JPH08501880A - 半球状に散乱あるいは放射された光を高速に測定する装置および方法 - Google Patents

半球状に散乱あるいは放射された光を高速に測定する装置および方法

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JPH08501880A JP6513427A JP51342794A JPH08501880A JP H08501880 A JPH08501880 A JP H08501880A JP 6513427 A JP6513427 A JP 6513427A JP 51342794 A JP51342794 A JP 51342794A JP H08501880 A JPH08501880 A JP H08501880A
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Abstract

(57)【要約】 携帯型スキャッタメータおよび/またはいろいろな方向に放射される光を測定する装置において、該装置は、無偏光化された光を表面の1点に収束照射し、この1点から反射されて半球状に散乱される光をすべてあるいは部分的に同時に集光するための、前部端面が凹面となされた2重テーパ光ファイバーバンドル(40)と、レーザダイオード光源(21)とを含む測定ヘッド(10)を具備しており、上記の光は各ファイバー(40)の端面に対して垂直に入射して集光されるようになされていることを特徴とする。集光された光ビームのイメージは縮小された後、光ファイバーバンドル(40)を介して、光ビームを電気信号に変換するx−yスキャン面アレイを有するアンチブルーミングCIDカメラ(130)に入射される。独特なコンピュータ制御によるリアルタイムのデータ収集およびデータ再構成処理、フレームグラバー(175)、および独特なアルゴリズムを用いて、200,000点以上の光データを収集し、データを2次元あるいは3次元の散乱プロファイルに再構成してその結果を表示する。これらの処理すべてを1秒以下で行うことが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】半球状に散乱あるいは放射された光を高速に測定する装置および方法 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、一般に、光源から半球状に散乱あるいは放射された光を測定するた めの装置および方法に関するものであり、さらに具体的には、2重にテーパを付 し、かつ、端面を球状凹面となした光ファイバーバンドル、CIDカメラと、試 料からの反射レーザ光を半球状に集めるためのフレームグラバーとを具備し、コ ンピュータ画面に散乱プロファイルを高速に再生するための独特なアルゴリズム を有する携帯型スキャッタメータに関するものである。 2.従来技術の説明 a.スキャタメータ 光学部品からの散乱は、信号パワーを低減させてしまい、また、これによって 分解能が制限され、また、雑音発生の原因となり、いろいろな光学設計において 思わぬ問題を引き起こす。例えば、1988年8月のレーザ・アンド・オプトロ ニクス に発表されたストーバの「光散乱:注意深い光散乱の測定による鋭い診断 」を参照のこと。 多くの光学面は、光に対して予期できないような相互作用を起こすため、光学 機器の設計者および製造業者は、半球状に散乱された光を正確にかつ高速に測定 するための手段を必要としている。 スキャタメータは、光学機器設計者が、測定すべき目的物からの散乱光を測定 することによって、その表面をオングストローム程度の精度で品質および特性を 評価するために広く用いている非常に有用な道具である。 1987年にブロー・リサーチ・オーガニゼーション(BRO)社は、多波長 表面スキャン型完全自動スキャッタメータ(「FASCAT360」)システム を研究開発用として導入した。このシステムは、最大7個までレーザを収納する ことが可能であり、また、試料を透過した光あるいは試料から反射された光を完 全な半球状に測定することが可能なものであったが、測定を行うためには、光検 出器を試料ホルダーのまわりを360度回転させることが必要であり、また、試 料自身も3方向軸(X、YおよびZ軸)に関する回転および並進運動が(すべて 自動的に)可能なようになされていることが必要であった。この測定器は、双方 向反射率分布関数(「BRDF」)および双方向透過関数(「BTDF」)を平 面上および平面外の両方に対して測定することが可能な双方向反射率計(「BD R」)である。このシステムは、リアルタイムで2次元および3次元プロットデ ータをプリントすることが可能であり、非常な汎用性と信頼性とを有するもので あった。 この技術は今や古いものとなってしまったが、最近まで最も優れた技術として 使われたものである。しかしながら、この装置は、大きさが大きく(4インチ× 8インチの鋼鉄製の上部テーブルの全体が、「トラック」と呼ばれる放射線装置 健康センターの標準であるクラス1のハウジングに収納され、試料のアクセスは 、安全のために設けられたインターロック付きドアを介して行うようになされた ものである。また、386SXコンピュータ/レーザプリンタシステムが付属し ている)、また、この装置は高価(400,000ドル〜600,000ドル) であり、データ取得時間が長く (試料を測定して計算をし解析結果をプリント するのに3分から3時間を要する)、そのため、このスキャッタメータの応用の 範囲には限界があった。 この大きさと価格の欠点を克服するために、1988年において、トーメイ・ マチス・アソシエーツ(TMA)社は、単一レーザを用いたテーブル設置型の、 全方向散乱計(「CASI」 (商標))と称するクラス3のスキャッタメータ を導入した。しかしながら、この装置は、汎用性と信頼性とを非常に犠牲とした ものであった。この測定器は、試料を3軸に関して回転および並進運動(その中 の1つが自動化されている)することが可能であり、また検出器を360度スイ ープさせることが可能(FASCATで用いられた試料のまわりを360度回転 する技術とは異なった技術が用いられている)なものであるが、BSDFのプロ ットを2次元的にしかできず、また依然としてかなり高価なものであった(97 ,000ドル〜166,000ドル)。 さらに最近になって、いっそう低価格で、携帯ができ、バッテリ駆動型のマイ クロプロセッサ制御スキャッタメータが導入されたが、この装置は、試料の周囲 に最大8個の独立した携帯型あるいはベンチ設置型の測定ヘッドを用いた検出器 を固定配置したものであり、このようにすることによって、汎用性がさらに損な われてしまい、さらには信頼性と取得可能なデータ量とが犠牲とされていた。上 記のこれらの小型装置は、いくつかの有用な機能を有しているとはいえ、これら の測定器を用いる上で、被測定面が均一となっていることが必要であり、また光 の相互作用によって被測定面の均一性が阻害されないことも前提とされており、 制約の多いものであった。また、これらの装置は、測定点数でも制約のあるもの であった。 上記のような、より小型の測定器を設計しようとする試みは、測定器の機能を 大型の機種と比較して制約されたもとし、その結果、重要な情報が失われてしま う。本特許の出願者は、上記問題に対して、小型化による機能の制約を可能な限 り少なくし、粗く、素性の悪い、不均一な表面をも測定することが可能で、汎用 性や機能を犠牲とすることなく、むしろ逆に汎用性や機能を増大させる解決策を 見い出したものである。従来のスキャッタメータのどの集光システムも、試料表 面のスポットから散乱された反射光を球状に同時に集光する能力をもっておらず 、従って、従来のどのスキャッタメータも光源から散乱される光をいろいろな散 乱角度に関して同時に測定することが不可能であった。本発明による独特な集光 システムは、このような問題を解決するものである。 b.光ファイバーバンドル 光ファイバーバンドルはかなり以前から知られている技術である。例えば、米 国特許第2,354,591および3,033,071)また、ジーグムンドの 「電子撮像における光ファイバーテーパ」 (スコット・ファイバー・オプティ クス)を参照のこと。 最新の光ファイバーバンドルは、屈折率の高いまず純粋な原料ガラスを屈折率 が低いクラッドガラスで作られたチューブ内に注いで作成した数百万のガラスフ ァイバーを束ねて正確に位置合わせをした後に溶融して固体のガラスファイバー バンドル(「ブール」)を形成したものである。これらのそれぞれのファイバー は、対応する像の部分からの入射光をよく知られているように内部反射によって 伝搬していく。この反射伝搬によって、一方の端面から他方の端面に像を高分解 能で効率的に転送することが可能である。 どのような機能が最終的に所望されているかに応じて、製造工程において、ブ ールを捻ったり、曲げたり、あるいはテーパを付けたりする。例えば、テーパは 、中央部分を加熱して、両端を引っ張り、端部の直径が大きな部分、および中央 部分の直径が小さな部分ではそれぞれ各ファイバーが実際上平行となっているよ うな砂時計形状のブールを形成することによって作られる。この工程において、 最も外側のファイバーは最も内側のファイバーと比較して、より引っ張られて、 より長くなる。次いでブールは、直径が小さな中央部分で半分に切断されて、2 つの同一のテーパが付けられた部分に分けられ、それぞれが、光ファイバー拡大 /縮小器となる。 面板は、窓として用いることができ、像を、大きさや方向を変えることなく直 線的に伝搬させる。また、ファイバーバンドルを捻ることによって像反転器を作 成することができる。また、テーパは、拡大器あるいは縮小器として働く。バン ドルの2つの端面は、好適には互いに平行な面となされるが、これらの面は平坦 面でもあるいは所望の半径を有する曲面であってもよい。テーパの小さな端部を 電荷結合素子(「CCD」)などの自動スキャンアレイに結合して、一群のファ イバーすなわち一群のピクセルの光レベルを、対応する電気信号に変換し、これ をさらにディジタイズして強調図形をコンピュータ画面上に再生する技術はよく 知られているものであり、例えば、分光器、天文学、あるいは医学的な応用にお いて用いられている。 光ファイバーバンドルは、X線像強調器や夜間眼鏡などの分野において広く用 いられている。 また、米国特許第3,033,071,開示されているようにブールを部分的 にさらに加熱して、ファイバーの両端を引っ張っり2重にテーバを付し、玉ねぎ 型のブールを形成し、これをさらにテーパが形成された点で切断して一方あるい は両方の端部に凹面を形成し、イメージあるいはフィールドフラットナーとして 用いる技術が知られている。しかしながら、初期のこの型のデバイスでは、光源 あるいは散乱光源を発した光がバンドルの端面のどの部分においてもバンドルに 0゜ の入射角で入射するようにはなされておらず、従って、像がバンドルの焦点位置 に点像として形成されなかった。 また、米国特許第4,991,971に開示されているように、長さが等しい 光ファイバーのバンドルの一方の端部をテストしようとしている目的物から等距 離にある円周上に配列し、一方、他方の端部は直線的に配列するようにして、一 方の端部において、各ファイバーが散乱光のいろいろな異なる角度成分を同時に 受光してこれを他方の端部まで伝搬させ、伝搬された成分を直線的に配列されて いる方の端部から同時に出射させて、これを検出しコンピュータで電気信号に変 換するようにする技術が知られている。しかし、この技術では、長さの等しいフ ァイバーを束ねなければならないために、光ファイバーバンドルにテーパを付す ことができない。さらに、このデバイスは、全散乱光のうちの、ファイバー円周 状に配置された単一面に入射する一部のみしか読み出すことができない。さらに 、球状セグメントあるいは半球全体に対して集光を行い散乱プロファイルを算出 するには、他の従来技術におけるのと同様に試料を回転することが必要であり、 そのため、散乱プロファイルを得るのは、やっかいであり長時間がかかる。 本発明は、これらの欠点を克服するものであり、本発明においては、テーパを 付した光ファイバーバンドルを用い、バンドルの焦点位置にある光源から発せら れた光が各ファイバー要素の開口に垂直に入射するようになされる。このような 技術は、スキャッタメータにおいてこれまで用いられたことがなく、本発明独特 の光測定技術である。さらに、本発明の独特な設計による2重にテーパを付けた 光ファイバーバンドルは、散乱源からの球セグメントあるいは半球状の集光を瞬 時に行うことが可能であるという優れた長所を有しており、このような技術は従 来知られていなかったものである。 c.フレームグラバーのアルゴリズム フレームグラバーすなわち画像メモリは、従来からイメージセンサプロセッサ の一部として用いられている。例えば、米国特許第5,040,116、第4, 954,962、あるいは第4,843,565を参照のこと。フレームグラバ ーは典型的にはコレコあるいはイメージ・テクノロジー社が製造しているフレー ムグラバーPCボード内に用いられており、インテルのマイクロコンピュータ8 0486を用いたコンピュータなどのデータ処理装置に結合され、このデータ処 理装置があらかじめ定められたアルゴリズムに従ってイメージメモリをアクセス し、CRTあるいはその他の発光スクリーン上に画像を再生するといった用い方 がされている。標準的なフレームグラバーは、白黒256階調を解像することが できる。周囲光を削除する必要がある場合、あるいは周囲光が目的とする像の再 生に悪影響を与える場合には、データから周囲光の値を差し引く技術が知られて いる。この技術については、米国特許第4,991,971(4:56−64) を参照のこと。 従来のフレームグラバーのアルゴリズムは、効率が悪くて遅く、また、高価な CCDカメラを用いる必要があった。一方、本発明によるアルゴリズムは、非常 に効率が良く、そのため、低価格の電荷注入素子(「CID」)を用いたカメラ を採用することが可能であるという長所を有する。CCDカメラの場合では、ピ クセルが飽和すると「ブルーミング」が起こり、良好な散乱プロファイルを再生 することができなくなることが重大な問題となっているが、CIDカメラでは、 この「ブルーミング」が起こらない。発明の要約 いかにして本発明を実施してその目的を達成し、本発明の上記のおよびその他 の利点を実現するかについて、本発明の簡単な要約を以下に示す。 本発明がその1つの態様において提供する集光装置およびその処理方法は、複 数の光ファイバーを具備し、その両端が互いに一定間隔となるように配置され、 その一方の端部が実質的に共通の曲率半径中心を有し各ファイバーに直交する曲 面を有し、他方の端部が指標付けられたアレイに配列され、上記一方の端部にお いては各ファイバーの長さ方向の軸が共通点に収束するようになされ、これによ ってこの共通点からいろいろな角度に放射される光が同時に各ファイバーの上記 一方の端部に入射し他方の端部に伝搬されるようになされていることを特徴とす るものである。 本発明のこの態様のさらに別の形態においては、上記の曲面は完全な半球、球 状セグメント、または線形セグメントである。 本発明がその第2の態様として提供する表面からの反射光を測定するための装 置およびその処理方法は、ハウジングと、上記ハウジング内に保持され、表面を 照射するようになされたレーザダイオード光源と、上記ハウジング内に保持され た光ファイバーバンドルがテーパが付されており、その一方の端部のテーパが付 された部分が凹面を有し、他方の端部が平坦アレイとなっており、表面の1点か ら反射された光を伝搬するようになされた光ファイバーバンドルと、スキャン可 能な面アレイを有しこの面アレイで上記の伝搬された光ビームを受光して上記光 ビームを電気信号に変換するようになされた、上記ハウジング内に保持されたC IDカメラと、を具備していることを特徴とするものである。 本発明のこの態様の別の形態においては、ダイオード用いて、上記レーザの出 力の制御をそのオン時間を制御することによって行う。 本発明がその第3の態様として提供するx−yスキャンが可能なアレイカメラ を用いて、被測定物から発した、カメラのダイナミックレンジを越える可能性の ある光を取得する装置および方法は、a)周囲光を測定して、その測定値を基準 フレームに記憶し、b)レーザダイオード光源で上記被測定物をあらかじめ定め られた時間だけ照らし、c)上記時間において上記被測定物から反射された光ビ ームを集め、該ビームをアレイに伝送し、d)上記アレイをx−yスキャンして 光ビームを電気的データに変換することによって収集されたデータをディジタイ ズし、e)ディジタイズされたデータを次のフレームに記憶し、f)反復させる 度ごとにレーザダイオードのオン時間をあらかじめ定められた量だけ増加させな がら上記ステップ(b)から(e)を反復する、ステップを含み、これによって 、基準フレームおよびN個のデータフレームを収集し、N+1個の連続したフレ ームに記憶することを特徴とするものである。 本発明の第4の態様による、コンピュータフレームグラバーの連続的にx−y 配列された複数のメモリフレームに記憶されたデータから単一データプロファイ ルを再構成する装置と方法は、上記複数のメモリフレームの最初のフレームが上 記の一連のフレームのすべてに共通する係数を表すデータを記憶する基準フレー ムであり、残りのフレームがデータフレームとなされているものであり、該方法 が:a)x−y配向プロファイル配列をメモリ中に設定し、該配列をゼロで満た し、b)スケールファクタを算出し、c)基準フレームに記憶されている共通係 数データを一連のデータフレームの各フレームに記憶されているデータから差し 引き、d)最初のデータフレームのデータを上記スケールファクタでスケーリン グし、スケーリングされたデータを上記プロファイル配列に加え、e)その次に 続いているデータフレームの各x−y点に記憶されているデータをスケーリング して上記配列の対応するx−y位置に加える、ただし、この処理は、上記位置に データがまだ記憶されておらず、またさらに、(1)上記配列の上記x−y点に すでに存在するデータがゼロであり、また(2)Tを、データの値がTよりも大 きい場合にはそのデータが不当であることを表すスレショールドレベルとすると き、現在のデータフレームおよびそれより以前のすべてのデータフレームの上記 x−y点のデータがTよりも小さい、場合においてのみ行われる、f)後続の一 連のデータフレームの各々に対してステップ(e)を独立に連続的に反復するス テップを含むことを特徴とするものである。 