JPH084928Y2 - ラップホルダー - Google Patents

ラップホルダー

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Publication number
JPH084928Y2
JPH084928Y2 JP10721291U JP10721291U JPH084928Y2 JP H084928 Y2 JPH084928 Y2 JP H084928Y2 JP 10721291 U JP10721291 U JP 10721291U JP 10721291 U JP10721291 U JP 10721291U JP H084928 Y2 JPH084928 Y2 JP H084928Y2
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JP
Japan
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lap
holder
holders
case
support
Prior art date
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JP10721291U
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JPH0560447U (ja
Inventor
学 豊沢
Original Assignee
株式会社ダイヤコーポレーション
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Publication date
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)
  • Table Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は縦方向あるいは横方向に
ラップケースを支持するラップホルダーに関する。特
に、ラップケースを縦方向に安定した状態で支持するこ
とができるラップホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ラップホルダーは、支持しようと
するラップケースの大きさや用途に応じて種々のものが
製品化され販売されている。しかし、販売されているい
ずれのラップホルダーも、ラップケースの支持方向が縦
方向、あるいは横方向のどちらかに限定されていた。こ
のため、キッチン周辺のレイアウトや使用勝手に応じた
望ましい方向でラップケースを支持することができない
という問題があった。
【0003】そこで、本件出願人は、縦横どちらの方向
にもラップケースを支持することができる小物ホルダー
をすでに提案している(実願平2-3832号)。
【0004】図14(a)はこの小物ホルダーの一方を
示す正面図、図14(b)は同じく平面図、図14
(c)は左側面図、図15(a),(b)は使用状態を
示す斜視図である。
【0005】これらの図面において、10は上面および
左側面を開口して形成したホルダーである。このホルダ
ー10は、前部11、背部12、側部13、および底部
14とからなっており、これら前部11、背部12、側
部13、および底部14により囲まれる部分によって支
持部15を形成してある。支持部15はラップケースC
の端部C1を受けて支持できる大きさに形成してある。
なお、「ラップケースC」には、ホイルなどを収容する
ホイルケース等も含んでいる。
【0006】背部12の裏面には、図示しない固定構造
体への取付手段として磁石(プラスチックマグネット)
16が取り付けてある。ここで、固定構造体とは、冷蔵
庫あるいはスチール製品などの壁面等である。
【0007】このようなラップホルダーは、上述したホ
ルダー10を左右一対として構成するものであり、図1
5(a),(b)に示すように、ラップケースCの端部
C1を左右一対のホルダー10のそれぞれの支持部15
で受けて支持するようになっている。
【0008】すなわち、ラップケースCを縦方向に支持
する場合には、図15(a)に示すように、左右一対の
ホルダー10を接合させた状態で固定構造体に固定し、
支持部15でラップケースCの端部C1を包んだ状態で
支えるようにする。
【0009】また、ラップケースCを横方向に支持する
場合には、図15(b)に示すように、左右一対のホル
ダー10をラップケースCの長さに合わせて分離させた
状態で固定構造体に固定し、支持部15でラップケース
Cを両側から支えるようにする。
【0010】このように、本件出願人がすでに提案した
ラップホルダーは、左右一対のホルダー10を接合さ
せ、あるいは分離させた状態で固定構造体に固定するこ
とにより、ラップケースCを縦横どちらの方向にも支持
できるようになってる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した、ホルダー1
0は、左右一対の構成となっていたので、ラップケース
出し入れ時に衝撃等が加わると固定構造体への固定位置
がずれることがあった。ホルダーの位置ずれは、ラップ
ケースCを横方向に支持している場合には、さほど問題
とならない。しかし、ラップケースを縦方向に支持して
いる場合には、ホルダー10の位置ずれにより、支持部
15同士が左右に開いたり、上下にずれて段差が生じた
りすると、ラップケースの支持状態が不安定になるとい
う問題があった。
【0012】本考案の目的は、以上のような問題点を解
決し、ラップケースを縦方向に支持する場合に左右のホ
ルダーがずれるのを防止することができ、ラップケース
を安定した状態で支持することができるラップホルダー
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は、ラップケースの端部を受ける支持部を有
し、端面同士を合わせて接合することが可能な左右一対
のホルダーと、このホルダーの背部に設けた固定構造体
への取付手段とを備えたラップホルダーであって、前記
左右のホルダーを接合した状態で固定する止め部を前記
