JPH084771A - 滑り軸受 - Google Patents
滑り軸受Info
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- JPH084771A JPH084771A JP7067153A JP6715395A JPH084771A JP H084771 A JPH084771 A JP H084771A JP 7067153 A JP7067153 A JP 7067153A JP 6715395 A JP6715395 A JP 6715395A JP H084771 A JPH084771 A JP H084771A
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- sliding contact
- sliding surface
- hardenable aluminum
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- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B15/00—Layered products comprising a layer of metal
- B32B15/01—Layered products comprising a layer of metal all layers being exclusively metallic
- B32B15/016—Layered products comprising a layer of metal all layers being exclusively metallic all layers being formed of aluminium or aluminium alloys
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
- F16C33/12—Structural composition; Use of special materials or surface treatments, e.g. for rust-proofing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16C33/125—Details of bearing layers, i.e. the lining
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B32B2307/00—Properties of the layers or laminate
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- B32B2307/552—Fatigue strength
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2204/00—Metallic materials; Alloys
- F16C2204/20—Alloys based on aluminium
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10S384/00—Bearings
- Y10S384/90—Cooling or heating
- Y10S384/912—Metallic
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/12—All metal or with adjacent metals
- Y10T428/12493—Composite; i.e., plural, adjacent, spatially distinct metal components [e.g., layers, joint, etc.]
- Y10T428/12736—Al-base component
- Y10T428/12764—Next to Al-base component
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 支持殻3と分散した軟らかい介在物2を含む
アルミニウム合金から成り圧延により合わせ板される滑
り接触層1とを有する滑り軸受の耐久限度を改善する。 【構成】 滑り接触層1が時効硬化可能なアルミニウム
合金から成る層5の上に設けられている。
アルミニウム合金から成り圧延により合わせ板される滑
り接触層1とを有する滑り軸受の耐久限度を改善する。 【構成】 滑り接触層1が時効硬化可能なアルミニウム
合金から成る層5の上に設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、支持殻と分散した軟ら
かい介在物を含むアルミニウム合金から成り圧延により
合わせ板(クラツド)される滑り接触層とを有する、滑
り軸受に関する。
かい介在物を含むアルミニウム合金から成り圧延により
合わせ板(クラツド)される滑り接触層とを有する、滑
り軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】分散した軟らかい介在物を含むアルミニ
ウム合金から成る滑り接触層は、圧延により合わせ板す
る際鋼製支持殻上に充分接着されないので、滑り接触層
