JPH084676A - 油回転真空ポンプ - Google Patents
油回転真空ポンプInfo
- Publication number
- JPH084676A JPH084676A JP13587194A JP13587194A JPH084676A JP H084676 A JPH084676 A JP H084676A JP 13587194 A JP13587194 A JP 13587194A JP 13587194 A JP13587194 A JP 13587194A JP H084676 A JPH084676 A JP H084676A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- cylinder
- rotary vacuum
- vacuum pump
- side plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、油回転真空ポンプに関するものあ
り、低コストで高性能な油回転真空ポンプを提供するこ
とである。 【構成】 シリンダブロック1と側板2との接合面のシ
リンダ1aの外周部を取り巻くように設けた油流路4を
配設する。
り、低コストで高性能な油回転真空ポンプを提供するこ
とである。 【構成】 シリンダブロック1と側板2との接合面のシ
リンダ1aの外周部を取り巻くように設けた油流路4を
配設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油回転真空ポンプに関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】油回転真空ポンプは、基本的には「JI
S B 8326 油回転真空ポンプ」にあるような構成
になっており、特公平2−557号公報のような構成と
なっていた。従来の一般的な油回転真空ポンプは、シリ
ンダへの空気の漏れを防止し性能向上を図るため、図4
に示すようにシリンダブロック1と側板2との間にOリ
ング3を設けていた。
S B 8326 油回転真空ポンプ」にあるような構成
になっており、特公平2−557号公報のような構成と
なっていた。従来の一般的な油回転真空ポンプは、シリ
ンダへの空気の漏れを防止し性能向上を図るため、図4
に示すようにシリンダブロック1と側板2との間にOリ
ング3を設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の油回転真空ポン
プでは、Oリングを購入するための材料費と組立て時に
Oリングを取り付ける工数が必要であるという問題があ
った。また、単にOリングを廃止すると、コスト面では
問題なくなるが、シリンダブロックの端面あるいは側板
の平面の仕上げ面に微細な欠陥があった場合、空気が漏
れ込み性能を低下させる恐れがあった。また、これを防
止するためにシリンダブロック全体を油の中に埋めるた
めには、多量の油が必要であるという問題があった。
プでは、Oリングを購入するための材料費と組立て時に
Oリングを取り付ける工数が必要であるという問題があ
った。また、単にOリングを廃止すると、コスト面では
問題なくなるが、シリンダブロックの端面あるいは側板
の平面の仕上げ面に微細な欠陥があった場合、空気が漏
れ込み性能を低下させる恐れがあった。また、これを防
止するためにシリンダブロック全体を油の中に埋めるた
めには、多量の油が必要であるという問題があった。
【0004】本発明は、上記のような問題を解決し、低
コストで高性能な油回転真空ポンプを提供することであ
る。
コストで高性能な油回転真空ポンプを提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、シリンダブ
ロックと側板との接合面のシリンダの外周部に油流路を
設けて油を供給することにより達成される。
ロックと側板との接合面のシリンダの外周部に油流路を
設けて油を供給することにより達成される。
【0006】
【作用】このような構成とすることにより、シリンダブ
ロックの端面あるいは側板の平面の仕上げ面に微細な欠
陥があった場合でも、油により空気がシリンダの中に漏
れ込むのを防止するように作用する。
ロックの端面あるいは側板の平面の仕上げ面に微細な欠
陥があった場合でも、油により空気がシリンダの中に漏
れ込むのを防止するように作用する。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図3を用いて説明
する。図1は本発明になる油回転真空ポンプの一実施例
を示す縦断面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は
図1に示される側板をB方向から見た矢視図である。
する。図1は本発明になる油回転真空ポンプの一実施例
を示す縦断面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は
図1に示される側板をB方向から見た矢視図である。
【0008】図1乃至図3において、1はシリンダブロ
ック、2は側板、4はシリンダブロック1に接する側板
2の面に設けた油流路、5は油流路4の入口、6は油流
路4の出口、7はロータ、8はモータ、9はロータ7と
モータ8との動力伝達のためのカップリング、10は翼
板、11は例えばトロコイドポンプの様な油ポンプ、1
2は油ポンプ吸込口、13は油ポンプ吐出口、14は油
供給路、15はケース、16は空気吸込口、17は空気
吐出口、19はケース15、モータ8等を取り付けてい
るベース、20はこれらより構成される油回転真空ポン
プである。
ック、2は側板、4はシリンダブロック1に接する側板
2の面に設けた油流路、5は油流路4の入口、6は油流
路4の出口、7はロータ、8はモータ、9はロータ7と
モータ8との動力伝達のためのカップリング、10は翼
板、11は例えばトロコイドポンプの様な油ポンプ、1
2は油ポンプ吸込口、13は油ポンプ吐出口、14は油
供給路、15はケース、16は空気吸込口、17は空気
吐出口、19はケース15、モータ8等を取り付けてい
るベース、20はこれらより構成される油回転真空ポン
プである。
【0009】次に、本発明の特徴部分の動作について説
明する。油回転真空ポンプ20を始動するとモータ8の
回転がロータ7を介して油ポンプ11に伝えられ、油ポ
ンプ11が回転する。すると油は油ポンプ吸込口12か
ら吸い込まれ、油ポンプ11により油ポンプ吐出口13
から吐出され、油供給路14、油流路入口5を経てシリ
ンダ1aの外周部を囲むように設けた油流路4に供給さ
れ、油流路出口6からケース15の油溜め15aにもど
る。この様にして、シリンダ1aの外周部を取り巻くよ
うに設けた油流路4に油を満たしておくことにより、万
一シリンダブロック1の端面あるいは側板2の面との間
に微細な隙間ができた場合でも、微量の油がシリンダ1
aの中に漏れ込むだけで、空気がシリンダ1aの中に漏
れ込むのを防止することができるため、従来使用してい
たOリング3の装着を止めても、高真空を保持すること
ができる。このようにして、低コストで高信頼性の油回
転真空ポンプ20を提供することができる。
明する。油回転真空ポンプ20を始動するとモータ8の
回転がロータ7を介して油ポンプ11に伝えられ、油ポ
ンプ11が回転する。すると油は油ポンプ吸込口12か
ら吸い込まれ、油ポンプ11により油ポンプ吐出口13
から吐出され、油供給路14、油流路入口5を経てシリ
