JP2007333262A - 被加熱容器検知機構およびそれを用いたコンロ - Google Patents
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Abstract
【課題】 いかなる形状の被加熱容器を設置した場合でも、高精度に検出できる被加熱容器検知機構およびそれを用いたコンロを提供すること。
【解決手段】 円筒状管2の外側面に対向してリードスイッチ駆動用磁石5とリードスイッチ6を設置し円筒状管2内に磁気回路を設け、円筒状管2内を上下動するロッド部3に磁気遮蔽体7を固定し、被加熱容器がロッド部3上面に設置されていないときは、リードスイッチ6へのリードスイッチ駆動用磁石5からの磁界は磁気遮蔽体7により遮断し、被加熱容器をロッド部3の上面に設置すると、ロッド部3と連動して磁気遮蔽体7も下がるので、リードスイッチ駆動用磁石5からの磁界がリードスイッチ6に加わり被加熱容器を検知する。
【選択図】 図1
【解決手段】 円筒状管2の外側面に対向してリードスイッチ駆動用磁石5とリードスイッチ6を設置し円筒状管2内に磁気回路を設け、円筒状管2内を上下動するロッド部3に磁気遮蔽体7を固定し、被加熱容器がロッド部3上面に設置されていないときは、リードスイッチ6へのリードスイッチ駆動用磁石5からの磁界は磁気遮蔽体7により遮断し、被加熱容器をロッド部3の上面に設置すると、ロッド部3と連動して磁気遮蔽体7も下がるので、リードスイッチ駆動用磁石5からの磁界がリードスイッチ6に加わり被加熱容器を検知する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、リードスイッチを用いた被加熱容器検知機構およびそれを用いたコンロに関するものである。
図8は、従来のコンロの説明図を示し、11はコンロ、12は円筒状管でガスの炎口(図示せず)を有している。13は上面に被加熱容器(図示せず)を設置するロッド部で、円筒状管12の内部を上下動できる構造である。14は、コンロの操作部である。
コンロの被加熱容器検知機構としては、メカスイッチ方式、リードスイッチ方式等が使用されている。具体的には、メカスイッチ方式、リードスイッチ方式どちらの場合にも、ロッド部上面に被加熱容器が設置されると、ロッド部は押し下げられ、コンロ内部に配置されたスイッチが作動し被加熱容器が検知される機構である。
図6は、特許文献1に記載されている従来の被加熱容器検知機構の第1の例のメカスイッチ方式の断面図であり、11はコンロ、12は円筒状管、13はロッド部、19はメカスイッチを示している。ロッド部13は円筒状管12内を上下動が可能なように配置されている。メカスイッチ19はロッド部13の下端よりも下に配置されている。
図6は、ロッド部13に被加熱容器が設置されていない状態を示しており、ロッド部13は上がった状態で、メカスイッチ19はOFFである。ロッド部13に鍋やフライパン等の被加熱容器を設置すると下へ押し下げられるので、メカスイッチ19がONとなり、被加熱容器を検知する機構である。
図7は、特許文献1に記載されている従来の被加熱容器検知機構の第2の例のリードスイッチ方式の断面図であり、11はコンロ、12は円筒状管、13はロッド部、15はリードスイッチ駆動用磁石、16はリードスイッチを示している。ロッド部13は円筒状管12内を上下動が可能な様に配置されている。リードスイッチ駆動用磁石15はロッド部13の下端に固定され、リードスイッチ16はさらに下に配置されている。
リードスイッチ16には、2本の強磁性体リードが、ある間隔を持ってガラス管の中に封入されている。このリードに外部から磁界を加えると、リードが接触しスイッチがONとなり、磁界を消去すれば再びリードが開きOFFとなる。
図7は、ロッド部13に被加熱容器が設置されていない状態を示しており、ロッド部13は上がった状態で、リードスイッチ16にはリードスイッチ駆動用磁石15から磁界が加わらないためOFFである。ロッド部13に被加熱容器が設置されると、ロッド部13が下がり、連動してリードスイッチ駆動用磁石15も下がり、リードスイッチ16に磁界が加わるためリードスイッチ16がONとなり、被加熱容器が検知される機構である。
