JPH084701Y2 - 小型ディバージコネクタ - Google Patents

小型ディバージコネクタ

Info

Publication number
JPH084701Y2
JPH084701Y2 JP8354791U JP8354791U JPH084701Y2 JP H084701 Y2 JPH084701 Y2 JP H084701Y2 JP 8354791 U JP8354791 U JP 8354791U JP 8354791 U JP8354791 U JP 8354791U JP H084701 Y2 JPH084701 Y2 JP H084701Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
plug
plug case
locking
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8354791U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0744255U (ja
Inventor
良則 山内
中島  茂
隆弘 邑川
Original Assignee
不二電機工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 不二電機工業株式会社 filed Critical 不二電機工業株式会社
Priority to JP8354791U priority Critical patent/JPH084701Y2/ja
Publication of JPH0744255U publication Critical patent/JPH0744255U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH084701Y2 publication Critical patent/JPH084701Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、小型ディバージコネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型ディバージコネクタとは、配線の分
岐を目的とするコネクタであって、例えば図6に示すよ
うに、ソケット110に複数(ここでは6個)のプラグケ
ース120が挿抜され、ソケット110に挿入された各プラグ
ケース120をソケット110に係止する係止手段130が設け
られる。この係止手段130の係止作用を解除して該プラ
グケース120をソケット110から抜き取るため、各プラグ
ケース120には操作片122が設けられる。
【0003】係止手段130は、各プラグケース120の両側
に位置するソケット110の部分に形成された係合孔131
と、上記操作片122の両外側面に突出させた係止爪132と
で構成される。図7に示すように、各操作片122はプラ
グケース120の本体121の両側から連出され、本体121の
両側面に沿って差し込み方向と逆方向に延びる弾性体で
構成され、両側から1対の操作片122の先端部を本体121
側に押さえることにより、係止爪132を係合孔131から離
脱させて係止手段130の係止作用を解除し、引続き1対
の操作片122の先端部を本体121側に押さえながら差し込
み方向と逆方向に引くことによりプラグケース120をソ
ケット110から抜き取れるようにしている。なお、各操
作片122の先端には必要に応じて両外側方に突出する指
掛部123が形成される。また、図7において140はソケッ
ト110の各タブに接続される配線を覆うカバーである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】各操作片122の先端部
あるいは指掛部123の幅を一定以上狭くすると、図5に
仮想線で示すように、手指Fで所要のプラグケース120
の操作片122の先端部あるいは指掛部123を係止手段130
の係止作用を解除するために必要な寸法以上に押し込む
と隣接するプラグケース120の操作片121の先端部あるい
は指掛部123を同時に押さえ込んで、隣接するプラグケ
ース120の係止手段130の係止作用も解除してしまい、抜
き取る必要のあるプラグケース120と、抜き取る必要の
ないプラグケース120を引き抜いてしまうことがある。
【0005】このため、プラグケース120の間隔を一定
以下に狭くすることができず、小型ディバージコネクタ
の小型化を図る上で大きな制限が課せられている。本考
案は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、プラグ
ケースの間隔を狭めて一層小型にできるようにした小型
ディバージコネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、ソケットに複
数のプラグケースが挿抜され、ソケットに挿入された各
プラグケースをソケットに係止する係止手段が設けら
れ、各プラグケースに係止手段の係止作用を解除して該
プラグケースをソケットから抜き取る抜取操作用の1対
