JPH0847657A - エアアシストエアレス手吹き塗装装置 - Google Patents

エアアシストエアレス手吹き塗装装置

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Publication number
JPH0847657A
JPH0847657A JP20807394A JP20807394A JPH0847657A JP H0847657 A JPH0847657 A JP H0847657A JP 20807394 A JP20807394 A JP 20807394A JP 20807394 A JP20807394 A JP 20807394A JP H0847657 A JPH0847657 A JP H0847657A
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JP
Japan
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air
air pressure
pressure
airless
painting
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Pending
Application number
JP20807394A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Sugimoto
久 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Sunac Corp
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Publication date
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Publication of JPH0847657A publication Critical patent/JPH0847657A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアアシストエアレス手吹き塗装装置におい
て、予め設定しておいた吐出量、噴霧パターン幅の複数
の塗装条件から所望の条件を選択して微粒化性能および
操作性を損なうことなく変更可能にする。 【構成】 エアレスポンプ3に駆動力を供給する圧縮エ
ア経路6において、空気圧調整弁7とそれに対応し外部
からの信号により開閉する流路開閉器9を一式として複
数組介設し、また手吹き塗装ガン2に霧化用およびパタ
ーン用エアを供給する圧縮エア供給路17においても、
別の空気圧調整弁18とそれに対応し外部からの信号に
より開閉する流路開閉器20を一式として複数組介設
し、該各空気圧調整弁に所望する塗料圧送圧力および霧
化用とパターン幅調整用のアシストエア圧力に対応する
二次エア圧力を設定し、対応する流路開閉器に開閉信号
を送出する制御装置29を接続するとともに、前記手吹
き塗装ガンに前記制御装置に対して流路開閉器を選択
し、流路を開閉させる手元スイッチ27を設けた構成と
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエアレス塗装手段のノズ
ル近傍に圧縮エア流を噴射するようにしたエアアシスト
エアレス塗装手段において、ノズル交換をすることなく
予め設定された複数の吐出量、噴霧パターン幅の塗装条
件を微粒化性能および操作性を損なわずに変更可能にし
たエアアシストエアレス手吹き塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエアアシストエアレス塗装装置に
おいては、エアレスノズル近傍に圧縮エア流を導いて、
エアレス噴霧パターンの周囲に適度に衝突させることに
より、エアレス噴霧パターン特有のテールを消したり、
噴霧パターン幅の調整を該エア流量を調整することで可
能であった。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】ところが吐出量についてはノズルチップを
交換するかポンプ圧力を調整しない限り大幅な吐出量調
整が出来ないのであって、通常は塗装作業者とポンプが
離れた位置にあり、塗料圧力の調整をするためにはポン
プに付属の空気圧調整弁を操作する必要があって塗装作
業を中断しなければならず、面倒で作業効率が低下する