がまず圧延過程により工業的に純粋なアルミニウムから
成る箔に結合され、それからこの複合層が支持殻上へ合
わせ板される。アルミニウム箔から成る中間層は充分な
接着仲介を保証するが、このような圧延により合わせ板
される軸受の耐久限度は、アルミニウム中間層の材料の
性質のため、またアルミニウム中間層が非常滑り接触特
性を持たないので所定の摩耗余裕を保証するのに必要な
滑り接触層の厚さのため、比較的小さい。
ウム合金から成る滑り接触層は、圧延により合わせ板す
る際鋼製支持殻上に充分接着されないので、滑り接触層
がまず圧延過程により工業的に純粋なアルミニウムから
成る箔に結合され、それからこの複合層が支持殻上へ合
わせ板される。アルミニウム箔から成る中間層は充分な
接着仲介を保証するが、このような圧延により合わせ板
される軸受の耐久限度は、アルミニウム中間層の材料の
性質のため、またアルミニウム中間層が非常滑り接触特
性を持たないので所定の摩耗余裕を保証するのに必要な
滑り接触層の厚さのため、比較的小さい。
【0003】最初にあげた種類の滑り軸受の耐久限度を
改善するため、工業的に純粋なアルミニウムから成る中
間層の代りに、もつと高い強度を持つ中間層、例えばA
lCulNi0.5から成る箔を使用することが考えら
れる。しかしこのような箔による実験の結果、圧延によ
る合わせ板に伴う冷間変形のため、この固溶体硬化する
アルミニウム箔が加工硬化及び脆化して、接着に悪影響
を及ぼす亀裂が生ずることがわかつた。
改善するため、工業的に純粋なアルミニウムから成る中
間層の代りに、もつと高い強度を持つ中間層、例えばA
lCulNi0.5から成る箔を使用することが考えら
れる。しかしこのような箔による実験の結果、圧延によ
る合わせ板に伴う冷間変形のため、この固溶体硬化する
アルミニウム箔が加工硬化及び脆化して、接着に悪影響
を及ぼす亀裂が生ずることがわかつた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従つて本発明の基礎に
なつている課題は、耐久限度を著しく高めることができ
るように、最初にあげた種類の滑り軸受を構成するこの
である。
なつている課題は、耐久限度を著しく高めることができ
るように、最初にあげた種類の滑り軸受を構成するこの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば、滑り接触層が時効硬化可能なアルミニ
ウム合金から成る層上に設けられている。
本発明によれば、滑り接触層が時効硬化可能なアルミニ
ウム合金から成る層上に設けられている。
【0006】
【発明の効果】時効硬化可能なアルミニウム合金自体は
軟化焼鈍状態で固溶体硬化したアルミニウム合金より硬
いけれども、このような時効硬化可能なアルミニウム合
金は、驚くべきことに、支持殻上への滑り接触層の接着
を低下するおそれなしに、アルミニウムを主成分とする
滑り接触層と共に圧延により合わせ板されることができ
る。おそらくその理由は、時効硬化可能なアルミニウム
合金は冷間変形の際極めて僅かな脆化及び加工硬化しか
受けないので、亀裂の形成を大幅に防止できるこに求め
られる。従つて時効硬化可能なアルミニウム合金から成
る箔はアルミニウムを主成分とする滑り接触層と鋼製支
持殻との間の耐久限度仲介に適し、この滑り軸受の耐久
限度を著しく高めるという利点が得られる。
軟化焼鈍状態で固溶体硬化したアルミニウム合金より硬
いけれども、このような時効硬化可能なアルミニウム合
金は、驚くべきことに、支持殻上への滑り接触層の接着
を低下するおそれなしに、アルミニウムを主成分とする
滑り接触層と共に圧延により合わせ板されることができ
る。おそらくその理由は、時効硬化可能なアルミニウム
合金は冷間変形の際極めて僅かな脆化及び加工硬化しか
受けないので、亀裂の形成を大幅に防止できるこに求め
られる。従つて時効硬化可能なアルミニウム合金から成
る箔はアルミニウムを主成分とする滑り接触層と鋼製支
持殻との間の耐久限度仲介に適し、この滑り軸受の耐久
限度を著しく高めるという利点が得られる。
【0007】時効硬化可能なアルミニウム合金の時効硬
化によつて、支持殻のために充分な強度が得られ、それ
により中間層なしに滑り接触層を上に圧延される支持殻
としてこの時効硬化可能なアルミニウム合金の使用が可
能になる。
化によつて、支持殻のために充分な強度が得られ、それ
により中間層なしに滑り接触層を上に圧延される支持殻
としてこの時効硬化可能なアルミニウム合金の使用が可
能になる。
【0008】本発明の別の構成において、時効硬化可能
なアルミニウム合金が非常滑り接触特性を持つている
と、特に有利な構造条件が得られる。なぜならばこの場
合、軸受の耐用期間の終りに必要な摩耗余裕をもはや持
つ必要のない滑り接触層の厚さを少なくすることができ
るからである。しかし一層薄い滑り接触層は周知のよう
に耐久限度を高めるのに寄与するので、非常滑り接触特
性を持つ時効硬化可能なアルミニウム合金の使用により
滑り接触層の厚さの減少が可能になるため、滑り軸受の
耐久限度にとつて特に有利な値を得ることができる。
なアルミニウム合金が非常滑り接触特性を持つている
と、特に有利な構造条件が得られる。なぜならばこの場
合、軸受の耐用期間の終りに必要な摩耗余裕をもはや持
つ必要のない滑り接触層の厚さを少なくすることができ
