JP2000294138A - カラーcrt用フェースプレートの検査装置 - Google Patents

カラーcrt用フェースプレートの検査装置

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JP2000294138A
JP2000294138A JP11103155A JP10315599A JP2000294138A JP 2000294138 A JP2000294138 A JP 2000294138A JP 11103155 A JP11103155 A JP 11103155A JP 10315599 A JP10315599 A JP 10315599A JP 2000294138 A JP2000294138 A JP 2000294138A
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JP
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soft
ray
color
vacuum box
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JP11103155A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Hosokawa
好則 細川
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Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/42Measurement or testing during manufacture

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェースプレートを、電子銃部と接合するこ
となく、それ単体の状態で検査することができ、効率よ
く検査することができるカラーCRT用フェースプレー
トの検査装置を提供すること。 【解決手段】 軟X線21を発生する軟X線源20の前
方に、軟X線21を通過させる一対の軟X線窓29,3
0を有する真空箱28を配置し、この真空箱28の後方
に検査対象であるカラーCRT用フェースプレート35
を配置し、前記軟X線源20から軟X線21を真空箱2
8を経て前記フェースプレート35に照射したときのフ
ェースプレート35のRGB螢光面37における発光状
態をカラーカメラ43で観察し、このカラーカメラ43
によって得られたカラー画像を画像処理装置44におい
て解析するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラーCRTの
フェースプレートのRGB螢光面の発光状態を検査する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、一般的なカラーCRTを示すも
ので、この図において、1はカラーカラーCRTで、鉛
ガラスやバリウムガラス等よりなる管2内に三つ(また
は一つ)の電子銃3、集束電極4、集中電極5など収容
した電子銃部6と、この電子銃部6の全面開口側に溶接
などの手法で接合され、管2とともに密閉された真空空
間を形成するフェースプレート7とからなる。このフェ
ースプレート7は、管2と同様に鉛ガラスやバリウムガ
ラス等よりなり、前面のガラス面8と、R,G,B素子
をモザイク状に配置したRGB螢光面9と、シャド−マ
スク10などよりなる。そして、RGB螢光面9の裏面
側(電子銃部側)には、例えば厚さ5×10-4〜5×1
-6cm程度のアルミニウム膜よりなるメタルバック層
11が形成されている。なお、図3において、12,1
3は管2の外部近傍に配置される偏向ヨーク、色純度調
整コイルである。
【0003】ところで、前記カラーCRT1におけるフ
ェースプレート7は、その製造工程において、アルミニ
ウムがRGB螢光面9に入り込むなどして損傷されるこ
とがあるので、その検査を行う必要があるが、従来にお
いては、図4に示すように、フェースプレート7を電子
銃部6に接合して完成されたカラーCRT1として動作
することができる状態で検査を行っていた。
【0004】すなわち、図4に示すように、電子銃部6
とフェースプレート7とを接合して内部を真空状態とし
た完成されたカラーCRT1とし、その電子銃部6の各
部に適宜の駆動電圧を与え、電子銃3から電子線14を
RGB螢光面9に照射したときにおけるRGB螢光面9
のR,G,B各素子における発光状態を、カラーCCD
カメラ15で観察し、このカラーCCDカメラ15の出
力を画像処理機能を有するコンピュータ16において画
像処理することにより、RGB螢光面9における損傷の
有無などを検査していた。なお、図4において、17は
外部光を遮断するためのコーン形状のフードである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカラーCRT用フェースプレートの検査手法では、
フェースプレート7を、それ単体で検査するのではな
く、カラーCRT1として完成された状態で検査するた
め、電子銃部6とフェースプレート7との接合作業や、
この接合後、内部を所定の真空状態にするための排気作
業が必要であるとともに、前記検査の結果、フェースプ
レート7に不具合があった場合、電子銃部6との接合を
切り離す必要があるとともに、この分離の際、不具合の
ない電子銃部6が損傷されるおそれがあるなど、検査効
率並び生産性がよくないといった課題があった。