本発明の第5の態様による、1点からいろいろな角度で反射する光を測定する ためのスキャッタメータ装置と方法は、該スキャッタメータが、上記の点を照射 するためのパワー制御レーザ光源と、その点から反射してくる光ビームを集光す べき点を共通の視野として有する複数の光ファイバー要素からなる光ファイバー バンドルと、上記反射光ビームを電気信号に変換するためのカメラを具備してお り、集光された光ビームの信号レベルを上記カメラの暗電流雑音レベルよりもあ らかじめ定められた量だけ大きくなるようにレーザダイオードのオン時間を順次 増大することによって増大させてフレームグラバー中に連続的なイメージを形成 し、さらに上記フレームグラバーが順次記憶されたイメージをディジタイズし、 これから、同時に上記信号レベルの増加量を増加させながら上記点から発する光 の単一散乱プロファイルを再構成することを特徴とするものである。 本発明のこの態様のさらに別の形態においては、散乱プロファイルを1秒以内 に再生することができる。 本発明の第6の態様が提供するスキャッタメータにおける光を電気信号に変換 するために光を集める方法は、光をテーパが付けられた光ファイバーバンドルに 向けるステップを含むことを特徴とするものである。 本発明のこの態様のさらに別の形態においては、上記バンドル中の光ファイバ ーを単一点に収束させることを特徴とするものである。 本発明の第7の態様が提供する製造方法は、テーパが付けられた光ファイバー バンドルを形成し、テーパが付けられた部分にバンドルと垂直な凹面をカット形 成しすべてのファイバーが単一点に収束するようになす、ことを特徴とするもの である。 本発明のスキャッタメータの主要な利点は、その小型さ、耐久性、速度、半球 測定機能にある。 この新しい、可搬可能な卓上型測定器は、市場において最も高速で、最も強力 なスキャッタメータである。この装置は、高分解能(0.125)であり、より 高密度のCIDアレイを採用すれば分解能をさらに向上させることも可能である 。また、半球散乱データの部分的あるいは完全な測定を可動部分なしに12イン チ×10インチ×6インチのフットプリントから1秒以下で行うことが可能であ る。 この新技術は、線形測定とほぼ同等の価格で半球測定を可能とするものであり 、また非常に改善された高性能を提供するものである。 本発明による光ファイバーバンドルスキャッタメータ(OMNISCATR( 商標))は、スクラッチ、傷、気泡、内層面欠陥、表面粗さ(RMS)、さらに は、BRDFやBTDFのすべてを測定できる能力を有している。この装置は、 半球状に200,000点もの測定を行うことが可能であり、これは、従来のど のスキャッタメータと比較しても2桁多い空間データ量である。これにより、方 位に関係なしに欠陥の検出が可能であり、さらには方位そのものを決定すること も可能である。 今までは、スキャッタメータは主として航空産業において用いられてきた。し かし、本発明の新世代スキャッタメータはより高速であり、またより小型であり 、さらにより低価格であるので、その他の高品質表面を保証する必要がある産業 、例えばコンピュータスクリーン、高精度ベアリング、平坦および曲面光学部品 、特殊コート表面などにおいても品質管理のための装置として用いることが可能 である。図面な簡単な説明 図1 ハウジングの内部の一部断面上平面図であり、レーザ光源、集光光 学部品、ビームダンプ、およびカメラアセンブリを含む測定ヘッドを示すもので ある。 図2 レーザ光源からの光束がビームダンプおよび集光器に収束する様子 を示した図である。 図3 ハウジングの内部の上平面図であり、レーザ光源、集光光学部品、 ビームダンプ、およびファイバー光学系/カメラアセンブリを含む測定ヘッドを 示すものである。 図4 玉ねぎ型ブールの一部断面上平面図であり、これから本発明の好適 な実施例の2重にテーパが付された溶融光ファイバーバンドルが作成されるもの であり、なおこの図には、バンドルの前面の凹面を形成する収束テーパ領域の曲 率半径も示されている。 図5 本発明による2重テーパ光ファイバーバンドルの断面側面図であり 、個々のバンドルに切断分離する前の状態を示したものである。 図6 本発明による、完全半球形状のファイバー1個を用いた光ファイバ ーバンドルの断面側面図である。 図7A 本発明のさらに他の実施例の、バンドル中を光源が通るようになさ れた、単一、半球カット、テーパ付き光ファイバーバンドルの透視図である。 図7B 図7Aの正面図である。 図8 本発明のさらに他の実施例の、カットした後に2つの部分を互いに 溶融することによって作成した、単一、半球カット、テーパ付き溶融光ファイバ ーバンドルの透視図である。 図9 他の実施例のハウジングの内部の上平面図であり、光源、集光光学 系、およびカメラを示したものである。部分的にテーパを付けた光ファイバーバ ンドルが用いられており、その端部から検出アレイに結像が行われる。 図10 他の実施例の側面図であり、図8のテーパが付けられたバンドルの 前部の半分を示したものであり、図11Aのものと比較してより大きな角度でテ ーパが付けられている。 図11A 他の実施例の側面図であり、図8のテーパが付けられたバンドルの 前部の半分を示したものである。 図11B 図11Aの正面図である。 図12A 本発明のさらに他の実施例の線形型光ファイバーバンドル(溶融型 または単一ファイバー)の透視図である。 図12B 図12Aのバンドルの一部断面平面図である。 図12C 図12Aに示されたバンドルの他の透視図である。 図12D 図12Aに示されたバンドルの出口側の小さい方の端部を示す裏面 図であり、CIDカメラアレイに取り付けられるようにマトリックスに配列され ている様子を示すものである。 図12E 図12Aに示されたバンドルの平面図である。 図13 光ファイバーアセンブリユニットの側面図であり、収納取付具内にマ ウントし、スプリングを用いてCIDカメラへ取り付けた様子を示したものであ る。 図14 測定ヘッドの一部断面上平面図であり、Z−ステージ位置合わせ調節 機構を示したものである。 図15 図14に示された測定ヘッドの一部断面側面図であり、方位位置合わ せ調節機構を示したものである。 図16 コンピュータ、フレームグラバー、IEEE−488カード、TTL カード、レーザダイオードコントローラを含むスキャッタメータデータ収集シス テムのブロック図である。 図17 本発明のデータ収集処理のアルゴリズムを示すフローチャートである 。 図18 本発明のデータ再構成処理のアルゴリズムを示すフローチャートであ る。 図19 校正およびシステムプロファイルのための測定レイアウトを示す上平 面図である。 図20 コンピュータ画面を図示したものであり、解析されたデータを表示す るフォマートを示したものである。好適な実施例の詳細な説明 目次 I.定義 II.序 III.測定器の説明 A. 概要 B. 光学的レイアウト 1.光源部 a.レーザダイオード b.コルニュ疑似デポーラライザ c.収束光学系 2.集光システム a.テーパ付きファイバーバンドル (1)単一2重テーパ光ファイバーバンドル (2)完全半球光ファイバーバンドル (3)溶融単一2重テーパ光ファイバーバンドル (4)部分テーパ光ファイバーバンドル (5)線形アレイ光ファイバーバンドル b.光ファイバー/カメラアセンブリ c.光学フィルタ 3.CIDカメラ 4.エンクロージャおよび調節 a.ハウジングおよびマウントプレート b.小型性と測定ヘッド c.保護シャッタ d.測定ヘッドの耐久性 IV.位置合わせ A.内部位置合わせ B.外部位置合わせ V.データ収集ハードウェアおよびソフトウェア A.コンピュータ・ハードウェア・インタフェース B.ソフトウェア・ユーザ・インタフェース C.データ収集およびデータ再構成 1.周囲光補償 2.散乱測定/データ収集 3.データ再構成 D.データ表示 E.データ解析 1.正規化 2.校正 3.システムプロファイル 4.情報量 F.データ記憶 G.2次元プロット H.3次元プロット I.グラフィック出力 VI.その他の測定技術 A.高速表面スキャン B.処理および表面解析 付録A: 技術ノート 検出器の直線性 校正 RSS校正方法 ABDM校正方法 迷光抑止 付録B:計算 定義 項目 意味 BRDF 双方向反射分布関数 BTDF 双方向透過分布関数 BSDF 双方向散乱分布関数 TIS 全積分散乱 RSS 基準試料置換法 RMS 表面粗さ PSD パワースペクトル密度 ABDM 減衰入力ビーム直接測定 HgCdTe 水銀カドミュウムテルル NIST 米国標準技術研究所 FASCAT 完全自動スキャッタメータ 試料検出器 試料からの散乱を検出する検出器 基準検出器 レーザのゆらぎや減衰をモニタする検出器 SNR 信号対雑音比 LVND 線形変数中性密度 AR 反射防止 CCD 電荷結合素子 CID 電荷注入素子 TTL トランジスタトランジスタロジック 光源ヘッド ビーム整形機能およびビーム平行化機能を有し、小型ユニットに 収納されたレーザ放射光源 集光ヘッド 小さなベースプレート上に配備された集光光学系および検出器の すべて 測定ヘッド 製造装置上にマウントできるように、光源ヘッド、集光ヘッド、 外部収束コントロール、シャッタ、マウント機構を収納したユニ ット II. 以下に、本発明をいくつかの節に分けて詳細に説明する。最初の測定器の説明 の節においては、スキャッタメータを概観しその構成要素について説明する。次 の節では、測定ヘッドの内部および外部位置調節について説明する。データ収集 とソフトウェアの節では、スキャッタメータの制御、データ解析、測定器の使用 について説明する。 III.測定器についての説明 A.概要 図1および16は、それぞれ新しい設計によるスキャッタメータの測定ユニッ ト10、およびデータ収集および再生システム200を示すものである。本発明 によるスキャッタメータは2つの独特な概念を有している。第1の概念は、試料 65からの散乱光を集めるための、テーパを付した光ファイバーバンドル40( 図2および4)である。第2の概念は、データ収集アルゴリズム170、180 (図17、18)であり、これによって現在のスキャッタメータに採用されてい る低速な検出/ロックイン増幅器対による従来技術を用いることなく5桁の数の 光量データを高速に収集することが可能となる。このような設計によって得られ る利点は以下のようなものである: ・半球状のデータ収集を1秒以下で行うことが可能である ・0.125゜あるいはそれ以上の高分解能が得られる ・平面内あるいは平面外のどちらの散乱も測定可能である 多数のファイバー44を溶融して束ね、バンドルのテーパ部48の端面を凹面 41となるようにカットし、これを用いて散乱データを収集し、カメラ130ま で導き、非常に高速なデータ収集を行うものである。発明のこの態様によれば、 データを同時に収集することが可能であり、オン時間に関連する変数に基づいた 測定を何度も反復して行う必要がなくなる。少なくとも10-5のBRDFを得る のに必要となる低信号レベルを得るためには、カメラの暗電流雑音よりも信号レ ベルが大きくなるようにレーザ出力および/またはカメラ集積時間を制御するこ とが必要である。ここで開発された方法170では、レーザ出力を制御して、一 度におよそ1桁の大きさのデータを収集する。多数のカメライメージをディジタ イズする従来のフレームグラバーを用いて、各桁の大きさのデータを別々に収集 し、散乱プロファイルを再生することが可能である(180)。30フレーム/ 秒の収集速度の場合、データ収集時間は1秒以下である。 スキャッタメータの測定器の節を以下のようにさらに詳細な節に分けてシステ ムのそれぞれの部分を以下に説明する。すなわち、光学的レイアウト、仕様の概 要、光源工学系20、集光光学系30、CIDカメラ130、システムエンクロ ージャと調節140のそれぞれについて説明する。 スキャッタメータの具体例を表1に示す。この表は測定ヘッド10の構成部品 の特性をまとめたものである。表2は、測定器の総合的パラメータを示したもの である。また、表3に測定器のデータ収集およびソフトウェアの特性を示す。な お、漏洩光の制御やCIDカメラの算出についての技術的な説明については、付 録AおよびBにそれぞれ記載した。 B.光学的レイアウト 光学的レイアウトについては、図1、2、3、4、および13に示されている 。図1を見ると最もよくわかるように、光学的レイアウトには、レーザダイオー ド21とそのコントローラ22、折り返しミラー24、疑似デポーラライザ25 、収束光学系26、シャッタアセンブリ143、ビームダンプ31、ファイバー 光学系/カメラおよびカメライメージアレイ131を具備したカメラコントロー ラアセンブリ30(図7)が含まれている。 1.光源部 a.レーザダイオード 小さなパッケージを用いて十分に大きな出力を得るために、レーザ光源として 、通常のレーザダイオード21を用いる。ハウジング141内に収納されたレー ザダイオード21はレーザコネクタ22を介してパワー供給と制御が行われる。 レーザビームはハウジング141内に保持された折り返しミラー24に向かって 進み、ある角度で反射される。 具体的なダイオードおよびパワーは、BRDFが少なくとも10-5sr-1以上 となること、また集光光学系の最適受光特性と、カメラ感度を考慮して選定され る。レーザダイオードの出力と波長との間には、トレードオフが存在する。すな わち、カメラは、670nm付近で最も高感度を示すが、一方、ダイオードの出 力は、840nmあるいはそれ以上で最大となる。付録Bに示されている出力の 計算からわかるように、レーザの出力を70mWとし、波長を840nmとする と最も良い結果が得られる。ダイオードユニット21は、ビームを円形化(ビー ム整形)し、平行化された7.5mmのビーム出力を得ることが可能である。ダ イオードユニット21は出力の安定化のためのドライバー(図示せず)、電子冷 却装置、およびTTL/アナログ変調器を含んでいる。冷却は、出力パワーは温 度に依存して変化する性質があるので、出力パワーを一定に保つために必要とな るものである。TTL変調160はレーザダイオード21をパルス駆動させるの に、すなわち指定された時間の間だけオン状態とするのに用いられるものであり 、これによって試料65および検出器アレイ131へのパワーの大きさを制御す るものである。レーザダイオード21の寿命はおよそ50,000時間である。 好適な実施例においては、レーザダイオードコントローラを用いて、カメラ− へのパワーを5桁の大きさまで制御する。通常、レーザダイオードのパワーレベ ルは、半桁の範囲で半固定的に調節ができるにすぎない。従って、パワーレベル を変える代わりに、カメラにレーザパワーが照射される時間を制御するようにす る。コントローラ23は、レーザがオンとなっている時間を、10nsから連続 してオンの状態となる範囲で変調するように設定することができる。これによっ てBRDFの範囲を上記のような必要となる数桁の範囲で得ることが可能となる 。レーザパワー出力の立ち上がり立ち下がり時間は10nsの程度である。この 値は、入力レーザエネルギーを必要な5桁の大きさで制御するのに十分である。 レーザのタイミングの制御はコンピュータシステム150から供給されるTTL 160のレベル開始信号およびコントローラ23に所望のパワーレベルをIEE E−488インタフェース159を介して加えることによって行われる。 パルス当たりの出力パワーは、レーザの仕様最大値まで制御可能である。コン トローラ23は、フォトダイオードフィードバックループ(図示せず)を用いて パワー出力を測定し安定化する能力を有している。 パワーおよびタイミングの計算について付録Bに示す。 レーザダイオードユニット21の具体例はメレス・グリオーテ社が製造してい るモデル06PLL807であり、以下のような特性を有している。 ・833nmのビーム波長(可視波長から3.0μm) ・レーザユニットのパワー出力70mW ・7.5mm平行円形ビーム(内部ビーム形状)、ビームプロファイルはR/e2 =3.4mm −3部コリメーティングレンズ:球面収差補正および平行化 −円柱レンズ:非点収差補正 −アナモフィックプリズム:円形ビーム整形 ・電子冷却 ・メレス・グリオーテ社モデル103の外部電源/コントローラによるレーザ パワー、温度、オン/オフ 時間の完全制御 ・1.0MHzまでのパルス変調(出力パワーの制御に用いる) b.コルニュ疑似デポーラライザ 測定ヘッド10の中にレーザダイオード21を用いることによって、光源部2 0は直線偏光の光を発することができる。ただし、本当のデポーラライザを用い ているわけではなく、レーザ光はコルニュ疑似デポーラライザ25によって空間 的に不規則に「無偏光化」される。高度の無偏光化を達成するためには、ビーム サイズとビーム強度パターンとに十分に配慮することが必要である。95%以上 の無偏光化効率が達成で、この値は、必要なBRDF精度を達成するのに十分で ある。 ときには、偏光した光を用いることが有用である場合もあるが、一般には、B RDF測定は無偏光の光、または不規則に円偏光された光、あるいは、もし必要 であれば、円偏光光を用いて行うべきである。sあるいはp偏光光源を散乱およ び表面特性と数学的に関係づけ、さらに偏光効果をソフトウェアで補償すること は、非常に複雑な問題である。このような問題は、疑似無偏光レーザビームを 用いて測定を行うことで回避可能である。 疑似デポーラライザは、1つの偏光状態を、ある条件下において無偏光放射光 の振る舞いを模擬した連続状態に変換する。 コルニュ疑似デポーラライザ(CPD)25は、結晶性石英が示す光学活性を 用いたものである。これは、平行化された光束に作用して、直線偏光状態を、空 間的に変化していく複合化された直線偏光の連続状態に変換するものである。 c.収束光学系 図1に示されているように、レーザ/デポーラライザアセンブリの出力は、試 料に向かって進み、反転画像転送システムすなわち負および正レンズ系として働 く収束レンズによって集光光学系に収束する。レンズ系26は、反射防止膜をそ れぞれ有する負レンズ27および正レンズ28からの収束収差が最小となるよう に設計されている。 これらのレンズは、高品質な色消しレンズであり、光ファイバーバンドル40 に対する光束の焦点を制御調節可能である。