JPH08306023A - 信号再生装置および携帯用ビデオテープレコーダー - Google Patents
信号再生装置および携帯用ビデオテープレコーダーInfo
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- JPH08306023A JPH08306023A JP7106209A JP10620995A JPH08306023A JP H08306023 A JPH08306023 A JP H08306023A JP 7106209 A JP7106209 A JP 7106209A JP 10620995 A JP10620995 A JP 10620995A JP H08306023 A JPH08306023 A JP H08306023A
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- Japan
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- head
- noise
- audio signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スペースをとらずにノイズ対策を行うことが
できる信号再生装置および携帯用ビデオテープレコーダ
ーの提供を目的とする。 【構成】 非反転出力ノイズN1 が載ったアナログ音声
信号S1 に対してダミーヘッド33に混入したノイズN
2 のみを反転出力して加算する。このようにすることに
より、非反転出力ノイズN1 と反転出力ノイズN2 とが
加算されてノイズ成分N1 、N2 のみが相殺される。こ
の結果、ノイズ成分N1 、N2 が除去されたアナログ音
声信号S1 のみが出力される。
できる信号再生装置および携帯用ビデオテープレコーダ
ーの提供を目的とする。 【構成】 非反転出力ノイズN1 が載ったアナログ音声
信号S1 に対してダミーヘッド33に混入したノイズN
2 のみを反転出力して加算する。このようにすることに
より、非反転出力ノイズN1 と反転出力ノイズN2 とが
加算されてノイズ成分N1 、N2 のみが相殺される。こ
の結果、ノイズ成分N1 、N2 が除去されたアナログ音
声信号S1 のみが出力される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、信号再生装置
および携帯用ビデオテープレコーダーに関する。詳しく
は、情報信号を再生するヘッドからの出力中のノイズ成
分をダミーヘッドからの出力を用いて除去するものであ
る。
および携帯用ビデオテープレコーダーに関する。詳しく
は、情報信号を再生するヘッドからの出力中のノイズ成
分をダミーヘッドからの出力を用いて除去するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオーテプレコーダー(VT
R)は据置型VTRが用いられていた。別体のカメラで
撮影された画像をケーブル等を介してこの据置型VTR
に供給し、据置型VTRで記録するようにしていた。し
かし、簡易な小型VTRとしてカメラ一体型VTRが開
発されるようになった。携帯用として用いられるカメラ
一体型VTRは、小型化が要求される。そのため、寸法
を小さくし、重量を軽くするように設計し、かつ、内蔵
される電子部品を選別する必要がある。図7に、携帯用
VTR(ビデオテープレコーダー)の斜視図を示し、図
8に、携帯用VTRの平面図を示す。図7および図8に
おいて携帯用VTRの構成を詳細に説明する。図7およ
び図8において、縦に配置されたマザーボード70には
各種コネクター類72が前面及び背面に設けられてい
る。このマザーボード70の前面に、水平にメカユニッ
ト74が配置されている。メカユニット74はマザーボ
ード70の前面に設けられたコネクター72と電気的及
び機械的に結合されている。
R)は据置型VTRが用いられていた。別体のカメラで
撮影された画像をケーブル等を介してこの据置型VTR
に供給し、据置型VTRで記録するようにしていた。し
かし、簡易な小型VTRとしてカメラ一体型VTRが開
発されるようになった。携帯用として用いられるカメラ
一体型VTRは、小型化が要求される。そのため、寸法
を小さくし、重量を軽くするように設計し、かつ、内蔵
される電子部品を選別する必要がある。図7に、携帯用
VTR(ビデオテープレコーダー)の斜視図を示し、図
8に、携帯用VTRの平面図を示す。図7および図8に
おいて携帯用VTRの構成を詳細に説明する。図7およ
び図8において、縦に配置されたマザーボード70には
各種コネクター類72が前面及び背面に設けられてい
る。このマザーボード70の前面に、水平にメカユニッ
ト74が配置されている。メカユニット74はマザーボ
ード70の前面に設けられたコネクター72と電気的及
び機械的に結合されている。
【0003】マザーボード70の前面側でメカユニット
74の下側には各種信号処理回路基板75が配置されて
いる。この信号処理回路基板75もマザーボード70の
前面に設けられたコネクター72と電気的及び機械的に
結合されている。マザーボード70の背面側ではマザー
ボード70と平行に信号処理回路基板73が縦に配置さ
れている。この信号処理回路基板73もマザーボード7
0の背面に設けられたコネクター85、86と電気的及
び機械的に結合されている。
74の下側には各種信号処理回路基板75が配置されて
いる。この信号処理回路基板75もマザーボード70の
前面に設けられたコネクター72と電気的及び機械的に
結合されている。マザーボード70の背面側ではマザー
ボード70と平行に信号処理回路基板73が縦に配置さ
れている。この信号処理回路基板73もマザーボード7
0の背面に設けられたコネクター85、86と電気的及
び機械的に結合されている。
【0004】メカユニット74上方において、テープカ
セット76が図示しないカセット挿入口から挿入される
と、図示しないカセットコンパートメント(以下、「カ
セコン」という。)がカセットコンパートメントモータ
ー(以下、「カセコンモーター」という。)により下方
に下がる。カセコンがメカユニット74上面に位置する
と、ガイドピン80、81、92〜102がテープカセ
ット76内からテープ77を引き出して所定のテープ走
行経路に配置されるようにテープローディングが行われ
る。
セット76が図示しないカセット挿入口から挿入される
と、図示しないカセットコンパートメント(以下、「カ
セコン」という。)がカセットコンパートメントモータ
ー(以下、「カセコンモーター」という。)により下方
に下がる。カセコンがメカユニット74上面に位置する
と、ガイドピン80、81、92〜102がテープカセ
ット76内からテープ77を引き出して所定のテープ走
行経路に配置されるようにテープローディングが行われ
る。
【0005】テープローディングされたテープ77はキ
ャプスタン78とピンチローラー79に挟まれて所定方
向に走行される。キャプスタン78はキャプスタンモー
ター88により回転駆動される駆動ピンであり、ピンチ
ローラー79はテープ77を挟むようにしてキャプスタ
ン78に押圧されて回転される従動ローラーである。供
給リール90及び巻き取りリール89はそれぞれ図示し
ないリールモーターにより回転駆動される。
ャプスタン78とピンチローラー79に挟まれて所定方
向に走行される。キャプスタン78はキャプスタンモー
ター88により回転駆動される駆動ピンであり、ピンチ
ローラー79はテープ77を挟むようにしてキャプスタ
ン78に押圧されて回転される従動ローラーである。供
給リール90及び巻き取りリール89はそれぞれ図示し
ないリールモーターにより回転駆動される。
【0006】テープ走行経路上において、音声信号記録
再生ヘッドユニット82、回転ドラム83、全幅消去ヘ
ッド103がそれぞれテープ77に摺接するように配置
されている。音声信号記録再生ヘッドユニット82内の
音声信号記録再生ヘッドは、テープ77の長手方向上側
に形成された音声信号トラックに対してアナログ音声信
号の記録再生を行う。コントロールヘッドは、音声信号
記録再生ヘッドユニット82内にあり、テープ77の長
手方向下側に設けられたコントロールトラックに対して
コントロール信号の記録再生を行う。音声信号記録再生
ヘッドユニット82は、テープローディング時にプラン
ジャ87に押されることにより、テープ77に対向する
方向に弾性的に微小移動する。つまり、ガイドピンによ
りテープ77がテープ走行経路に配置された後に、プラ
ンジャ87が音声信号記録再生ヘッドユニット82の後
端部を押す。これにより、音声信号記録再生ヘッドユニ
ット82は、テープローディング時のテープの移動の邪
魔にならないようにテープ移動経路を空けることがで
き、しかも、音声信号記録再生ヘッドユニット82の前
面がテープ77に充分に接するようにすることができ
る。
再生ヘッドユニット82、回転ドラム83、全幅消去ヘ
ッド103がそれぞれテープ77に摺接するように配置
されている。音声信号記録再生ヘッドユニット82内の
音声信号記録再生ヘッドは、テープ77の長手方向上側
に形成された音声信号トラックに対してアナログ音声信
号の記録再生を行う。コントロールヘッドは、音声信号
記録再生ヘッドユニット82内にあり、テープ77の長
手方向下側に設けられたコントロールトラックに対して
コントロール信号の記録再生を行う。音声信号記録再生