の操作片を設けた小型ディバージコネクタを前提とし
て、上記の目的を達成するため、次のような手段を講じ
ている。
【0007】すなわち、操作片の先端部に、本体の両側
外方に先細り状に突出する指掛部を連設する、という手
段を講じている。
【0008】
【作用】操作片の先端部から本体の両側外方に先細り状
に突出する指掛部を連設することにより、隣接するプラ
グケースの間隔が人の指の幅よりも狭くても、所要のプ
ラグケースの指掛部を本体側に押しこむ時に隣接するプ
ラグケースの指掛部に指が当たるまでに指を掛けている
指掛部及び操作片をある程度押し込むことができる。隣
接するプラグケースの指掛部に指が当たる前に係止手段
の係止作用が解除できるようにすれば、隣接するプラグ
ケースの係止手段の係止作用を同時に解除させることな
く、更に隣接するプラグケースを同時にソケットから抜
き取ることなく所要のプラグケースをソケットから抜き
取ることができるようになる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例に係る小型ディバー
ジコネクタを図1及び図2に基づき具体的に説明する。
図1は本考案の一実施例に係る小型ディバージコネクタ
の正面図であり、図2はその縦断側面図であり、図3は
その半断平面図である。このコネクタは、ソケット1
と、これに挿抜される複数(ここでは6個)のプラグケ
ース2と、ソケット1の各タブに接続される配線の端部
を覆うカバー4とを備える。
【0010】ソケット1は、各プラグケース2に対応す
る6個の受穴11を備え、各受穴11の入口側半分は長方形
穴11aに形成され、各受穴11の奥側半分はそれよれも長
軸が短い小判形穴11bに形成されている。また、各長方
形穴11aの一側には各プラグケース2の向きを決めるた
めの位置決め溝12が凹設してある。更に、各受穴11の底
壁には所要数(ここでは4個)のタブ挿入孔13が貫通形
成される。
【0011】各プラグケース2は、本体21と本体21の長
軸方向の両側に突設した1対の操作片22とを備えてい
る。本体21の先端部21aはソケット1の小判形穴11bに
対応して小判柱形に形成され、中間部21bは縦横比が端
部21aとほぼ同じ矩形柱状に形成され、その先端部から
操作片22が連出される。中間部21bには、段落ち溝21c
を介して後端部21dが連設され、この後端部21dは中間
部21bよりも小さい小判柱形に形成されている。また、
中間部21bの一側に位置決め溝12に対応する位置決め凸
条23が突設される。
【0012】ソケット1に挿入された各プラグケース2
は係止手段3でソケット1に係止される。この係止手段
3はソケット1の形成した係合孔31と、プラグケース2
の操作片22の外側面に形成され、上記係合孔31に係脱さ
れる係止爪32とで構成され、操作片22を本体21側に一定
以上押さえることにより、係止手段3の係止作用を解除
できるようにしている。
【0013】各操作片22の先端には、プラグケース2の
長軸方向外側に先細り状に突出する指掛部24が連設され
る。上記の構成において、各プラグケース2をソケット
1に挿入する場合には、プラグケース2を弾性変形して
係止爪32が係合孔31に嵌まり込むまで受穴11に押し込め
ばよい。
【0014】各プラグケース2をソケット1から取り外
す場合には、指掛部24を両側から押さえることにより係
止爪32を係合穴31から離脱させて係止手段3の係止作用
を解除し、両指掛部24を手指Fで押さえたまま引き抜け
ばよい。ここで、手指Fで指掛部24を押し込んだ時に、
各プラグケース2の指掛部24が先細りに形成されている
ので、図1の仮想線で示すように、各プラグケース2の
間隔を手指Fの幅以下の例えば7mm程度にしても、隣接
する他のプラグケース2の指掛部24に手指Fを接触させ
ることなく、所要のプラグケース2の指掛部24を係止手
段3の係止作用の解除に要する寸法以上に押さえること
ができる。
【0015】上記の一実施例では、各プラグケース2が
横1列に並べてソケット1に挿抜されるように構成して
いるが、例えば図4に示すようにソケット5に複数のプ
ラグケース6を上下2段に並べて挿抜できるようにした
り、更に上下多段に並べて挿抜できるように構成しても
よい。また、上記の一実施例では、各プラグケース2に
1対の係止手段3と2個の操作片22が設けられている
が、例えば図4に示すように、ソケット5に挿抜される
各プラグケース6に1対の係止手段7を設け、この係止
手段7を本体61に連設した1個の操作片62の外側面に突
設した係止爪72と、ソケット5に形成した係合孔71とで
構成するようにしてもよい。
【0016】なお、図4において、符号63は指掛部、符
号8はソケット5の各タブに接続される配線の端部を覆
うカバーを示す。図5は、さらに別の実施例で、ソケッ
ト81にプラグケース82から前方に向けて延出した操作片
83が前端側で係合しているのを、操作片83に設けた先細
り状に突出した指掛部84を押さえて係合を外す。
【0017】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば、操作片
