JPH084656B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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- JPH084656B2 JPH084656B2 JP29207393A JP29207393A JPH084656B2 JP H084656 B2 JPH084656 B2 JP H084656B2 JP 29207393 A JP29207393 A JP 29207393A JP 29207393 A JP29207393 A JP 29207393A JP H084656 B2 JPH084656 B2 JP H084656B2
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- frame
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- Pinball Game Machines (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Description
の入賞に応じて賞球を機外に排出する遊技機に関する。
パチンコ機やアレンジボール式遊技機(アレパチ)等の
鋼製の遊技球を使用する遊技機200においては、本体
枠に開閉揺動自在に装着された木製の前枠202の下部
に下受け皿204が固着されていた。また下受け皿20
4の上方には上受け皿206が配されており、上受け皿
206は前枠202に開閉揺動自在に装着されていた。
は前枠202への装着形態が異なることから、別個に製
造された上受け皿206および下受け皿204を別個に
前枠202に装着する工程が採用されていた。
態が異なる上受け皿と下受け皿とを別個に製造し、別個
に前枠に装着するために、受け皿の製造および装着工程
が複雑となっていた。
の手段として、本発明の遊技機は、本体枠に装着された
遊技盤の前面側に形成される遊技領域に発射された遊技
球の挙動により所定の入賞状態が発生した際に設定数の
遊技球を賞球として排出する遊技機であって、上記賞球
として排出された遊技球を貯留する上受け皿および下受
け皿を備える遊技機において、上記上受け皿および下受
け皿を備えるほぼプラスチック製の皿部材を上記本体枠
に接合する閉鎖位置ないし上記本体枠から離脱する開放
位置間で揺動可能に設けたことを特徴とする。
着された遊技盤の前面側に形成される遊技領域に発射さ
れた遊技球の挙動により所定の入賞状態が発生した際に
設定数の遊技球を賞球として排出する。ここでいう入賞
状態の発生とは、パチンコ機では入賞口(入賞チャッカ
ー)への遊技球の入球であり、アレパチでは例えば隣接
する4つ以上のチャッカーに遊技球が入球する等の所定
の組合せが実現されることである。
受け皿を備えるほぼプラスチック製の皿部材を、本体枠
に接合する閉鎖位置ないし上記本体枠から離脱する開放
位置間で揺動可能に設けている。皿部材をほぼプラスチ
ック製で上受け皿と下受け皿とを備える一体的な部材と
しているので、皿部材の製造工程を上受け皿と下受け皿
とに分離する必要はなく、一連の成形および組立工程と
できる。このため皿部材の製造工程は、従来の上受け皿
と下受け皿とを別個に製造する場合と比較して、簡略と
なる。
に装着するので、その装着工程は別個に製造された上受
け皿および下受け皿を別個に前枠に装着する工程と比べ
て簡略となる。さらに、請求項2記載のように、下受け
皿の接球面の一部または全部を導電性プラスチック製と
すると、この部分に直接または他の遊技球を介して間接
に接触する遊技球の静電気を導電性プラスチックを介し
ての空中放電で除電できる。この際、導電性プラスチッ
クを接地すると一層効率よく遊技球の静電気を除電でき
る。なお、ここで接球面とは、遊技球を貯留するために
下受け皿に設けられているプール状部分の内面をいう。
技球をドル箱と称される遊技球箱に排出した際にこれら
遊技球に帯電していた静電気により遊技球箱全体が帯電
状態となり、遊技客が該遊技球箱に接触したときにこの
静電気の放電によって遊技客に不快感を与えることがあ
った。
は全部を導電性プラスチック製として遊技球の静電気を
除電すれば、下受け皿から排出された遊技球によって遊
技球箱が帯電することはなくなるので、かかる静電気の
放電によって遊技客に不快感を与えることは防止でき
る。
図1は本発明の遊技機としてのパチンコ機10の正面図
であり、周知の遊技盤12を備えている。遊技盤12の
前面側はほぼプラスチック製のガラス枠14に装着され
た二重のガラス16a、16bで覆われており、ガラス
枠14の内側にはほぼプラスチック製の装飾部18が配
されている。このような構成により、遊技盤12と内側
のガラス16aおよび装飾部18との間に遊技領域20
が形成されている。
ック製の前面枠22に保持されているが、ガラス枠14
の開口部14aと前面枠22の矩形開口22aとはほぼ
整合しており、ガラス枠14の開口部14aの外側部分
が前面枠22によって被覆されている。
ラスチック製で枠状の装飾板24で覆われており、その
上辺部24aには、いわゆる大当り状態が発生した際に
点灯する大当りランプ26が組み付けられている。ま
た、前面枠22は、右側部22bに設けられた錠28を
操作することにより、左側部22cの裏面側に装着され
ている迫出しヒンジ74、74(詳細は後述)を軸とし
て開閉可能である。
チック製で、上受け皿30および下受け皿32が一体的
に設けられた皿部材34が配されている。上受け皿30
および下受け皿32には、それぞれにパチンコ機10内
部からの遊技球を排出するための上皿排出口36および