ヘッドユニット82は、テープローディング時にプラン
ジャ87に押されることにより、テープ77に対向する
方向に弾性的に微小移動する。つまり、ガイドピンによ
りテープ77がテープ走行経路に配置された後に、プラ
ンジャ87が音声信号記録再生ヘッドユニット82の後
端部を押す。これにより、音声信号記録再生ヘッドユニ
ット82は、テープローディング時のテープの移動の邪
魔にならないようにテープ移動経路を空けることがで
き、しかも、音声信号記録再生ヘッドユニット82の前
面がテープ77に充分に接するようにすることができ
る。
【0007】回転ドラム83の周面には、テープ77が
所定のラップ角度で巻き付けられている。回転ドラム8
3のテープ摺接面上に設けられた映像信号記録再生ヘッ
ドは、テープ77の長手方向に対して斜めにトラックを
形成しながら、ディジタル映像信号を記録し、テープ7
7の長手方向に対して斜めに形成されたトラックを走査
することによりディジタル映像信号を再生する。全幅消
去ヘッド103は、テープ77の幅方向のトラックに記
録された信号のすべてを消去する。
所定のラップ角度で巻き付けられている。回転ドラム8
3のテープ摺接面上に設けられた映像信号記録再生ヘッ
ドは、テープ77の長手方向に対して斜めにトラックを
形成しながら、ディジタル映像信号を記録し、テープ7
7の長手方向に対して斜めに形成されたトラックを走査
することによりディジタル映像信号を再生する。全幅消
去ヘッド103は、テープ77の幅方向のトラックに記
録された信号のすべてを消去する。
【0008】映像信号記録再生ヘッドにより再生される
ディジタル映像信号は、エラー訂正回路においてエラー
訂正が行われることにより、記録再生時のノイズが消去
される。これは、ディジタル映像信号の場合には離散化
された映像信号のデータに対して充分にエラー訂正を行
うことができるからである。
ディジタル映像信号は、エラー訂正回路においてエラー
訂正が行われることにより、記録再生時のノイズが消去
される。これは、ディジタル映像信号の場合には離散化
された映像信号のデータに対して充分にエラー訂正を行
うことができるからである。
【0009】ところが、固定の音声信号記録再生ヘッド
ユニット82内の音声信号記録再生ヘッドにより再生さ
れるアナログ音声信号は、ノイズを完全に消去すること
が難しい。しかも、音声信号記録再生ヘッドの近くに
は、テープローディング時に音声信号記録再生ヘッドユ
ニット82をテープ77に対して近づけたり遠ざけたり
するように音声信号記録再生ヘッドユニット82を弾性
的に押したり離したりして動作するプランジャ87が設
けられている。また、テープカセット76がカセコンに
装着されたときにカセコンを上下に駆動させるカセコン
モータが設けられている。
ユニット82内の音声信号記録再生ヘッドにより再生さ
れるアナログ音声信号は、ノイズを完全に消去すること
が難しい。しかも、音声信号記録再生ヘッドの近くに
は、テープローディング時に音声信号記録再生ヘッドユ
ニット82をテープ77に対して近づけたり遠ざけたり
するように音声信号記録再生ヘッドユニット82を弾性
的に押したり離したりして動作するプランジャ87が設
けられている。また、テープカセット76がカセコンに
装着されたときにカセコンを上下に駆動させるカセコン
モータが設けられている。
【0010】この場合、プランジャ87やカセコンモー
タがノイズの発生源となり、プランジャ87のスイッチ
ングノイズや駆動ノイズ、カセコンモータの駆動ノイズ
が発生する。この他にも、ドラムモーター91のコイル
や磁石から漏れる磁束の不要輻射、信号処理回路基板7
3、75の信号線からの高周波信号ノイズが信号に載
る、いわゆるカブリがある。このノイズやカブリが音声
信号記録再生ヘッドにより再生され、アナログ音声信号
に連続して載ってしまう。
タがノイズの発生源となり、プランジャ87のスイッチ
ングノイズや駆動ノイズ、カセコンモータの駆動ノイズ
が発生する。この他にも、ドラムモーター91のコイル
や磁石から漏れる磁束の不要輻射、信号処理回路基板7
3、75の信号線からの高周波信号ノイズが信号に載
る、いわゆるカブリがある。このノイズやカブリが音声
信号記録再生ヘッドにより再生され、アナログ音声信号
に連続して載ってしまう。
【0011】これらのノイズやカブリを除去するため
に、以下のような対策を実行していた。まず第1の対策
は、ノイズの発生源をシールドするようにしていた。こ
の場合、図9に示すように、ノイズの発生源である電磁
駆動のプランジャ111をパーマロイの板からなるシー
ルド板112で四方及び上下を囲むようにしてシールド
する。これにより、プランジャ111のスイッチングノ
イズがシールドされて、音声信号記録再生ヘッド110
にノイズが混入しなくなる。
に、以下のような対策を実行していた。まず第1の対策
は、ノイズの発生源をシールドするようにしていた。こ
の場合、図9に示すように、ノイズの発生源である電磁
駆動のプランジャ111をパーマロイの板からなるシー
ルド板112で四方及び上下を囲むようにしてシールド
する。これにより、プランジャ111のスイッチングノ
イズがシールドされて、音声信号記録再生ヘッド110
にノイズが混入しなくなる。
【0012】また、図10に示すように、ノイズの発生
源であるドラムモーター122をパーマロイの板からな
るシールド板123で周囲を囲むようにしてシールドす
る。図10において、上ドラム120を回転させるドラ
ムーター122がオーディオヘッド124の近くに配置
されている。このドラムモーター122の周囲を囲むよ
うにしてパーマロイの板からなるシールド板123によ
りシールドする。これにより、ドラムモーター122の
コイルや磁石から漏れる磁束の不要輻射がシールドされ
て、音声信号記録再生ヘッド124で再生されるアナロ
グ音声信号にカブリが生じなくなる。また、ノイズの発
生源である図示しないカセコンモーターをパーマロイの
板で周囲を囲むようにしてシールドする。これにより、
カセコンモーターの駆動ノイズがシールドされて、オー
ディオヘッド124にノイズが混入しなくなる。
源であるドラムモーター122をパーマロイの板からな
るシールド板123で周囲を囲むようにしてシールドす
る。図10において、上ドラム120を回転させるドラ
ムーター122がオーディオヘッド124の近くに配置
されている。このドラムモーター122の周囲を囲むよ
うにしてパーマロイの板からなるシールド板123によ
りシールドする。これにより、ドラムモーター122の
コイルや磁石から漏れる磁束の不要輻射がシールドされ
て、音声信号記録再生ヘッド124で再生されるアナロ
グ音声信号にカブリが生じなくなる。また、ノイズの発
生源である図示しないカセコンモーターをパーマロイの
板で周囲を囲むようにしてシールドする。これにより、
カセコンモーターの駆動ノイズがシールドされて、オー
ディオヘッド124にノイズが混入しなくなる。
【0013】また、ノイズの発生源である信号処理回路
基板73、75と音声信号記録再生ヘッドの間にシール
ド板を入れシールドする。これは普通、図11に示すよ
うに信号処理回路基板73、75側に設ける。これによ
り、信号処理回路基板73、75の信号線からの高周波
信号ノイズなどが混入しなくなる。
基板73、75と音声信号記録再生ヘッドの間にシール
ド板を入れシールドする。これは普通、図11に示すよ
うに信号処理回路基板73、75側に設ける。これによ
り、信号処理回路基板73、75の信号線からの高周波
信号ノイズなどが混入しなくなる。
【0014】第2の対策は、ノイズが混入する音声信号
記録再生ヘッド自体をシールドする。この場合、図12
に示すように、ノイズを拾う音声信号記録再生ヘッド1
32をパーマロイの板からなるシールド板133で四方
及び上下を囲むようにしてシールドする。このシールド
は、以下のようにして行っていた。予め音声信号記録再
生ヘッド132の先端部を残してコ字状にシールドす
る。コ字状にシールドされた音声信号記録再生ヘッド1
32に対して、テープローディング時にテープ移動経路
の邪魔にならないようにテープを移動する。テープを移
動した後に、音声信号記録再生ヘッド132の先端部に
対して、シールド板133が点線のように水平に移動し
て、または上下に移動して音声信号記録再生ヘッド13
2の先端部分のコ字状の開口部にフタをする。これによ
り、ノイズの発生源であるプランジャ134からのノイ
ズやドラムモーター131のコイルや磁石から漏れる磁
束の不要輻射が音声信号記録再生ヘッド132に混入し
なくなる。
記録再生ヘッド自体をシールドする。この場合、図12
に示すように、ノイズを拾う音声信号記録再生ヘッド1
32をパーマロイの板からなるシールド板133で四方
及び上下を囲むようにしてシールドする。このシールド
は、以下のようにして行っていた。予め音声信号記録再
生ヘッド132の先端部を残してコ字状にシールドす
る。コ字状にシールドされた音声信号記録再生ヘッド1
32に対して、テープローディング時にテープ移動経路
の邪魔にならないようにテープを移動する。テープを移
動した後に、音声信号記録再生ヘッド132の先端部に
対して、シールド板133が点線のように水平に移動し
て、または上下に移動して音声信号記録再生ヘッド13
2の先端部分のコ字状の開口部にフタをする。これによ
り、ノイズの発生源であるプランジャ134からのノイ
ズやドラムモーター131のコイルや磁石から漏れる磁
