JPH0549983A - 色替塗装機の塗装条件調整装置 - Google Patents

色替塗装機の塗装条件調整装置

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Publication number
JPH0549983A
JPH0549983A JP23387191A JP23387191A JPH0549983A JP H0549983 A JPH0549983 A JP H0549983A JP 23387191 A JP23387191 A JP 23387191A JP 23387191 A JP23387191 A JP 23387191A JP H0549983 A JPH0549983 A JP H0549983A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
paint
air pressure
conditions
coating material
Prior art date
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Pending
Application number
JP23387191A
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English (en)
Inventor
Keiji Miyaji
計二 宮地
Hideya Miyazaki
英哉 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Sunac Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to JP23387191A priority Critical patent/JPH0549983A/ja
Publication of JPH0549983A publication Critical patent/JPH0549983A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色替に際して、塗料吐出量、霧化エアー圧及
びパターンエアー圧等の各種塗装条件を使用する塗料に
対応したものに簡単に調整する。 【構成】 記憶装置13には、塗料の種類に対応した塗
装条件がその種類を示す番号とともに予め記憶されてい
る。入力装置14に塗料番号を入力すると、制御装置1
2はそれと対応する塗装条件を記憶装置13から呼び出
し、その塗装条件に対応した制御信号を各電空比例弁1
0a〜10cに一斉に送出する。第1電空比例弁10a
は、塗料通路3に介設された塗料レギユレータ8への制
御エアー圧を設定して塗料の吐出量を条件に合つたもの
に調整し、第2及び第3電空比例弁10b、10cは、
夫々、霧化エアー通路6とパターンエアー通路7を通し
て供給される霧化エアー圧とパターンエアー圧を条件に
合つたものに調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一のスプレイガンか
ら複数種の塗料を交替で噴出して塗装するようにした色
替塗装機において、塗料吐出量、霧化エアー圧及びパタ
ーンエアー圧等の各種塗装条件を使用する塗料に対応し
たものに簡単に調整できるようにした塗装条件調整装置
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
コンベアにより被塗物を順次に搬送する一方、色替塗装
機を用いてスプレイガンから複数種の塗料を交替で噴出
することにより、一本の塗装ラインで異なつた色の塗装
を交替で行うようにした色替塗装システムは公知であ
る。
【0003】そこでは、使用する塗料の種類により、被
塗物に吹き付けられた際に垂れやすいかそうでないか、
あるいは、色の濃淡に対応して被塗物の素地を隠すのに
どれだけの膜厚が必要であるか等の特性が夫々異なるか
ら、良好な塗装を施すには、塗料の種類に応じて、例え
ば、塗料の吐出量、あるいは、噴出された塗料を霧化す
るための霧化エアー圧や噴射パターンを制御するための
パターンエアー圧等の各種塗装条件を、夫々に合つた最
適のものに調整する必要がある。
【0004】従来は、塗料の種類が変更となるごとに、
塗料通路に介設した塗料レギユレータや、エアー通路に
介設したエアーレギユレータを各別に操作して塗装条件
を調整するようにしていたため、調整作業に手間が掛か
つて能率が悪いばかりでなく、誤操作によつて塗装ミス
を起こす場合も往々にしてあつた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、本発明の色替塗装機の塗装条件調整装
置は、塗料の種類ごとに夫々の塗装条件を予め記憶した
記憶装置と、塗料の種類を入力する入力装置と、その入
力装置により入力された塗料の種類によりそれに対応す
る塗装条件を記憶装置から呼び出して、その塗装条件に
対応する制御信号を各調整作動部に一斉に送出する制御
装置とを設けた構成とした。
【0006】
【作用】本発明は上記構成になり、色替に際して、入力
装置により使用する塗料の種類を入力すると、制御装置
によりその塗料の種類に対応した塗装条件が記憶装置か
ら呼び出されて、その塗装条件に対応した制御信号が各
調整作動部に一斉に送り出される。それにより、各調整
作動部が調整されて、その塗料に対応して定められた塗
装条件での塗装体勢が取られる。
【0007】
【発明の効果】すなわち、本発明装置によれば、被塗物
の種類を入力するだけで直ちにそれに対応した塗装条件
に自動的に調整されるから、調整作業自体がきわめて簡
単かつ短時間にでき、特に、塗料の種類が頻繁に変更と
なる場合にその時間的ロスを大幅に削減できて、作業能
率を大きく向上させることができる。また、誤調整に伴
う塗装ミスも無くなるとともに、同種の塗料を使用する
場合は常に同じ条件で塗装を施すことができて、均一な
