JPH0850050A - 液量検出装置 - Google Patents

液量検出装置

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JPH0850050A
JPH0850050A JP18457894A JP18457894A JPH0850050A JP H0850050 A JPH0850050 A JP H0850050A JP 18457894 A JP18457894 A JP 18457894A JP 18457894 A JP18457894 A JP 18457894A JP H0850050 A JPH0850050 A JP H0850050A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体タンクが着脱自在で、液体タンクを着脱
しても確実に作動して所定の液量を検知するとともに組
立性も良い液量検出装置を提供する。 【構成】 本体11より着脱自在の液体タンク12の内
部に垂直方向に可動自在のフロート22と、フロート2
2を摺動自在に保持する保持機構23を各々設け、フロ
ート22内には極性を垂直方向にした磁石25を備える
とともに、フロート22の上方に位置する本体11の一
部にリ−ドスイッチ17を固着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は着脱自在の液体タンクの
液量検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の着脱自在の液体タンク1の液量検
出装置は、図6に示すように、液体タンク1を本体から
着脱不可能な構造のものとしては、リードスイッチ2を
内蔵した支柱4を磁石3を内蔵したドーナッツ型のフロ
ート5で包囲した形式のものが代表的で、液体が注入さ
れると支柱4に沿ってフロ−ト5が垂直方向に浮かび上
がり、所定の液量に達するとリードスイッチ2は磁場を
受け閉じ、液量を検知する。
【0003】また液体タンク1の着脱可能な構造のもの
としては、図7に示すように極性の方向を限定した磁石
3を固着したフロ−ト5が支点によって液体タンク1に
保持されており、フロ−ト5の側面に対応する本体2の
垂直方向にリードスイッチ2の長手方向が来るように固
着しているものが代表的で、液体タンク1を本体に装着
し液体が注入されると、フロート5は支点を中心に垂直
方向に浮かび上がり、所定の液量に達するとリードスイ
ッチ2は磁場を受け閉じ、または磁場から離れ開き、液
量を検知する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す構成では、液体タンク1内にリードスイッチ2が存
在し、液体タンク1と本体を電気配線するため、液体タ
ンク1が本体から着脱できない構造となっていた。また
図7に示す構成では、液体タンク1を本体に装着し液量
検知時に、フロート5内の磁石3の磁場がリードスイッ
チ2の感応距離内に確実に来るよう精度を必要とするた
め液体タンク1も高精度となり、また液体中のゴミや不
純物に影響されず長期にわたり確実に動作できるよう
に、フロ−ト5が支点式となり高価な構成となってい
た。
【0005】本発明はこれらの課題を解決するものであ
り、液体タンクが着脱自在で、液体タンクを着脱しても
確実に作動して所定の液量を検知するとともに組立性も
良く安価な液量検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の手段は、本体より着脱自在の液体タン
クの内部に垂直方向に可動自在のフロートと、前記フロ
ートを摺動自在に保持する保持機構を各々設け、前記フ
ロート内には極性を垂直方向にした磁石を備えるととも
に、前記フロ−トの上方に位置する前記本体の一部にリ
−ドスイッチを固着してなるものである。
【0007】また、本発明の第2の手段は、液体タンク
のフロ−トの下方に位置する本体の一部にリードスイッ
チを固着してなるものである。
【0008】また、本発明の第3の手段は、リードスイ
ッチの開閉動作と液体タンクの着脱検知を兼ねたもので
ある。
【0009】さらに、本発明の第4の手段は、保持機構
の側面と底面に略格子状の開口部を複数設けてなるもの
である。
【0010】さらに、本発明の第5の手段は、フロート
とフロートの保持機構間の摺動面を上方に開いたテ−パ
−状に形成し、さらに前記保持機構側の摺動面に前記フ
ロ−トを線接触で保持してなる突状のガイドを上下方向
に延設してなるものである。
【0011】さらに、本発明の第6の手段は、フロート
を保持する保持機構を、液体タンクに脱着可能な蓋にて
固定したものである。
【0012】
【作用】上記第1の手段によると、液体タンクを本体に
装着する。この状態では、リードスイッチはフロート内
の磁石の磁場を受けないので開いている。次に液体タン
ク内に液体が注入されると、フロートは保持機構に沿っ
