JPH0849115A - パール調光沢を有するファスナー用線状材料及びその製造方法 - Google Patents
パール調光沢を有するファスナー用線状材料及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0849115A JPH0849115A JP6200310A JP20031094A JPH0849115A JP H0849115 A JPH0849115 A JP H0849115A JP 6200310 A JP6200310 A JP 6200310A JP 20031094 A JP20031094 A JP 20031094A JP H0849115 A JPH0849115 A JP H0849115A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastener
- polyester
- monofilament
- dyeability
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
- A44B19/10—Slide fasteners with a one-piece interlocking member on each stringer tape
- A44B19/12—Interlocking member in the shape of a continuous helix
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B18/00—Fasteners of the touch-and-close type; Making such fasteners
- A44B18/0069—Details
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/44—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from mixtures of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds as major constituent with other polymers or low-molecular-weight compounds
- D01F6/46—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from mixtures of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds as major constituent with other polymers or low-molecular-weight compounds of polyolefins
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01F—CHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
- D01F6/00—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
- D01F6/88—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from mixtures of polycondensation products as major constituent with other polymers or low-molecular-weight compounds
- D01F6/92—Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from mixtures of polycondensation products as major constituent with other polymers or low-molecular-weight compounds of polyesters
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02J—FINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
- D02J1/00—Modifying the structure or properties resulting from a particular structure; Modifying, retaining, or restoring the physical form or cross-sectional shape, e.g. by use of dies or squeeze rollers
- D02J1/22—Stretching or tensioning, shrinking or relaxing, e.g. by use of overfeed and underfeed apparatus, or preventing stretch
- D02J1/223—Stretching in a liquid bath
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02J—FINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
- D02J1/00—Modifying the structure or properties resulting from a particular structure; Modifying, retaining, or restoring the physical form or cross-sectional shape, e.g. by use of dies or squeeze rollers
- D02J1/22—Stretching or tensioning, shrinking or relaxing, e.g. by use of overfeed and underfeed apparatus, or preventing stretch
