JPH06328013A - 静電ガン用スイッチユニット、静電ガンおよび静電塗 装装置 - Google Patents

静電ガン用スイッチユニット、静電ガンおよび静電塗 装装置

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JPH06328013A
JPH06328013A JP15599793A JP15599793A JPH06328013A JP H06328013 A JPH06328013 A JP H06328013A JP 15599793 A JP15599793 A JP 15599793A JP 15599793 A JP15599793 A JP 15599793A JP H06328013 A JPH06328013 A JP H06328013A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静電エアスプレー方式の静電塗装システムに
おいて、加圧エアの噴射を可能としたまま高電圧の引加
を停止するモードを、静電ガンを用いている操作者の手
元で選択できるようにするとともに、この選択を行うた
めのスイッチ機構の小型化を図り、かつ安全性を高め
る。 【構成】 静電ガン1に、加圧エアを供給する経路より
分岐した経路に方向制御弁を有するスイッチ25を取付
け、レバー26の操作に応じて分岐経路下流の加圧エア
供給路をオン/オフするようにする。さらに、これを高
電圧発生器50に取付けた圧力スイッチ59に接続し、
上記オン/オフに応じてスイッチ59の作動をオン/オ
フさせ、高電圧発生回路への電力供給路に設けた接点を
オン/オフするようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電ガン用スイッチユ
ニット、該ユニットを用いた静電ガンおよび静電塗装装
置に関し、特に静電エアスプレー方式の静電塗装システ
ムに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】この種の静電塗装システムは、スプレー
ガン(静電ガン)先端部のピンを電極として負の高電圧
を印加し、これを接地した被塗装物と対向させて両者間
に静電界を形成せしめ、上記ピン電極部分の空気をイオ
ン化するとともに、スプレーガンから噴出させた塗料粒
子とそのイオン化域でマイナスイオンに帯電せしめて対
極となるプラスの被塗装物に塗着させることによつて塗
装を行うものである。従来、かかる静電塗法システムに
おいては、塗料の噴出に供される加圧エアの流れの有無
に応動してオン/オフするスイッチ(以下エアフロース
イッチという)によって荷電状態のオン/オフを行うよ
うにしていた。すなわち、操作者が静電ガンに取付けら
れた引金状のレバーまたは押ボタンを操作すれば加圧エ
アの流れが生じるので、この流れによりエアフロースイ
ッチを作動させて高電圧発生器の電源スイッチが投入さ
れるようにするとともに、レバー操作の解除に伴う加圧
エアの流れの停止によりエアフロースイッチをオフとさ
せて高電圧発生器の電力供給が遮断されるようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のこ
の種の静電塗装システムは、基本的には高電圧発生器を
作動させて静電塗装を行うモードと、全くの停止モード
との2種のモードしか選択しえないものであった。しか
るに、被塗装物の形状等によっては荷電状態をとらずに
塗装(無荷電吹付塗装)を行うことが望まれる部分があ
る。例えば、被塗装物内面のコーナ部や電界の集中が生
じ易い突起部がそれである。また、清掃等の目的で溶剤
(シンナ)のみを吹付ける場合には荷電状態をとる必要
はない。従来の静電塗装システムにおいて荷電状態をオ
フとし加えたエアのみをガンに供給させて所望の作業を
行うモードを得るには、静電ガンを用いている作業現場
とは離隔した、ときには10m以上も離れて配置された
高電圧発生器に足を運び、その電源スイッチをオフとし
なければならないために操作性が低く、かつ塗装作業の
中断を要するために作業効率の低いものであった。
【0004】そこで、静電ガン本体に供給される高電圧
の印加経路をオン/オフするスイッチを配設することが
考えられる。実際、所謂内部発電ガンや内部昇圧ガンを
用いる静電塗装システムでは荷電状態を採らないモード
を選択しうるスイッチを設けることは容易である。しか
しながら、標準で負の出圧が−数10KVにも及ぶ高電
圧の供給を受ける静電ガンにその供給をオン/オフする
ためのスイッチを直接設けることは、耐圧性の問題から
