JPH0849394A - 床鳴り修繕方法および床鳴り修繕ビス - Google Patents

床鳴り修繕方法および床鳴り修繕ビス

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JPH0849394A
JPH0849394A JP20446794A JP20446794A JPH0849394A JP H0849394 A JPH0849394 A JP H0849394A JP 20446794 A JP20446794 A JP 20446794A JP 20446794 A JP20446794 A JP 20446794A JP H0849394 A JPH0849394 A JP H0849394A
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JP
Japan
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floor
screw
joist
sounding
repairing
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Application number
JP20446794A
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English (en)
Inventor
Katsunori Miyagi
勝則 宮城
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Abstract

(57)【要約】 【目的】床鳴りを簡単な方法で修繕できるようにする。 【構成】床鳴りが生じている箇所の近傍の床板5および
根太3に貫通孔5a,3aをあけ、この貫通孔5a,3
aに、貫通孔の径よりよりわずかに大きな径を有するね
じ部を形成したビス9をねじ込む。ビス9の先端には緩
衝部材13(ゴム片)が取り付けられている。ビス先端
部の緩衝部材13が床基盤1と当接するまでビス9をね
じ込み、床基盤1と根太3との間にビス9を固定するこ
とにより、床鳴りを修繕することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は床鳴りの修繕方法及びそ
れに用いられる修繕用のビスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、床材を支持するために、図4
に示すような床支持構造が用いられている。図4におい
て、1はコンクリート製床基盤、3は根太、5は床板
(合板、フローリング材など)であり、床基盤1と根太
3との間に床板支持装置7が設置されている。床板支持
装置7は、根太受け用板材71、ボルト72、ゴム台7
3を備え、ゴム台73は釘74によって床基盤1に固定
され、ボルト72には調整ナット75が回転自在に螺合
され、調整ナット75を回転させることによって支持装
置7全体の高さを調節することができる。
【0003】ところで、経年変化によって、床板支持装
置7の根太受け用板材71が変形したり、ナット75が
弛んだり、釘74が外れたりすると、支持装置7と根太
3との間に、隙間Sができて、床鳴り(床のきしみ音)
が生じるようになる。
【0004】従来、床鳴りが生じた場合は、床板5を外
し、該当箇所の支持装置7を取り付け直したり、補強し
たりしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法によれば、
床鳴りを直すために、床板をはがし、支持装置7の修理
後は再び床板を張り直すという面倒な作業が必要であっ
た。
【0006】本発明は、上記の点にかんがみて成された
もので、床鳴りを簡単な方法で修繕できるようにするこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、床鳴りが生じている箇所の近傍
の床板および根太に貫通孔をあけ、この貫通孔に、貫通
孔の径よりよりわずかに大きな径を有するねじ部を形成
したビスを、ビス先端が床基盤と当接するまでねじ込
み、床基盤と根太との間に前記ビスを固定するようにし
た。
【0008】
【作用】床基盤と根太との間に修繕ビスを固定したの
で、これにより床板は固定されて、床鳴り起こらない。
【0009】
【実施例】以下本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示す断面図、図2は分
解図である。図において、図4と同じ構成部分について
は同じ参照番号を付して示してある。
【0010】この実施例においては、図1に示すよう
に、床支持装置7が経年変化によって、根太3との間に
隙間Sができて床鳴りを生じた場合には、支持装置7の
近傍に金属製の修繕ビス9を、根太3と床基盤1との間
に固定する。
【0011】そのためには、まず床板5および根太3に
貫通孔5a,3aをそれぞれ形成する。これらの貫通孔