ンダ1aの外周部を囲むように設けた油流路4に供給さ
れ、油流路出口6からケース15の油溜め15aにもど
る。この様にして、シリンダ1aの外周部を取り巻くよ
うに設けた油流路4に油を満たしておくことにより、万
一シリンダブロック1の端面あるいは側板2の面との間
に微細な隙間ができた場合でも、微量の油がシリンダ1
aの中に漏れ込むだけで、空気がシリンダ1aの中に漏
れ込むのを防止することができるため、従来使用してい
たOリング3の装着を止めても、高真空を保持すること
ができる。このようにして、低コストで高信頼性の油回
転真空ポンプ20を提供することができる。
【0010】また、油流路4を側板2の側に設けた例に
ついて説明したが、シリンダブロック1の側に設けても
同様の効果を得ることができる。
ついて説明したが、シリンダブロック1の側に設けても
同様の効果を得ることができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、シリンダの外周部にシ
リンダを囲むように設けた油流路を設けることで、低コ
ストの油回転真空ポンプを提供することができる。
リンダを囲むように設けた油流路を設けることで、低コ
ストの油回転真空ポンプを提供することができる。
【図1】 本発明になる油回転真空ポンプの一実施例を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図1に示される側板をB方向から見た矢視図
である。
である。
【図4】 従来の油回転真空ポンプを示す縦断面図であ
る。
る。
1はシリンダブロック、1aはシリンダ、2は側板、3
はOリング、4は油流路、5は油流路入口、6は油流路
出口、7はロータ、8はモータ、11は油ポンプ、12
は油ポンプ吸込口、13は油ポンプ吐出口、14は油供
給路、15はケース、15aはケース油溜、20は油回
転真空ポンプである。
はOリング、4は油流路、5は油流路入口、6は油流路
出口、7はロータ、8はモータ、11は油ポンプ、12
は油ポンプ吸込口、13は油ポンプ吐出口、14は油供
給路、15はケース、15aはケース油溜、20は油回
転真空ポンプである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野崎 矢須志 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機エン ジニアリング株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 モータと、該モータによって回転される
ロータと、該ロータを取り囲むように配設されたシリン
ダブロック及び側板とを備えた油回転真空ポンプにおい
て、前記シリンダブロック及び前記側板の接合面に油流
路を設けたことを特徴とする油回転真空ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13587194A JPH084676A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 油回転真空ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13587194A JPH084676A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 油回転真空ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH084676A true JPH084676A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15161725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13587194A Withdrawn JPH084676A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 油回転真空ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084676A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102678560A (zh) * | 2011-03-18 | 2012-09-19 | Ulvac机工株式会社 | 油旋转真空泵 |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP13587194A patent/JPH084676A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102678560A (zh) * | 2011-03-18 | 2012-09-19 | Ulvac机工株式会社 | 油旋转真空泵 |
KR101348497B1 (ko) * | 2011-03-18 | 2014-01-06 | 울박 키코 인코포레이션 | 오일 회전 진공 펌프 |
TWI503483B (zh) * | 2011-03-18 | 2015-10-11 | Ulvac Kiko Inc | 油旋轉真空泵浦 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6568929B2 (en) | Trochoid gear pump having means for canceling imbalance load | |
JP4072811B2 (ja) | オイルフリースクリュ圧縮機の軸封装置 | |
JP3473067B2 (ja) | 揺動型ロータリー圧縮機 | |
JPH0370891A (ja) | 油回転真空ポンプの軸封装置 | |
JPH0681788A (ja) | スクリュー真空ポンプ | |
JPH084676A (ja) | 油回転真空ポンプ | |
JPS59213984A (ja) | ベ−ン形回転圧縮機の軸受装置 | |
JPS6211355Y2 (ja) | ||
JP2001263263A (ja) | 内接歯車式ポンプ装置 | |
JP2006138285A (ja) | ポンプ装置 | |
JPH07217748A (ja) | 真空ポンプ用軸封装置 | |
JPH08159070A (ja) | ロータリー圧縮機 | |
JPS63246482A (ja) | オイルポンプ | |
JPH0639110Y2 (ja) | トロコイド型オイルポンプ | |
JP4237339B2 (ja) | オイルポンプ | |
WO2000009888A3 (de) | Pumpe | |
JP3150952B2 (ja) | 気体圧縮機 | |
KR100220004B1 (ko) | 기어펌프 구조 | |
JP2525602Y2 (ja) | ベーンポンプ | |
JPS5834319Y2 (ja) | 船外機用ウオ−タポンプ | |
JPH0537029Y2 (ja) | ||
JPH051741Y2 (ja) | ||
JPH0544682A (ja) | ポンプ | |
JPH03260395A (ja) | 遠心ポンプ | |
KR200187128Y1 (ko) | 자동차용 오일 펌프 구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010904 |