- D02J1/228—Stretching in two or more steps, with or without intermediate steps
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/29—Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
- Y10T428/2913—Rod, strand, filament or fiber
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/29—Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
- Y10T428/2913—Rod, strand, filament or fiber
- Y10T428/2929—Bicomponent, conjugate, composite or collateral fibers or filaments [i.e., coextruded sheath-core or side-by-side type]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Slide Fasteners (AREA)
- Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
調光沢を有し、且つそのパール調光沢が染色後でも失わ
れないファスナー用線状材料、特にファスナー用モノフ
ィラメント及びその製造方法を提供する。 【構成】 ポリエステル、特にポリエチレンテレフタレ
ートに、ポリプロピレンを1〜10重量%の割合でブレ
ンドし、溶融・紡糸する。得られた未延伸糸は、パール
調光沢を有し、高級感のあるファスナー部品用の素材と
して用いることができる。また、未延伸糸を70℃〜9
8℃の範囲内の温度で延伸することにより、収縮率を殆
ど変化させることなくその染色性を調節でき、ファスナ
ーテープの色と調和した色に染色できるパール調光沢を
有するファスナー用モノフィラメントが得られる。
Description
ファスナー用線状材料及びその製造方法に関する。
テルモノフィラメント、特にポリエチレンテレフタレー
トモノフィラメントは多くの優れた特性を有するため、
従来からファスナーに使用されている。ファスナーは、
主にテープと各テープに固着されるエレメント(テープ
を連結する部分)、例えばスライドファスナーの場合モ
ノフィラメントをコイル状もしくはジグザグ状にしたエ
レメントより成り立ち、テープとエレメントの染色後の
色をほぼ同じにしたもの、あるいは、顔料により着色さ
れたモノフィラメントを用いてテープ部とエレメント部
の色合いを変えたもの等が従来から用いられている。
テープの色はそれを織成する糸の材質、織組織によって
も変化するので、その色に対応した色にエレメントを染
色するには、エレメントの染色性もコントロールする必
要がある。エレメントの染色性は、延伸倍率を増減させ
ることによってモノフィラメントの配向度を変化させて
コントロールするか、あるいは、最終熱処理温度を増減
することで結晶化度を変えてコントロールするというの
が一般的であった。しかるにこのような方法では、延伸
条件又は熱処理温度の変更に伴ってモノフィラメントの
物性、特に収縮率が大きく変化するため、エレメント成
型時に寸法の変化が大きくなってしまう。そのため、良
好な品質のエレメントを得るためには、モノフィラメン
トの収縮率、従って延伸条件又は熱処理温度が制限さ
れ、それゆえ染色性ひいては同色性が犠牲にされる場合
が常であった。
ナー等、特にそれらのエレメント部に高級感を与えるた
めに、パール調光沢を付与することが行われている。パ
ール調光沢を付与する方法としては、パール調の色調を
与える顔料(以下、パール顔料という)を添加する方法
が一般的である。しかしながら、ファスナー用線状材
料、特にファスナーエレメントの素材であるモノフィラ
メントの場合、約3%以上の顔料を添加すると、染色前
のエレメントではパール調光沢が得られるが、染色する
と、パール顔料の添加による染色性の低下とモノフィラ
メント自身の色がすでに顔料により乳白色になっている
せいで、染色によっても充分な着色が得られず、テープ
部と比較すると著しく染まりが悪くなり、またパール調
光沢も低減してしまう。その結果、テープとエレメント
の調和した染色が得られず、これらのファスナーとして
の商品価値は乏しいものとなる。パール調光沢を付与す
る別の方法として、着色顔料とパール顔料を混合する方
法がある。この方法によれば、パール調の着色モノフィ
ラメントが得られるが、ファスナーとして200〜30
0色の膨大な数のカラーを網羅するには現実的に難し
く、またコストも高価となる。
料によることなく、従来にないパール調の光沢を有し、
染色後もそのパール調光沢を失わないファスナー用線状
材料を見い出すことにある。本発明のより具体的な目的
は、機械的強度、成型性、染色性に優れ、且つパール光
沢を持つ良好な品質のファスナー用線状材料、特にファ
スナー用モノフィラメント、及びその製造方法を提供す
ることにある。本発明のさらに他の目的は、ファスナー
テープ材質の変更でテープの染色性が変化しても、物
性、特に収縮率を殆ど変化させることなく染色性をコン
トロールでき、しかもファスナーテープと一緒に染色で
きるファスナーエレメント用線状材料、特にモノフィラ
メント、及びその製造方法を提供することにある。
に、本発明によれば、ポリエステルと該ポリエステル1
00重量部当り1〜10重量部のポリプロピレンとのポ
リマーブレンドからなることを特徴とするファスナー用
線状材料が提供される。この線状材料がファスナーエレ
メント等強度を要求されるファスナー部品として用いら
れる場合、上記ポリエステルとしては、0.60〜1.
00の範囲の極限粘度を有するポリエステルを用いるこ
とが好ましい。また、本発明によれば、溶融、紡糸した
糸を延伸によって製造するファスナー用線状材料、特に
ファスナーエレメント用のモノフィラメントの製造に適
した方法も提供される。この方法は、ポリエステルと該
ポリエステル100重量部当り1〜10重量部のポリプ
