JPH0848819A - 促進剤混合物 - Google Patents

促進剤混合物

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JPH0848819A
JPH0848819A JP7194116A JP19411695A JPH0848819A JP H0848819 A JPH0848819 A JP H0848819A JP 7194116 A JP7194116 A JP 7194116A JP 19411695 A JP19411695 A JP 19411695A JP H0848819 A JPH0848819 A JP H0848819A
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vulcanization
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sulfur
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JP7194116A
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Hans-Joachim Graf
ハンス−ヨアヒム・グラフ
Volker Dr Schaefer
フオルカー・シエフアー
Hartmut Dr Schulz
ハルトムート・シユルツ
Erich Schmidt
エーリヒ・シユミツト
Hans-Martin Issel
ハンス−マルテイン・イセル
Hans-Dieter Voss
ハンス−デイーター・フオス
Harald Kleinknecht
ハラルト・クラインクネヒト
Manfred Schweiger
マンフレート・シユバイガー
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Rhein Chemie Rheinau GmbH
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Rhein Chemie Rheinau GmbH
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    • C08K5/54Silicon-containing compounds
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 促進剤混合物。 【構成】 非極性ゴムの加硫で用いるに適した、C6
12アルキルジチオ燐酸塩を基とする加硫促進剤を見付
け出してそれを最適にする方法であって、ここでは、ス
ルフェンアミド類、チアゾール類またはカルバメート類
を含む群由来の化合物とC6−C12アルキルジチオ燐酸
塩とを混合し、標準的促進剤との比較において、この混
合物が該非極性ゴムの中で示す溶解性とこの促進剤が示
す加硫速度を実験で最適にした後、スルフェンアミド
類、チアゾール類またはカルバメート類を含む群由来の
さらなる化合物を任意に加える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】硫黄または硫黄供与体を用いることで、主
要鎖または側鎖の中に二重結合を含んでいるゴムの架橋
を生じさせることができる。以下で硫黄を更に述べる場
合、如何なる場合でも常に、これはまた他の硫黄供与体
も包含している。この架橋方法はまた加硫としても知ら
れている。この方法では、この硫黄(または硫黄供与
体)と一緒に加硫促進剤を用いる。これらの促進剤は、
単一の化学品か或は2種以上の化学品から成っていても
よい。
【0002】この硫黄に対する加硫促進剤の量と同時
に、その使用するゴム内に存在している二重結合の量に
対する加硫促進剤の量によって、架橋率と網目構造が決
定される。これによって今度はその加硫ゴムが示す物性
と耐老化性が決定される。
【0003】非極性ゴム、例えばEPDMゴムで必要と
される促進剤の量を決定することが特に問題になってい
る。満足される加硫ゴム特性を達成するには、今までの
ところ、促進剤が示す溶解限度を越えるような多い量で
促進剤を用いることを選択する必要があった。その結果
としてブルーミングが生じ、とりわけ、加硫ゴム成形物
が示す動的抵抗力が悪化する。
【0004】通常の促進剤で用いられている大部分の化
学品はN−ニトロソアミン類の生成をもたらす、と言う
のは、その化学品の分解生成物は通常第二アミンであ
り、これらがそのゴム自身内か或はそれを取り巻いてい
る気体空間内でニトロソ化剤(NOx)と反応して発癌
性を示す安定なN−ニトロソアミンを生じるからであ
る。
【0005】非極性ゴムに充分な溶解性を示すと共に発
癌性を示さない、今までに知られていた促進剤は、数種
のみであった。
【0006】また、ジチオ燐酸塩を用いることで溶解性
を示す(=ブルーミングを生じない)促進剤混合物を得
ることができることも既に知られているが、これらもま
た発癌性を示すN−ニトロソアミン類の生成をもたら
す。
【0007】本発明の目的は、有害なN−ニトロソアミ
ン類を生じず、そして毒物学的に問題となり得る加硫ゴ
ム蒸気を全く生じないか或は生じるとしても顕著に少な
いが、標準系に相当する加硫速度を示すと共に標準系を
用いた時得られる物性に従う物性を有する加硫ゴムをも
たらすところの、促進剤混合物を見付け出すことであ
る。
【0008】本発明は、非極性ゴムの加硫で用いるに適
した、C6−C12アルキルジチオ燐酸塩を基とする加硫
促進剤を見付け出してそれを最適にする方法を提供する
ものであり、この方法は、スルフェンアミド類、チアゾ
ール類およびカルバメート類を含む群由来の化合物とC
6−C12アルキルジチオ燐酸塩とを混合し、標準的促進
剤との比較において、この混合物がその非極性ゴムの中
で示す溶解性とこの促進剤が示す加硫速度を実験で最適
にした後、スルフェンアミド類、チアゾール類およびカ
ルバメート類を含む群由来のそれまで用いられていなか
ったさらなる化合物を任意に加えることを特徴としてい
る。
【0009】詳細には、それら自身が促進作用を示す本