スイッチの大型化が生じること、あるいはまた有機溶剤
の引火等安全性の問題から完全な防爆構造を採るべきこ
となどから、好ましいことではない。本発明は、これら
問題点に鑑みてなされたもので、静電エアスプレー方式
の静電塗装システムの操作性および作業効率を向上する
ことを目的とする。また、本発明の他の目的は、スイッ
チ機構等の大型化を生じることなく、簡単な構成で安全
性の高い静電塗装システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明静電
ガン用スイッチユニットは、静電エアスプレー方式の静
電塗装装置に用いられる静電ガンに取付をおこなうため
の取付部と、操作入力を受容する操作部と、前記静電ガ
ンに供給すべき高電圧を発生する手段に対し、前記静電
ガンによる加圧エアの噴射を可能としたまま前記操作入
力に応じて前記高電圧の供給をオン/オフするための指
令信号を発生する信号発生手段とを具えたことを特徴と
する。また、本発明は、静電エアスプレー方式の静電塗
装装置に用いられる静電ガンにおいて、操作入力を受容
する操作部と、前記静電ガンに供給すべき高電圧を発生
する手段に対し、前記静電ガンによる加圧エアの噴射を
可能としたまま前記操作入力に応じて前記高電圧の供給
をオン/オフするための指令信号を発生する信号発生手
段とを一体に具えたことを特徴とする。
【0006】これらにおいて、前記信号発生手段は、加
圧エアの導入部および排出部と、これらの間の接続経路
を開閉可能に設けた開閉部とを有し、前記接続経路の開
閉に伴う前記排出部側への前記加圧エアの供給の有無の
状態を前記指令信号として用いるようにし、さらに前記
噴射に供すべき加圧エアを受容して前記静電ガンに供給
する経路と、該経路から分岐して前記導入部に直通する
経路を有するものとすることもできる。または、前記信
号発生手段には前記静電ガンを用いる雰囲気において引
火が生じない程度のエネルギの電気信号を搬送する信号
ケーブルが接続され、前記信号発生手段は当該電気信号
をオン/オフするスイッチを有し、当該オン/オフの状
態を前記指令信号として用いるようにすることもでき
る。さらに、本発明は、上記操作部および信号発生手段
を取付けた、もしくは一体に有した静電ガンを用いて静
電エアスプレー方式の静電塗装を行う静電塗装装置であ
って、前記静電ガンに供給すべき高電圧を発生する回路
と、前記静電ガンによる噴射に供すべき加圧エアを出力
する出力部と、前記静電ガンによる加圧エアの噴射操作
に伴って生じる前記出力部からの加圧エアの出力に応じ
て作動し、前記回路の電力供給路に設けた接点部を閉成
する第1スイッチ手段と、前記信号発生手段から供給さ
れる前記指令信号に応じて作動し、前記電力供給経路
に、前記第1スイッチ手段の前記接点部と直列に設けた
接点部と直列に設けた接点部を閉成する第2スイッチ手
段とを具えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、静電エアスプレー方式の静電
塗装システムにおいて荷電状態のオン/オフを選択でき
るスイッチ部を静電ガンに対して配設したので、システ
ムの操作性作業性を向上することができる。また、その
スイッチ部はエア信号または微弱なエネルギの電気信号
を扱うものであり、そのような信号を用いて高電圧発生
回路への電力供給路をオン/オフするようにしたもの
で、スイッチ機構の構造が簡単かつ小型で、しかも安全
性の高い静電塗装システムを実現できる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。図1および図2は、それぞれ、本発明の第1の実施
例による静電塗装装置の概略を示す模式図およびその主
要部の構成例を示す図である。これら図において、1は
静電ガン、11は接地した被塗装物と対向させるべくガ
ン先端に設けた電極ピンであり、高電圧ケーブル31を
介して供給される負の電圧(−数10KV程度)が印加
される。13は引金形状の操作レバーであり、エアホー
ス33を介して供給される加圧エアをガン先端のノズル
より噴出させるべく操作される。17および19は、そ
れぞれ、ガン把持部15の下部に設けた高圧ケーブル3
1取付用およびスイッチユニット20取付用のコネクタ
である。35は塗料加圧タンクまたはペイントポンプ形
態の塗料供給源40と静電ガン1とを接続する塗料ホー
スであり、この塗料ホース35を介して静電ガン1に供
給された塗料は不図示の通路を介してガン先端の加圧エ
アの噴射ノズル付近に導かれ、霧化、帯電がなされて塗
装作業に供される。37はスイッチユニット20によっ