ロピレンとを混合し、これを溶融、紡糸し、その後、得
られた未延伸糸を延伸温度70〜98℃の範囲内で延伸
することを特徴としている。
ーのコイル状もしくはジグザグ状のエレメントに用いら
れるモノフィラメント、ファスナーの上止め、下止め用
の補強フィルム、ファスナー用マルチフィラメント、ミ
シン糸、芯紐、ファスナーテープなどに用いられる未延
伸糸、面ファスナーの雄部材(雌部材のパイルに引っ掛
けるためのフック状のエレメント)などのファスナー用
線状材料の素材として、ポリエステル100重量部に対
してポリプロピレン1〜10重量部を配合したポリマー
ブレンドを用いることにより、着色顔料によることな
く、従来にないパール調の光沢を有し、染色後もそのパ
ール調光沢を失わないファスナー用線状材料が得られる
ことを見い出した。また、このファスナー用線状材料
は、成型性及び染色性に優れている。上記ポリエステル
として0.60〜1.00の範囲の極限粘度を有するポ
リエステルを用いた線状材料の場合、ファスナーエレメ
ント等機械的強度が要求される部品に好適に用いること
ができる。
マーブレンドから得られる未延伸糸を延伸温度70〜9
8℃の範囲内で延伸(多段階の延伸の場合は第一段目の
延伸)することにより、収縮率を殆ど変化させることな
く染色性をコントロールできることを見い出した。すな
わち、第一段目の延伸に温熱延伸槽(熱水)を用い、か
つその延伸温度を70〜98℃の間で変化させることに
より、ファスナー用線状材料の染色性をコントロールで
きる。したがって、ファスナーテープ材質の変更でテー
プの染色性が変化しても、ファスナー用線状材料の延伸
時の温度を変えるだけでファスナーテープの色とマッチ
した色に一緒に染色でき、調和したパール調光沢のファ
スナーが得られる。
発明では、ファスナー用線状材料としてポリエチレンテ
レフタレート(以下、PETと略称する)、ポリブチレ
ンテレフタレート、ポリカーボネート等のポリエステル
に1〜10重量%のポリプロピレン(以下、PPと略称
する)をブレンドしたポリマーブレンドを用いる。ポリ
エステルとPPは相溶性が悪いため、PPは僅かしか混
合できないが、得られた押出ブレンド物の表面状態は、
優れたパール調光沢を示す。PP添加量が1重量%未満
ではパール調光沢が充分でなく、一方、10重量%を越
えると強度低下が大きくなり、また延伸された線状材
料、特にモノフィラメントではポリエステルとの相溶性
の悪さから延伸むらを引き起こし、その結果、線径がば
らつき、ファスナー用途として用いることはできない。
ポリプロピレン添加量は、得られる線状材料の光沢のバ
ランス及び許容される線径のバランス(線径ばらつき±
15/1000mmの範囲)を考慮すると、2〜5重量
%の添加が好ましい。なお、本発明でいうモノフィラメ
ントとは、合成繊維からなる単糸1本で構成されたもの
をいう。
ナー部品に用いられる場合、例えばコイル状又はジグザ
グ状のエレメントに用いられるモノフィラメントの場
合、極限粘度が0.60〜1.0の範囲内にあるポリエ
ステルを用いることが好ましい。極限粘度が0.60未
満ではファスナー用として使用に耐えるだけの強度が得
られず、逆に1.0を越えると高粘度となって溶融押出
が困難になるので好ましくない。ここで、極限粘度の値
は、25℃、フェノール及びテトラクロロエタンの混合
溶媒にポリエステルを重量比1:1で溶解した溶液で測
定したものである。
方法としては、まずPPとポリエステル、主としてPE
Tを溶融押出前にブレンドするため、V型混合機などに
よって混合し、その後に乾燥するか、あるいは乾燥済の
ポリエステルとPPをオートカラー(自動マスターバッ
チ混合機)を用いて押出直前に混合する事で前処理を行
う。ここで、本発明のようなファスナー用線状材料、特
にポリエステルモノフィラメントを得るために重要な点
は、ポリエステルとPPを充分に押出機内部で混合する
ことである。押出機スクリュー先端部にミキシング部の
ついたスクリューを配設したり、あるいはさらに溶融樹
脂の通路内にスタティックミキサーを設けることで、樹
脂の混練性を上げることが望ましい。
下で押出紡糸することで未延伸糸が得られる。例えば、
PPをブレンドした極限粘度0.60〜1.00のPE
Tを290〜300℃の温度で溶融吐出し、直後に冷却
固化させながら10m/分〜30m/分の速度で引き取
り、未延伸糸を製造する。このようにして得られた未延
伸糸は、スライドファスナーのコイル状もしくはジグザ
グ状のエレメントに用いられるモノフィラメント、ファ
スナーの上止め、下止め用の補強フィルム、ファスナー
用マルチフィラメント、ミシン糸、芯紐、ファスナーテ
ープ、面ファスナーのファスナーエレメントなどのファ
スナー用線状材料の素材として用いることができる。
スナーエレメントに用いられるモノフィラメントや、フ
ァスナーの上止め、下止め用の補強フィルムなど、さら
に延伸される線状材料、特にモノフィラメントの場合、
上記のようにして得られた未延伸糸を、延伸温度70〜
98℃の範囲内で3.0〜4.5倍に延伸し、さらに弛
緩下で200〜270℃の温度範囲内で熱処理する。ま
た、場合によっては第1次延伸後、再び150〜240
℃の乾熱で1.2〜1.8倍延伸した後、上記のように
弛緩熱処理することでも目的のモノフィラメントが得ら
れる。
せるとモノフィラメントの物性、特に収縮率が大きく変
動してしまうため、エレメント成型時に成型しやすい収
縮率の範囲を超える場合もあったが、今回鋭意研究の結
果、第1次延伸時の延伸温度を70℃〜98℃の範囲で
変化させることにより、収縮率の変動を殆ど生じないよ
うに抑えながら染色性を変えることに成功した。延伸温
度が70℃より低いと延伸時の断糸が発生しやすくな
り、一方、98℃を越えると、延伸槽内の熱水が沸騰し
やすくなって水泡が発生し、それが延伸中のモノフィラ
メントに接触してモノフィラメントの染色性がその部分
だけ変わってしまうので望ましくない。
によって既にポリエステルの染色性は若干低下している
ので、未延伸糸を高倍率に延伸してさらに染色性を低下
させることは好ましくない。他方、PPの添加によって
モノフィラメントの強度が低下するので、延伸倍率を上
げて低下分を補う必要がある。そこで本発明の製造方法
では、まずPP添加によって低下した強度を上げるため
