JPH08497U - 部品セット用ハンドリングユニット - Google Patents

部品セット用ハンドリングユニット

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Publication number
JPH08497U
JPH08497U JP2123393U JP2123393U JPH08497U JP H08497 U JPH08497 U JP H08497U JP 2123393 U JP2123393 U JP 2123393U JP 2123393 U JP2123393 U JP 2123393U JP H08497 U JPH08497 U JP H08497U
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JP
Japan
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component
vacuum
permanent magnet
handling mechanism
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP2123393U
Other languages
English (en)
Inventor
三弘 倉田
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Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
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Publication of JPH08497U publication Critical patent/JPH08497U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品の取出し・セット作業をロボットにより自
動的に行うことができるようにする。 【構成】真空ハンドリング機構7が、真空吸着により部
品2を取り出した後、真空吸着解除して部品2をセット
位置6にセットする。また、永久磁石ハンドリング機構
が、永久磁石11に部品3を吸着させて取出し、続いて
セット位置6上にセットした後、永久磁石11を部品3
から水平方向に退避させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、部品を取出して治具の上にセットするためにロボットに装備される 部品セット用ハンドリングユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パレット又は部品フィーダ等から部品を取り出して、溶接治具又は組付 け治具等の上にセットする作業は、人手により行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、部品の取出し・セット作業を人手により行うことは、労働負担 が大きく、また人件費がかかり製造コストを引き上げる原因となっている。 本考案の目的は、部品の取出し・セット作業を自動的に行うことができるよう にして、製造コストの低減を図った部品セット用ハンドリングユニットを提供す ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、真空吸着により部品を取り出し真空吸着 解除して部品をセット位置にセットする真空ハンドリング機構と、永久石により 部品の頂部に吸着して部品を取出してセット位置上にセットした後永久磁石を部 品の頂部から吸着方向を横切る方向に退避させて部品から分離する永久磁石ハン ドリング機構とを備えている。
【0005】
【作用】
真空ハンドリング機構が、真空吸着により部品を取り出した後、真空吸着解除 して部品をセット位置にセットする。また、永久磁石ハンドリング機構が、永久 磁石が頂部を吸着して部品を吸着させて取出し、続いてセット位置上にセットし た後、永久磁石を部品の頂部から吸着方向を横切る方向に退避する。
【0006】
【実施例】
以下に、本考案の一実施例を図を参照して説明する。 ロボット1の先端部に、ハンドリング機構が水平回転自在に装備されている。 部品2、3は、それぞれパレット(部品箱)4と部品フィーダ5とに準備されて いる。治具6は、溶接又は組付け用のものである。 この例のロボット1は、多関節型ロボットである。部品の保持・保持解除を行 うハンドリング機構として、真空ハンドリング機構と、永久磁石ハンドリング機 構とが前後並設されてなる。 真空ハンドリング機構は、1対の真空パッド7と、この真空パッド7を機能さ せる真空ユニット8と、上下動自在に設けられ真空パッド7が部品(仮想線で示 す)を吸着すると部品により持ち上げられる昇降ロッド9と、この昇降ロッド9 の上昇・下降をON・OFFにより検出する検出器10とからなる。この真空ハ ンドリング機構は、比較的大きな部品の移動に用いる。 一方、永久磁石ハンドリング機構は、永久磁石11からなる。永久磁石ハンド リング機構は、比較的小さい部品の移動に用いる。 パレット4内には、部品2を所定位置に整列させるためのガイド部材12が設 けられている。これは、部品の位置決めをして、ロボット1による部品取出し作 業を容易にするためである。部品フィーダ5は、小部品3を多数収容したコイル 部から小部品を供給するようになっている。 治具6に突設されたブラケット駒13は、小部品3を載置するためのものであ る。
【0007】 以上のように構成された実施例は次のように作用する。 ロボット1が動作して、ハンドリング機構をパレット4の上に対向させる。ハ ンドリング機構を下降させ、真空パッド7を部品2の上に載置させる。真空パッ ド7に部品2を真空吸着させる。次に、ロボット1を動作させ、真空吸着された 部品2を治具6の上に載置する。真空吸着を解除してから、真空パッド7を上昇 させ、部品2から離れる。 また、ロボットが動作して、ハンドリング機構を部品フィーダ5に対向させる 。永久磁石ハンドリング機構の永久磁石11に部品3を吸着させる。次に、図2 に示すように、ロボット1を動作させて、永久磁石11に吸着された部品3を治 具6のブラケット駒13の上に載置する。次に、永久磁石11を部品から水平方 向Aに移動させて部品3から分離させる。
【0008】
【考案の効果】
以上説明した本考案では、ロボットに真空ハンドリング機構と永久磁石ハンド リング機構とが装備され、真空ハンドリング機構が真空吸着により部品を取り出 した後真空吸着解除して部品をセット位置にセットし、永久磁石ハンドリング機 構が永久石に部品を吸着させて取出してセット位置上にセットした後永久磁石を 部品から水平方向に退避させて分離するので、部品の取出し・セット作業を自動 的に行うことができるようにして、製造コストの低減を実現できる。
