JPH0846700A - ボイスメールサービス方法及びボイスメールサービス方式 - Google Patents

ボイスメールサービス方法及びボイスメールサービス方式

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JPH0846700A
JPH0846700A JP18209394A JP18209394A JPH0846700A JP H0846700 A JPH0846700 A JP H0846700A JP 18209394 A JP18209394 A JP 18209394A JP 18209394 A JP18209394 A JP 18209394A JP H0846700 A JPH0846700 A JP H0846700A
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JP
Japan
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message
script
listening
mailbox
voice
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Application number
JP18209394A
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English (en)
Inventor
Susumu Tsunoda
進 角田
Yoshio Ogawa
良夫 小川
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、伝言を複数の相手先のメー
ルボックスに対して送信する際に、送信順を指定するこ
とが可能であり、送信順を指定する際に最初の操作のみ
で必要事項を指定して送信することが可能なボイスメー
ルサービス方法及びボイスメールサービス方式を提供す
ることである。 【構成】 本発明は、伝言を送信するための条件(スク
リプト)を最初に設定する端末装置100と、端末装置
100で設定された条件に基づいて伝言の同報及び管理
を行う音声蓄積装置300とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイスメールサービス
方法及びボイスメールサービス方式に係り、特に、伝言
を音声蓄積装置内の他の相手のメールボックスへ送信す
るボイスメールサービスにおいて、特に伝言を送信する
相手の順番及び聴取期限を指定して、伝言を相手のメー
ルボックスに送信することを可能とするためのボイスメ
ールサービス方法及びボイスメールサービス方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のボイスメールサービスにおける伝
言の送信相手の指定は、電話機のプッシュボタン信号
(以下、PB信号と記す)により送信相手の数桁のID
番号を入力することにより行われる。
【0003】また、一つの伝言をグループ等における複
数の相手に送信する場合には、すべての送信相手のID
番号を入力することにより、音声蓄積装置内に各ID番
号のメールボックスへ伝言の音声情報をファイルに蓄積
するか、または、予め複数のID番号に登録したグルー
プ番号を指定することにより、指定したグループに登録
してある全てのID番号のメールボックスへ伝言の音声
情報を送信する。これにより、複数の相手のメールボッ
クスに同時に伝言を送信することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法は、1つの伝言を複数の相手先に送信する場合
に、複数の相手のメールボックスへ同時に送信すること
は可能であるが、送信する順番を指定することができな
いために、最も急いで伝言を伝えたい相手が存在してい
てもその指定を行うことができない。従って、ある相手
先への送信が終了するまで、最も早く伝えたい相手先へ
の送信が待機状態となってしまうという問題がある。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、上記従来の問題点を解決し、伝言を複数の相手先の
メールボックスに対して送信する際に、送信順を指定す
ることが可能なボイスメールサービス方法及びボイスメ
ールサービス方式を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は、送信順を指定する際に最
