JPH0848322A - 樹脂製瓶体 - Google Patents
樹脂製瓶体Info
- Publication number
- JPH0848322A JPH0848322A JP19761194A JP19761194A JPH0848322A JP H0848322 A JPH0848322 A JP H0848322A JP 19761194 A JP19761194 A JP 19761194A JP 19761194 A JP19761194 A JP 19761194A JP H0848322 A JPH0848322 A JP H0848322A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle
- pressure reduction
- bottle body
- absorbing surface
- bellows
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 減圧時の大きな変形しろを得やすく、かつ瓶
体の設計の自由度を高く得られる樹脂製瓶体を提供す
る。 【構成】 瓶本体１の胴部２又は底部５に、瓶内方に凹
む蛇腹構造の減圧吸収面３を複数個形成している。
体の設計の自由度を高く得られる樹脂製瓶体を提供す
る。 【構成】 瓶本体１の胴部２又は底部５に、瓶内方に凹
む蛇腹構造の減圧吸収面３を複数個形成している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はたとえば二軸延伸ブロー
成形された肉薄の樹脂製瓶体に係り、詳しくは、内容液
を充填後加熱殺菌したり又は加熱された内容液を充填す
る場合等に使用する減圧吸収可能な瓶体に関する。
成形された肉薄の樹脂製瓶体に係り、詳しくは、内容液
を充填後加熱殺菌したり又は加熱された内容液を充填す
る場合等に使用する減圧吸収可能な瓶体に関する。
【０００２】
【従来の技術】加熱充填される飲料用等の瓶体で、減圧
時の変形を吸収できるようにしたものは、例えば実公平
３−１５４４９号公報に記載されている。これは、二軸
延伸ブロー法によって成形されるポリエチレンテレフタ
レート樹脂製の壜体の胴部に縦長浅溝形状の減圧変形吸
収部を形成し、その変形吸収部の底板の中央部を外方に
わずかに膨出する平面形状としたものである。
時の変形を吸収できるようにしたものは、例えば実公平
３−１５４４９号公報に記載されている。これは、二軸
延伸ブロー法によって成形されるポリエチレンテレフタ
レート樹脂製の壜体の胴部に縦長浅溝形状の減圧変形吸
収部を形成し、その変形吸収部の底板の中央部を外方に
わずかに膨出する平面形状としたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例の壜体で
は、減圧により変形する場合、変形吸収部の底板が湾曲
膨出形状から湾曲陥没形状へと反転変形するもののその
底板およびそのまわりの部分が伸縮しないため、大きな
変形しろを得られない難点があり、減圧量が大になると
きには、壜全体が無理な変形をして外観が損なわれるこ
ともあった。
は、減圧により変形する場合、変形吸収部の底板が湾曲
膨出形状から湾曲陥没形状へと反転変形するもののその
底板およびそのまわりの部分が伸縮しないため、大きな
変形しろを得られない難点があり、減圧量が大になると
きには、壜全体が無理な変形をして外観が損なわれるこ
ともあった。
【０００４】一方、変形しろを大きく得るためには変形
吸収部の面積を大きくとらなければならないが、その場
合には、筒壁の面積が小さくなってしまい壜体の設計の
自由度が低下して意匠性、装飾性が低下するという難点
がある。
吸収部の面積を大きくとらなければならないが、その場
合には、筒壁の面積が小さくなってしまい壜体の設計の
自由度が低下して意匠性、装飾性が低下するという難点
がある。
【０００５】本発明はこのような実情に鑑みてなされ、
減圧時の大きな変形しろを得やすくかつ瓶体の設計の自
由度を高く得られる樹脂製瓶体を提供することを目的と
している。
減圧時の大きな変形しろを得やすくかつ瓶体の設計の自
由度を高く得られる樹脂製瓶体を提供することを目的と
している。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、請求項１に記載の発明では、合成樹脂材よりなる瓶
本体の胴部に、瓶内方に凹む蛇腹構造の減圧吸収面を複
数個形成してなることを特徴としている。
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、請求項１に記載の発明では、合成樹脂材よりなる瓶
本体の胴部に、瓶内方に凹む蛇腹構造の減圧吸収面を複
数個形成してなることを特徴としている。
【０００７】請求項２に記載の発明では、合成樹脂材よ
りなる瓶本体の底部に、瓶内方に凹む蛇腹構造の減圧吸
収面を形成してなることを特徴としている。
りなる瓶本体の底部に、瓶内方に凹む蛇腹構造の減圧吸
収面を形成してなることを特徴としている。
【０００８】
