JPH0846894A - 映像装置 - Google Patents

映像装置

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JPH0846894A
JPH0846894A JP16622095A JP16622095A JPH0846894A JP H0846894 A JPH0846894 A JP H0846894A JP 16622095 A JP16622095 A JP 16622095A JP 16622095 A JP16622095 A JP 16622095A JP H0846894 A JPH0846894 A JP H0846894A
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JP
Japan
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audio
circuit
head
video
voice
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Application number
JP16622095A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Arai
裕之 新井
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスプレイと記録再生機器とを同一のキャ
ビネットに内設した映像装置において、ブラウン管の偏
向ヨークから生じる垂直ノイズによる音声ハムが発生す
るのを防止し、かつ、装置の縮小化及びコストダウンを
可能とする。 【構成】 記録再生機器に備えられた音声ヘッドに音声
回路を近接配置し、該音声ヘッドと音声回路とを覆え局
部的な遮へい部材を設ける構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイと記録再
生機器とを同一のキャビネットに内設し前記ディスプレ
イを上部に記録再生機器を下部に配設した映像装置に関
するものである。なお、上記記録再生機器とは、例え
ば、レコード・ビデオテープカセットなどを装着して記
録及び/又は再生を行うレコードプレーヤー、ビデオテ
ープレコーダ等の機器であり、主にピックアップ磁気ヘ
ッドあるいはアンプ等を備え、ディスプレイ部分で発生
する電磁気の影響を受けやすい電気回路を含むものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、第5図に示す如く、ブラウン
管(34)を設けるデイスプレイのキャビネット(3
2)に記録再生機器(37)を内設させ、該ディスプレ
イと該記録再生機器(37)とを一体構造にした映像装
置(31)がある。例えば、図示したようにブラウン管
(34)をキャビネット(32)の上方位置に設け、ビ
デオテープレコーダ(記録再生機器)(37)をキャビ
ネット底部位置に内設させた構造のものがある。
【0003】なお、第6図は従来のビデオテープレコー
ダ(37)のブロック図である。ビデオデッキ(50)
に配置された画像ヘッド(51)は、第1の基板(4
2)に搭載された増幅器(43)の入力端子が接続され
る。増幅器(43)の出力端子には、第2の基板(5
3)に搭載されたビデオ回路(54)の入力端子が接続
される。
【0004】一方、ビデオデッキ(50)に配置された
音声ヘツド(40)には、第2の基板(53)に搭載さ
れた音声回路(41)の入力端子が接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の映像装置(31)において、第6図に示すような従
来のビデオテープレコーダ(37)では、第2の基板
(53)に音声回路(41)も搭載されていたので、ビ
デオデッキ(50)と第2の基板(53)の各回路間が
実線で示すように長い配線によって接続されていた。従
って、キャビネット(32)上方位置に設けられたブラ
ウン管(34)の偏向ヨーク(44)から生じる垂直ノ
イズの磁束の漏れが、ビデオテープレコーダ(37)の
音声ヘッド(40)及び音声回路(41)に侵入し、音
声ハム(特定周波数の連続音でブーンという耳ざわりな
音)が発生する問題があった。
【0006】そこで、従来はその対策として、音声ヘッ
ド(40)から音声回路(41)に至るまでのリード線
にはシールド線を用いて配線処理をしていた。更に、上
記ブラウン管(34)と上記ビデオテープレコーダ(3
7)との間にテレビジョン配線基板(47)を横型(水
平)に取付けると共に、ビデオテープレコーダ(37)
の上面全体を金属板(例えば鉄板)(45)(わかりや
すく表わす為に二点鎖線で分解して示す)で覆うことに
より、上記垂直ノイズを遮断する構造としていた。
【0007】しかしながら、上述した従来の構造では、
音声ヘッド(40)から音声回路(41)に至るまでの
長い配線にシールド線を用いる必要があり、コストアッ
プになると共に配線処理が複雑で組立てが煩雑であっ
た。更に、上記ビデオテープレコーダ(37)の上面全
体を金属板(45)で覆う必要があり、コストアップと
なる欠点があった。また、ブラウン管(34)とビデオ
テープレコーダ(37)との間に配線基板(47)があ
るため、映像装置(31)の上下寸法を容易に縮小(薄
型)し得ないという問題があった。
【0008】従って、本発明は上記事情を考慮してなさ