初の操作のみで必要事項を指定して送信することが可能
なボイスメールサービス方法及びボイスメールサービス
方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のボイスメールサ
ービス方法は、加入者が、伝言を交換機に接続された音
声蓄積装置内の他の相手のメールボックスへ送信するボ
イスメールサービス方法において、伝言を入力すると共
に、該伝言を送信するための条件(スクリプト)を最初
に設定し、該条件に基づいて伝言の同報を行う。
【0008】図1は、本発明の原理を説明するためのシ
ーケンスチャートである。
【0009】上記のボイスメールサービス方法は、伝言
を入力し(ステップ1)、音声蓄積装置に送信し(ステ
ップ2)、相手の順番及び聴取期限を設定する際に、ス
クリプトとして、前記加入者が伝言を送信する順に送信
相手のID番号と、メールボックス内の伝言が聴取され
ない場合に、次の相手のメールボックスへの送信を開始
するための聴取期限を指定して(ステップ3)、音声蓄
積装置に送信し(ステップ4)、音声蓄積装置上に、送
信相手のID番号及び聴取期限を送信する順番に格納し
たスクリプトを入力された伝言の音声情報に付加して伝
言ファイルとして蓄積し(ステップ5)、スクリプトに
従って、最初に指定されている送信相手のID番号のメ
ールボックスに伝言ファイルを送信し(ステップ6)、
聴取期限まで、メールボックス内の該伝言ファイルが聴
取されたか否かを監視し(ステップ7)、伝言ファイル
が聴取された場合、または、該聴取期限内に聴取されな
かった場合に、次に指定されているID番号のメールボ
ックスに伝言ファイルを送信し(ステップ8)、最初の
ID番号の時と同様な監視を行い、伝言ファイルが聴取
された場合、または、聴取期限内に聴取されなかった場
合に、次に指定されているID番号のメールボックスに
該伝言ファイルを送信し、最初のID番号の時と同様な
監視を行い、伝言ファイルが聴取された場合、または、
聴取期限内に伝言ファイルを送信し、以下スクリプト内
に格納されたID番号の順番が最終になるまで繰り返
す。
【0010】また、上記のボイスメールサービス方法に
おいて、メールボックス内の伝言ファイルが聴取された
か否かの監視時に(ステップ10)、伝言ファイルが聴
取された送信相手のID番号情報を音声蓄積装置上に格
納し(ステップ11)、加入者から発行される聴取確認
要求に対し(ステップ12)、聴取された送信相手のI
D番号を応答する(ステップ13)。
【0011】図2は、本発明の原理構成図である。
【0012】本発明のボイスメールサービス方式は、加
入者が、伝言を交換機200を介して接続された音声蓄
積装置300内の他の相手のメールボックス380へ送
信するボイスメールサービス方式において、伝言を送信
するための条件(スクリプト)を最初に設定する端末装
置100と、端末装置100で設定された条件に基づい
て伝言の同報及び管理を行う音声蓄積装置300とを有
する。
【0013】上記の端末装置は、伝言を入力する伝言入
力手段と、伝言を送信する相手の情報及び送信条件であ
るを設定するスクリプト設定手段110と、スクリプト
設定手段110により設定された情報、送信条件及び伝
言を送出する伝言・スクリプト送出手段120とを有す
る。
【0014】また、本発明の音声蓄積装置300は、加
入者毎のメールボックス380と、端末装置100から
送信された伝言及びスクリプトを蓄積する伝言蓄積手段
310と、スクリプトに基づいて伝言蓄積手段310に
格納されている伝言をメールボックス380に送出する
送出手段350と、送信相手より前記伝言が聴取された
か否かを監視する監視手段360と、監視手段360に
よる監視結果及びスクリプトに基づいて伝言の送出、管
理を行う制御手段370とを有する。
【0015】また、上記のスクリプト設定手段110
は、伝言を送信する相手の識別番号と、伝言を次の相手
に送信を開始するための聴取期限を指定する操作を識別
番号の順番に行う。
【0016】また、上記の監視手段360は、送出手段
350によりメールボックスに送信されたメールボック
スの伝言が聴取されたか否かを監視し、伝言が聴取され
た時点または、聴取期限内に伝言が聴取されたことを制
御手段370に通知する。また、上記の制御手段370
は、監視手段360より伝言が聴取された、または、聴
取期限内に伝言が聴取されない場合に、スクリプト設定
