JP4623878B2 - 静電塗装装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、霧化塗料のパターン調節機能を備えた静電塗装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、静電塗装装置として、塗装ガンに供給するエアの流量を変えることにより、塗装ガンから霧化されて吐出された塗料のパターン幅を調節できる機能を備えたものがあるが、そのパターン調節機能は次のようにして利用される。被塗面が平坦状である場合には、エアの流量を増大してパターン幅を大きくすることで、霧化塗料の塗着領域を拡げ、これによって塗装効率の向上を図ることができる。一方、被塗面が凹凸状をなしている場合には、ファラディゲージ現象によって霧化塗料が凸部のエッジに集中して凹部には殆ど届かない。そのため、エッジに近い凹部を塗装するときには、エアの流量を絞ってパターン幅を狭めることで霧化塗料の直進性を高めると共に、塗装ガンの高電圧発生装置への通電を遮断して静電印加を止めることでファラディゲージ現象を回避し、これにより、霧化塗料を凹部に確実に塗着させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように霧化塗料のパターン調節機能を備えた静電塗装装置では、被塗面の形態に応じて、パターンエアの流量の調節と、静電印加のオン・オフの切り替えとを行うことにより、良好な塗装を行うことができるのであるが、従来では、パターンエアの流量の調節と、静電印加のオン・オフの切り替えとを、互いに別個の作業として行っていた。そのため、被塗面の形態の変化に対して迅速に対応することができないという問題があった。
【0004】
本願発明は上記事情に鑑みて創案され、被塗面の形態の変化に応じてパターンエアの流量の調節と静電印加のオン・オフの切り替えとを迅速に行えるようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、塗料を霧化して吐出する塗装ガンと、前記塗装ガンに供給されるエアの流量を増大又は減少させることで霧化塗料のパターン幅を拡大又は狭小させるパターンエア調節手段と、前記塗装ガンに設けられ、通電されると塗料に対して静電印加を行い、通電が遮断されると塗料に対する静電印加を遮断する高電圧発生装置と、エア圧送源と前記パターンエア調節手段との間に設けられたエア圧送路と、前記エア圧送路に設けられ、そのエア圧送路に流れるエアの流量が所定量よりも多くなると前記高電圧発生装置への通電を行い、そのエア圧送路に流れるエアの流量が所定量よりも少なくなると前記高電圧発生装置への通電を遮断するエアフロースイッチとを備え、前記エア圧送路には、前記エアフロースイッチと並列し、開閉弁が設けられた分岐路が設けられ、前記エア圧送源と前記エアフロースイッチとの間に、前記エア圧送路のエア流量を調節可能な可変絞り弁が設けられている構成とした。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記開閉弁が閉弁されたときには、前記パターンエア調節手段においてエアの流量を最小に調節した状態でも、前記エアフロースイッチが前記高電圧発生装置への通電を行う構成とした。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記塗装ガンは作業者が把持して使用されるようになっており、前記パターンエア調節手段は、その塗装ガンに設けられているとともに作業者が手動操作によって調節できるようになっている構成とした。
【0008】
【発明の作用及び効果】
[請求項1の発明]
パターン幅を拡大して静電塗装を行う際には、パターンエア調節手段により塗装ガン及びエア圧送路に流れるエアの流量を増大させると、エアフロースイッチが高電圧発生装置への通電を行い、塗料が静電印加される。被塗面におけるエッジに近い凹部を塗装するような場合には、パターン幅を狭めて霧化塗料の直進性を向上させるために、パターンエア調節手段を調節して塗装ガンに流れるエアの流量を減少させる。すると、エア圧送路に流れるエアの流量も減少するので、エアフロースイッチが高電圧発生装置への通電を遮断し、これにより、塗料への静電印加が解除されて、ファラディゲージ現象によるエッジへの塗料の集中が回避され、凹部に対して良好な塗装が行われる。このように本発明では、パターン幅の調節を行うと、それに連動して塗料に対する静電印加のオン・オフが切り替わるようになっているので、被塗面の形態の変化に対応した作業としてはパターンエア調節手段の調節だけで済み、被塗面の形態の変化に対して迅速に対応することができる。
【0009】
