JPH08501423A - 補助ビデオ情報デコーダにおけるデータ・スライサ用バイアス制御装置 - Google Patents

補助ビデオ情報デコーダにおけるデータ・スライサ用バイアス制御装置

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JPH08501423A JP6508072A JP50807294A JPH08501423A JP H08501423 A JPH08501423 A JP H08501423A JP 6508072 A JP6508072 A JP 6508072A JP 50807294 A JP50807294 A JP 50807294A JP H08501423 A JPH08501423 A JP H08501423A
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Abstract

(57)【要約】 ビデオ信号から補助ビデオ情報信号を抽出するための補助ビデオ情報デコーダは、データ・スライサと、データ・スライサのスライス・レベルを調節するための装置を含んでいる。補助ビデオ・情報が発生することが予期されるビデオ信号の或る表示期間の間に補助情報信号の基準成分が検出されるまで、スライス・レベルは速やかに調節される。計数値は、基準成分が検出される表示期間の後増加され、基準成分が検出されない表示期間の後減少される。計数値が少なくとも所定の数である限りは、スライス・レベルの調節は停止する。この装置は、著しい大きさの長期のビデオ信号振幅変化(例えば、チャンネル変更後など)にスライス・レベルを速やかに適合させ、過渡的な変化がビデオ信号振幅に生じるときは一定のスライス・レベルを保持する。

Description

【発明の詳細な説明】 補助ビデオ情報デコーダにおけるデータ・スライサ用バイアス制御装置 産業上の利用分野 本発明は、垂直帰線消去期間の間にビデオ信号中に存在する情報の検出に関す る。 発明の背景 ビデオ信号は、典型的には、複数の水平ライン期間を有する垂直表示期間すな わちフィールド(例えば、NTSCビデオ方式では、毎フィールド262.5本 のライン)を含んでいる。各垂直期間と水平期間の始まりは、複合ビデオ信号中 に含まれている垂直同期パルスと水平同期パルスによりそれぞれ識別される。各 垂直期間の間には、ビデオ信号中の情報を表示しない部分がある。例えば、垂直 帰線消去期間は各フィールドにおいて最初の20水平ライン期間にほぼ及んでい る。また、垂直帰線消去期間に隣接するいくつかのライン期間(例えば21番目 のライン)は、ビデオ表示装置の過走査領域内にあり、目に見えない。 帰線消去期間と過走査期間の間には表示される画像情報が無いので、これらの 期間の中に補助情報成分(例えば、文字放送(teletext)あるいは“ク ローズド・キャプション(closedcaption)”データを挿入するこ とができる。連邦通信委員会(FCC)規則のような標準は、垂直期間内の情報 の配置を含 む、各種の補助情報の形式を規定している。例えば、現在の“クローズド・キャ プション”基準(例えば、47CFR§§15.119および73.682を参 照)では、クローズド・キャプションのASCII文字に対応するディジタルデ ータはフィールド1の21番目のラインすなわちライン21になければならない と明記されている。この標準に対する将来の変更により、クローズド・キャプシ ョン・データのような補助情報が別のライン、例えば、毎フィールドのライン2 1に配置することが許可されるかも知れない。 補助ビデオ情報は、デコーダを使ってビデオ信号から抽出される。デコーダの 重要な部分はデータ・スライサである。このデータ・スライサは、第1の入力に 供給される補助ビデオ情報を運ぶビデオ信号を有する電圧比較器でもよい。最適 の性能のために、電圧比較器の第2の入力における基準すなわち“スライス”電 圧は、補助ビデオ情報信号のピークからピークまでの遷移の中間点にあるべきで ある。この比較器の出力は、ビデオ信号中に含まれている補助情報を表わす2進 信号を供給する。 一定のスライス・レベル(slicing level)は、すべてのビデオ 信号については適当でないかも知れない。ビデオ信号のレベルは、ビデオ信号源 により変化する。ビデオ信号レベルが変化する場合に、一定のスライス・レベル を使用すると、抽出データを論理0または論理1に望ましくなくバイアスを掛け ることがあり、 その結果誤ったデータ抽出が生じる。例えば、ビデオ信号の範囲が0IRE〜2 0IREであるならば、101REのスライス・レベルが望ましいが、ビデオ信 号の範囲が0IRE〜50IREであるならば、25IREのスライス・レベル が望ましい。信号範囲が0IRE〜20IREのものについて、スライス・レベ ルとして25IREが使用されるならば、信号がスライス・レベルをけして超え ないので、論理1が抽出されることはけして無いだろう。従って、入力ビデオ信 号の振幅にスライス・レベルを適合させることが望ましい。 クローズド・キャプション・データのような補助情報成分のフォーマットは、 適応的スライス・レベル機能を容易にするための手段を含んでいる。FCCの標 準に規定されているように、ライン21におけるクローズド・キャプション信号 は、ビデオ信号の“バックポーチ(backporch)”期間のあと始まる。 この期間は、“ラン・イン(run−in)・クロック”(RIC)と呼ばれる 正弦波の基準波形から成る7サイクルのバースを有する。補助ビデオデータ信号 のRIC基準成分の後には、ライン21の後半において、実際のクローズド・キ ャプション・データを表わすデータ信号成分が続く。クローズド・キャプション ・データの標準は、RIC信号の振幅がデータ信号の振幅と同じであることを規 定する。従って、RIC信号振幅の平均は、続くデータ信号についての適当なス ライス・レベルである。 スライス電圧を発生する1つの方法は、正弦波のRIC信号を積分し、その結 果得られるDC電圧をデータスライサーのためのバイアスとして使用することで ある。補助ビデオデータが発生する間の期間(例えば、1つのライン21からク ローズド・キャプション・データのための次のライン21までの期間)の間に、 コンデンサを放電するリーク電流に因りスライス電圧が変わらないようにするた めに、積分器用の大きなコンデンサが必要とされる。