【提出日】平成5年12月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、部品を取出して治具の上にセットするためにロボットに装備される 部品セット用ハンドリングユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パレット又は部品フィーダ等から部品を取り出して、溶接治具又は組付 け治具等の上にセットする作業は、人手により行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、部品の取出し・セット作業を人手により行うことは、労働負担 が大きく、また人件費がかかり製造コストを引き上げる原因となっている。 本考案の目的は、部品の取出し・セット作業を自動的に行うことができるよう にして、製造コストの低減を図った部品セット用ハンドリングユニットを提供す ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、真空吸着により部品を取り出し真空吸着 解除して部品をセット位置にセットする真空ハンドリング機構と、永久石により 部品の頂部に吸着して部品を取出してセット位置上にセットした後永久磁石を部 品の頂部から吸着方向を横切る方向に退避させて部品から分離する永久磁石ハン ドリング機構とを備えている。
【0005】
【作用】
真空ハンドリング機構が、真空吸着により部品を取り出した後、真空吸着解除 して部品をセット位置にセットする。また、永久磁石ハンドリング機構が、永久 磁石が頂部を吸着して部品を吸着させて取出し、続いてセット位置上にセットし た後、永久磁石を部品の頂部から吸着方向を横切る方向に退避する。
【0006】
【実施例】
以下に、本考案の一実施例を図を参照して説明する。 ロボット1の先端部に、ハンドリング機構が水平回転自在に装備されている。 部品2、3は、それぞれパレット(部品箱)4と部品フィーダ5とに準備されて いる。治具6は、溶接又は組付け用のものである。 この例のロボット1は、多関節型ロボットである。部品の保持・保持解除を行 うハンドリング機構として、真空ハンドリング機構と、永久磁石ハンドリング機 構とが前後並設されてなる。 真空ハンドリング機構は、1対の真空パッド7と、この真空パッド7を機能さ せる真空ユニット8と、上下動自在に設けられ真空パッド7が部品(仮想線で示 す)を吸着すると部品により持ち上げられる昇降ロッド9と、この昇降ロッド9 の上昇・下降をON・OFFにより検出する検出器10とからなる。この真空ハ ンドリング機構は、比較的大きな部品の移動に用いる。 一方、永久磁石ハンドリング機構は、永久磁石11からなる。永久磁石ハンド リング機構は、比較的小さい部品の移動に用いる。 パレット4内には、部品2を所定位置に整列させるためのガイド部材12が設 けられている。これは、部品の位置決めをして、ロボット1による部品取出し作 業を容易にするためである。部品フィーダ5は、小部品3を多数収容したコイル 部から小部品を供給するようになっている。 治具6に突設されたブラケット駒13は、小部品3を載置するためのものであ る。
【0007】 以上のように構成された実施例は次のように作用する。 ロボット1が動作して、ハンドリング機構をパレット4の上に対向させる。ハ ンドリング機構を下降させ、真空パッド7を部品2の上に載置させる。真空パッ ド7に部品2を真空吸着させる。次に、ロボット1を動作させ、真空吸着された 部品2を治具6の上に載置する。真空吸着を解除してから、真空パッド7を上昇 させ、部品2から離れる。 また、ロボットが動作して、ハンドリング機構を部品フィーダ5に対向させる 。永久磁石ハンドリング機構の永久磁石11に部品3を吸着させる。次に、図2 に示すように、ロボット1を動作させて、永久磁石11に吸着された部品3を治 具6のブラケット駒13の上に載置する。次に、永久磁石11を部品から水平方 向Aに移動させて部品3から分離させる。
【0008】
【考案の効果】
以上説明した本考案では、ロボットに真空ハンドリング機構と永久磁石ハンド リング機構とが装備され、真空ハンドリング機構が真空吸着により部品を取り出 した後真空吸着解除して部品をセット位置にセットし、永久磁石ハンドリング機 構が永久石に部品を吸着させて取出してセット位置上にセットした後永久磁石を 部品から水平方向に退避させて分離するので、部品の取出し・セット作業を自動 的に行うことができるようにして、製造コストの低減を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を備えたシステムの斜視図で
ある。
【図2】図1の一部拡大図である。
【符号の説明】
1 ロボット 2 部品 3 部品 6 治具 7 真空パッド(真空ハンドリング機構) 8 真空ユニット(真空ハンドリング機構) 11 永久磁石(永久磁石ハンドリング機構)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 部品セット用ハンドリングユニット
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を備えたシステムの斜視図で
ある。
【図2】図1の一部拡大図である。
【符号の説明】 1 ロボット 2 部品 3 部品 6 治具 7 真空パッド(真空ハンドリング機構) 8 真空ユニット(真空ハンドリング機構) 11 永久磁石(永久磁石ハンドリング機構)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットに装備され部品を取出してセッ
    ト位置にセットする部品セット用ハンドリングユニット
    において、真空吸着により部品を取り出し真空吸着解除
    して部品をセット位置にセットする真空ハンドリング機
    構と、永久石により部品の頂部を吸着して部品を取出し
    セット位置上にセットした後永久磁石を部品の頂部から
    吸着方向を横切る方向に退避させて部品から分離する永
    久磁石ハンドリング機構とを備えている特徴とする部品
    セット用ハンドリングユニット。
JP2123393U 1993-03-31 1993-03-31 部品セット用ハンドリングユニット Pending JPH08497U (ja)

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JP2123393U JPH08497U (ja) 1993-03-31 1993-03-31 部品セット用ハンドリングユニット

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012071400A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Yaskawa Electric Corp 部品組み付け装置及び機械部品の製造方法
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KR102169074B1 (ko) * 2020-03-19 2020-10-22 주식회사 에이스로보테크 전자석을 이용하는 커넥팅 로드 이송용 로봇

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