の先端部に、本体の外側方に先細り状に突出する指掛部
を連設することにより、各プラグケースの間隔を手指の
幅以下にしても、隣接する不要なプラグケースの指掛部
に手指を接触させることなく、所要のプラグケースの指
掛部を係止作用の解除に要する寸法以上に押さえて引き
抜くことができる。したがって、各プラグケースの間隔
を手指の幅以下に狭めて小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の正面図である。
【図2】本考案の一実施例の縦断側面図である。
【図3】本考案の一実施例の半断平面図である。
【図4】本考案の他の実施例の縦断側面図である。
【図5】本考案のさらに他の実施例の斜視図である。
【図6】従来例の正面図である。
【図7】従来例の縦断側面図である。
【符号の説明】
1…ソケット 2…プラグケース 3…係止手段 21…本体 22…操作片 24…指掛部 5…ソケット 6…プラグケース 7…係止手段 61…本体 62…操作片 63…指掛部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケットに複数のプラグケースが挿抜さ
    れ、ソケットに挿入された各プラグケースをソケットに
    係止する係止手段が設けられ、各プラグケースに係止手
    段の係止作用を解除して該プラグケースをソケットから
    抜き取る抜取操作用の操作片を設けた小型ディバージコ
    ネクタにおいて、操作片の先端部に、本体の外側方に先
    細り状に突出する指掛部を連設することを特徴とする小
    型ディバージコネクタ。
JP8354791U 1991-10-16 1991-10-16 小型ディバージコネクタ Expired - Lifetime JPH084701Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8354791U JPH084701Y2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 小型ディバージコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8354791U JPH084701Y2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 小型ディバージコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0744255U JPH0744255U (ja) 1995-11-07
JPH084701Y2 true JPH084701Y2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=13805540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8354791U Expired - Lifetime JPH084701Y2 (ja) 1991-10-16 1991-10-16 小型ディバージコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH084701Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0744255U (ja) 1995-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4749369A (en) Connector
JPS6021537Y2 (ja) 連結具
JPS6021458U (ja) 消磁コイル保持具
JP2004156722A (ja) 本留め用の雄パーツを有する連結具
JPH08171943A (ja) 電気導体のためのウェッジコネクタ
JPH084701Y2 (ja) 小型ディバージコネクタ
JPH0122354Y2 (ja)
JPH0334862Y2 (ja)
US3535674A (en) Strain relief assembly for electrical connector devices
JP3043446U (ja) ベルトクリップのネジ挿通穴
JP2568820Y2 (ja) フラットケーブルクランプ
JP2585294Y2 (ja) 電気コネクタ
TWM656182U (zh) 電連接裝置及其側扣式連接器
JPH0710544Y2 (ja) ターミナルコントローラケース
JP2597875Y2 (ja) Icカード用コネクタ
JPS59148081U (ja) コネクタハウジングの雌端子係止機構
JPH02145782U (ja)
JPH10241784A (ja) コネクタ
JPH0115096Y2 (ja)
JP3004600U (ja) 穴のあいた差し込みプラグ
JP2594815Y2 (ja) スタッド用クリップ
JPS5843575Y2 (ja) 結束帯
JPH037978Y2 (ja)
JPS636904U (ja)
JPH0371575U (ja)