しかしながら、大きなコン デンサは、スライス・レベルを変えるとき、ビデオ信号レベルの変化に応答する のに長い積分期間を必要とする。例えば、クローズド・キャプション信号におい て、RIC信号は、33.3mSの期間(ビデオの1フレーム期間)の14μS (500KHzの正弦波の7サイクル)の間だけしか存在しない。大きなコンデ ンサは、信号レベルの突然の変化に応答するために、1秒程度の応答時間を必要 とすることがある。この応答期間の間、相当な量の補助ビデオ情報が検出されな いこともある。 ビデオ信号処理集積回路(IC)に補助ビデオ情報デコーダを含ませることが 望ましい。しかしながら、大きな積分コンデンサは、このIC中に含めるには大 きすぎる。外部の積分コンデンサを接続するために、余分のICピンが必要とな る。 IC中に含めるのに十分なほど小さい構成要素の値を持った高速の積分器を設 計することも可能ではあるが、 その結果得られる設計は厳しい許容度を示し、集積回路の設計としては実際的で ない場合がある。さらに詳しく説明すると、ICのパラメータは製造中に変わる ことがある。厳格な許容度を有する設計は、IC製造中のパラメータの変化の結 果として不適当である(すなわち、予期しない性能を発生したり、望ましくない 性能を発生することがある)。 発明の概要 本発明は、先に述べた問題点を認識することに一部あり、またこの問題点を解 決する補助ビデオ情報デコーダを提供することに一部ある。本発明の1つの特徴 によると、補助情報デコーダは、データ・スライサおよびデータ・スライサのス ライス・レベルのバイアスを調節するための手段を含んでいる。スライス・レベ ルの調節手段は、補助情報信号の基準成分を検出するための手段と基準成分が検 出される回数の計数値を発生する手段とを含んでいる。スライス・レベルは、基 準成分が検出されるまで調節される。計数値は、基準成分が検出される表示期間 のあと増加され、基準成分が検出されない表示期間のあと減少される。スライス ・レベルの調節は、計数値が少なくとも所定の数であるかぎりは中止する。 本発明は、図面を参照することにより、さらによく理解することができる。 図面の簡単な説明 第1図は、補助ビデオ情報信号の波形の一例を示す。 第2図は、補助ビデオ信号を含む本発明によるビデオ信号処理システムの一部 をブロック図形式で示す。 第3図および第4図は、第2図にブロック図形式で示す機能の実施例を、一部 略図形式で、一部ブロック図形式で示す。 第5図および第6図は、第2図、第3図、および第4図に示す装置の動作を理 解するのに有用なビデオ信号波形を示す。 第7図および第9図は、第2図、第3図および第4図に示す装置の選択しうる 動作モードを示すフローチャートである。 第8図および第10図は、それぞれ第6図および第8図に示すフローチャート に対応するプログラムのリステイングである。 第11図は、本発明による補助ビデオ信号抽出装置の代りの実施例のブロック 図を示す。 第12A図および第12B図は、第11図にブロック図形式で示すフィルタ機 能の例示的実施例を回路図形式で示す。 発明の詳細な説明 図面に示す本発明の例示的実施例は、第1図に示すFCC標準のクローズド・ キャプション信号に一致するクローズド・キャプション・データに関連して以下 詳細に説明される。以下に説明するように、本発明は、テレテキスト(tele text)のような他の形式の補助ビ デオデータの抽出にも適用できるものである。 第2図に示すビデオ信号処理システムの一部は、簡単に説明したあと詳細に説 明する。第2図において、結合コンデンサCINは入力ビデオ信号VIDEOを 黒レベル・クランプ210に結合させる。コンデンサCINの典型的な値は1μ Fである。黒レベル・クランプ210は、例えばモトローラのMC68HCO5 のような制御マイクロコントローラ200からの制御信号TGCにより決まる期 間の間、所望の黒レベルの基準レベルVREFに関連するレベルに信号VINの レベルをクランプするように作動される。黒レベル・クランプ210の動作につ いては以下に更に詳しく説明する。黒レベル・クランプ210の出力の信号VI Nは、データ・スライサ230と同期分離器240に結合される。データ・スラ イサ230と同期分離器240は、それぞれの基準電圧レベルVSおよびVOと 信号VINとを比較して、出力信号SLICED DATAとSEP SYNC をそれぞれ発生する。 信号SLICED DATAは、信号VIN中の情報を2進形式で表わすもの である。信号SEP SYNCは、信号VIN中の同期パルスに対応するパルス を有する同期波形である。信号SEP SYNCが実際のビデオ信号から得られ るので、信号SEP SYNC中の同期パルスは、ビデオ信号において注目して いる期間、例えばライン21が実際に生じる時間を正確に与える。信 号SEP SYNCは、信号SLICED DATAにおける2進の補助ビデオ 情報を捕捉する回路(第2図には示されていない)により使用される。例えば、 補助ビデオ情報が信号SEP DATAに発生しているとき、データ捕捉回路を 作動させるイネーブル信号を発生させるために信号SEP SYNCを使用する こともできる。一例として、得られたイネーブル信号は、信号SLICED D ATAにおける(捕捉)データ値のシフトを開始するためにシフトレジスタを作 動させることもある。 基準レベルVREFNVSNおよびVOは、基準源220により発生される。 制御マイクロコントローラ200からの信号VRは、基準レベルVSの値を制御 する基準源220への入力である。以下に更に説明するように、基準レベルVS を変えることができると、ビデオ信号VIDEOの振幅特性に対してスライス・ レベルを適合させることができる。 第2図に示す実施例において、スライス・レベルを適合させるにはカウンタ2 50が含まれる。カウンタ250は、第2図でCOUNTER CONTROL と名づけられている制御マイクロコントローラ200からの1もしくはそれより 多い制御信号により決まる期間の間、信号SLICED DATAに生じるパル スを計数するように作動される。