延伸倍率を上げ、その後にファスナーテープ部との染色
性を合わせるため、延伸温度によってモノフィラメント
の染色性をコントロールする。すなわち、モノフィラメ
ントの色を濃くしたければ第1次延伸温度を高温側に、
薄くしたければ低温側に変化させる。このようにして、
染色性及び機械的強度をも満足させたファスナー用モノ
フィラメントが得られる。
さらに具体的に説明するが、本発明が下記実施例に限定
されるものでないことはもとよりである。
物を290〜300℃の温度で溶融吐出し、直後に冷却
固化させながら16m/分の速度で引き取り、未延伸糸
を製造した。次いで、得られた未延伸糸を、表1に示す
種々の延伸温度の熱水中で3.3倍に延伸し、さらに該
第1次延伸後、再び175℃の乾熱で1.7倍延伸した
後、265℃の温度で弛緩熱処理して目的のモノフィラ
メントを得た。その後、得られたモノフィラメントを分
散染料(サンド社製ForonRed RD−519)
を用い、130℃で40分バッチ染色し、赤色に染色し
た。実施例1〜3及び比較例1、2は、PETモノフィ
ラメントでPPの添加量を種々変え、染色性を変化させ
たモノフィラメントを試作し、評価を行ったものであ
る。一方、実施例1、4及び5は第1次延伸温度を変え
て同様に評価したものである。なお、PPを添加する代
わりに、ナイロン6、ポリブチレンテレフタレート(P
BT)、又はパール顔料をそれぞれPETに添加したブ
レンド物についてもモノフィラメントを試作し、評価し
た(比較例3〜5)。結果を表1に示す。
通りである。 (1)線径ばらつき モノフィラメントのサンプル100cmについて、10
cm間隔で5点、ダイヤルシックネスゲージ(ピーコッ
ク社製、モデルG)を用いて測定し、最大値−最小値に
より算出した。 (2)パール光沢 約20cmのモノフィラメントを6本ずつ束にして、3
段階の基準にて目視評価を行った。 ○:パール光沢あり、 △:わずかに光沢あり、 ×:
パール光沢なし (3)染色性(L値) 赤に染色したモノフィラメントを3cmにカットしたも
のを30本用意し、そのサンプルを粘着テープの上に隙
間なく整列し貼り付ける。この整列したモノフィラメン
トサンプルを色彩計(ミノルタ(株)製、CR−20
0)にて、L値、a値、b値を測定し、L値をもって色
の濃さを判断する。
PP添加量が3%から10%のモノフィラメントについ
ては、全ての評価項目において良好な結果が得られた。
さらに、実施例1、4及び5の結果を比較対照すれば明
らかなように、第1次延伸温度を変えることで染色性
(色の濃淡)を変化させ得ることも分かる。これに対し
て、比較例1のようにPP無添加ではパール調光沢は得
られず、一方、比較例2のようにPPの添加量が10重
量%を越えると、線径のばらつきが大きく、また染色性
も悪くなる。また、比較例3及び4のようにナイロン6
やPBTの添加ではパール調光沢は得られず、また、比
較例5のようにパール顔料の添加では染色性がかなり悪
くなる。
実施例と同様にして製造したモノフィラメントの延伸温
度と染色性及び収縮率の関係をそれぞれ図1並びに図2
に示す。図1は、延伸温度を変化させることにより、得
られるモノフィラメントの色差(△E)及び明度差(△
L)をコントロールできることを示している。図1に示
す色差△Eの変化から、延伸温度を高くすることによ
り、得られるモノフィラメントの色が暗く(黒っぽく)
なることが分かる。一方、明度差△Lは、△Eに基づ
き、どのくらい色の差がでるかを示している。すなわ
ち、染色されたテープに合わせてモノフィラメントの延
伸温度をコントロールすることにより、テープの色とモ
ノフィラメントの色とを自由にコントロールでき、例え
ば同一の色調のものとすることができる。
たモノフィラメントについて、その沸水収縮率(沸騰水
に30分浸漬して冷却した後の収縮率)又は乾熱収縮率
(180℃で30分加熱して冷却した後の収縮率)を測
定した結果を示している。図2に示す結果から明らかな
ように、本発明の方法にしたがって製造されたモノフィ
ラメントは、その収縮率に変化が少ないことが分かる。
従って、図1及び図2より、延伸温度を本発明に従い7
0℃以上、98℃以下の範囲で変化させることにより、
染色されたモノフィラメントの色調を自由に変えること
ができると共に、製品の収縮率の変化が少ない、或いは
その差がないものを提供できる。
状材料は、その素材として、ポリエステル、好ましくは
極限粘度0.60〜1.00のポリエステル100重量
部に対してポリプロピレン1〜10重量部を配合したポ
リマーブレンドを用いているため、従来にはないパール
調の外観を持ち、染色後もそのパール調外観を失うこと
はなく、しかも機械的強度や成型性、染色性にも優れて
いる。また、本発明のファスナー用線状材料、特にモノ
フィラメントの製造方法によれば、延伸時の温度を変え
ることにより、モノフィラメントの物性、特に収縮率を
あまり変化させることなくモノフィラメント自身の染色
性を変えることができる。従って、テープ材質の変更で
テープの染色性が変化しても、それに調和した色にモノ
フィラメントを染色できる。その上、染色することでも
パール調光沢が失われないので、多数のカラー展開が可
能となるし、また、パール顔料による着色とは異なりテ
ープと一緒に染色できる。さらに、延伸によっても線径
にばらつきが殆ど無いので、ファスナー用部品、特にエ
レメントとして有利に用いることができる。
伸温度と色差(△E)及び明度差(△L)との関係を示
す示すグラフである。
伸温度と沸水収縮率及び乾熱収縮率との関係を示すグラ
フである。
Claims (5)
- 【請求項1】 ポリエステルと該ポリエステル100重
量部当り1〜10重量部のポリプロピレンとのポリマー
ブレンドからなることを特徴とするファスナー用線状材
料。 - 【請求項2】 前記ポリエステルが0.60〜1.00
の範囲の極限粘度を有する請求項1に記載のファスナー
用線状材料。 - 【請求項3】 ポリエステルと該ポリエステル100重
量部当り2〜5重量部のポリプロピレンとのポリマーブ
レンドからなる請求項1又は2に記載のファスナー用線
状材料。 - 【請求項4】 ポリエステルと該ポリエステル100重
量部当り1〜10重量部のポリプロピレンとを混合し、
これを溶融、紡糸し、その後、得られた未延伸糸を延伸
温度70〜98℃の範囲内で延伸することを特徴とする