【0006】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、フェースプレートを、電子銃部
と接合することなく、それ単体の状態で検査することが
でき、効率よく検査することができるカラーCRT用フ
ェースプレートの検査装置(以下、フェースプレートの
検査装置という)を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のフェースプレートの検査装置は、軟X線
を発生する軟X線源の前方に、軟X線を通過させる一対
の軟X線窓を有する真空箱を配置し、この真空箱の後方
に検査対象であるフェースプレートを配置し、前記軟X
線源から軟X線を前記真空箱を経てフェースプレートに
照射したときのフェースプレートのRGB螢光面におけ
る発光状態をカラーカメラで観察し、このカラーカメラ
によって得られたカラー画像を画像処理装置において解
析するようにしている。
【0008】上記フェースプレートの検査装置において
は、フェースプレートを、電子銃部と接合することな
く、それ単体の状態で検査することができる。したがっ
て、従来の検査手法と異なり、フェースプレートの一つ
一つに接合作業や真空排気作業を必要としないため、検
査効率が向上するとともに、カラーCRTの生産性も向
上する。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、図面を
参照しながら説明する。図1および図2は、この発明の
一つの実施の形態を示す。まず、図1は、この発明のフ
ェースプレートの検査装置の構成を概略的に示すもの
で、この図において、20は軟X線21を発散的に発生
する軟X線源で、熱陰極22、対陰極23やウェーネル
ト円筒24などよりなるX線管25をケース26内に設
けたもので、熱陰極23に電圧を印加したときに熱陰極
23から発生する電子線をウェーネルト円筒24で対陰
極23表面で集束させて軟X線21を発生させ、この軟
X線21を前面側の軟X線窓27から出射するように構
成されている。
【0010】28は前記軟X線源20において発散され
る軟X線21を後述するフェースプレート35のRGB
螢光面37全面に対して導くための真空箱で、横断面形
状が末広がりとなるように例えば二等辺三角形または正
三角形に形成されている。より詳しくは、この真空箱2
8は、軟X線窓27に対向する一つの頂点部分およびこ
れに対向する底辺部分には、ベリリウムやアルミニウム
などの金属薄膜よりなる軟X線窓29,30が形成さ
れ、他の二つの辺部分31,32や他の部分(上面部お
よび底面部)は、アルミニウムや鉄あるいはガラスから
なる内材の外面に鉛やモリブデンなどX線シールド材を
被覆して構成され、全体として密閉構造となっている。
そして、この真空箱28には、吸引ポンプ33を有する
排気系統34が接続され、適宜の真空状態になるように
構成されている。なお、真空箱28は、その一方の軟X
線窓29を、軟X線源20の軟X線窓27に可及的に近
づけ、間に形成される空気層が可及的に薄くなるように
するのがよい。
【0011】35は検査対象のフェースプレートで、前
面のガラス面36、RGB螢光面37およびシャド−マ
スク38などよりなり、RGB螢光面37の裏面側には
メタルバック層39が形成されており、前記図3および
図4に示したフェースプレート7と変わるところはな
い。このフェースプレート35は、適宜の保持装置40
によって、そのメタルバック層39側を軟X線窓30に
向けた状態で、水平となるように保持されている。
【0012】41は外部の光を遮断するためのフード
で、軟X線21をRGB螢光面37に照射したときに発
生する光42に対して外部の光が悪影響を及ぼさないよ
うに外部光を遮断するためのもので、フェースプレート
35のガラス面36側に設けられる横断面形状が末窄ま
りとなるように例えば二等辺三角形または正三角形に形
成されており、その広がり部分は、ガラス面36の周囲
を外部から遮光するように形成されている。このフード
41は、例えば前記保持装置40によって保持される。
【0013】43は前記フード41の末窄まり部分に設
けられるカラーカメラで、例えばカラーCCDカメラで
ある。44はこのカラーCCDカメラ43の出力を画像
処理する装置で、例えば画像処理機能を有するコンピュ
ータである。
【0014】次に、上記構成のフェースプレートの検査
装置を用いて、フェースプレート35を検査する方法に
ついて、図2をも参照しながら説明する。この図2は、
フェースプレートの検査工程を概略的に示す図で、図中
の符号45は、電子銃部で、前記図3および図4に示し
た電子銃6と変わるところはない。
【0015】図2(a)に示すように、フェースプレー
ト35は、電子銃部45とそれぞれ互いに別の工程で組
み立てられる。フェースプレート35には、ガラス面3
6、RGB螢光面37、シャド−マスク38などが設け
られ、RGB螢光面37の裏面側にはメタルバック層3
9が形成されている。
【0016】前記構成のフェースプレート35を、図1
に示す検査装置に示すように組み込む。そして、吸引ポ
ンプ33を動作させて真空箱28の内部を所定の真空状
態に保つ。この状態で、軟X線源20に所定の電圧を供
給すると、軟X線21が発散的に生じ、軟X線窓27を
経て軟X線源20から発散され、一方の軟X線窓29を
経て末広がり状の真空箱28内に入る。真空箱28の内
部は所定の真空状態に維持されているので、軟X線21
は空気などによって吸収されることなく、真空箱28内
を末広がり状に進む。そして、真空箱28内を進んだ軟