るからである。しかし一層薄い滑り接触層は周知のよう
に耐久限度を高めるのに寄与するので、非常滑り接触特
性を持つ時効硬化可能なアルミニウム合金の使用により
滑り接触層の厚さの減少が可能になるため、滑り軸受の
耐久限度にとつて特に有利な値を得ることができる。
【0009】本発明の実施例を説明する前に、従来技術
を図1について説明する。分散した軟らかい介在物2を
含むアルミニウム合金から成る滑り接触層1を鋼製支持
殻3上に合わせ板することができるようにするため、図
1による従来技術によれば、まずこの滑り接触層1例え
ばAlSn20層が、圧延合わせ板により純アルミニウ
ム箔4に結合され、それからこの複合層が鋼製支持殻3
上に合わせ板される。この純アルミニウム箔4は、滑り
接触層1の約35〜40HV0.5の硬度に対して約2
8HV0.5の硬度を持つているので、充分な摩耗余裕
を保証するため滑り接触層1の厚さが0.3mmより大
きくなければならないため、このような軸受の耐久限度
は当然眼られたものとなる。
を図1について説明する。分散した軟らかい介在物2を
含むアルミニウム合金から成る滑り接触層1を鋼製支持
殻3上に合わせ板することができるようにするため、図
1による従来技術によれば、まずこの滑り接触層1例え
ばAlSn20層が、圧延合わせ板により純アルミニウ
ム箔4に結合され、それからこの複合層が鋼製支持殻3
上に合わせ板される。この純アルミニウム箔4は、滑り
接触層1の約35〜40HV0.5の硬度に対して約2
8HV0.5の硬度を持つているので、充分な摩耗余裕
を保証するため滑り接触層1の厚さが0.3mmより大
きくなければならないため、このような軸受の耐久限度
は当然眼られたものとなる。
【0010】
【実施例】本発明によれば、滑り接触層1は圧延合わせ
板により時効硬化可能なアルミニウム合金に結合される
が、図2によりこの時効硬化可能なアルミニウム合金
は、滑り接触層1と鋼製支持殻3との間の中間層5を形
成するか、図3により時効硬化後支持殻3自体を形成す
る。硬化可能な中間層5により滑り軸受の耐久限度が改
善されることは予想できるが、例えば硬化可能でないア
ルミニウム合金から成る中間層では、この固溶体硬化す
るアルミニウム合金例えばAlCulNi0.5が軟化
焼鈍される時効硬化可能なアルミニウム合金より小さい
硬度を持つていても、亀裂形成のため支持殻上における
滑り接触層の接着が妨げられるのに対し、時効硬化可能
なアルミニウム合金により支持殻3上における滑り接触
層1の接着が妨げられないことは、当業者にとつて驚く
べきことである。時効硬化可能なアルミニウム合金が例
えばAlZn4SiPbにおいて与えられるような非常
滑り接触特性を持つていると、特別な利点が生ずる。時
効硬化可能なアルミニウム合金の非常滑り接触特性のた
め、滑り接触層1はもはや摩耗余裕を持つ必要がないの
で、中間層5の適当な厚さでは、滑り接触層1の厚さを
減少することができる。図2による実施例では、中間層
5に対して0.4mmの厚さが選ばれ、滑り接触層1に
対して0.2mmの厚さが選ばれた。中間層5の硬度は
アルミニウム合金AlZn4SiPbでは約60HV
0.5とし、滑り接触層1(AlSn20Cu)の硬度
は約35〜40HV0.5とすることができる。滑り接
触層1から中間層5を経て支持殻3へ増大する硬度は、
滑り軸受の耐久限度従つて荷重負担能力及び寿命に対し
て有利な影響を及ぼす。
板により時効硬化可能なアルミニウム合金に結合される
が、図2によりこの時効硬化可能なアルミニウム合金
は、滑り接触層1と鋼製支持殻3との間の中間層5を形
成するか、図3により時効硬化後支持殻3自体を形成す
る。硬化可能な中間層5により滑り軸受の耐久限度が改
善されることは予想できるが、例えば硬化可能でないア
ルミニウム合金から成る中間層では、この固溶体硬化す
るアルミニウム合金例えばAlCulNi0.5が軟化
焼鈍される時効硬化可能なアルミニウム合金より小さい
硬度を持つていても、亀裂形成のため支持殻上における
滑り接触層の接着が妨げられるのに対し、時効硬化可能
なアルミニウム合金により支持殻3上における滑り接触
層1の接着が妨げられないことは、当業者にとつて驚く
べきことである。時効硬化可能なアルミニウム合金が例
えばAlZn4SiPbにおいて与えられるような非常
滑り接触特性を持つていると、特別な利点が生ずる。時
効硬化可能なアルミニウム合金の非常滑り接触特性のた
め、滑り接触層1はもはや摩耗余裕を持つ必要がないの
で、中間層5の適当な厚さでは、滑り接触層1の厚さを
減少することができる。図2による実施例では、中間層
5に対して0.4mmの厚さが選ばれ、滑り接触層1に
対して0.2mmの厚さが選ばれた。中間層5の硬度は
アルミニウム合金AlZn4SiPbでは約60HV
0.5とし、滑り接触層1(AlSn20Cu)の硬度
は約35〜40HV0.5とすることができる。滑り接
触層1から中間層5を経て支持殻3へ増大する硬度は、
滑り軸受の耐久限度従つて荷重負担能力及び寿命に対し
て有利な影響を及ぼす。
【0011】図3に示すように、時効硬化可能なアルミ
ニウム合金を時効硬化して、中間層なしに滑り接触層1
を支持する支持殻3自体として使用することができる。
ニウム合金を時効硬化して、中間層なしに滑り接触層1
を支持する支持殻3自体として使用することができる。
【0012】本発明が実施例に限定されず、Sn,Pb