収束レンズ27、および28を調節 することによって、照射光学表面の適切な補償が可能である 焦点調節は、マイクロメータ29を用いて手動で行われる。無限大の曲率半径 (平坦表面)を曲率半径が600mm(凹面)にするにはマイクロメータをおよ そ3mmだけ移動すればよい。収束光学系26によって、試料上におよそ4mm のガウススポットが形成される。試料からの回折エネルギーのうち、ファイバー バンドルに入射しないものは2゜以内に保つことが可能である。 2.集光システム 図1、3、4、および11に最もよく示されているように、集光光学系30は 、テーパが付された光ファイバーバンドルとカメラとからなっている。散乱光を 集光するためのテーパ付き光ファイバーバンドルは、固体CIDカメラに直接に 接続されている。 a.テーパ付きファイバーバンドル 本発明の光ファイバーバンドルには以下のようないくつかの実施形態がある。 (1)一体型2重テーパ付き光ファイバーバンドル 図4は、一体型の2重にテーパが付された光ファイバーバンドル40に関する 好適な実施例を示したものであり、テーパ部48の一方の端部は凹面41にカッ トされている。前面を形成している球状カットの前方のブール部分は玉ねぎ形状 となっている。ファイバーバンドルは、直径25μmの溶融ファイバーガラス4 4を一体としたものを、よく知られているように加熱して引き伸ばして切断する 方法によって3.8μmの直径までテーパを付けたものである。このバンドル40 は、およそ40%の透過率を有する。前部端面41の曲率半径Rは、すべてのフ ァイバー44が単一焦点を有し、従って、試料の同一点43をすべてのファイバ ーが望むようにすることが必要である。このような構造を採用することによって 、部分的あるいは完全半球測定の機能性を増大させることができる。なお、機能 性は用いる光ファイバーバンドルおよび光源の加え方にも依存する。 本発明の好適な実施形態において、一体型2重テーパ付き光ファイバーバンド ル40の作成するには、まず最初にバンドルを引き延ばして、中央部が狭く両端 が広い図5の40aのようなよく知られている砂時計形状を形成する。次いで、 広い部分の各々を引き伸ばして図5の40bのような両端が狭く中央部が広い玉 ねぎ形状を形成する。バンドルを狭い部分40c、40dで切断して、切断後の ブール40が図4に示したように中央部が広いテーパ部47となっており、両端 が狭いテーパ部45、46である玉ねぎ形状となるようにする。次に、ファイバ ー44が収束している中央の広い部分47の近くのテーパ部48に球状カット4 1を形成して、図4のように一体型2重テーパ形状40を形成する。なお、球状 カット41は、テーパのその他の所望の位置、例えば図5の破線で示されている ようなファイバーが収束あるいは発散する位置に形成するようにしてもよい。端 部49は平坦面となるようにカットし、指標付きアレイを形成して、この部分を 、伝搬されてきた光を電気信号に変換するためのカメラと結合できるようにする 。 図4、10、11A、および13に示されているように、テーパが付された光 ファイバーバンドルのテーパの収束部43で端面41のカットを選択された半径 Rで行うことにより個々のファイバーが収束しているバンドルのテーパ部に球面 を形成すると所望の曲面を自動的に得ることができる。このカットは、バンドル 40の各ファイバー44と、どの位置においてもほぼ直交するように形成される 。2インチの直径のブールの場合における上記の半径の好適な値は、試料上のこ の構造におけるすべてのファイバー44に共通の焦点位置にレーザスポットが形 成され、その半球セグメント視野が40゜から60゜となるような値である。バ ンドルに含まれるすべての個々のファイバー44は光源43に対する共通の視野 を有する。また、各ファイバー44の長さ方向の軸43a(図6)はバンドル4 0のカットに対して垂直である。さらに、バンドルの焦点位置から発して各ファ イバーに入射する入射光44a(図7A)はすべてファイバーへの入射位置にお いてバンドルのカットと直交する。実際には、試料上の照射スポットのいろいろ な位置からの光がファイバーの端面に到達するが、それぞれのファイバー44は 、全照射領域からの散乱光のうちの視角部分のみを集光するので上記の微少なず れは平均化されてしまう。 図11Aの具体的な例は次のようなものである: − バンドルの外径=2インチ − カット位置48における内径 = 1.75インチ − R=2.12インチ − d=47゜ 非常に耐久性のよい、狭(830nm)波長帯域反射防止フィルタ膜をファイ バーバンドル40の後部端面49あるいは前部端面41上に形成するようにでき る。これによって、望ましくない波長の光を低減することができる。 ファイバーバンドル40の利点は、高密度カメラ検出素子をテーパ(縮小機能 )の小さな端部と結合させることが可能であり、また、3次元平面外測定を高速 で行うことが可能なことである。ファイバーバンドル40自身の端面からの迷光 反射は、高品質のAR膜を用いることで抑止できる。研磨を行いAR膜を付けた ファイバーバンドル端面からの正反射は、予想される測定信号よりも数桁大きい 散乱信号を離れた角度において発生させる原因となり得る。ファイバーバンドル の 正反射位置では、黒いペイントを塗ったしてもかなりの迷光を発生し得る。正反 射測定のためには、正反射表面を黒くすることおよび拡散吸収体とを組み合わせ た高性能の光捕捉機能が必要である。この理由のために、正反射ビームを排除す る必要があり、正反射ビームに対するビームダンプ31が具備されている。 現在の装置においては、集光光学系を正反射位置までスイングさせた後に再び 正反射位置からはずれた位置まで戻すことによって、正反射と低分散測定とを分 離して行うことが可能なようになされている。もし正反射ビームを抑止するよい 方法が発見されれば、将来のファイバーシェルは、近正反射測定と遠角(低分散 )測定とを同時に行うことができるようになるかもしれない。 集光光学系30は周囲光に対しても感応する。周囲光は狭帯域フィルタを用い ることによって抑えることが可能である。蛍光灯はスキャッタメータの動作波長 領域である0.670μmから0.900μm領域の光の放射が少ないので、測定室の照明 には蛍光灯を用いることが望ましい。それでも残る周囲光はある一定の限界値以 下であれば、以下のデータ収集に関する節で説明するように、収集したデータか ら周囲光を差し引いてしまうことが可能である。 解析によれば、正反射ビームがファイバーバンドルに入射するときに、最悪の 場合には、所望の散乱光レベルよりも1桁大きい迷光が発生する。正反射ビーム がビームダンプ31に到達するようにすれば、迷光の問題は起こらない。 透過に関する計算を付録Bに示す。 (2)完全半球光ファイバーバンドル 図6は、本発明による光ファイバーバンドルの他の実施例を示したものである 。本発明のこの実施形態においては、完全な球の1/2の半球ドーム32を任意 の堅固な材料を用いて作成する。この半球ドーム32には、球の中心43に向か う放射状の穴33をあらかじめ開けておく。光ファイバー44はそれぞれ放射状 の穴33に挿入されて固定される。次いで、これらのファイバーは互いに束ねら れ、他方の自由端を図12Dに示されているようにアレイ95に並べる。これら のファイバー44は、レーザダイオード21光源からの光を導いて試料65上の 点43を照射するための経路の働きをする。あるいは、ファイバー44を取り除 い てレーザダイオード21からの光を導く経路と置き換えてもよい。また、迷光が 問題とならない場合には、正反射ビームを測定に用いるようにすることも可能で ある。迷光が問題となる場合には、ドーム21に穴を開けて、正反射ビームがド ームを通過するようにし、迷光を事実上消滅させることもできる。本発明のこの 実施形態では、半ドーム32を測定しようとしている表面上の点の上部に配置し 、レーザダイオード光源21で、上記表面を照らす。全半球状に配置されたファ イバーのすべてが測定しようとしている点に収束しているので、点試料から散乱 された光の完全な同時半球測定が可能である。 (3)一体型2重テーパ付き溶融光ファイバーバンドルの変形例 図7Aは、2重テーパ付き光ファイバーバンドルの他の実施例を示したもので ある。この型のバンドルでは、小さい方の端部62からあるいはバンドルの側壁 63から始まりバンドル60の大きい方の端部の収束部に形成された球面64で 終わるファイバーの長さ方向に設けられた拡大ファイバー61あるいは穴を介し て、レーザ光源からのビームが試料に照射される。本発明のこの実施形態におい ては、レーザ光源からのビームはファイバーバンドル60を介して試料65まで 伝搬され、正反射ビーム66は、球面上に設けられた黒いペイントスポット67 まで到達する。部分的半球同時測定は、光源43からの散乱光がファイバー44 中を図7Aに示されているようにテーパ部60の指標が付されたアレイとして終 端しCIDアレイカメラ130と結合するようになされた小さい方の端部62ま で伝搬して行われる。テーパ部の小さい方の端部に到達した光は、カメラ130 のCIDアレイ131によって電気信号に変換され、フレームグラバー152に おいてディジタイズされ、コンピュータ150によって表示される。 図7は、本発明の光ファイバーバンドル70のさらに他の実施例を示したもの である。この実施例では、光ファイバーバンドル70は2つの部分71、73か らなっている。そのうちの一方の部分71は、両端部が平坦面である標準的な光 ファイバーバンドルである。もう一方の部分は、そのテーパ部の収束部分の前端 部に半球カット74が形成されたやはり標準的な光ファイバーバンドルである。 なお、他方の端面(広い方の端部)75は平坦面となっている。テーパ部の広い 方の端部の2つの平坦面75は、互いに対して45゜回転させて、通常の接着材 料をもちいて互いに接着し、一体となった2重光ファイバーテーパを形成する。 なお、回転させるのは、モアレの影響をなくすためである。 (4)部分的にテーパを設けた光ファイバーバンドル 図9は、集光光学系30の他の実施例を示したものである。この実施例では、 テーパ付き光ファイバーバンドルの一部分73(図10および11Aに示された 1/2)だけが用いられ、撮像系を用いてカメラ検出器アレイ131上に光が収 束されるようになされる。この実施例では、ARコートが施された収束レンズ7 7がファイバーバンドル73の外径よりも大きな直径を有しており、これにより 、ファイバーバンドル73の反対側の端部から入射したすべての光を集めて、カ メラ130のカメラ検出器アレイ131上に収束させるようになされている。フ ァイバー44の数はピクセルの数よりも多いので、カメラを動かして、像のある 部分に焦点を合わせることが可能であり、従って、より高解像度の測定、すなわ ち0.05゜程度までの解像度の測定を行うことが可能である。 (5)線形アレイ光ファイバーバンドル 図12A、B、C、D,Eに本発明の光ファイバーバンドルのさらに他の実施 例を示す。すなわち、これらの図に示した実施例は、線形アレイ型の光ファイバ ーバンドル90である。図12Aに示した実際的な例では、133本の400ミ クロンの直径のファイバー44が、あらかじめ形成されたアパーチャブロックに 0.25゜間隔で配列され、133本のファイバー44が全体として試料上の単 一点43(図示せず)に33゜の視野で収束するようになされている。次に、図 12Bおよび12Cに示されているようにポッティング化合物94を用いてファ イバーをアパーチャーブロックに接着させてアセンブリの接合を行う。 ファイバー44の他方の端部はいっしょに合わせられて図12Dに示されてい るようなより小さな、ただし、より厚い大きさを有するアレイ95に配列される 。このアレイは、CIDカメラと容易に結合できるようになされている。実際的 な例では、小さい方の端部のアレイ95は、およそ幅が6mm、厚さが4mmで あ り、15本のファイバーが8列に番号1(96)から120(97)まで配列さ れ、最も下の列は番号121(98)から133(99)までの13本のファイ バーを含んでいる。図12Eにその平面図を示したさらに別の実際的な例では、 ファイバーの広い端部の線形アレイ90の中心軸100がファイバーの小さい方 の端部の中心軸からf=28から29゜だけずれた方向に向けられている。線形 アレイ90の前部端面101は平坦であり、その曲面の中心軸と直交する。 b.光ファイバー/カメラアセンブリ 最後に図13に、本発明の2重テーパ付き光ファイバーバンドル40をカメラ ヘッドユニット130に取り付けられたハウジング内に封入して光ファイバーカ メラアセンブリ110を構成した例を示す。結合されたCIDカメラと光ファイ バーバンドルアセンブリ110は、90%の透過率を有する。光ファイバー面板 118は、多くのアレイで用いられている標準的なガラス窓に代わるものである 。バンドル40の小さい方のテーパ端部は、カメラヘッドユニットの光ファイバ ー面板118に対してばね押しされている(115)。カメラヘッドユニット1 30は、光ファイバーテーパ40を収納しているハウジング112に対してマウ ントプレート114を用いてマウント固定される。光ファイバーテーパは空間領 域を充填しかつ光ファイバーテーパの台座の役割をするポッティング113とと もにハウジング112内の封止固定具111内に収納される。封止固定具はスプ リング115によって光ファイバー面板に対してしっかりと保持される。なおス プリングの他方の端部はスプリング固定具に接している。 c.光学フィルタ 光学フィルタ120(図9)は、光源の波長と整合するように選択される。こ の光学フィルタはテーパの前部あるいは後部端面上にコートするようにもできる し、あるいは独立したフィルタをカメラあるいは集光光学系の前部位置に配置す るようにできる。このフィルタを用いることによって、周囲迷光成分のほとんど を除去することができる。 3.CIDカメラ 測定上の要求条件は、検出エレクトロニクス対して非常に厳しい要求を求める こととなる。単一要素からなる検出器は、必要な分解能および測定時間の点で使 用できない。デバイスをスキャンするための機械的な要求の点でもまた利用不可 である。線形アレイ検出器は容易に入手可能であるが、面アレイ検出器と比較し て決して安くないし、その上これを駆動させるためには面倒なエレクトロニクス を必要とする。面アレイカメラは、さらに競争の激しい市場で販売されているも のであるし、また、いろいろな形式のものが入手可能であり、より大きなデータ 容量を取り扱い可能であり、従って、面アレイカメラは、最もよいコストパフォ ーマンスでデータ収集を行うことができる検出器として採用することができる。 BRDF生データの要求に基づいた面アレイCCDカメラを光ビームを測定して 電気信号に変換するために用いることが可能である。このようなカメラは、BR DFが10-1から10-5Sr-1の範囲の測定をするのに必要となる感度とダイナ ミックレンジとを有しているが、価格が高価である($30K)。本発明の好適 な実施例においては、アンチブルーミングCIDカメラ130(価格が1桁安価 である)を用い、データ範囲区域の収集を含む独特の処理方法によってデータ収 集を行う。データを再構成するに必要な散乱範囲区域および区域数は、具体的な CIDカメラの仕様から定められる。CIDカメラは優れたアンチブルーミング 特性を有し、ピクセルが飽和しても近傍のピクセルには影響を与えることがない 。本発明で用いられる再生アルゴリズムにおいては、データ収集処理において、 連続的に収集される範囲区域において像の一部が飽和することが許容されるが、 このような本発明の独特の再生アルゴリズムにとって上記のようなCIDカメラ の飽和耐性は必要とされるものである。レーザパワーを適切にし、またカメラの 可変時間積分およびアンチブルーミングの機能を用いることによって、所望のデ ータを1秒以下で収集することが可能である。上記のように、標準的なファイバ ー光学部品を光ファイバーバンドルの小さな方の端部と、検出器アレイの前端と の面板インタフェースとして用いる。 CIDカメラ130の具体的な例は、CIDTEC社製造のモデルCIDTE C2250である。このカメラは、512ピクセル×512ピクセルの分解能を 有し、これによって、0.125゜の角度分解能が得られる。各ピクセルは、1 5μm×15μmの大きさの正方形である。このカメラは、磁界、衝撃、振動に 対して耐性があり、時間とともに感度が劣化してしまうことがない。このカメラ は、非同期全フレーム画像撮影と多フレーム積分機能を有している。またこのカ メラは露出と積分時間とを完全に制御する能力を有している。 カメラに要求される感度と倍率に関しては付録Bに示す。 4.エンクロージャおよび調節 a.ハウジングおよびマウントプレート 図14および15に示されているように、陽極処理を行ったアルミニュウム製 の強固なハウジング141にすべての光学系とエレクトロニクス(コンピュータ を除く)が収納される。測定ヘッドハウジング141は、生産ライン装置(図示 せず)上に据え付けられるようになされた取り付け基板142すなわちプラット フォーム上に取り付けられる。プラットフォーム142は、位置合わせを行うの に必要な調節機構を有している。調節は、軸位置調節144と方位回転調節14 5とを含んでいる。 具体的例は以下のようなものである: 測定ユニットハウジング141の実際の大きさは11.50インチ(長さ)× 9.125インチ(幅)×5.25インチ(高さ)であり、取り付け基板142 と調節機構144、145を含んでいる。調節ステージが動作位置にあるときの 大きさは16.00インチ(長さ)×11.00インチ(幅)×9.50インチ (高さ)である。調節ステージが完全に伸びきった位置にあるときの大きさは、 22.00インチ(長さ)×11.00インチ(幅)×9.50インチ(高さ) である。 b.測定ヘッドの小型性 測定ヘッド10(図1)自身の大きさは、9.5インチ(長さ)×8.5イン チ(幅)×4.0インチ(厚さ)であり、レーザ光源21、光源光学系20、集 光光学系30、検出器を含んでいる。これらのサブシステムは、過酷な使用環境 下における振動およびG負荷に耐えるように設計された堅牢なアルミニュムハウ ジング内 に一体化されて収納されている。測定ヘッド10は完全に一体化されたユニット であり、以下に説明するように機密封止することも可能である。試料と測定ヘッ ドとの位置合わせ調節を行うために、およそ2から3インチの余分な高さが必要 である。 c.