束の不要輻射が音声信号記録再生ヘッド132に混入し
なくなる。
【0015】第3の対策は、ノイズ発生源とノイズが混
入する音声信号記録再生ヘッドとの距離を大きくする。
この場合、音声信号記録再生ヘッド136が拾うノイズ
の大きさはノイズ発生源からの距離の2乗に比例する。
例えば、ノイズ発生源と音声信号記録再生ヘッド136
とを5ミリメートル離すと、音声信号記録再生ヘッド1
36に混入するノイズの大きさは5デシベル低下する。
図13に示すように、音声信号記録再生ヘッド136と
上ドラム135の上端との距離は15ミリメートルで、
音声信号記録再生ヘッド136と上ドラム135の下端
との距離は10ミリメートルであるが、音声信号記録再
生ヘッド136はプランジャ137により上ドラム13
5方向に押されるので、この分を考慮して音声信号記録
再生ヘッド136をドラムモータ、つまり上ドラム13
5から5ミリメートル引き離す。これにより、ドラムモ
ーターのコイルや磁石から漏れる磁束の不要輻射が音声
信号記録再生ヘッド137に混入することによるノイズ
が5デシベル低下する。
入する音声信号記録再生ヘッドとの距離を大きくする。
この場合、音声信号記録再生ヘッド136が拾うノイズ
の大きさはノイズ発生源からの距離の2乗に比例する。
例えば、ノイズ発生源と音声信号記録再生ヘッド136
とを5ミリメートル離すと、音声信号記録再生ヘッド1
36に混入するノイズの大きさは5デシベル低下する。
図13に示すように、音声信号記録再生ヘッド136と
上ドラム135の上端との距離は15ミリメートルで、
音声信号記録再生ヘッド136と上ドラム135の下端
との距離は10ミリメートルであるが、音声信号記録再
生ヘッド136はプランジャ137により上ドラム13
5方向に押されるので、この分を考慮して音声信号記録
再生ヘッド136をドラムモータ、つまり上ドラム13
5から5ミリメートル引き離す。これにより、ドラムモ
ーターのコイルや磁石から漏れる磁束の不要輻射が音声
信号記録再生ヘッド137に混入することによるノイズ
が5デシベル低下する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような、
第1の対策としてノイズの発生源にシールド板を設けた
り、または第2の対策としてノイズが混入するヘッドに
シールド板を設けたり、さらに第3の対策としてノイズ
発生源とノイズが混入するヘッドとの距離を大きくする
ノイズやカブリの対策を行うためには、装置内に大きな
スペースを必要とするので、スペース的に余裕のある大
型VTRにおいては実行することができるが、携帯用V
TR等の小型機種は、スペースが限られていて余裕がな
い上、パーマロイからなるシールド板を設けると装置が
重くなるため、これらの対策を実行することができない
という不都合があった。
第1の対策としてノイズの発生源にシールド板を設けた
り、または第2の対策としてノイズが混入するヘッドに
シールド板を設けたり、さらに第3の対策としてノイズ
発生源とノイズが混入するヘッドとの距離を大きくする
ノイズやカブリの対策を行うためには、装置内に大きな
スペースを必要とするので、スペース的に余裕のある大
型VTRにおいては実行することができるが、携帯用V
TR等の小型機種は、スペースが限られていて余裕がな
い上、パーマロイからなるシールド板を設けると装置が
重くなるため、これらの対策を実行することができない
という不都合があった。
【0017】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、特に、スペースをとらずにノイズ対策を行うこ
とができる信号再生装置および携帯用ビデオテープレコ
ーダーの提供を目的とする。
であり、特に、スペースをとらずにノイズ対策を行うこ
とができる信号再生装置および携帯用ビデオテープレコ
ーダーの提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の信号再生装置
は、情報信号を再生する第1のヘッドと、第1のヘッド
の出力を増幅する第1の増幅回路と、第1のヘッドの近
傍に配置される第2のヘッドと、第2のヘッドの出力を
増幅する第2の増幅回路と、第1の増幅回路からの出力
中のノイズ成分を第2の増幅回路からの出力を用いて除
去するノイズ除去手段とを有するものである。
は、情報信号を再生する第1のヘッドと、第1のヘッド
の出力を増幅する第1の増幅回路と、第1のヘッドの近
傍に配置される第2のヘッドと、第2のヘッドの出力を
増幅する第2の増幅回路と、第1の増幅回路からの出力
中のノイズ成分を第2の増幅回路からの出力を用いて除
去するノイズ除去手段とを有するものである。
【0019】また、本発明の携帯用ビデオテープレコー
ダーは、情報信号を再生する第1のヘッドと、第1のヘ
ッドの出力を増幅する第1の増幅回路と、第1のヘッド
の近傍に配置される第2のヘッドと、第2のヘッドの出
力を増幅する第2の増幅回路と、第1の増幅回路からの
出力中のノイズ成分を第2の増幅回路からの出力を用い
て除去するノイズ除去手段とを有するものである。
ダーは、情報信号を再生する第1のヘッドと、第1のヘ
ッドの出力を増幅する第1の増幅回路と、第1のヘッド
の近傍に配置される第2のヘッドと、第2のヘッドの出
力を増幅する第2の増幅回路と、第1の増幅回路からの
出力中のノイズ成分を第2の増幅回路からの出力を用い
て除去するノイズ除去手段とを有するものである。
【0020】
【作用】本発明によれば、以下のような作用をする。第
1のヘッドは情報信号を再生すると共に第1のヘッドに
混入するノイズ成分を併せて再生する。つまり、第1の
ヘッドにその周辺の各種モーターのコイルや磁石から漏
れる磁束の不要輻射、信号処理回路基板の信号線からの
高周波信号ノイズ、スイッチングノイズ、モータの駆動
ノイズ等が混入する。第1の増幅回路は第1のヘッドの
再生出力である情報信号およびノイズ成分を増幅する。
これにより第1の増幅回路からノイズが載った情報信号
が出力される。第1の増幅回路は情報信号およびノイズ
成分を反転増幅して出力するか、または非反転増幅して
出力するようにする。
1のヘッドは情報信号を再生すると共に第1のヘッドに
混入するノイズ成分を併せて再生する。つまり、第1の
ヘッドにその周辺の各種モーターのコイルや磁石から漏
れる磁束の不要輻射、信号処理回路基板の信号線からの
高周波信号ノイズ、スイッチングノイズ、モータの駆動
ノイズ等が混入する。第1の増幅回路は第1のヘッドの
再生出力である情報信号およびノイズ成分を増幅する。
これにより第1の増幅回路からノイズが載った情報信号
が出力される。第1の増幅回路は情報信号およびノイズ
成分を反転増幅して出力するか、または非反転増幅して
出力するようにする。
【0021】また、第2のヘッドは第1のヘッドの近傍
に配置される。第2のヘッドは第1のヘッドが再生する
情報信号を再生しないように配置される。これにより第
2のヘッドは第1のヘッドに混入するノイズ成分のみを
再生する。つまり、第2のヘッドには、第1のヘッドに
混入するノイズと同じ各種モーターのコイルや磁石から
漏れる磁束の不要輻射、信号処理回路基板の信号線から
の高周波信号ノイズ、スイッチングノイズ、モータの駆
動ノイズ等が混入する。第2の増幅回路は第2のヘッド
の再生出力であるノイズ成分のみを増幅する。これによ
り第2の増幅回路からノイズのみが出力される。第2の
増幅回路はノイズのみを反転増幅して出力するか、また
は非反転増幅して出力する。
に配置される。第2のヘッドは第1のヘッドが再生する
情報信号を再生しないように配置される。これにより第
2のヘッドは第1のヘッドに混入するノイズ成分のみを
再生する。つまり、第2のヘッドには、第1のヘッドに
混入するノイズと同じ各種モーターのコイルや磁石から
漏れる磁束の不要輻射、信号処理回路基板の信号線から
の高周波信号ノイズ、スイッチングノイズ、モータの駆
動ノイズ等が混入する。第2の増幅回路は第2のヘッド
の再生出力であるノイズ成分のみを増幅する。これによ
り第2の増幅回路からノイズのみが出力される。第2の
増幅回路はノイズのみを反転増幅して出力するか、また
は非反転増幅して出力する。
【0022】また、ノイズ除去手段は第1の増幅回路か
らの出力である情報信号およびノイズ成分のうちのノイ
ズ成分のみを第2の増幅回路からの出力であるノイズ成
分のみを用いて除去する。つまり、第1の増幅回路が情
報信号およびノイズ成分を非反転増幅して出力し、第2
の増幅回路がノイズのみを反転増幅して出力する場合に
は、非反転出力ノイズが載った情報信号に対して第2の
ヘッドに混入したノイズのみを反転出力して加算する。
このようにすることにより、非反転出力ノイズと反転出
力ノイズとが加算されてノイズ成分のみが相殺される。
この結果、ノイズ成分が除去された情報信号のみが出力
されるようにすることができる。
らの出力である情報信号およびノイズ成分のうちのノイ
ズ成分のみを第2の増幅回路からの出力であるノイズ成
分のみを用いて除去する。つまり、第1の増幅回路が情
報信号およびノイズ成分を非反転増幅して出力し、第2
の増幅回路がノイズのみを反転増幅して出力する場合に
は、非反転出力ノイズが載った情報信号に対して第2の
ヘッドに混入したノイズのみを反転出力して加算する。
このようにすることにより、非反転出力ノイズと反転出
力ノイズとが加算されてノイズ成分のみが相殺される。
この結果、ノイズ成分が除去された情報信号のみが出力