て垂直方向に浮かび上がり、所定の液量に達するとリー
ドスイッチは磁場を受け閉じ、液量を検知する。よって
着脱自在の条件下での液体タンクで、簡単で支点による
支持のない安価な構成のフロ−トによる液量検知を可能
にした。ここでフロ−ト内の磁石はその極性が垂直方向
になるよう保持されているので、磁石およびフロ−トの
水平方向の向きがどこでも極性とリ−ドスイッチの関係
が変わらないので、リ−ドスイッチに対して常に一定の
磁場を発することができ、安定した確実な動作性を得る
ことができる。また、リ−ドスイッチは液体タンクより
上方に配しているので、万一液体タンクよりの液体漏れ
等が発生してもリ−ドスイッチ部への液体の侵入の心配
がない。
【0013】また、第2の手段によると、液体タンクを
本体に装着すると同時にリードスイッチはフロート内の
磁石に反応し閉じる。次に液体タンク内に液体が注入さ
れると、フロートは保持機構に沿って垂直方向に浮かび
上がり、所定の液量に達するとリードスイッチは磁場を
受けなくなり開き、液量を検知する。よって着脱自在の
条件下での液体タンクで、簡単で支点による支持のない
安価な構成のフロ−トによる液量検知を可能にした。
【0014】また、第3の手段によると、リ−ドスイッ
チの開閉動作と液体タンクの着脱検知を兼用し、タンク
の未装着状態での運転を防止し安全性を高め、リ−ドス
イッチ一つで二つの検知を兼ねる効率的なものとするこ
とができる。
【0015】また、第4の手段によると、保持機構の側
面と底面に略格子状の開口部を複数設けたので、液体タ
ンク内に液体が注入されると、保持機構の底面の略格子
状の開口部より液体が侵入しフロ−トが浮き上がる。そ
の際、フロ−ト上部の空気を保持機構の側面の略格子状
の開口部より排出できるのでフロ−ト動作を円滑に行え
る。さらに、開口部を略格子状としたことで液体に混入
したゴミや不純物がフロ−トの摺動面に侵入するのを防
ぎ、安定したフロ−ト動作を長期にわたって保証でき
る。
【0016】また、第5の手段によると、フロートとフ
ロートの保持機構間の摺動面を上方に開いたテ−パ−状
に形成し、さらに前記保持機構側の摺動面に前記フロ−
トを線接触で保持してなる突状のガイドを上下方向に延
設しているので、フロ−トが上下方向にテ−パ−のある
線接触で保持されており上方にスライドし易くフロ−ト
の動作を円滑に行える。さらに、テ−パ−によりフロ−
トの断面積が上部になるほど増加するので、液量の増加
に伴いフロ−トの浮力を効果的に増加できる。よって、
テ−パ−角を設定することで、所定の液量域以下での浮
き上がりを防止でき、液体タンクの寸法誤差等による検
知域の誤差を補正できる。さらに、テ−パ−があるの
で、フロ−トと保持機構を容易に組込め組立性も向上す
る。
【0017】また、第6の手段によると、フロートを保
持する保持機構を、液体タンクに脱着可能な蓋にて固定
したことにより、液体タンクにフロートユニットを後組
みでき、蓋によって容易に固定でき組立の効率が良い。
また、蓋が脱着可能なのでフロ−トユニットの点検整備
の作業性が向上する。さらに、蓋によってフロ−トが所
定の液量で浮上した際の上限を規制しているので、蓋と
リ−ドスイッチ間の距離を蓋のネジ嵌合の微調整によっ
て管理することで、液体タンクの寸法誤差やリ−ドスイ
ッチのバラツキによる検知域の誤差を補正できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図4
を参照しながら説明する。
【0019】図において、11は本体で、着脱自在なブ
ロー成形の液体タンク12が収納されている。この液体
タンク12には上方より組込み可能なフロートユニット
13が気密性を保つパッキン14を内側に配した脱着可
能な蓋15で雌ネジ部16に固定されており、フロート
ユニット13の上方の本体11側には蓋15に対応する
位置にリードスイッチ17を設けてある。
【0020】また液体タンク12の前方上方に本体11
側に設けた注入管18より液体を受ける注入口19を設
けてあり、さらに後方には液体タンク12に溜まった液
体を破棄するための排出口20を設け、前面には着脱す
る際や持ち運び用の把手21が設けられている。フロー
トユニット13は、フロート22とフロ−ト22を保持
する保持機構23より成っており、双方間の摺動面は上
方に開いたテ−パ−状で形成している。
【0021】フロート22は摺動面が上方に開くテ−パ
−状のフロ−ト本体24の内部に磁石25を垂直方向に
極性を持つように保持し、フロ−ト蓋26でフロ−ト本
体24を密閉してある。また、フロ−ト22全体の質量
及び体積は所定の液量で浮かび上がる浮力を発生するよ
う液体の比重をもとに算出された値をとっている。例え
ば液体が水でフロ−ト22の高さ40mmで液体タンク
12内の液量が所定の液量に達するとすると、フロ−ト
の底面を25としてρ∇=0.001×10×(20.