手段110により指定されているメールボックス380
へ伝言を送出するよう制御する伝言移行制御手段を有す
る。
【0017】また、上記の制御手段370は、伝言が聴
取された場合に、聴取済の識別番号を格納するよう制御
する聴取済番号格納制御手段と、端末装置100から聴
取確認要求が発行された場合、格納されている聴取済の
識別番号を端末装置100に送信する制御を行う聴取済
番号送出制御手段とを有する。
【0018】
【作用】本発明は、ボイスメールサービスにおいて同一
の伝言を送信したい順番通りに複数の相手のメールボッ
クスへ送信する場合に、加入者が伝言を録音した後に送
信相手のID番号を指定する際に、加入者端末から送信
相手のID番号を指定する操作と、送信されたメールボ
ックス内の伝言が聴取されない場合に、次の相手のメー
ルボックスへの送信を開始するための聴取期限を指定す
る操作を、伝言を送信する相手のID番号の順番に行
う。これにより、音声蓄積装置上に送信相手のID番号
及び送信する順番と聴取期限を含めたスクリプトを伝言
の音声情報に付加して1つの伝言ファイルとして蓄積し
ておく。蓄積された伝言に付与されているスクリプトに
基づいて最初に指定されているID番号のメールボック
スに伝言ファイルを送信する。さらに、送信された伝言
が、指定した相手により聴取されたか否かを監視し、伝
言が聴取されたか、または、聴取期限内にメールボック
スの伝言が聴取されなかった時点で、加入者端末より最
初にスクリプトにより指定されているID番号のメール
ボックスへ伝言ファイルを送信する。また、このとき、
メールボックスの伝言が聴取された場合には、そのID
番号を所定の格納域に格納しておく。
【0019】さらに、最初に伝言ファイルを送信したメ
ールボックスに対する動作と同様の動作をスクリプトに
より指定されたID番号の数だけ繰り返し行うことによ
り、伝言ファイルが聴取された時点、または、聴取期限
内に伝言ファイルが聴取されなかった時点で、次に指定
されているID番号のメールボックスへ伝言ファイルを
送信する動作を行う。
【0020】これらの一連の操作を伝言ファイルに付加
されたスクリプトに設定されているID番号に対応する
メールボックスに対して行うことにより、伝言聴取の期
限指定で送信の順番を決定することができるボイスメー
ルサービスを実現することが可能である。
【0021】また、音声蓄積装置は、加入者より所定の
問い合わせ番号に聴取確認があった場合には、聴取済と
なったID番号を先に格納していた格納域より聴取され
たID番号を当該加入者に応答することができる。
【0022】この結果、指定した順番通りに、相手のメ
ールボックスへの同一の伝言を送信でき、しかも、聴取
期限を設定することにより、伝言を送信した相手が聴取
したか否かを音声蓄積装置で自動的に監視し、次の相手
のメールボックスに送信することが可能である。従っ
て、伝言を送信する加入者は伝言を送信先とする相手が
聴取したか否かを自分自身で確認操作を行うことなく、
最初の送信操作により複数の相手のメールボックスへ希
望する順番通りに伝言の同報を行うことが可能である。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に詳細に説
明する。
【0024】図3は、本発明の一実施例のボイスメール
サービスのシステム構成を示す。同図に示すシステム
は、複数の加入者端末100、PBX(構内)交換機2
00、音声蓄積装置300より構成される。
【0025】音声蓄積装置300は、制御部320、P
B信号受信部330、音声信号入出力部340、磁気デ
ィスク310及び加入者毎のメールボックス380より
構成される。図4は、本発明の一実施例の音声蓄積装置
300の詳細な構成を示す。蓄積部(磁気ディスク)3
10は、加入者端末装置100より受信した伝言及びス
クリプトを蓄積する伝言蓄積部311と、、メールを送
信する相手のID番号を格納するID番号格納域31
2、加入者より受け取ったスクリプトを蓄積するスクリ
プト蓄積部314、加入者に送出する音声ガイダンスを
蓄積するガイダンス蓄積部313より構成される。制御
部320は、加入者端末装置100より受信したスクリ
プトを実行するスクリプト実行部321、メールボック
ス380内の伝言が聴取されているかを監視する監視部
322及び音声蓄積装置300の各部の動作を制御する
動作制御部323より構成される。
【0026】図5は、本発明の一実施例の動作を説明す
るためのシーケンスチャートである。以下、本実施例の