という欠点があった。また、噴霧パターン幅の調整を行
う場合も、その都度エア流量調整弁を操作して所望の微
粒化状態やパターン幅に調整する必要があり面倒であっ
た。
【0004】このため複雑な表面形状をした塗装の難度
の高い部分や、平坦な表面形状で塗装の平易な部分が混
在する塗装作業の場合、前者では大幅に吐出量と噴霧パ
ターン幅を減少させて、噴霧角度を変えたりしながら丁
寧な塗装作業を可能とすることを、後者では吐出量とパ
ターン幅を最大にして作業効率の高い塗装を可能とする
ことを、エアレスノズルチップを交換することなく速や
かな塗装条件の切り替えにより実施される手段が求めら
れていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】上記の課題を解決するために、本発明のエ
アアシストエアレス手吹き塗装装置は、該手吹き塗装ガ
ンに高圧力の塗料を供給するためのエアレスポンプに駆
動力を供給する圧縮エア経路において、空気圧調整弁と
それに対応し外部からの信号により開閉する流路開閉器
を一式として複数組介設し、また前記手吹き塗装ガンに
霧化用およびパターン用エアを供給する圧縮エア供給路
においても、別の空気圧調整弁とそれに対応し外部から
の信号により開閉する流路開閉器を一式として複数組介
設し、該各空気圧調整弁に所望する塗料圧送圧力および
霧化用とパターン幅調整用のアシストエア圧力に対応す
る二次エア圧力を設定し、対応する流路開閉器に開閉信
号を送出する制御装置を接続するとともに、前記手吹き
塗装ガンに前記制御装置に対して流路開閉器を選択し、
流路を開閉させる手元スイッチを設けた構成とした。
【発明の作用と効果】
【0006】本発明は上記構成になり、手吹き塗装ガン
に塗料を供給するエアレスポンプに駆動力を供給する圧
縮エア経路に設けた空気圧調整弁と、それに対応するノ
ーマルクローズ型の流路開閉器を制御装置の信号によっ
て開放すると、該空気圧調整弁の二次側エア圧力が一定
圧力に保持されてエアレスポンプが駆動され、ポンプ固
有の圧力比によって前記二次側エア圧力を増圧した塗料
を手吹き塗装ガンに供給するとともに、エア供給路に設
けた別の空気圧調整弁と、それに対応するノーマルクロ
ーズ型の流路開閉器を制御装置の信号によって開放する
と、該空気圧調整弁の二次側エア圧力が一定圧力に保持
されて一定圧力の霧化用とパターン幅調整用アシストエ
アが得られて手吹き塗装ガンに供給される。
【0007】手吹き塗装ガンのノズルからの吐出量調整
は塗料圧力の増減によりエアレスポンプへ供給する空気
圧調整弁の設定圧で、また、霧化用およびパターン幅調
整用アシストエアの圧力は、エア供給路の空気圧調整弁
の設定圧でそれぞれ定まることから、塗料吐出量および
霧化用とパターン幅調整用アシストエア圧に対応した上
記の各空気圧調整弁と流路開閉器を一式として複数組設
置し、各空気圧調整弁の圧力を予め設定しておき、手吹
き塗装ガンの手元スイッチにより制御装置に流路開閉器
を選択する信号を入力すると、それに対応した空気圧調
整弁の設定圧により供給される圧縮エアによって、所望
の塗料吐出量と微粒化、パターン幅で塗装を行うことが
できて、エアレスノズルチップを交換することなく、複
雑な表面形状をした塗装の難度の高い部分では大幅に吐
出量と噴霧パターン幅を減少させるエア圧力設定にして
おいて、噴霧角度を変えたりしながら丁寧な塗装作業を
可能とし、平坦な表面形状で塗装の平易な部分での塗装
作業の場合では吐出量とパターン幅を最大にするエア圧
力設定にして、作業効率の高い塗装作業を速やかな塗装
条件の切り替えによって実施できる効果が得られる。
【実施例】
【0008】以下、本発明の一実施例を第1図に基づい
て説明する。塗料供給源1からエアアシストエアレス塗
装ガン2のノズルに塗料を供給する空圧式エアレスポン
プ3への圧縮エア供給路6には、エアレスポンプに駆動
力を供給する圧縮エア経路に設けた第一群の空気圧調整
弁7、10、13とこれらの各々に対応する圧力計8、
11、14とノーマルクローズ型の流路開閉器9、1
2、15が介設され、各々の空気圧調整弁に予め設定さ
れた設定圧力に応じた一定の二次圧が、開放された流路
開閉器に対応して圧縮エア供給路6に得られるようにな
っている。
【0009】また、上記の圧縮エア供給源5から分岐し
てエアアシストエアレス塗装ガン2のノズルの近傍に霧
化用とパターン幅調整用のエアを供給するエア供給路1
7に、第二群の空気圧調整弁18、21、24とこれら
の各々に対応する圧力計19、22、25とノーマルク