0×π×40.0)=2.51gがフロ−ト22の全体
の質量となりこれより体積を求める。
【0022】保持機構23は摺動面に上下方向に6本の
突状ガイド27を設けフロ−ト22の摺動面を線接触で
保持し、摺動面の上方には側面に略格子状の開口部A2
8が設けてあり、底面にも略格子状の開口部B29が設
けてある。
【0023】次に上記構成における動作について説明す
る。まず液体タンク12を本体11に装着すると、液体
タンク12の天面の蓋15が、本体11側に設けたリー
ドスイッチ17に対応する位置に固定される。次に液体
タンク12の注入口19に、本体11の注入管18より
液体が注入されると、フロ−トユニット13内に底面に
設けた開口部B29によって不純物の取り除かれた後侵
入し、フロート22の浮力がそのフロ−ト22の自重を
上回るとテ−パ−状の保持機構23のガイド27に沿っ
てフロ−ト22上方の気体を側面に設けた開口部A28
から放出しながら円滑に浮かび上がり、液体が一定量に
達すると、フロ−ト22内の磁石25の磁場がリ−ドス
イッチ17の感応距離内に入り、リードスイッチ17は
閉じ液量を検知する。
【0024】また、フロ−ト22内の磁石25はその極
性が垂直方向になるよう保持されているので、磁石25
およびフロ−ト22が水平方向の向きがどこでも、極性
とリ−ドスイッチ17の関係が変わらないので、リ−ド
スイッチ17に対して常に一定の磁場を発することがで
き安定した確実な動作性を得ることができる。
【0025】また、フロート22と保持機構23間の摺
動面を上方に開いたテ−パ−状に形成し、さらに保持機
構23側の摺動面にフロ−ト22を線接触で保持してな
る突状のガイド27を上下方向に延設しているので、フ
ロ−ト22が上下方向にテ−パ−のある線接触で保持さ
れており上方にスライドし易くフロ−トの動作を円滑に
行える。
【0026】また、フロ−ト22の断面積が上部になる
ほど増加するので、液量の増加に伴い、フロ−ト22の
浮力を効果的に増加できる。また、テ−パ−があるの
で、フロ−ト22と保持機構23を容易に組め組立性も
向上する。
【0027】また、フロート22を保持する保持機構2
3を、液体タンク12に脱着可能な蓋15にて固定した
ことにより、液体タンク12にフロートユニット13を
後組みでき、容易に固定でき組立の効率が良い。また、
蓋15が脱着可能なのでフロ−トユニット13の点検整
備の作業性が向上する。
【0028】さらに、蓋15によってフロ−ト22が浮
上した際の高さの上限を規制しているので、蓋15とリ
−ドスイッチ17間の距離を蓋15のネジ勘合の微調整
によって管理することで、液体タンク12の寸法誤差や
リ−ドスイッチ17のバラツキによる検知域の誤差を補
正できる。
【0029】また、液体タンク12を本体11から取り
外し持ち運ぶ際、側面部の略格子状の開口部A28は内
部の液体の不純物の侵入を防いでいる。
【0030】このように本発明の実施例の液量検出装置
によれば、着脱自在な液体タンク12を用い、開口部A
28及び開口部B29で液体に混入している細かい糸屑
や繊維質等の不純物のユニット13内の侵入を防ぎ、フ
ロ−ト22が一定の液量でリ−ドスイッチ17が磁石2
5を感応できる距離まで円滑に浮かび上がるようにテ−
パ−面で形成しガイド27で可動方向に線接触で保持さ
れてあり、磁石25も垂直方向に極性を向けているの
で、磁石の水平方向の向きによるリードスイッチ17の
感応距離の変化が生じず、液体タンク12を着脱しても
確実に作動し高い信頼性で所定の液量を検知可能な液量
検出装置を提供できる。
【0031】なお、本実施例ではリ−ドスイッチ17を
液体タンク13の上方の本体に配し、液量が一定に達す
るとONする。
【0032】次に他の実施例を図5を用いて説明する。
リ−ドスイッチ17を液体タンク13のフロ−トユニッ
ト13の下方の本体11に配す。この構成における動作
は、空時の液体タンク13を装着すると、リ−ドスイッ
チ17に対応する位置にフロ−と22が来る。するとり
−ドスイッチ13はフロ−と22内の磁石25の磁場に