動作を上記の構成に基づいて説明する。なお、以下に示
す処理動作において、加入者から入力されるコマンドは
PB信号によるものとし、音声蓄積装置300のPB信
号受信部330で受信するものとする。
【0027】ステップ101)まず、加入者端末100
aより音声蓄積装置300へ接続要求を発行し、PBX
200が接続要求を検出すると、PBX200は、加入
者端末100aと音声蓄積装置300を接続する。
【0028】ステップ102)次に、制御部320の動
作制御部323の制御によりガイダンス蓄積部313よ
り音声ガイダンス 『コマンドを入力して下さい。』 を読出し、音声信号入出力部340を介して加入者端末
100aに送出し、コマンド入力要求を行う。
【0029】ステップ103)加入者は、音声蓄積装置
300より送信された音声ガイダンスに従い、加入者端
末100aからPB信号により送信コマンドを入力す
る。
【0030】ステップ104)音声蓄積装置300は、
PB信号受信部330により加入者からのコマンドを受
け取る。次に、音声蓄積装置300のガイダンス蓄積部
313は音声入出力部340を介して加入者端末100
aに音声ガイダンス 『録音を開始します。終了は、#を押して下さい』 を送出して録音要求を行う。
【0031】ステップ105)加入者は、加入者端末1
00aから伝言を発声すると、伝言は、音声入出力部3
40を介して伝言蓄積部311に伝言ファイルとして録
音され、終了コマンド“#”のPB信号を入力すること
により録音を完了する。
【0032】ステップ106)次にガイダンス蓄積部3
13より送信相手の指定を促す音声ガイダンス 『送信先のID番号を入力して下さい。』 を音声入出力部340を介して加入者端末100aに送
出して送信先ID入力要求を行う。
【0033】ステップ107)ここで加入者が他の加入
者Aさん、Bさん、Cさんのメールボックスへ同一の伝
言を順番に送信したい場合(同報を行う)に、まず、最
初に送信したい相手Aさんの4桁のID番号“543
2”を加入者端末100aからPB信号により入力す
る。
【0034】ステップ108)音声蓄積装置300は、
入力されたAさんのID番号をPB信号受信部330よ
り受信する。さらに、動作制御部323の命令により再
びガイダンス蓄積部313からメールボックス内の伝言
ファイルをAさんが聴取する期限の入力を促す音声ガイ
ダンス 『聴取期限を入力して下さい。』 を音声入出力部340を介して加入者端末100aに送
出する。
【0035】ステップ109)その音声ガイダンスに従
い、加入者は、伝言ファイルがメールボックスに送信さ
れてからAさんが聴取するまでの期限となる時間を加入
者端末100aからPB信号により入力する。
【0036】ステップ110)音声蓄積装置300は、
入力されたAさんの聴取期限をPB信号受信部330が
受信したならば、動作制御部323の命令によりガイダ
ンス蓄積部313より他の送信相手の相手の指定を促す
音声ガイダンス 『送信先のID番号を入力して下さい。』 を音声入出力部340を介して加入者端末100aに送
出する。
【0037】ステップ111)その音声ガイダンスに従
い、加入者はBさんの4桁のID番号“9876”を加
入者端末装置100aよりPB信号により入力する。
【0038】ステップ112)音声蓄積装置300は、
入力されたBさんのID番号をPB信号受信部330が
受信したならば、動作制御部323の命令により再びメ
ールボックス内の伝言ファイルをBさんが聴取する期限
の入力を促す音声ガイダンス 『聴取期限を入力して下さい。終了する時は#を入力し
て下さい。』 をダイダンス蓄積部313より読み出して、音声入出力
部340を介して加入者端末100aに送信する。
【0039】ステップ113)加入者は、その音声ガイ
ダンスに従い、加入者は伝言ファイルがメールボックス
へ送信されてからBさんが聴取する期限となる時間を加
入者端末100aからPB信号により入力する。
【0040】ステップ114)音声蓄積装置300は、
入力されたBさんの聴取期限をPB信号受信部330に
より受信すると、動作制御部323の命令により、再
び、他の送信相手の指定を促す音声ガイダンス 『送信先のID番号を入力して下さい。』 をガイダンス蓄積部313より音声入出力部340を介
して加入者端末100aに送出する。
【0041】ステップ115)加入者は、その音声ガイ
ダンスに従い、Cさんの4桁のID番号“1234”を
