JPH0847138A - 電気接続箱の接続構造 - Google Patents
電気接続箱の接続構造Info
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- JPH0847138A JPH0847138A JP6177100A JP17710094A JPH0847138A JP H0847138 A JPH0847138 A JP H0847138A JP 6177100 A JP6177100 A JP 6177100A JP 17710094 A JP17710094 A JP 17710094A JP H0847138 A JPH0847138 A JP H0847138A
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Abstract
いずに、直接、ワンタッチで電気接続できるようにした
接続構造を提供する。 【構成】 リレー、ヒューズ等を含むワイヤハーネスの
分岐回路を構成する電気部品を取り付けた電気接続箱同
士を電気的に接続する構造であって、上記各電気接続箱
12〜15を上開口10aから内部に収容するロアケー
ス10の内底面10bには、適当本数の導電性ジョイン
トバスバー16〜18が立設される一方、上記各電気接
続箱12〜15の外底面12a〜15aには、該各電気
接続箱12〜15の内部回路を構成するバスバー19の
接続端子部19aが突設されて、上記各電気接続箱12
〜15を上記ロアケース10の内部に収容したとき、各
接続端子部19aがジョイントバスバー16〜18に電
気的に接続されるようにした。
Description
関し、詳しくは、自動車に搭載されるジャンクションボ
ックスにリレーボックス、ヒュージブルリンクボック
ス、ヒューズボックス等を簡単に電気接続できるように
したものである。
からなる内部回路部材を収容すると共に、リレー、ヒュ
ーズ等を搭載し、集中的に電源の分配と回路の分岐接続
を行うジャンクションボックスが搭載されている。通
常、図5に示すように、ジャンクションボックス1に
は、ヒュージブルリンクボックス2、リレーボックス
3、4等を接続している。
互の電気接続は、図示のように、電線Wの端末に端子5
を圧着したり、コネクタ6を取り付けたりして、端子5
を他のボックスの端子に接続したり、コネクタ6をボッ
クス1〜4に形成したコネクタ収容部に嵌合して接続す
ることにより行っている。
1〜4の相互の電気接続を電線W、端子5、コネクタ6
を用いて接続すると、電線W、端子5、コネクタ6等の
部品点数が増加すると共に、電線Wに端子5を接続する
工程、電線Wにコネクタ6を取り付ける工程、端子5を
ボックスの端子に接続する工程、コネクタ6をボックス
のコネクタ収容部に接続する工程等の作業工程が増加
し、手数がかかると共にコスト高になる。
続、端子5同士の接続、コネクタ6同士の接続等で接続
点数が増加して抵抗が大となる。特に、電源側回路では
大電流回路が必要であるため、上記接続部での抵抗が非
常に大きくなり、熱的な問題が発生する。また、大電流
回路には太物電線を用いなければならず、太物電線は組
み付け作業性が悪い問題もある。さらにまた、電線Wを
用いてボックス1〜4を接続すると、ボックス外部に配
線する電線がスペースをとり、特に、太物電線では配線
スペースが大となる。その結果、これらを相互に接続す
るボックス1〜4を収容するケースが大型化する問題が
ある。
たもので、ボックス同士を電線、端子、コネクタを用い
ずに、直接、ワンタッチで電気接続できるようにした電
気接続箱の接続構造を提供することを目的とするもので
ある。
に、本発明は、請求項1で、リレー、ヒューズ等を含む
ワイヤハーネスの分岐回路を構成する電気部品を取り付
けた電気接続箱同士を電気的に接続する構造であって、
複数の電気接続箱を上開口から内部に収容するケースを
設け、該ケースの内底面より少なくとも1本以上のジョ
イントバスバーを立設する一方、上記ケースに収容する
各電気接続箱に、その内部回路を構成するバスバー等の
導電材の一部に、上記ジョイントバスバーと嵌合する接
続端子部を設け、各電気接続箱を上記ケースに収容する
と、各接続端子部がジョイントバスバーに嵌合して、該
ジョイントバスバーを介して電気接続箱の導電材同士が
電気的に接続される構成としていることを特徴とする電
気接続箱の接続構造を提供している。
気接続箱の内部に設けたバスバーの一部に形成して、該
電気接続箱のボックス外面から突出し、該突出部分にス
リットを形成して雌型接続端子部とし、かつ、該雌型接
続端子部をボックス外面に一体成形した保護壁で保護す
る一方、上記ケース内底面より立設するジョイントバス
バーは垂直な平板形状とし、上方より電気接続箱をケー
ス内部に押し込む時に、上記雌型接続端子部のスリット
を上記ジョイントバスバーの上端より嵌合して接続する
構成としている請求項1に記載の電気接続箱の接続構造
を提供している。
る上記ジョイントバスバーは、該ケースに収容する複数
の電気接続箱の仕切位置に設けられている請求項1また
は請求項2に記載の電気接続箱の接続構造を提供してい
る。
側に保持壁をケースと一体形成し、該保護壁でジョイン
トバスバーを立設保持している前記請求項のいずれか1
項に記載の電気接続箱の接続構造を提供している。
ントボックス、リレーボックス、ヒューズボックス等で
あり、これら電気接続箱を収容するケースの上開口は、
カバーで閉鎖される構成としている前記請求項のいずれ
か1項に記載の電気接続箱の接続構造を提供している。
箱を収容する作業だけで、ケースのジョイントバスバー