保護シャッタ このユニットには、保護シャッタ143(図1)が付けられており、手動で動 作できるようになされている。この機能はオプションとして自動化することも可 能である。このシャッタは、内部の光学系を外部の汚染、特に潤滑剤等の汚染か ら保護するためのものである。過酷な環境にある測定試料の測定を行う場合には 、シャッタ143を開いたときに光学系が汚染されないように注意を払うべきで ある。あるいは、シャッタ143の代わりに、恒久的な窓を用いて測定ヘッドを 機密封止し集光光学系を保護するようにしてもよい。実際、窓を用いて測定ヘッ ド10を機密封止すれば、切削油やその他の汚染物に対して強い耐性ができる。 しかしながら、このような汚染物の存在は測定そのものに強い影響を与えかねな い。特に窓に吹きかかった場合には影響が大きい。 d.測定ヘッドの耐久性 測定ヘッド10は、ほんの少数の個別部品を含んでいるに過ぎない。すなわち 、ビームダンプ31、ダイオードヘッド21、光源収束レンズ26、溶融ファイ バーバンドル40、集光レンズ77、光学フィルタ120、およびカメラ130 である。これらは、防震を施した取り付けをする。0.5インチアルミニュウム の場合、測定ヘッドは、0.2g、5kHzの振動に耐えることができる。測定 ヘッド内の唯一の可動部分は焦点調節29である。測定器の寿命は非常に長く、 時々クリーニングを行う(環境に依存する)ことを除いて、他には、ほとんど保 守の必要がない。多くの予想される測定器の使用環境(工場フロア、航空機)に おいて上記の耐久性は非常に望ましいものである。 IV.位置合わせ A.内部位置合わせ スキャッタメータヘッドの内部位置合わせは、かなり簡単なものである。内部 位置合わせは、組立の際においてのみ必要なものであり、通常の使用においては 必要ではない。測定ヘッドの内部位置合わせは、本質的に、システムの機構によ って規定される。各サブアセンブリは、個々に十分な位置合わせ調節機構を有し ている。ヒートシンクを具備したレーザダイオード21、折り返しミラー24マ ウント、疑似デポーラライザ25マウント、および収束レンズ26マウントを含 む光源光学系に、傾斜調節機構を備えて集光光学系に対して位置合わせをするよ うにできる。この場合、内部位置合わせ調節の手順は非常に簡単である。すなわ ち、まず、集光光学系30を測定ヘッド10内に正しい方向に調節する。次に、 可動基準試料146(図19)を用いて所望の試料位置を定める。ここで、まず 、光学系サブアセンブリの内部位置合わせを基準試料146に対して行い、次に ビームダンプ31の位置合わせを行う。 B.外部位置合わせ スキャッタメータの被測定部分に対する外部位置合わせ、あるいは逆に被測定 部分のスキャッタメータに対する位置合わせは非常に簡単である。位置合わせは ビデオ画面を監視しながら2段階の手順で行う。ユーザは、まず、被測定部の測 定器に対する軸位置(z−平行移動)調節を行い、次いで被測定点に対する測定 器の方位調節を行う(測定ヘッドの入射角を被測定表面に対して直角となるよう に設定する)。方位調節は、ほんのわずか(<10゜)行うだけでよい。(図3 では、a=b=7゜)将来は、この調節は表面スキャンが行えるように自動化と 拡張がなされるであろう。 軸調節:測定ヘッド10の軸位置調節は、被測定試料から指定された距離に保 持されるように調節する。この調節が終了した後に、角度コントロール147( 図1)を用いて、レーザから光ファイバーバンドルへの反射ビームの調節を以下 のようにして行う。 角度調節:軸調節が終了した後、方位ロック148を解放し(図1)、測定ヘ ッド10を、レーザ光源の正反射がビームダンプ31に到達してブロックされる 位置まで回転する。再び、この調節をビデオモニタ161を監視しながら行い、 正反射がモニタ上の特定の位置に現れるようにする。なお、この調節は数秒間で 行える。 焦点調節:回転調節の後、モニタ上のスポットが最も小さくなるように焦点コ ントロール29(図1)を調節する。次に、角度コントロール147を用いて、 集光光学系を再び測定位置まで動かす。 V.データ収集のためのハードウェアおよびソフォトウェア ソフトウェアに関する詳細説明をいくつかの節に分けて以下に行う。すなわち、 これらの節ではコンピュータハードウェアインタフェース、ソフトウェアユーザ インタフェース、データ収集と再生、データ表示、データ解析、データ記憶、2 次元プロット、3次元プロット、グラフィック出力、および測定速度について説 明する。 A.コンピュータハードウェアインタフェース コンピュータシステム150は、測定コントローラとして用いられる。図16は 、コンピュータ・スキャッタメータ・データ収集システムを図示したものである 。コンピュータインタフェースを用いて、レーザパワー制御、カメラ集積時間、 周囲光のモニタ、およびデータの獲得などの、データ収集処理を完全に自動的に 行うことができる。自動化によって、測定の再現性が向上し、人間によるエラー を除くことができる。また、ハードウェアは、ビデオおよびダイオード状態情報 をリアルタイムで提供することによって焦点合わせや診断チェックなどの人間の 行う作業の負担を軽減させる。さらに、ファイバーバンドルの特徴を活用して、 リアルタイムビデオモニタ機能、0.125以上の高密度測定、散乱半球の大部 分を測定する機能などの強力な機能が提供される。これらの最新技術による機能 は、低価格で容易に入手できるハードウェアを用いて実現できる。データ収集シ ステムは可動部分を全く含まずに、1秒以下の短時間に多量のデータを収集する ことが可能なように設計されている。推奨されるコンピュータは486コンパチ ブル PC148であり、このコンピュータは、スキャッタメータのすべての構成部分 とのインタフェースを取ることができ、また、コンピュータに付加する必要があ るのは、ダイオードモニタのための1つのIEEE−488カード149と、高 速ダイオード変調のためのTTLカード160とである。 PCコンピュータシステムの具体例は以下の通りである: ・ゲートウェイ486DX2、50MHz/8MB − データの高速表示 − レーザの高速パルス変調 − 640KBのRAMメモリ、これは50組の平面内測定データをディス クを用いずに記憶するのに十分な容量である。半球データの場合は、1 組のデータごとにディスクに記憶させる必要がある。 ・1.2MBフロッピ ・データ転送用の1.44MB、3.5インチフロッピ ・MS−DOS5.0 ・ウィンドウズ3.1 ・200MBハードディスク記憶装置 ・グラフィックデータ表示のためのVGAグラフィックス800×600×25 6 ・マルチシンクモニタ ・カメラからビデオデータを捕捉するためのフレームグラバー ・レーザ電源とのデータ転送のためのIEEE−488カードおよびケーブル ・レーザを高速パルス変調するためのTTLディジタル インタフェースカード およびケーブル ・ハイブリッドデータ収集/制御および解析ソフトウェア ・アベイトンレーザプリンタ(オプション) ・プリントプロットHPGLレーザコンバータ(オプション) なお、開発されたソフトウェアおよびハードウェアは286/386システム とコンパチブルであるが、ただし、286/386システムでは表示速度が1秒 以上と遅くなる。 B.ソフトウェアユーザインタフェース ユーザインタフェースは、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI) ウィンドウズ3.0と似た感じのものであるが、ウィンドウズ3.0を用いてい るわけではない。高速グラフィックスを用いて情報を画面にほとんどリアルタイ ムで(2秒以下)表示する。データ入力はキーボード153およびマウス154 を用いて行う。グラフィカル・アイコン、軸スケール、スライド・バー、押しボ タン、リアルタイム・エラーチェック機能付きデータ入力ウィンドウ、ドロップ ・ダウン・メニューを用いて直感的で柔軟な方法でデータの収集とデータの視覚 化処理を行うことができる。 C.データ収集およびデータ再生 図16に示されているように、データ収集システムは、レーザダイオード21 とそのコントローラ155、光ファイバー/CIDカメラアセンブリ110とそ のコントローラ132、486パーソナルコンピュータ148とソフトウェアと からなっている。ユーザにとって、測定処理は、測定パラメータを入力してから 測定シーケンスを開始させるだけである。自動測定処理は、周囲光のテスト、散 乱測定、およびデータ再生からなる。データの再生が終了すると、ユーザがあら かじめ指定した形式で表示される。測定表示処理は、1回のみ、あるいは指定さ れた回数、またはユーザが指定した間隔(3秒以上)をおいて連続的に行うこと ができる。収集されたデータは、解析あるいは記憶することができる。これらの 機能については以下にさらに詳細に説明する。 1.周囲光の補償 ユーザによってすべてのパラメータが選択された後、散乱測定の度ごとに周囲 光レベルの測定を散乱測定の前に行う。この測定(レーザがオフ状態)は、コン ピュータ画面に警告表示がなされている間は、ユーザが中断させるか、あるいは 光レベルが許容レベル以下まで低下しない限り、連続して行われる。光レベルが 許容レベルまで低下して周囲光の測定が終了すると、散乱測定が開始される。周 囲光レベルが最初から許容範囲内にある場合には、周囲光測定と散乱測定との両 方の測定を含めて1秒以内で終了する。許容範囲内の任意の平均周囲光をデータ から自動的に差し引くようにすることができる。 2.散乱測定/データ収集 データの収集は、カメラおよびビデオイメージをディジタイズするフレームグ ラバーを用いて行われる。カメラによる制限を越えてデータを収集できるように するため、本発明の出願者は、1フレーム当たり数桁の大きさのデータ(カメラ による制限)を別々のメモリページすなわちフレームグラバーの別々のフレーム に記憶させる独特のアルゴリズムを開発した。取得すべき最初のページ(フレー ム)ではイメージのどのピクセルも飽和しないようにパワー(φ1)と時間(t1 )とが設定される。そして、ページ(フレーム)が1つ増えるごとに、レーザパ ワーが1桁ずつ増大されていく。最終的には、正反射ビームに近い位置のどれか のピクセルが飽和を起こす(破壊はされない)。飽和が検出されると、飽和され た測定値は無視され、代わりに同じピクセルにおいて飽和する前に測定されて前 のページ(フレーム)に記憶されている値が用いられる。カメラは、アンチブル ーミングの機能を有しているので、飽和したピクセルが近傍のピクセルの値をオ フセットさせてしまうことはない。 図17にも示されているように、データ収集処理170のステップは以下のよ うなものである。ステップ 処理内容 1. 変数a、b、およびpを初期レベルに設定する(171)。ここで、aお よびbは、あらかじめ定められた指数(例えば10の指数)であり、以下に示す ようにa,b、およびpの関数としてレーザのオン時間を表す:すなわち光源の オン時間=t=t1×10(p-1)(a-b)ただし、t1はページ1に対する初期時間で あり任意の与えられたレーザパワーに対してどのピクセルも飽和しないように選 定される。また、pは、フレームグラバーのページ番号を表す。例えば、a=− 2;b=−1;ページ=0である。 2. レーザをオフにして、周囲光を測定し、フレームグラバーの最初のページ (ページ=0)に記憶する(172) 3. ページを1だけインクリメントさせる;ページ=ページ+1 (173) 4. カメラが10aから10bの間のデータを取得するのに十分な時間だけレー ザをオンする(174) 5. レーザをオフさせる(174) 6. イメージをディジタイズし、データをフレームグラバーの現在のページに 記憶させる(175)。 7. 変数a,bを1だけデクリメントさせる(176);a=a−1;b=b −1;(すなわち、ダイオードのオン時間をあらかじめ定められた量だけ増大さ せる(例えば1桁)) 8. ステップ3から7までをN回反復実行する(177) 3.データ再構成 この時点において、フレームグラバーは、N+1個のイメージ(データの大き さの範囲に依存)を1フレーム(ページ)当たりに1つずつ記憶している。最初 のイメージは、すべてのフレームに共通の係数となる周囲光測定に関するもので あり、この値がすべてのページから差し引かれて、差し引いた後の値が純粋な散 乱測定データとなるようにする。これらの残りのフレームのデータは、飽和、検 出不能データ、グレーレベルなどの情報を含んでいる。この情報から、散乱プロ ファイルを表す1つの散乱イメージが構成される。再構成処理において、この散 乱プロファイルは各レーザーダイオード入力パワーに対して、およびあらかじめ 系統的に行われる基準校正測定値に対して正規化される。各フレームは、選択さ れた角度分解に応じたいろいろなピクセル分解能の情報を保持する。ユーザによ って選択された測定範囲に応じた処理を行うことができる。従って、少ないデー タで高速表示をするか、あるいは情報量を多くして低速表示させるかをユーザが 選択することができる。 N+1個のデータフレーム、すなわち1つの周囲基準フレームと、N個のデー タフレームのデータ収集が終了すると、データの再構成処理180が図18に示 した各ステップに従って行われ、散乱プロファイルを再構成する。すなわち、以 下のステップで再構成を行う: 1.プロファイル配列(RDATA)をコンピュータメモリ内に割り当て、ゼロ で満たす。 2.2重関数スケールファクタを算出する。このスケールファクタは、レーザダ イオード光源のオン時間と系統的基準校正測定値の関数である。以下に説明する ように、再構成処理時間を短縮するために好適にはいずれのスケールファクタも 再構成処理において同時に適用される。しかし、オプションとして、再構成をま ず行った後に系統的校正スケールファクタを適用するようにすることも可能であ る。 3.周囲光(基準フレーム、ページ0)を散乱データから差し引く(182)。 なお、各フレームのカメラ積分時間は同じであり、変化するのは、レーザのオン ・オフ時間であるので、上記周囲光は、すべての散乱データフレームに対して同 一であるものと仮定してよい。 4.変数pをp=1に設定し(183)最初のデータフレーム(ページ1)のデ ータを正規化し、正規化されたデータをプロファイル配列RDATAに加える( 184)。 5.図18のステップ185〜190に示した式に従って、以下に説明するよう に次の続くデータフレームの散乱データを正規化してプロファイル配列に加える 。各ピクセルごとにステップ185、186、187、188、189、および 190の処理処理を行い、この処理を各フレームに対して繰り返し行う(191 )。なお、このとき、ピクセルデータがまだ記憶されていない場合においてのみ 、ステップ188においてピクセルデータの記憶を行う。すなわち、データフレ ームからのピクセルデータをプロファイル配列の対応する点に記憶させるのは、 プロファイル配列の対応する点にすでに記憶されている値がゼロであり、かつ現 在のデータフレームおよび直前のデータフレームのその点におけるデータがピク セルの飽和レベルよりも小さい時にのみ行う。このように飽和レベルに関する2 重テストを行う理由は、ピクセルが過飽和してピクセルのカラーが反転し、あた かも飽和していないかのように見えることを防ぐためである。すなわち、直前の フレームにおいてピクセルがすでに飽和していたかどうかを確認することによっ て、 フレームグラバーが過飽和によるピクセルカラー反転によってだまされるのを防 ぐ。従って、もし現在のフレームあるは直線のフレームのピクセルが飽和してい るか、あるいは、以前のどれかのフレーム(現在フレーム以外)のピクセルがゼ ロでない場合には、そのピクセルは、すでに記憶されており(188)、従って 、現在フレームのデータは無視される。このようにして、データは、再構成の全 処理においてただ一度だけ、プロファイル配列のx−y位置に加えられる。もし 、プロファイル配列のピクセルが依然としてゼロである場合には、散乱が小さ過 ぎて測定が不可能であることを意味している。 6.ステップ5を、すべてのフレームに対して、すべてのフレームの処理(19 1、185)が終了するまで反復実行する。 今や、散乱プロファイルが構築されたので、これを表示したりおよび/あるい はディスクに記憶させることが可能である。 D.データ表示 最新のGUI技術と高速グラフィックスとを用いて、図20に示されているよ うにグラフィック出力画面193にデータを視覚化表示する。グラフィック・ス ライド・バーを用いて、ユーザはBRDF曲線の複数のセグメント(近傍、中間 、遠方の各アングル)を選択することができる。セグメントの範囲を越えた値は 、ピーク値および/あるいは平均値として表示させることが可能である。これら の値を1つのウィンドウ内に表示させて、他のウィンドウには他の形式でデータ をプロットさせるようにすることができる。その他に次のような変数を表示する ことが可能である:すなわち、ダイオード出力パワー、平均周囲光レベル、RM S、PSD、TIS、自己相関を表示可能である。また、カメラシステムは、散 乱半球の大部分をリアルタイムで表示することが可能である。 E.データ解析 1.正規化 データは、ダイオード出力パワーに対して正規化される。この係数は、図18 のブロック181のスケールファクタに反映されている。ダイオードコントロー ラ155は、レーザの出力パワーを安定化するためのフォトダイオード・フィー ドバック回路(図示せず)を有している。この回路は、レーザの出力パワーをサ ンプリングして読み出す。レーザダイオードは、製造業者によって校正された既 知の一定のダイオード応答特性(mA/mW)を有している。散乱測定を行って いる間、IEEE−488バスを介してフォトダイオード電流が自動的に読み取 られてダイオードパワーの算出に用いられる。 2.校正 図19には、測定ヘッドの前部に簡単に取り付けることが可能な基準試料アダ プタプレート146が示されている。これは、NISTの基準試料を用いて散乱 データの校正を行うためのものである。この係数は、図18のブロック181の スケールファクタに反映される。もし、データがまだ出力パワーを基準にして正 規化されていない場合には、同じ日に基準測定を行うことを推奨する。そうする と、校正測定値として最も高い精度が得られ、パワーが測定ごとに変化すること に起因する誤差を最小化することができる。