質的に知られている化合物とC6−C12アルキルジチオ
燐酸塩とを混合した後、これらの混合物が示す作用を加
硫速度および加硫特性に関して試験してもよい。この目
的の補助として統計学的試験計画法を用いる必要があ
る。
【0010】スルフェンアミド類、チアゾール類および
カルバメート類を含む種類の物質由来の公知促進剤を主
要促進剤として最初に選択した後、該ジチオ燐酸塩、好
適にはアルキルジチオ燐酸亜鉛とアルキルジチオ燐酸亜
鉛アミン混合物の混合物に対するその選択した促進剤の
最適な量的比率を決定する。次に、上に示した既に用い
られている種類以外の種類の物質由来の別の(公知)促
進剤を、この混合物に加える。例として、主要なスルフ
ェンアミド促進剤にチアゾールを加えた。この時点で、
スルフェンアミドとチアゾールとジチオ燐酸塩混合物と
の組み合わせが生じる。
【0011】並行して、これらの公知促進剤がEPDM
ゴムの中で示す溶解度を測定した、と言うのは、今まで
のところこれに関連した信頼できるデータを入手するこ
とができなかったからである。この情報により、個々の
促進剤各々に関する濃度限界が得られ、もしこの促進剤
混合物がブルーミング(これは、加硫ゴム表面上の膜と
して現れる)を生じないならば、その濃度は上記濃度限
界を越えていないであろう。ブルーミングが生じると、
この加硫ゴムが示すさらなる加工性および処理が妨害さ
れる。
【0012】このようにして入手した本発明に従う促進
剤パッケージを、硫黄(および/または硫黄供与体)、
促進剤パッケージおよび追加的促進剤を含む架橋系の中
に組み込んで試験してもよく、ここでは、最適な量的比
率を見付け出す目的で、架橋剤、促進剤パッケージおよ
び追加的促進剤の量的比率を変化させてもよい。
【0013】その結果、硫黄および追加的促進剤と協力
して遅い加硫速度、中間的加硫速度および速い加硫速度
を示す促進剤パッケージを明確に示すことが可能にな
る。このようにして、適切に選択した標準系を用いて達
成される各々の望ましい加硫特性を確立することが可能
になる。加硫ゴムの特性に対して促進剤系が示す影響が
最小限になる。決定的な要因は、加硫速度に対して促進
剤系が示す影響であり、これに今度は、個々の方法を用
いた時にゴムコンパンドが示す加工性が依存する。
【0014】この促進剤系を標準系と直接比較(確認試
験)することによって、本発明に従う促進剤を用いた時
に得られる加硫ゴムの特性が標準系の特性に完全に従っ
ていることを示すことができると共にまた、その加硫速
度を標準系の加硫速度に合わせることができる。
【0015】
【実施例】表1にスルフェンアミドを基とする促進剤パ
ッケージを示す(この場合シクロヘキシルスルフェンア
ミド(CBS))。数値は重量部である。
【0016】
【表1】
【0017】これらの促進剤パッケージを硫黄および第
二促進剤と一緒に用いる。再び数値は重量部である。
【0018】
【表2】
【0019】表3にチアゾールを基とする促進剤パッケ
ージを示す。数値は重量部である。
【0020】
【表3】
【0021】これらの促進剤パッケージを硫黄および第
二促進剤と一緒に用いる。
【0022】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハルトムート・シユルツ ドイツ69121ハイデルベルク・ハンス−ト ーマ−シユトラーセ55 (72)発明者 エーリヒ・シユミツト ドイツ68642ビユルシユタツト・シヤンツ エシユトラーセ20 (72)発明者 ハンス−マルテイン・イセル ドイツ68723シユベツツインゲン・ヘルム ホルツシユトラーセ113 (72)発明者 ハンス−デイーター・フオス ドイツ68782ブリユール・シユトウツトガ ルターシユトラーセ14 (72)発明者 ハラルト・クラインクネヒト ドイツ55232アルツアイ・エルンスト−ロ イター−シユトラーセ12 (72)発明者 マンフレート・シユバイガー ドイツ68642ビユルシユタツト・モーツア ルトシユトラーセ10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非極性ゴムの加硫で用いるに適した、C
    6−C12アルキルジチオ燐酸塩を基とする加硫促進剤を
    見付け出してそれを最適にする方法において、スルフェ
    ンアミド類、チアゾール類またはカルバメート類を含む
    群由来の化合物とC6−C12アルキルジチオ燐酸塩とを
    混合し、標準的促進剤との比較において、この混合物が
    該非極性ゴムの中で示す溶解性とこの促進剤が示す加硫
    速度を実験で最適にした後、スルフェンアミド類、チア
    ゾール類またはカルバメート類を含む群由来のさらなる
    化合物を任意に加えることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 硫黄/硫黄供与体と追加的促進剤に対す
    る量的比率に関してこの混合物を実験で最適にすること
    を特徴とする、請求項1記載の促進剤混合物を見付け出
    してそれを最適にする方法。
JP7194116A 1994-07-13 1995-07-07 促進剤混合物 Pending JPH0848819A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4424681A DE4424681A1 (de) 1994-07-13 1994-07-13 Beschleunigergemische
DE4424681.1 1994-07-13

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JP7194116A Pending JPH0848819A (ja) 1994-07-13 1995-07-07 促進剤混合物

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CN103254511B (zh) * 2012-02-20 2015-08-19 中国石油化工股份有限公司 一种三元乙丙橡胶

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