA配列 を含むようにそのゲノム材料を変更することによる。これは、好ましくは、その 複製可能な完全体内の1の且つ同一の開始及び終止調節シグナル内にあるであろ う。それらの間においては、その分子のための単一のコーディング領域は、非情 報性の塩基対、余分なアミノ酸をコーディングしている塩基対であることができ 、あるいは、そのコーディング領域は、連続的であることができる。 任意的な余分のアミノ酸は、その元の分子の2つのコピー間のリンカー又はス ペーサーとして作用することができる。この余分のアミノ酸は、好ましくは、取 り込まれた元の分子の活性又は3-次元構造を妨害しないであろう。グリシン、 アラニン又はセリンのような柔軟性の、非電荷アミノ酸が好ましい。それ故、多 数のコピーが、増加サイズをもつ1の分子を作るために、そのmRNA又はその参加 されるタンパク質レベルにおいてある。 より大きな分子が、その元の分子に対応して、より小さい分子に破壊されるこ とも又はされないこともできる。これは、その元の分子と同一の又はほとんど同 一の活性を可能とするであろう。図4中、その終局分子は、多数のアミノ酸から 成るスペーサーを介して一緒に連結されたその元の分子と同一の多数のモノマー に一致する。これらの新たな連結アミノ酸は、好ましくは小さな非電荷アミノ酸 であり、そしてそのモノマーの活性及び3-次元構造を少し変化させ又は全く変 化させないであろう。この変化は、そのゲノム内にあり、そしてそれにより、そ の新たな分子内のモノマーの数は、所定数に厳密に決定される。 この連結アミノ酸は、例えば、このアミノ酸配列と特異的に反応する酵素的消 化を使用して、破壊又は分解されることができるであろう。 新たなオリゴ-又はマルチマーの活性は、その元のモノマーと同 一又はこれに匹敵する。分解されたリンカー・アミノ酸の”尾(talls)”をもつ か又はもたないモノマーになるために、そのオリゴ-又はマルチマーの可能な分 裂の後、その活性は、その元のモノマーと同一又はこれに匹敵する。 6)目的の分子が生産される宿主生物の複製器官内に1以上の分子を含むことに よる。宿主のこの変化は、好ましくはその目的分子に可逆的又は不可逆的に結合 するであろう他の分子と一緒のその目的分子の生産を最終的に意味するであろう 。それ故、精製の前又は後の両方においてその生成物は、その元の分子よりも大 きいであろう。図5中、その元の分子を生産する生物は、他の分子の生産者にも なるように変化される。それ故、その変化は、その生物のゲノム内にある。この 同時生産された分子は、互いに反応し、そしてより大きな分子単位を形成する。 いずれの数をも組み合わせにおいて使用することができる。 その分子サイズ以外の重要なパラメーターは、その結合の可逆性並びにその付 加された分子に連結された又は連結されていない元の分子の持続性の又は再開さ れた活性である。 7)サイズの増加は、上述の方法(1)〜(5)のいずれかを単独で又は組み合わせに おいて含むことができ、そして結合/連結している1以上のタイプのタンパク質 、例えば、1つのリンカーに連結している2つの異なる酵素分子を含むことがで きる。 (1)におけるタンパク質の結合法は、例えば、その部分抗体を使用し、又はそ のタンパク質のビオチン化及び4価のアビジン又はストレプトアビジンとの架橋 形成、又はいずれかの他の慣用の可逆結合、あるいは酵素の場合には、その酵素 の阻害剤、を使用することができる。 (2)及び(3)におけるタンパク質の連結方法は、例えば:"Ulltro gel,Magnogel and Trisacryl.Practical guide for use in affinity chromat ography and related techniques.(1983)LKB+IBF.Reactifs IBF-Societe Chim ique Pointet-Girard.35,avenue Jean-Jaures,92390 VILLENEUVE-LA-GARENNE ,FRANCE中に記載されたものに似た方法を使用することができる。 