支持部の底部に設けるとともに、前記左右のホルダーの
背部を、前記支持部の底部よりも下方へ長く形成した構
成としてある。
【0014】
【作用効果】本考案は上記の構成としたので、次のよう
な作用効果を奏する。
【0015】すなわち、ホルダーには、止め部が設けて
あるので、左右のホルダーを合わせて接合した状態で固
定することができ、ホルダーを左右一体として固定構造
体へ取り付けることができる。
【0016】左右のホルダーを止め部により固定する
と、背部の端面同士は、当接して密着した状態となる。
これにより、底部よりも下方へ長く形成された背部の下
部同士も密着するので、ホルダーが左右に開いてしまう
のが規制されることとなる。
【0017】したがって、本考案のラップホルダーによ
れば、ラップケースを縦方向に支持した場合に左右のホ
ルダーがずれてしまうのを防止することができ、ラップ
ケースを安定した状態で支持することができるという効
果がある。
【0018】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0019】図1は本考案に係るラップホルダーを示す
正面図、図2は同じく平面図、図3は同じく背面図、図
4は同じく右側面図、図5は同じく底面図、図6は図1
のVI-VI矢視図、図7は図4のVII-VII線断面図である。
【0020】これらの図面において、30,31はAB
S樹脂等より形成された左右一対のホルダーであり、端
面30a,31a同士を合わせて左右のホルダーを接合
することが可能となっている。ホルダー30,31は、
それぞれ、前部32、背部33、側部34、および底部
35とからなっており、これら前部32、背部33、側
部34、および底部35で囲まれる部分によってラップ
ケースの端部を受ける支持部36,37が形成されてい
る。支持部36と支持部37とを合わせた大きさは、図
11(c)に示すように、徳用サイズの太いラップケー
スC3を縦方向に収容して支持することができる大きさ
に形成してある。
【0021】前部32の上部開口縁32aは、図6に示
すように、傾斜させて開口を大きくしてあり、ラップケ
ースを出し入れしやすくしてある。
【0022】背部33は、前部32よりも高く形成して
あり、その裏面には、図示しない固定構造体への取付手
段として磁石(プラスチックマグネット)33aがそれ
ぞれ取り付けてある。ここで、固定構造体とは、冷蔵庫
あるいはスチール製品などの壁面等をいう。本実施例で
は、取付手段として磁石33aを用いたが他の取付手段
として吸盤あるいは粘着部材等を用いてもよい。
【0023】背部33の下部33bは、底部35よりも
下方へ長く形成してある。
【0024】側部34,34の上部には、図4に示すよ
うに、段差34aが設けられており、ホルダー30,3
1を手で把持しやすくしてある。図6に示すように、側
部34のほぼ中央には、縦長のスリット34bが形成し
てある。
【0025】40,40は側部34,34に取り付けら
れた縦長のスペース調節部材である。スペース調節部材
40には、図8に示すように、側部34のスリット34
bに嵌脱可能な突部41が設けてある。スペース調節部
材40は、図11(a)〜(c)に示すように、側部3
4の内側あるいは外側に取り付け可能であり、その取付
態様により、ホルダー30,31の支持部36,37の
支持スペースを調節するようになっている。なお、スペ
ース調節部材40の周縁部40aは、ラップケースの角
が引っ掛からないように丸く形成されている。
【0026】底部35は、図6に示すように、前部32
から背部33に向けて下り傾斜状に形成してある。これ
により、ホルダー30,31に収容されたラップケース
は、背部32に向けて傾いた状態に支持されることとな
る(図12参照)。
【0027】50は底部35,35に設けられた止め部
であり、左右一対のホルダー30,31を接合した状態
で固定するようになっている。この止め部50は、図5
に示すように、コ字形の舌片51,51と、この舌片5
1,51を固定するための固定突起52,52とからな
っており、舌片51と固定突起52とが一組となってホ
ルダー30,31にそれぞれ設けられている。舌片51
には、その中央に、固定突起52を受け入れて係止する
ための、固定突起52よりも多少大きい係止孔51aが
形成されている。
【0028】このような、止め部50は、図9に示すよ
うに、左右のホルダー30,31を合わせ、それぞれの
舌片51,51を固定突起52,52に係止させること
により、左右のホルダー30,31を接合固定するよう
になっている。これにより、ホルダー30,31の端面
30a,31aは、密着した状態となる。
【0029】上述した構成を有するラップホルダーは、
図10(a),(b)に示すように、ラップケースCの
端部C1を左右一対のホルダー30,31のそれぞれの
支持部36,37で受けて支持するようになっている。
【0030】すなわち、図10(a)に示すように、左
右一対のホルダー30,31を止め部50により接合
し、ホルダー30,31を一体として固定構造体に固定
し、支持部36,37でラップケースCの端部C1を収
容することにより、ラップケースCを縦方向に支持する
ことができる。また、ラップケースCを横方向に支持す
る場合には、図10(b)に示すように、左右一対のホ
ルダー30,31をラップケースCの長さに合わせて分
離させた状態で固定構造体に固定し、支持部36,37
でラップケースCを両側から支えるように収容する。
【0031】ラップケースを縦方向に支持する場合、支
持部36,37の支持スペースは、スペース調節部材4
0,40の側部34,34への取付位置により、ラップ
ケースの太さに合わせて調節することが可能である。
【0032】すなわち、レギュラーサイズのラップケー
スC1を支持する場合には、図11(a)に示すよう
に、スペース調節部材40,40の両方を側部34,3
4の内側に取り付ける。これにより、支持部36,37
は、2つのスペース調節部材40,40が突出する分だ
け狭くなり、レギュラーサイズの細いラップケースC1
を好適に支持することができる。
【0033】また、レギュラーサイズよりひと回り大き