感応し閉じる。次に本体11の注入感18より液体が注
入されると、フロ−トユニット13内に底面に設けた開
口部B29によって不純物の取り除かれた液体が侵入
し、フロート22の浮力がそのフロ−ト22の自重を上
回るとテ−パ−状の保持機構23のガイド27に沿って
上方に円滑に浮かび上がり、液体が一定量に達すると、
フロ−ト22内の磁石25の磁場がリ−ドスイッチ17
の感応距離内から離れ、リードスイッチ17は開き液量
を検知する。
【0033】この構成も前述と同様の液量検知の効果が
得られ、液体タンク13の脱時にリ−ドスイッチがOF
Fとなるため、液量未達の液体タンク23の着脱検知も
兼用できる。
【0034】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば本体より着脱自在の液体タンクの内部に垂直
方向に可動自在のフロートと、前記フロートを摺動自在
に保持する保持機構を各々設け、前記フロート内には極
性を垂直方向にした磁石を備えるとともに、前記フロ−
トの上方に位置する前記本体の一部にリ−ドスイッチを
固着してなることにより、 1.着脱自在の条件下での液体タンクで、簡単で支点に
よる支持のない安価な構成のフロ−トによる液量検知を
可能にした。
【0035】2.磁石およびフロ−トの水平方向の向き
がどこでも、フロ−ト内の磁場の強度が変わらず、リ−
ドスイッチに対して常に一定の磁場を発することができ
安定した確実な動作性を得ることができ信頼性の高い液
量検知を小改良で安価に提供できる。
【0036】3.リ−ドスイッチは液体タンクより上方
に配しているので、万一液体タンクよりの液体漏れ等が
発生してもリ−ドスイッチ部への液体の侵入の心配がな
い。
【0037】また、液体タンクのフロートの下方に位置
する本体の一部にリードスイッチを固着してなし、リー
ドスイッチの開閉動作と液体タンクの着脱検知を兼ねた
としても以下の液量検知の効果が得られる。
【0038】1.液体タンクの脱時にリ−ドスイッチが
OFFとなるため、液体タンクの着脱検知も兼用でき簡
単な構成で容易で安価で効率的な液量検知の提供を可能
にした。
【0039】また、保持機構の側面と底面に略格子状の
開口部を複数設けたので、 1.液体タンク内に液体が注入されると、保持機構の底
面の格子状開口部より液体が侵入しフロ−トが浮き上が
り、その際フロ−ト上部の空気を保持機構の側面の格子
状開口部から効果的に排出できるのでフロ−ト動作を円
滑に行える。
【0040】2.開口部を格子状としたことで液体に混
入したゴミや不純物がフロ−トの摺動面に侵入するのを
防ぎ、安定したフロ−ト動作を長期にわたって保証でき
る。
【0041】さらに、フロートとフロートの保持機構間
の摺動面を上方に開いたテ−パ−状に形成し、さらに前
記保持機構側の摺動面に前記フロ−トを線接触で保持し
てなる突状のガイドを上下方向に延設してなるので、 1.フロ−トが可動方向にテ−パ−のある線接触で保持
されており上方にスライドし易くフロ−トの動作を円滑
に行える。
【0042】2.フロ−トの断面積が上部になるほど増
加するので、液量の増加に伴い、フロ−トの浮力を効果
的に増加でき、小改良で信頼性の高いフロ−ト動作を容
易に得ることができる。
【0043】3.テ−パ−があるので、フロ−トと保持
機構を容易に組め組立性も向上する。
【0044】さらには、フロートを保持する保持機構
は、液体タンクに脱着可能な蓋にて固定したことによ
り、 1.液体タンクにフロートユニットを後組みでき、容易
に固定でき組立の効率が向上し、蓋が脱着可能なので点
検整備の作業性が向上するので安価で整備の容易な液量
検知を提供できる。
【0045】2.蓋によってフロ−トが所定の液量で浮
上した際の高さの上限を規制できるので、蓋とリ−ドス
イッチ間の距離を管理することで液体タンクの寸法誤差
やリ−ドスイッチの固体差による検知域の誤差を吸収で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す液量検出装置の断面図
【図2】同液量検出装置を設けた液体タンクの斜視図