て取出される加圧エアである圧力信号を導くためのチュ
ーブであり、エアホース33よリ細径のものを用いてい
る。
【0009】スイッチユニット20は、図2にその詳細
を示すように、エアホース33を介して供給される加圧
エアを静電ガン1に導くための流路21Aおよびこれよ
り分岐した流路21Bを形成した流路形成部材21と、
この部材にエアホース33を取付けるためのジョイント
22と、部材21を静電ガン1のコネクタ19に取付け
てエアホース33から流路21Aを経てコネクタ19に
至る加圧エアの供給路を形成するためのジョイント23
とを有した取付部、および分岐流路21Bとチューブ3
7との間を接続するとともに当該エア接続経路をオン/
オフするためのスイッチ本体25を具備している。26
は操作者による当該オン/オフのための操作を受容する
双倒型のレバー、27はスイッチ本体25を分岐流路2
1Bに接続するためのジョイント、28はチューブ37
をスイッチ本体25に取付けるためのジョイントであ
る。スイッチ本体25は、例えばレバー26のオン側へ
の設定に伴って流路21Bからチューブ37への加圧エ
ア接続経路を形成し、オフ側への設定に伴ってその経路
をオフとするとともにチューブ37側に残留する加圧エ
アの排気を行うように構成した3ポー卜のエアバルブで
構成することができる。すなわち、静電ガン1に加圧エ
アが供給されているときには、レバー26のオン側への
設定によってチューブ37内が加圧され、オフ側への設
定によってチューブ37内が排気されるので、この圧力
信号によってチューブ37に接続した後述のスイッチ5
9を作動させることができる。
【0010】図1および図2において、50は高電圧発
生器であり、静電ガン1の電極ピン11に印加すべき高
電圧を発生する回路51を有するとともに、エアコンプ
レッサ等不図示の加圧エア供給源からの加圧エアを導入
するコネクタ53と、当該導入された加圧エアを出力す
べくエアホース33を接続するためのコネクタ55と、
これらコネクタに組合され加圧エアの流れの有無に応じ
て電気回路をオン/オフする所謂エアフロースイッチ形
態のスイッチ57(第1スイッチ手段)と、静電ガン1
に取付けたスイッチユニット20によって取出される圧
力信号(加圧エア)に応じて作動して電気回路のオン/
オフを行う空電変換スイッチ形態のスイッチ59(第2
スイッチ手段)とを有している。なお、これらスイッチ
は必ずしも高電圧発生器50の内部に組込まれたもので
なくてもよい。
【0011】60は高電圧発生器50の電源回路であ
リ、図2に示すように高電圧発生回路51への電力の供
給をオン/オフするためのメインスイッチ61を有して
いる。そして、電源回路60から高電圧発生回路51に
至る電源供給ラインには端子台63を介してスイッチ5
7および59の電気回路が直列に接続されており、メイ
ンスイッチ61が投入され、スイッチ57および59が
共に作動状態にあるとき、すなわちレバー13の操作に
伴って静電ガン1に加圧工アが供給され、かつスイッチ
ユニット25のレバー26がオン側に設定されていると
きにのみ、高電圧発生回路51に電力が供給されて電極
ピン11への高電圧の印加がおこなわれるようになって
いる。なお、スイッチ57は、例えば、加圧エアの流れ
に応じて変位するマグネット付コマ部材と、その変位に
応じてマグネットにより吸着されて電気接点を閉成する
リーフスイッチ等を有したものとすることができる。ま
た、スイッチ59は、圧力の作用に応じて変位する作動
体と、その変位に応じて電気接点を閉成するリミツトス
イッチを有したものとすることができ、例えば株式会社
小金井製作所製の空電変換リレーを用いることが出来
る。
【0012】以上の構成おいて、エアコンプレッサ等よ
り高電圧発生器50に加圧エアが導入され、一方高電圧
発生器50のメインスイッチ61が投入されると本例シ
ステムが作動可能な状態となる。この状態で操作者がレ
バー13を操作すれば静電ガン1からのエア噴射が生
じ、これに伴って静電ガン1へ向かう加圧エアの流れが
生じるためにエアフロースイッチ57が作動し、その電
気接点は閉成される。ここで、操作者がスイッチユニッ
ト20のレバー26をオン側に設定していれば流路形成
部材21からスイッチ本体25を介してチューブ37に
向かう加圧エア接続経路が形成され、これによって圧力
スイッチ59が作動し、その電気接点が閉成される。従
って高電圧発生回路51には電力が供給され、これに伴
つて電極ピン11には高電圧が印加されて、レバー13
の適宜の操作等に従って所望の荷電吹付塗装(静電塗
装)が行われる。
【0013】一方、操作者がスイッチユニット20のレ