しかしながら、従来の被加熱容器検知機構の第1の例のメカスイッチ方式では、被加熱容器を検知するためには、メカスイッチがロッド部下端よりも下の位置にあるので、ロッド部を十分に下降させなければならない。ところが、設置される被加熱容器の大きさや底形状によって、ロッド部の下降距離は異なるため、メカスイッチの位置設定が困難な上に、検知することができる被加熱容器の形状も限られてしまう。また、メカスイッチをロッド部の下端から上に配置すると、ロッド部の下降距離が長い場合にはメカ接点部が破損してしまうという問題があった。さらに、メカ接点部に汚れが発生した場合には、検出不能となっていた。
従来の被加熱容器検知機構の第2の例のリードスイッチ方式でも、被加熱容器を検知するためには、リードスイッチがロッド部下端よりも下の位置にあるので、リードスイッチ駆動用磁石が下端に固定されたロッド部を十分に下降させなければならない。ところが、設置される被加熱容器の大きさや底形状によって、ロッド部の下降距離は異なるため、リードスイッチの位置設定が困難な上に、検知することができる被加熱容器の形状も限られてしまう。また、リードスイッチおよびリードスイッチ駆動用磁石をロッド部下端から上に配置すると、ロッド部がリードスイッチに磁界が加わる位置よりもさらに下降した場合には、検知できなくなるという問題があった。以上のようにリードスイッチとリードスイッチ駆動磁石の設置位置は限定されていて、被加熱容器検知機構としての設計自由度も限定されていた。
従って本発明の技術的課題は、いかなる形状の被加熱容器でも高精度に検出できる被加熱容器検知機構およびそれを用いたコンロを提供することにある。
本発明は、前記課題の解決のため、リードスイッチ方式の被加熱容器検知機構の構造を検討した結果なされたものである。
即ち、本発明は、上面に被加熱容器が設置されるロッド部と、前記ロッド部が内部に挿入され、上下動可能に配置された円筒状管からなり、前記円筒状管の内側または外側に磁気回路を構成するリードスイッチとリードスイッチ駆動用磁石を設けると共に、前記円筒状管の内側に前記磁気回路を遮断する磁気遮蔽体を設け、前記磁気遮蔽体の作用により前記磁気回路を遮断、開放させ、前記リードスイッチがON/OFF動作することを特徴とする被加熱容器検知機構である。
また、本発明は、前記磁気遮蔽体は前記ロッド部に固定され、前記リードスイッチと前記リードスイッチ駆動用磁石は前記円筒状管の外側面に対向して配置され、前記磁気遮蔽体は前記ロッド部と連動して上下動し前記円筒状管内に構成された磁気回路を遮断、開放することを特徴とする前記被加熱容器検知機構である。
また、本発明は、前記磁気遮蔽体は前記円筒状管の内側に固定され、前記リードスイッチは前記ロッド部に固定され、前記リードスイッチ駆動用磁石は前記円筒状管の外側面に配置され、前記リードスイッチは前記ロッド部と連動して上下動し前記リードスイッチ駆動用磁石と構成される磁気回路を遮断、開放することを特徴とする前記被加熱容器検知機構である。
また、本発明は、前記リードスイッチ駆動用磁石は前記円筒状管の外側面に配置され、前記リードスイッチは前記リードスイッチ駆動用磁石と隣接して配置され、前記円筒状管の外側に磁気回路を構成し、前記磁気遮蔽体は前記ロッド部に固定され前記ロッド部と連動して前記円筒状管内を上下動し前記磁気回路を遮断、開放することを特徴とする前記被加熱容器検知機構である。
また、本発明は、前記磁気遮蔽体の代わりに磁気消去用磁石を用いたことを特徴とする前記被加熱容器検知機構である。
また、本発明は、前記リードスイッチは感動値と開放値の差が3アンペアターン以下であることを特徴とする被加熱容器検知機構である。感動値とは、標準コイル励磁にてリードスイッチをONさせるための電流値で、単位はアンペアターンである。開放値は、標準コイル励磁にてリードスイッチをOFFさせるために必要な電流値で、単位はアンペアターンである。感動値と開放値の差は応差という。
また、本発明は、磁気遮蔽体を用いたリードスイッチ方式のいずれかの被加熱容器検知機構を用いたことを特徴とするコンロである。