を通して、図2に示すように、修繕ビス9をねじ込んで
いく。
【0012】修繕ビス9は、頭部に六角溝9aが形成さ
れ、その全長にわたってねじ部9bが形成され、先端部
には緩衝部材13が固着されている。緩衝部材13とし
てここではゴム片を使用したが、その他にも、合成樹
脂、ばね等を用いてもよい。修繕ビスの長さは、使用す
る床の高さに応じて決めればよいが、2階以上の床であ
れば床の高さはだいたい決っており、修繕ビス9の長さ
は80〜170mm程度あればよい。またその直径も特
に限定されず、貫通孔5a,3aより少し大きければよ
い。たとえば、一例として、貫通孔5a,3aの直径が
10mm程度、修繕ビス9の直径が12mm程度であ
る。
【0013】以上の様な修繕ビス9を、図2に示すよう
に、貫通孔5a,3aに通して、六角レンチを頭部の六
角溝9aに挿入して回しながらねじ込んでいく。ビス9
の先端の緩衝部材13が床基盤1に当接しビス9が床基
盤1と根太3との間にしっかり固定されるまでねじ込
む。修繕ビス9は、ねじ部9bと根太3とが係合するこ
とにより床基盤1と根太3との間にしっかり固定され
る。
【0014】最後に、床板5に形成した貫通孔5aを埋
木11で塞いで終了する。
【0015】以上の様な方法によれば、床基盤1と根太
3との間に修繕ビス9が固定されるので、これにより床
板5は固定されて、床鳴りは起こらない。また、床板5
をいちいち剥がす必要はないので、簡単かつ短時間で、
しかも安価に床鳴りを直すことができる。また、上記実
施例のように、六角レンチを使って修繕ビス9をねじ込
むようにすれば、ビス9を押す必要がなく回すだけでね
じ込まれていくので、作業が非常に楽である。またビス
9の先端に緩衝部材13(ゴム片)を取り付けたことに
より、その弾性によって、ビス9を床基盤1と根太3と
の間にしっかり固定することができる。
【0016】上記実施例においては、工具との結合部と
して、六角溝9aを形成したが、本発明はそれに限ら
ず、ドライバ用の溝(マイナス溝、プラス溝)を用いて
もよいし、さらに溝に限らず、逆に突起状にしてもよ
い。要するに、結合部は、工具と修繕ビスとを結合させ
るような形状であれば他の形状でもよい。
【0017】また実施例の修繕ビス9は、全長にわたっ
てねじを形成したが、本発明においては、それに限ら
ず、要するに床基盤と根太との間に修繕ビスを固定でき
ように少なくともビスの上部(根太と接する部分)にね
じを形成すればその他の形状でもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
床鳴りを極めて簡単な方法で直すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の実施例の分解図である。
【図3】修繕ビスの拡大図である。
【図4】従来の床支持構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 床基盤 3 根太 5 床板 7 床支持装置 9 修繕ビス 11 埋木 13 緩衝部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床鳴りが生じている箇所の近傍の床板お
    よび根太に貫通孔をあけ、前記貫通孔に、前記貫通孔の
    径よりよりわずかに大きな径を有するねじ部を形成した
    ビスを、前記ビスの先端が床基盤と当接するまでねじ込
    み、前記根太と前記床基盤との間に前記ビスを固定する
    ことを特徴とする床鳴り修繕方法。
  2. 【請求項2】少なくとも床基盤から根太までの長さを有
    し、少なくともその上部にねじ部を形成した床鳴り修繕
    ビス。
  3. 【請求項3】前記修繕ビスの頭部に、工具と結合可能な
    結合部を形成した請求項2に記載の床鳴り修繕ビス。
  4. 【請求項4】前記修繕ビスの先端部に、緩衝部材を取り
    付けた請求項2または3に記載の床鳴り修繕ビス。
JP20446794A 1994-08-05 1994-08-05 床鳴り修繕方法および床鳴り修繕ビス Pending JPH0849394A (ja)

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JP (1) JPH0849394A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3587690A1 (en) * 2018-06-25 2020-01-01 Bygherren ApS An adjusting screw, an assembly and a method for levelling an out-of-level flooring
JP2023131080A (ja) * 2022-03-08 2023-09-21 寛之 新垣 フローリング床の補修方法

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