又はBiから成る軟らかい介在物を含むすべての適当な
アルミニウム合金を滑り接触層として使用できることは
もちろんである。アルミニウムを主成分とする滑り接触
層と共に圧延により合わせ板するための時効硬化可能な
アルミニウム合金として、AlZn4SiPbのほかに
AlZn4.5Mg,AlSillCuMgNi又はA
lMgSilも特に適している。
又はBiから成る軟らかい介在物を含むすべての適当な
アルミニウム合金を滑り接触層として使用できることは
もちろんである。アルミニウムを主成分とする滑り接触
層と共に圧延により合わせ板するための時効硬化可能な
アルミニウム合金として、AlZn4SiPbのほかに
AlZn4.5Mg,AlSillCuMgNi又はA
lMgSilも特に適している。
【図1】従来の滑り軸受の一部の断面図である。
【図2】本発明による滑り軸受の図1に対応する断面図
である。
である。
【図3】本発明による滑り軸受の別の実施例の図2に対
応する断面図である。
応する断面図である。
1 滑り接触層 2 軟らかい介在物 3 支持殻 5 時効硬化可能なアルミニウム合金から成る中間層
Claims (4)
- 【請求項1】 支持殻(3)と分散した軟らかい介在物
(2)を含むアルミニウム合金から成り圧延により合わ
せ板される滑り接触層(1)とを有するものにおいて、
滑り接触層(1)が時効硬化可能なアルミニウム合金か
ら成る層(5)上に設けられていることを特徴とする、
滑り軸受。 - 【請求項2】 時効硬化可能なアルミニウム合金が滑り
接触層(1)と支持殻(3)との間の中間層(5)とし
て構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の
滑り軸受。 - 【請求項3】 時効硬化可能なアルミニウム合金が支持
殻(3)を形成していることを特徴とする、請求項1に
記載の滑り軸受。 - 【請求項4】 時効硬化可能なアルミニウム合金が非常
滑り接触特性を持つていることを特徴とする、請求項1
ないし3の1つに記載の滑り軸受。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AT0034294A AT400174B (de) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | Gleitlager |
AT342/94 | 1994-02-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH084771A true JPH084771A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=3488056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7067153A Pending JPH084771A (ja) | 1994-02-21 | 1995-02-17 | 滑り軸受 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5601371A (ja) |
EP (1) | EP0672840A3 (ja) |
JP (1) | JPH084771A (ja) |
KR (1) | KR100356060B1 (ja) |
CN (1) | CN1055750C (ja) |
AT (1) | AT400174B (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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FR2775034B1 (fr) * | 1998-02-17 | 2000-04-07 | Renault | Materiau multicouches, coussinet de moteur forme d'un tel materiau et procede de fabrication |
US6000853A (en) * | 1998-05-01 | 1999-12-14 | Federal-Mogul World Wide, Inc. | Multi-layer engine bearings and method of manufacture |
AT407404B (de) | 1998-07-29 | 2001-03-26 | Miba Gleitlager Ag | Zwischenschicht, insbesondere bindungsschicht, aus einer legierung auf aluminiumbasis |
US6267508B1 (en) | 1999-11-04 | 2001-07-31 | Federal-Mogul World Wide, Inc. | Sliding bearing having multilayer lead-free overplate and method of manufacture |
US6312579B1 (en) | 1999-11-04 | 2001-11-06 | Federal-Mogul World Wide, Inc. | Bearing having multilayer overlay and method of manufacture |