れたもので、キャビネットの上方位置にディスプレイを
内設すると共に該キャビネットの底部位置に記録再生機
器を内設する映像装置において、ブラウン管の偏向ヨー
クから生じる垂直ノイズが音声ヘッド及び音声回路に侵
入し音声ハムが発生するのを防止すると共に、上記装置
の縮小化(薄型化)及びコストダウン及び作業性の向上
を可能とした映像装置を提供することを目的とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するために、上記ディスプレイで発生する電磁気の
影響を音声ヘッド及び音声回路に対して緩和させるため
に上記音声ヘッドと音声回路との上部に局部的に取付け
られる電磁遮へい部材を設け、かつ音声ヘッドと音声回
路の間の配線の距離をシールド線を用いない程度に短く
したものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適一実施例を第1図〜第4
図に基づいて説明する。第1図は本発明の実施例を適用
した映像装置を示す概略側面図、第2図はその正面図で
ある。映像装置(1)は、合成樹脂成形品で形成された
離合自在な密閉箱形の前後キャビネット(2)(3)を
備え、ディスプレイのブラウン管(5)をキャビネット
の上方位置に設け、録画/再生ヘッド(6)等を備える
ビデオテープレコーダ(記録再生機器)(7)をキャビ
ネットの底部位置に夫々内設したものである。
【0011】第4図は上記ビデオテープレコーダ(7)
のブロック図である。ビデオテープレコーダ(7)はビ
デオデッキ(20)を含み、このビデオデッキ(20)
に装填されたビデオテープ(8)(第1図示参照)は、
シリンダ(6)によって装着される。画像ヘッド(2
1)によってビデオテープから再生された画像信号は、
第1の基板(12)に設けられた増幅器(22)に与え
られる。
【0012】一方、ビデオテープの音声信号は、音声ヘ
ッド(10)によって再生され、第1の基板(12)に
配置された音声回路(11)に入力される。増幅器(2
2)で増幅された画像信号は、第2の基板(23)上に
搭載されたビデオ回路(24)に入力される。第2の基
板(23)には、ビデオ回路(24)の他に、サーボ回
路(25)およびシスコン回路(26)も搭載される。
【0013】そして、第1の基板(12)には、第4図
において点線で示すような中継パターン(27)が形成
されている。この中継パターン(27)を経由して、サ
ーボ回路(25)およびシスコン回路(26)は、ビデ
オデッキ(20)のコネクタ(28)および(29)に
それぞれ接続される。なお、第1の基板(12)と第2
の基板(23)間の配線には平行リード線が用いられる
が、従来のようにビデオデッキ(20)まで長い平行リ
ード線で配線する必要がないので、取り扱いや配線処理
が簡略化され、組立効率が向上する。
【0014】更に、本実施例では、上記音声ヘッド(1
0)及び音声回路(11)の上面は局部的に薄板状の遮
へい部材(13)で覆設されている。第3図は該遮へい
部材の取付け状態を示す斜視図である。遮へい部材(1
3)は、ブラウン管(4)の偏向ヨーク(14)から生
じる垂直ノイズの磁束の漏れが、ビデオテープレコーダ
(7)の音声ヘッド(10)及び音声回路(11)に侵
入し、音声ハムが発生するのを防止する為のものであ
り、上部よりネジ(15)で取付けられている。なお、
上記遮へい部材(13)の材質は、磁気的性質がすぐれ
た公知のけい素鋼板が望ましい。該けい素鋼板は、けい
素含有量が数%程度で炭素含有量が極めて低く、熱間又
は冷間圧延で製造され優れた磁気特性をもつものであ
る。
【0015】また、前後キャビネット(2)(3)の右
側壁(第2図参照)に略平行に基板ホルダ(16)を介
してテレビジョン配線基板(17)を縦型に出入自在に
設けるもので、キャビネット(2)(3)の上下寸法を
縮小(薄型)して外形をコンパクトに構成できるもので
ある。以上、本発明の好適一実施例について詳細に説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発
明の範囲を逸脱することなく種々の修正が可能であるこ
とは明白である。例えば、遮へい部材(13)の材質は
けい素鋼板に限ったものではなく、他の電磁遮へい効果
のある材質を用いても良い。更に、遮へい部材(13)
はビデオテープレコーダ(7)上面を局部的に覆設した
例に限らず、ディスプレイで発生する電磁気を遮へいで
きる範囲を覆設するものであれば良い。
【0016】また、上述した実施例では、キャビネット
(2)(3)の上方位置にブラウン管(4)を備え、下
方位置にビデオテープレコーダ(記録再生機器)(7)
を備えた映像装置(1)を示したが、キャビネットの下
方位置にブラウン管(4)を備え、上方位置にビデオテ
ープレコーダ(7)を備えた構造であっても勿論良く、
このような場合は、ビデオテープレコーダの下面を局部
的に遮へい部材で覆設すれば良い。
【0017】また、上記記録再生機器(7)はビデオテ
ープレコーダに限らず、例えば磁気ヘッドを備えた機器
全般あるいはレコード用ピックアップを備えた機器に幅
広く適用でることは勿論である。以上の如く本実施例に
よれば、記録再生機器(7)に備えられた音声ヘッド
(10)の近傍に音声回路(11)を近接して設けると
共に、ディスプレイで発生する電磁気の影響を記録再生
機器(7)に対して緩和させるための上記音声ヘッド