されるようにすることができる。
【0023】また、本発明によれば、携帯用ビデオテー
プレコーダーにおいて、第1のヘッドは情報信号を再生
すると共に第1のヘッドに混入するノイズ成分を併せて
再生する。つまり、第1のヘッドにその周辺の各種モー
ターのコイルや磁石から漏れる磁束の不要輻射、信号処
理回路基板の信号線からの高周波信号ノイズ、スイッチ
ングノイズ、モータの駆動ノイズ等が混入する。第1の
増幅回路は第1のヘッドの再生出力である情報信号およ
びノイズ成分を増幅する。これにより第1の増幅回路か
らノイズが載った情報信号が出力される。第1の増幅回
路は情報信号およびノイズ成分を反転増幅して出力する
か、または非反転増幅して出力するようにする。
プレコーダーにおいて、第1のヘッドは情報信号を再生
すると共に第1のヘッドに混入するノイズ成分を併せて
再生する。つまり、第1のヘッドにその周辺の各種モー
ターのコイルや磁石から漏れる磁束の不要輻射、信号処
理回路基板の信号線からの高周波信号ノイズ、スイッチ
ングノイズ、モータの駆動ノイズ等が混入する。第1の
増幅回路は第1のヘッドの再生出力である情報信号およ
びノイズ成分を増幅する。これにより第1の増幅回路か
らノイズが載った情報信号が出力される。第1の増幅回
路は情報信号およびノイズ成分を反転増幅して出力する
か、または非反転増幅して出力するようにする。
【0024】また、第2のヘッドは第1のヘッドの近傍
に配置される。第2のヘッドは第1のヘッドが再生する
情報信号を再生しないように配置される。これにより第
2のヘッドは第1のヘッドに混入するノイズ成分のみを
再生する。つまり、第2のヘッドには、第1のヘッドに
混入するノイズと同じ各種モーターのコイルや磁石から
漏れる磁束の不要輻射、信号処理回路基板の信号線から
の高周波信号ノイズ、スイッチングノイズ、モータの駆
動ノイズ等が混入する。第2の増幅回路は第2のヘッド
の再生出力であるノイズ成分のみを増幅する。これによ
り第2の増幅回路からノイズのみが出力される。第2の
増幅回路はノイズのみを反転増幅して出力するか、また
は非反転増幅して出力する。
に配置される。第2のヘッドは第1のヘッドが再生する
情報信号を再生しないように配置される。これにより第
2のヘッドは第1のヘッドに混入するノイズ成分のみを
再生する。つまり、第2のヘッドには、第1のヘッドに
混入するノイズと同じ各種モーターのコイルや磁石から
漏れる磁束の不要輻射、信号処理回路基板の信号線から
の高周波信号ノイズ、スイッチングノイズ、モータの駆
動ノイズ等が混入する。第2の増幅回路は第2のヘッド
の再生出力であるノイズ成分のみを増幅する。これによ
り第2の増幅回路からノイズのみが出力される。第2の
増幅回路はノイズのみを反転増幅して出力するか、また
は非反転増幅して出力する。
【0025】また、ノイズ除去手段は第1の増幅回路か
らの出力である情報信号およびノイズ成分のうちのノイ
ズ成分のみを第2の増幅回路からの出力であるノイズ成
分のみを用いて除去する。つまり、第1の増幅回路が情
報信号およびノイズ成分を非反転増幅して出力し、第2
の増幅回路がノイズのみを反転増幅して出力する場合に
は、非反転出力ノイズが載った情報信号に対して第2の
ヘッドに混入したノイズのみを反転出力して加算する。
このようにすることにより、非反転出力ノイズと反転出
力ノイズとが加算されてノイズ成分のみが相殺される。
この結果、ノイズ成分が除去された情報信号のみが出力
されるようにすることができる。このようにして、シー
ルド板等を余計に設けることなく、ノイズ対策を行うこ
とができる。
らの出力である情報信号およびノイズ成分のうちのノイ
ズ成分のみを第2の増幅回路からの出力であるノイズ成
分のみを用いて除去する。つまり、第1の増幅回路が情
報信号およびノイズ成分を非反転増幅して出力し、第2
の増幅回路がノイズのみを反転増幅して出力する場合に
は、非反転出力ノイズが載った情報信号に対して第2の
ヘッドに混入したノイズのみを反転出力して加算する。
このようにすることにより、非反転出力ノイズと反転出
力ノイズとが加算されてノイズ成分のみが相殺される。
この結果、ノイズ成分が除去された情報信号のみが出力
されるようにすることができる。このようにして、シー
ルド板等を余計に設けることなく、ノイズ対策を行うこ
とができる。
【0026】
【実施例】この例では、本発明を携帯用VTRに適用し
た場合について説明する。携帯用VTRの構成は、従来
の技術において既に図7及び図8に詳細に説明したので
ここでは省略する。この例では特に、アナログの音声信
号記録再生ヘッドの近くにダミーヘッドを設け、音声信
号記録再生ヘッドが再生してしまうノイズのみをダミー
ヘッドで再生し、音声信号記録再生ヘッドの出力にダミ
ーヘッドの出力を逆相加算して、ノイズを相殺して、除
去するようにした。
た場合について説明する。携帯用VTRの構成は、従来
の技術において既に図7及び図8に詳細に説明したので
ここでは省略する。この例では特に、アナログの音声信
号記録再生ヘッドの近くにダミーヘッドを設け、音声信
号記録再生ヘッドが再生してしまうノイズのみをダミー
ヘッドで再生し、音声信号記録再生ヘッドの出力にダミ
ーヘッドの出力を逆相加算して、ノイズを相殺して、除
去するようにした。
【0027】図1に、本実施例のテープ走行系およびヘ
ッドの構成図を示す。図1において、テープローディン
グされたテープ18はキャプスタン14とピンチローラ
ー16に挟まれて所定方向に走行される。キャプスタン
14はキャプスタンモーター15により回転駆動される
駆動ピンであり、ピンチローラー16はテープ18を挟
むようにしてキャプスタン14に押圧されて回転される
従動ローラーである。供給リール1及び巻き取りリール
17はそれぞれ図示しないリールモーターにより回転駆
動される。図1に示したテープ走行経路上において、音
声信号ヘッドユニット10、回転ドラム4、全幅消去ヘ
ッド2がそれぞれテープ18に摺接するように配置され
ている。
ッドの構成図を示す。図1において、テープローディン
グされたテープ18はキャプスタン14とピンチローラ
ー16に挟まれて所定方向に走行される。キャプスタン
14はキャプスタンモーター15により回転駆動される
駆動ピンであり、ピンチローラー16はテープ18を挟
むようにしてキャプスタン14に押圧されて回転される
従動ローラーである。供給リール1及び巻き取りリール
17はそれぞれ図示しないリールモーターにより回転駆
動される。図1に示したテープ走行経路上において、音
声信号ヘッドユニット10、回転ドラム4、全幅消去ヘ
ッド2がそれぞれテープ18に摺接するように配置され
ている。
【0028】回転ドラム4の周面には、ガイドポスト
3、9により、テープ18が所定のラップ角度で巻き付
けられている。回転ドラム4は、回転する上ドラム5
と、固定される下ドラム7と、上ドラム5を回転駆動す
るドラムモーター8とからなる。上ドラム5のテープ摺
接面上に設けられた映像信号記録再生ヘッド6は、テー
プ18の長手方向に対して斜めに映像信号トラックを形
成しながらディジタル映像信号を記録し、テープ18の
長手方向に対して斜めに形成された映像信号トラックを
走査してディジタル映像信号を再生する。全幅消去ヘッ
ド2は、テープ18の幅方向のトラックに記録された信
号のすべてを消去する。
3、9により、テープ18が所定のラップ角度で巻き付
けられている。回転ドラム4は、回転する上ドラム5
と、固定される下ドラム7と、上ドラム5を回転駆動す
るドラムモーター8とからなる。上ドラム5のテープ摺
接面上に設けられた映像信号記録再生ヘッド6は、テー
プ18の長手方向に対して斜めに映像信号トラックを形
成しながらディジタル映像信号を記録し、テープ18の
長手方向に対して斜めに形成された映像信号トラックを
走査してディジタル映像信号を再生する。全幅消去ヘッ
ド2は、テープ18の幅方向のトラックに記録された信
号のすべてを消去する。
【0029】音声信号ヘッドユニット10は、音声信号
記録再生ヘッド11を設けている。音声信号記録再生ヘ
ッド11は、テープの長手方向上側に形成された音声信
号トラックに対してアナログ音声信号の記録再生を行
う。音声信号ヘッドユニット10は、音声信号記録再生
ヘッド11の他にコントロールヘッド13も設けてい
て、テープ18の長手方向下側に設けられたコントロー
ルトラックに対してコントロール信号の記録再生を行
う。音声信号記録再生ヘッド11は、テープローディン
グ時にプランジャに押圧されることによりテープ18に
対向する方向に所定距離だけ弾性的に微小移動する。プ
ランジャの配置および構成については、図8に述べた通
りである。つまり、ガイドピンによりテープ18がテー
プ走行経路に配置された後に、プランジャが音声信号ヘ
ッドユニット10の後端部を押す。これにより、音声信
号ヘッドユニット10は、テープローディング時のテー
プの移動の邪魔にならないようにテープ移動経路を空け
ることができ、しかも、音声信号記録再生ヘッド11の
前面がテープ18に充分に接するようにすることができ
る。
記録再生ヘッド11を設けている。音声信号記録再生ヘ
ッド11は、テープの長手方向上側に形成された音声信
号トラックに対してアナログ音声信号の記録再生を行
う。音声信号ヘッドユニット10は、音声信号記録再生
ヘッド11の他にコントロールヘッド13も設けてい
て、テープ18の長手方向下側に設けられたコントロー