ローズ型の流路開閉器20、23、26が介設され、同
様にして各々の空気圧調整弁に予め設定された設定圧力
に応じた一定の二次圧が、開放された流路開閉器に対応
して圧縮エア供給路17に得られるようになっている。
【0010】そして、エアアシストエアレス塗装ガン2
のグリップ下部にはロータリー式の選択スイッチ27が
設けられ、信号線28を介して制御器29に接続されて
おり、制御器を介して、図示しない制御系統により流路
開閉器を制御することで3種類の塗装条件を選択可能と
なっている。
【0011】つまり、1種類目の組合せをロータリース
イッチを回して選択するとエアレスポンプ用空気圧調整
器7とアシストエア用空気調整器18に対応する流路開
閉器9および20のみが流路を開放し、同様にして2種
類目の組合せは空気圧調整器10と空気調整器21に対
応する流路開閉器12および23のみを開放し、3種類
目の組合せでは空気圧調整器13と空気調整器24に対
応する流路開閉器15および26のみを開放する組合せ
となり、各々に設定された一定圧力のポンプ駆動エア、
および霧化、パターン幅調整用アシストエアが得られ、
エアアシストエアレス塗装ガン2のノズル回りに供給さ
れて、塗料がエアレスノズルにて霧化され、霧化アシス
トエアによって更に霧化を促進し、パターン幅調整用ア
シストエアによってスプレイパターンを整えられて噴霧
されるようになっている。
【0012】次に使用方法とその長所について実際の適
用例を示しながら説明する。エアレスポンプ3の圧力比
が1:20であり、第一群の空気圧調整器7、10、1
3の設定圧力を0.15MPa、0.3MPa、0.6
MPaとし、第二群の空気圧調整器の設定圧力を0.3
MPa、0.1MPa、0.05MPaとすると、一種
類目の塗装条件では塗料圧力が供給エア圧の20倍の3
MPaとなり、エアレス噴霧では5MPa以下では極端
に微粒化が悪化することが知られているので、0.3M
Paのアシストエア圧によって微粒化を強力に促進する
設定とし、2種類目の塗装条件では塗料圧力が6MPa
となり、エアレス塗装で用いる圧力領域の下限域なの
で、アシストエア圧力はエアレス噴霧特有のテールをボ
カシてパターンを整えることを重視したやや低圧の0.
1MPaの設定としている。同様にして3種類目の塗装
条件では塗料圧力が12MPaと高く、テールも発生し
難いのでパターンを整えることを重視した低圧の0.0
5MPaの設定としている。ここでノズルからの吐出量
は塗料圧力の平方根に概略比例するので3種類目の塗装
条件と1種類目の塗装条件を比較すると吐出量は500
cc/分程度のものが250cc/分程度に減少して約
1/2の吐出量となることが判る。
【0013】さて塗装面がフラツトに近い塗装の平易な
部分と塗装面が入り組んで複雑で塗装の難しい部分とが
混在する一般的な塗装対象物を塗装する場合、ガングリ
ップ根元の前記ロータリースイッチ27を操作して、1
2MPaの塗料圧力、0.05MPaのアシストエア圧
力とし、作業効率の高い500cc/分以上の吐出量、
300mm以上のパターン幅の性能を発揮するノズルチ
ップを用いて塗装作業を行う。ところが塗装の難しい部
分では噴霧角度を変えて同じような軌跡で噴霧すること
が多く、局部的に塗り過ぎになりタレを発生させやすい
ので、塗装の難しい部分にかかった時に作業者がガング
リップ根元の前記ロータリースイッチ27を回すこと
で、瞬時に所望する3MPaの塗料圧力にして250c
c/分前後の吐出量、200mm前後のパターン幅の塗
装条件に切り替えて丁寧な塗装を可能とし、再度、塗装
平易な部分に移れば再度スイッチを切り替えて作業効率
の高い塗装作業を可能にし、また塗料の節約を重視する
場合には6MPaの塗料圧力に切り替えて塗着効率の高
い塗装作業を可能にしている。
【0014】すなわち、塗装開始時に所望のポンプ圧力
とアシストエアの条件の組合せを各空気圧力調整器7、
10、13、および18、21、24に設定しておき、
塗装作業者が塗装ガン2のグリップ根元に設けたロータ
リースイッチ27から、前記空気圧力調整器に対応する
流路開閉器9、12、15、および20、23、26に
おける組合せを選択することにより、塗装条件に一致し
た塗料吐出量と微粒化、パターン幅によって塗装作業を
実施することができ、塗装条件の変更を迅速に行うこと
ができて、塗装作業を柔軟に高効率で行うことができ
る。また、ノズル近傍にコロナ放電用電極を配置し、該
電極に高電圧発生機を接続することで容易に静電塗装装