計数する期間は、補助ビデオ情報信号の基準成 分(例えば、ラン・イン・クロックすなわちRIC)が生じることが予期される 期間と一致するよう に制御マイクロコントローラ200により設定される。RIC期間が終った後、 計数値がテストされる。期待値に等しい計数値は、現在のスライス・レベルが補 助ビデオ情報を抽出するのに適当であることを、検出されたRICパルスの期待 値が表わしていることを示すものである。もし、計数値が期待値に等しくなけれ ば、信号VSの値を変更することによりスライス・レベルは調節される。 説明した動作の一例として、信号SYNCのライン同期パルスを計数すること により、フィールド1のライン21が何時生じるかを決めるために制御マイクロ コントローラ200は信号SYNCを監視する。ライン21の始まりから成る遅 延(例えば、ソフトウェアによる遅延ルーチンもしくはハードウェアによる遅延 )の後、制御マイクロコントローラ200はカウンタ250を作動させる。この 遅延値は、RIC期間内にあるように選定される。次いで、計数動作が、RIC 信号の整数サイクルにほぼわたる期間の間作動される。スライス・レベルが適切 に調節されていると、計数値は、計数期間の間に生じるRIC波形のピークの数 に等しいはずである。第1図に示されるタイミングに基づいて、12μSの遅延 値と8μSの計数期間は、スライス・レベルが適正に調節されていると、計数値 4を発生するはずである(500KHzのRIC波形の4サイクルが8μSの計 数期間の間に生じる)。 以上説明した特徴は、第3図〜第6図に更に詳細に示されている。第3図は、 第2図における黒レベル・クランプ210、基準源220、データ・スライサ2 30、および同期分離器240の例示的実施例を示す。第4図は、第2図のラン ・イン・クロック(RIC)カウンタ250の例示的実施例である。第2図と第 3図において同じ参照番号、および第2図と第4図において同じ参照番号は、対 応する機能を示す。 第3図において、黒レベル・クランプ210は、転送ゲート(TG)302、 ノアゲート304、比較器306、抵抗R1とR2を含んでいる。基準源220 は、4:1のMUX(マルチプレクサ)360と抵抗R3〜R9を含む、比較器 230と240は、それぞれデータ・スライサ230と同期分離器240の実施 例である。 黒レベル・クランプ210について、ノアゲート304の出力が論理1のとき 、TG302が導通し電源VCCが抵抗R1に結合するように、ノアゲート30 4の出力はTG302を制御する。ノアゲート304の出力が論理0のレベルに なると、TG302が非導状態になり、電源VCCは抵抗R1から減結合される 。通常、TG302はMOSFETトランジスタを使って構成される。結果とし て、TG302が導通状態になると、それはMOSFETトランジスタにより、 ソース・ドレインに関連した抵抗特性を示す。抵抗の値は、MOSFETトラン ジスタ設計パラメータ(例えば、トランジスタ幅)に 依る。 制御マイクロコントローラ200からの制御信号TGCが論理0であって、比 較器306の出力が論理0である限り、ノアゲート304は論理1の出力を発生 し、TG302が導通する。比較器306は、信号VINの値と基準レベルVR EFとを比較する。基準レベルVREFを超える信号VINの値により、比較器 306の出力は論理1となり、以てTG302は非導通状態になる。導通状態の とき、TG302と抵抗R1は、第3図に示すように、抵抗R2に対して所定の 抵抗比11:100を示す。抵抗R1とR2の接続点は信号VINに結合され、 帰還ループを形成する。 信号TGCが論理0であるものとすると、フィードバックループと抵抗比は、 水平ライン期間の同期期間と帰線消去期間の間、ビデオ信号のレベルに応答して 動作して、ノードVINを充放電する。以て所望の黒レベルが信号VINに設定 される。さらに詳しく説明すると、TG302が作動される(導通状態になる) と、ノードVINは、TG302と抵抗R1を介して充電される一方抵抗R2を 介して放電する。TG302および抵抗R1と抵抗R2により決まる抵抗比は、 放電率を超える充電率を発生し、ノードVINへの正味の充電電流が生じる。 黒レベル・クランプ200の動作をよりよく理解するために、初期状態として ノードVINが0ボルトに放電されているものとする。このような条件の下で、 ビデオ ラインの同期期間と帰線消去期間の両方の期間の間、信号VINのレベルは基準 レベルVREFより低い。従って、比較器306の出力には論理0が発生し、T G302が作動され、同期期間および帰線消去期間の両期間の間、ノードVIN は充電される。複数のライン期間の後、ノードVINのレベルが帰線消去期間の 間基準レベルVREFを超え、同期期間の間、基準レベルVREF以下となるま で、正味の充電電流はノードVINのDCレベルを増大させる。その結果、帰線 消去期間の間、比較器306の出力は論理1となり、これはTG302を非作動 状態にし、ノードVINは放電される。同期期間の間、同期期間の間のノードV INのレベルは基準レベルVREF以下であり、ノードVINは放電される。 充電路の抵抗値(TG302の抵抗と抵抗R1との和)および放電路(抵抗R 2)の抵抗値は、ノードVINのDCレベルが基準レベルVREFにほぼ等しく なったとき、同期期間の間の放電が帰線消去期間の間の放電に等しくなるように 選定される。この結果得られる平衡条件により、ノードVINのDCレベルは基 準レベルVREFにクランプされる。 以上説明した動作は、個々のビデオ信号の仕様に関連する同期期間と帰線消去 期間について決められる放電路と充電路との間の抵抗比に基づいている。第3図 に示す100R(放電)と11R(充電)の抵抗比は、NTSC標準信号につい て適当である。別の信号標準では別の 比率が必要であろう。 もし黒レベル・クランプ210が集積回路(IC)に含まれているならば、抵 抗比に基づいてクランプ機能を設定することが特に望ましい。IC製造中のパラ メータの変化は個々の抵抗値に著しい変化を与える。しかしながら、抵抗比は厳 格な許容度に制御しうる。また、第3図に示されるものとは別の黒レベル・クラ ンプ210を実現する方法を使用できることにも注目すべきである。 先に説明したように、黒レベル・クランプ210は、各ライン期間の間、特定 の持続期間を有する同期期間と帰線消去期間とに基づいて所望の黒レベルを設定 する。