このような誤差の可能性を除くため に、ソフトウェアによる自動モードにおいて、各データの組ごとに出力パワーを 測定して記憶させ、この出力パワーに対して試料および基準データを常に正規化 しておくようにできる。 3.システムプロファイル システムプロファイルは、正反射近傍の測定値の妥当性を判断するために用い られるものである。また、測定器が検出することが可能な最も低いBRDFの値 も判定される。2つの測定値、すなわち、システムプロファイルと散乱測定値と をグラフ上に重ねて見たときに、システムプロファイルと重なってしまう散乱デ ータは正しくないものと判断すべきである。システムプロファイルの測定は、非 常によく研磨されたミラーからなる基準試料を一時的に取り付けて行う。ファイ バーシェル表面からの迷光と試料表面とが相互作用する可能性があるので、シス テムプロファイル測定は上記のような構成で行うことが望ましい。通常測定しよ うとする試料の表面仕上げ精度(rms値)と比較してずっと良好な表面仕上げ 精度(rms値)を有する基準試料を入手することが可能であるので、この方法 によって得られるシステムプロファイルは十分に満足できるものである。 4.情報量 512×512カメラで収集されたすべてのデータを用いて、バイナリ形式で イメージおよびデータファイルを記憶するには256KBが必要である。ユーザ は収集、解析、記憶すべき散乱半球の領域と分解能とを指定することができる。 この領域は、散乱半球の単一平面あるいは2次元セグメントを並べたものとして 指定できる。512×512半球測定は10秒以内で表示することが可能である 。 F.データ記憶 内蔵あるいは外部パーソナルコンピュータはコントローラとして最適なもので ある。これを用いることによって、データ収集、解析、記憶を高速にまた簡単に 行うことができる。さらに、より要求が増大したときに、ソフトウェアの変更を マイクロコントローラを用いた場合と比較して容易に行うことができる。また、 大容量のデータをデータサイズに応じてハードディスクあるいはフロッピーに記 憶することができる。またデータは、メモリにいったん蓄積し、後にディスクに 記憶するようにすることも可能である。メモリに記憶されるデータ量は収集され るデータのサイズに依存する。最小なのは、平面内測定において、BRDFを最 小(平面内で20、0.125゜の分解能)とした場合であり、このときメモリ には50組のデータを記憶させることができる。 G.2次元プロット 例えば、BROによるSOFTSCAT−2D(商標)ソフトウェアパッケー ジなどの通常のBRDFプロットソフトウェアを用いて、ASTM標準E139 2−90に従ってスキャッタメータで取られたすべての2次元データをプロット することが可能である。また、ソフトウェアは、他の形式のデータも読みとれる ような構成に容易にできる。 データの計算およびプロットは、以下に示すようないろいろなやり方で行うこ とができる: ・β−β0対BSDFのプロット(ハーベーシャック) ・θ−θ0あるいはθ対BSDF ・θ対BSDF ・曲座標プロット ・RMS表面粗さ、RMS傾き、パワースペクトル密度 ・線形、log−log、片対数の形式でのプロット また、SOFTSCAT−2Dの機能と以下のような ものも含まれている: ・データを「ズームイン」する機能 ・十字線位置合わせ ・ユーザが定義した説明文の挿入 ・データに対しての定数の乗算および/または定数の加 算(異なる曲線形状を 大きさに関係なしに形状比較を 行う際に用いる) H.3次元プロット 従来から用いれているソフトウェア例えばBRO社のSOFTSCAT−3D を用いて、ASTM標準E1392−90に従ってスキャッタメータで取られた 半球データ、表面スキャンなどの3次元データをすべてプロットすることが可能 である。また、ソフトウェアは、他の形式のデータも読みとれるような構成に容 易にできる。 データのプロットは以下のようないろいろな方法で行うことが可能である: ・カラースケール透視プロット ・カラーマップ ・等高線 ・3次元データの断面プロット その他に以下のような機能を備えている: ・3次式近似 ・データの対数プロット ・十字線位置合わせ ・自動ラベリング I.グラフィック出力 SOFTSCAT−2DおよびSOFTSCAT−3Dのいずれも以下のサポ ートをしている: ・200以上のグラフィック・カード ・エプソンプリンタ出力 ・HPGLプロッタ出力 ・ワードパーフエクトなどのワードプロセッサへの入力 のためのHPGLファ イル出力 ・出版物クラスの高品質出力 VI.その他の測定技術 A.高速表面スキャン 被測定表面上の数点についてのデータを取りさえすればよいとは必ずしも限ら ない。しばしば、全表面についての特性を求めることが必要となる。非常に高速 に表面スキャンをさせることが可能である。データの収集は、ほとんどビデオと 同様の速度で高速に行われるので、全表面のスキャンを非常に高速で行うことが 可能である。信号の積分が制限要因となるのではなく、この場合では、x−yス キャナの速度が制限要因である。 なお、x、y、α、βを含む4次元のBRDFデータを取り扱うこととなる点 に注意すべきである。ここで、αおよびβはコサイン空間における半球角度であ る。従って、映画のようにデータを高速に連続して表示することによって第4番 目の表示パラメータを表示させるようにすることが必要となる。 B.処理および表面解析 2次元グレースケールイメージを半球アプローチを用いて生成することができ る。イメージのパターンを用いて、広範囲の画像処理およびデータ解析を行い、 表面の性質とその欠陥とを解析するためのソフトウェアを開発することができる 。 本発明のスキャッタメータは、具体的な例として以下のような機能を有して いる: 以上に、本発明の好適な実施例および出願の時点において出願者が知り限り最 も望ましいと考えられる態様について説明した。しかしながら、以上は例示のた めであって、本発明が上に開示した内容に限定されるものではない。明らかに、 上記の教えから多くの変形や変更が可能である。実施例は、本発明の原理とその 実際的な応用を最もよく理解できるように選択したものであり、これにより、同 業者は本発明を具体的な用途に応じていろいろな形態で実施することが可能であ ろう。本発明の範囲は添付の請求範囲によって定義されるものである。 付録A:技術ノート 検出器の直線性 第4.3節において述べたように、CIDカメラは飽和を起こすことがある。B ROにおける実験では、カメラは、飽和を起こした後、さらに2桁の大きさのパ ワーが加えられると、ピクセルが反転を起こす。この反転は、製造業者によって 述べられているように、エレクトロニクスが固定パターン雑音と思われるものを 差し引いてしまうためである。反転が起こる前に飽和を確実に検出することが可 能であり、飽和を起こす以前のデータを収集するようにできるので、反転は最終 的なデータには影響を与えない。このようにカメラを取り扱う技術は、レーザプ ロファイル技術として一般によく知られているものである。また、レーザパワ ーが、波長に応じた妥当な範囲内に保持されている場合には、上記の方法は完全 に安全なものである。提案した測定器に用いられるパワーは、上記の安全な範囲 内のものである。レーザ出力パワーは、内蔵型電子冷却装置とフィードバックパ ワーコントロールループとを用いて1%以内に制御することが可能である。校正 BSDFデータを正規化するのに用いることが可能な校正方法として次の2つ がある。第1のものは、基準置換法(RSS)であり、もう1つの方法は、減衰 入力ビーム直接測定法(ABDM)である。 これらの2つの方法について、以下にさらに詳細に説明する。RSS校正方法 現在のBROスキャッタメータは、金の校正標準(NIST標準)を測定する ことによって、自動的にデータを校正する機能を有している。金の基準は、必要 な広いスペクトル範囲においてよくその役割を果たすことができる。関連する方 程式は以下の通りである: BRDFs= [BRDF * cos(θR) * Vs] / [cos(θ1 ) * cos (Φ1) * VR] BRDFR = PR/π (ランバーシャン) ただし、 BRDFs = 試料のBRDF BRDFR = 基準標準のBRDF PR=ランバーシャン基準(既知)の反射率 θ1,Φ1=試料の法線を基準とした、検出器の角度(平面上、平面外) θR,ΦR=基準測定時の検出器の角度(平面上、平面外) V1=θ1,Φ1における試料散乱の電圧 VR=θR,ΦRにおける基準散乱の電圧 RSS法における誤差は以下の通りである: ・標準自身の反射率測定値の誤差(一定) ・基準試料はある角度範囲においては一様に散乱しBRDF曲線は平坦であると の仮定のもとに、基準試料をある1つの角度(正反射位置から10度)で測定す る。現実には、完全に平坦なBRDF曲線は得られない。最も一様に散乱をする 白の場合においてさえも、BRDFは±30%以上変化する。 これらの誤差が与える影響は一定である。すなわち、これらの誤差によってB SDF曲線のレベルが変化するが、その形は一定である。この方法の利点は、標 準あるいはテスト試料のデータ収集処理に共通の何らかの誤差あるいは要因は、 ノーマライズされてしまうことである。同じ試料(マーティン・ブラック)を3 つの別々のBROのスキャッタメータで顧客によって取られたデータによれば、 この校正技術は正しく用いれば良好な結果を与えることを示している。ABDM校正法 絶対法では、基準ミラーを用いて入射ビームを直接に検出器に導く、すなわち 定位置に試料を置かずにビームを捕捉する。このときの方程式は以下の通りであ る: BRDFs=Vss2 /[VTT*cos(θ1)*cos(Φ1)*a*T] ただし、 θ1、Φ1=平面内、および平面外における試料法線を基準とした 検出器角度 Vs=測定試料を測定したときの電圧出力 VT=全パワーを測定する場合において、試料に入射するすべての放射が試料検 出器に入射したときの電圧出力 AT=全パワーを検出器へ加えるときの減衰 a=開口面積 As=θs、Φsにおける減衰 R=集光光学系と試料との距離 T=基準ミラーの反射率(直通法ではT=1.0) ABDM法における誤差は次の通りである: ・波長に依存する減衰をノーマライズする際の誤差(一定) ・立体角を定める量である“R”および“a”の測定誤 差 ・光源からのすべての信号が検出器で収集され、その他には迷光が実際上存在し ない理想状態からのずれ ・減衰器を用いた場合においても起こる試料および基準検出器の非直線性、なお 、レーザ光源に対しては、上記のRSS校正法が用いられる。迷光の抑止 どのスキャッタメータにおいても、測定器プロファイル、および照明ビームの 2つが迷光の原因となる。測定器プロファイルは、照明光学系(主として試料直 前の部分)からの前方散乱と集光システムの視野との相互作用によって生じる固 定雑音である。この主な影響は正反射近傍の測定能力の限界に与える効果である 。しかし、これは正反射試料を測定する場合のみ起こる制限である。散乱試料を 測定する場合には、測定器プロファイルは一般に問題とはならない。 測定器プロファイルを低減する2つの方法がある。1つは、光源の大きさある いはビーム直径を小さくすることであり、もう1つは、集光光学系の視野を小さ くすることである。光源の大きさあるいはビーム直径を調節すると主ミラーへの 照射スポットサイズが変化する。集光系の視野を小さくすると、検出器から見た スポット角度が小さくなる。BROスキャッタメータでは、これらのパラメータ を最適化し、最適なスポットサイズと小さな測定器プロファイルを達成している 。 他の迷光の原因は反射ビームによるものである。すなわち、ビームが壁や支持 構造物に当たったときに迷光が生じる。もし、壁が存在しなければ内部光源から 発生する迷光は低減する。支持構造物からの迷光を除くには、試料を過大に詰め 込まないようにするのが最もよい。しかし、これは常に可能とは限らない。過大 な照射を行うと試料から反射したビームが周囲の支持構造物に当たる。支持構造 物からの迷光を最小にするために、特別な試料ホルダを開発した。試料の周囲に 存在するホルダ構造部分のほとんどをなくしてしまい、過大照射ビームサイズ( 焦点調節)を制御し、ビームダンプを用いることによって、BROは測定器自 身の迷光原因を最小化した。 付録B:計算 用いられているCIDカメラは、飽和点が450,000電子であり、大容量 を有している。従って、BRDFが測定に必要な最小値(10-5)である場合に 、ピクセル要素が250,000から450,000程度の電子を蓄積できるよ うにすることが望まれる。 安全係数を見込んで、450,000電子を目標とするものとしよう。 BRDFが最小値BRDFminをとるとき、カメラが電子の形で得る信号は、 N=Φ1・t・R・BRDFmin・Ω・τ/q ただし、 t=フレーム(積分時間)[秒] Φ1=入力レーザパワー[W] BRDFmin=10-5[1/ステラジアン] Ω=立体角[ステラジアン] τ=ファイバーのスループットレシオ R=検出器の応答性[A/W] q=電子の電荷 1.6E−19 [クーロン] N=集められた電子の数 市販されているレーザダイオードの中から、スペクトルの異なる2つを選択し た。これらの波長における典型的な値を代入すると、 t=0.200秒 BRDF=1×10-5 Ω=(0.25/57.3)2 τ=0.4 q=1.6E−19 Φ1(840)=70mW Φ1(670)=3mW R(840)=0.065A/W R(670)=0.115A/W 1A=0.6E19電子/秒 以下に示すCID応答曲線から、カメラの感度は600nm近くで最も高くな ることがわかる。ただし、市販のダイオードは、この波長よりも長い波長におい てより大きな出力が得られる。 上記の議論から、積Φ1・Rを最大化する。 λ=670nm または λ=840nm q1=3mW q1=70mW 以下の示すCID応答曲線から、これらの波長における応答性は次のようにな る。 R=f(λ nm) R(670)=0.115A/W R(840)=0.065A/W 上記の方程式を用いると次の値が得られる。 N(670)=32844電子 N(840)=433160電子 ここで、4.5×105電子を得ることが目標として仮定されていることを思 い返すと、670nmのダイオードでは十分ではなく、840nmの70mWを 用いると目的が達成できることがわかる。以上の議論から、ダイオードのオン・ オフ時間(ダイオードコントローラを用いて10nsの程度で制御できる)を制 御することによって、ダイオードパワーを数μWから70mWの範囲で制御する ことが可能なことがわかる。
【手続補正書】 【提出日】1995年5月30日 【補正内容】 請求の範囲 1.複数の光ファイバー要素のそれぞれの要素の一方の端部が互いに間隔をおい て配置固定され、他方の端部が指標付けられてアレイ状に配列された複数の光フ ァイバー要素を有する集光装置において; 上記複数の光ファイバーが共通の視野を有し、その一方の端部が、各ファイ バーの長さ方向の軸が上記一方の端部において各ファイバーに対して直交する光 を放射する共通の光源に事実上収束するような曲率半径を有する曲面上に固定さ れており、 これによって、上記の光源よりいろいろな方向に放射される光を、各ファイ バーの上記一方の端部において同時に受光して、これを他方の端部まで伝搬させ るようになしたことを特徴とする装置。 2.上記曲面が完全な半球であることを特徴とする請求範囲第1項に記載の集光 装置。 3.上記完全半球は、堅固な半ドームであり、上記半ドームが複数の開口を有し 、上記光ファイバーのそれぞれの一方の端部が上記開口内に固定されていること をさらに特徴とする請求範囲第2項に記載の集光装置。 4.上記複数の光ファイバーがテーパが付された光ファイバーバンドルを形成し ていることをさらに特徴とする請求範囲第2項に記載の集光装置。 5.上記のテーパが付されたバンドルが溶融していることをさらに特徴とする請 求範囲第4項に記載の集光装置。 6.上記曲面が球セグメントであることを特徴とする請求範囲第1項に記載の集 光装置。 7.上記複数の光ファイバーがテーパが付された光ファイバーバンドルであり、 上記の球の表面が上記バンドルのテーパ部分内にある、 ことをさらに特徴とする請求範囲第6項に記載の集光装置。 8.上記曲面が一方の端部にあり、他方の端部がバンドルの広い端部であること を特徴とする請求範囲第7項に記載の集光装置。 9.上記テーパが付された光ファイバーバンドルが一体バンドルであり、該バン ドルが、広い中央部と、球表面が一方の端部に位置する第1のテーパ部と、他 方の端部に終端する第2のテーパ部とを具備し、上記第1のテーパ部と第2のテ ーパ部が反対方向に傾斜していることをさらに特徴とする請求範囲第7項に記載 の集光装置。 10.上記バンドルが溶融していることをさらに特徴とする請求範囲第9項に記載 の集光装置。 11.上記第1および第2のテーパ部がそれぞれ互いに接合された広い端部で終端 し、広い中央部を形成するようになされていることをさらに特徴とする請求範囲 第9項に記載の集光装置。 12.上記第1および第2のテーパ部が互いに45度回転された後に互いに接合さ れていることをさらに特徴とする請求範囲第11項に記載の集光装置。 13.上記一体のバンドルは、2重にテーパが付された溶融光ファイバーバンドル であることをさらに特徴とする請求範囲第9項に記載の集光装置。 14.バンドルを通る経路を光を伝搬させて共通の光源を照射し、上記の伝搬され た光が上記共通の光源で散乱され、上記複数の光ファイバーに入射するようにな されていることをさらに特徴とする請求範囲第13項に記載の集光装置。 15.共通光源から反射される正反射ビームを抑止するための手段をさらに具備し ていることをさらに特徴とする請求範囲第14項に記載の集光装置。 16.上記曲面が光ファイバーの全ての端部をその長さ方向軸を含む単一面内に固 定するセグメントであることをさらに特徴とする請求範囲第1項に記載の集光装 置。 17.放射状に配置された複数の通路を有し、それぞれの通路に1本のファイバー が固定されるようになされた開口ブロックをさらに具備していることをさらに特 徴とする請求範囲第16項に記載の集光装置。 18.上記光ファイバーがバンドルであり、狭帯域コートが上記ファイバーバンド ルの外部に施されていることをさらに特徴とする請求範囲第1項に記載の集光装 置。 19.いろいろな入射角度で光源ビームを入力するための縦方向スロットを上記バ ンドルの上端に設けたことをさらに特徴とする請求範囲第7項に記載の集光装置 。 