(10)と音声回路(11)とを覆う局部的な遮へい部
材(13)を設けたことにより、垂直ノイズが記録再生
機器(7)に侵入し音声ハムが発生するのを防止でき
る。
【0018】更に、記録再生機器(7)では、音声回路
(11)が第1の基板(12)に搭載されているので、
音声回路(11)の入力端子と音声ヘッド(10)間の
距離が短くできる。従って、そのリード線にはシールド
線を用いなくてもよくなる。更に、第1の基板(12)
上に音声回路(11)と画像ヘッド回路(増幅器)とを
設けたので、電源線や制御線を共通に使用できるように
なるため、配線数を削減できる。また、第2の基板から
音声回路が取り除かれると、第2の基板の形状が任意に
設定できるようになり、記録再生機器(7)全体のデッ
ドスペースを小さくできる。この結果、映像装置(1)
本体の小型化にも貢献できる。
【0019】また、記録再生機器(7)を金属板で覆う
必要がなくコスト低減を図ることができる。更に、キャ
ビネット(2)(3)の一側にテレビジョン配線基板
(17)を縦型に取付けたことにより、キャビネット
(2)(3)の上下寸法を縮小(薄型)して外形をコン
パクトに構成できる利点がある。
【0020】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、音声ヘッドから音声回路に至るまでの配線にシー
ルド線を用いない装置に対しても垂直ノイズが音声ヘッ
ド及び音声回路に侵入し音声ハムが発生するのを防止で
きる。更に、映像装置のコスト低減を図ることができ、
また、該装置の上下寸法を縮小しコンパクトに構成でき
ると共に上部に電磁遮へい部材を取付けるため取付けが
容易となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を適用した映像装置を示す
概略側面図
【図2】 本発明の一実施例を適用した映像装置を示す
正面図
【図3】 遮へい部材の取付け状態の一例を示す概略斜
視図
【図4】 上記映像装置に備えられた記録再生機器の一
例を示すブロック図
【図5】 従来の映像装置を示した概略斜視図
【図6】 従来の映像装置に備えられた記録再生機器の
一例を示すブロック図
【符号の説明】
(1)・・・映像装置 (2)(3)・・・キャビネット (4)・・・ブラウン管 (7)・・・ビデオテープレコーダ(記録再生機器) (10)・・・音声ヘッド (11)・・・音声回路 (13)・・・遮へい部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビネット(2)(3)の上方位置にデ
    ィスプレイ(4)を内設すると共に該キャビネット
    (2)(3)の底部位置に記録再生機器(7)を内設す
    る映像装置において、上記ディスプレイ(4)で発生す
    る電磁気の影響を音声ヘッド(10)及び音声回路(1
    1)に対して緩和させるために上記音声ヘッド(10)
    と音声回路(11)との上部に局部的に取付けられる電
    磁遮へい部材(13)を設け、音声ヘッド(10)と音
    声回路(11)の間の配線の距離をシールド線を用いな
    い程度に短くしたことを特徴とする映像装置。
JP16622095A 1995-06-30 1995-06-30 映像装置 Pending JPH0846894A (ja)

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JP16622095A JPH0846894A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 映像装置

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JP16622095A JPH0846894A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 映像装置

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ID=15827347

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JP16622095A Pending JPH0846894A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 映像装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1804497A2 (en) 2005-12-27 2007-07-04 Funai Electric Co., Ltd. Disk unit-integrated display

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1804497A2 (en) 2005-12-27 2007-07-04 Funai Electric Co., Ltd. Disk unit-integrated display
EP1804497A3 (en) * 2005-12-27 2007-12-05 Funai Electric Co., Ltd. Disk unit-integrated display

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