JPH0848732A - ポリ(メト)−アクリル酸エステルを基礎とするグラフト重合体、皮革を処理する方法、および被覆層を備えた皮革 - Google Patents

ポリ(メト)−アクリル酸エステルを基礎とするグラフト重合体、皮革を処理する方法、および被覆層を備えた皮革

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JPH0848732A
JPH0848732A JP7161246A JP16124695A JPH0848732A JP H0848732 A JPH0848732 A JP H0848732A JP 7161246 A JP7161246 A JP 7161246A JP 16124695 A JP16124695 A JP 16124695A JP H0848732 A JPH0848732 A JP H0848732A
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leather
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Harald Bauer
バウアー ハラルト
Juergen Christner
クリストナー ユルゲン
Maria Luise Weber
ルイゼ ヴェーバー マリー
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Roehm GmbH Darmstadt
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    • C14SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
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    • C14C11/00Surface finishing of leather
    • C14C11/003Surface finishing of leather using macromolecular compounds
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M15/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics, or fibrous goods made from such materials, with macromolecular compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
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    • D06M15/263Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds of unsaturated carboxylic acids; Salts or esters thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 皮革の含浸および下塗り、または最終ラッカ
ー塗布に使用する、機械的安定性、または耐水性および
耐溶剤性に優れたアクリル酸分散液の提供。 【構成】 主に下記の式Iのモノマーからなる基礎重合
体BP上に、a)メチルメタクリレートb)下記の式I
Iのモノマーc)下記の式IIIのモノマーからなる群
から選択されるグラフトモノマーMPFがグラフト重合
付加されているグラフト重合体PF。 【化1】 【化2】 【化3】 【効果】 高い機械的安定性および僅かな熱可塑性を有
し、最終ラッカーとして使用した場合、物理的堅牢度お
よび手触りは良好である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平面形成物、殊に皮革
を、一連の含浸、下塗りおよび/または最終ラッカー塗
布で被覆するためのポリ(メト)アクリル酸エステルを
基礎とするグラフト重合体に関する。
【0002】
【従来の技術】アクリレートを基礎とするポリマー分散
液は、正にまた皮革を被覆する場合にも著しく経済的に
重要である。該分散液は含浸および下塗りのため使用さ
れるだけでなく、最近ではますます皮革の最終ラッカー
塗布に使用されている[CH. Cluthe他、J.A.L.C.A.73,
22〜29(1978)、ドイツ連邦共和国特許出願公開第334
4254号明細書、米国特許第4491645号明細
書、参照]。皮革の仕上げ剤中にポリウレタン分散液、
ニトロセルロースおよびセルロース−アセトブチレート
乳濁液とともに比較的高い含分のアクリレート分散液に
もかかわらず、該分散液の使用は種々の使用方向で著し
く制限されている。例えば水性トップコート系に課せら
れるべき高い要求に対しては、例えばポリウレタン分散
液と比較して、アクリレート分散液の機械的性質、例え
ば引裂強さおよび引張り強度は過少である。このことは
実際には不十分な破壊強さ(バリー−屈曲試験機試験
(Bally-Flexometertest) )または不十分な摩擦堅牢度
で表わされる。同様のことは、耐水性および耐溶剤性に
もあてはまり、これらの性質はポリウレタン分散液では
明らかに著しく強力である。最後の着色としての仕上げ
塗りは、物理的な堅牢度とともに極めて実質的には完成
した皮革の外観および手ざわりを決定するので、使用さ
れる風合い剤の量を減少させ、その上また皮革の堅牢度
を改善するためには、使用される分散液がまた好ましい
手触りを有するべきである。水性仕上げラッカー中での
風合い剤の使用は、専ら限られた時間で好ましい手触り
を提供するという欠点を有する。従来のアクリレート分
散液はこの点で、過度に柔軟に作用し、好ましい手触り
を生じないという欠点を有する。その一方でポリアクリ
レートの使用は、例えば環境の観点下では特に好まし
い。
【0003】欧州特許出願公開第563819号明細書
の記載から、皮革を処理するためにポリマー生成物は
(メト)アクリレートを基礎とするグラフト生成物の形
で公知であり、この場合基礎重合体は55〜100重量
%がアクリル酸エステルからなり、グラフトモノマーは
2 〜C24−アルカノールのメタクリル酸エステルから
なる。(未公開)ドイツ連邦共和国特許第P43137
14.8号明細書は同様に乳濁液の形のグラフト重合体
に関しており、この場合、基礎重合体は55〜100重
量%がC2 〜C24−アルカノールのアクリル酸エステル
からなり、グラフトモノマーはC2 〜C24−アルカノー
ルのアクリルエステルからなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明には前
記による課題が課された。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の詳述から、弾性が
十分である場合に一方では高い機械的安定性を有し、他
方では専ら僅かな熱可塑性を有する、アクリレートを基
礎とする改善されたポリマー生成物が必要であったこと
は明白である。更に最後の塗布としての光沢つけの場
合、良好な物理的堅牢度とともにまた優れた手触りも要
求される。工業の需要は本発明によるアクリレート分散
液によって十分に満たされうることが見いだされた。従
来問題にされた、水性の最終ラッカー系として使用する
場合のアクリレート分散液の前記された欠点は、これら
の新規に提供されたグラフト重合体によって排除され
る。
【0006】本発明は、グラフト重合体、殊にポリ(メ
ト)アクリル酸エステルを基礎とする乳濁重合体に関
し、該重合体は、60〜100重量%、有利に85〜1
00重量%が式I:
【0007】
【化4】
【0008】[式中、R1 は炭化水素基、殊に炭素原子
2〜24個、有利に炭素原子2〜8個を有するアルキル
基を表わす]で示されるモノマーから形成されている基
礎ポリマーBPから構成されており、この基礎ポリマー
上に、 a)メチルメタクリレート b)式II:
【0009】
【化5】
【0010】[式中、Rは水素またはメチルを表わし、
2 は炭素原子1個または8〜24個、有利に8〜18
個、殊に16〜18個を有するアルキル基を表わし、但
し、RおよびR2 は同時にメチルを表わすべきではない
ことを条件とする]で示されるモノマー c)式III:
【0011】
【化6】
【0012】[式中、R′は水素またはメチルを表わ
し、R3 は炭素原子1〜6個を有する少なくともモノフ
ッ素化ないし過フッ素化されたアルキル基を表わす]で
示されるモノマー、からなる群から選択されるグラフト
モノマーMPFがグラフト重合導入されており、但し、
グラフトモノマーでの式IIIのモノマー含分がゼロで
ある場合には、グラフトモノマーMPFに対するメチル
メタクリレート含分は80重量%を上回るべきであるこ
とを条件とする。
【0013】特に有利には式Iのモノマーであり、この
場合、R1 はエチル、ブチルおよび2−エチルヘキシル
を表わす。グラフトモノマーMPEのa)によるメチル
メタクリレートの含分は、式IIIのコモノマーが不在
である場合には、>80〜100重量%、殊に85〜1
00重量%である。グラフトモノマーMPFの式IIの
モノマーの含分は、式IIIのコモノマーが不在である
場合、0〜<20重量%、有利に2〜<20重量%、殊
に5〜15重量%である。式IIIのグラフトモノマー
が使用される場合、モノマー(II)と(III)との
合計はグラフトモノマーMPF全体に対して少なくとも
80〜98重量%まで、有利に95重量%までである。
この場合、メチルメタクリレート含分自体はゼロであっ
てよい。有利には、R2 がC16〜C18−アルキルである
式IIのモノマーである。
【0014】グラフトモノマーMPFの式IIIのモノ
マー含分は0〜<20重量%、殊に0.5〜15重量
%、特に2〜10重量%である。定義により少なくとも
モノフッ素化されたアルキル基を表わす式IIIのモノ
マーは、有利にポリフッ素化ないし過フッ素化されてい
る。例えば2,2,3,3−テトラフルオルプロピルメ
タクリレート、2,2,2−トリフルオルエチルメタク
リレート、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオル−
2−プロピルメタクリレートが挙げられる。
【0015】グラフトモノマーMPFに対する官能性コ
モノマー、例えばN−メチロール(メト)アクリルアミ
ド、(メト)アクリルアミド、(メト)アクリル酸、マ
レイン酸、イタコン酸(H.Rauch-Puntigam, Th.Voelke
r, Acryl- und Methacrylverbindungen, シュプリンガ
ー社(Springer-Verlag )1967)の含分は<5重量%〜
0重量%であるべきである。
【0016】グラフトモノマーMPFのモノマー含分は
100重量%に補充される。基礎重合体とグラフト重合
体PFの重量含分は、例えば10対90〜90対10、
殊に例えば60対40である。水性の最終ラッカーの分
野には、殊にR1 がプラスチック原子2〜4個を有する
アルキル基を表わすような生成物が適当であることが判
明した。
【0017】基礎重合体中に45重量%まで、有利に<
15重量%および0.1重量%まで共重合されていてよ
い他のモノマーとしては、アクリレートポリマーとして
の特性を基本的に変化させないようなもの、殊にC1
24アルカノールのメタクリル酸エステルまたはアクリ
ル酸メチルが挙げられる。更に芳香族モノマー、例えば
スチロールおよびスチロールのアルキル置換、殊にメチ
ル置換された誘導体、更にフェニル(メト)アクリレー
トおよびベンジル(メト)アクリレートは、常法により
0〜30重量%、殊に0.5〜25重量%、有利に≦1
5重量%の含分で共重合されてよい。親水性モノマー、
例えばヒドロキシアルキルアクリレート、アルコキシア
ルキルアクリレートまたは(メト)アクリル酸の含分
は、0〜7重量%、有利に0.1〜5重量%、殊に0.
1〜0.5重量%の含分で共重合されてよく、この場合
“アルキル”は再びC2 〜C24を表わす(Ullmanns Enc
yclopaedie der techn. Chemie、第3版、第14巻、1
08〜109頁、Urban & Schwarzenberg 1963参照)。
【0018】基礎重合体BPの分子量Mw は通常100
000ないし<1000000ダルトンの範囲内であ
る。グラフト条件に依存して、分子量はJ=200〜1
000ml/g(ISO 1628−6による)に増大
する。分子量の測定はH.F.Mark他、Encyclopaedia of P
olymer Science and Technology 、第2版、第10巻、
1 〜19、J.Wiley 1987により行なわれる。
【0019】重合体PFの製造 原理的には公知技術水準の当該に使用される重合法(H.
Rauch-Puntigam, Th.Voelker, Acryl- und Methacrylve
rbindungen, シュプリンガー社 1967;H.F. Mark 他、
Encyclopedia 上掲書 参照)がポリマーの製造に適当で
あり、この場合、基礎重合体BPの製造の際、有利に架
橋を促進しない条件が用いられる。一般に、常用のラジ
カル開始剤の使用下にラジカル重合が引き起こされる。
【0020】有利には2段階の乳化重合法であり、この
場合第1段階は、基礎重合体BPの製造は有利にバッチ
重合として実施される。有利に、その直後にグラフトモ
ノマーMPFのグラフト(有利に供給重合の形で)が続
けられる。有利にこの工程は70〜100℃の範囲の温
度で実施される。良好に操作可能な基礎重合体を達成す
るため、分子量Mw は(場合によっては調節剤の添加下
に)<1000000ダルトンに制限される。開始剤と
しては、この場合常用の、殊に過硫酸、例えばカリウム
ペルオキシ二硫酸塩またはアンモニウムペルオキシ二硫
酸塩がモノマーに対して、一般に0.001〜0.5重
量%の量で、場合によってはまたレドックス系が該当す
る(Rauch-Puntigam, 上掲書, 221 〜229 頁)。グラフ
ト可能なモノマーの基礎重合体BP中での使用が有利で
ある一方、多量の開始剤添加によってグラフトを促進す
ることは不利であることが判明した。この方法は不耐熱
性ポリマーをもたらす。
【0021】同様に乳化剤としては、自体公知の、殊に
アニオノゲン、例えばパラフィンスルホネートのアルカ
リ金属塩が、一般に0.5〜5重量%(水の量に対し
て)の量で使用される。
【0022】有利にこの直後、グラフトが有利にグラフ
トモノマーMPFの供給重合の形で続けられる。有利に
この工程は70〜100℃の温度で実施される。この場
合、詳細には次のように実施することができる:まず、
α)乳化剤および開始剤の添加下にモノマーの水性乳濁
液を製造するが、この場合、基準としてはモノマー対水
の量比は例えば約1:2であってよい。
【0023】この場合有利に、まず専らレドックス開始
剤系の過酸化物成分を添加するように行なうことができ
る。引続き有利に不活性保護ガス下、例えば窒素/アル
ゴン下に適当な温度、例えば35±10℃の温度に、お
よびレドックス系の減少する成分の添加下に加熱する。
一般には温度は短時間内に、基準としては約10分が挙
げられるが、例えば約85±5℃に著しく上昇する。従
って、β)グラフトモノマーMPFを有利に滴加によっ
て、一般には約15〜90分間で添加する。引続き例え
ば温度が約80℃に維持されていることにより、加熱し
ながら最終重合を実施する。
【0024】通常、グラフト重合体PFが全分散液に対
して一般に20〜70重量%の範囲内のポリマー含量で
安定性の分散液の形で得られ、該分散液を直ちにまたは
例えばアンモニアの添加後、強靭で弾性のフィルムに乾
燥させてよい。残留モノマー含量は通常ppm範囲内で
ある。
【0025】基礎ポリマーBP中のモノマーおよびグラ
フトモノマーMPFの変化によってフィルムの硬度もし
くは粘度を様々に変化させ、かつ制御することができ
る。(ポリマーの“硬度”に対するモノマーの作用につ
いては、Vieweg-Esser, Kunststoff-Handbuch 第IX
巻、333 〜340 頁、Carl Hanser 1975; H.F.Mark, 他、
Encyclopedia of Science & Engineering,第2版、第7
巻、533 〜544 頁、J.Wiley 1987; Kirk Othmer, Encyc
lopedia of Chemical Technology, 第3版、第1巻、38
7 〜389 頁、J.Wiley,1987参照)。
【0026】皮革の場合の下地工程には、ショアーA2
0〜A50のフィルム硬度の“軟質”グラフト重合体が
有利に使用される。(ショアー硬度の測定には、DIN
53505もしくはASTM D 676参照)。
【0027】フィルム硬度は最初のアプローチとして1
つにはグラフトモノマーの選択によって、もう1つには
“軟質”グラフト重合体と“硬質”グラフト重合体との
混合によって調節する。
【0028】“軟質”グラフト重合体の例としては、グ
ラフト成分としてブチルメタクリレートおよび/または
エチルヘキシルメタクリレートを有するようなもの、場
合によっては“比較的硬質の”モノマー、例えばエチル
メタクリレート、メチルメタクリレート等を用いて共グ
ラフトされていてよいものが挙げられる。“比較的硬質
の”グラフト重合体としては、エチルメタクリレート、
メチルメタクリレート、ベンジルメタクレートを有する
もの、場合によっては混合物中にグラフトモノマーとし
て得られるものが挙げられる。
【0029】本発明によるグラフト重合体PFの使用法
および使用態様は、公知技術水準の使用法および使用態
様(H.Herfeld Ed. Bibliothek des Leders 第6巻、R.
Schubert, Lederzurichtung-Oberflaechenbehanlung de
s Leders, Umschau 1982, 148 〜219 頁参照)ならびに
使用可能な皮革被覆着色および光沢助剤、および仕上げ
助剤も同様に密接に関係する。殊に噴霧、“エアレス
(airless)”吹付、ローラー塗等による塗布が推奨さ
れる。下地塗剤および光沢塗剤は、例えば物理的性質、
例えば破壊強さ、耐水性および耐溶剤性、破断時の伸び
等、もしくは刻印性の改善のため、付加的に所定のポリ
ウレタン分散液、ならびにエポキシド、ポリカルボジイ
ミド、ポリイソシアナートまたはポリアジリジンを基礎
とする架橋剤系と混合されてよい。この架橋剤系は一般
にポリマー生成物PFに対して、100対10〜100
対0.1の重量比である。実地においては、硬質−軟質
−セグメント構造の形成を過度に妨げないためには、非
グラフト重合体分散液の含分は高すぎてはいけないこと
が判明した。
【0030】即ち、一般に非グラフト重合体分散液の含
分は90%を上回るべきでない。
【0031】最低層厚ならびに十分な被覆作用を達成す
るため、自体公知の濃稠化剤の使用が指示される。濃稠
化剤としては、例えばポリグリコールポリウレタン、ポ
リビニルピロリドンまたはアクリレート(コ)ポリマー
から形成される群からのものが該当する。一般には濃稠
化剤はグラフト重合体PFに対して100対10〜10
0対0.01の重量比である。粘度の調節によって被覆
の浸透性もしくは度合いは調節されることができる。既
に前記されたように、フィルム硬度およびフィルム粘度
はグラフト重合体中および基礎重合体中のモノマーの適
当な変化によって、ならびに基礎重合体とグラフト重合
体との割合の構成によって、十分に所望の方向に制御さ
れることができる。殊に皮革の仕上げの場合での使用と
関連したもう1つの利点として、殊に市場で入手できる
全ての常用の助剤が、殊に手触り、色、流展性および粘
度を調整するため使用されてよいことが明記される。こ
れらは一般に、常用の使用量もしくは使用濃度での溶液
(例えば流展剤、グリコールエーテルを基礎とする生成
物、エーテル、例えばブチルグリコール、メトキシプロ
パノール、トリブトキシエチルホスフェート等)、もし
くはカゼイン、蝋、シリコーンを有する乳濁液および/
または分散液である(F.Stather, Gerbereichemie und
Gerbereitechnologie, アカデミー社(Akademie Verla
g) ベルリン、1967、507 〜632 頁;R.Schubert, Lede
rzurichtung-Oberflaechenbehandlungdes Leders 上掲
書)。
【0032】殊に自体公知の皮革色は極めて有効に、例
えば顔料ペーストの形で使用されてよく(F.Stather 上
掲書, 615〜632 頁、参照)、更に所望の場合には、関
連して使用される、例えば珪酸塩を基礎とするつや消し
剤が使用されてよい。
【0033】特に傑出した本発明によるグラフトポリマ
ーPFの性質として、比較的少ない熱可塑性および良好
な応力−歪みの性質が挙げられる。皮革を被覆する場
合、この所見は優れた刻印性、僅かな粘着傾向、もしく
は良好なブロック安定性ならびに高い可撓性の中に現わ
れる。
【0034】この性質を得るために基礎として課された
前提条件は、被覆された材料の所定の最低温度での熱処
理である。ポリマーの組成に関連して、皮革の仕上げに
適当な60〜120℃の範囲内で最低温度が設定されて
よい。また熱処理時間も、最善の性質を得るために重要
である。特に、乾燥、熱プレス、および刻印の工程には
適用できない、仕上げの際の常法による処理時間の間に
前記の性質の有効な影響が得られる。乾燥の場合、60
〜90℃の範囲の温度で、平均で例えば2〜5分置かれ
る。熱プレスおよび刻印の静的工程および動的工程は7
0〜170℃の温度で、一般に数秒間(この場合、基準
としては2〜6秒が挙げられる)および50〜300バ
ールの圧力下で行なわれる。
【0035】一般に、被覆の物理的な品質は、熱処理時
間を延長することによって付加的に向上されうることが
明言されてよい。
【0036】実際に実施する場合、有利に製造の際に得
られる水性ポリマー分散液が使用されることができるよ
うに行なわれる。
【0037】一般的処理方法 グラフト重合体PFは、有利に分散液の形で装入され
る。このために撹拌下に水が添加され、引続き添加剤、
例えばつや消し剤、カゼイン−脂肪乳濁液、次に水性パ
ラフィン乳濁液、更に顔料ペーストおよび凝結剤、シリ
コーン乳濁液および最後に場合によっては濃稠化剤が添
加される。
【0038】これらの処理方法によって、2つの配合物
A−1およびA−2(組成は第1表参照)が製造され
た。
【0039】
【実施例】
A−1:研磨した家具用皮革の仕上げ 適用:配合物A−1を2回、良好に被覆するように市販
の空気圧噴霧用ピストル(圧力約4バール、ノズル外径
1.2もしくは1.4mm)、場合によっては“エアレ
ス”を用いて噴霧する(75〜125g/m2 )。引続
き、60〜80℃で、周囲空気を有する乾燥通路中で1
〜5分間乾燥させる。引続き、90℃の温度、250バ
ールの圧力で、3秒間刻印する。中央に細隙粒起面を有
する刻印盤を使用する。もう一度中程度の強さで(25
〜50g/m2 )噴霧し、乾燥させる。引続き、最終ラ
ッカーを一度にたっぷり噴霧し(40g/m2 )、乾燥
させ、かつ最後に8時間粉砕する。この結果を第2表に
まとめた。
【0040】A−2:裂け目の仕上げ 適用:配合物A−2を1回、“ローラーコーター(Roll
er-Coater)”を用いて対向流で塗布する(100〜1
75g/m2 )。90℃、150バールで3秒間熱プレ
スし、引続き75〜100g/m2 、引続き25〜75
g/m2 での二回のローラー塗を行なう。次に90℃、
250〜300バール、3〜5秒で刻印する。次に最終
ラッカーを一度にたっぷりと噴霧し(40g/m2 )、
かつ乾燥させる。
【0041】グラフト重合体の製造 例B−1:エチルアクリレート/メタクリル酸の基礎ポ
リマー上にメチルメタクリレートを(68:2):30
の重量比で用いてグラフトしたグラフトポリマー。
【0042】エチルアクリレート272g、メタクリル
酸8g、乳化剤としてのC15−パラフィンスルホネー
トのナトリウム塩3g、ペルオキシ二硫酸塩アンモニウ
ム0.62g、FeSO4 0.8mgおよび水566
gからなる乳濁液を30℃に加熱し、不活性ガス(窒素
またはアルゴン)下にNa2 2 5 0.31gを添
加する。温度を8〜10分で95℃に上げる。引続き直
ちにメチルメタクリレート120gを15分間で滴加す
る。最後に重合させるため、90℃になるまで60分間
撹拌し、次に冷却する。安定性の分散液が得られ、この
分散液を直接、またはNH3 の添加後、強靭なフィルム
に乾燥させることができる。乾燥箱の中で90℃で乾燥
後、透明なフィルムが得られる。
【0043】例B−2 エチルアクリレート/メタクリル酸からなる基礎ポリマ
ー上に、メチルメタクリレートを(58:2):40の
重量比で用いてグラフトしたグラフトポリマー。
【0044】エチルアクリレート232g、メタクリル
酸8g、乳化剤としてのC15−パラフィンスルホネー
トのナトリウム塩3g、ペルオキシ二硫酸塩アンモニウ
ム0.62g、FeSO4 0.8mgおよび水566
gからなる乳濁液を30℃に加熱し、不活性ガス(窒素
またはアルゴン)下にNa2 2 5 0.31gを添
加する。温度を8〜10分で95℃に上げる。引続き直
ちにメチルメタクリレート160gを15分間で滴加す
る。最後に重合させるため、90℃になるまで60分間
撹拌し、次に冷却する。安定性の分散液が得られ、この
分散液を直接、またはNH3 の添加後、強靭なフィルム
に乾燥させることができる。乾燥箱の中で90℃で乾燥
後、透明なフィルムが得られる。
【0045】例B−3 エチルアクリレート/メタクリル酸からなる基礎ポリマ
ー上に、メチルメタクリレート/2,2,2−トリフル
オルエチルメタクリレートを(68:2):(25:
5)の重量比で用いてグラフトしたグラフトポリマー。
【0046】エチルアクリレート272g、メタクリル
酸8g、乳化剤としてのC15−パラフィンスルホネー
トのナトリウム塩3g、ペルオキシ二硫酸塩アンモニウ
ム0.62g、FeSO4 0.8mgおよび水566
gからなる乳濁液を30℃に加熱し、不活性ガス(窒素
またはアルゴン)下にNa2 2 5 0.31gを添
加する。温度を8〜10分で95℃に上げる。引続き直
ちにメチルメタクリレート100gおよびトリフルオル
エチルメタクリレート20gを15分間で滴加する。最
後に重合させるため、90℃になるまで60分間撹拌
し、次に冷却する。安定性の分散液が得られ、この分散
液を直接、またはNH3 の添加後、強靭なフィルムに乾
燥させることができる。乾燥箱の中で90℃で乾燥後、
透明なフィルムが得られる。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マリー ルイゼ ヴェーバー ドイツ連邦共和国 レーダーマルク イム タウプハウス 7

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面形成物を被覆するための、ポリ(メ
    ト)−アクリル酸エステルを基礎とするグラフト重合体
    において、グラフト重合体PFが基礎ポリマーBPから
    構成されており、この基礎ポリマーは60〜100重量
    %が式I: 【化1】 [式中、R1 は炭素原子2〜24個を有するアルキル基
    を表わす]で示されるモノマーからなり、この基礎ポリ
    マーに a)メチルメタクリレート b)式II: 【化2】 [式中、Rは水素またはメチルを表わし、R2 は炭素原
    子8〜14個を有するアルキル基を表わし、但し、Rお
    よびR2 は同時にメチルを表わすことはないことを条件
    とする]で示されるモノマー c)式III: 【化3】 [式中、R′は水素またはメチルを表わし、R3 は炭素
    原子1〜6個を有する少なくともモノフッ素化ないし過
    フッ素化されたアルキル基を表わす]で示されるモノマ
    ーからなる群から選択されたグラフトモノマーMPFが
    グラフト重合導入されており、但し、式IIIのモノマ
    ー含分がゼロである場合には、グラフトモノマーMPF
    に対するメチルメタクリレート含分は80重量%を上回
    るべきであることを条件とすることを特徴とする、平面
    形成物を被覆するためのポリ(メト)−アクリル酸エス
    テルを基礎とするグラフト重合体。
  2. 【請求項2】 式II中のR2 がC2 〜C8 −アルキル
    基を表わす、請求項1記載のグラフト重合体PF。
  3. 【請求項3】 式(I)中のR1 がC8 〜C24−アルキ
    ル基を表わす、請求項1記載のグラフト重合体PF。
  4. 【請求項4】 ポリマーBPの構成に関与するモノマー
    とグラフトモノマーMPFとが重量比10:90〜9
    0:10である、請求項1から3までのいずれか1項記
    載のグラフト重合体PF。
  5. 【請求項5】 ポリマー含量20〜70重量%を有する
    水性分散液の形の請求項1から4までのいずれか1項記
    載のグラフト重合体PF。
  6. 【請求項6】 皮革を処理する方法において、皮革表面
    上に請求項1から5までのいずれか1項記載のグラフト
    重合体PFを均一に塗布することを特徴とする、皮革を
    処理する方法。
  7. 【請求項7】 グラフト生成物PFが水性分散液の形で
    ある、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 更に分散液が同時に自体公知の濃稠化剤
    を含有する、請求項6または7記載の方法。
  9. 【請求項9】 分散液が更に付加的に自体公知の架橋剤
    を含有する、請求項6から8までのいずれか1項記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 分散液が更に付加的に、皮革の性質を
    調節する自体公知の助剤を含有する、請求項6から9ま
    でのいずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 仕上げ被覆した皮革に60〜120℃
    の間の熱処理を施す、請求項6から10までのいずれか
    1項記載の方法。
  12. 【請求項12】 赤外線照射もしくは極超短波照射の作
    用によって熱処理を実施する、請求項6から11までの
    いずれか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 皮革において、請求項1から5のいず
    れか1項記載のフィルム形成性グラフト生成物PFから
    なる被覆層を備えていることを特徴とする、皮革。
JP7161246A 1994-06-28 1995-06-27 ポリ(メト)−アクリル酸エステルを基礎とするグラフト重合体、皮革を処理する方法、および被覆層を備えた皮革 Pending JPH0848732A (ja)

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DE4422484A1 (de) 1996-01-04
ZA955352B (en) 1996-02-12
EP0690081A1 (de) 1996-01-03
CN1124254A (zh) 1996-06-12
KR960001325A (ko) 1996-01-25
BR9502948A (pt) 1996-03-12

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