に各電気接続箱の各接続端子部が電気的に接続されて、
各電気接続箱を、直接、かつワンタッチで電気的に接続
できる。
けた接続端子部が外部に突出しているため、ジョイント
バスバーとの嵌合が容易かつ正確に出来ると共に、突出
した接続端子部を保護壁で保護出来る。請求項3の接続
構造では、仕切壁をジョイントバスバーで形成している
ため、各電気接続箱の位置決めと他の電気接続箱との接
続とを同時に行う事が出来る。請求項4の接続構造で
は、ケース底面から立設するジョイントバスバーを垂直
方向に保持でき、電気接続箱との嵌合をスムーズに行う
ことができる。請求項5の接続構造では、ケース内にジ
ョイントボックス、リレーボックス、ヒューズボックス
等をコンパクトに収容できる。
明する。図4に示すように、四角箱状のロアケース10
内に上開口10aからジャンクションボックス12とリ
レーボックス13〜15が収容され、該上開口10a
は、アッパーケース11でカバーされる。
内底面10bには、上記各ボックス12〜15を電気的
に接続するために必要な3本のジョイントバスバー16
〜18が立設されている。ジョイントバスバー16は、
導電性金属板からなり、長方形の平板を略コ字状に折曲
させた形状である。ジョイントバスバー17、18は、
長方形の平板を略L字状に折曲させた形状である。これ
らのジョイントバスバー16、17、18は、それぞれ
図示の位置に四角枠状に立設され、ロアケース10の内
部に収容するジャンクションボックス12、リレーボッ
クス13〜15を仕切る位置に設けられている。上記各
ジョイントバスバー16〜18の上端は、図2(A)及
び図3(A)に示すように、先細のテーパ形状に形成さ
れている。
ケース10の内底面10bには、上記各ジョイントバス
バー16〜18を上方から圧入可能なスリット10cを
有する保持壁10d、…、10dが適当な配置で一体形
成され、該各保持壁10dのスリット10cに上記各ジ
ョイントバスバー16〜18を上方から圧入することに
より、各ジョイントバスバー16〜18が所定の立設位
置で正確に保持される。
ボックス12〜15の外底面12a〜15aには、各ボ
ックス12〜15の内部回路を構成するバスバー19よ
り延在させた接続端子部19aがそれぞれ突設されてい
る。
〜15の内底面12b〜15bから外底面12a〜15
aに至るスリット穴20を貫通して、外底面12a〜1
5aに沿う水平部19bと、該水平部19bの自由端か
らU字状に下方へ折曲された折曲部19cとを有し、該
折曲部19cの幅方向の中央部には、下端から上方に切
り込まれた差し込みスリット19dが形成され、該スリ
ット19dの下端には、上記ジョイントバスバー16〜
18に上方からスリット19dを差し込むときのガイド
となるガイド斜面19e、19eが形成されている。こ
のように、各ボックス12〜15より突出する接続端子
部19は雌型の接続端子部とされている。
〜15aの各接続端子部19aの周辺には、該各接続端
子部19aの外力による変形を防止するための保護壁1
2c〜15cがそれぞれ形成されている。該各保護壁1
2c〜15cの下端には、上記ジョイントバスバー16
〜18に上方から接続端子部19aを差し込むときのガ
イドとなるガイド斜面12d〜15dが形成されてい
る。
10の内底面10bには、各保持壁10dによりジョイ
ントバスバー16〜18が所定の立設位置で保持されて
いる。上記ロアケース10に対して、ジャンクションボ
ックス12を上開口10aからロアケース10の内部に
収容すると、ジャンクションボックス12の外底面12
aの接続端子部19a、19aがバスバー16の部分1
6aとバスバー17の部分17aとに差し込まれて電気
的に接続される。
10の内部に収容すると、リレーボックス13の外底面
13aの接続端子部19a、19aがバスバー17の部
分17bとバスバー18の部分18aとに差し込まれて
電気的に接続される。また、リレーボックス14をロア
ケース10の内部に収容すると、リレーボックス14の
外底面14aの接続端子部19aがバスバー18の部分
18bに差し込まれて電気的に接続される。さらに、リ
レーボックス15をロアケース10の内部に収容する
と、リレーボックス15の外底面15aの接続端子部1
9aがバスバー16の部分16bに差し込まれて電気的
に接続される。
12〜15を収容する作業で、ロアケース10のジョイ
ントバスバー16〜18に各ボックス12〜15の各接
続端子部19aを電気的に接続することができる。つま
り、各ボックス12〜15を、直接、かつワンタッチで
電気的に接続できるようになり、作業性が向上する。
の電気接続箱の接続構造によれば、ロアケースに各電気
接続箱を収容する操作で、ロアケースのジョイントバス
バーに各電気接続箱の各接続端子部を電気的に接続でき
るようになる。したがって、従来では接続のために必要
であった電線、端子、コネクタが不要になると共に、各
電気接続箱をワンタッチで電気的に接続できる。よっ
て、部品点数及び作業工程が大幅に省略でき、作業性も
向上するので、大幅なコストダウンを図ることができ
る。また、ボックス同士を電線等を介さずに直接接続す
るため、各ボックスを収容するケースも小型化する。さ
らに、ロアケースのジョイントバスバーに各電気接続箱
の各接続端子部を直接に接続するため、接続部が減少し
て抵抗が小さくなり、特に、電源回路等の大電流を導通
する場合には、抵抗部における発熱を低減できるように
なる。
保持壁で保持すると、ジョイントバスバーを立設位置に
正確に保持できる。また、電気接続箱の接続端子部を保
護壁で保護すると、接続部の外力による変形を未然に防