垂直期間の間、同期期間と帰線消去期間は一定の持続期間を有しない(例 えば、広い垂直パルスと狭い等化パルス)。もし黒レベル・クランプ210が垂 直期間の間に動作すると、変化するパルス特性により、黒レベル・クランプ21 0はノードVINにおける黒の基準レベルを望しくない態様で変えることになる だろう。黒レベルが著しく変わるのを防止するために、垂直期間の間、制御マイ クロコントローラ200は信号TGCを論理1にセットし、以て黒レベル・クラ ンプ210の帰還路は非作動化され、また垂直期間の間、ノードVINは抵抗R 2を介して比較的ゆっくり放電する。垂直期間に続いて、クランプ動作が再開す ると、ノードVINにおける所望の黒レベルは速やかに回復する。 先に述べたように、第3図は第2図の基準源220の 例示的実施例をも示している。この基準源220は、抵抗R3〜R9およびMU X360を含んでいる。抵抗R3〜R9は、抵抗値の比率に依存する値をとる複 数の基準レベルを与えるはしご形抵抗器として構成される。先に説明したように 、特定の抵抗値ではなくて抵抗比を特定することは集積回路(IC)実現のため に望ましい。 第5図は、第3図の回路構成により発生される基準レベルと1.9ボルトの最 高のピーク対ピーク(100IRE)を有する例示的ビデオ信号波形との間の関 係を示す。第5図に示される白方向の最高振幅は、第1図に示すように補助情報 の振幅に対応する50IREである。 MUX360の出力におけるデータ・スライサの基準レベルVSは、比較器2 30の第1の入力に結合され、データのスライス・レベルを設定する。以下に詳 細に説明するように、制御信号VR0とVR1により、MUX360はデータ・ スライサの基準レベルとして4つの値(V1=15IRE、V2=25IRE、 V3=35IRE、V4=45IRE)のうちの1つを選択する。MUX360 により、データのスライス・レベルはビデオ信号振幅に所望のように適合される 。黒レベル・クランプ210に対する基準レベルVREFは、はしご形抵抗器の 抵抗性中間点(すなわち抵抗R7と抵抗R8の接続点すなわち合計で250Rの うちの125Rの点)に発生する。これは、VCCが5Vに等しい場合、2.5 Vと等価である。同期基準レベルV0は、抵抗R8とR9 の接続点に発生され、比較器240の第1の入力に結合され、同期スライス・レ ベルを設定する。 −40IREの標準の同期パルス振幅については、−20IREの同期基準レ ベルが望ましいように思われるかも知れないが、第3図は同期基準レベルV0が −13.5IREにほぼ等しいことを示している。同期基準レベルV0の示され た値は、同期振幅の圧縮がTV信号において生じることにより選択されたもので ある。例えば、非標準の同期の同期対ビデオ振幅の比がビデオテープから抽出さ れた信号に生じることがある。選定された−13.5IREという同期基準レベ ルにより、比較器240は、通常値の1/2に振幅が圧縮された同期パルスを有 するビデオ信号から同期パルスを正確に分離することができる。 MUX360により行われる電圧選択は、大きなマルチプレクサを必要とする ことなく、種々のビデオ信号の変化に対してスライス電圧を適合させるのに十分 な範囲のスライス・レベルをデータ・スライサ230に供給するように構成され ている。MUX360の大きさを制限することは、必要とされる制御信号の数と 、マルチプレクサの機能を実現するのに必要なデバイスの数を最少にするために 望ましいことである。例えば、集積回路(IC)で実現する場合、マルチプレク サの大きさが増大することは、より多くのトランジスタを必要とし、かつICダ イ上のより大きな領域を必要とするものである。I Cにおいて、MUX360は、2つの制御信号だけが必要であり、4つの伝送ゲ ートを使って実現することができる。 第5図は、ピーク対ピークが1.9ボルトのビデオ信号について、第3図にお ける基準レベルに対応する電圧を示す。MUX360への電圧V2の入力は、第 5図に示すように、2.84ボルトのスライス電圧を与える。この2.84ボル トの電圧はピーク対ピークが1.9ボルトのビデオ信号の25IREレベルにほ ぼ等しい。2.98ボルトの電圧V3は、10IREの正のオフセットを有する ビデオ信号について望ましいスライス・レベルである。この種のオフセットは、 予め記録されたビデオ・プログラムの許可されていない複製を防止する手段の一 部として、ビデオテープに記録されたビデオ信号中に生じる。 捕捉的な2つのバイアス電圧、すなわち電圧V1とV4は、システム・パラメ ータが公称値から大きく偏位しているものに対してスライス・レベルを適合させ るのに最適なデータスライス動作のために選択することができる。 これらのシステム・パラメータの例は次の通りである。 (a)ピーク対ピークが1.9ボルト(100IRE白色)とは異なるビデオ入 力信号振幅 (b)データ・スライサ比較器230におけるオフセット電圧の変化(例えば、 +/−30mV) (c)はしご形抵抗器用電源VCCの変化(例えば、+/−0.5V) (d)はしご形抵抗器における抵抗比の変化(例えば、+/−2%) スライス・レベルに影響を及ぼす最も重要なパラメータの1つは、ビデオ信号 振幅の変化である。先に掲げたパラメータについての例示的変化を使って、公称 値から85mV(6IRE)だけスライス・レベルをオフセットするために、項 目(b)、(c)、(d)の合成された最高の帰与度を計算することができる。 基準源220の設計に関する種々の変更は当業者には明らかである。例えば、 別のはしご形抵抗器構成を使うことができ、別の入力数を有するマルチプレクサ を選択することもできる。従って、説明した実施例は、種々のビデオ信号特性お よび種々のビデオ信号標準に適合させることができる。 先に説明したように、ラン・イン・クロック(RIC)カウンタ250は、デ ータ・スライサ230の出力におけるRIC信号(第2図、第3図、第4図中の 信号SLICED DATA)のパルスを計数し、スライス用基準レベルVSが ビデオ信号に正しく適合したときを示す計数値RIC COUNTを発生する。 第4図に示すカウンタ250の一実施例は、カウンタ402,404,456、 D型フリップフロップ452、ナンドゲート454と458、および反転回路4 5bを含んでいる。