また、エアは、エアフロースイッチを通る経路と分岐路を通る経路の2つの経路に分岐した後に合流して塗装ガンに供給されるので、分岐路の断面積や形状等を変えてそのエア流量を調節すれば、エアフロースイッチを流れるエア流量と塗装ガンに供給されるエア全体の流量との比率を適宜に変えることができる。これにより、静電印加のオン・オフが切り替わるときのパターン幅の大きさを任意に調節することができる。例えば、分岐路のエア流量が多くなるようにすれば、その分、塗装ガンに供給されるエア流量の比率が多くなるので、エアフロースイッチ(静電印加のオン・オフ)が切り替わるときのパターン幅が大きくなる。
更に、エアは、エアフロースイッチを通る経路と分岐路を通る経路の2つの経路に分岐した後に合流して塗装ガンに供給されるので、可変絞り弁の開度を変えてエアフロースイッチを流れるエアの流量を調節すれば、エアフロースイッチを流れるエア流量と塗装ガンに供給されるエア全体の流量との比率を適宜に変えることができる。これにより、静電印加のオン・オフが切り替わるときのパターン幅の大きさを任意に調節することができる。例えば、可変絞り弁を絞ってエアフロースイッチを流れるエアの流量が少なくなるようにすれば、エアフロースイッチを流れるエアの流量に対し、塗装ガンに供給されるエア全体の流量の比率が相対的に大きくなるので、エアフロースイッチ(静電印加のオン・オフ)が切り替わるときのパターン幅が大きくなる。
【0010】
請求項2の発明]
パターン幅の調節に連動させて静電印加のオン・オフを切り替える場合には、開閉弁を開弁状態にしておく。パターン幅の広狭に拘わらず、常に静電塗装を行う場合には、開閉弁を閉弁状態にしておけばよい。このように本発明によれば、静電印加のオン・オフを切り替える塗装と、常時静電印加する塗装との両方の塗装形態に適用することができる。
【0011】
請求項3の発明]
作業者は、パターンエア調節手段の調節作業を手元で行うことができるので、パターンエア調節手段を塗装ガンとは別個に設けた場合に比べると、作業性がよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図9を参照して説明する。
本実施形態の静電塗装装置は、塗装ガン10、高電圧発生装置22、パターンエア調節手段25、エア圧送路41、エアフロースイッチ42を備えて構成されている。尚、以下の説明において、前後方向については、図1〜図5における左側を前側とし、上下方向については、図1、図4、図5を基準とする。
【0013】
塗装ガン10は、作業者が把持して取り扱うハンドガンと称されるものであって、作業者がグリップ11を握ってトリガ12を引くと、銃身13の前端部に設けた塗料用開閉弁14と、銃身13の後端部に設けたエア用開閉弁15とが開弁するようになっている。塗料用開閉弁14の開弁により、パイプ16を介して銃身13の前端部に供給された塗料Pが、銃身13の先端のノズル17の中央の塗料吐出口18から円錐状に吐出される。また、エア用開閉弁15の開弁により、グリップ11内及び銃身13内を通ってノズル17に圧送されたエアAが、塗料吐出口18を囲むように設けた霧化エア噴出口19から霧化エアとして噴出されるとともに、塗料吐出口18の上下両側に設けたパターンエア噴出口20から斜め前方へパターンエアApとして噴出するようになっている。
【0014】
ノズル17の塗料吐出口18から吐出した塗料Pは、霧化エアによって霧化されるとともに、パターンエアApにより、上下に潰されるようにして所定のパターン幅の霧化塗料流Paとなる。霧化塗料流Paの横断面は横長の楕円形となり(図8(B)を参照)、そのパターンエアApの噴出量が多くなるほど、上から視たときの霧化塗料流Paのパターン幅、即ち左右方向(平面図である図8(A)においては上下方向)への広がり幅が大きくなる。尚、パターンエアApが噴出されない状態では、霧化塗料流Paは円錐形(横断面が円形)となり(図9(B)を参照)、上から視たときの霧化塗料流Paのパターン幅、即ち左右への広がり幅は比較的小さい(図9(A)を参照)。このパターンエアApの噴出量の調節は、後述するパターンエア調節手段25によって行われる。
【0015】
塗装ガン10の銃身13には高電圧発生装置22が内蔵されており、この高電圧発生装置22に通電されると、塗料Pが高電位の静電気を印加された状態でノズル17から吐出され、高電圧発生装置22への通電が遮断されると、塗料Pに対する静電印加が解除されるようになっている。
パターンエア調節手段25は、図2及び図3に示すように、銃身13の後端部におけるパターンエア用の流路26の途中に介設されており、銃身13に設けた雌ネジ部27にシャフト28を螺合させるとともに、シャフト28の後端部の摘み部29を銃身13の外後方へ突出させた構造になる。シャフト28の前端部の弁体30は、銃身13の弁座31に対応しており、摘み部29を回してシャフト28を後退させると、弁体30が弁座31から離間して弁口32の開度が大きくなり、パターンエアApの噴出量がが増して、霧化塗料流Paの左右方向のパターン幅が広くなる。逆に、シャフト28を前進させると、弁口32の開度が小さくなって、パターンエアApの噴出量が減少し、霧化塗料流Paのパターン幅が狭くなる。また、図3に示すように、弁体30を弁座31に当接させると、弁口32が閉じて、パターンエアApの噴出が停止し、霧化塗料流Paは円錐形となる。