止できる。さらに、電気接続箱がジョイントボックス、
リレーボックス、ヒューズボックス等であれば、ケース
内にこれらのボックスをコンパクトに収容できる。
解斜視図である。
接続前の斜視図、(B)は接続端子部の側面断面図であ
る。
接続前の正面図、(B)は(A)の接続後の正面図であ
る。
ケースの斜視図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 リレー、ヒューズ等を含むワイヤハーネ
スの分岐回路を構成する電気部品を取り付けた電気接続
箱同士を電気的に接続する構造であって、 複数の電気接続箱を上開口から内部に収容するケースを
設け、該ケースの内底面より少なくとも1本以上のジョ
イントバスバーを立設する一方、 上記ケースに収容する各電気接続箱に、その内部回路を
構成するバスバー等の導電材の一部に、上記ジョイント
バスバーと嵌合する接続端子部を設け、 各電気接続箱を上記ケースに収容すると、各接続端子部
がジョイントバスバーに嵌合して、該ジョイントバスバ
ーを介して電気接続箱の導電材同士が電気的に接続され
る構成としていることを特徴とする電気接続箱の接続構
造。 - 【請求項2】 上記接続端子部は、電気接続箱の内部に
設けたバスバーの一部に形成して、該電気接続箱のボッ
クス外面から突出し、該突出部分にスリットを形成して
雌型接続端子部とし、かつ、該雌型接続端子部をボック
ス外面に一体成形した保護壁で保護する一方、上記ケー
ス内底面より立設するジョイントバスバーは垂直な平板
形状とし、上方より電気接続箱をケース内部に押し込む
時に、上記雌型接続端子部のスリットを上記ジョイント
バスバーの上端より嵌合して接続する構成としている請
求項1に記載の電気接続箱の接続構造。 - 【請求項3】 上記ケースの底面より立設する上記ジョ
イントバスバーは、該ケースに収容する複数の電気接続
箱の仕切位置に設けられている請求項1または請求項2
に記載の電気接続箱の接続構造。 - 【請求項4】 上記ジョイントバスバーの両側に保持壁
をケースと一体形成し、該保護壁でジョイントバスバー
を立設保持している前記請求項のいずれか1項に記載の
電気接続箱の接続構造。 - 【請求項5】 上記各電気接続箱は、ジョイントボック
ス、リレーボックス、ヒューズボックス等であり、これ
ら電気接続箱を収容するケースの上開口は、カバーで閉
鎖される構成としている前記請求項のいずれか1項に記
載の電気接続箱の接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6177100A JP2871471B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 電気接続箱の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6177100A JP2871471B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 電気接続箱の接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0847138A true JPH0847138A (ja) | 1996-02-16 |
JP2871471B2 JP2871471B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=16025149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6177100A Expired - Fee Related JP2871471B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 電気接続箱の接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2871471B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019030204A (ja) * | 2017-08-02 | 2019-02-21 | 矢崎総業株式会社 | 電気配線ブロック接合体、電気接続箱及びワイヤハーネス |
CN114097152A (zh) * | 2019-07-08 | 2022-02-25 | 住友电装株式会社 | 电接线盒 |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP6177100A patent/JP2871471B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019030204A (ja) * | 2017-08-02 | 2019-02-21 | 矢崎総業株式会社 | 電気配線ブロック接合体、電気接続箱及びワイヤハーネス |
CN114097152A (zh) * | 2019-07-08 | 2022-02-25 | 住友电装株式会社 | 电接线盒 |
CN114097152B (zh) * | 2019-07-08 | 2023-10-27 | 住友电装株式会社 | 电接线盒 |
Also Published As
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---|---|
JP2871471B2 (ja) | 1999-03-17 |
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