加入者端末100aからPB信号により入力する。
【0042】ステップ116)音声蓄積装置300がC
さんのID番号“1234”をPB信号受信部330で
受信したならば、動作制御部323の命令により再びメ
ールボックス380内の伝言ファイルをCさんが聴取す
る期限の入力を促す音声ダイダンス 『聴取期限を入力して下さい。終了するときは#を入力
して下さい。』 をガイダンス蓄積部313より読み出して音声入出力部
340を介して加入者端末100aに送出する。
【0043】ステップ117)ここで、Cさんのメール
ボックスへ送信する順番は最後であるため、加入者は、
聴取期限を入力する必要がないので、送信先指定操作を
終了するためのコマンド「#」を加入者端末100aか
らPB信号により入力する。
【0044】音声蓄積装置300は、送信先指定操作を
終了するためのコマンド「#」をPB信号受信部330
が受信したならば、動作制御部323からの命令により
ID番号とその聴取期限を送信する順に並べてスクリプ
トとしてスクリプト蓄積部314に書込み、一旦伝言蓄
積部311に保存された伝言の音声情報のファイルにス
クリプトを付加して再び伝言蓄積部311に伝言ファイ
ルとして保存する。
【0045】ステップ118)また、加入端末100a
から後で聴取確認要求が発行された場合に、聴取済のI
D番号を加入者端末100aに応答する。この動作は、
加入者が指定した送信先のID番号を入力すると、音声
蓄積装置300は、入力されたID番号に対応する聴取
済ID番号があれば、 『聴取確認ID番号は、“YYYY”です。』 という応答を加入者端末100aに返却する。
【0046】図6は、本発明の一実施例のスクリプト蓄
積部に書き込まれたスクリプトを示す。同図に示す例
は、スクリプト蓄積部314に格納されている状態を示
す。同図に示すように、スクリプトは、伝言番号、送信
先のID番号と聴取期限から構成される。これらのスク
リプトは、伝言蓄積部311に格納されている伝言に対
応するものであり、同図の例では、伝言番号1を送出す
るための送信先ID番号は“5432”、“987
6”、“1234”の3件である。これらのスクリプト
は、伝言蓄積部311の伝言に付加されて伝言蓄積部3
11に伝言と共に伝言ファイルとして格納される。
【0047】次に、伝言蓄積部313の伝言ファイルを
加入者により指定されたメールボックスへ送信する処理
方法について説明する。ここで、伝言ファイルとは、図
7に示す構成であるとし、伝言蓄積部311に蓄積され
た伝言にスクリプト情報が付加されて格納されている1
つの情報群として扱うものとする。図7において、上記
のシーケンスチャートでは、Aさん宛の伝言が最優先さ
れるので、AさんのID“5432”及び聴取期限を1
0月1日17:00及びその伝言で構成される伝言ファ
イルが1番目に送信される伝言ファイルとなる。次にB
さんのID“9876”及び聴取期限10月1日20:
00及びその伝言で構成される伝言ファイルが2番めに
送信される伝言ファイルとなる。さらに、最後にCさん
のID“1234”及び聴取期限10月2日9:00及
びその伝言で構成される伝言ファイルが3番目に送信さ
れる伝言ファイルとなるため、図7(B)に示すように
伝言ファイルが伝言蓄積部311に格納されているもの
とする。
【0048】図8は、本発明の一実施例の伝言ファイル
の送信処理のフローチャートである。同図に示すフロー
チャートは、音声蓄積装置300よりメールボックス3
80へ送信する際の動作を示す。
【0049】ステップ201)伝言蓄積部311内に格
納されている伝言ファイルのスクリプト部から送信先に
ID番号、送信する順番及び聴取期限がスクリプト実行
部321により読み込まれる。
【0050】ステップ202)次に、スクリプト実行部
321の制御により最初に指定されているAさんのID
番号“5432”のメールボックスへ伝言ファイルを送
信する。
【0051】ステップ203)さらに、音声蓄積部30
0の監視部322は、Aさんのメールボックスに送信さ
れた伝言ファイルがAさんにより聴取されたか否かを監
視し、聴取された時点または、指定された聴取期限(1
0月1日17:00)内に聴取されなかった場合に、制
御をスクリプト実行部321に移す。なお、監視部32
2は、指定されている聴取期限までを監視時間としてA
さんの伝言の聴取監視をするものとする。
【0052】ステップ204)スクリプト実行部321
は、BさんのID番号“9876”のメールボックスへ