本発明の被加熱容器検知機構によれば、ロッド部に磁気遮蔽体を固定し、ロッド部上面に被加熱容器を設置すると、ロッド部に固定された磁気遮蔽体がロッド部と連動して下がり、円筒状管の外側面に対向して配置されたリードスイッチとリードスイッチ駆動用磁石により円筒状管内部に構成された磁気回路を遮断、開放してリードスイッチをON/OFF動作させる構造なので、リードスイッチがロッド部下端よりも下に設置されていた従来の例のようにロッド部を十分に下降させる必要はなく、被加熱容器の形状に依存せず検知する事ができる。そして、リードスイッチをON/OFF動作させるためのストロークの短い感度の良い被加熱容器検知機構が実現できる。
また、ロッド部にリードスイッチを固定し、磁気遮蔽体は円筒状管の内側に固定されたことにより、リードスイッチは磁気遮蔽体内をロッド部と連動して下がり、円筒状管の外側面に配置されたリードスイッチ駆動用磁石との磁気回路を遮断、開放してリードスイッチをON/OFF動作させる構造なので、リードスイッチがロッド部下端よりも下に設置されていた従来の例のようにロッド部を十分に下降させる必要はなく、被加熱容器の形状に依存せず検知することができる。そして、リードスイッチをON/OFF動作させるためのストロークの短い感度の良い被加熱容器検知機構が実現できる。
リードスイッチ駆動用磁石を円筒状管の外側面に配置リードスイッチをリードスイッチ駆動用磁石と隣接して配置し、円筒状管の外側に磁気回路を構成し、ロッド部に磁気遮蔽体あるいは磁気消去用磁石を固定した構造としても、ロッド部上面に被加熱容器を設置すると、ロツド部に固定された磁気遮蔽体あるいは磁気消去用磁石がロッド部と連動して下がり、円筒状管の外側の磁気回路を遮断、開放してリードスイッチをON/OFF動作させる構造なので、リードスイッチがロッド部下端よりも下に設置されていた従来の例のようにロッド部を十分に下降させる必要はなく、被加熱容器の形状に依存せず検知することができる。そして、リードスイッチをON/OFF動作させるためのストロークが短く感度の良い被加熱容器検知機構が実現できる。
さらに、前記リードスイッチは感動値と開放値の差が小さい感度の良いリードスイッチを用いることにより、リードスイッチのON/OFF動作の切り替わりのストロークが短くなり被加熱容器を高精度に検知することが可能となる。
したがって、本発明によれば、いかなる形状の被加熱容器でも高精度に検出できる被加熱容器検知機構およびそれを用いたコンロを提供することができる。
次に、本発明による被加熱容器検知機構の実施の形態について、具体的な例を挙げて説明する。
図1は、本発明に係る第1の実施の形態の被加熱容器検知機構の断面図で、磁気遮蔽体を用いたリードスイッチ方式である。1はコンロ、2は円筒状管、3はロッド部を示している。5はリードスイッチ駆動用磁石、6はリードスイッチ、7は磁気遮蔽体を示している。
リードスイッチ6とリードスイッチ駆動用磁石5は、円筒状管2の外側面に対向して配置されることにより、円筒状管2内に磁気回路が構成されている。磁気遮蔽体7はロッド部3に固定されている。ここで、リードスイッチ6はガラス管の中に封入された強磁性体リードであり、リードスイッチ駆動用磁石としてフェライト磁石を用いたが、材質はこれに限ったものではない。磁気遮蔽体7の材料には、パーマロイを用いてロッド部に固定可能な円筒形状に加工したが材質や形状はこれに限ったものではない。
図1はロッド部3に被加熱容器が設置されていない状態で、ロッド部が上がった状態を示している。リードスイッチ6は、リードスイッチ駆動用磁石5からの磁界が磁気遮蔽体7により遮断されているので、OFFとなる。ロッド部3に鍋やフライパン等の被加熱容器が設置されるとロッド部3は押し下げられ、磁気遮蔽体7も連動して下がり、リードスイッチ6にリードスイッチ駆動用磁石5から磁界が加わり、リードスイッチ6はONとなり、被加熱容器を検知する。
図2は、本発明に係る第2の実施の形態の被加熱容器検知機構の断面図で、磁気遮蔽体を用いたリードスイッチ方式である。1はコンロ、2は円筒状管、3はロッド部を示している。5はリードスイッチ駆動用磁石、6はリードスイッチ、7は磁気遮蔽体を示している。