ルトラックに対してコントロール信号の記録再生を行
う。音声信号記録再生ヘッド11は、テープローディン
グ時にプランジャに押圧されることによりテープ18に
対向する方向に所定距離だけ弾性的に微小移動する。プ
ランジャの配置および構成については、図8に述べた通
りである。つまり、ガイドピンによりテープ18がテー
プ走行経路に配置された後に、プランジャが音声信号ヘ
ッドユニット10の後端部を押す。これにより、音声信
号ヘッドユニット10は、テープローディング時のテー
プの移動の邪魔にならないようにテープ移動経路を空け
ることができ、しかも、音声信号記録再生ヘッド11の
前面がテープ18に充分に接するようにすることができ
る。
【0030】音声信号記録再生ヘッド11は、音声信号
トラックに記録されたアナログ音声信号の再生を行う際
に、ドラムモーター8のコイルや磁石から漏れる磁束の
不要輻射を受ける。これにより、アナログ音声信号にド
ラムモーター8のコイルや磁石から漏れる磁束の不要輻
射が載ってしまう、いわゆるカブリが発生する。
トラックに記録されたアナログ音声信号の再生を行う際
に、ドラムモーター8のコイルや磁石から漏れる磁束の
不要輻射を受ける。これにより、アナログ音声信号にド
ラムモーター8のコイルや磁石から漏れる磁束の不要輻
射が載ってしまう、いわゆるカブリが発生する。
【0031】また、プランジャやカセコンモーターがノ
イズの発生源となり、プランジャのスイッチングノイズ
や駆動ノイズ、カセコンモータの駆動ノイズが発生す
る。この他にも、図7及び図8で説明したように、信号
処理回路基板73、75の信号線からの高周波信号ノイ
ズなどが信号に載ることによるカブリが発生する。この
ノイズやカブリが音声信号記録再生ヘッドにより再生さ
れ、アナログ音声信号に連続して載ってしまう。
イズの発生源となり、プランジャのスイッチングノイズ
や駆動ノイズ、カセコンモータの駆動ノイズが発生す
る。この他にも、図7及び図8で説明したように、信号
処理回路基板73、75の信号線からの高周波信号ノイ
ズなどが信号に載ることによるカブリが発生する。この
ノイズやカブリが音声信号記録再生ヘッドにより再生さ
れ、アナログ音声信号に連続して載ってしまう。
【0032】ここで、特に、この例においては、音声信
号ヘッドユニット10にダミーヘッド12を設けた。ダ
ミーヘッド12は、音声信号ヘッドユニット10上で、
しかも音声信号記録再生ヘッド11の下方であって、音
声信号記録再生ヘッド11およびコントロールヘッド1
3とテープ18の長手方向の同じ位置に上下に配置され
ている。ダミーヘッド12は、テープ18に対して、テ
ープ18の長手方向上側に形成された音声信号トラック
の下側に形成されたダミートラックに摺接する位置に設
けられている。ダミートラックには、通常、記録信号は
記録されていない。従ってダミーヘッド12は、記録信
号の再生は行わないで、上述したノイズ成分のみを出力
する。
号ヘッドユニット10にダミーヘッド12を設けた。ダ
ミーヘッド12は、音声信号ヘッドユニット10上で、
しかも音声信号記録再生ヘッド11の下方であって、音
声信号記録再生ヘッド11およびコントロールヘッド1
3とテープ18の長手方向の同じ位置に上下に配置され
ている。ダミーヘッド12は、テープ18に対して、テ
ープ18の長手方向上側に形成された音声信号トラック
の下側に形成されたダミートラックに摺接する位置に設
けられている。ダミートラックには、通常、記録信号は
記録されていない。従ってダミーヘッド12は、記録信
号の再生は行わないで、上述したノイズ成分のみを出力
する。
【0033】このように、ダミーヘッド12は、音声信
号ヘッドユニット10上で、しかも音声信号記録再生ヘ
ッド11の下方であって、音声信号記録再生ヘッド11
およびコントロールヘッド13とテープ18の長手方向
の同じ位置に上下に配置されるようにして、音声信号記
録再生ヘッド11の近くに設けたので、音声信号記録再
生ヘッド11に混入するノイズと最も近い条件のノイズ
を拾うことができる。
号ヘッドユニット10上で、しかも音声信号記録再生ヘ
ッド11の下方であって、音声信号記録再生ヘッド11
およびコントロールヘッド13とテープ18の長手方向
の同じ位置に上下に配置されるようにして、音声信号記
録再生ヘッド11の近くに設けたので、音声信号記録再
生ヘッド11に混入するノイズと最も近い条件のノイズ
を拾うことができる。
【0034】図3に、本実施例の回路図を示す。図4
に、本実施例の波形図を示す。図3において、テープ3
0の音声信号トラックに記録されたアナログ音声信号S
1 は音声信号記録再生ヘッド31で再生される。アナロ
グ音声信号S1 は、図4Aで示す波形である。ここで、
音声信号記録再生ヘッド31には、ドラムモータのコイ
ルや磁石から漏れる磁束の不要輻射、信号処理回路基板
の信号線からの高周波信号ノイズ、プランジャやカセコ
ンモーターのノイズ、プランジャのスイッチングノイズ
や駆動ノイズ、カセコンモータの駆動ノイズが混入す
る。これらのノイズN1 は、図4Bで示す波形である。
従って、これらの非反転出力ノイズN1 が載ったアナロ
グ音声信号S1 が(S1 +N1 )として再生される。
に、本実施例の波形図を示す。図3において、テープ3
0の音声信号トラックに記録されたアナログ音声信号S
1 は音声信号記録再生ヘッド31で再生される。アナロ
グ音声信号S1 は、図4Aで示す波形である。ここで、
音声信号記録再生ヘッド31には、ドラムモータのコイ
ルや磁石から漏れる磁束の不要輻射、信号処理回路基板
の信号線からの高周波信号ノイズ、プランジャやカセコ
ンモーターのノイズ、プランジャのスイッチングノイズ
や駆動ノイズ、カセコンモータの駆動ノイズが混入す
る。これらのノイズN1 は、図4Bで示す波形である。
従って、これらの非反転出力ノイズN1 が載ったアナロ
グ音声信号S1 が(S1 +N1 )として再生される。
【0035】音声信号記録再生ヘッド31で再生された
非反転出力ノイズN1 を含むアナログ音声信号S1 はア
ンプ32に供給される。アンプ32は、例えば、オペア
ンプで構成される。非反転出力ノイズN1 を含むアナロ
グ音声信号S1 はアンプ32の非反 転入力端子(+)
および反転入力端子(−)に供給される。非反転出力ノ
イズN1 を含むアナログ音声信号S1 はアンプ32によ
り再生信号処理が可能な所定の増幅率で増幅される。増
幅率はオペアンプを構成する抵抗値等の定数により決定
される。アンプ32は、反転増幅器または、非反転増幅
器で構成される。音声信号記録再生ヘッド31は第1の
ヘッド、アンプ32は第1の増幅回路である。
非反転出力ノイズN1 を含むアナログ音声信号S1 はア
ンプ32に供給される。アンプ32は、例えば、オペア
ンプで構成される。非反転出力ノイズN1 を含むアナロ
グ音声信号S1 はアンプ32の非反 転入力端子(+)
および反転入力端子(−)に供給される。非反転出力ノ
イズN1 を含むアナログ音声信号S1 はアンプ32によ
り再生信号処理が可能な所定の増幅率で増幅される。増
幅率はオペアンプを構成する抵抗値等の定数により決定
される。アンプ32は、反転増幅器または、非反転増幅
器で構成される。音声信号記録再生ヘッド31は第1の
ヘッド、アンプ32は第1の増幅回路である。
【0036】アンプ32で増幅された非反転出力ノイズ
N1 を含むアナログ音声信号S1 は非反転出力端子
(+)から出力される。この場合、アンプ32は、非反
転増幅器である。アンプ32から出力された非反転出力
ノイズN1 を含むアナログ音声信号S1 は加算器35の
一方の加算入力端子に供給される。アンプ32の反転出
力端子はアースされる。
N1 を含むアナログ音声信号S1 は非反転出力端子
(+)から出力される。この場合、アンプ32は、非反
転増幅器である。アンプ32から出力された非反転出力
ノイズN1 を含むアナログ音声信号S1 は加算器35の
一方の加算入力端子に供給される。アンプ32の反転出
力端子はアースされる。
【0037】ダミーヘッド33には、ドラムモーターの
コイルや磁石から漏れる磁束の不要輻射、信号処理回路
基板の信号線からの高周波信号ノイズ、プランジャやカ
セコンモータがノイズ、プランジャのスイッチングノイ
ズや駆動ノイズ、カセコンモータの駆動ノイズが混入す
る。これらの非反転出力ノイズN1 は、図4Bで示す波
形である。ダミーヘッド33に混入した非反転出力ノイ
ズN1 は、アンプ34に供給される。アンプ34は、例
えば、オペアンプで構成される。非反転出力ノイズN1
はアンプ34の非反転入力端子(+)および反転入力端
子(−)に供給される。非反転出力ノイズN1 はアンプ
34により所定の増幅率で増幅される。増幅率はオペア
ンプを構成する抵抗値等の定数により決定される。この
増幅率は、アナログ音声信号S1 を増幅するアンプ32
の増幅率と同じに設定する。アンプ34は、反転増幅器
または、非反転増幅器で構成される。ダミーヘッド33
は第2のヘッド、アンプ34は第2の増幅回路である。
コイルや磁石から漏れる磁束の不要輻射、信号処理回路
基板の信号線からの高周波信号ノイズ、プランジャやカ
セコンモータがノイズ、プランジャのスイッチングノイ
ズや駆動ノイズ、カセコンモータの駆動ノイズが混入す
る。これらの非反転出力ノイズN1 は、図4Bで示す波
形である。ダミーヘッド33に混入した非反転出力ノイ
ズN1 は、アンプ34に供給される。アンプ34は、例
えば、オペアンプで構成される。非反転出力ノイズN1