計 数値RIC COUNTは、第4図のカウンタ456の下位2ビットに生じるR IC0とRIC1により表わされる。 第4図における入力信号には、カウンタ402用のクロック信号として働く信 号128FHが含まれている。信号128FHは、水平周波数FHの128倍す なわち約2MHzの周波数を有する。信号128FHは、ビデオ受信機の偏向回 路中の位相ロックループ(PLL)に関連するカウンタの出力に発生される。信 号LINE21Nは、同期信号SYNCに応答して第2図のマイクロコントロー ラ200により発生され、クローズド・キャプションのような応用例の場合、補 助ビデオ情報を含んでいることが予期されるビデオ信号中の期間、例えばライン 21の発生を示す。信号LINE21Nは、カウンタ402と404をリセット するために使われ、所望のライン数が見つかるまで、信号SYNC中の同期パル スにより示されるライン期間を計数する、例えばマイクロコントローラ200に より発生される信号ENABLEは、カウンタ456を作動化し、信号WRON はカウンタ456をリセットする。これらの信号はマイクロコントローラ200 により発生される。信号WRONは、RICパルスの計数を開始する前にカウン タ456をリセットする。 信号ENABLEとLINE21Nの時間関係は第6図に示されている。補助 ビデオ情報信号が発生すると予 期される期間、例えばライン21の間を除いて、信号LINE21Nは論理1で あって、カウンタ402と404を常にクリア(リセット)する。次いで、信号 LINE21Nは論理0となり、カウンタ402と404を作動化する。信号E NABLEは、ライン21の始まりにおいて約25μSの期間の間だけ論理1で あって、D型フリップフロップ452を作動化する。 D型フリップフロップ452の出力の信号RICWNDは、第6図に示すよう に、ライン21の開始後12μS経て開始する8μS幅のウィンドウ・パルスを 発生する。このウィンドウ・パルスのタイミングは、ライン21の間RIC期間 の8μSの部分に及ぶように選定される。信号RICWNDの以上説明したタイ ミングは次のように発生される。 カウンタ404とD型フリップフロップ452の両方は、4ビットカウンタ4 02の最上位出力に発生する信号CLKによりクロック制御される。信号CLK は、2MHz信号128FHの8サイクル毎すなわち4μS毎に変わる。カウン タ402と404は、信号CLKの負方向遷移(論理1から論理0への変化)に よりクロック制御され、一方D型フリップフロップ452は信号CLKの正方向 遷移(論理0から論理1への変化)によりクロック制御される。 カウンタ402と404が作動化された後、信号CLKの最初の遷移は、信号 LINE21Nが論理0になっ た後4μS経て生じる正方向の遷移である。この遷移は、D型フリップフロップ 452をクロック制御するけれども、この時点でカウンタ404はクリアされる (すべての出力が論理0)。というのは、負方向の遷移が信号CLKに何ら生じ ないからである。このため、論理0がD型フリップフロップ452にクロック入 力され、信号RICWNDは論理0のままである。負方向の遷移は、信号LIN E21Nが論理0になったのち8μSの時点で信号CLKに生じ、カウンタ40 4の最下位出力(およびD型フリップフロップ452へのD入力)が論理1にな る。信号CLKにおいて次の負方向遷移は、信号LINE21Nが論理0になっ たのち12μSの時点で発生し、信号RICWNDが論理1になる。信号LIN E2INが論理0になったのち16μSの時点で、信号CLKに負方向の遷移が 生じ、カウンタ404の最下位出力は論理0になる。このようにして、信号LI NE21が論理0になったのち20μSの時点で生じる信号CLKの次の正方向 遷移により、信号RICWNDが論理0になる。この結果得られる信号RICW NDにおけるウィンドウ・パルスは、第6図に示すように、ライン21の始まり に関して、所望の8μS幅を12μS遅延を示す。 カウンタ456は、信号WRONとRICWNDが論理1のとき、すなわちカ ウンタ456がリセットされていないときのウィンドウ・パルスの間、信号SL ICED DATAのRICパルスを計数するようにナンドゲ ート454を介して作動化される。ナンドゲート458を介して計数値が3(R IC0=RIC1=論理1)になると、カウンタ456は非作動化される。3と いう計数値は、RIC信号が正確にスライスされつつあることを示す。従って、 3の計数値は、少なくとも3つのパルスが信号SLICED DATAに生じた ことを実際に示している。 第4図の構成の変形例は有り得る6例えば、4ビットのカウンタは通常ディジ タルの“ビルディング・ブロック(building block)であるから 、4ビットのカウンタがカウンタ404および456として使われている。しか しながら、別のデバイスを使うこともできる。カウンタ404は、信号CLKに よりクロック制御されるトグル型フリップフロップで置き換えることもできる。 カウンタ456は2ビットのカウンタでもよい。また、RIC信号の7サイクル がRIC期間の間に生じるから、RIC信号の正確なスライス動作を示すために 、3ではない、例えば、2,4,5などの計数値を使用することもできる。しか しながら、3の値は、2の計数値を使う場合に比べて雑音に対する不感度の度合 が高く、また4または5の計数値の場合に必要とされるカウンタ段(3つのカウ ンタ段)がより少ないカウンタ段(2段だけ)でよい。もし、D型フリップフロ ップ452のための、信号CLKの別の源と入力信号がビデオ信号処理システム 中に存在するならば、カウンタ402と 404を除去することもできる。例えば、この種のシステムは、水平ライン周波 数FHの整数倍の周波数で種々の信号を発生する1つまたはそれ以上のカウンタ を含むオンスクリーン表示(on screen display:OSD)機 能を含んでいる。 第4図の信号RICOとRICIは、8μSの窓期間の終りの後、計数値を決 定するためにマイクロコントローラ200によりテストされる。第2図、第3図 、第4図に示す例示的実施例の場合、RIC信号パルスの計数動作は、信号SL ICED DATAの遷移がカウンタ456をクロック制御するとき生じる。