伝言ファイルを送信する。このとき、Aさんのメールボ
ックスの伝言ファイルが聴取されていれば、動作制御部
323は、AさんのIDをID番号格納域312に格納
するよう制御する。
【0053】ステップ205)さらに、監視部322
は、Bさんのメールボックスへ送信された伝言ファイル
がBさんにより聴取されたか否かを監視し、聴取された
時点または、指定された聴取期限(10月1日20:0
0)内に聴取されなかった時点で、制御をスクリプト実
行部321に移す。
【0054】ステップ206)スクリプト実行部321
は、CさんのID番号“1234”への伝言ファイルを
送信する。このとき、Bさんのメールボックスの伝言フ
ァイルが聴取されていれば、動作制御部323は、Bさ
んのID番号“9876”をID番号格納域312に格
納するよう制御する。
【0055】ステップ207)さらに、監視部322
は、Cさんのメールボックスへ送信された伝言ファイル
がCさんにより聴取されたか否かを監視し、聴取された
時点または、指定された聴取期限(10月2日9:0
0)内に聴取されなかった時点で制御をスクリプト実行
部321に移す。
【0056】ステップ208)スクリプト実行部321
は、Cさんの次に指定されているメールボックスがあれ
ば、送信を行う。図7に示す例では、Cさんに送信する
伝言ファイルが最終ファイルであるので、本処理はこの
段階で終了する。次に指定されているメールボックスが
ない場合には、処理を終了する。また、Cさんによりメ
ールボックスの伝言ファイルが聴取されている場合に
は、動作制御部323は、CさんのID番号“123
4”をID番号格納域312に格納するよう制御する。
【0057】図8に示したフローチャートにおいて、ス
クリプト実行部321が伝言ファイルのスクリプトに書
かれたID番号に対応するメールボックスに対して、順
番通りに伝言ファイルを伝言蓄積部311より読み出し
て送信する。監視部322がメールボックスを監視し、
送信された伝言ファイルが聴取対象者により聴取された
時点または、指定された聴取期限内に聴取されなかった
時点で、スクリプト実行部321は、次にスクリプトで
指定されているID番号のメールボックスへ伝言ファイ
ルを自動的に送信する。
【0058】さらに、伝言を送信した加入者が聴取確認
する場合について説明する。図9は、本発明の一実施例
の聴取確認動作のシーケンスチャートである。
【0059】ステップ301)加入者端末100は、聴
取確認接続要求を発行すると、PBXがこれを検知し、
音声蓄積装置300との接続を行う。
【0060】ステップ302)音声蓄積装置300は、
加入者端末100との接続後、聴取確認ID番号入力要
求をガイダンス蓄積部313よりガイダンスを読み出し
て、「聴取確認ID番号を入力して下さい」というガイ
ダンスを加入者端末100に送信する。
【0061】ステップ303)加入者端末100は、聴
取確認ID番号“YYYY”をPB信号により入力す
る。
【0062】ステップ304)音声蓄積装置300は、
PB信号受信部330で加入者端末100から送信され
た聴取確認ID番号を受信する。
【0063】ステップ305)動作制御部323は、当
該聴取確認ID番号“YYYY”に対応するID番号が
ID番号格納域312に存在しているかを検索する。I
D番号格納域312には、監視部322がメールボック
ス380を監視し、伝言ファイルが聴取されると当該I
D番号が格納されるため、当該ID番号格納域312に
は、聴取済のID番号が格納されていることになる。従
って、音声蓄積装置300の動作制御部323は、検索
されたID番号とガイダンス蓄積部313より読み出し
たガイダンスを加入者端末100に送信する。同図の例
では、 『YYYY宛の伝言は聴取されました。』 というメッセージが送信される。
【0064】このように、伝言を送信した加入者が聴取
確認をする場合には、所定の聴取確認の接続要求を端末
から行い、聴取確認ID番号を入力されたことに応える
形で音声蓄積装置300より聴取されたID番号が応答
される。
【0065】また、図8に示すフローチャートでは、加
入者端末100aより伝言の聴取を確認したい送信先の
ID番号を入力する例を示したが、この例に限定される
ことなく、以下のような処理も考えられる。
【0066】まず、予め音声蓄積装置300より当該加
入者端末100aより入力された伝言に対応する送信先
ID番号のメールボックス380より伝言を聴取した送
信先のID番号をID番号格納域312に記憶してお