はアンプ34の非反転入力端子(+)および反転入力端
子(−)に供給される。非反転出力ノイズN1 はアンプ
34により所定の増幅率で増幅される。増幅率はオペア
ンプを構成する抵抗値等の定数により決定される。この
増幅率は、アナログ音声信号S1 を増幅するアンプ32
の増幅率と同じに設定する。アンプ34は、反転増幅器
または、非反転増幅器で構成される。ダミーヘッド33
は第2のヘッド、アンプ34は第2の増幅回路である。
【0038】また、アンプ34で増幅された反転出力ノ
イズN2 は反転出力端子(−)から出力される。アンプ
34から出力される反転出力ノイズN2 は、図4Cに示
す波形である。この場合、アンプ34は、反転増幅器で
ある。アンプ34から出力された反転出力ノイズN2 は
加算器35の他方の加算入力端子に供給される。アンプ
34の非反転出力端子(+)はアースされる。加算器3
5では、一方の加算入力端子に供給された非反転出力ノ
イズN1 を含むアナログオーディオ信号S1 と、他方の
加算入力端子に供給された反転出力ノイズN2 とが加算
される。これにより、非反転出力ノイズN1 と反転出力
ノイズN2 とが加算されて、ノイズ成分N1 、N2 が相
殺されるので、加算器35からは、ノイズ成分N1 、N
2 が除去されたアナログオーディオ信号S1 のみが出力
される。加算器35は、ノイズを除去する手段である。
イズN2 は反転出力端子(−)から出力される。アンプ
34から出力される反転出力ノイズN2 は、図4Cに示
す波形である。この場合、アンプ34は、反転増幅器で
ある。アンプ34から出力された反転出力ノイズN2 は
加算器35の他方の加算入力端子に供給される。アンプ
34の非反転出力端子(+)はアースされる。加算器3
5では、一方の加算入力端子に供給された非反転出力ノ
イズN1 を含むアナログオーディオ信号S1 と、他方の
加算入力端子に供給された反転出力ノイズN2 とが加算
される。これにより、非反転出力ノイズN1 と反転出力
ノイズN2 とが加算されて、ノイズ成分N1 、N2 が相
殺されるので、加算器35からは、ノイズ成分N1 、N
2 が除去されたアナログオーディオ信号S1 のみが出力
される。加算器35は、ノイズを除去する手段である。
【0039】この例の回路は、このように構成すること
により、以下のような動作をする。音声信号記録再生ヘ
ッド31にドラムモーターのコイルや磁石から漏れる磁
束の不要輻射、信号処理回路基板の信号線からの高周波
信号ノイズ、プランジャやカセコンモータがノイズ、プ
ランジャのスイッチングノイズや駆動ノイズ、カセコン
モータの駆動ノイズが混入する。アナログ音声信号およ
びノイズは、アンプ32により増幅される。これにより
アンプ32の非反転入力端子(+)から非反転出力ノイ
ズN1 が載ったアナログオーディオ信号S1 が出力され
る。
により、以下のような動作をする。音声信号記録再生ヘ
ッド31にドラムモーターのコイルや磁石から漏れる磁
束の不要輻射、信号処理回路基板の信号線からの高周波
信号ノイズ、プランジャやカセコンモータがノイズ、プ
ランジャのスイッチングノイズや駆動ノイズ、カセコン
モータの駆動ノイズが混入する。アナログ音声信号およ
びノイズは、アンプ32により増幅される。これにより
アンプ32の非反転入力端子(+)から非反転出力ノイ
ズN1 が載ったアナログオーディオ信号S1 が出力され
る。
【0040】また、ダミーヘッド33にドラムモーター
のコイルや磁石から漏れる磁束の不要輻射、信号処理回
路基板の信号線からの高周波信号ノイズ、プランジャや
カセコンモータのノイズ、プランジャのスイッチングノ
イズや駆動ノイズ、カセコンモータの駆動ノイズが混入
する。ダミーヘッド33は、ダミートラックに記録され
た信号を再生する。ダミートラックには何も記録されて
いないので、ダミーヘッド33は、ノイズのみを出力す
る。ノイズは、アンプ34により増幅される。ノイズ
は、アンプ34の反転出力端子(−)から出力される。
これにより、アンプ34の反転出力端子(−)から反転
出力ノイズN2 のみが出力される。
のコイルや磁石から漏れる磁束の不要輻射、信号処理回
路基板の信号線からの高周波信号ノイズ、プランジャや
カセコンモータのノイズ、プランジャのスイッチングノ
イズや駆動ノイズ、カセコンモータの駆動ノイズが混入
する。ダミーヘッド33は、ダミートラックに記録され
た信号を再生する。ダミートラックには何も記録されて
いないので、ダミーヘッド33は、ノイズのみを出力す
る。ノイズは、アンプ34により増幅される。ノイズ
は、アンプ34の反転出力端子(−)から出力される。
これにより、アンプ34の反転出力端子(−)から反転
出力ノイズN2 のみが出力される。
【0041】非反転出力ノイズN1 が載ったアナログ音
声信号S1 に対してダミーヘッド33に混入した反転出
力ノイズN2 のみを反転出力して加算する。このように
することにより、非反転出力ノイズN1 と反転出力ノイ
ズN2 とが加算されてノイズ成分N1 、N2 のみが相殺
される。この結果、ノイズ成分N1 、N2 のが除去され
たアナログオーディオ信号S1 のみが出力されるように
することができる。このようにして、音声信号を再生す
る音声信号記録再生ヘッドの近くにダミーヘッドを設
け、音声信号記録再生ヘッドでノイズが加算された音声
信号を非反転出力し、ダミーヘッドでノイズのみを反転
出力し、非反転出力と反転出力を加算することにより、
ノイズ成分を相殺して、音声信号のみを出力することが
できる。
声信号S1 に対してダミーヘッド33に混入した反転出
力ノイズN2 のみを反転出力して加算する。このように
することにより、非反転出力ノイズN1 と反転出力ノイ
ズN2 とが加算されてノイズ成分N1 、N2 のみが相殺
される。この結果、ノイズ成分N1 、N2 のが除去され
たアナログオーディオ信号S1 のみが出力されるように
することができる。このようにして、音声信号を再生す
る音声信号記録再生ヘッドの近くにダミーヘッドを設
け、音声信号記録再生ヘッドでノイズが加算された音声
信号を非反転出力し、ダミーヘッドでノイズのみを反転
出力し、非反転出力と反転出力を加算することにより、
ノイズ成分を相殺して、音声信号のみを出力することが
できる。
【0042】図2に、他の実施例のダミーヘッドの配置
を示す。図2A、図2B、図2Cはそれぞれ図1に示し
た音声信号ヘッドユニット10におけるダミーヘッドの
配置を変形した例を示す。図1では、ダミーヘッド12
は、音声信号ヘッドユニット10上で、しかも音声信号
記録再生ヘッド11の下方であって、音声信号記録再生
ヘッド11およびコントロールヘッド13とテープ18
の長手方向の同じ位置に上下に配置されている例を示し
たが、以下のように変形するようにしても良い。
を示す。図2A、図2B、図2Cはそれぞれ図1に示し
た音声信号ヘッドユニット10におけるダミーヘッドの
配置を変形した例を示す。図1では、ダミーヘッド12
は、音声信号ヘッドユニット10上で、しかも音声信号
記録再生ヘッド11の下方であって、音声信号記録再生
ヘッド11およびコントロールヘッド13とテープ18
の長手方向の同じ位置に上下に配置されている例を示し
たが、以下のように変形するようにしても良い。
【0043】図2Aは、ダミーヘッド20が、音声信号
ヘッドユニット10上で、音声信号記録再生ヘッド11
の下方であって、音声信号記録再生ヘッド11およびコ
ントロールヘッド13とテープ18の長手方向の異なる
位置に上下に配置されている例を示す。この場合、ダミ
ーヘッド20は、テープの長手方向上側のダミートラッ
クを再生可能な位置であって、しかも音声信号記録再生
ヘッド11およびコントロールヘッド13に対してテー
プ長手方向にオフセットして配置されている。図2B
は、ダミーヘッド21が、音声信号ヘッドユニット10
上で、音声信号記録再生ヘッド11の上方であって、し
かも音声信号記録再生ヘッド11およびコントロールヘ
ッド13とテープの長手方向の同じ位置に上下に配置さ
れている例を示す。この場合、ダミーヘッド21は、テ
ープと接触しない位置に配置されている。図2Cは、ダ
ミーヘッド22が、音声信号ヘッドユニット10上で、
音声信号記録再生ヘッド11の上方であって、しかも音
声信号記録再生ヘッド11およびコントロールヘッド1
3に対してテープの長手方向にオフセットして配置され
ている例を示す。この場合も、ダミーヘッド22は、テ
ープと接触しない位置に配置されている。
ヘッドユニット10上で、音声信号記録再生ヘッド11
の下方であって、音声信号記録再生ヘッド11およびコ
ントロールヘッド13とテープ18の長手方向の異なる
位置に上下に配置されている例を示す。この場合、ダミ
ーヘッド20は、テープの長手方向上側のダミートラッ
クを再生可能な位置であって、しかも音声信号記録再生
ヘッド11およびコントロールヘッド13に対してテー
プ長手方向にオフセットして配置されている。図2B
は、ダミーヘッド21が、音声信号ヘッドユニット10
上で、音声信号記録再生ヘッド11の上方であって、し
かも音声信号記録再生ヘッド11およびコントロールヘ
ッド13とテープの長手方向の同じ位置に上下に配置さ
れている例を示す。この場合、ダミーヘッド21は、テ
ープと接触しない位置に配置されている。図2Cは、ダ
ミーヘッド22が、音声信号ヘッドユニット10上で、
音声信号記録再生ヘッド11の上方であって、しかも音