US6321712B1 (en) * | 2000-04-07 | 2001-11-27 | Dana Corporation | Racing engine having trimetal bearings with a thick overlay for high speed and/or high load applications |
WO2002040883A1 (en) * | 2000-11-15 | 2002-05-23 | Federal-Mogul Corporation | Non-plated aluminum based bearing alloy with performance-enhanced interlayer |
US6833339B2 (en) * | 2000-11-15 | 2004-12-21 | Federal-Mogul World Wide, Inc. | Non-plated aluminum based bearing alloy with performance-enhanced interlayer |
JP2004360779A (ja) * | 2003-06-04 | 2004-12-24 | Daido Metal Co Ltd | 多層アルミニウム基合金摺動部材 |
US7229699B2 (en) * | 2004-12-07 | 2007-06-12 | Federal-Mogul Worldwide, Inc. | Bearing having embedded hard particle layer and overlay and method of manufacture |
JP5021536B2 (ja) * | 2008-03-25 | 2012-09-12 | 大同メタル工業株式会社 | すべり軸受 |
JP5443734B2 (ja) * | 2008-11-19 | 2014-03-19 | 株式会社東芝 | 複合軸受部材、複合軸受部材の製造方法、軸受装置および回転電機 |
DE102009002700B3 (de) | 2009-04-28 | 2010-09-30 | Federal-Mogul Wiesbaden Gmbh | Gleitlagerelement mit bleifreier Aluminium-Lagermetallschicht |
AT512442B1 (de) * | 2012-01-25 | 2013-10-15 | Miba Gleitlager Gmbh | Verfahren zur herstellung eines gleitlagers |
EP2985358B1 (de) | 2014-08-14 | 2017-05-03 | KS Gleitlager GmbH | Gleitlagerverbundwerkstoff |
US10495141B2 (en) * | 2017-07-20 | 2019-12-03 | GM Global Technology Operations LLC | Bearing with lightweight backing substrate |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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BE756700A (fr) * | 1969-09-25 | 1971-03-01 | Clevite Corp | Coussinets en acier a surface en aluminium et procede pour les fabriquer |
JPS5844140B2 (ja) * | 1978-07-11 | 1983-10-01 | 大豊工業株式会社 | 複合摺動材料 |
JPS5514823A (en) * | 1978-07-13 | 1980-02-01 | Taiho Kogyo Co Ltd | Composite sliding material |
GB2080826B (en) * | 1980-01-10 | 1984-07-25 | Taiho Kogyo Co Ltd | Aluminium-based alloy bearing |
JPH0814287B2 (ja) * | 1988-06-02 | 1996-02-14 | 大同メタル工業株式会社 | 多層アルミニウム合金すべり軸受およびその製造方法 |
DE3327657A1 (de) * | 1983-07-30 | 1985-02-07 | Kolbenschmidt AG, 7107 Neckarsulm | Verfahren zur herstellung von aluminium-verbundwerkstoffen |
GB2182348B (en) * | 1985-09-13 | 1989-08-23 | Nippon Dia Clevite Co | Aluminium alloy and its use in a two-layer bearing material |
JPH0810012B2 (ja) * | 1986-03-25 | 1996-01-31 | 大豊工業株式会社 | 軸受材料 |
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