JP3031435B2 - 自動塗装における塗料吐出量制御方法 - Google Patents

自動塗装における塗料吐出量制御方法

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JP3031435B2
JP3031435B2 JP3233869A JP23386991A JP3031435B2 JP 3031435 B2 JP3031435 B2 JP 3031435B2 JP 3233869 A JP3233869 A JP 3233869A JP 23386991 A JP23386991 A JP 23386991A JP 3031435 B2 JP3031435 B2 JP 3031435B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動塗装を行う場合に
スプレイガンからの塗料吐出量を塗装条件に応じて定め
られた一定量に制御する方法に関し、特に、スプレイガ
ンのON・OFF動作が頻繁に繰り返される場合にも安
定した吐出量が得られるようにした塗料吐出量制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】レシプロケータや塗装ロボツトと自動ス
プレイガンとを組み合わせて行う自動塗装において、ス
プレイガンからの塗料吐出量を、塗料や被塗物の種類等
に基づく各種塗装条件に応じた一定量に制御する場合の
従来方法の一例を、本発明方法の一実施例に係る図1を
参照して説明する。
【0003】すなわち、塗料タンクから塗料をスプレイ
ガン1に圧送する塗料通路2の途中に介設した流量計3
により実際の塗料の吐出量を計測してその計測値を制御
装置5にフイードバツクしつつ、その制御装置5によ
り、その計測値と、塗装条件に対応して予め定められた
吐出量の設定値とを比較し、その比較結果に基づく電気
信号を電空比例弁6に送つて、流量計3の上流側に介設
した減圧弁からなる塗料レギユレータ7への制御エアー
圧を調節し、塗料吐出量を設定値に制御するようになつ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような自
動塗装では、複雑な形状の被塗物を塗装するのに対応し
てスプレイガン1のON・OFF動作が頻繁に繰り返さ
れる場合が多く、そのたびに吐出量の計測値が変わつて
それに伴い塗料レギユレータ7の制御エアー圧も頻繁に
変動するために吐出量が安定せず、しかも、応答時間の
遅れもあるから、吐出時に必要量が得られない場合が往
々にしてあつた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、本発明の自動塗装における塗料吐出量
制御方法は、スプレイガンへの塗料通路に介設した流量
計により計測される吐出量の実際の計測値を制御装置に
フイードバツクしつつ、その制御装置により、その計測
値と、塗料や被塗物の種類等に基づく各種塗装条件に応
じて予め定められた吐出量の設定値を比較し、その比較
結果に基づいて塗料通路に介設した塗料レギユレータを
調節して吐出量を設定値に制御するのを、塗装条件が変
わつた際の塗料の供給し始めの一定時間について行い、
それ以降の同一塗装条件下での塗装中は、塗料レギユレ
ータを制御時間の終わりの状態に保持する構成とした。
【0006】
【作用】本発明は上記構成になり、新たな塗装条件によ
る塗装の準備が整つたら、一定時間制御装置を作動させ
てスプレイガンから塗料を吹き続ける。その間に、流量
計により実際の吐出量が計測されて制御装置にフイード
バツクされつつその塗装条件に対応した設定値と比較さ
れ、比較結果に基づいて塗料レギユレータが調節されて
吐出量が設定値に制御される。
【0007】上記の一定時間が経過すると、制御装置の
塗料レギユレータを随時調節する機能が停止すると同時
に塗料レギユレータが制御時間の最後の調節状態に保持
される。それ以降、同一塗装条件下で塗装が行われる間
は、最終的に制御された吐出量に維持される。
【0008】
【実施例】以下、本発明方法の一実施例を図1及び図2
に基づいて説明する。自動塗装では、塗料の種類を変更
する場合すなわち色替する場合に、図2のフローチヤー
トに示すような色替プログラムに従つて行うようになつ
ている。まず、塗料通路2にエアーを供給することによ
り前の塗料を押し出して除去し、続いて、シンナーで塗
料通路2を洗浄して、エアーでこれを吹き飛ばすのを数
回繰り返し、その後に次の塗料のタンクを塗料通路2に
切換接続するようになつている。
【0009】本実施例では、上記の色替の最終工程に、
塗料吐出量調整工程を設けている。すなわち、色替プロ
グラムが進んで、次の塗料の準備が完了した段階に来る
と、一定時間、その塗料が塗料通路2に圧送されるとと
もにスプレイガン1がONされて、塗料が吐出される。
【0010】それと同時に、図1に示すように、色替プ
ログラム10からの信号により制御装置5が作動し、既
述したとおりに、塗料の吐出量が対応する設定値に制御
される。
【0011】上記の一定時間が経過すると、塗料の圧送
が停止してスプレイガン1もOFFとなる。それととも
に、制御装置5の電空比例弁6への電気信号を随時調節
する機能が停止して、電空比例弁5の開放状態を制御時
間の最後の状態に保持し、それに対応する制御エアー圧
を、それ以降の同一の塗装条件下で塗装が行われる間、
塗料レギユレータ7に継続して供給する。
【0012】これにより、スプレイガン1のON・OF
F動作が繰り返し行われる場合も、常に、制御時間の最
後において最終的に制御された吐出量で塗装が施され
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明方法によれ
ば、塗装条件が変わると、初めにスプレイガンから塗料
が連続吐出されてその間に吐出量が設定値に制御され、
それ以降その吐出量が維持されるのであつて、スプレイ
ガンがON・OFF動作を頻繁に繰り返す場合であつて
も、常に設定した吐出量で塗装することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るブロツク図である。
【図2】それに使用する色替プログラムのフローチヤー
トである。
【符号の説明】
1:スプレイガン 2:塗料通路 3:流量計 5:制
御装置 6:電空比例弁 7:塗料レギユレータ 1
0:色替プログラム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプレイガンへの塗料通路に介設した流
    量計により計測される吐出量の実際の計測値を制御装置
    にフイードバツクしつつ、該制御装置により、該計測値
    と、塗料や被塗物の種類等に基づく各種塗装条件に応じ
    て予め定められた吐出量の設定値を比較し、その比較結
    果に基づいて前記塗料通路に介設した塗料レギユレータ
    を調節して吐出量を前記設定値に制御するのを、塗装条
    件が変わつた際の塗料の供給し始めの一定時間について
    行い、それ以降の同一塗装条件下での塗装中は、前記塗
    料レギユレータを前記制御時間の終わりの状態に保持す
    ることを特徴とする自動塗装における塗料吐出量制御方
    法。
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CN108284048A (zh) * 2017-01-09 2018-07-17 苏州市铂汉塑胶五金有限公司 一种喷涂控制方法

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