き、加入者端末100aよりPB信号により所定の聴取
確認用の番号を入力された場合に、ID番号格納域31
2に格納されているID番号を読み出して、それまでに
聴取済となっているID番号を全て加入者端末100a
に送付する方法もある。このとき、ダイダンス蓄積装置
313から読み出される音声ガイダンスとID番号格納
域312の情報を併せて、音声蓄積装置300から加入
者端末100aに送信されるメッセージとして 『お客様の伝言で聴取されましたID番号は、xxx
x,xxxx,xxxxです。』 が送信される。
【0067】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ことなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能で
ある。
【0068】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、指定した
順番通りに相手のメールボックスへ同一の伝言を送信で
き、しかも聴取期限も設定することが可能である。ま
た、伝言を送信した相手が聴取したか否かを音声蓄積装
置側が自動的に監視し、聴取された時点で次の相手のメ
ールボックスへ伝言を送信するので、加入者が複数の相
手に順番に同一の伝言を聴取してもらいたい場合に、加
入者の送信時に操作により複数の相手のメールボックス
に希望する順番通りに同一の伝言を送信することができ
る。
【0069】さらには、伝言の送信者が後刻、複数の相
手のうち誰が聴取したかを確認することが可能であり、
最も伝言を伝えたい送信相手に伝言が聴取されていない
場合には、再度、伝言送信の設定を行うことも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するためのシーケンスチャ
ートである。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の一実施例のボイスメールサービスのシ
ステム構成図である。
【図4】本発明の一実施例の音声蓄積装置の構成図であ
る。
【図5】本発明の一実施例の動作を説明するためのシー
ケンスチャートである。
【図6】本発明の一実施例のスクリプト蓄積部の構成例
を示す図である。
【図7】本発明の一実施例の伝言ファイルの構成例を示
す図である。
【図8】本発明の一実施例の伝言ファイルの送信処理の
フローチャートである。
【図9】本発明の一実施例の聴取確認動作のシーケンス
チャートである。
【符号の説明】
100 加入者端末 110 スクリプト設定手段 120 伝言・スクリプト送出手段 130 聴取期限指定手段 140 伝言・スクリプト送出手段 200 交換機 300 音声蓄積装置 310 伝言蓄積手段、蓄積部 311 伝言蓄積部 312 ID番号格納域 313 ガイダンス蓄積部 314 スクリプト蓄積部 320 制御部 321 スクリプト実行部 322 監視部 323 動作制御部 330 PB信号受信部 340 音声信号入出力部 350 送出手段 360 監視手段 370 制御手段 380 メールボックス

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者が、伝言を交換機に接続された音
    声蓄積装置内の他の相手のメールボックスへ送信するボ
    イスメールサービス方法において、 該伝言を入力すると共に、該伝言を送信するための条件
    (スクリプト)を最初に設定し、該条件に基づいて伝言
    の同報を行うことを特徴とするボイスメールサービス方
    法。
  2. 【請求項2】 前記相手の順番及び聴取期限を設定する
    際に、 前記スクリプトとして、前記加入者が伝言を送信する順
    に送信相手のID番号と、メールボックス内の伝言が聴
    取されない場合に、次の相手のメールボックスへの送信
    を開始するための聴取期限を指定し、 該音声蓄積装置上に、該送信相手のID番号及び聴取期
    限を送信する順番に格納したスクリプトを、入力された
    伝言の音声情報に付加して伝言ファイルとして蓄積し、 該スクリプトに従って、最初に指定されている該送信先
    相手のID番号のメールボックスに該伝言ファイルを送
    信し、 該聴取期限まで、該メールボックス内の該伝言ファイル
    が聴取されたか否かを監視し、該伝言ファイルが聴取さ
    れた場合、または、該聴取期限内に聴取されなかった場