20.請求範囲第6項または第11項に記載の光ファイバーバンドルを製造するた めの方法において、該方法が以下のステップを含む: a)テーパが付けられた光ファイバーバンドルを形成する、 b)テーパが付けられた部分に凹面をカット形成し、該凹面が各ファイバーの 長さ方向軸において接する接平面が上記バンドルの各ファイバーの長さ方向軸と 直交するようになす ことを特徴とする方法。 21.表面からの反射光を測定するための装置において、該装置が: ハウジング、 上記ハウジング内に保持されて、上記表面を照らすようになされたレーザダ イオード光源、 テーパが付けられた光ファイバーバンドル、該光ファイバーバンドルは上記 ハウジング内に保持され、また該光ファイバーバンドルはその一方の端部のテー パが付けられた部分に凹面を有し、また該光ファイバーバンドルの他方の端部は 、指標付けられたアレイに形成され、上記表面上の点から反射された光を伝送す るようになされている、 CIDカメラ、該カメラは上記ハウジング内に保持され、また該カメラは伝 送された光ビームを受光して電気信号に変換するスキャン可能な面アレイを具備 している を具備していることを特徴とする装置。 22.レーザパワーを制御するためのダイオードコントローラをさらに具備したこ とを特徴とする請求範囲第21項に記載の表面からの反射光を測定するための装 置。 23.上記ダイオードコントローラがレーザのオン時間を制御することをさらに特 徴とする請求範囲第22項に記載の表面からの反射光を測定するための装置。 24.レーザダイオードからの光を上記表面に向かって反射させるための折り返し ミラーをさらに具備したことを特徴とする請求範囲第21項に記載の表面からの 反射光を測定するための装置。 25.レーザ光源のためのデポーラライザをさらに具備したことを特徴とする請求 範囲第21項に記載の表面からの反射光を測定するための装置。 26.上記表面の1点に上記レーザダイオードを収束させるための1組のレンズを さらに具備したことを特徴とする請求範囲第21項に記載の表面からの反射光を 測定するための装置。 27.上記の点に焦点が合うように上記1組のレンズを調節するためのマイクロメ ータさらに具備したことを特徴とする請求範囲第26項に記載の表面からの反射 光を測定するための装置。 28.上記表面から反射する正反射ビームを集めるためのビームダンプをさらに具 備したことを特徴とする請求範囲第21項に記載の表面からの反射光を測定する ための装置。 29.上記バンドルと上記カメラの中間に位置し、集光した光を上記スキャン可能 な面アレイに収束させるようになされた結像レンズをさらに具備したことを特徴 とする請求範囲第21項に記載の表面からの反射光を測定するための装置。 30.上記バンドルが広い端部と狭い端部とを有し、 上記一方の端部が狭い端部であり、 上記他方の端部が広い端部である、 ことをさらに特徴とする請求範囲第21項に記載の表面からの反射光を測定する ための装置。 31.上記バンドルが広い端部と狭い端部とを有し、 上記一方の端部が広い端部であり、 上記他方の端部が狭い端部である、 ことをさらに特徴とする請求範囲第21項に記載の表面からの反射光を測定する ための装置。 32.上記テーパ部の狭い端部を収納し上記狭い端部を上記面アレイに対して位置 合わせするようになされた、スプリングで偏倚されたハウジングをさらに具備し ていることを特徴とする請求範囲第21項に記載の表面からの反射光を測定する ための装置。 33.上記バンドルと上記アレイとの中間に光ファイバー面板をさらに具備してい ることを特徴とする請求範囲第32項に記載の表面からの反射光を測定するた めの装置。 34.上記アレイの積分時間を制御するためのカメラコントローラをさらに具備し ていることを特徴とする請求範囲第21項に記載の表面からの反射光を測定する ための装置。 35.上記ハウジングに取り付けられ、上記ハウジングの内部を外部の汚染から保 護するようになされたシャッタをさらに具備していることを特徴とする請求範囲 第21項に記載の表面からの反射光を測定するための装置。 36.上記ハウジングに設けられ、上記ハウジングを外部汚染から保護するように なされた窓をさらに具備していることを特徴とする請求範囲第21項に記載の表 面からの反射光を測定するための装置。 37.上記ハウジング、上記レーザ光源、上記光ファイバーバンドル、及びCID カメラが測定ユニットであり、該測定ユニットを調節するための位置合わせ機構 をさらに具備していることを特徴とする請求範囲第21項に記載の表面からの反 射光を測定するための装置。 38.上記位置合わせ機構がさらに: 上記ハウジングを保持するためのベースプレート、 上記光ファイバーバンドル中の正反射ビームを最初に位置合わせするための 角度調節機構と、上記ハウジングを上記ベースプレートに対して動かして上記レ ーザ光源を光ファイバーの表面の1点に収束させるための焦点調節機構とを含む 軸位置コントロール、 上記ハウジングを上記表面に対して位置合わせし、次いで正反射ビームを上 記ビームダンプに位置合わせするための方位調節機構 をさらに具備していることを特徴とする請求範囲第37項に記載の表面からの反 射光を測定するための装置。 39.上記ハウジングに取り外し可能に取り付けて上記装置を校正するための基準 試料アダプタプレートをさらに具備していることを特徴とする請求範囲第21項 に記載の表面からの反射光を測定するための装置。 40.x−yスキャンが可能なアレイカメラを用いて被測定物から発した光を取得 する方法において、該方法が以下のステップを含む: a)周囲光を測定して、その測定値を基準フレームに記憶し、 b)レーザダイオード光源で上記被測定物をあらかじめ定められた時間だけ照 らし、 c)上記時間において上記被測定物から反射された光ビームを集め、該ビーム をアレイに伝送し、 d)上記アレイをx−yスキャンして光ビームを電気的データに変換すること によって収集されたデータをディジタイズし、 e)ディジタイズされたデータを次のフレームに記憶し、 f)反復させる度ごとにレーザダイオードのオン時間をあらかじめ定められた 量だけ増加させながら上記ステップ(b)から(e)を反復し、 これによって、基準フレームおよびN個のデータフレームを収集して、N+1個 の連続したフレームに記憶することを特徴とする方法。 41.最初のデータフレームにおいてどのピクセルも飽和することがないように上 記あらかじめ定められた時間を設定するステップをさらに含むことを特徴とする 請求範囲第40項に記載のx−yスキャンが可能なアレイカメラを用いて被測定 物から発した光を取得する方法。 42.飽和したピクセルからのデータを無視するステップをさらに含むことを特徴 とする請求範囲第40項に記載のx−yスキャンが可能なアレイカメラを用いて 被測定物から発した光を取得する方法。 43.飽和したピクセルが近傍のピクセルに影響を与えることを防ぐステップをさ らに含むことを特徴とする請求範囲第40項に記載のx−yスキャンが可能なア レイカメラを用いて被測定物から発した光を取得する方法。 44.上記照射ステップが、表面の1点を照射するステップを含み、 上記収集ステップが、上記の点から散乱された反射光を収集するステップを 含み、 上記のディジタイズステップがCID面アレイカメラを用いてディジタイズ を行うステップを含む ことを特徴とする請求範囲第40項に記載のx−yスキャンが可能なアレイカメ ラを用いて被測定物から発した光を取得する方法。 45.上記収集ステップが、共通の視野を有する複数の光ファイバーの各々の長さ 方向軸がその一方の端部において実質的に上記の1点に収束するように上記複数 の光ファイバーの各端部を向けることによって散乱光を集め、集められたビーム を上記アレイにおいて電気信号に変換するためにファイバーの他方の端部まで伝 送するステップをさらに含むことを特徴とする請求範囲第44項に記載のx−y スキャンが可能なアレイカメラを用いて被測定物から発した光を取得する方法。 46.コンピュータフレームグラバーの連続的にx−y配列された複数のメモリフ レームに記憶されたデータから単一データプロファイルを再構成する方法におい て、上記複数のメモリフレームの最初のフレームが上記の一連のフレームのすべ てに共通する係数を表すデータを記憶する基準フレームであり、残りのフレーム がデータフレームとなされており、該方法が: a)x−y配向プロファイル配列をメモリ中に設定し、該配列をゼロで満たし 、 b)スケールファクタを算出し、 c)基準フレームに記憶されている共通係数データを一連のデータフレームの 各フレームに記憶されているデータから差し引き、 d)最初のデータフレームのデータを上記スケールファクタでスケーリングし 、 e)その次に続いているデータフレームの各x−y点に記憶されているデータ をスケーリングして上記配列の対応するx−y位置に加える、ただし、この処理 は、上記位置にデータがまだ記憶されておらず、またさらに、 (1)上記配列の上記x−y点にすでに存在するデータがゼロであり、また (2)Tを、データの値がTよりも大きい場合にはそのデータが不当であること を表すスレショールドレベルとするとき、現在のデータフレームおよびそれより 以前のすべてのデータフレームの上記x−y点のデータがTよりも小さい場合に おいてのみ行われる、 f)後続の一連のデータフレームの各々に対してステップ(e)を独立に連続的 に反復するステップを含むことを特徴とする方法。 47.一連のフレームすべてに共通の係数として周囲光を表す係数を提供するよう になされていることを特徴とする請求範囲第46項に記載の単一データプロフ ァイルを再構成する方法。 48.上記プロファイル配列の設定ステップがさらに、散乱源からいろいろな方向 に反射する光の単一散乱プロファイルを表す配列を設定するステップを含んでい ることを特徴とする請求範囲第46項に記載の単一データプロファイルを再構成 する方法。 49.一連のフレームの対応するx−y点のデータの差を表す変数を表すスケール ファクタを用いることを特徴とする請求範囲第46項に記載の単一データプロフ ァイルを再構成する方法。 50.一連のフレームにおいて、フレームごとに増加するレーザダイオード光源の オン時間の増加の大きさのオーダを表すスケールファクタを用いることを特徴と する請求範囲第49項に記載の単一データプロファイルを再構成する方法。 51.系統的な基準校正係数を表すスケールファクタを準備し、該スケールファク タをステップ(f)の後で適用することを特徴とする請求範囲第46項に記載の 単一データプロファイルを再構成する方法。 52.一連のフレームの対応するx−y点のデータの差を表す変数と、系統的な基 準校正係数とを表すスケールファクタを用いることを特徴とする請求範囲第 4 6項に記載の単一データプロファイルを再構成する方法。 53.フレームのx−y点によって表される試料から集光された反射光のピクセル 飽和レベルを表すスレショールド値Tを用いることを特徴とする請求範囲第46 項に記載の単一データプロファイルを再構成する方法。 54.現在のフレームあるいは以前の任意のフレームのx−y点のデータのうちT を越えるデータあるいは以前の任意のフレームにおいてゼロでないデータを無視 することを特徴とする請求範囲第46項に記載の単一データプロファイルを再構 成する方法。 55.データを表示することをさらに特徴とする請求範囲第46項に記載の単一デ ータプロファイルを再構成する方法。 56.上記表示ステップが: BRDF曲線の近傍、中間、および遠方アングル、 BRDF曲線上のあるセグメントの範囲におけるBRDF曲線のピーク値お よび平均値、 ダイオードパワー出力、 平均周囲光レベル、 表面粗さ(RMS)、 全積分散乱(TIS) パワースペクトル密度(PSD)、または 自己相関 を表示するステップを含むこと特徴とする請求範囲第55項に記載の単一データ プロファイルを再構成する方法。 57.1点からいろいろな角度で反射する光を測定するためのスキャッタメータに おいて、該スキャッタメータが、上記の点を照射するためのパワー制御レーザ光 源と、その点から反射してくる光ビームを集光すべき点を共通の視野として有す る複数の光ファイバー要素からなる光ファイバーバンドルとを具備しており、該 スキャッタメータが: 上記反射光ビームを電気信号に変換するためのカメラを具備しており、 集光された光ビームの信号レベルを上記カメラの暗電流雑音レベルよりもあ らかじめ定められた量だけ大きくなるように増大し、フレームグラバー中に連続 的なイメージを形成し、 さらに上記フレームグラバーが連続的にイメージをディジタイズして記憶し 、これから、同時に上記信号レベルの増加量を増加させながら上記点から発する 光の単一散乱プロファイルを再構成する ことを特徴とするスキャッタメータ。 58.上記光ファイバーバンドルがさらに: 上記複数の光ファイバー要素のそれぞれの要素の一方の端部が互いに間隔を おいて曲面上に配置固定され、上記曲面が各ファイバーの長さ方向の軸が上記一 方の端部において、各ファイバーに対して直交する光を放射する共通の光源に事 実上収束するような曲率半径を有しており、上記光ファイバーの他方の端部が指 標付けられたアレイ状に配列されており、 これによって、上記点からいろいろな角度に発する光が同時に各ファイバー の上記一方の端部に入射して他方の端部まで伝送される ようになされていることを特徴とする請求範囲第57項に記載の1点からいろい ろな角度で反射する光を測定するためのスキャッタメータ。 59.上記の曲面が完全半球であり、上記単一散乱プロファイルが3次元プロファ イルであることを特徴とする請求範囲第58項に記載の1点からいろいろな角度 で反射する光を測定するためのスキャッタメータ。 60.上記完全半球が堅固な半ドームであり、上記半ドームが複数の開口を有し、 上記光ファイバーのそれぞれの一方の端部が上記開口内に固定されていることを さらに特徴とする請求範囲第59項に記載の1点からいろいろな角度で反射する 光を測定するためのスキャッタメータ。 61.上記曲面が球セグメントであり、上記単一散乱プロファイルが3次元プロフ ァイルであることをさらに特徴とする請求範囲第58項に記載の1点からいろい ろな角度で反射する光を測定するためのスキャッタメータ。 62.上記複数の光ファイバーがテーパが付された光ファイバーバンドルであり、 上記の球の表面が上記バンドルのテーパ部分内にあることをさらに特徴とする 請求範囲第61項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定するため のスキャッタメータ。 63.上記曲面が一方の端部にあり、他方の端部がバンドルの広い端部であること をさらに特徴とする請求範囲第62項に記載の1点からいろいろな角度で反射す る光を測定するためのスキャッタメータ。 64.上記テーパが付された光ファイバーバンドルが一体バンドルであり、該バン ドルが、広い中央部と、球表面が一方の端部に位置する第1のテーパ部と、他方 の端部に終端する第2のテーパ部とを具備していることをさらに特徴とする請求 範囲第62項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定するためのス キャッタメータ。 65.上記曲面が光ファイバーの端部をその長さ方向軸を含む単一面内に固定する セグメントであり、上記単一散乱プロファイルが3次元プロファイルであること をさらに特徴とする請求範囲第58項に記載の1点からいろいろな角度で反射す る光を測定するためのスキャッタメータ。 66.上記複数の光ファイバーが異なる長さを有していることをさらに特徴とする 請求範囲第58項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定するため のスキャッタメータ。 67.上記の指標付けられたアレイが集光した光を電気信号に変換するためのCI Dカメラに結合するようになされていることをさらに特徴とする請求範囲第58 項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定するためのスキャッタメ ータ。 68.上記光ファイバーバンドルにテーパが付けられており、該光ファイバーバン ドルがその一方の端部のテーパが付けられた部分に凹面を有し、 また該光ファイバーバンドルの他方の端部は、指標付けられたアレイに形成 され、集光した光ビームを伝送するようになされており、 上記カメラが、伝送された光ビームを受光するためのスキャン可能な面アレ イを有するCIDカメラである ことをさらに特徴とする請求範囲第57項に記載の1点からいろいろな角度で反 射する光を測定するためのスキャッタメータ。 69.上記バンドルと上記カメラの中間に位置し、集光した光ビームを上記スキャ ン可能な面アレイに収束させるようになされた結像レンズをさらに具備したこと をさらに特徴とする請求範囲第68項に記載の1点からいろいろな角度で反射す る光を測定するためのスキャッタメータ。 70.上記バンドルが広い端部と狭い端部とを有し、 上記一方の端部が広い端部であり、 上記他方の端部が狭い端部である、 ことをさらに特徴とする請求範囲第68項に記載の1点からいろいろな角度で反 射する光を測定するためのスキャッタメータ。 71.上記テーパ部の狭い端部を収納し上記狭い端部を上記面アレイに対して位置 合わせするようになす、スプリングで偏倚されたハウジングをさらに具備してい ることを特徴とする請求範囲第70項に記載の1点からいろいろな角度で反射す る光を測定するためのスキャッタメータ。 72.上記バンドルと上記アレイとの中間に光ファイバー面板をさらに具備してい ることを特徴とする請求範囲第71項に記載の1点からいろいろな角度で反射す る光を測定するためのスキャッタメータ。 73.さらにハウジングを具備し、 上記レーザ光源が、上記ハウジング内に保持されたダイオード制御光源であ り、 上記光ファイバーバンドルが、上記ハウジング内に保持されたテーパ付き バンドルであり、該光ファイバーバンドルが一方の端部のテーパ部に凹面を有し ており、 該光ファイバーバンドルの他方の端部は、指標付けられたアレイに形成され 、上記点から反射された光ビームを伝送するようになされており、 上記カメラは、上記ハウジング内に保持されたCIDカメラであり、該カメ ラは伝送された光ビームを受光して電気信号に変換するためのスキャン可能な面 アレイを具備している ことを特徴とする請求範囲第57項に記載の1点からいろいろな角度で反射する 光を測定するためのスキャッタメータ。 