【0016】
次に、塗装ガン10へエアを供給する手段及び高電圧発生装置22への通電を行わせるための手段について説明する。
塗装ガン10のグリップ11内には、パターンエア調節手段25に連通するエア供給管34が内蔵され、そのエア供給管34には、エア圧送源40から延出したエア圧送路41が接続されており、このエア圧送路41を通してエア圧送源40からパターンエア調節手段25へエアAが供給される。このエア圧送路41の途中にはエアフロースイッチ42が設けられている。エアフロースイッチ42は、エア圧送路41に流れるエアAの流量が所定量よりも多くなると電源43と高電圧発生装置22との間の回路44を閉じて高電圧発生装置22への通電を行い、エア圧送路41に流れるエアAの流量が所定量よりも少なくなると回路44を開いて高電圧発生装置22への通電を遮断するようになっている。
【0017】
また、エア圧送路41におけるエアフロースイッチ42よりも上流側(エアフロースイッチ42とエア圧送源40との間)には可変絞り弁45が設けられており、この可変絞り弁45の開度を大きくするとエアフロースイッチ42を通るエアAの流量が増大し、可変絞り弁45の開度を小さくするとエアフロースイッチ42を通るエアAの流量が減少する。
エア圧送路41には、エアフロースイッチ42及び可変絞り弁45と並列する分岐路46が設けられている。エア圧送源40からパターンエア調節手段25に向かうエアAは、途中で分岐路46を通る経路と、エアフロースイッチ42を通る経路とに分岐して流れた後、合流してパターンエア調節手段25に至る。
【0018】
この分岐路46には開閉弁47が設けられており、通常、この開閉弁47は開弁した状態とされて、分岐路46にエアAが流れるようになっている。また、開閉弁47が閉弁して分岐路46にエアAが流れないようにしたときには、パターンエア調節手段25においてエアAの流量を最小に調節した状態(パターンエアApの噴出量を最小にした状態又はパターンエアApの噴出を停止した状態)でも、上記エアフロースイッチ42は回路44を閉じて高電圧発生装置22への通電を行うようになっている。
【0019】
次に、本実施形態の作用を説明する。
図8(A)に示すように、被塗面Saが平坦状をなす場合には、パターン幅を拡大して静電塗装を行う。即ち、作業者は、塗装ガン10を把持したままで、パターンエア調節手段25を手動操作で調節してパターンエアApの噴出量、即ちエア圧送路41と分岐路46を流れて塗装ガン10に供給されるエアAの流量を増大させる。すると、エアフロースイッチ42が回路44を閉じて高電圧発生装置22への通電を行い、塗料Pが静電印加される。
【0020】
これに対し、図9(A)に示すように、被塗面Sbが凹凸状をなし、凸部の先端のエッジSeの近くの凹部Sdに対して塗装を行う際には、霧化塗料流Paのパターン幅を狭めて直進性を高めるとともに、ファラディゲージ現象を回避するために塗料Pへの静電印加を解除する必要がある。そのため、作業者は、パターンエア調節手段25を操作してパターンエアApの噴出量を減少させる。すると、エア圧送路41と分岐路46を流れるエアAの流量も減少するため、エアフロースイッチ42が回路44を開いて高電圧発生装置22への通電を遮断し、塗料Pへの静電印加が解除される。これにより、霧化塗料流Paは、エッジSeに引き寄せられることなく、凹部Sdに塗着され、良好な塗装が行われる。
【0021】
このように、本実施形態においては、パターンエア調節手段25において霧化塗料流Paのパターン幅の調節を行えば、それに連動して塗料Pに対する静電印加のオン・オフが切り替わるようになっている。したがって、被塗面の形態の変化に対応した作業としてはパターンエア調節手段25の調節だけで済み、被塗面の形態の変化に対して迅速に対応することができる。
しかも、塗装ガン10は作業者が把持して使用されるようになっており、パターンエア調節手段25は、その塗装ガン10に設けられているとともに作業者が手動操作によって調節できるようになっているので、塗装ガン10を把持している作業者はパターンエア調節手段25の調節作業を手元で行うことができる。したがって、パターンエア調節手段を塗装ガン10とは別個に設けた場合に比べると、作業性に優れている。
【0022】
また、分岐路46の開閉弁47を閉弁したときには、パターンエア調節手段25においてエアAの流量を最小に調節した状態でも、エアフロースイッチ42が高電圧発生装置22への通電を行うようになっている。即ち、開閉弁47を閉弁状態にしておけば、霧化塗料流Paのパターン幅の広狭に拘わらず、常に、静電塗装を行うことができる。このように、本実施形態では、霧化塗料流Paのパターン幅に応じて塗料Pに対する静電印加のオン・オフを切り替える塗装と、常時塗料Pに静電印加する静電塗装との両方の塗装形態に適用することができるようになっている。