リードスイッチ6はロッド部3に固定され、磁気遮蔽体7は円筒状管2内側に固定されている。リードスイッチ駆動用磁石5は、円筒状管2の下部の外側面に配置されている。ロッド部3は磁気遮蔽体7内を上下動可能な構造となっている。ここで、リードスイッチはガラス管の中に封入された強磁性体リードであり、リードスイッチ駆動用磁石としてフェライト磁石を用いたが、材質はこれに限ったものではない。磁気遮蔽体7は材料にパーマロイを用いて、円筒状管内側に固定可能な円筒形状に加工されたものであるが、材質や形状はこれに限ったものではない。
図2は、ロッド部3に被加熱容器が設置されていない状態で、ロッド部3が上がった状態を示している。リードスイッチ6は、ロッド部3の磁気遮蔽体7内に配置されていて、リードスイッチ駆動用磁石5からの磁界が遮断されて、OFFとなる。ロッド部3に鍋やフライパン等の被加熱容器を設置すると、ロッド部3は押し下げられ、リードスイッチ6も連動して磁気遮蔽体7内から下がるので、円筒状管2の外側面に配置されたリードスイッチ駆動用磁石5から磁界が加わりONとなり、被加熱容器を検知する。
図3は、本発明に係る第3の実施の形態の被加熱容器検知機構の断面図で、磁気遮蔽体を用いたリードスイッチ方式である。1はコンロ、2は円筒状管、3はロッド部、5はリードスイッチ駆動用磁石、6はリードスイッチ、7は磁気遮蔽体を示している。
リードスイッチ駆動用磁石5は円筒状管2の外側面に配置され、リードスイッチ6は隣接して配置されることにより、円筒状管2の外側に磁気回路が構成されている。磁気遮蔽体7はロッド部3に固定されている。ここで、リードスイッチはガラス管の中に封入された強磁性体リードであり、リードスイッチ駆動用磁石としてフェライト磁石を用いたが、材質はこれに限ったものではない。磁気遮蔽体7は材料にパーマロイを用いて、ロッド部に固定可能な円筒形状に加工されたものであるが、材質や形状はこれに限ったものではない。
図3は、ロッド部3に被加熱容器が設置されていない状態で、ロッド部が上がった状態を示している。リードスイッチ6は、リードスイッチ駆動用磁石5からの磁界が磁気遮蔽体7により減少することで、OFFとなる。ロッド部3に鍋やフライパン等の被加熱容器が設置されるとロッド部3は押し下げられ、磁気遮蔽体7も下がり、リードスイッチ6にリードスイッチ駆動用磁石5から磁界が加わり、リードスイッチ6はONとなり、被加熱容器を検知する。
図4は、本発明に係る第4の実施の形態の被加熱容器検知機構の断面図で、磁気消去用磁石を用いたリードスイッチ方式である。1はコンロ、2は円筒状管、3はロッド部、5はリードスイッチ駆動用磁石、6はリードスイッチ、8は磁気消去用磁石を示している。
リードスイッチ駆動用磁石5は円筒状管2の外側面に配置され、リードスイッチ6は隣接して配置されることにより、円筒状管2の外側に磁気回路が構成されている。磁気消去用磁石8はロッド部3に固定されている。ここで、リードスイッチはガラス管の中に封入された強磁性体リードであり、リードスイッチ駆動用磁石、磁気消去用磁石としてフェライト磁石を用いたが、材質はこれに限ったものではない。
図4は、ロッド部3に被加熱容器が設置されていない状態で、ロッド部が上がった状態を示している。リードスイッチ6は、リードスイッチ駆動用磁石5からの磁界が磁気消去用磁石8により減少することで、OFFとなる。ロッド部3に鍋やフライパン等の被加熱容器が設置されるとロッド部3は押し下げられ、磁気消去用磁石8も下がり、リードスイッチ6にリードスイッチ駆動用磁石5から磁界が加わり、リードスイッチ6はONとなり、被加熱容器を検知する。
これらの本発明に係る第1から第4の実施の形態において、リードスイッチは感動値と開放値の差が3アンペアターン以下の感度のよいリードスイッチを用いることで、リードスイッチのON/OFF動作切り替わりのストロークが小さくなり、被加熱容器を高精度に検知することができる。
次に、具体的な実施例を挙げ、本発明に係る被加熱容器検知機構について、さらに詳しく説明する。