【作用】減圧吸収面を蛇腹構造に形成したことにより、
その蛇腹の伸縮で減圧時の凹み変形しろを大きく得るこ
とができる。そのため、減圧吸収面の面積を小さくする
ことができ、瓶体の設計の自由度を大きくでき、意匠
性、装飾性を高めることができる。
その蛇腹の伸縮で減圧時の凹み変形しろを大きく得るこ
とができる。そのため、減圧吸収面の面積を小さくする
ことができ、瓶体の設計の自由度を大きくでき、意匠
性、装飾性を高めることができる。
【０００９】
【実施例】以下に本発明の樹脂製瓶体の実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。図１ないし図３は二軸延伸ブ
ロー成形されたホットパック用のＰＥＴ樹脂製瓶体（以
下瓶本体という）１を示し、符号２は胴部、３はその胴
部２の下部に設けられた凹面状の減圧吸収面で、蛇腹構
造に形成され、その横切断面は図２（Ａ），（Ｂ）に、
また、その縦切断面は図３（Ａ）に、それぞれ示されて
いる。４はその減圧吸収面３，３間に形成されたリブ部
である。また、６は底部５に形成された蛇腹構造の減圧
吸収面である〔図３（Ｂ）参照〕。
基づいて詳細に説明する。図１ないし図３は二軸延伸ブ
ロー成形されたホットパック用のＰＥＴ樹脂製瓶体（以
下瓶本体という）１を示し、符号２は胴部、３はその胴
部２の下部に設けられた凹面状の減圧吸収面で、蛇腹構
造に形成され、その横切断面は図２（Ａ），（Ｂ）に、
また、その縦切断面は図３（Ａ）に、それぞれ示されて
いる。４はその減圧吸収面３，３間に形成されたリブ部
である。また、６は底部５に形成された蛇腹構造の減圧
吸収面である〔図３（Ｂ）参照〕。
【００１０】上述のような減圧吸収面３では、図２
（Ｂ）および図３（Ａ）に一点鎖線および二点鎖線で示
されるように、平坦な底板３ｂを囲む蛇腹部分３ａが伸
縮することによって面直方向（直径方向）へ容易に変形
する。従って、飲料を加熱充填したときには、その減圧
吸収面３が、一旦、一点鎖線で示すように、外方に膨出
変形し、その後、瓶本体１の内部が減圧状態になると、
減圧吸収面３が、二点鎖線で示すように、内方に凹み変
形する。また、底部５に形成された減圧吸収面６も同様
に変形する。
（Ｂ）および図３（Ａ）に一点鎖線および二点鎖線で示
されるように、平坦な底板３ｂを囲む蛇腹部分３ａが伸
縮することによって面直方向（直径方向）へ容易に変形
する。従って、飲料を加熱充填したときには、その減圧
吸収面３が、一旦、一点鎖線で示すように、外方に膨出
変形し、その後、瓶本体１の内部が減圧状態になると、
減圧吸収面３が、二点鎖線で示すように、内方に凹み変
形する。また、底部５に形成された減圧吸収面６も同様
に変形する。
【００１１】このような変形は、もっぱら蛇腹部分３ａ
の伸縮によって無理なくなされるため、伸縮しろを大き
く設定することができる。そのため、減圧吸収面３の面
積を大きく設定する必要がなく、リブ部４やその他の部
分の設計の自由度を大きくとれ、意匠性、装飾性を向上
させることが可能となる。また、変形に寄与しないリブ
部４を充分な幅で設けることにより瓶本体１の保形剛性
を向上させることもでき、把持した時等に不自然な変形
をすることのない程度の瓶強度を確保することができ
る。なお、蛇腹部分３ａ，３ａの頂角の形状は形成する
減圧吸収面３の数によって変わるが、目安として、６面
の場合、１２０°、４面の場合、９０°程度が適当であ
る。
の伸縮によって無理なくなされるため、伸縮しろを大き
く設定することができる。そのため、減圧吸収面３の面
積を大きく設定する必要がなく、リブ部４やその他の部
分の設計の自由度を大きくとれ、意匠性、装飾性を向上
させることが可能となる。また、変形に寄与しないリブ
部４を充分な幅で設けることにより瓶本体１の保形剛性
を向上させることもでき、把持した時等に不自然な変形
をすることのない程度の瓶強度を確保することができ
る。なお、蛇腹部分３ａ，３ａの頂角の形状は形成する
減圧吸収面３の数によって変わるが、目安として、６面
の場合、１２０°、４面の場合、９０°程度が適当であ
る。
【００１２】図４は、瓶本体１の胴部２に設ける減圧吸
収面３１を、略平坦状に形成した例を示し、底板３１ｂ
を囲む蛇腹部分３１ａ，３１ａが全体として略平坦状の
断面形状をなしている。また、図５は、瓶本体１の胴部
２に設ける減圧吸収面３２を、外方に突出状に形成した
例を示し、底板３２ｂを囲む蛇腹部分３２ａ，３２ａが
やや外方に凸状の断面形状をなしている。これらの減圧
吸収面３１，３２においても、その蛇腹部分３１ａ，３
２ａの伸縮によって減圧吸収面３１，３２が容易に内外
方向に変形し、充分な減圧吸収しろを得ることができ
る。
収面３１を、略平坦状に形成した例を示し、底板３１ｂ
を囲む蛇腹部分３１ａ，３１ａが全体として略平坦状の
断面形状をなしている。また、図５は、瓶本体１の胴部
２に設ける減圧吸収面３２を、外方に突出状に形成した
例を示し、底板３２ｂを囲む蛇腹部分３２ａ，３２ａが
やや外方に凸状の断面形状をなしている。これらの減圧
吸収面３１，３２においても、その蛇腹部分３１ａ，３