可逆的結合及び連結は、以下の手順の中の1を通じて破壊されることができる であろう: a)pHの変化、 b)温度の変化、 c)イオン強度の変化、 d)モル濃度の変化、溶出/希釈、 f)バインダー/リンカーについての拮抗物質の添加、 g)バインダー/リンカー分子の分解、又は h)いずれかのこれらの組み合わせ。タンパク質又はペプチドの持続した活性のテスト 先の手順(1)〜(6)のいずれかの手順からの分子を活性についてテストする。 元の分子の不可逆的結合を与え、又はその分子の多コピーが分子オリゴ-又は マルチマーを与えるゲノム内で提示されるような手順において、その活性は、そ のより大きな分子におけるものと全くそのままに維持されなければならない。 元の分子の可逆的又は破壊性結合又は連結を与える手順においては、その分子 の活性は、そのより大きな分子においてa/維持され、又はb/その元の分子と同一 又はそれに匹敵する分子にそのより大きな分子を分けた後に再開され、なければ ならない。 上述の手順(3)、(4)及び(6)においては、その活性は、より大 きな分子により測定され、一方、手順(1)、(2)、(5)及び(6)からの分子において は、その活性は、そのより大きな分子と、その結合/連結を復帰させ又は破壊し た後のモノマーの両方により測定される。減少された免疫学的/アレルゲン性能力のテスト 分子を、変更後、それらの免疫学/アレルゲン性の能力についてテストし、そ してその減少に従って選択する。新たな分子は、元の材料及び対照材料の分子と 一緒に、1以上の以下の方法:a/皮膚内、b/皮下、c/静脈内、d/鼻内(吸気)、 e/経口、f/気管内、又はg/腹膜内、を通してテスト動物に提示される。 アレルゲン性能力は、好ましくは、d/及びf/又は部分的にe/により測定される ことができるであろうし、一方、その免疫学的能力は、すべての技術において測 定されることができるであろう。 上記テスト材料を投与する手段のためには、標準的なプロトコールを参照のこ と。また、f/のためには、本明細書中の以下の実施例を参照のこと。 動物の応答を測定し、そしてその応答を、分子サイズの変更の効果を評価する ために比較する。この応答を以下のように測定することができる:動物血清中の 血液/リンパ球細胞の差異計測、リンパ球刺激係数、特異的抗体(定性及び定量 )、又はその剌激された動物の免疫学的状態を測定するいすれかの他の手段。 分子を、リンカーを通して他のタンパク質又はペプチドにあるいは互いに結合 させる。この結合又は連結の後、新たな分子は、湿った上皮内の膜バリアを上回 る、いずれかの通過を妨害し又は停止させるサイズをもつであろう。 分子を、その湿った上皮上で又は注射による対照として変更され た又は未変更の免疫学的剌激能力についてモニターされる。最適な変更を、使用 のために選び、そしてそのタンパク質の生産又は加工のいずれかにおいて行った 。最終製品を再び免疫学的能力についてテストする。 上記能力をモニタリング及びテストする方法は、免疫学的及びタンパク質化学 的であり、インビボ及びインビイトロの両方における方法を使用することかでき る。 タンパク質のサイズの増加のために選択された変更を、そのタンパク質の生産 段階、又はこれらのタンパク質のいずれかのその後の加工段階においてのいずれ かで行うことができる。それ故、それをその生産生物のゲノムのレベル上で行い 、これらの生物の培養のための食品/培地中に含ませ、又はそのタンパク質の可 能な精製の前後に、生産後のタンパク質を変更するために使用する、ことができ る。実施例 実施例1 本実施例において、互いへのタンパク質の不可逆的カップリングについて討議 する。このカップリングは、好ましくはその分子活性を変更しないであろう。 このカップリング手段は、2価のリンカー分子、すなわち、ホモ-又はヘテロ 2官能価試薬の使用を通じてのものである。2官能価試薬についての網羅的情報 のために、とりわけ、文献1&2を参照のこと。 これらのカップリング法の中のいずれか1を使用することができる。