声信号記録再生ヘッド11およびコントロールヘッド1
3に対してテープの長手方向にオフセットして配置され
ている例を示す。この場合も、ダミーヘッド22は、テ
ープと接触しない位置に配置されている。
【0044】このように、ダミーヘッド20、21、2
2は、音声信号ヘッドユニット10上で、音声信号記録
再生ヘッド11の上方または下方で、音声信号記録再生
ヘッド11に対してテープの長手方向の同じ位置に上下
に、またはテープの長手方向の異なる位置にオフセット
して、音声信号記録再生ヘッド11の近くに設けたの
で、音声信号記録再生ヘッド11に混入するノイズと同
じ条件のノイズを出力することができる。
2は、音声信号ヘッドユニット10上で、音声信号記録
再生ヘッド11の上方または下方で、音声信号記録再生
ヘッド11に対してテープの長手方向の同じ位置に上下
に、またはテープの長手方向の異なる位置にオフセット
して、音声信号記録再生ヘッド11の近くに設けたの
で、音声信号記録再生ヘッド11に混入するノイズと同
じ条件のノイズを出力することができる。
【0045】上例では、ダミーヘッド20、21、22
を音声信号ヘッドユニット10上で、音声信号記録再生
ヘッド11の近くに設ける例を示したが、必ずしも、音
声信号ヘッドユニット10上に設ける必要はなく、例え
ば、音声信号ヘッドユニット10の近くに他のユニット
を設け、この他のユニット上であって、音声信号記録再
生ヘッド11の近くに設けるようにしても良い。
を音声信号ヘッドユニット10上で、音声信号記録再生
ヘッド11の近くに設ける例を示したが、必ずしも、音
声信号ヘッドユニット10上に設ける必要はなく、例え
ば、音声信号ヘッドユニット10の近くに他のユニット
を設け、この他のユニット上であって、音声信号記録再
生ヘッド11の近くに設けるようにしても良い。
【0046】図5に、他の実施例の回路図を示す。以下
に、図5に示した回路が図3に示した回路と異なる点の
みを説明する。他の構成及び動作は、図3の回路と同様
であるので、その詳細な説明を省略する。
に、図5に示した回路が図3に示した回路と異なる点の
みを説明する。他の構成及び動作は、図3の回路と同様
であるので、その詳細な説明を省略する。
【0047】図5において、ダミーヘッド33で再生さ
れるノイズを増幅するアンプ34は、非反転増幅器であ
る。減算器50では、一方の減算入力端子に供給された
非反転出力ノイズ成分N1 を含むアナログ音声信号S1
と、他方の減算入力端子に供給された非反転出力ノイズ
N1 とが減算される。これにより、非反転出力ノイズN
1 同士が減算されて、ノイズ成分N1 が相殺されるの
で、減算器50からは、ノイズ成分N1 が除去されたア
ナログ音声信号S1 のみが出力される。
れるノイズを増幅するアンプ34は、非反転増幅器であ
る。減算器50では、一方の減算入力端子に供給された
非反転出力ノイズ成分N1 を含むアナログ音声信号S1
と、他方の減算入力端子に供給された非反転出力ノイズ
N1 とが減算される。これにより、非反転出力ノイズN
1 同士が減算されて、ノイズ成分N1 が相殺されるの
で、減算器50からは、ノイズ成分N1 が除去されたア
ナログ音声信号S1 のみが出力される。
【0048】この例の回路は、このように構成すること
により、以下のような動作をする。非反転出力ノイズN
1 が載ったアナログオーディオ信号S1 に対してダミー
ヘッド33に混入したノイズN1 のみが非反転反転出力
されて減算される。このようにすることにより、非反転
出力ノイズN1 同士が減算されてノイズ成分N1 のみが
相殺される。この結果、ノイズ成分N1 が除去されたア
ナログ音声信号S1 のみが出力されるようにすることが
できる。このようにして、音声信号を再生する音声信号
記録再生ヘッドの近くにダミーヘッドを設け、音声信号
記録再生ヘッドでノイズが加算された音声信号を非反転
出力し、ダミーヘッドでノイズのみを非反転出力し、非
反転出力と非反転出力を減算することにより、ノイズ成
分を相殺して、音声信号のみを出力することができる。
により、以下のような動作をする。非反転出力ノイズN
1 が載ったアナログオーディオ信号S1 に対してダミー
ヘッド33に混入したノイズN1 のみが非反転反転出力
されて減算される。このようにすることにより、非反転
出力ノイズN1 同士が減算されてノイズ成分N1 のみが
相殺される。この結果、ノイズ成分N1 が除去されたア
ナログ音声信号S1 のみが出力されるようにすることが
できる。このようにして、音声信号を再生する音声信号
記録再生ヘッドの近くにダミーヘッドを設け、音声信号
記録再生ヘッドでノイズが加算された音声信号を非反転
出力し、ダミーヘッドでノイズのみを非反転出力し、非
反転出力と非反転出力を減算することにより、ノイズ成
分を相殺して、音声信号のみを出力することができる。
【0049】図6に、他の実施例の回路図を示す。以下
に、図6に示した回路が図3に示した回路と異なる点の
みを説明する。他の構成及び動作は、図3の回路と同様
であるので、その詳細な説明を省略する。
に、図6に示した回路が図3に示した回路と異なる点の
みを説明する。他の構成及び動作は、図3の回路と同様
であるので、その詳細な説明を省略する。
【0050】図6において、アンプ32の非反転出力端
子(+)とアンプ34の反転出力端子(−)とをより線
で結合する。より線で一方のアンプ32から供給された
非反転出力ノイズN1 を含むアナログ音声信号S1 と、
他方のアンプ34から供給された反転出力ノイズN2 と
が加算される。これにより、非反転出力ノイズN1 と反
転出力ノイズN2 とが加算されて、ノイズ成分N1 、N
2 が相殺されるので、より線からは、ノイズ成分N1 、
N2 が除去されたアナログオーディオ信号S1のみが出
力される。
子(+)とアンプ34の反転出力端子(−)とをより線
で結合する。より線で一方のアンプ32から供給された
非反転出力ノイズN1 を含むアナログ音声信号S1 と、
他方のアンプ34から供給された反転出力ノイズN2 と
が加算される。これにより、非反転出力ノイズN1 と反
転出力ノイズN2 とが加算されて、ノイズ成分N1 、N
2 が相殺されるので、より線からは、ノイズ成分N1 、
N2 が除去されたアナログオーディオ信号S1のみが出
力される。
【0051】この例の回路はこのように構成することに
より、以下のような動作をする。非反転出力ノイズN1
が載ったアナログ音声信号S1 に対してダミーヘッド3
3に混入したノイズN2 のみが非反転反転出力されて、
より線により加算される。このようにすることにより、
非反転出力ノイズN1 と反転出力ノイズN2 が加算され
てノイズ成分N1 、N2 のみが相殺される。この結果、
ノイズ成分N1 、N2が除去されたアナログ音声信号S
1 のみが出力されるようにすることができる。このよう
にして、音声信号を再生する音声信号記録再生ヘッドの
近くにダミーヘッドを設け、音声信号記録再生ヘッドで
ノイズが加算された音声信号を非反転出力し、ダミーヘ
ッドでノイズのみを反転出力し、非反転出力と反転出力
をより線により加算することにより、ノイズ成分を相殺
して、音声信号のみを出力することができる。
より、以下のような動作をする。非反転出力ノイズN1
が載ったアナログ音声信号S1 に対してダミーヘッド3
3に混入したノイズN2 のみが非反転反転出力されて、
より線により加算される。このようにすることにより、
非反転出力ノイズN1 と反転出力ノイズN2 が加算され
てノイズ成分N1 、N2 のみが相殺される。この結果、
ノイズ成分N1 、N2が除去されたアナログ音声信号S
1 のみが出力されるようにすることができる。このよう
にして、音声信号を再生する音声信号記録再生ヘッドの
近くにダミーヘッドを設け、音声信号記録再生ヘッドで
ノイズが加算された音声信号を非反転出力し、ダミーヘ
ッドでノイズのみを反転出力し、非反転出力と反転出力
をより線により加算することにより、ノイズ成分を相殺
して、音声信号のみを出力することができる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、情報信号を再生する第
1のヘッドと、第1のヘッドの出力を増幅する第1の増
幅回路に加えて、第1のヘッドの近傍に配置される第2
のヘッドと、第2のヘッドの出力を増幅する第2の増幅
回路と、第1の増幅回路からの出力中のノイズ成分を第
2の増幅回路からの出力を用いて除去する手段とを有す
るので、第1のヘッドで再生したノイズが載った情報信
号に対して第2のヘッドで再生したノイズのみを除去す
ることにより、第1のヘッドで再生したノイズと第2の
ヘッドで再生したノイズのノイズ成分のみが相殺され
る。この結果、ノイズ成分が除去された情報信号のみが
出力されるようにすることができる。
1のヘッドと、第1のヘッドの出力を増幅する第1の増
幅回路に加えて、第1のヘッドの近傍に配置される第2
のヘッドと、第2のヘッドの出力を増幅する第2の増幅
回路と、第1の増幅回路からの出力中のノイズ成分を第
2の増幅回路からの出力を用いて除去する手段とを有す
るので、第1のヘッドで再生したノイズが載った情報信
号に対して第2のヘッドで再生したノイズのみを除去す
ることにより、第1のヘッドで再生したノイズと第2の
ヘッドで再生したノイズのノイズ成分のみが相殺され
る。この結果、ノイズ成分が除去された情報信号のみが
出力されるようにすることができる。