ファスナー用線状材料の製造方法。 - 【請求項5】 未延伸糸を延伸温度70〜98℃の範囲
内で延伸した後、弛緩下で200〜270℃の温度範囲
内で熱処理し、さらに150〜240℃の温度範囲で延
伸した後、前記弛緩熱処理を行うことを特徴とする請求
項4に記載の方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20031094A JP3249302B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | パール調光沢を有するファスナー用線状材料の製造方法 |
TW084106833A TW309412B (ja) | 1994-08-03 | 1995-07-03 | |
FR9509200A FR2723380B1 (fr) | 1994-08-03 | 1995-07-28 | Materiau lineaire pour articles de fermeture, monofilament en un tel materiau et son procede de fabrication |
IT95TO000651A IT1280889B1 (it) | 1994-08-03 | 1995-08-02 | Materiali lineari con lucentezza perlacea per chiusure e procedimento per la loro produzione. |
US08/917,612 US5763077A (en) | 1994-08-03 | 1997-08-26 | Linear materials with pearly luster for fasteners and method for production thereof |
US09/004,314 US5945055A (en) | 1994-08-03 | 1998-01-08 | Process for making a filament from a polyester-polypropylene blend |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20031094A JP3249302B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | パール調光沢を有するファスナー用線状材料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0849115A true JPH0849115A (ja) | 1996-02-20 |
JP3249302B2 JP3249302B2 (ja) | 2002-01-21 |
Family
ID=16422194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20031094A Expired - Fee Related JP3249302B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | パール調光沢を有するファスナー用線状材料の製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5763077A (ja) |
JP (1) | JP3249302B2 (ja) |
FR (1) | FR2723380B1 (ja) |
IT (1) | IT1280889B1 (ja) |
TW (1) | TW309412B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014027988A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Kuraray Fastening Co Ltd | 布製面ファスナーの組み合わせ |
CN109401210A (zh) * | 2017-08-16 | 2019-03-01 | 威玛精密化学科技股份有限公司 | 珠光组成物 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1170005A (ja) * | 1997-08-29 | 1999-03-16 | Ykk Corp | スライドファスナー用チェン |
NL1029276C2 (nl) * | 2005-06-17 | 2006-12-19 | Desseaux H Tapijtfab | Werkwijze ter vervaardiging van monofilamenten, alsmede een hieruit samengesteld kunstgrasveld. |
JP2010526154A (ja) * | 2006-05-04 | 2010-07-29 | レジルックス | 放射線感受性製品のためのプレフォームおよび容器ならびにその製造方法 |
US8049603B2 (en) * | 2006-06-12 | 2011-11-01 | Mitsubishi Electric Corporation | On-vehicle display device |
EP1908364A1 (en) * | 2006-10-04 | 2008-04-09 | Riri Group S.A. | A fluid-tight slide fastener |
DE602007011071D1 (de) * | 2007-10-04 | 2011-01-20 | Riri Sa | Fluiddichter Reißverschluss |
CN102575076B (zh) | 2009-09-29 | 2014-08-20 | 普立万公司 | 具有模拟金属或珠光外观的聚酯制品 |
KR101428905B1 (ko) * | 2010-06-30 | 2014-08-08 | 와이케이케이 가부시끼가이샤 | 슬라이드 파스너 및 슬라이드 파스너의 제조 방법 |
Family Cites Families (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL248500A (ja) * | 1959-02-18 | |||