ある者が 選ぶべきそれらの選択は、カップリングされるべきその分子の化学的組成及び安 定性に依存する。方法 グルタル酸を、EEDQ(=N-エトキシカアルボニル-2-エトキシ-1,2,ジヒドロキ ノリン)と反応させる(文献1)。混合無水物を形成させ、これを次に、ペプチ ド又はタンパク質内の一次アミノ基と反応させる。縮合配列を通じて、このグル タル酸を、そのペプチド又はタンパク質に結合させる。これにより、グルタル酸 は、2つの例えば、ペプチドを連結する架橋分子として作用する。 この反応を、文献1(タンパク質結合性ゲルについての中の討議)から引用し た、以下の図中に例示する。 1.第一段階において、グルタル酸を、エタノール中過剰のEEDQと反応させる 。反応1時間後、蟻酸又は酢酸を添加して(EEDQに等モル)、そしてその反応を 停止させる。混合無水物がここで形成され、そして過剰のEEDQとのさらなる反応 が停止する。 2.ペプチド又はタンパク質を、水相又は水/エタノール混合溶液 中に溶解させる。ペプチド又はタンパク質を、上記混合無水物に添加する。この ペプチド又はタンパク質は、その最初のグルタル酸に比べてモル過剰でなければ ならない。 この反応を、攪拌を伴って又は伴わずに、少なくとも1時間、好ましくは一夜 、インキュベートする。 この反応において、例えば、2のタンパク質をグルタル酸を介して一緒に連結 させる。 3.段階2の生成物を、サイズ又は他のクロマトグラフィーを使用して精製す る。この正確な画分をモルサイズに従って選択する。 適宜、この手順を、そこに列記したようなペプチド又はタンパク質の代わりに 、そのリガンドとして段階3の精製された生成物を用いて走らせる。 この手順の1以上のランにおいて、その分子量が、湿った上皮を通過すること ができる限界を超えるまで増加される。実施例2 本実施例の背後にある理論は、実施例1と同一である。方法 グルタル酸、ケトグルタル酸、セバシン酸、等のような2カルボン酸を、ペプ チド又はタンパク質を連結するために使用する。以下、セバシン酸を使用する。 カルボジイミドをセバシン酸と反応させ、その間に、イソウレア・エステルが 形成される。残りのカルボジイミドを、蟻酸又は酢酸のような1カルボン酸によ り消費させる。このペプチド又はタンパク質を、導入し、そして縮合反応を通じ て、これを、化学結合において前のセバシン酸に結合させる。 これにより、サバシン酸は、2の例えば、タンパク質を化学的に一緒に連結さ せる。 この反応を以下の図中に例示する(文献1参照): 1.セバシン酸を、所望のモル濃度に水中に希釈し、pHを僅かに酸性に調整し 、EDCI(=1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)-カルボジイミド・ヒドロク ロリド、又はCMCI(=1-シクロヘキシル-3-(2-モルフォリノエチル)-カルボジイ ミド-メトロ-p-トルエン-スルホネート)を、いずれも過剰に添加する。イソウ レア・エステルがここで形成される。 1時間反応させ、蟻酸又は酢酸を添加して残りのカルボジイミドを消費させる 。 2.カップリングされるべきペプチド又はタンパク質を添加する。これは、縮 合反応を通して上記イソウレア・エステルと反応し、ここで、ペプチド又はタン パク質は、前のセバシン酸に化学的に結合される。セバシン酸は、2官能価であ るので、それは、2つのペプ チド又はタンパク質に連結し、これらの橋として作用するであろう。 3.段階2の生成物を、サイズ又は他のクロマトグラフィーを使用して精製す る。モルサイズに従う正確な画分を選択する。 適宜、この手順を、そこに挙げたペプチド又はタンパク質の代わりに、そのリ ガンドとして段階3の精製された生成物を用いて走らせる。 この手順の1以上のランにおいて、その分子量が、湿った上皮を通過すること ができる限界を超えるまで増加される。実施例3 本実施例において、目的分子となるべき他の小さな分子の不可逆的連結を、前 活性化段階として使用する。その後、この前活性化された分子は、可逆的又は不 可逆的に結合するジ-、オリゴ-若しくはマルチマー化リンカー分子を使用して連 結される。 