いラップケースC2を支持する場合には、図11(b)
に示すように、スペース調節部材40,40のどちらか
一方を側部34の内側より取り外して側部34の外側に
取り付ける。これにより、ホルダー30,31の支持部
36,37は、1つのスペース調節部材40の突出分だ
け狭くなり、レギュラーサイズよりひと回り大きいラッ
プケースC2を好適に支持することができる。
【0034】また、徳用サイズの太いラップケースC3
を支持する場合には、図11(c)に示すように、スペ
ース調節部材40,40を側部34,34の外側に取り
付ける。これにより、ホルダー30,31の支持部3
6,37は広くなり、徳用サイズの太いラップケースC
3を支持することができる。
【0035】このように、ラップケースの太さに合わせ
て支持ペースを好適に調節することが可能である。
【0036】ラップケースを縦方向に支持する場合、背
部33,33の下部33b,33bは、止め部50の接
合固定により、ホルダー30,31が左右に開くのを防
止する作用をなす。
【0037】すなわち、図13に示すように、左右のホ
ルダー30,31が、ラップケース出し入れの際などに
図中矢印A方向に開こうとしても、背部33,33の下
部33b,33b同士が矢印B方向に当接するので、ホ
ルダー30,31の開きが抑えられる。これに対し、背
部33の下部が底部35よりも下方に長く形成されてい
ない場合には、止め部50で左右のホルダー30,31
を接合固定しても、止め部50を中心としてホルダー3
0,31が図中一点鎖線で表わしたように左右に開いて
しまう。
【0038】ホルダー30,31の底部35は、前部3
2から背部33に向けて下り傾斜状に形成されているの
で、図12に示すように、ホルダー30,31に収容さ
れたラップケースCは、すべて壁W側に倒れる。これに
より、長さの長いラップケースも安定した状態で支持さ
れる。
【0039】このように、本実施例のラップホルダーに
よれば、ラップケースを縦方向に支持した場合に左右の
ホルダーがずれるのを防止することができ、ラップケー
スを安定した状態で支持することができる。
【0040】以上本考案の実施例について説明したが、
本考案は上記実施例に限定されるものではなく、適宜変
形実施可能である。
【0041】例えば、止め部50の形状は、上記実施例
のものに限らず、左右のホルダー30,31を接合固定
することができるものであればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るラップホルダーの一実施例を示す
正面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】同じく背面図。
【図4】同じく右側面図。
【図5】同じく底面図。
【図6】図1のA矢視図。
【図7】図4のVII−VII線断面図。
【図8】スペース調節部材の拡大斜視図。
【図9】左右のホルダーを接合固定したときの底面図。
【図10】(a),(b)はホルダーの使用状態を示す
正面図。
【図11】(a)〜(c)は支持スペースの広さを調節
したときの模式図。
【図12】底部の作用説明図。
【図13】背部の下部が密着することによる作用説明
図。
【図14】(a)〜(c)は実願平2−3832号に係
るラップホルダーの正面図、平面図、左側面図。
【図15】(a),(b)は同じく使用状態を示す斜視
図。
【符号の説明】
30,31 ホルダー 32 前部 33 背部 34 側部 35 底部 36,37 受け部 40 スペース調節部材 50 止め部 C,C1〜3 ラップケース W 壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラップケースの端部を受ける支持部を有
    し、端面同士を合わせて接合することが可能な左右一対
    のホルダーと、このホルダーの背部に設けた固定構造体
    への取付手段とを備えたラップホルダーであって、前記
    左右のホルダーを接合した状態で固定する止め部を前記
    支持部の底部に設けるとともに、前記左右のホルダーの
    背部を、前記支持部の底部よりも下方へ長く形成したラ
    ップホルダー。
JP10721291U 1991-12-02 1991-12-02 ラップホルダー Expired - Lifetime JPH084928Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10721291U JPH084928Y2 (ja) 1991-12-02 1991-12-02 ラップホルダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10721291U JPH084928Y2 (ja) 1991-12-02 1991-12-02 ラップホルダー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0560447U JPH0560447U (ja) 1993-08-10
JPH084928Y2 true JPH084928Y2 (ja) 1996-02-14

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ID=14453332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10721291U Expired - Lifetime JPH084928Y2 (ja) 1991-12-02 1991-12-02 ラップホルダー

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6078048B2 (ja) * 2014-12-04 2017-02-08 公司 金谷 コーヒーペーパーフィルタ用保持装置

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JPH0560447U (ja) 1993-08-10

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