置を構成することが可能で、前記ロータリースイッチと
トリガーに前記高電圧発生機の入、切を連動させること
で、さらに塗装作業を柔軟に高効率化することができる
のは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【第1図】本発明の一実施例を示す系統図である。
【符号の説明】
1:塗料供給源、2:エアアシストエアレス手吹き塗装
ガン、3:エアレスポンプ、4:塗料供給経路、5:圧
縮エア供給源、6:エア供給路、17:エア供給路、2
8:信号線、29:制御器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアアシストエアレス手吹き塗装ガンに
    高圧力の塗料を供給するためのエアレスポンプに駆動力
    を供給する圧縮エア経路、およびエアアシストエアレス
    手吹き塗装ガンに霧化用とパターン幅調整用のアシスト
    エアを供給する圧縮エア供給路において、空気圧調整弁
    とそれに対応して外部からの信号により開閉する流路開
    閉器を一式として複数組介設し、所望する塗料圧送圧力
    および霧化用とパターン幅調整用エア圧力を設定する各
    空気圧調整弁に対応して、前記各流路開閉装置の開閉信
    号を送出する制御装置を接続するとともに、前記エアア
    シストエアレス手吹き塗装ガンに前記流路開閉装置に対
    して開閉信号の送出を選択する手元スイッチを設けたこ
    とを特徴とするエアアシストエアレス手吹き塗装装置
  2. 【請求項2】 請求項1におけるエアアシストエアレス
    手吹き塗装ガンにおいて、ノズル近傍にコロナ放電用電
    極を配置し、高電圧発生機と接続することで静電塗装装
    置としたことを特徴とするエアアシストエアレス手吹き
    塗装装置
JP20807394A 1994-08-08 1994-08-08 エアアシストエアレス手吹き塗装装置 Pending JPH0847657A (ja)

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JP20807394A JPH0847657A (ja) 1994-08-08 1994-08-08 エアアシストエアレス手吹き塗装装置

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JP20807394A JPH0847657A (ja) 1994-08-08 1994-08-08 エアアシストエアレス手吹き塗装装置

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JPH0847657A true JPH0847657A (ja) 1996-02-20

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ID=16550200

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JP20807394A Pending JPH0847657A (ja) 1994-08-08 1994-08-08 エアアシストエアレス手吹き塗装装置

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JP (1) JPH0847657A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004503352A (ja) * 1999-09-16 2004-02-05 グラコ ミネソタ インコーポレーテッド 複数コンポーネント材料用のミキサ
JP2011240315A (ja) * 2010-05-21 2011-12-01 Kansai Paint Co Ltd 塗装用ノズル、及び塗装用ノズルを用いた塗装装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004503352A (ja) * 1999-09-16 2004-02-05 グラコ ミネソタ インコーポレーテッド 複数コンポーネント材料用のミキサ
JP2011240315A (ja) * 2010-05-21 2011-12-01 Kansai Paint Co Ltd 塗装用ノズル、及び塗装用ノズルを用いた塗装装置

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