この目的分子の活性は、この操作の間に保持され、又はそのリカーが別れるこ とによるその目的分子のモノマー化後に再開される。方法 目的分子を、Biotin N-HydroxySuccinimide(BNHS)試薬を使用してビオチン標 識付けする。これにより、その分子は、低取り込み量、好ましくは、1目的分子 に対して1ビオチンの比において、その小さなビオチン分子(分子量241 D)が 付加される。 残った使用されなかったBNHS試薬を、グリシンのような分子を含むアミノ酸を 使用して消費し、そしてその遊離のビオチン分子を除去する。 次の段階は、連結ストレプトアビジン又はアビジンの添加であり、これは、非 常に高い結合強度をもつが可逆的な結合において上記の ビオチン標識された目的分子に結合することができるであろう。 1.遊離のアミノ酸を含む目的分子を、中性〜アルカリ性のpHにおいてBNHS試 薬と反応させる。この分子比は、最終的に1:1の取り込みを与えるために、その 反応の間、1:1以上、好ましくは1:15以上でなければならない。 2.グリシンの溶液を、上記1の反応混合物に添加する。BNHS対グリシンのモ ル比は、1:1、好ましくは1:8を超えるものでなければならない。 3.上記2の生成物を透析又はゲル濾過してその反応混合物から遊離の非結合 ビオチンを除去する。 4.上記3の反応混合物をアリコットし、ストレプトアビジン又はアビジンを 連結するものの幾つかに添加して、1:100、1:40、等のリンカー対目的分子の混 合比を与える。サイズ排除クロマトグラフィー又は電気泳動あるいは他の分子量 測定手順を使用して最良の比を見つけ出す。混合比の使用は、1:1、1:2、1:3及 び1:4のリンカー対目的分子の比の結合生成物をおそらく与えるであろうし、そ れ故に、分子サイズのスペクトルを獲得することができる。 5.例えば、サイズ排除クロマトグラフィーにより上記4の最終生成物を精製 し、例えば、電気泳動によりその分子量を確認する。 6.分子量サイズに従う正確なサイズを選択する。化学的カップリングを使用したさらなる実施例 ホモ-又はヘテロ官能性試薬を、例えば、リンカーとして作用する化合物を含 む2カルボン酸又はジアミノと一緒に使用する。 この2官能価試薬は、上記文献又は他のいずれかに列記したいずれか1である ことができる。 このリンカーは、この2官能価試薬によりそれと反応することが できるいずれかの化合物であるであろう。例は、プトレシン(putrescine)又はス ペルミジン(すべてジアミノ化合物)、又はグルタル酸、ケトグルタル酸(アル ファ/ベータ)又はスペルミン(すべてジカルボン酸)、あるいは1のリンカー 内に併合されたチオール-、ヒドロキシ-、カルボキシル-又はアミノ基、又はそ の同一リンカー内に2の同一基をもついずれかの他の化合物である。破壊可能な連結を使用した実施例 裂けやすい結合をもつリンカー、又は破壊性であるリンカーを使用した先に列 記した方法のいずれか1つ。すべての連結は、好ましくはそのペプチド又はタン パク質の活性を変更しないであろう。 裂けやすい結合は、希釈(すなわち、モル濃度)、温度、イオン強度、pH、等 を変化させることにより破壊される。 破壊性であるリンカーは、その温度、イオン強度、pH、等を変化させることに よりそれ自体破壊して別れるリンカーである。 この破壊は、好ましくは、そのリンカーに結合したペプチド又はタンパク質を 変更せずに、そのリンカーを消化又は分けることができる酵素により誘導される こともできる。 さらに、この連結は、他のペプチド/糖ペプチド又はタンパク質/糖タンパク 質を使用して得ることもできる。この分子は、好ましくはそれ自体の免疫学的能 力のいずれをももたずに、例えば、抗体又は酵素阻害剤のように、活性であるこ とができる。 この活性分子への結合は、上述の手段のいずれかにより破壊されることができ る。文献