従 って、遷移が発生しなければ、例えば、データをスライスする基準レベルVSが 最高のRICパルス振幅を常に超えているならば、計数値は0(RIC0=RI C1=論理0)である。同様に、単一の遷移が信号SLICED DATAに生 じるとき、計数値1(RIC0=論理1、RIC1=論理0)が発生する。例え ば、スライス・レベルがRIC波形パルスの最小値より常に小さいとき、帰線消 去レベルからRIC波形の始まりまでに唯1つの遷移が発生する。 スライス・レベルがこれら2つの極値の間の点に設定されると、開示したシス テムの感度は、理想のスライス・レベル(RIC信号のピーク対ピーク範囲の中 間点)からのスライス・レベルの偏位はカウンタが3という計数値にクロック制 御されないようにしないだろう。実験 的な結果によると、3なる計数値が発生されつつあるとき、そのシステムは正確 に補助ビデオデータを抽出することが分っている。従って、第6図のA、Cおよ びBにそれぞれ示されている信号SLICED DATAについての各波形に示 されているように、0の計数値はスライス・レベルが高すぎ、1の計数値はスラ イス・レベルが低すぎ、3の計数値はスライス・レベルが許容できるものである ことを予期することができる。 第6図のA、B、Cについて、図示されるRIC波形は、スライス・レベルを 超えて延びるRIC波形の先端においてスパイク(spike)を示す。これら のスパイクは、RIC COUNTが第6図のAとCにそれぞれ示される如く、 0と1にならないように、カウンタ456をクロック制御するのに十分なものと 思われるかも知れない。しかしながら、第6図に示すように、信号SLICED DATAは、第2図の構成の別の実施例を使うことにより、第6図に示すよう に、信号VIDEOから発生される。この別の実施例は、以下に詳細に説明され 、第11図と第12図に示される濾波機能を含んでいる。簡単に説明すると、濾 波動作により先に述べたスパイクがカウンタ250に達する前に除去され、また データのスライス動作に先立ってビデオ信号を低域濾波する。第6図に示すよう に、低域通過フィルタは、RIC信号振幅の振幅を、第1図と第5図に示す公称 50IREの振幅より小さい値に減少させる。 3の計数値が発生されている限り、スライス・レベルを変更する必要がない。 もしマイクロコントローラ200が計数値0を検出すると、第2図の信号VRに ついての別の値(第3図のMUX360についての制御信号VR0とVR1)を 選択するマイクロコントローラ200により減少される。例えば、第3図を参照 すると、スライス用基準電圧VSの現在値が電圧V2であるならば、制御信号V Rを選択電圧V1に変えることにより、マイクロコントローラ200は計数値0 に応答することができる。同様に、制御信号VRを選択電圧V1に変えることに より、マイクロコントローラ200は計数値1に応答してスライス用基準電圧を 増大させることができる。このようにして、スライス・レベルは、3以外の計数 値に応答して速やかに変更することができる。 以上説明した機能により、スライス・レベルをビデオ信号のレベルに速やかに 適合させるスライス・レベル調節装置が提供される。更に詳しく説明すると、ス ライス・レベルはフィールド1のライン21が発生する度ごとにテストされるか ら、このシステムは各ビデオフレーム期間の間ビデオ信号レベルの変化に適応す ることができる。また、スライス・レベルの調節は、マイクロコントローラ20 0の制御の下に連続的に行うことができる。しかしながら、或る条件下では、ビ デオ信号のレベルが変化してもスライス・レベルが一定に保持されることが望ま しい。例えば、正常の信号レベルが再開するときは、 不変のデータ抽出を与えるために、短時間の過渡現象あるいは信号の“ドロップ アウト(dropout)”の間、スライス・レベルは一定に留まらなくてはな らない。 ここに開示した装置は、0,1,3などの種々の計数値が発生する回数を監視 することにより、ドロップアウトのような状態を問題とするものである。例えば 、RIC COUNTが通常3に等しく、0または1の計数値が時たま発生する ならば、スライス・レベルは正しく、0あるいは1の時々の計数値は信号のドロ ップアウトのような作用により発生しているものと考えられる。従って、スライ ス・レベルの変更は必要でない。もし計数値0がしばしば発生するならば、スラ イス・レベルはより低い値に調節され、計数値1がしばしば発生するようならば 、スライス・レベルはより高い値に調節される。 個々の計数値の発生の度合いを監視することは、例えば、マイクロコントロー ラ200の内部に在るレジスタに貯えられた値を増減させる処理を実行するマイ クロコントローラ200により実現することができる。一例として、第7図に示 すフローチャートを検討してみる。このフローチャートは、クローズド・キャプ ション情報の背景の下で、RIC CNT0とRIC CNT3と名付けられた 2つのレジスタを使ってマイクロコントローラ200が行う先に説明した監視動 作を示すものである。レジスタRIC CNT0は、計数値0が発生したことを 示すためにセットされる“フラグ(flag)”とし て働く。レジスタRIC CNT3は、以下に説明するように、増減される値を 有する多ビットのレジスタである。 第7図において、レジスタを初期化した後、RIC COUNTの新しい値が 発生され、テストされる。RIC COUNTが3に等しければ、このシステム は有効なスライス・レベルが存在するものと推定する。その結果、レジスタRI C CNT0はクリアされ、レジスタRIC CNT3中の値は、その値が限界 値例えば16より小さければ増加される。16以外の限界値、例えば7を、RI C CNT3の値を貯えるのに必要なレジスタのビット数を減らすために使って もよいことに注意されたい。RIC COUNTが3ではなくて0のとき、RI C CNT0がセットされ、RIC CNT3は減少される。そして減少後、R IC CNT3の値はテストされる。0に等しいRIC CNT3は、スライス ・レベルの調節が必要であることを示す限界値(第7図の場合16)に等しいテ スト回数の間RIC COUNTが3でなかったことを示す。もしレジスタRI C CNT0がこの時点でセットされると、RIC COUNTの値はスライス ・レベルを増大させなければならないことを示す0であった。