74.レーザパワーを制御するためのダイオードコントローラをさらに具備してい ることを特徴とする請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反射す る光を測定するためのスキャッタメータ。 75.レーザパワーを制御するためのダイオードコントローラをさらに具備してい ることを特徴とする請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反射す る光を測定するためのスキャッタメータ。 76.レーザ光源のためのデポーラライザをさらに具備していることを特徴とする 請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定するため のスキャッタメータ。 77.上記光ファイバーバンドルの表面の1点に上記レーザダイオードから放射さ れた光を収束させるための1組のレンズをさらに具備していることを特徴とする 請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定するため のスキャッタメータ。 78.上記の点から反射される正反射ビームを阻止するためのビームダンプをさら に具備していることを特徴とする請求範囲第73項に記載の1点からいろいろ な角度で反射する光を測定するためのスキャッタメータ。 79.上記バンドルと上記カメラの中間に位置し、集光した光を上記スキャン可能 な面アレイに収束させるようになされた結像レンズをさらに具備していることを 特徴とする請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測 定するためのスキャッタメータ。 80.上記バンドルが広い端部と狭い端部とを有し、 上記一方の端部が狭い端部であり、 上記他方の端部が広い端部である、 ことをさらに特徴とする請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反 射する光を測定するためのスキャッタメータ。 81.上記バンドルが狭い端部と広い端部とを有し、 上記一方の端部が広い端部であり、 上記他方の端部が狭い端部である、 ことをさらに特徴とする請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反 射する光を測定するためのスキャッタメータ。 82.上記アレイの積分時間を制御するためのカメラコントローラをさらに具備し ていることを特徴とする請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反 射する光を測定するためのスキャッタメータ。 83.上記ハウジングに取り付けられ、上記ハウジングの内部を外部の汚染から保 護するようになされたシャッタをさらに具備していることを特徴とする請求範囲 第73項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定するためのスキャ ッタメータ。 84.上記ハウジングに設けられ、上記ハウジングを外部汚染から保護するように なされた窓をさらに具備していることを特徴とする請求範囲第73項に記載の1 点からいろいろな角度で反射する光を測定するためのスキャッタメータ。 85.上記ハウジング、レーザ光源、光ファイバーバンドル、およびCIDカメラ が測定ユニットを構成し、上記測定ユニットを調節するための位置合わせ機構を さらに具備していることを特徴とする請求範囲第73項に記載の1点からいろい ろな角度で反射する光を測定するためのスキャッタメータ。 86.上記ハウジングに取り外し可能に取り付けて上記装置を校正するための基準 試料アダプタプレートをさらに具備していることを特徴とする請求範囲第73項 に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定するためのスキャッタメー タ。 87.請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定する ためのスキャッタメータにおいて、該スキャッタメータが上記の点から反射した 光のためのx−yスキャンが可能なアレイカメラを具備しており、該スキャッタ メータがさらに; a)周囲光を測定して、その測定値を基準フレームに記憶する手段、 b)レーザダイオード光源で上記の点をあらかじめ定められた時間だけ照射す る手段、 c)上記時間において上記の点から反射された光ビームを集め、該ビームをア レイに伝送する手段、 d)上記アレイをx−yスキャンして光ビームを電気的データに変換すること によって収集されたデータをディジタイズする手段、 e)ディジタイズされたデータを次のフレームに記憶する手段、 f)反復させる度ごとにレーザダイオードのオン時間をあらかじめ定められた 量だけ増加させながら上記ステップ(b)から(e)を反復する手段、 とを具備しており、これによって、基準フレームおよび4のデータフレーム が収集されて、5個の連続したフレームに記憶されるようになされていることを 特徴とするスキャッタメータ。 88.請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定する ためのスキャッタメータにおいて、該スキャッタメータがコンピュータフレーム グラバーの連続的にx−y配列された複数のメモリフレームに記憶されたデータ から単一データプロファイルを再構成する手段を具備しており、上記複数のメモ リフレームの最初のフレームが上記の一連のフレームのすべてに共通する係数を 表すデータを記憶する基準フレームであり、残りのフレームがデータフレームと なされており、該スキャッタメータが: a)x−y配向配列をメモリ中に設定し、該配列をゼロで満たす手段、 b)スケールファクタを算出する手段、 c)基準フレームに記憶されている共通係数データを一連のデータフレームの 各フレームに記憶されているデータから差し引く手段、 d)最初のデータフレームのデータを上記スケールファクタでスケーリングし 、スケーリングされたデータを上記プロファイル配列に加え、 e)その次に続いているデータフレームの各x−y点に記憶されているデータ をスケーリングして上記配列の対応するx−y位置に加える手段、ただし、 この処理は、上記位置にデータがまだ記憶されておらず、またさらに、 (1)上記配列の上記x−y点にすでに存在するデータがゼロであり、また (2)Tを、データの値がTよりも大きい場合にはそのデータが不当であるこ とを表すスレショールドレベルとするとき、現在のデータフレームおよびそれよ り以前のすべてのデータフレームの上記x−y点のデータがTよりも小さい場合 においてのみ行われる、 f)後続の一連のデータフレームの各々に対してステップ(e)を独立に連続 的に反復する手段、 含むことを特徴とするスキャッタメータ。 89.散乱プロファイルを1秒以内に再構成する手段によってさらに特徴づけられ る請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定するた めのスキャッタメータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI G02B 6/04 E 8809−2K 【要約の続き】 うことが可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数の光ファイバー要素のそれぞれの要素の一方の端部が互いに間隔をおい て配置固定され、他方の端部が指標付けられてアレイ状に配列された複数の光フ ァイバー要素を有する集光装置において; 上記複数の光ファイバーが共通の視野を有し、その一方の端部が、各ファイ バーの長さ方向の軸が上記一方の端部において各ファイバーに対して直交する光 を放射する共通の光源に事実上収束するような曲率半径を有する曲面上に固定さ れており、 これによって、上記の光源よりいろいろな方向に放射される光を、各ファイ バーの上記一方の端部において同時に受光して、これを他方の端部まで伝搬させ るようになしたことを特徴とする装置。 2.上記曲面が完全な半球であることを特徴とする請求範囲第1項に記載の集光 装置。 3.上記完全半球は、堅固な半ドームであり、上記半ドームが複数の開口を有し 、上記光ファイバーのそれぞれの一方の端部が上記開口内に固定されていること をさらに特徴とする請求範囲第2項に記載の集光装置。 4.上記複数の光ファイバーがテーパが付された光ファイバーバンドルを形成し ていることをさらに特徴とする請求範囲第2項に記載の集光装置。 5.上記のテーパが付されたバンドルが溶融していることをさらに特徴とする請 求範囲第4項に記載の集光装置。 6.上記曲面が球セグメントであることを特徴とする請求範囲第1項に記載の集 光装置。 7.上記複数の光ファイバーがテーパが付された光ファイバーバンドルであり、 上記の球の表面が上記バンドルのテーパ部分内にある、ことをさらに特徴とする 請求範囲第6項に記載の集光装置。 8.上記曲面が一方の端部にあり、他方の端部がバンドルの広い端部であること を特徴とする請求範囲第7項に記載の集光装置。 9.上記テーパが付された光ファイバーバンドルが一体バンドルであり、該バン ドルが、広い中央部と、球表面が一方の端部に位置する第1のテーパ部と、他 方の端部に終端する第2のテーパ部とを具備していることをさらに特徴とする請 求範囲第7項に記載の集光装置。 10.上記バンドルが溶融していることをさらに特徴とする請求範囲第9項に記載 の集光装置。 11.上記第1および第2のテーパ部がそれぞれ互いに接合された広い端部で終端 し、広い中央部を形成するようになされていることをさらに特徴とする請求範囲 第9項に記載の集光装置。 12.上記第1および第2のテーパ部が互いに45度回転された後に互いに接合さ れていることをさらに特徴とする請求範囲第11項に記載の集光装置。 13.上記一体のバンドルは、2重にテーパが付された溶融光ファイバーバンドル であることをさらに特徴とする請求範囲第9項に記載の集光装置。 14.バンドルを通る経路を光を伝搬させて共通の光源を照射し、上記の伝搬され た光が上記共通の光源で散乱され、上記複数の光ファイバーに入射するようにな されていることをさらに特徴とする請求範囲第13項に記載の集光装置。 15.共通光源から反射される正反射ビームを抑止するための手段をさらに具備し ていることをさらに特徴とする請求範囲第14項に記載の集光装置。 16.上記曲面が光ファイバーの端部をその長さ方向軸を含む単一面内に固定する セグメントであることをさらに特徴とする請求範囲第1項に記載の集光装置。 17.放射状に配置された複数の通路を有し、それぞれの通路に1本のファイバー が固定されるようになされた開口ブロックをさらに具備していることをさらに特 徴とする請求範囲第16項に記載の集光装置。 18.上記光ファイバーがバンドルであり、狭帯域コートが上記ファイバーバンド ルの外部に施されていることをさらに特徴とする請求範囲第1項に記載の集光装 置。 19.いろいろな入射角度で光源ビームを入力するための縦方向スロットを上記バ ンドルの上端に設けたことをさらに特徴とする請求範囲第7項に記載の集光装置 。 20.請求範囲第6項または第11項に記載の光ファイバーバンドルを製造するた めの方法において、該方法が以下のステップを含む: a)テーパが付けられた光ファイバーバンドルを形成する、 b)テーパが付けられた部分に凹面をカット形成し、該凹面が各ファイバーの 長さ方向軸において接する接平面が上記バンドルの各ファイバーの長さ方向軸と 直交するようになす ことを特徴とする方法。 21.表面からの反射光を測定するための装置において、該装置が: ハウジング、 上記ハウジング内に保持されて、上記表面を照らすようになされたレーザダ イオード光源、 テーパが付けられた光ファイバーバンドル、該光ファイバーバンドルは上記 ハウジング内に保持され、また該光ファイバーバンドルはその一方の端部のテー パが付けられた部分に凹面を有し、また該光ファイバーバンドルの他方の端部は 、指標付けられたアレイに形成され、上記表面上の点から反射された光を伝送す るようになされている、 CIDカメラ、該カメラは上記ハウジング内に保持され、また該カメラは伝 送された光ビームを受光して電気信号に変換するスキャン可能な面アレイを具備 している を具備していることを特徴とする装置。 22.レーザパワーを制御するためのダイオードコントローラをさらに具備したこ とを特徴とする請求範囲第21項に記載の表面からの反射光を測定するための装 置。 23.上記ダイオードコントローラがレーザのオン時間を制御することをさらに特 徴とする請求範囲第22項に記載の表面からの反射光を測定するための装置。 24.レーザダイオードからの光を上記表面に向かって反射させるための折り返し ミラーをさらに具備したことを特徴とする請求範囲第21項に記載の表面からの 反射光を測定するための装置。 25.レーザ光源のためのデポーラライザをさらに具備したことを特徴とする請求 範囲第21項に記載の表面からの反射光を測定するための装置。 26.上記表面の1点に上記レーザダイオードを収束させるための1組のレンズを さらに具備したことを特徴とする請求範囲第21項に記載の表面からの反射光を 測定するための装置。 27.上記の点に焦点が合うように上記1組のレンズを調節するためのマイクロメ ータさらに具備したことを特徴とする請求範囲第26項に記載の表面からの反射 光を測定するための装置。 28.上記表面から反射する正反射ビームを集めるためのビームダンプをさらに具 備したことを特徴とする請求範囲第21項に記載の表面からの反射光を測定する ための装置。 29.上記バンドルと上記カメラの中間に位置し、集光した光を上記スキャン可能 な面アレイに収束させるようになされた結像レンズをさらに具備したことを特徴 とする請求範囲第21項に記載の表面からの反射光を測定するための装置。 30.上記バンドルが広い端部と狭い端部とを有し、 上記一方の端部が狭い端部であり、 上記他方の端部が広い端部である、 ことをさらに特徴とする請求範囲第21項に記載の表面からの反射光を測定する ための装置。 31.上記バンドルが広い端部と狭い端部とを有し、 上記一方の端部が広い端部であり、 上記他方の端部が狭い端部である、 ことをさらに特徴とする請求範囲第21項に記載の表面からの反射光を測定する ための装置。 32.上記テーパ部の狭い端部を収納し上記狭い端部を上記面アレイに対して位置 合わせするようになされた、スプリングで偏倚されたハウジングをさらに具備し ていることを特徴とする請求範囲第21項に記載の表面からの反射光を測定する ための装置。 33.上記バンドルと上記アレイとの中間に光ファイバー面板をさらに具備してい ることを特徴とする請求範囲第32項に記載の表面からの反射光を測定するため の装置。 34.上記アレイの積分時間を制御するためのカメラコントローラをさらに具備し ていることを特徴とする請求範囲第21項に記載の表面からの反射光を測定する ための装置。 35.上記ハウジングに取り付けられ、上記ハウジングの内部を外部の汚染から保 護するようになされたシャッタをさらに具備していることを特徴とする請求範囲 第21項に記載の表面からの反射光を測定するための装置。 36.上記ハウジングに設けられ、上記ハウジングを外部汚染から保護するように なされた窓をさらに具備していることを特徴とする請求範囲第21項に記載の表 面からの反射光を測定するための装置。 37.測定ユニットを調節するための位置合わせ機構をさらに具備していることを 特徴とする請求範囲第21項に記載の表面からの反射光を測定するための装置。 38.上記位置合わせ機構がさらに: 上記ハウジングを保持するためのベースプレート、 上記光ファイバーバンドル中の正反射ビームを最初に位置合わせするための 角度調節機構と、上記ハウジングを上記ベースプレートに対して動かして上記レ ーザ光源を光ファイバーの表面の1点に収束させるための焦点調節機構とを含む 軸位置コントロール、 上記ハウジングを上記表面に対して位置合わせし、次いで正反射ビームを上 記ビームダンプに位置合わせするための方位調節機構 をさらに具備していることを特徴とする請求範囲第37項に記載の表面からの反 射光を測定するための装置。 39.上記ハウジングに取り外し可能に取り付けて上記装置を校正するための基準 試料アダプタプレートをさらに具備していることを特徴とする請求範囲第21項 に記載の表面からの反射光を測定するための装置。 40.x−yスキャンが可能なアレイカメラを用いて被測定物から発した光を取得 する方法において、該方法が以下のステップを含む: a)周囲光を測定して、その測定値を基準フレームに記憶し、 b)レーザダイオード光源で上記被測定物をあらかじめ定められた時間だけ照 らし、 c)上記時間において上記被測定物から反射された光ビームを集め、該ビーム をアレイに伝送し、 d)上記アレイをx−yスキャンして光ビームを電気的データに変換すること によって収集されたデータをディジタイズし、 e)ディジタイズされたデータを次のフレームに記憶し、 f)反復させる度ごとにレーザダイオードのオン時間をあらかじめ定められた 量だけ増加させながら上記ステップ(b)から(e)を反復し、 これによって、基準フレームおよびN個のデータフレームを収集して、N+1個 の連続したフレームに記憶することを特徴とする方法。 41.最初のデータフレームにおいてどのピクセルも飽和することがないように上 記あらかじめ定められた時間を設定するステップをさらに含むことを特徴とする 請求範囲第40項に記載のx−yスキャンが可能なアレイカメラを用いて被測定 物から発した光を取得する方法。 42.飽和したピクセルからのデータを無視するステップをさらに含むことを特徴 とする請求範囲第40項に記載のx−yスキャンが可能なアレイカメラを用いて 被測定物から発した光を取得する方法。 43.飽和したピクセルが近傍のピクセルに影響を与えることを防ぐステップをさ らに含むことを特徴とする請求範囲第40項に記載のx−yスキャンが可能なア レイカメラを用いて被測定物から発した光を取得する方法。 44.上記照射ステップが、表面の1点を照射するステップを含み、 上記収集ステップが、上記の点から散乱された反射光を収集するステップを 含み、 上記のディジタイズステップがCID面アレイカメラを用いてディジタイズ を行うステップを含む ことを特徴とする請求範囲第40項に記載のx−yスキャンが可能なアレイカメ ラを用いて被測定物から発した光を取得する方法。 