AT240312B (de) * | 1960-02-17 | 1965-05-25 | Hoechst Ag | Draht zur Herstellung eines Reißverschlusses |
BE618363A (ja) * | 1961-05-31 | |||
US3419638A (en) * | 1962-02-14 | 1968-12-31 | Beaunit Corp | Dyeable polypropylene |
NL291849A (ja) * | 1962-04-23 | |||
GB1054303A (ja) * | 1962-07-20 | |||
BE634942A (ja) * | 1962-07-27 | 1900-01-01 | ||
US3359344A (en) * | 1963-07-22 | 1967-12-19 | Kurashiki Rayon Co | Mixed spun fibers containing polyamides or polyesters and a second component selected from the group of polyethylene, polypropylene or polystyrene |
US3719729A (en) * | 1967-08-08 | 1973-03-06 | Cellophane Sa | Oriented polypropylene resin modified polythylene polyethylene terephthalate films with improved electrical properties |
US3707837A (en) * | 1970-07-30 | 1973-01-02 | J Gibbon | Fibrillation process |
DE2153945B2 (de) * | 1971-10-29 | 1976-04-08 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Polyesterdraehte zur herstellung von reissverschluessen |
US3944699A (en) * | 1972-10-24 | 1976-03-16 | Imperial Chemical Industries Limited | Opaque molecularly oriented and heat set linear polyester film and process for making same |
GB1464064A (en) * | 1974-07-15 | 1977-02-09 | Teijin Ltd | Interlocking fastening elements for zip fasteners made of polyester monofilaments |
DE2458071A1 (de) * | 1974-12-07 | 1976-06-10 | Bayer Ag | Verfahren zur herstellung von reissverschluessen |
US4123490A (en) * | 1975-11-20 | 1978-10-31 | Fiber Industries Inc. | Production of a high tenacity, low denier poly(ethylene terephthalate) fibrillated tape yarn |
US4179875A (en) * | 1975-11-20 | 1979-12-25 | Fiber Industries, Inc. | High tenacity, low denier poly(ethylene terephthalate) fibrillated tape yarn |
US4036003A (en) * | 1975-11-20 | 1977-07-19 | Celanese Corporation | Poly(ethylene terephthalate) fibrillated tape sewing thread |
JPS54121887A (en) * | 1978-03-10 | 1979-09-21 | Mitsubishi Rayon Co | Plastic container and making method thereof |
DE3113717A1 (de) * | 1980-04-07 | 1982-02-11 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | "borste fuer pinsel und buersten" |
ATE11145T1 (de) * | 1980-07-17 | 1985-01-15 | Imperial Chemical Industries Plc | Polyester und polyolefine enthaltende folien. |
US4460729A (en) * | 1982-05-13 | 1984-07-17 | Ethyl Corporation | Polyester composition |
US4463121A (en) * | 1982-08-18 | 1984-07-31 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Thermoforming partially crystalline polyester articles |
US4547420A (en) * | 1983-10-11 | 1985-10-15 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Bicomponent fibers and webs made therefrom |
US4963430A (en) * | 1989-01-06 | 1990-10-16 | Illinois Tool Works Inc. | Corrosion and split resistant plastic materials |