【0023】
また、エアAは、エアフロースイッチ42を通る経路と分岐路46を通る経路の2つの経路に分岐した後に合流して塗装ガン10に供給されるので、分岐路46の断面積や形状等を変えてそのエア流量を調節すれば、エアフロースイッチ42を流れるエア流量と塗装ガン10に供給されるエア全体の流量との比率を適宜に変えることができる。これにより、静電印加のオン・オフが切り替わるときのパターン幅の大きさを任意に調節することができる。例えば、分岐路46のエア流量が多くなるようにすれば、その分、塗装ガン10に供給されるエア流量の比率が多くなるので、エアフロースイッチ42(静電印加のオン・オフ)が切り替わるときのパターン幅が大きくなる。
【0024】
また、可変絞り弁45の開度を変えてエアフロースイッチ42を流れるエアAの流量を調節すれば、エアフロースイッチ42を流れるエア流量と塗装ガン10に供給されるエア全体の流量との比率を適宜に変えることができる。これにより、静電印加のオン・オフが切り替わるときのパターン幅の大きさを任意に調節することができる。例えば、可変絞り弁45を絞ってエアフロースイッチ42を流れるエアの流量が少なくなるようにすれば、エアフロースイッチ42を流れるエアの流量に対し、塗装ガン10に供給されるエア全体の流量の比率が相対的に大きくなるので、エアフロースイッチ42(静電印加のオン・オフ)が切り替わるときのパターン幅が大きくなる。
【0025】
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では塗装ガンを作業者が把持して使用するハンドガンに適用した場合について説明したが、自動ガンにも適用することができる。この場合、パターンエア調節手段は、自動ガンに設けてもよく、自動ガンとは別個に設けてもよい。
【0026】
(2)上記実施形態ではパターンエア調節手段が塗装ガンに設けられていてその塗装ガンを把持している作業者が手元の操作で調節を行うことができるようにしたが、本発明によれば、パターンエア調節手段を塗装ガンとは別個に設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1における塗装ガンの断面図
【図2】パターン幅を拡げたときの塗装ガンの後端部の拡大断面図
【図3】パターン幅を狭めたときの塗装ガンの後端部の拡大断面図
【図4】パターン幅を拡げたときの塗装ガンの前端部の拡大断面図
【図5】パターン幅を狭めたときの塗装ガンの前端部の拡大断面図
【図6】パターン幅を拡げて塗装を行っている様子をあらわす装置全体の概念図
【図7】パターン幅を狭めて塗装を行っている様子をあらわす装置全体の概念図
【図8】(A)パターン幅を拡げて塗装を行う様子をあらわす部分平面図
(B)拡げたパターン幅をあらわす正面図
【図9】(A)パターン幅を狭めて塗装を行う様子をあらわす部分平面図
(B)狭めたパターン幅をあらわす正面図
【符号の説明】
10…塗装ガン
22…高電圧発生装置
25…パターンエア調節手段
41…エア圧送路
42…エアフロースイッチ
45…可変絞り弁
46…分岐路
47…開閉弁

Claims (3)

  1. 塗料を霧化して吐出する塗装ガンと、
    前記塗装ガンに供給されるエアの流量を増大又は減少させることで霧化塗料のパターン幅を拡大又は狭小させるパターンエア調節手段と、
    前記塗装ガンに設けられ、通電されると塗料に対して静電印加を行い、通電が遮断されると塗料に対する静電印加を遮断する高電圧発生装置と、
    エア圧送源と前記パターンエア調節手段との間に設けられたエア圧送路と、
    前記エア圧送路に設けられ、そのエア圧送路に流れるエアの流量が所定量よりも多くなると前記高電圧発生装置への通電を行い、そのエア圧送路に流れるエアの流量が所定量よりも少なくなると前記高電圧発生装置への通電を遮断するエアフロースイッチとを備え
    前記エア圧送路には、前記エアフロースイッチと並列し、開閉弁が設けられた分岐路が設けられ、
    前記エア圧送源と前記エアフロースイッチとの間に、前記エア圧送路のエア流量を調節可能な可変絞り弁が設けられていることを特徴とする静電塗装装置。
  2. 前記開閉弁が閉弁されたときには、前記パターンエア調節手段においてエアの流量を最小に調節した状態でも、前記エアフロースイッチが前記高電圧発生装置への通電を行う構成としたことを特徴とする請求項1記載の静電塗装装置。
  3. 前記塗装ガンは作業者が把持して使用されるようになっており、前記パターンエア調節手段は、その塗装ガンに設けられているとともに作業者が手動操作によって調節できるようになっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の静電塗装装置。
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