２ａの伸縮によって減圧吸収面３１，３２が容易に内外
方向に変形し、充分な減圧吸収しろを得ることができ
る。
【００１３】図６は、瓶本体１の底部５に形成した異な
る減圧吸収面６１を示し、この場合、その底部５に十字
放射状に差し渡されるリブ部６１ｂ，…を形成して、そ
のリブ部６１ｂ，…間に伸縮変形する蛇腹部分６１ａ，
…を形成したものである。この場合、そのリブ部６１
ｂ，…によって底部５の保形剛性を向上させることがで
きるので、瓶径の大きいものや薄い材質を用いたもの等
に好適である。
る減圧吸収面６１を示し、この場合、その底部５に十字
放射状に差し渡されるリブ部６１ｂ，…を形成して、そ
のリブ部６１ｂ，…間に伸縮変形する蛇腹部分６１ａ，
…を形成したものである。この場合、そのリブ部６１
ｂ，…によって底部５の保形剛性を向上させることがで
きるので、瓶径の大きいものや薄い材質を用いたもの等
に好適である。
【００１４】なお、図示は省略するが、減圧吸収面３の
形状や個数等については、実施例の他に、例えば底部に
形成する場合、半円形状、扇形状等適宜に設定できるこ
とはいうまでもない。
形状や個数等については、実施例の他に、例えば底部に
形成する場合、半円形状、扇形状等適宜に設定できるこ
とはいうまでもない。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の樹脂製瓶
体によれば、瓶本体の胴部や底部に蛇腹構造の減圧吸収
面を形成したので、その蛇腹部分の無理のない伸縮によ
り、小さな減圧吸収面で大きな減圧吸収しろを得られ、
かつ瓶の設計の自由度が向上し、瓶の保形剛性や意匠
性、装飾性を向上させることができる。
体によれば、瓶本体の胴部や底部に蛇腹構造の減圧吸収
面を形成したので、その蛇腹部分の無理のない伸縮によ
り、小さな減圧吸収面で大きな減圧吸収しろを得られ、
かつ瓶の設計の自由度が向上し、瓶の保形剛性や意匠
性、装飾性を向上させることができる。
【図１】本発明の樹脂製瓶体の一実施例を示す側面図で
ある。
ある。
【図２】（Ａ）は同横断面図、（Ｂ）は同部分拡大横断
面図である。
面図である。
【図３】（Ａ）は同部分縦断面図、（Ｂ）は同底面図で
ある。
ある。
【図４】同瓶体の異なる実施例を示す横断面図である。
【図５】同瓶体の別の実施例を示す横断面図である。
【図６】同瓶体のさらに異なる実施例の底面図である。
１…瓶本体、２…胴部、３，３１，３２，６，６１…減
圧吸収面、５…底部。
圧吸収面、５…底部。
Claims (2)
- 【請求項１】 合成樹脂材よりなる瓶本体の胴部に、瓶
内方に凹む蛇腹構造の減圧吸収面を複数個形成してなる
ことを特徴とする樹脂製瓶体。 - 【請求項２】 合成樹脂材よりなる瓶本体の底部に、瓶
内方に凹む蛇腹構造の減圧吸収面を形成してなることを
特徴とする樹脂製瓶体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19761194A JPH0848322A (ja) | 1994-07-30 | 1994-07-30 | 樹脂製瓶体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19761194A JPH0848322A (ja) | 1994-07-30 | 1994-07-30 | 樹脂製瓶体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0848322A true JPH0848322A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16377357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19761194A Pending JPH0848322A (ja) | 1994-07-30 | 1994-07-30 | 樹脂製瓶体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0848322A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US9150320B2 (en) | 2011-08-15 | 2015-10-06 | Graham Packaging Company, L.P. | Plastic containers having base configurations with up-stand walls having a plurality of rings, and systems, methods, and base molds thereof |
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-
1994
- 1994-07-30 JP JP19761194A patent/JPH0848322A/ja active Pending
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