リセットされてい るレジスタRIC CNT0は、RIC COUNTが1(3でもなく、0でも ない)であったことを示す。その結巣、スライス・レベルは減少されるはずであ る。 このようにして、レジスタRIC CNT3が0の値をとるまで、スライス・ レベルは調節されないだろう。その結果、RIC COUNTの値が3の値から 3ではない値に変化してから一定の遅延があったのちにのみスライス・レベルは 調節されるだろう。例えば、RICCNT3が5であるならば、前の5回のテス ト間RICCOUNTは3の値をとっており、続いてのRICCOUNTの5回 のテストで3以外の値を発生しなければ、スライス・レベルは調節されないだろ う。この場合スライス・レベルが調節される前に、5回のテスト期間の遅延が導 入される。最大の遅延は、RIC CNT3についての限界値、例えば、第7図 では16回のテスト期間に等しい。第8図は、第7図のフローチャートに対応す るモトローラ製MC68HC05プロセッサ用のソフトウェア・プログラムのリ ストを示す。 第7図に示す方法は、プログラムが必要に応じてスライス・レベルを増減する から、必要時に速やかにスライス・レベルを調節する。先に説明したように、こ れを実現するには、第3図のMUX360に対する制御信号VR0とVR1の値 を変えればよい。制御信号VR0とVR1は、2ビットのカウンタの出力に発生 される。例えば、カウンタを増加させると、制御信号VR0とVR1について新 しい値を発生することができる。これらの制御信号VR0とVR1により、スラ イス用基準レベルVSに関してより高い値が選定されることになる。カウン タを減少させると、より低いスライス・レベルが選定されるだろう。 取り得る基準レベルの数が少ない第3図に示す例示的実施例の場合、スライス ・レベルを増減させるべきかどうかを決定するための機能を含ませる必要はない かも知れない。例えば、もし制御信号VR0とVR1を発生させるために、2ビ ットのカウンタが使用されるならば、このカウンタは一方向にのみ計数すあこと ができ、もしこのカウンタがラップ・アラウンド(wrap around)す るように設計されていれば、起こり得るすべての基準レベルを選択することがで きるだろう。この方法は、第9図に示すフローチャートで表わされる。 第9図において、スライス・レベルに対する唯一の調節はスライス・レベルを “増大”させることである。最大のスライス・レベル、例えば、第3図の電圧V 4に達すると、次の“増大”は、実際には、最小のスライス電圧、例えば、第3 図の電圧V1を選択することになる。こうして、電圧の選択は、先の段落で説明 したようにラップ・アラウンドする。第9図に示すこの方法は、もし選択の手順 が取り得るすべてのスライス・レベルの値を順次通らなければならないならば、 第7図に示す方法に比べて許容可能なスライス・レベルに到達するのに少しばか りのろいだろう。しかしながら、第9図の方法をソフトウェアで実現するために は、第8図のプログラム・リストと、第9図のフローチャートに対応する第10 図 の例示的プログラム・リストを比較してみると明らかなように、必要な命令の数 はより少ない。 先に説明したように、第11図と第12図は、第2図の装置の代りになる実施 例を示す。第11図の構成は、低域フィルタ1160とスパイク・フィルタ11 70が含まれている点で第2図のものとは異なる。第11図の構成要素200〜 250は、付されている番号が同じである第2図の構成要素に対応する。 低域フィルタ1160は、第12A図に示されているような、単一極(pol e)のRC−形式の低域フィルタを使って実現することができる。第12A図に 示す回路は、700KHzのところに極があり、第6図に見られるように、50 0KHzのラン・イン・クロック正弦波の振幅を公称の50IRE値から80% だけ減少させる。スライス・レベルについて必要な調節範囲を減少させるのに対 応して、RICの値の範囲が減少されるから、データ信号の振幅に比べてラン・ イン・クロックの振幅を減少させることは有利である。 スパイク・フィルタ1170は、データ・スライサ230の出力における信号 路に挿入される。スパイク・フィルタ1170は精確さを改善する。スライス・ レベルはこのスパイク・フィルタ1170によりセットされる。何故なら、低域 フィルタの作用と同様に、RIC信号の振幅範囲は、第6図に示すように、ビデ オ波形のRIC部分におけるスパイクのピークを除去することにより減 少させるからである。スパイク・フィルタ1170のディジタルの実施例が第1 2B図に示されている。第12B図の回路は、データ・スライサの出力から、2 80nSより狭いすべてのパルズを除去し、420nSより広いすべてのパルス を通過させる。その結果、ビデオ入力中のラン・イン・クロックの正または負の 先端に近い値のスライサ用バイアスにより、データ・スライサの結果として生じ る出力パルスは、それらが十分に狭いと、スパイク・フィルタ1170により除 去される。スパイク・フィルタ1170の作用は、第6図に示される波形により 表わされる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年10月6日 【補正内容】 請求の範囲 1.ビデオ信号の部分に基準信号成分を含んでいる該ビデオ信号を処理する装置 であって、 前記ビデオ信号に応答して、該ビデオ信号が第1の方向に閾値レベルを超える と第1の値をとり、また該ビデオ信号が第2の方向に該閾値レベルを超えると第 2の値をとる出力信号を発生する手段と、 制御信号に応答して前記閾値レベルを変更する手段と、 前記出力信号に応答して、前記ビデオ信号の前記部分の各々の期間に前記出力 信号が前記第1の値から前記第2の値に変化する回数を表わす計数値を発生する カウンタと、 前記ビデオ信号の前記各部分の後に、前記計数値が所定の値に等しいかどうか を判断し、また前記所定の計数値の発生する回数が所定の発生回数よりも少ない 場合に前記閾値レベルを変更するために前記制御信号を発生する制御手段とを含 んでいる、ビデオ信号処理装置。 2.前記制御信号が、前記閾値レベルの値に対応する値を持つ第2の計数値を表 わし、 前記制御手段が、前記第2の計数値を一方向にのみ変えることにより前記閾値 レベルを増加させそして減少させる、請求項1記載のビデオ信号処理装置。 