US5281668A (en) * | 1991-07-25 | 1994-01-25 | Sumitomo Bakelite Company Limited | Thermoplastic resin composition |
-
1994
- 1994-08-03 JP JP20031094A patent/JP3249302B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-07-03 TW TW084106833A patent/TW309412B/zh active
- 1995-07-28 FR FR9509200A patent/FR2723380B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1995-08-02 IT IT95TO000651A patent/IT1280889B1/it active IP Right Grant
-
1997
- 1997-08-26 US US08/917,612 patent/US5763077A/en not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-01-08 US US09/004,314 patent/US5945055A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014027988A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Kuraray Fastening Co Ltd | 布製面ファスナーの組み合わせ |
CN109401210A (zh) * | 2017-08-16 | 2019-03-01 | 威玛精密化学科技股份有限公司 | 珠光组成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ITTO950651A1 (it) | 1997-02-02 |
US5945055A (en) | 1999-08-31 |
FR2723380B1 (fr) | 1998-05-29 |
ITTO950651A0 (it) | 1995-08-02 |
TW309412B (ja) | 1997-07-01 |
FR2723380A1 (fr) | 1996-02-09 |
US5763077A (en) | 1998-06-09 |
JP3249302B2 (ja) | 2002-01-21 |
IT1280889B1 (it) | 1998-02-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3249302B2 (ja) | パール調光沢を有するファスナー用線状材料の製造方法 | |
CA2391431C (en) | Process for preparing pigmented shaped articles comprising poly(trimethylene terephthalate) | |
US20030129398A1 (en) | Process to prepare polymeric fibers with improved color and appearance | |
DE68925189T2 (de) | Copolyesterfaser | |
CN1219937C (zh) | 遮篷织物及其制备方法 | |
JPH06287807A (ja) | 人工毛髪用延伸ポリアミド繊維 | |
CN1049260C (zh) | 一种超细丙纶长丝的制造方法 | |
KR20060067928A (ko) | 인공 모발 및 그 제조방법 | |
JP2005307395A (ja) | 透け防止ポリエステル系混用品 | |
KR950010745B1 (ko) | 개질폴리에스테르섬유의 제조방법 | |
KR100470297B1 (ko) | 흑색 원착 소광성 폴리에스터 섬유 | |
KR101044900B1 (ko) | 염화비닐계 수지 섬유 및 그 제조 방법 | |
KR100309693B1 (ko) | 인조가발사용폴리에스테르수지조성물및이를함유하는인조가발사 | |
JPH0625912A (ja) | 易染糸とその製造方法 | |
JPH10102317A (ja) | ポリ塩化ビニル系繊維及びその製造法 | |
KR102541791B1 (ko) | 폴리에스터 원착 드로우텍스쳐사를 이용한 차양막용 또는 보트커버용 원단의 제조방법 | |
KR920006374B1 (ko) | 불균일 이형단면 합성섬유 멀티필라멘트 | |
JPH09228146A (ja) | カーペット用ポリエステル連続嵩高糸の製造法 | |
JP2004332152A (ja) | 原着熱接着性長繊維 | |
KR100447264B1 (ko) | 인조모발섬유의 제조방법 | |
KR930000248B1 (ko) | 폴리에스테르계 이수축 혼섬사 | |
KR940002378B1 (ko) | 복합 방사 이수축 혼섬사의 제조방법 | |
KR930011342B1 (ko) | 폴리에스터계 잠재권축성 복합사의 제조방법 | |
KR830000392B1 (ko) | 혼합수축성 폴리에스테르사의 제조방법 | |
KR980009545A (ko) | 다색성 폴리에스테르사의 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071109 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081109 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081109 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091109 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091109 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |