JPH084841A - チェーン - Google Patents
チェーンInfo
- Publication number
- JPH084841A JPH084841A JP13328994A JP13328994A JPH084841A JP H084841 A JPH084841 A JP H084841A JP 13328994 A JP13328994 A JP 13328994A JP 13328994 A JP13328994 A JP 13328994A JP H084841 A JPH084841 A JP H084841A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- plate body
- arc
- combination
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G13/00—Chains
- F16G13/18—Chains having special overall characteristics
- F16G13/20—Chains having special overall characteristics stiff; Push-pull chains
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 上端面に実質上の隙間と凹凸のないチェーン
を構成できるチェーン用リンクプレートを提供する。 【構成】 プレート本体1の上面3をピン穴2の中心O
を通る基準線Lと平行でかつプレート本体1の表面4と
直交する平面により形成し、基準線Lと直交し各ピン穴
2の中心Oを通る2つのピン穴中心線Mとプレート本体
1の下面5の両端との交点P1 からプレート本体1の側
面6の一端に至る範囲に半径R1の円弧により円弧側面
7を形成し、各側面6の他端と上面3の端部との間に爪
片8を形成し、爪片8の先端面9を後記各基準円Pの円
弧に一致する円弧面に形成し、上記各基準円Pと上面3
との交点P7 間に上面3と同一高さの上面11とする突
起12をプレート本体1の片面に形成し、突起12の高
さをプレート本体1の厚さに等しく、かつその両端面1
3を前記各基準円Pに沿う円弧面に形成してなるチェー
ン用リンクプレート。
を構成できるチェーン用リンクプレートを提供する。 【構成】 プレート本体1の上面3をピン穴2の中心O
を通る基準線Lと平行でかつプレート本体1の表面4と
直交する平面により形成し、基準線Lと直交し各ピン穴
2の中心Oを通る2つのピン穴中心線Mとプレート本体
1の下面5の両端との交点P1 からプレート本体1の側
面6の一端に至る範囲に半径R1の円弧により円弧側面
7を形成し、各側面6の他端と上面3の端部との間に爪
片8を形成し、爪片8の先端面9を後記各基準円Pの円
弧に一致する円弧面に形成し、上記各基準円Pと上面3
との交点P7 間に上面3と同一高さの上面11とする突
起12をプレート本体1の片面に形成し、突起12の高
さをプレート本体1の厚さに等しく、かつその両端面1
3を前記各基準円Pに沿う円弧面に形成してなるチェー
ン用リンクプレート。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、チェーン用リンクプ
レート及びそれを用いたチェーンに関するものである。
レート及びそれを用いたチェーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術と解決しようとする課題】動力伝達用チェ
ーンは、2枚の対向するリンクプレート相互間が開いて
おり、また上面は平坦ではないので、その上面に直接物
品を載せて搬送するチェーンコンベヤとして用いること
はできない。
ーンは、2枚の対向するリンクプレート相互間が開いて
おり、また上面は平坦ではないので、その上面に直接物
品を載せて搬送するチェーンコンベヤとして用いること
はできない。
【0003】このため、従来は、動力伝達用チェーンの
リンクプレートにトッププレートを取付け、そのトップ
プレートによって物品を載せる面を形成していた。この
ため、チェーン全体の部品点数が、チェーン本体の部品
点数にトッププレートの部品が加わったものとなり、構
造が複数になってコスト高になる問題があった。
リンクプレートにトッププレートを取付け、そのトップ
プレートによって物品を載せる面を形成していた。この
ため、チェーン全体の部品点数が、チェーン本体の部品
点数にトッププレートの部品が加わったものとなり、構
造が複数になってコスト高になる問題があった。
【0004】また、上記のごときトッププレートを取付
けたものをコンベヤとして用いる場合は、そのプレート
側にわん曲させることができないため、従来は図19に
示すように、テンションスプロケット41をチェーンコ
ンベヤ42の帰り側43の内側に設け、これにより帰り
側43を下方へ押下げてテンションを加えるようにして
いた。
けたものをコンベヤとして用いる場合は、そのプレート
側にわん曲させることができないため、従来は図19に
示すように、テンションスプロケット41をチェーンコ
ンベヤ42の帰り側43の内側に設け、これにより帰り
側43を下方へ押下げてテンションを加えるようにして
いた。
【0005】しかし、このような構造によると、帰り側
43の下方の空間が少なくなり、この部分の空間を有効
に利用できない問題があった。
43の下方の空間が少なくなり、この部分の空間を有効
に利用できない問題があった。
【0006】そこで、この出願に係る発明は、上記のご
とき問題点を解消することを目的とする。
とき問題点を解消することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のリンク
プレートの発明は、一定厚さのプレート本体1に一定間
隔をおいて一対のピン穴2を設け、上記プレート本体1
の上面3を上記ピン穴2の中心Oを通る基準線Lと平行
でかつプレート本体1の表面4と直交する平面により形
成し、上記基準線Lと直交し各ピン穴2の中心Oを通る
2つのピン穴中心線Mとプレート本体1の下面5の両端
との交点P1 からプレート本体1の側面6の一端に至る
範囲に半径R1 の円弧により円弧側面7を形成し、上記
各側面6の他端と前記上面3の端部との間に爪片8を形
成し、前記爪片8の先端面9を後記各基準円Pの円弧に
一致する円弧面に形成し、上記各基準円Pと上面3との
2箇所の交点P7 間に前記上面3と同一高さの上面11
を有する突起12をプレート本体1の片面に形成し、上
記突起12の高さをプレート本体1の厚さに等しく、か
つその両端面13を前記各基準円Pの外側に沿う円弧面
に形成してなるチェーン用リンクプレートである。
プレートの発明は、一定厚さのプレート本体1に一定間
隔をおいて一対のピン穴2を設け、上記プレート本体1
の上面3を上記ピン穴2の中心Oを通る基準線Lと平行
でかつプレート本体1の表面4と直交する平面により形
成し、上記基準線Lと直交し各ピン穴2の中心Oを通る
2つのピン穴中心線Mとプレート本体1の下面5の両端
との交点P1 からプレート本体1の側面6の一端に至る
範囲に半径R1 の円弧により円弧側面7を形成し、上記
各側面6の他端と前記上面3の端部との間に爪片8を形
成し、前記爪片8の先端面9を後記各基準円Pの円弧に
一致する円弧面に形成し、上記各基準円Pと上面3との
2箇所の交点P7 間に前記上面3と同一高さの上面11
を有する突起12をプレート本体1の片面に形成し、上
記突起12の高さをプレート本体1の厚さに等しく、か
つその両端面13を前記各基準円Pの外側に沿う円弧面
に形成してなるチェーン用リンクプレートである。
【0008】記 上記「基準円P」は、ピン穴2の中心Oから上面3まで
の距離R2 より大きく、かつ上記中心Oから、基準線L
の中間線Nと上面3との交点P9 までの距離R3 より小
さい半径Rを有する円であるというものである。
の距離R2 より大きく、かつ上記中心Oから、基準線L
の中間線Nと上面3との交点P9 までの距離R3 より小
さい半径Rを有する円であるというものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、上記の請求項1
に記載のリンクプレートを用いたチェーンに関するもの
であり、その構成は、上記2枚のリンクプレート15の
各突起12を内側に向けて相互に突き合わせた第1組合
せプレート16と、上記2枚のリンクプレート15の各
突起12を外向きにして背中合せにした第2組合せプレ
ート17とを各リンクプレート15の上面3が同一面に
なるように交互に組合せて長く連結し、上記第1組合せ
プレート16の突起12の前後両端外方の間隙18に第
2組合せプレート17の端部を挿入し、第1及び第2組
合せプレート16、17のピン穴2相互を連結ピン19
により屈曲自在に連結したものである。
に記載のリンクプレートを用いたチェーンに関するもの
であり、その構成は、上記2枚のリンクプレート15の
各突起12を内側に向けて相互に突き合わせた第1組合
せプレート16と、上記2枚のリンクプレート15の各
突起12を外向きにして背中合せにした第2組合せプレ
ート17とを各リンクプレート15の上面3が同一面に
なるように交互に組合せて長く連結し、上記第1組合せ
プレート16の突起12の前後両端外方の間隙18に第
2組合せプレート17の端部を挿入し、第1及び第2組
合せプレート16、17のピン穴2相互を連結ピン19
により屈曲自在に連結したものである。
【0010】上記のリンクプレート及びそれを用いたチ
ェーンは、輸送側においては、各リンクプレート15の
上面3及び突起12の上面11が同一面上にあり、かつ
隙間のない搬送面を構成する。
ェーンは、輸送側においては、各リンクプレート15の
上面3及び突起12の上面11が同一面上にあり、かつ
隙間のない搬送面を構成する。
【0011】スプロケット26(図7参照)の歯27
は、第1組合せプレート16の突起12下方の凹所28
に(図5参照)挿入され、その凹所28の進行側の第2
組合せプレート17の円弧側面7に転がり接触する。
は、第1組合せプレート16の突起12下方の凹所28
に(図5参照)挿入され、その凹所28の進行側の第2
組合せプレート17の円弧側面7に転がり接触する。
【0012】上記のチェーンは、上面3側へも屈曲可能
であるので、図9に示すように帰り側31の下面をテン
ション部材32で押し上げることによりテンションを加
えることができ、これにより帰り側31の下方に空所3
5を広くとることができる。
であるので、図9に示すように帰り側31の下面をテン
ション部材32で押し上げることによりテンションを加
えることができ、これにより帰り側31の下方に空所3
5を広くとることができる。
【0013】次に、請求項3に記載のリンクプレートの
発明は、一定厚さのプレート本体1に一定間隔をおいて
一対のピン穴2を設け、上記プレート本体1の上面3を
上記ピン穴2の中心Oを通る基準線Lと平行でかつプレ
ート本体1の表面4と直交する平面により形成し、上記
基準線Lと直交し各ピン穴2の中心Oを通る2つの中心
線Mとプレート本体1の下面5の両端との各交点P1 か
ら上面3の両端の点P2 に至る半径R1 の円弧により円
弧側面7を形成し、上記上面3の長さより若干短い長さ
の上面11を有する突起12をプレート本体1の片面に
形成し、上記突起12の高さをプレート本体1の厚さに
等しく、かつその両端面13を前記半径R1 の円の外側
に沿う円弧面に形成したものである。
発明は、一定厚さのプレート本体1に一定間隔をおいて
一対のピン穴2を設け、上記プレート本体1の上面3を
上記ピン穴2の中心Oを通る基準線Lと平行でかつプレ
ート本体1の表面4と直交する平面により形成し、上記
基準線Lと直交し各ピン穴2の中心Oを通る2つの中心
線Mとプレート本体1の下面5の両端との各交点P1 か
ら上面3の両端の点P2 に至る半径R1 の円弧により円
弧側面7を形成し、上記上面3の長さより若干短い長さ
の上面11を有する突起12をプレート本体1の片面に
形成し、上記突起12の高さをプレート本体1の厚さに
等しく、かつその両端面13を前記半径R1 の円の外側
に沿う円弧面に形成したものである。
【0014】請求項4に記載の発明は、上記の請求項3
に記載のリンクプレートを用いたチェーンに関するもの
であり、その構成は上記のリンクプレート21を2枚用
い、その各突起12を内側に向けて相互に突き合わせた
第1組合せプレート22と、上記2枚のリンクプレート
21の各突起12を外向きにして背中合せにした第2組
合せプレート23とを各リンクプレート21の上面3が
同一面になるよう交互に組合せて長く連結し、上記第1
組合せプレート22の突起12の前後両端外方の間隙に
第2組合せプレート23の端部を挿入し、第1及び第2
組合せプレート22、23のピン穴2相互を連結ピン1
9により屈曲自在に連結したものである。
に記載のリンクプレートを用いたチェーンに関するもの
であり、その構成は上記のリンクプレート21を2枚用
い、その各突起12を内側に向けて相互に突き合わせた
第1組合せプレート22と、上記2枚のリンクプレート
21の各突起12を外向きにして背中合せにした第2組
合せプレート23とを各リンクプレート21の上面3が
同一面になるよう交互に組合せて長く連結し、上記第1
組合せプレート22の突起12の前後両端外方の間隙に
第2組合せプレート23の端部を挿入し、第1及び第2
組合せプレート22、23のピン穴2相互を連結ピン1
9により屈曲自在に連結したものである。
【0015】上記のリンクプレート及びそれを用いたチ
ェーンは、輸送側においては各リンクプレート21の上
面3及び突起12の上面11が同一面及び突起12の上
面上にあり、かつ隙間のない搬送面を構成する。
ェーンは、輸送側においては各リンクプレート21の上
面3及び突起12の上面11が同一面及び突起12の上
面上にあり、かつ隙間のない搬送面を構成する。
【0016】スプロケット26の歯27は、第1組合せ
プレート22の突起12の下方の凹所28(図13参
照)に挿入され、その凹所28の進行側の第2組合せプ
レート23の円弧側面7に転がり接触する。
プレート22の突起12の下方の凹所28(図13参
照)に挿入され、その凹所28の進行側の第2組合せプ
レート23の円弧側面7に転がり接触する。
【0017】上記のチェーンは、上面3側へも屈曲可能
であるので、図9に示すように帰り側31の下面をテン
ション部材32で押し上げることにより、テンションを
加えることができ、これにより帰り側31の下方に空所
35を広くとることができる。
であるので、図9に示すように帰り側31の下面をテン
ション部材32で押し上げることにより、テンションを
加えることができ、これにより帰り側31の下方に空所
35を広くとることができる。
【0018】次に、請求項5に記載のリンクプレートの
発明は、一定厚さのプレート本体1に一定間隔をおいて
一対のピン穴2を設け、上記プレート本体1の上面3を
上記ピン穴2の中心Oを通る基準線Lと平行でかつプレ
ート本体1の表面4と直交する平面により形成し、上記
基準線Lと直交し各ピン穴2の中心Oを通る2つの中心
線Mとプレート本体1の下面5の両端の各交点P1 から
描いた半径R1 の円弧10aと、同じく上記中心線Mと
上面3との交点P2 ’から描いた半径R2 (R2 >
R1 )の円弧10bと、上記各円弧10a、10bの両
端を結ぶ線であって中心線Mと平行となる直線10cと
を含む面よりなる側面10を形成し、上記上面3の長さ
より若干短い長さの上面11を有する突起12をプレー
ト本体1の片面に形成し、上記突起12の高さをプレー
ト本体1の厚さに等しく、かつその両端面13を前記半
径R2 の円弧の外側に沿う円弧面に形成したものであ
る。
発明は、一定厚さのプレート本体1に一定間隔をおいて
一対のピン穴2を設け、上記プレート本体1の上面3を
上記ピン穴2の中心Oを通る基準線Lと平行でかつプレ
ート本体1の表面4と直交する平面により形成し、上記
基準線Lと直交し各ピン穴2の中心Oを通る2つの中心
線Mとプレート本体1の下面5の両端の各交点P1 から
描いた半径R1 の円弧10aと、同じく上記中心線Mと
上面3との交点P2 ’から描いた半径R2 (R2 >
R1 )の円弧10bと、上記各円弧10a、10bの両
端を結ぶ線であって中心線Mと平行となる直線10cと
を含む面よりなる側面10を形成し、上記上面3の長さ
より若干短い長さの上面11を有する突起12をプレー
ト本体1の片面に形成し、上記突起12の高さをプレー
ト本体1の厚さに等しく、かつその両端面13を前記半
径R2 の円弧の外側に沿う円弧面に形成したものであ
る。
【0019】請求項6に記載の発明は、上記請求項5に
記載のリンクプレートを用いたチェーンに関するもので
あり、その構成は上記2枚のリンクプレート37の各突
起12を内側に向けて相互に突き合わせた第1組合せプ
レート38と、上記2枚のリンクプレート37の各突起
を外向きにして背中合せにした第2組合せプレート39
とを各リンクプレート37の上面3が同一面になるよう
交互に組合せて長く連結し、上記第1組合せプレート3
8の突起12の前後両端外方に形成される間隙に第2組
合せプレート39の端部を挿入し、上記第1組合せプレ
ート38のピン穴2の外側面にリンクプレート37の側
面10の円弧10bの半径R2 より小さい半径のローラ
40、40を、上記第1及び第2組合せプレート38、
39のピン穴2相互を屈曲自在に連結する連結ピン19
により取付けた構成としたものである。
記載のリンクプレートを用いたチェーンに関するもので
あり、その構成は上記2枚のリンクプレート37の各突
起12を内側に向けて相互に突き合わせた第1組合せプ
レート38と、上記2枚のリンクプレート37の各突起
を外向きにして背中合せにした第2組合せプレート39
とを各リンクプレート37の上面3が同一面になるよう
交互に組合せて長く連結し、上記第1組合せプレート3
8の突起12の前後両端外方に形成される間隙に第2組
合せプレート39の端部を挿入し、上記第1組合せプレ
ート38のピン穴2の外側面にリンクプレート37の側
面10の円弧10bの半径R2 より小さい半径のローラ
40、40を、上記第1及び第2組合せプレート38、
39のピン穴2相互を屈曲自在に連結する連結ピン19
により取付けた構成としたものである。
【0020】上記のリンクプレート及びそれを用いたチ
ェーンは、輸送側においては各リンクプレート37の上
面3及び突起12の上面11が同一面上にあり、かつ隙
間のない搬送面を構成する。
ェーンは、輸送側においては各リンクプレート37の上
面3及び突起12の上面11が同一面上にあり、かつ隙
間のない搬送面を構成する。
【0021】スプロケットの歯は、各ローラ40相互間
に嵌る。ローラ40の半径は、側面10の上部円弧10
bの半径R2 より小さいので、ローラ40は搬送面より
低い位置にある。
に嵌る。ローラ40の半径は、側面10の上部円弧10
bの半径R2 より小さいので、ローラ40は搬送面より
低い位置にある。
【0022】次に、請求項7に記載のリンクプレートの
発明は、一定長さの第1プレート本体1aと、同じ大き
さでこれより若干厚い第2プレート本体1bを有し、上
記各プレート本体1a、1bの同一位置に一対のピン穴
2を設け、上記各プレート本体1a、1bの上面3を上
記ピン穴2の中心Oを通る基準線Lと平行に形成し、上
記基準線Lと直交し各ピン穴2の中心Oを通る2つの中
心線Mと各プレート本体1a、1bの下面5の両端との
各交点P1 から上面3の両端の点P2 に至る半径R1 の
円弧でなる円弧側面7を形成し、上記第1プレート本体
1aと第2プレート本体1bとの間の連結部24が、上
記各プレート本体1a、1bの上面3の長さより若干短
い長さと、第2プレート本体1bが嵌合しうる幅とを有
すると共にその両端面13’を前記半径R1 の円の外側
に沿う円弧面に形成してなり、上記第2プレート本体1
bの外側面に突起12を形成し、その突起12を第2プ
レートの上面3の長さより若干短い長さと、第1プレー
ト本体1aの幅に等しい高さとを有すると共にその両端
面13を前記半径R1 の円の外側に沿う円弧面に形成し
たものである。
発明は、一定長さの第1プレート本体1aと、同じ大き
さでこれより若干厚い第2プレート本体1bを有し、上
記各プレート本体1a、1bの同一位置に一対のピン穴
2を設け、上記各プレート本体1a、1bの上面3を上
記ピン穴2の中心Oを通る基準線Lと平行に形成し、上
記基準線Lと直交し各ピン穴2の中心Oを通る2つの中
心線Mと各プレート本体1a、1bの下面5の両端との
各交点P1 から上面3の両端の点P2 に至る半径R1 の
円弧でなる円弧側面7を形成し、上記第1プレート本体
1aと第2プレート本体1bとの間の連結部24が、上
記各プレート本体1a、1bの上面3の長さより若干短
い長さと、第2プレート本体1bが嵌合しうる幅とを有
すると共にその両端面13’を前記半径R1 の円の外側
に沿う円弧面に形成してなり、上記第2プレート本体1
bの外側面に突起12を形成し、その突起12を第2プ
レートの上面3の長さより若干短い長さと、第1プレー
ト本体1aの幅に等しい高さとを有すると共にその両端
面13を前記半径R1 の円の外側に沿う円弧面に形成し
たものである。
【0023】請求項8に記載の発明は、上記の請求項5
に記載のリンクプレートを用いたチェーンに関するもの
であり、その構成は、上記リンクプレート25を、その
上面3を同一面として交互に向きを変え、連結ピン19
により屈曲自在に連結した構成としたものである。
に記載のリンクプレートを用いたチェーンに関するもの
であり、その構成は、上記リンクプレート25を、その
上面3を同一面として交互に向きを変え、連結ピン19
により屈曲自在に連結した構成としたものである。
【0024】この場合は、1種類のリンクプレート25
の向きを交互に変えて連結するだけで、前記の各チェー
ンと同様の作用をなす。
の向きを交互に変えて連結するだけで、前記の各チェー
ンと同様の作用をなす。
【0025】
(請求項1に記載の発明の実施例)図1に示したチェー
ン用リンクプレート15は、請求項1に記載の発明の実
施例である。このリンクプレート15は、滑り性のよい
プラスチック製プレート本体1の片面に突起12を設け
たものである。
ン用リンクプレート15は、請求項1に記載の発明の実
施例である。このリンクプレート15は、滑り性のよい
プラスチック製プレート本体1の片面に突起12を設け
たものである。
【0026】プレート本体1は一定の厚さを有する板状
のものであり、一定間隔をおいて一対のピン穴2、2が
設けられている。説明の便宜上、各ピン穴2、2の中心
O間を連結した直線を基準線Lとする。また、この基準
線Lと各中心Oにおいて直交する直線をピン穴中心線M
とする。
のものであり、一定間隔をおいて一対のピン穴2、2が
設けられている。説明の便宜上、各ピン穴2、2の中心
O間を連結した直線を基準線Lとする。また、この基準
線Lと各中心Oにおいて直交する直線をピン穴中心線M
とする。
【0027】プレート本体1の上面3は、上記基準線L
と平行であり、かつプレート本体1の表面4と直交する
平面に形成される。また、上面3は基準線Lよりもその
両側に長い寸法を有するように設定される。
と平行であり、かつプレート本体1の表面4と直交する
平面に形成される。また、上面3は基準線Lよりもその
両側に長い寸法を有するように設定される。
【0028】また、プレート本体1の下面5は、上面3
と平行であり、かつ基準線Lと同一長さに設定される。
下面5とピン穴中心線Mとの交点(即ち、下面5の両端
の点)をP1 、上面3とピン穴中心線Mとの交点をP2
とする。
と平行であり、かつ基準線Lと同一長さに設定される。
下面5とピン穴中心線Mとの交点(即ち、下面5の両端
の点)をP1 、上面3とピン穴中心線Mとの交点をP2
とする。
【0029】いま、中心Oを中心として、半径R1 (R
1 =OP1 <OP2 )の円弧を点P1 から90度を越え
た点P3 までを描き、その円弧を含む円弧側面7を形成
する。更にP3 からピン穴中心線Mと平行の直線の終端
をP4 とする。点P3 P4 を含む面を側面6とする。
1 =OP1 <OP2 )の円弧を点P1 から90度を越え
た点P3 までを描き、その円弧を含む円弧側面7を形成
する。更にP3 からピン穴中心線Mと平行の直線の終端
をP4 とする。点P3 P4 を含む面を側面6とする。
【0030】また、中心Oを中心として半径R(R3 >
R>R2 、但しR3 は基準線Lの中間点でこれと直交す
る中心線Nが、上面3と交差する点をP9 としたとき、
直線OP9 に等しい。)の円(これを基準円Pという)
とし、点P4 から外方に引いた適当な線と、上記基準円
Pとの交点をP5 とし、更に、該基準円Pと上面3との
交点をP6 とする。点P4 、P5 、P6 の属する部分
は、プレート本体1から側方へ突出した爪状の部分であ
るので、この部分を爪片8と称する。該爪片8の先端面
9は点P5 、P6 を含む円弧面となる。
R>R2 、但しR3 は基準線Lの中間点でこれと直交す
る中心線Nが、上面3と交差する点をP9 としたとき、
直線OP9 に等しい。)の円(これを基準円Pという)
とし、点P4 から外方に引いた適当な線と、上記基準円
Pとの交点をP5 とし、更に、該基準円Pと上面3との
交点をP6 とする。点P4 、P5 、P6 の属する部分
は、プレート本体1から側方へ突出した爪状の部分であ
るので、この部分を爪片8と称する。該爪片8の先端面
9は点P5 、P6 を含む円弧面となる。
【0031】更に、上記基準円Pと上面3との交点をP
7 とする。この点P7 から、前記の円弧P6 P5 と同じ
長さの円弧の終点をP8 とする。
7 とする。この点P7 から、前記の円弧P6 P5 と同じ
長さの円弧の終点をP8 とする。
【0032】両方のピン穴2を中心とする二つの基準円
Pと上面3との2つの交点P7 、P7 間のプレート本体
1の片面に突起12が形成される。この突起12は、プ
レート本体1の上面3と同一高さの上面11を有し、ま
た、その両端に前記円弧P7P8 と若干の間隙をおいた
これに平行の円弧でなる端面13を有する。
Pと上面3との2つの交点P7 、P7 間のプレート本体
1の片面に突起12が形成される。この突起12は、プ
レート本体1の上面3と同一高さの上面11を有し、ま
た、その両端に前記円弧P7P8 と若干の間隙をおいた
これに平行の円弧でなる端面13を有する。
【0033】実施例のリンクプレートは以上のごときも
のであり、その正面形状(図1(b))は前記の中心線
Nこれを中心として左右対称の形状をなす。
のであり、その正面形状(図1(b))は前記の中心線
Nこれを中心として左右対称の形状をなす。
【0034】なお、上記実施例においては、OP2 >O
P1 の場合に付いて説明したが、OP2 =OP1 であっ
ても差支えない。
P1 の場合に付いて説明したが、OP2 =OP1 であっ
ても差支えない。
【0035】(請求項2に記載の発明の実施例)図2乃
至図5に示したチェーンは、前述のリンクプレート15
を用いて構成したものである。
至図5に示したチェーンは、前述のリンクプレート15
を用いて構成したものである。
【0036】即ち、このチェーンは、同一形状の2枚の
リンクプレート15の各突起12を内側に向けて相互に
突き合わせた第1組合せプレート16と、他の2枚のリ
ンクプレート15の各突起12を外向きにして背中合わ
せにした第2組合せプレート17とを交互に組合せて長
く連結してなるものである。
リンクプレート15の各突起12を内側に向けて相互に
突き合わせた第1組合せプレート16と、他の2枚のリ
ンクプレート15の各突起12を外向きにして背中合わ
せにした第2組合せプレート17とを交互に組合せて長
く連結してなるものである。
【0037】第1組合せプレート16においては、2枚
のリンクプレート15の間に、第2組合せプレート17
の2枚のリンクプレート15を挿入しうる間隙18が存
在する(図2参照)。この間隙18に第2組合せプレー
ト17の一端部を挿入すると、一方の爪片8の先端面9
が他方の突起12の端面13と微小間隙をもって対向
し、各組合せプレート16、17の上面は、実質的に隙
間のない同一高さの平面を構成する。
のリンクプレート15の間に、第2組合せプレート17
の2枚のリンクプレート15を挿入しうる間隙18が存
在する(図2参照)。この間隙18に第2組合せプレー
ト17の一端部を挿入すると、一方の爪片8の先端面9
が他方の突起12の端面13と微小間隙をもって対向
し、各組合せプレート16、17の上面は、実質的に隙
間のない同一高さの平面を構成する。
【0038】上記の第1及び第2組合せプレート16、
17のピン穴2相互をがたつきのない連結ピン19によ
り屈曲自在に連結する。
17のピン穴2相互をがたつきのない連結ピン19によ
り屈曲自在に連結する。
【0039】このように連結した状態において、第1組
合せプレート16の前後両端に連結された第2組合せプ
レート17の相互間には、図5に示すように、第1組合
せプレート16の下方に凹所28が形成される。
合せプレート16の前後両端に連結された第2組合せプ
レート17の相互間には、図5に示すように、第1組合
せプレート16の下方に凹所28が形成される。
【0040】スプロケット26(図7参照)の歯27
は、上記の凹所28に嵌合し、第2組合せプレート17
の円弧側面7と転がり接触して駆動力を伝達する。
は、上記の凹所28に嵌合し、第2組合せプレート17
の円弧側面7と転がり接触して駆動力を伝達する。
【0041】上記チェーンの屈曲の様子を図6に示す。
図6(a)は第1組合せプレート16の前後に連結され
た第2組合せプレート17の最大屈曲角θ1 を示すもの
である。即ち、一方の第2組合せプレート17はその突
起12が第1組合せプレート16の上面3に当るまで最
大屈曲角θ1 をもって屈曲する。
図6(a)は第1組合せプレート16の前後に連結され
た第2組合せプレート17の最大屈曲角θ1 を示すもの
である。即ち、一方の第2組合せプレート17はその突
起12が第1組合せプレート16の上面3に当るまで最
大屈曲角θ1 をもって屈曲する。
【0042】また、図6(b)に示すように、他方の第
2組合せプレート17は、その下面5が前記一方の第2
組合せプレート17の円弧側面7に当るまで最大屈曲角
θ2をもって屈曲する。
2組合せプレート17は、その下面5が前記一方の第2
組合せプレート17の円弧側面7に当るまで最大屈曲角
θ2をもって屈曲する。
【0043】上記のチェーンは、その上面3側へ最大屈
曲角θ1 で屈曲することができるので、例えば図8に示
すようにガイド部材29のまわりにその上面3側がその
ガイド部材29の外周面に接するように屈曲させこれに
沿わせることができる。
曲角θ1 で屈曲することができるので、例えば図8に示
すようにガイド部材29のまわりにその上面3側がその
ガイド部材29の外周面に接するように屈曲させこれに
沿わせることができる。
【0044】図9は、上記のチェーンを用いたチェーン
コンベヤ30の一例である。この場合は、帰り側31に
2台の案内台32を設けてその帰り側31を支持台33
近くまで持ち上げ、一方の案内台32の後方にテンショ
ンスプロケット34を設置している。チェーンコンベヤ
30は案内台32の部分で上面3側へ屈曲されるが、こ
の屈曲は前述の最大屈曲角θ1 まで可能である。
コンベヤ30の一例である。この場合は、帰り側31に
2台の案内台32を設けてその帰り側31を支持台33
近くまで持ち上げ、一方の案内台32の後方にテンショ
ンスプロケット34を設置している。チェーンコンベヤ
30は案内台32の部分で上面3側へ屈曲されるが、こ
の屈曲は前述の最大屈曲角θ1 まで可能である。
【0045】上記の両方の案内台32の下方に広い空所
35ができるので、この空所35を有効に利用すること
ができる。
35ができるので、この空所35を有効に利用すること
ができる。
【0046】図10は上記の変形例であり、前記のチェ
ーンを4列に並べ、共通の連結ピン19で連結したもの
であり、この場合は広い搬送面を形成することができ
る。
ーンを4列に並べ、共通の連結ピン19で連結したもの
であり、この場合は広い搬送面を形成することができ
る。
【0047】(請求項3に記載の発明の実施例)図11
に示したリンクプレート21は、前述の場合と同様に、
一定厚さのプレート本体1に一定間隔をおいて一対のピ
ン穴2、2を設け、上記プレート本体1の上面を上記ピ
ン穴2の中心Oを通る基準線Lと平行に形成してある。
に示したリンクプレート21は、前述の場合と同様に、
一定厚さのプレート本体1に一定間隔をおいて一対のピ
ン穴2、2を設け、上記プレート本体1の上面を上記ピ
ン穴2の中心Oを通る基準線Lと平行に形成してある。
【0048】また、上記基準線Lと直交し、各ピン穴2
の中心Oを通る2つの中心線Mとプレート本体1の下面
5の一端との交点P1 から上面3の一端の点P2 に至る
半径R1 の円弧を含む円弧側面7を形成している。
の中心Oを通る2つの中心線Mとプレート本体1の下面
5の一端との交点P1 から上面3の一端の点P2 に至る
半径R1 の円弧を含む円弧側面7を形成している。
【0049】上記の上面3より若干短い長さを有し、そ
の上面と同一高さの上面11を有する突起12がプレー
ト本体1の片面に形成される。
の上面と同一高さの上面11を有する突起12がプレー
ト本体1の片面に形成される。
【0050】この突起12の高さは、プレート本体1の
厚さに等しく形成され、かつその両端面13は前記の半
径R1 の円弧の外側に沿ってこれよりわずかに大きい半
径の円弧に形成される。
厚さに等しく形成され、かつその両端面13は前記の半
径R1 の円弧の外側に沿ってこれよりわずかに大きい半
径の円弧に形成される。
【0051】(請求項4に記載の発明の実施例)図12
に示したチェーンは、上記のリンクプレート21を2枚
用い、その各突起12を内側に向けて相互に突き合わせ
た第1組合せプレート22と、同じく2枚のリンクプレ
ート21の各突起12を外向きにして背中合せにした第
2組合せプレート23とを交互に組合せている。
に示したチェーンは、上記のリンクプレート21を2枚
用い、その各突起12を内側に向けて相互に突き合わせ
た第1組合せプレート22と、同じく2枚のリンクプレ
ート21の各突起12を外向きにして背中合せにした第
2組合せプレート23とを交互に組合せている。
【0052】第1組合せプレート22の突起12の前後
両端の外方に形成される間隙に第2組合せプレート17
の端部を挿入し、第1及び第2組合せプレート22、2
3のピン穴2相互を連結ピン19により屈曲自在に連結
する。
両端の外方に形成される間隙に第2組合せプレート17
の端部を挿入し、第1及び第2組合せプレート22、2
3のピン穴2相互を連結ピン19により屈曲自在に連結
する。
【0053】上記の第1組合せプレート22の突起12
の下方には図13(a)に示すように、凹所28が形成
されその凹所28にスプロケットの歯が転がり接触の状
態で係合する。この場合も、図13(b)に示すよう
に、第1組合せプレート22に対し第2組合せプレート
23が上面3側へ最大屈曲角θ1 、下面5側へ最大屈曲
角θ2 で屈曲する。
の下方には図13(a)に示すように、凹所28が形成
されその凹所28にスプロケットの歯が転がり接触の状
態で係合する。この場合も、図13(b)に示すよう
に、第1組合せプレート22に対し第2組合せプレート
23が上面3側へ最大屈曲角θ1 、下面5側へ最大屈曲
角θ2 で屈曲する。
【0054】また、第1及び第2組合せプレート22、
23は相互にその上面に生じる間隙を埋め合い、隙間の
少ない平坦な搬送面を形成する。
23は相互にその上面に生じる間隙を埋め合い、隙間の
少ない平坦な搬送面を形成する。
【0055】(請求項5に記載の発明の実施例)図14
に示したリンクプレート37は、前述の請求項3に記載
の発明の実施例(図11参照)と近似している。相違す
る点は、側面10が円弧10a、10b、直線10cと
を含む面で形成され、円弧10aの半径R1 に比べ、円
弧10bの半径R2 の方が大きく形成されている点であ
る。
に示したリンクプレート37は、前述の請求項3に記載
の発明の実施例(図11参照)と近似している。相違す
る点は、側面10が円弧10a、10b、直線10cと
を含む面で形成され、円弧10aの半径R1 に比べ、円
弧10bの半径R2 の方が大きく形成されている点であ
る。
【0056】なお、突起12の端面13は、上記の半径
R2 の円弧より若干大きい円弧に形成される。
R2 の円弧より若干大きい円弧に形成される。
【0057】(請求項6に記載の発明の実施例)図15
に示したチェーンは、上記のリンクプレート37を2枚
ずつ前述と同様に組合せて第1組合せプレート38及び
第2組合せプレート39を構成し、これらの連結ピン1
0の両端部分にローラ40を取付けたものである。
に示したチェーンは、上記のリンクプレート37を2枚
ずつ前述と同様に組合せて第1組合せプレート38及び
第2組合せプレート39を構成し、これらの連結ピン1
0の両端部分にローラ40を取付けたものである。
【0058】このローラ40は、リンクプレート37の
半径R2 より小さい半径に形成され、ローラ40がチェ
ーンの搬送面より低い位置にあるようにしている。スプ
ロケットの歯は各ローラ40の相互間に嵌入する。
半径R2 より小さい半径に形成され、ローラ40がチェ
ーンの搬送面より低い位置にあるようにしている。スプ
ロケットの歯は各ローラ40の相互間に嵌入する。
【0059】(請求項7に記載の発明の実施例)図16
に示したリンクプレート25は、一定厚さの第1プレー
ト本体1aと、同じ大きさでこれより若干厚い第2プレ
ート本体1bを有する。上記各プレート本体1a、1b
の同一位置に一対のピン穴2を設け、各プレート本体1
a、1bの上面3を上記ピン穴2の中心Oを通る基準線
Lと平行な平面に形成する。
に示したリンクプレート25は、一定厚さの第1プレー
ト本体1aと、同じ大きさでこれより若干厚い第2プレ
ート本体1bを有する。上記各プレート本体1a、1b
の同一位置に一対のピン穴2を設け、各プレート本体1
a、1bの上面3を上記ピン穴2の中心Oを通る基準線
Lと平行な平面に形成する。
【0060】上記基準線Lと直交し、各ピン穴2の中心
Oを通る2つの中心線Mと、各プレート本体1a、1b
の下面5の一端との各交点P1 から上面3の一端の点P
2 に至る半径R1 の円弧状の円弧側面7を形成してい
る。
Oを通る2つの中心線Mと、各プレート本体1a、1b
の下面5の一端との各交点P1 から上面3の一端の点P
2 に至る半径R1 の円弧状の円弧側面7を形成してい
る。
【0061】上記第1プレート本体1aと第2プレート
本体1bとはこれらの上面3と同一面の上面を有する連
結部24により連結される。
本体1bとはこれらの上面3と同一面の上面を有する連
結部24により連結される。
【0062】この連結部24の上面第1及び第2プレー
ト本体1a、1bの上面3より若干短く形成され、ま
た、第2プレート本体1aが最小隙間で嵌合しうる幅を
有し、かつその両端面13’は、前記の半径R1 の円に
より若干径の大きい円弧面に形成される。
ト本体1a、1bの上面3より若干短く形成され、ま
た、第2プレート本体1aが最小隙間で嵌合しうる幅を
有し、かつその両端面13’は、前記の半径R1 の円に
より若干径の大きい円弧面に形成される。
【0063】更に、第2プレート本体1bの外側面に突
起12が形成される。この突起12の上面も各プレート
本体1a、1bの上面3より若干短い形成され、また、
第1プレート本体1aの幅に等しい高さを有すると共
に、その両端面13前記半径R1 の円より若干径の大き
い円弧面となっている。
起12が形成される。この突起12の上面も各プレート
本体1a、1bの上面3より若干短い形成され、また、
第1プレート本体1aの幅に等しい高さを有すると共
に、その両端面13前記半径R1 の円より若干径の大き
い円弧面となっている。
【0064】(請求項8に記載の発明の実施例)上記の
リンクプレート25を用いたチェーンは、図17に示す
ように、その上面3を同一面として交互に向きを変え、
一方の間隙に他方の端部を挿入して搬送面全体の凹凸を
少なくし、実質的に平坦な平面とし、相互に連結ピン1
9により屈曲自在に連結される。
リンクプレート25を用いたチェーンは、図17に示す
ように、その上面3を同一面として交互に向きを変え、
一方の間隙に他方の端部を挿入して搬送面全体の凹凸を
少なくし、実質的に平坦な平面とし、相互に連結ピン1
9により屈曲自在に連結される。
【0065】上記のチェーンにおいては、同一向きのリ
ンクプレート25(即ち一つおきのリンクプレート2
5)の連結部24の下方に生じる凹所28(図18
(a)参照)にスプロケットの歯が係合される。
ンクプレート25(即ち一つおきのリンクプレート2
5)の連結部24の下方に生じる凹所28(図18
(a)参照)にスプロケットの歯が係合される。
【0066】また、各リンクプレート25相互間の最大
屈曲角度θ1 、θ2 は図18(b)に示すとおりであ
る。
屈曲角度θ1 、θ2 は図18(b)に示すとおりであ
る。
【0067】
【発明の効果】請求項1、3、5及び7に記載のリンク
プレートの発明は、単一の簡単な形状のものであるか
ら、コストが安く、また、これを用いたチェーン(請求
項2、4、6及び8に記載の発明)は、上面が平坦であ
るので、搬送物品を載せやすく、また上面側へ屈曲の可
能であるので、上面側から押してチェーンにテンション
をかけることができる。
プレートの発明は、単一の簡単な形状のものであるか
ら、コストが安く、また、これを用いたチェーン(請求
項2、4、6及び8に記載の発明)は、上面が平坦であ
るので、搬送物品を載せやすく、また上面側へ屈曲の可
能であるので、上面側から押してチェーンにテンション
をかけることができる。
【0068】従って、図9に示したように、チェーンコ
ンベヤの帰り側の下方の空所35の有効利用を図ること
ができる。
ンベヤの帰り側の下方の空所35の有効利用を図ること
ができる。
【図1】(a)請求項1に記載の発明の実施例の斜視図 (b)同上の正面図 (c)同上の平面図
【図2】請求項2に記載の発明の実施例の分解斜視図
【図3】同上の組立状態の斜視図
【図4】図3のIV−IV線の拡大断面図
【図5】同上の一部正面図
【図6】(a)同上の上方への屈曲角度θ1 を示す正面
図 (b)同上の下方への屈曲角度θ2 を示す正面図
図 (b)同上の下方への屈曲角度θ2 を示す正面図
【図7】同上の使用状態の正面図
【図8】同上の上面側への屈曲状態の使用例の正面図
【図9】同上のチェーンコンベヤとしての使用例の正面
図
図
【図10】同上の変形例の一部斜視図
【図11】(a)請求項3に記載の発明の実施例の斜視
図 (b)同上の正面図 (c)同上の平面図
図 (b)同上の正面図 (c)同上の平面図
【図12】請求項4に記載の発明の実施例の斜視図
【図13】(a)同上の一部正面図 (b)同上の屈曲角を示す正面図
【図14】(a)請求項5に記載の発明の実施例の斜視
図 (b)同上の正面図 (c)同上の平面図
図 (b)同上の正面図 (c)同上の平面図
【図15】(a)請求項6に記載の発明の実施例の斜視
図 (b)(a)図のb−b線の断面図
図 (b)(a)図のb−b線の断面図
【図16】(a)請求項7に記載の発明の実施例の斜視
図 (b)同上の正面図 (c)同上の平面図 (d)(c)図のd−d線の断面図
図 (b)同上の正面図 (c)同上の平面図 (d)(c)図のd−d線の断面図
【図17】請求項8に記載の発明の実施例の斜視図
【図18】(a)同上の一部正面図 (b)同上の屈曲角を示す正面図
【図19】従来のチェーンコンベヤの正面図
1 プレート本体 1a 第1プレート本体 1b 第2プレート本体 2 ピン穴 3 上面 4 表面 5 下面 6 側面 7 円弧側面 8 爪片 9 先端面 10 側面 11 上面 12 突起 13、13’ 端面 15 リンクプレート 16 第1組合せプレート 17 第2組合せプレート 18 間隙 19 連結ピン 21 リンクプレート 22 第1組合せプレート 23 第2組合せプレート 24 連結部 25 リンクプレート 26 スプロケット 27 歯 28 凹所 29 ガイド部材 30 チェーンコンベヤ 31 帰り側 32 案内台 33 支持台 34 テンションスプロケット 35 空所 37 リンクプレート 38 第1組合せプレート 39 第2組合せプレート 40 ローラ
Claims (8)
- 【請求項1】 一定厚さのプレート本体1に一定間隔を
おいて一対のピン穴2を設け、上記プレート本体1の上
面3を上記ピン穴2の中心Oを通る基準線Lと平行でか
つプレート本体1の表面4と直交する平面により形成
し、上記基準線Lと直交し各ピン穴2の中心Oを通る2
つのピン穴中心線Mとプレート本体1の下面5の両端と
の交点P1 からプレート本体1の側面6の一端に至る範
囲に半径R1 の円弧により円弧側面7を形成し、上記各
側面6の他端と前記上面3の端部との間に爪片8を形成
し、前記爪片8の先端面9を後記各基準円Pの円弧に一
致する円弧面に形成し、上記各基準円Pと上面3との2
箇所の交点P7 間に前記上面3と同一高さの上面11を
有する突起12をプレート本体1の片面に形成し、上記
突起12の高さをプレート本体1の厚さに等しく、かつ
その両端面13を前記各基準円Pの外側に沿う円弧面に
形成してなるチェーン用リンクプレート。 記 上記「基準円P」は、ピン穴2の中心Oから上面3まで
の距離R2 より大きく、かつ上記中心Oから、基準線L
の中間線Nと上面3との交点P9 までの距離R3 より小
さい半径Rを有する円である。 - 【請求項2】 請求項1に記載の2枚のリンクプレート