45.上記収集ステップが、共通の視野を有する複数の光ファイバーの各々の長さ 方向軸がその一方の端部において実質的に上記の1点に収束するように上記複数 の光ファイバーの各端部を向けることによって散乱光を集め、集められたビーム を上記アレイにおいて電気信号に変換するためにファイバーの他方の端部 まで伝送するステップをさらに含むことを特徴とする請求範囲第44項に記載の x−yスキャンが可能なアレイカメラを用いて被測定物から発した光を取得する 方法。 46.コンピュータフレームグラバーの連続的にx−y配列された複数のメモリフ レームに記憶されたデータから単一データプロファイルを再構成する方法におい て、上記複数のメモリフレームの最初のフレームが上記の一連のフレームのすべ てに共通する係数を表すデータを記憶する基準フレームであり、残りのフレーム がデータフレームとなされており、該方法が: a)x−y配向プロファイル配列をメモリ中に設定し、該配列をゼロで満たし 、 b)スケールファクタを算出し、 c)基準フレームに記憶されている共通係数データを一連のデータフレームの 各フレームに記憶されているデータから差し引き、 d)最初のデータフレームのデータを上記スケールファクタでスケーリングし 、 e)その次に続いているデータフレームの各x−y点に記憶されているデータ をスケーリングして上記配列の対応するx−y位置に加える、ただし、この処理 は、上記位置にデータがまだ記憶されておらず、またさらに、 (1)上記配列の上記x−y点にすでに存在するデータがゼロであり、また (2)Tを、データの値がTよりも大きい場合にはそのデータが不当であるこ とを表すスレショールドレベルとするとき、現在のデータフレームおよびそれよ り以前のすべてのデータフレームの上記x−y点のデータがTよりも小さい場合 においてのみ行われる、 f)後続の一連のデータフレームの各々に対してステップ(e)を独立に連続 的に反復するステップを含むことを特徴とする方法。 47.一連のフレームすべてに共通の係数として周囲光を表す係数を提供するよう になされていることを特徴とする請求範囲第46項に記載の単一データプロファ イルを再構成する方法。 48.上記プロファイル配列の設定ステップがさらに、散乱源からいろいろな方向 に反射する光の単一散乱プロファイルを表す配列を設定するステップを含んでい ることを特徴とする請求範囲第46項に記載の単一データプロファイルを再 構成する方法。 49.一連のフレームの対応するx−y点のデータの差を表す変数を表すスケール ファクタを用いることを特徴とする請求範囲第46項に記載の単一データプロフ ァイルを再構成する方法。 50.一連のフレームにおいて、フレームごとに増加するレーザダイオード光源の オン時間の増加の大きさのオーダを表すスケールファクタを用いることを特徴と する請求範囲第49項に記載の単一データプロファイルを再構成する方法。 51.系統的な基準校正係数を表すスケールファクタを準備し、該スケールファク タをステップ(f)の後で適用することを特徴とする請求範囲第46項に記載の 単一データプロファイルを再構成する方法。 52.一連のフレームの対応するx−y点のデータの差を表す変数と、系統的な基 準校正係数とを表すスケールファクタを用いることを特徴とする請求範囲第46 項に記載の単一データプロファイルを再構成する方法。 53.フレームのx−y点によって表される試料から集光された反射光のピクセル 飽和レベルを表すスレショールド値Tを用いることを特徴とする請求範囲第46 項に記載の単一データプロファイルを再構成する方法。 54.現在のフレームあるいは以前の任意のフレームのx−y点のデータのうちT を越えるデータあるいは以前の任意のフレームにおいてゼロでないデータを無視 することを特徴とする請求範囲第46項に記載の単一データプロファイルを再構 成する方法。 55.データを表示することをさらに特徴とする請求範囲第46項に記載の単一デ ータプロファイルを再構成する方法。 56.上記表示ステップが: BRDF曲線の近傍、中間、および遠方アングル、 BRDF曲線上のあるセグメントの範囲におけるBRDF曲線のピーク値お よび平均値、 ダイオードパワー出力、 平均周囲光レベル、 表面粗さ(RMS)、 全積分散乱(TIS) パワースペクトル密度(PSD)、または 自己相関 を表示するステップを含むこと特徴とする請求範囲第55項に記載の単一データ プロファイルを再構成する方法。 57.1点からいろいろな角度で反射する光を測定するためのスキャッタメータに おいて、該スキャッタメータが、上記の点を照射するためのパワー制御レーザ光 源と、その点から反射してくる光ビームを集光すべき点を共通の視野として有す る複数の光ファイバー要素からなる光ファイバーバンドルとを具備しており、該 スキャッタメータが: 上記反射光ビームを電気信号に変換するためのカメラを具備しており、 集光された光ビームの信号レベルを上記カメラの暗電流雑音レベルよりもあ らかじめ定められた量だけ大きくなるように増大し、フレームグラバー中に連続 的なイメージを形成し、 さらに上記フレームグラバーが連続的にイメージをディジタイズして記憶し 、これから、同時に上記信号レベルの増加量を増加させながら上記点から発する 光の単一散乱プロファイルを再構成する ことを特徴とするスキャッタメータ。 58.上記光ファイバーバンドルがさらに: 上記複数の光ファイバー要素のそれぞれの要素の一方の端部が互いに間隔を おいて曲面上に配置固定され、上記曲面が各ファイバーの長さ方向の軸が上記一 方の端部において、各ファイバーに対して直交する光を放射する共通の光源に事 実上収束するような曲率半径を有しており、上記光ファイバーの他方の端部が指 標付けられたアレイ状に配列されており、 これによって、上記点からいろいろな角度に発する光が同時に各ファイバー の上記一方の端部に入射して他方の端部まで伝送される ようになされていることを特徴とする請求範囲第57項に記載の1点からいろい ろな角度で反射する光を測定するためのスキャッタメータ。 59.上記の曲面が完全半球であり、上記単一散乱プロファイルが3次元プロファ イルであることを特徴とする請求範囲第58項に記載の1点からいろいろな角度 で反射する光を測定するためのスキャッタメータ。 60.上記完全半球が堅固な半ドームであり、上記半ドームが複数の開口を有し、 上記光ファイバーのそれぞれの一方の端部が上記開口内に固定されていることを さらに特徴とする請求範囲第59項に記載の1点からいろいろな角度で反射する 光を測定するためのスキャッタメータ。 61.上記曲面が球セグメントであり、上記単一散乱プロファイルが3次元プロフ ァイルであることをさらに特徴とする請求範囲第58項に記載の1点からいろい ろな角度で反射する光を測定するためのスキャッタメータ。 62.上記複数の光ファイバーがテーパが付された光ファイバーバンドルであり、 上記の球の表面が上記バンドルのテーパ部分内にあることをさらに特徴とす る請求範囲第61項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定するた めのスキャッタメータ。 63.上記曲面が一方の端部にあり、他方の端部がバンドルの広い端部であること をさらに特徴とする請求範囲第62項に記載の1点からいろいろな角度で反射す る光を測定するためのスキャッタメータ。 64.上記テーパが付された光ファイバーバンドルが一体バンドルであり、該バン ドルが、広い中央部と、球表面が一方の端部に位置する第1のテーパ部と、他方 の端部に終端する第2のテーパ部とを具備していることをさらに特徴とする請求 範囲第62項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定するためのス キャッタメータ。 65.上記曲面が光ファイバーの端部をその長さ方向軸を含む単一面内に固定する セグメントであり、上記単一散乱プロファイルが3次元プロファイルであること をさらに特徴とする請求範囲第58項に記載の1点からいろいろな角度で反射す る光を測定するためのスキャッタメータ。 66.上記複数の光ファイバーが異なる長さを有していることをさらに特徴とする 請求範囲第58項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定するため のスキャッタメータ。 67.上記の指標付けられたアレイが集光した光を電気信号に変換するための CIDカメラに結合するようになされていることをさらに特徴とする請求範囲第 58項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定するためのスキャッ タメータ。 68.上記光ファイバーバンドルにテーパが付けられており、該光ファイバーバン ドルがその一方の端部のテーパが付けられた部分に凹面を有し、 また該光ファイバーバンドルの他方の端部は、指標付けられたアレイに形成 され、集光した光ビームを伝送するようになされており、 上記カメラが、伝送された光ビームを受光するためのスキャン可能な面アレ イを有するCIDカメラである ことをさらに特徴とする請求範囲第57項に記載の1点からいろいろな角度で反 射する光を測定するためのスキャッタメータ。 69.上記バンドルと上記カメラの中間に位置し、集光した光ビームを上記スキャ ン可能な面アレイに収束させるようになされた結像レンズをさらに具備したこと をさらに特徴とする請求範囲第68項に記載の1点からいろいろな角度で反射す る光を測定するためのスキャッタメータ。 70.上記バンドルが広い端部と狭い端部とを有し、 上記一方の端部が広い端部であり、 上記他方の端部が狭い端部である、 ことをさらに特徴とする請求範囲第68項に記載の1点からいろいろな角度で反 射する光を測定するためのスキャッタメータ。 71.上記テーパ部の狭い端部を収納し上記狭い端部を上記面アレイに対して位置 合わせするようになす、スプリングで偏倚されたハウジングをさらに具備してい ることを特徴とする請求範囲第70項に記載の1点からいろいろな角度で反射す る光を測定するためのスキャッタメータ。 72.上記バンドルと上記アレイとの中間に光ファイバー面板をさらに具備してい ることを特徴とする請求範囲第71項に記載の1点からいろいろな角度で反射す る光を測定するためのスキャッタメータ。 73.さらにハウジングを具備し、 上記レーザ光源が、上記ハウジング内に保持されたダイオード制御光源であ り、 上記光ファイバーバンドルが、上記ハウジング内に保持されたテーパ付きバ ンドルであり、該光ファイバーバンドルが一方の端部のテーパ部に凹面を有して おり、 該光ファイバーバンドルの他方の端部は、指標付けられたアレイに形成され 、上記点から反射された光ビームを伝送するようになされており、 上記カメラは、上記ハウジング内に保持されたCIDカメラであり、該カメ ラは伝送された光ビームを受光して電気信号に変換するためのスキャン可能な面 アレイを具備している ことを特徴とする請求範囲第57項に記載の1点からいろいろな角度で反射する 光を測定するためのスキャッタメータ。 74.レーザパワーを制御するためのダイオードコントローラをさらに具備してい ることを特徴とする請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反射す る光を測定するためのスキャッタメータ。 75.レーザパワーを制御するためのダイオードコントローラをさらに具備してい ることを特徴とする請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反射す る光を測定するためのスキャッタメータ。 76.レーザ光源のためのデポーラライザをさらに具備していることを特徴とする 請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定するため のスキャッタメータ。 77.上記光ファイバーバンドルの表面の1点に上記レーザダイオードから放射さ れた光を収束させるための1組のレンズをさらに具備していることを特徴とする 請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定するため のスキャッタメータ。 78.上記の点から反射される正反射ビームを阻止するためのビームダンプをさら に具備していることを特徴とする請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな 角度で反射する光を測定するためのスキャッタメータ。 79.上記バンドルと上記カメラの中間に位置し、集光した光を上記スキャン可能 な面アレイに収束させるようになされた結像レンズをさらに具備していること を特徴とする請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を 測定するためのスキャッタメータ。 80.上記バンドルが広い端部と狭い端部とを有し、 上記一方の端部が狭い端部であり、 上記他方の端部が広い端部である、 ことをさらに特徴とする請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反 射する光を測定するためのスキャッタメータ。 81.上記バンドルが狭い端部と広い端部とを有し、 上記一方の端部が広い端部であり、 上記他方の端部が狭い端部である、 ことをさらに特徴とする請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反 射する光を測定するためのスキャッタメータ。 82.上記アレイの積分時間を制御するためのカメラコントローラをさらに具備し ていることを特徴とする請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反 射する光を測定するためのスキャッタメータ。 83.上記ハウジングに取り付けられ、上記ハウジングの内部を外部の汚染から保 護するようになされたシャッタをさらに具備していることを特徴とする請求範囲 第73項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定するためのスキャ ッタメータ。 84.上記ハウジングに設けられ、上記ハウジングを外部汚染から保護するように なされた窓をさらに具備していることを特徴とする請求範囲第73項に記載の1 点からいろいろな角度で反射する光を測定するためのスキャッタメータ。 85.上記ハウジング、レーザ光源、光ファイバーバンドル、およびCIDカメラ が測定ユニットを構成し、上記測定ユニットを調節するための位置合わせ機構を さらに具備していることを特徴とする請求範囲第73項に記載の1点からいろい ろな角度で反射する光を測定するためのスキャッタメータ。 86.上記ハウジングに取り外し可能に取り付けて上記装置を校正するための基準 試料アダプタプレートをさらに具備していることを特徴とする請求範囲第73項 に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定するためのスキャッタ メータ。 87.請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定する ためのスキャッタメータにおいて、該スキャッタメータが上記の点から反射した 光のためのx−yスキャンが可能なアレイカメラを具備しており、該スキャッタ メータがさらに; a)周囲光を測定して、その測定値を基準フレームに記憶する手段、 b)レーザダイオード光源で上記の点をあらかじめ定められた時間だけ照射す る手段、 c)上記時間において上記の点から反射された光ビームを集め、該ビームをア レイに伝送する手段、 d)上記アレイをx−yスキャンして光ビームを電気的データに変換すること によって収集されたデータをディジタイズする手段、 e)ディジタイズされたデータを次のフレームに記憶する手段、 f)反復させる度ごとにレーザダイオードのオン時間をあらかじめ定められた 量だけ増加させながら上記ステップ(b)から(e)を反復する手段、 とを具備しており、これによって、基準フレームおよび4のデータフレームが収 集されて、5個の連続したフレームに記憶されるようになされていることを特徴 とするスキャッタメータ。 88.請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定する ためのスキャッタメータにおいて、該スキャッタメータがコンピュータフレーム グラバーの連続的にx−y配列された複数のメモリフレームに記憶されたデータ から単一データプロファイルを再構成する手段を具備しており、上記複数のメモ リフレームの最初のフレームが上記の一連のフレームのすべてに共通する係数を 表すデータを記憶する基準フレームであり、残りのフレームがデータフレームと なされており、該スキャッタメータが: a)x−y配向配列をメモリ中に設定し、該配列をゼロで満たす手段、 b)スケールファクタを算出する手段、 c)基準フレームに記憶されている共通係数データを一連のデータフレームの 各フレームに記憶されているデータから差し引く手段、 d)最初のデータフレームのデータを上記スケールファクタでスケーリングし 、スケーリングされたデータを上記プロファイル配列に加え、 e)その次に続いているデータフレームの各x−y点に記憶されているデータ をスケーリングして上記配列の対応するx−y位置に加える手段、ただし、この 処理は、上記位置にデータがまだ記憶されておらず、またさらに、 (1)上記配列の上記x−y点にすでに存在するデータがゼロであり、また (2)Tを、データの値がTよりも大きい場合にはそのデータが不当であるこ とを表すスレショールドレベルとするとき、現在のデータフレームおよびそれよ り以前のすべてのデータフレームの上記x−y点のデータがTよりも小さい場合 においてのみ行われる、 f)後続の一連のデータフレームの各々に対してステップ(e)を独立に連続 的に反復する手段、 を含むことを特徴とするスキャッタメータ。 89.散乱プロファイルを1秒以内に再構成する手段によってさらに特徴づけられ る請求範囲第73項に記載の1点からいろいろな角度で反射する光を測定するた めのスキャッタメータ。
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