【図3】同液量検出装置のフロートの一部切り欠き斜視
【図4】同液量検出装置の保持機構の一部切り欠き斜視
【図5】本発明の他の実施例を示す液量検出装置の断面
【図6】従来例を示す液量検出装置の断面図
【図7】他の従来例を示す液量検出装置の断面図
【符号の説明】
11 本体 12 液体タンク 13 フロ−トユニット 15 蓋 17 リードスイッチ 22 フロート 23 保持機構 25 磁石 27 ガイド 28 開口部A 29 開口部B
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】フロート22は摺動面が上方に開くテーパ
ー状のフロート本体24の内部に磁石25を垂直方向に
極性を持つように保持し、フロート蓋26でフロート本
体24を密閉してある。また、フロート22全体の質量
及び体積は所定の液量で浮かび上がる浮力を発生するよ
う液体の比重をもとに算出された値をとっている。例え
ば液体が水でフロート22の高さ40mmで液体タンク
12内の液量が所定の液量に達するとすると、フロート
の底面を直径20mmの円としてρΔ=0.001×
(10.0×10.0×π×40.0)=12.6g
フロート22の全体の質量となりこれより体積を求め
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】また、フロート22内の磁石25はその極
性が垂直方向になるよう保持されているので、磁石25
およびフロート22水平方向の向きがどこでも、極性
とリードスイッチ17の関係が変わらないので、リード
スイッチ17に対して常に一定の磁場を発することがで
き安定した確実な動作性を得ることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】また、液体タンク12を本体11から取り
外し持ち運ぶ際、側面部の略格子状の開口部A28は内
部の液体の不純物の進入を防いでいる。なお、リードス
イッチは、磁力に感応してノーマルクローズ型のものを
用いても、同様の効果の液量検出装置を提供できる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】削除

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体より着脱自在の液体タンクの内部に
    垂直方向に可動自在のフロートと、前記フロートを摺動
    自在に保持する保持機構を各々設け、前記フロート内に
    は極性を垂直方向にした磁石を備えるとともに、前記フ
    ロ−トの上方に位置する前記本体の一部にリ−ドスイッ
    チを固着してなる液量検出装置。
  2. 【請求項2】 液体タンクのフロ−トの下方に位置する
    本体の一部にリードスイッチを固着してなる請求項1記
    載の液量検出装置。
  3. 【請求項3】 リードスイッチの開閉動作と液体タンク
    の着脱検知を兼ねた請求項1または2記載の液量検出装
    置。
  4. 【請求項4】 保持機構の側面と底面に略格子状の開口
    部を複数設けてなる請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の液量検出装置。
  5. 【請求項5】 フロートとフロートの保持機構間の摺動
    面を上方に開いたテ−パ−状に形成し、さらに前記保持
    機構側の摺動面に前記フロ−トを線接触で保持してなる
    突状のガイドを上下方向に延設してなる請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の液量検出装置。
  6. 【請求項6】 フロートを保持する保持機構を、液体タ
    ンクに脱着可能な蓋にて固定した請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載の液量検出装置。
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