図5は、リードスイッチの感動値に対する応差の測定データである。本発明に係る図1の被加熱容器検知機構と従来の被加熱容器検知機構につきリードスイッチの感動値を10〜30アンペアまで変えたときの応差を測定したデータである。
従来の被加熱容器検知機構の例のリードスイッチでは、感動値が大きくなるにつれて、応差(感動値−開放値の差)が大きく3アンペアターン以上となった。本発明に係る第1の実施の形態の被加熱容器検知機構では、感動値が大きくなっても応差は小さく、ほぼ一定の3アンペアターン以下となった。
これらの結果より、従来の被加熱容器検知装置のリードスイッチでは、感動値が大きい場合は、応差も大きくなることから、被加熱容器の検知精度を安定させることができない。本発明による被加熱容器検知機構では、感動値が大きくなっても応差が小さく3アンペアターン以下で一定であることから、リードスイッチのON/OFF動作の切り替わりのストロークが短く高精度な被加熱容器検知機構が実現できる。尚、本発明に係る第2から第4の実施の形態の被加熱容器検知機構においても、同様に感動値が大きくなっても応差は小さく、3アンペアターン以下で一定であり、リードスイッチのON/OFF動作の切り替わりのストロークが短く高精度な被加熱容器検知機構が実現できる。
1,11 コンロ
2,12 円筒状管
3,13 ロッド部
5,15 リードスイッチ駆動用磁石
6,16 リードスイッチ
7 磁気遮蔽体
8 磁気消去用磁石
14 コンロの操作部
19 メカスイッチ
2,12 円筒状管
3,13 ロッド部
5,15 リードスイッチ駆動用磁石
6,16 リードスイッチ
7 磁気遮蔽体
8 磁気消去用磁石
14 コンロの操作部
19 メカスイッチ
Claims (7)
- 上面に被加熱容器が設置されるロッド部と、前記ロッド部が内部に挿入され、上下動可能に配置された円筒状管からなり、前記円筒状管の内側または外側に磁気回路を構成するリードスイッチとリードスイッチ駆動用磁石を設けると共に、前記円筒状管の内側に前記磁気回路を遮断する磁気遮蔽体を設け、前記磁気遮蔽体の作用により前記磁気回路を遮断、開放させ、前記リードスイッチがON/OFF動作することを特徴とする被加熱容器検知機構。
- 前記磁気遮蔽体は前記ロッド部に固定され、前記リードスイッチと前記リードスイッチ駆動用磁石は前記円筒状管の外側面に対向して配置され、前記磁気遮蔽体は前記ロッド部と連動して上下動し前記円筒状管内に構成された磁気回路を遮断、開放することを特徴とする請求項1に記載の被加熱容器検知機構。
- 前記磁気遮蔽体は前記円筒状管の内側に固定され、前記リードスイッチは前記ロッド部に固定され、前記リードスイッチ駆動用磁石は前記円筒状管の外側面に配置され、前記リードスイッチは前記ロッド部と連動して上下動し前記リードスイッチ駆動用磁石と構成される磁気回路を遮断、開放することを特徴とする請求項1に記載の被加熱容器検知機構。
- 前記リードスイッチ駆動用磁石は前記円筒状管の外側面に配置され、前記リードスイッチは前記リードスイッチ駆動用磁石と隣接して配置され、前記円筒状管の外側に磁気回路を構成し、前記磁気遮蔽体は前記ロッド部に固定され前記ロッド部と連動して前記円筒状管内を上下動し前記磁気回路を遮断、開放することを特徴とする請求項1に記載の被加熱容器検知機構。
- 前記磁気遮蔽体の代わりに磁気消去用磁石を用いたことを特徴とする請求項4に記載の被加熱容器検知機構。
- 前記リードスイッチは感動値と開放値の差が3アンペアターン以下であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の被加熱容器検知機構。
- 前記請求項1ないし6のいずれかに記載の被加熱容器検知機構を用いたことを特徴とするコンロ。
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JP2006163572A JP2007333262A (ja) | 2006-06-13 | 2006-06-13 | 被加熱容器検知機構およびそれを用いたコンロ |
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