15の各突起12を内側に向けて相互に突き合わせた第
1組合せプレート16と、上記2枚のリンクプレート1
5の各突起12を外向きにして背中合せにした第2組合
せプレート17とを各チェーンプレート15の上面3が
同一面になるように交互に組合せて長く連結し、上記第
1組合せプレート16の突起12の前後両端外方の間隙
18に第2組合せプレート17の端部を挿入し、第1及
び第2組合せプレート16、17のピン穴2相互を連結
ピン19により屈曲自在に連結してなるチェーン。 - 【請求項3】 一定厚さのプレート本体1に一定間隔を
おいて一対のピン穴2を設け、上記プレート本体1の上
面3を上記ピン穴2の中心Oを通る基準線Lと平行でか
つプレート本体1の表面4と直交する平面により形成
し、上記基準線Lと直交し各ピン穴2の中心Oを通る2
つの中心線Mとプレート本体1の下面5の両端との各交
点P1 から上面3の両端の点P2 に至る半径R1 の円弧
により円弧側面7を形成し、上記上面3の長さより若干
短い長さの上面11を有する突起12をプレート本体1
の片面に形成し、上記突起12の高さをプレート本体1
の厚さに等しく、かつその両端面13を前記半径R1 の
円の外側に沿う円弧面に形成してなるチェーン用リンク
プレート。 - 【請求項4】 請求項3に記載のリンクプレート21を
2枚用い、その各突起12を内側に向けて相互に突き合
わせた第1組合せプレート22と、上記2枚のリンクプ
レート21の各突起12を外向きにして背中合せにした
第2組合せプレート23とを各リンクプレート21の上
面3が同一面になるよう交互に組合せて長く連結し、上
記第1組合せプレート22の突起12の前後両端外方の
間隙に第2組合せプレート23の端部を挿入し、第1及
び第2組合せプレート22、23のピン穴2相互を連結
ピン19により屈曲自在に連結してなるチェーン。 - 【請求項5】 一定厚さのプレート本体1に一定間隔を
おいて一対のピン穴2を設け、上記プレート本体1の上
面3を上記ピン穴2の中心Oを通る基準線Lと平行でか
つプレート本体1の表面4と直交する平面により形成
し、上記基準線Lと直交し各ピン穴2の中心Oを通る2
つの中心線Mとプレート本体1の下面5の両端の各交点
P1 から描いた半径R1 の円弧10aと、同じく上記中
心線Mと上面3との交点P2 ’から描いた半径R2 (R
2 >R1 )の円弧10bと、上記各円弧10a、10b
の両端を結ぶ線であって中心線Mと平行となる直線10
cとを含む面よりなる側面10を形成し、上記上面3の
長さより若干短い長さの上面11を有する突起12をプ
レート本体1の片面に形成し、上記突起12の高さをプ
レート本体1の厚さに等しく、かつその両端面13を前
記半径R2 の円弧の外側に沿う円弧面に形成してなるチ
ェーン用リンクプレート。 - 【請求項6】 請求項4に記載の2枚のリンクプレート
37の各突起12を内側に向けて相互に突き合わせた第
1組合せプレート38と、上記2枚のリンクプレート3
7の各突起を外向きにして背中合せにした第2組合せプ
レート39とを各リンクプレート37の上面3が同一面
になるよう交互に組合せて長く連結し、上記第1組合せ
プレート38の突起12の前後両端外方に形成される間
隙に第2組合せプレート39の端部を挿入し、上記第1
組合せプレート38のピン穴2の外側面にリンクプレー
ト37の側面10の円弧10bの半径R2 より小さい半
径のローラ40、40を、上記第1及び第2組合せプレ
ート38、39のピン穴2相互を屈曲自在に連結する連
結ピン19により取付けてなるチェーン。 - 【請求項7】 一定長さの第1プレート本体1aと、同
じ大きさでこれより若干厚い第2プレート本体1bを有
し、上記各プレート本体1a、1bの同一位置に一対の
ピン穴2を設け、上記各プレート本体1a、1bの上面
3を上記ピン穴2の中心Oを通る基準線Lと平行に形成
し、上記基準線Lと直交し各ピン穴2の中心Oを通る2
つの中心線Mと各プレート本体1a、1bの下面5の両
端との各交点P1 から上面3の両端の点P2 に至る半径
R1 の円弧でなる円弧側面7を形成し、上記第1プレー
ト本体1aと第2プレート本体1bとの間の連結部24
が、上記各プレート本体1a、1bの上面3の長さより
若干短い長さと、第2プレート本体1bが嵌合しうる幅
とを有すると共にその両端面13’を前記半径R1 の円
の外側に沿う円弧面に形成してなり、上記第2プレート
本体1bの外側面に突起12を形成し、その突起12を
第2プレートの上面3の長さより若干短い長さと、第1
プレート本体1aの幅に等しい高さとを有すると共にそ
の両端面13を前記半径R1 の円の外側に沿う円弧面に
形成してなるチェーン用リンクプレート。 - 【請求項8】 請求項7に記載のリンクプレート25
を、その上面3を同一面として交互に向きを変え、連結
ピン19により屈曲自在に連結してなるチェーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13328994A JPH084841A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | チェーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13328994A JPH084841A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | チェーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH084841A true JPH084841A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15101175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13328994A Pending JPH084841A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | チェーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084841A (ja) |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP13328994A patent/JPH084841A/ja active Pending
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