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI A61K 38/00 38/46 C07K 1/107 14/575 C12N 9/96 9152−4B // C11D 3/386 9546−4H

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.その親モノマー・タンパク質のオリゴマー形態を含んで成る低アレルゲン性 タンパク質。 2.オリゴマーのサイズが、約30kDである、請求項1に記載のタンパク質。 3.オリゴマーのサイズが、約40kDである、請求項1に記載のタンパク質。 4.オリゴマーのサイズが、約50kDである、請求項1に記載のタンパク質。 5.オリゴマーのサイズが、約60kDである、請求項1に記載のタンパク質。 6.オリゴマーのサイズが、約70kDである、請求項1に記載のタンパク質。 7.オリゴマーのサイズが、約80kDである、請求項1に記載のタンパク質。 8.オリゴマーのサイズが、約90kDである、請求項1に記載のタンパク質。 9.オリゴマーのサイズが、約100kDである、請求項1に記載のタンパク質。 10.オリゴマーが、そのモノマー親タンパク質分子を互いに連結することによ り形成されている、請求項1〜9のいずれかに記載のタンパク質。 11.連結が、リンカー又はスペーサー分子の使用により形成されている、請求 項10に記載のタンパク質。 12.連結が、直接的に形成されている、請求項10に記載のタンパク質。 13.連結が、第一モノマーのC-末端と第二モノマーのN-末端との 間のペプチド結合を通じて、そして場合により、そのモノマー間に1以上のアミ ノ酸残基を導入することにより、形成されている、請求項10に記載のタンパク 質。 14.ペプチド結合及び任意的なアミノ酸残基が、1の単一タンパク質として同 時発現されているモノマーにより、確立されている、請求項13に記載のタンパ ク質。 15.オリゴマーが、その活性を実質的に保持しており、又は再確立されたその 活性をもつことができる、先の請求項のいずれかに記載のタンパク質。 16.連結又は結合が、可逆的である、先の請求項のいずれかに記載のタンパク 質。 17.連結又は結合が、不可逆的である、先の請求項のいずれかに記載のタンパ ク質。 18.タンパク質が、酵素又はホルモンである、先の請求項のいずれかに記載の タンパク質。 19.酵素である、請求項18に記載のタンパク質。 20.医薬酵素である、請求項19に記載のタンパク質。 21.因子VII、因子VIII、因子IX、プロテインC、トロンボモジュリン、トロン ビン、又はそれらの活性断片を含んで成る群から選ばれている、請求項20に記 載の酵素。 22.工業的酵素である、請求項19に記載の酵素。 23.ヒドラーゼである、請求項22に記載の酵素。 24.プロテアーゼ(メタロ、酸性、中性又はアルカリ性)、リパーゼ、セルラ ーゼ、アミラーゼ、リアーゼ、キシラナーゼ、ペクチナーゼ、ポリガラクツロナ ーゼ、オキシダーゼ、ラッカーゼ、オキシドレダクターゼ、又はペルオキシダー ゼを含んで成る群から選ばれている、請求項22に記載の酵素。 25.先の請求項のいずれかに記載の低アレルゲン性タンパク質の製造方法であ って、以下の段階: i)そのモノマー親タンパク質分子を一緒に架橋してオリゴマーを形成し、 ii)その所望の活性を遂行するその能力についてそのオリゴマーをテストし、 そして iii)そのアレルゲン性についてそのオリゴマーをテストする、 を含んで成る方法。 26.いずれかの請求項25の方法により作られたタンパク質。 27.請求項1〜24又は26のいずれかに記載の低又は非-アレルゲン性タン パク質を含んで成る組成物。 28.組成物が、工業的に使用される、請求項27に記載の組成物。 29.組成物が、家庭的に使用される、請求項27に記載の組成物。 30.組成物が、食品/飼料に使用される、請求項27に記載の組成物。 31.組成物が、医薬に使用される、請求項27に記載の組成物。
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