バー26をオフ側に設定すれば、チューブ37に向かう
加圧エア供給経路が閉塞されるとともにその内部が排気
されるので、圧力スイッチ59への圧力の作用が停止
し、その電気接点が開放される。従って高電圧発生回路
51への電力の供給が停止し、レバー13の適宜の操作
等に伴って無荷電吹付塗装を行うことが出来る。
【0014】このように、本例装置によれば、操作者は
静電ガン1に取付けたレバー13およびスイッチユニッ
ト20のレバー26を用いて、静電塗装モードと停止モ
ードと無荷電吹付塗装モードとを選択することが可能と
なる。しかも、本例の場合静電ガン1に供給される高電
圧を直接オン/オフするのではなく、エアバルブを用い
て構成したスイッチユニット20により高電圧発生回路
51への電力供給路をオン/オフするエア信号を出力す
るようにしているので、スイッチ機構の大型化が生じ
ず、かつ防爆構造採用の必要も生じない。しかも、スイ
ッチユニット20が出力するエア信号は圧力信号であ
り、その圧力に応動するスイッチ59を用い、両者を接
続するチューブ37を含めた系を密閉系としたことによ
り、加圧エアの損失も極めて少ない。さらに、スイッチ
ユニット20への加圧エアの供給は別途設けたチューブ
によって行うことも可能であるが、本例ではこれを静電
ガン1本体に供給される加圧エアを用いて行っているの
で、スイッチユニット20ないしこれを用いたシステム
の簡略化を図ることができる。さらに加えて、荷電状態
のオン/オフを操作者の手元で行うスイッチ部は種々の
形態が可能であり、これを予め静電ガンに一体化させて
おくこともできるが、本例ではこれをユニット化し、ジ
ョイント23により静電ガン1のコネクタ19に着脱で
きるものとしたので、既設の静電ガンであってもその取
替えを要することなく、これをそのまま利用することが
できる。なお、以上の実施側ではエア信号を用いて荷電
状態のオン/オフを行うようにしたが、スイッチ機構の
大型化および作業環境での防爆構造を採用することな
く、これを電気信号によって行うこともできる。
【0015】図3は本発明の他の実施例の要部を示す模
式図であり、図1および図2と同様に構成できる各部に
は対応箇所に同一符号を付してある。200は低電圧・
低電流であって、溶剤の引火が生じない程度のエネルギ
の電気信号をオン/オフするトグルスイッチ形態のスイ
ッチユニットであり、静電ガン1に取付けた取付部19
0に保持されている。210はスイッチ200に対する
信号ケーブルであり、高電圧発生器50と一体もしくは
別体に構成した本質安全防爆構造のリレー装置300に
接続されている。リレー装置300はスイッチユニット
200の操作に応動して電気接点を開閉するためのリー
ドリレー310を有しておリ、これをエアフロースイッ
チ57の電気接点と直列に接続して図1と同様の高電圧
発生回路に対する電力供給回路を構成する。
【0016】本例では荷電状態のオン/オフに電気信号
を用いているが、その電気信号のエネルギを十分に小な
るものとしたため、仮にスイッチユニット200におい
て火花が生じても、雰囲気ガスによって冷却され速やか
に消失し、引火爆発の危険が生じない。なお、リレー装
置としては、例えば竹中社製のバリヤー・リレー・シス
テム(登録商標)を用いることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
静電工アスプレー方式の静電塗装システムにおいて、荷
電状態のオン/オフを選択できるスイッチ部を静電ガン
に対して配設したので、システムの操作性、作業性を向
上することができる。また、そのスイッチ部はエア信号
または微弱なエネルギの電気信号を扱うものであり、そ
のような信号を用いて高電圧発生回路への電力供給路を
オン/オフするようにしたので、スイッチ機構の構造が
簡単かつ小型で、しかも安全性の高い静電塗装システム
を実現できる。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による静電塗装装置の概略を
示す模式図である。
【図2】その主要部の詳細な構成例を示す模式図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例による静電塗装装置を示す
模式図である。
【符号の説明】
1 静電ガン 13 レバー 17、19 コネクタ 20、200 スイッチユニット 21 流路形成部材 22、23、27、28 ジョイント 25 スイッチ本体 26 スイッチレバー 31 高電圧ケーブル 33 エアホース 35 塗料ホース 37 エアチューブ 50 高電圧発生器 51 高電圧発生回路 57 エアフロースイッチ 59 圧力スイッチ 60 電源回路 300 リレー装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電エアスプレー方式の静電塗装装置に