品質を確保することができる効果がある。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。図において、符号1は、色替塗装機のスプレイ
ガンであつて、色替バルブ2を切り換えることにより、
準備された複数種の塗料A、B、C‥‥が塗料通路3を
通して選択的に供給されるようになつている。そのスプ
レイガン1の先端の塗料噴出口5から噴出した塗料は、
加圧エアー供給源9から霧化エアー通路6を通つて塗料
噴出口5の回りから噴出した霧化エアーxにより霧化さ
れ、また、パターンエアー通路7を通つてさらにその外
周から噴出したパターンエアーyにより所定の噴射パタ
ーンに整えられて、その前面の図示しない被塗物に塗着
されるようになつている。
【0009】上記の塗料通路3には塗料レギユレータ8
が介設され、この塗料レギユレータ8は、二次エアー圧
が電圧値に応じて設定調整される第1電空比例弁10a
からの制御エアー圧に対応して塗料の吐出量を調整する
ようになつている。また、霧化エアー圧は霧化エアー通
路6に介設した同様の第2電空比例弁10bにより、パ
イロツトエアー圧はパイロツトエアー通路7に介設した
第3電空比例弁10cにより、夫々調整されるようにな
つている。
【0010】各電空比例弁10a〜10cには、夫々の
電圧値を設定するための制御信号を送出する制御装置1
2が接続されている。この制御装置12には記憶装置1
3が接続されており、記憶装置13には、上記の塗料吐
出量、霧化エアー圧及びパターンエアー圧の塗装条件
が、塗料の種類ごとに塗料の種類を示す番号とともに予
め記憶されるようになつている。
【0011】制御装置13にはさらに、塗料番号を入力
するための入力装置14が接続されており、制御装置1
2は塗料番号を受けると、それと対応する塗装条件を記
憶装置13から呼び出し、その塗装条件に対応する制御
信号を送出するように機能する。
【0012】すなわち、色替に際して、使用する塗料の
番号を入力装置14に入力すると、制御装置12により
その塗料番号に対応した塗装条件が記憶装置13から呼
び出され、その塗装条件に対応した制御信号が各電空比
例弁10a〜10cに一斉に送り出される。これにより
各電空比例弁10a〜10cの電圧値が設定されて、夫
々の二次エアー圧が対応する所定の値に設定される。
【0013】そして、第1電空比例弁10aから、調節
設定された制御エアー圧が塗料レギユレータ8に加えら
れることによつて、塗料の吐出量が条件に合つた適正値
に調整され、また、第2電空比例弁10b及び第3電空
比例弁10cを介して、霧化エアー圧及びパターンエア
ー圧が条件に合つた適正値に調整される。
【0014】このように、色替に際して、塗料番号を入
力するだけで直ちにそれに適した条件での塗装体勢が整
えられる。
【0015】なお、塗装条件として、上記の3個以外
に、例えば、回転霧化式スプレイガンを用いる場合の霧
化頭の回転数や、静電塗装の場合の印加電圧等、その他
の条件を加えることも可能であつて、同様に調整するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【符号の説明】
1:スプレイガン 2:色替バルブ 3:塗料通路
6:霧化エアー通路 7:パターンエアー通路 8:塗
料レギユレータ 10a、10b、10c:電空比例弁
12:制御装置 13:記憶装置 14:入力装置
A、B、C:塗料x:霧化エアー y:パターンエアー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料吐出量、霧化エアー圧及びパターン
    エアー圧等の各種塗装条件を各別に調整する調整作動部
    を備え、スプレイガンから複数種の塗料を交替で噴出し
    て塗装を施すようにした色替塗装機に用いる塗装条件調
    整装置であつて、塗料の種類ごとに夫々の塗装条件を予
    め記憶した記憶装置と、塗料の種類を入力する入力装置
    と、該入力装置により入力された塗料の種類によりそれ
    に対応する塗装条件を前記記憶装置から呼び出して、該
    塗装条件に対応する制御信号を前記各調整作動部に一斉
    に送出する制御装置とを設けたことを特徴とする色替塗
    装機の塗装条件調整装置。
JP23387191A 1991-08-20 1991-08-20 色替塗装機の塗装条件調整装置 Pending JPH0549983A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23387191A JPH0549983A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 色替塗装機の塗装条件調整装置

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JPH0549983A true JPH0549983A (ja) 1993-03-02

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006346561A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 塗装機器設定装置
WO2013027613A1 (ja) * 2011-08-24 2013-02-28 日産自動車株式会社 ハンドガン制御装置
CN108296059A (zh) * 2018-01-28 2018-07-20 北京工业大学 基于机器视觉的气动微滴喷射状态控制系统及方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006346561A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 塗装機器設定装置
WO2013027613A1 (ja) * 2011-08-24 2013-02-28 日産自動車株式会社 ハンドガン制御装置
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