    合に、 次に指定されているID番号のメールボックスに該伝言
    ファイルを送信し、最初のID番号の時と同様な監視を
    行い、 該伝言ファイルが聴取された場合、または、該聴取期限
    内に聴取されなかった場合に、 次に指定されているID番号のメールボックスに該伝言
    ファイルを送信し、最初のID番号の時と同様な監視を
    行い、該伝言ファイルが聴取された場合、または、該聴
    取期限内に該伝言ファイルを送信し、 以下スクリプト内に格納されたID番号の順番が最終に
    なるまで繰り返す請求項1記載のボイスメールサービス
    方法。
  3. 【請求項3】 前記メールボックス内の伝言ファイルが
    聴取されたか否かの監視時に、前記伝言ファイルが聴取
    された送信相手のID番号情報を前記音声蓄積装置上に
    格納し、 前記加入者から発行される聴取確認要求に対し、該聴取
    された送信相手のID番号を応答する請求項2記載のボ
    イスメールサービス方法。
  4. 【請求項4】 加入者が、伝言を交換機を介して接続さ
    れた音声蓄積装置内の他の相手のメールボックスへ送信
    するボイスメールサービス方式において、 該伝言を送信するための条件(スクリプト)を最初に設
    定する端末装置と、 該端末装置で設定された該条件に基づいて伝言の同報及
    び管理を行う音声蓄積装置とを有することを特徴とする
    ボイスメールサービス方式。
  5. 【請求項5】 前記端末装置は、 前記伝言を入力する伝言入力手段と、 前記伝言を送信する相手の情報及び送信条件であるスク
    リプトを設定するスクリプト設定手段と、 前記伝言及び該スクリプトを前記音声蓄積装置に送出す
    る伝言・スクリプト送出手段とを有する請求項4記載の
    ボイスメールサービス方式。
  6. 【請求項6】 前記音声蓄積装置は、 加入者毎のメールボックスと、 前記端末装置から送信された前記伝言を蓄積する伝言蓄
    積手段と、 前記端末装置から送信された前記スクリプトを蓄積する
    スクリプト蓄積手段と、 前記スクリプトに基づいて該伝言蓄積手段に格納されて
    いる前記伝言を該メールボックスに送出する送出手段
    と、 送信相手より前記伝言が聴取されたか否かを監視する監
    視手段と、 該監視手段による監視結果及び前記スクリプトに基づい
    て伝言の送出、管理を行う制御手段とを有する請求項4
    記載のボイスメールサービス方式。
  7. 【請求項7】 前記スクリプト設定手段は、 伝言を送信する相手の識別番号と、該伝言を次の相手に
    送信を開始するための聴取期限を指定する操作を該識別
    番号の順番に行う請求項5記載のボイスメールサービス
    方式。
  8. 【請求項8】 前記監視手段は、 前記送出手段により前記メールボックスに送信されたメ
    ールボックスの伝言が聴取されたか否かを監視し、該伝
    言が聴取された時点または、前記聴取期限内に該伝言が
    聴取されたことを前記制御手段に通知する請求項6記載
    のボイスメールサービス方式。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、 前記伝言が聴取された、または、前記聴取期限内に前記
    伝言が聴取されない場合に、前記スクリプト設定手段に
    より設定されているメールボックスへ伝言を送出するよ
    う制御する伝言移行制御手段を有する請求項6記載のボ
    イスメールサービス方式。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、 前記伝言が聴取された場合に、聴取済の識別番号を格納
    するよう制御する聴取済番号格納制御手段と、 前記端末装置から聴取確認要求が発行された場合、格納
    されている該聴取済の識別番号を前記端末装置に送信す
    る制御を行う聴取済番号送出制御手段とを有する請求項
    6記載のボイスメールサービス方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002368880A (ja) * 2001-06-05 2002-12-20 Sony Corp コールバック装置及びコールバック方法

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