3.前記制御信号が、前記第2の計数値を表わすディジタル信号を含んでおり、 前記閾値レベル変更手段が、前記閾値レベルを発生す ために前記ディジタル信号に応答するディジタル・アナログ変換器を含んでいる 、請求項1記載のビデオ信号処理装置。 4.前記制御手段が第2の計数値を発生し、 該第2の計数値は、前記第1の計数値が前記所定の値に等しくなると第1の方 向に変更され、 該第2の計数値は、前記第1の計数値が前記所定の値に等しくないと前記第1 の方向と反対の第2の方向に変更され、 前記第2の計数値が所定の値になると前記閾値レベルを変更するために前記制 御手段が前記制御信号を発生する、請求項1記載のビデオ信号処理装置。 5.前記制御信号が、前記閾値レベルの値に対応する値を持つ第3の計数値を表 わし、 前記制御手段が、前記第3の計数値を一方向にのみ変えることにより前記閾値 レベルを増減させる、請求項4記載のビデオ信号処理装置。 6.前記基準信号成分が、前記ビデオ信号の前記部分の期間に周期的な振幅の変 更を呈し、 前記第1の計数値が、前記基準信号成分の前記周期的振幅変化に対応する、前 記出力信号のいくつかの振幅変化を表わす、請求項5記載のビデオ信号処理装置 。 7.前記基準信号成分の前記周期的振幅変化以外の、前記ビデオ信号の振幅変化 が前記第1の計数値に影響を及ぼすのを防止するために、前記ビデオ信号路内に フィル タ手段を含んでいる、請求項6記載のビデオ信号処理装置。 8.前記フィルタ手段が、前記ビデオ信号を前記出力信号発生手段の入力に結合 させる低域フィルタと、 前記出力信号を前記第1のカウンタに結合させるスパイク・フィルタとを含ん でいる、請求項7記載のビデオ信号処理装置。 9.前記スパイク・フィルタがディジタル・フィルタである、請求項8記載のビ デオ信号処理装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ビデオ信号を処理する装置であって、前記ビデオ信号は各水平ライン期間 の始まりを示す水平同期パルス、および前記水平ライン期間の少なくとも1つの 期間の間に生じる補助情報成分を含んでおりζ該補助情報成分が基準成分とデー タ成分とを含んでおり、 前記ビデオ信号に結合される入力を有し、第1および第2の値の中の一方をと る出力信号を発生する出力信号発生手段であって、前記出力信号は、前記ビデオ 信号が閾値レベルを超えるとき前記第1の値をとり、前記ビデオ信号が前記閾値 レベルより小さいとき前記第2の値をとる前記出力信号発生手段.と、 前記閾値レベルを発生し、制御信号に応答して前記閾値レベルを変更する手段 と、 前記出力信号中の前記基準成分を検出し、前記基準成分が検出される前記水平 ライン期間が所定のレートで生じるかどうかを決定し、前記基準成分が検出され る前記水平ライン期間が前記所定のレートで生じなければ、前記閾値レベルを変 更するために前記制御信号を発生する制御手段とを含んでいる、前記ビデオ信号 を処理する装置。 2.前記制御手段が、前記基準成分の検出に応答して計数値を発生する手段を 含んでおり、 前記補助情報成分を含むことが予期される前記水平ライン期間の1期間の間に 前記基準成分が検出されると、 前記計数値は第1の方向に変更され、 前記補助情報成分を含むことが予期される前記水平ライン期間の1期間の間に 前記基準成分が検出されないと、前記計数値は第2の方向に変更され、 前記計数値が所定の値でないとき、前記制御手段が前記閾値レベルを変更する ために前記制御信号を発生する、請求項1記載の装置。 3.前記基準成分は、前記補助情報成分を含んでいる前記水平ライン期間の各 々内の或る特定の期間の間に周期的な振幅変化を呈し、 前記制御手段が 前記補助情報成分を含むことが予期される前記水平ライン期間の各々内の前記 特定の期間の一部の間、前記出力信号中の振幅変動に応答して計数し、前記特定 の期間の前記一部の間に生じる前記基準成分の前記周期的振幅変動の数を表わす 計数値を発生する手段を含んでおり、該計数値が少なくとも所定の値であるとき 、前記基準成分の検出が示される、請求項1記載の装置。 4.前記補助情報成分を含んでいる前記水平ライン期間の各々内の特定の期間 の間、前記基準成分が周期的振幅変動を示し、 前記制御手段が 前記補助情報成分を含んでいることが予期される前記水平ライン期間の各々内 の前記特定の期間の一部の間、前記出力信号中の振幅変動に応答して計数し、前 記特定 の期間の前記一部の間に生じる前記基準成分の前記周期的振幅変動の数を表わす 第1の計数値を発生する手段を含んでおり、前記計数値が少なくとも所定の値で あるとき、前記基準成分の検出が示され、 前記計数手段は前記基準成分の検出を示す前記第1の計数値に追う津緒して第 2の計数値を発生し、 前記補助情報成分を含んでいることが予期される前記水平ライン期間の1期間 の間に前記基準成分が検出されるとき、前記第2の計数値が第1の方向に変更さ れ、 前記補助情報成分を含んでいることが予期される前記水平ライン期間の1期間 の間に前記基準成分が検出されないとき、前記第2の計数値が前記第1の方向と は反対の第2の方向に変更され、 前記第2の計数値が所定の値でないとき、前記制御手段が前記閾値レベルを変 更するように前記制御信号を発生する、請求項1記載の装置。 5.前記制御手段からの前記制御信号が所望の閾値レベルを表わすディジタル 信号を含んでおり、前記閾値レベル変更手段が、前記ディジタル信号に応答して 前記閾値レベルを発生するディジタル・アナログ変換器を含んでいる請求項4記 載の装置。 6.前記基準成分の前記周期的変動以外の前記ビデオ信号中の振幅変動が前記 計数手段により発生される前記計数値に実質的に影響を及ぼさないようにするた めに、前記ビデオ信号路にフィルタ手段を含んでいる、請求項 3記載の装置。 7.前記フィルタ手段が、前記ビデオ信号を前記出力信号発生手段の前記入力 に結合する低域通過フィルタと、前記出力信号を前記制御手段に結合するスパイ ク・フィルタとを含んでいる、請求項6記載の装置。 8.前記スパイク・フィルタがディジタル・フィルタである請求項7記載の装 置。
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