X線21は、他方の軟X線窓30を経てフェースプレー
ト35のRGB螢光面37に照射される(図2(b)参
照)。
【0017】そして、前記RGB螢光面37への軟X線
21の照射により、RGB螢光が生じ、この光42が末
窄まり状のフード41内を通ってカラーCCDカメラ4
3に入射し、前記RGB螢光が観察される(図2(b)
参照)。そして、この観察されたRGB螢光は、画像情
報としてコンピュータ44に入力されて、従来と同様
に、RGB螢光面37における損傷の有無などが検査さ
れる。
【0018】前記検査の結果、RGB螢光面37に異常
が認められないものについては、図2(c)において実
線で示すように電子銃部45と接合され、図2(d)に
示すように、カラーCRT46に仕上げられる。一方、
前記検査の結果、RGB螢光面37に異常が認められる
ものについては、図2(c)において仮想線で示すよう
に、不良品として廃棄される。
【0019】上述したように、この発明のフェースプレ
ートの検査装置においては、RGB螢光面37にメタル
バック処理を施したフェースプレート35をのRGB螢
光面37に対して電子線を照射する代わりに、軟X線2
1を照射するようにしている。すなわち、フェースプレ
ート35単体のみでその検査を行うことができる。した
がって、従来のこの種のフェースプレートの検査装置と
異なり、前記フェースプレート35を電子銃部45と接
合したり、それらの内部を真空排気する必要がなく、フ
ェースプレート35の検査を容易に行える。
【0020】そして、この発明のフェースプレートの検
査装置においては、検査の結果、RGB螢光面37に異
常が認められるものについては、そのフェースプレート
35のみを不良品として廃棄すればよいから、従来のよ
うに、一旦電子銃部と接合したフェースプレートを分離
するといった作業も不要になり、不良品の処理作業工数
を大幅に低減することができる。
【0021】また、軟X線源20として、軟X線21を
発散するものを用いた場合、軟X線21を二次元方向に
走査することなく、フェースプレート35のRGB螢光
面37に照射することができ、好都合である。
【0022】なお、上記検査の間中、吸引ポンプ33を
運転させる必要はなく、真空箱28内が所定の真空状態
になった後は、所謂チップオフするようにしてもよい。
また、上記図1においては、フェースプレート35を水
平に保持し、その上面から軟X線21を、RGB螢光面
37に照射するようにしているが、フェースプレート3
5を垂直に保持し、水平方向から軟X線21を、RGB
螢光面37に照射するようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明のフェ
ースプレートの検査装置においては、従来のこの種の検
査装置を用いた場合と異なり、検査対象のフェースプレ
ートを、電子銃部と接合してカラーCRTとすることな
く、フェースプレート単体のみでその検査を行うことが
できる。したがって、従来の検査手法と異なり、フェー
スプレートの一つ一つに接合作業や真空排気作業を必要
としないため、検査効率が向上するとともに、カラーC
RTの生産性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のフェースプレートの検査装置の一例
を概略的に示す図である。
【図2】フェースプレートの検査工程を概略的に示す図
である。
【図3】カラーCRTの一般的な構成を示す縦断面図で
ある。
【図4】従来のフェースプレートの検査装置を示す図で
ある。
【符号の説明】
20…軟X線源、21…軟X線、28…真空箱、29,
30…軟X線窓、35…カラーCRT用フェースプレー
ト、37…RGB螢光面、43…カラーカメラ、44…
画像処理装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟X線を発生する軟X線源の前方に、軟
    X線を通過させる一対の軟X線窓を有する真空箱を配置
    し、この真空箱の後方に検査対象であるカラーCRT用
    フェースプレートを配置し、前記軟X線源から軟X線を
    前記真空箱を経てカラーCRT用フェースプレートに照
    射したときのカラーCRT用フェースプレートのRGB
    螢光面における発光状態をカラーカメラで観察し、この
    カラーカメラによって得られたカラー画像を画像処理装
    置において解析するようにしたことを特徴とするカラー
    CRT用フェースプレートの検査装置。
JP11103155A 1999-04-09 1999-04-09 カラーcrt用フェースプレートの検査装置 Pending JP2000294138A (ja)

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US3579252A (en) * 1965-09-30 1971-05-18 David M Goodman Computer driven displays employing pattern recognition techniques
US5313542A (en) * 1992-11-30 1994-05-17 Breault Research Organization, Inc. Apparatus and method of rapidly measuring hemispherical scattered or radiated light

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