【0053】また、本発明によれば、上述において、第
1のヘッドと第2のヘッドは同一のヘッドマウント上に
設けられるので、第1のヘッドの近くに第2のヘッドを
配置することができ、第1のヘッドで再生した情報信号
に載ったノイズと同じノイズを第2のヘッドで再生する
ことができるので、第2のヘッドで再生したノイズ成分
を用いて、第1のヘッドで再生した情報信号に載ったノ
イズを除去することができる。
1のヘッドと第2のヘッドは同一のヘッドマウント上に
設けられるので、第1のヘッドの近くに第2のヘッドを
配置することができ、第1のヘッドで再生した情報信号
に載ったノイズと同じノイズを第2のヘッドで再生する
ことができるので、第2のヘッドで再生したノイズ成分
を用いて、第1のヘッドで再生した情報信号に載ったノ
イズを除去することができる。
【0054】また、本発明によれば、上述において、第
2のヘッドは情報信号が記録されたテープに接触しない
ように配置されたので、テープ上に記録された情報信号
のトラックの位置とは関係なく、第1のヘッドの近くに
配置することができ、第1のヘッドで再生した情報信号
に載ったノイズと同じノイズを第2のヘッドで再生する
ことができるので、第2のヘッドで再生したノイズ成分
を用いて、第1のヘッドで再生した情報信号に載ったノ
イズを除去することができる。
2のヘッドは情報信号が記録されたテープに接触しない
ように配置されたので、テープ上に記録された情報信号
のトラックの位置とは関係なく、第1のヘッドの近くに
配置することができ、第1のヘッドで再生した情報信号
に載ったノイズと同じノイズを第2のヘッドで再生する
ことができるので、第2のヘッドで再生したノイズ成分
を用いて、第1のヘッドで再生した情報信号に載ったノ
イズを除去することができる。
【0055】また、本発明によれば、携帯用ビデオテー
プレコーダーにおいて、情報信号を再生する第1のヘッ
ドと、第1のヘッドの出力を増幅する第1の増幅回路に
加えて、第1のヘッドの近傍に配置される第2のヘッド
と、第2のヘッドの出力を増幅する第2の増幅回路と、
第1の増幅回路からの出力中のノイズ成分を第2の増幅
回路からの出力を用いて除去する手段とを設けたので、
ノイズ発生源をシールドしたり、ノイズ発生源を第1の
ヘッドから遠ざけたりするためのスペースがないポータ
ブル磁気再生装置でも効率的なノイズ除去を行うことが
できる。
プレコーダーにおいて、情報信号を再生する第1のヘッ
ドと、第1のヘッドの出力を増幅する第1の増幅回路に
加えて、第1のヘッドの近傍に配置される第2のヘッド
と、第2のヘッドの出力を増幅する第2の増幅回路と、
第1の増幅回路からの出力中のノイズ成分を第2の増幅
回路からの出力を用いて除去する手段とを設けたので、
ノイズ発生源をシールドしたり、ノイズ発生源を第1の
ヘッドから遠ざけたりするためのスペースがないポータ
ブル磁気再生装置でも効率的なノイズ除去を行うことが
できる。
【図1】この発明の信号再生装置および携帯用ビデオテ
ープレコーダーの一実施例のテープ走行系およびヘッド
の構成図である。
ープレコーダーの一実施例のテープ走行系およびヘッド
の構成図である。
【図2】この発明の信号再生装置および携帯用ビデオテ
ープレコーダーの他の実施例のダミーヘッドの配置を示
す図である。
ープレコーダーの他の実施例のダミーヘッドの配置を示
す図である。
【図3】この発明の信号再生装置および携帯用ビデオテ
ープレコーダーの一実施例の回路図である。
ープレコーダーの一実施例の回路図である。
【図4】この発明の信号再生装置および携帯用ビデオテ
ープレコーダーの一実施例の波形図である。
ープレコーダーの一実施例の波形図である。
【図5】この発明の信号再生装置および携帯用ビデオテ
ープレコーダーの他の実施例の回路図である。
ープレコーダーの他の実施例の回路図である。
【図6】この発明の信号再生装置および携帯用ビデオテ
ープレコーダーの他の実施例の回路図である。
ープレコーダーの他の実施例の回路図である。
【図7】携帯用VTRの内部構成を示す斜視図
【図8】携帯用VTRの内部構成を示す平面図
【図9】従来のノイズ発生源をシールドする図
【図10】従来のノイズ発生源をシールドする図
【図11】従来のノイズ発生源をシールドする図
【図12】従来のヘッドをシールドする図
【図13】従来のノイズ発生源からヘッドを離す図
10 音声信号ヘッドユニット 11 音声信号記録再生ヘッド 12 ダミーヘッド 20 ダミーヘッド 21 ダミーヘッド 22 ダミーヘッド 18 テープ N ノイズ 31 音声信号記録再生ヘッド 32 アンプ 33 ダミーヘッド 34 アンプ 35 加算器 S1 アナログ音声信号 N1 非反転出力ノイズ N2 反転出力ノイズ
Claims (4)
- 【請求項1】 情報信号を再生する第1のヘッドと、 上記第1のヘッドの出力を増幅する第1の増幅回路と、 上記第1のヘッドの近傍に配置される上記第2のヘッド
と、 上記第2のヘッドの出力を増幅する第2の増幅回路と、 上記第1の増幅回路からの出力中のノイズ成分を上記第
2の増幅回路からの出力を用いて除去する手段とを有す
る信号再生装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の信号再生装置において、 上記第1のヘッドと上記第2のヘッドは同一のヘッドマ
ウント上に設けられることを特徴とする信号再生装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の信号再生装置において、 上記第2のヘッドは上記情報信号が記録されたトラック
に接触しないように配置されたことを特徴とする信号再
生装置。 - 【請求項4】 情報信号を再生する第1のヘッドと、 上記第1のヘッドの出力を増幅する第1の増幅回路と、 上記第1のヘッドの近傍に配置される上記第2のヘッド
と、 上記第2のヘッドの出力を増幅する第2の増幅回路と、 上記第1の増幅回路からの出力中のノイズ成分を上記第
2の増幅回路からの出力を用いて除去する手段とを有す
る携帯用ビデオテープレコーダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7106209A JPH08306023A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 信号再生装置および携帯用ビデオテープレコーダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7106209A JPH08306023A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 信号再生装置および携帯用ビデオテープレコーダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08306023A true JPH08306023A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14427773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7106209A Pending JPH08306023A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 信号再生装置および携帯用ビデオテープレコーダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08306023A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2779560A1 (fr) * | 1998-06-04 | 1999-12-10 | Dassault Automatismes | Dispositif de traitement de caracteres magnetiques a reduction de bruit magnetique |
FR2898726A1 (fr) * | 2006-03-17 | 2007-09-21 | Sagem Monetel Soc Par Actions | Dispositif et procede de lecture de caracteres magnetiques |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP7106209A patent/JPH08306023A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2779560A1 (fr) * | 1998-06-04 | 1999-12-10 | Dassault Automatismes | Dispositif de traitement de caracteres magnetiques a reduction de bruit magnetique |
FR2898726A1 (fr) * | 2006-03-17 | 2007-09-21 | Sagem Monetel Soc Par Actions | Dispositif et procede de lecture de caracteres magnetiques |
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