    用いられる静電ガンに取付を行うための取付部と、操作
    入力を受容する操作部と、前記静電ガンに供給すべき高
    電圧を発生する手段に対し、前記静電ガンによる加圧エ
    アの噴射を可能としたまま、前記操作入力に応じて前記
    高電圧の供給をオン/オフするための指令信号を発生す
    る信号発生手段とを具えたことを特徴とする静電ガン用
    スイッチユニット。
  2. 【請求項2】 前記信号発生手段は、加圧エアの導入部
    および排出部と、これらの間の接続経路を開閉可能に設
    けた開閉部とを有し、前記接続経路の開閉に伴う前記排
    出部側への前記加圧エアの供給の有無の状態を前記指令
    信号として用いるようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載の静電ガン用スイッチユニット。
  3. 【請求項3】 前記取付部は、前記噴射に供すべき加圧
    エアを受容して前記静電ガンに供給する経路と、該経路
    から分岐して前記導入部に直通する経路とを有すること
    を特徴とする請求項2に記載の静電ガン用スイッチユニ
    ット。
  4. 【請求項4】 前記信号発生手段には前記静電ガンを用
    いる雰囲気において引火が生じない程度のエネルギの電
    気信号を搬送する信号ケーブルが接続され、前記信号発
    生手段は当該電気信号をオン/オフするスイッチを有
    し、当該オン/オフの状態を前記指令信号として用いる
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の静電ガン
    用スイッチユニツト。
  5. 【請求項5】 静電エアスプレー方式の静電塗装装置に
    用いられる静電ガンにおいて、操作入力を受容する操作
    部と、前記静電ガンに供給すべき高電圧を発生する手段
    に対し、前記静電ガンによる加圧エア噴射を可能とした
    まま前記操作入力に応じて前記高電圧の供給をオン/オ
    フするための指令信号を発生する信号発生手段とを一体
    に具えたことを特徴とする静電ガン。
  6. 【請求項6】 前記信号発生手段は、加圧エアの導入
    部および排出部と、これらの間の接続経路を開閉可能に
    設けた開閉部とを有し、前記接続経路の開閉に伴う前記
    排出部側への前記加圧エアの供給の有無の状態を前記指
    令信号として用いるようようにしたことを特徴とする請
    求項5に記載の静電ガン。
  7. 【請求項7】 前記噴射に供すべき加圧エアを受容し
    て前記静電ガンに供給する経路と、該経路から分岐して
    前記導入部に直通する経路とを有することを特徴とする
    請求項6に記載の静電ガン。
  8. 【請求項8】 前記信号発生手段には前記静電ガンを
    用いる雰囲気において引火が生じない程度のエネルギの
    電気信号を搬送するケーブルが接続され、前記信号発生
    手段は当該電気信号をオン/オフするスイッチを有し、
    当該オン/オフの状態を前記指令信号として用いるよう
    にしたことを特徴とする請求項5に記載の静電ガン。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし4のいずれかに記載の
    静電ガン用取付ユニツトを取付けた静電ガンまたは請求
    項5ないし8のいずれかに記載の静電ガンを用いて静電
    エアスプレー方式の静電塗装を行う静電塗装装置であっ
    て、前記静電ガンに供給すべき高電圧を発生する回路
    と、前記静電ガンによる噴射に供すべき加圧エアを出力
    する出力部と、前記静電ガンによる加圧エアの噴射の操
    作に伴って生じる前記出力部からの加圧エアの出力に応
    じて作動し、前記回路への電力供給路に設けた接点部を
    閉成する第1スイッチ手段と、前記信号発生手段から供
    給される前記指令信号に応じて作動し、前記電力供給経
    路に前記第1スイッチ手段の前記接点部と直列に設けた
    接点部を閉成する第2スイッチ手段とを具えたことを特
    徴とする静電塗装装置。
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