下皿排出口38が開口している。この皿部材34には複
数の小孔からなるスピーカ面40が設けられており、ス
ピーカ面40の裏側には遊技状態に応じて音声を発する
スピーカ(図示略)が装着されている。また、皿部材3
4には、上受け皿30から供給される遊技球を遊技領域
20に発射するためのモータ(図示略)を操作する発射
ハンドル42および遊技球の発射を一時的に停止するた
めのストップスイッチ43が設置されている。
しヒンジ76、76(詳細は後述)を軸として開閉可能
であるが、通常の使用時には右裏側にてロックされて閉
状態に保持されている。また通常の使用時には、皿部材
34は前面枠22によって上辺部分を押さえられ開放を
防止されている。したがって、皿部材34を開くには、
前面枠22を開放し右裏側のロックを解除する必要があ
る。
の上下に切り欠きを有する略長方形である。この遊技盤
12は、ほぼプラスチック製の本体枠44にヒンジ4
6、46を介して装着された裏盤48に保持されてい
る。この裏盤48は、遊技盤12、役物の作動制御や遊
技条件の変更等を実施するためのLSI等の電気部品を
組み込んだ制御基盤(図示略)等を支承すると共に遊技
領域20から排出される遊技球通路(図示略)や入賞に
応じて遊技球を排出するための機構(図示略)等を備え
ており、通常はヒンジ46、46と対向する側に配され
た裏盤係止機構50、50を介して本体枠44に係止さ
れている。
は裏盤48に立設されたピン50a、ピン50aに軸支
される係止ハンドル50bおよび本体枠44に設けられ
ている係止バー50cで構成されており、係止ハンドル
50bを矢印C方向に沿って回動することにより、係止
ハンドル50bの先端部と係止バー50cとを係止し、
また該係止を解除できる。このため、裏盤係止機構50
の係止ハンドル50bを操作して、本体枠44と裏盤4
8と係止状態とできると共に該係止を解除すれば裏盤4
8をヒンジ46、46を軸として開閉揺動できる。
とは裏盤48に備えられている4組の遊技盤保持機構5
2によって相互に接合されている。図4に示すように、
これらの遊技盤保持機構52は、つまみ52aを介して
回動操作される一対の爪52b、52bを備えており、
これらの爪52b、52b間に裏盤48および遊技盤1
2を挟持することによって遊技盤12と裏盤48とを相
互に接合した状態に保持できる(図4(a)参照)。ま
た、つまみ52aを介して爪52b、52bを矢印D方
向に沿って約90度回動させれば、上記接合した状態か
ら遊技盤12および裏盤48を解放できる。
遊技盤12は、上述の遊技盤保持機構52によって水平
方向の移動を規制されると共に裏盤48のサポート部4
8aに支承されて重力方向の移動を規制されているが、
遊技盤保持機構52による接合状態を解除すれば、遊技
盤12を図2における紙面垂直方向に移動させて裏盤4
8から離脱させることができる。またこれと逆に作業す
れば遊技盤12を裏盤48に装着できる。このように遊
技盤12の裏盤48への着脱が裏盤48の前面側から可
能であり、しかも容易である。したがって、例えば遊技
盤12のみを新規な遊技盤と交換する作業は、きわめて
容易となる。
48にて直接に遊技盤12を支えるので、従来のパチン
コ機等にあっては必要とされていた木製の前枠、この前
枠と遊技盤との間に介装されていたプラスチック製の中
枠が不要となっている。さらに、本実施例の裏盤48
は、従来遊技機では制御基盤等を支承するために設置さ
れていたプラスチック製の裏パックと上記中枠との両者
の機能を備えており、このように構成することで部品点
数を削減できる。
20に発射するための打球槌54および打球槌54を駆
動するモータ(図示略)を備えた発射装置56が収容さ
れている。また発射装置56の斜め上方には、発射され
る遊技球を案内するための発射レール58が配されてお
り、発射レール58の後端部58aに置かれた遊技球を
打球槌54の打撃部54aによって打撃することで、遊
技球を発射することができる。発射された遊技球は、発
射レール58を経て、遊技盤12に固着されているガイ
ドレール60に沿って誘導されて遊技領域20へ放出さ
れる。なお、発射レール58とガイドレール60との間
には、例えば打球槌54による付勢が不足して、遊技領
域20に到達できなかった遊技球を回収して下受け皿3
2へと導くためのファール球誘導路62が設けられてい
る。
面枠22を軸支する一対の迫出しヒンジ74、74、お
よび皿部材34を軸支する一対の迫出しヒンジ76、7
6が設置されているが、これらの詳細構造は後述する。
図5に示すように、本体枠44の外形は略長方形で、前
面枠22、皿部材34等の荷重を支承する左側壁44b
には、鋼製の補強レール78がボルト止めされている。
また左側壁44bと対向する右側壁44cには、前面枠
22を係止するためのL部材80、80および皿部材3
4を係止するための下係止部材82が取り付けられてい
る。また本体枠44の下辺に沿って裾板84が係合され
ており、本体枠44の底部に形成された凹部(図示略)
内には、一対のスペーサ86、86が収納されている。
これらのスペーサ86、86は、パチンコ機10を遊技
機設置島(以下、単に島という)に設置する際の釘打ち
を確実ならしめると共に釘打ちによる本体枠44の破損
を防止するためのものであるが、このスペーサ86の板
厚を調節することで、本体枠44の設置高さを調節でき
る。このため、関東枠サイズ(縦809mm、横521
mm)の本体枠44を使用しているパチンコ機10に板
厚を増したスペーサ86を組み込めば、関東枠サイズの
パチンコ機10を関西枠サイズ(縦818mm、横53
0mm)の島に設置することができる。したがって、関
東枠と関西枠との2種類の本体枠44を製造する必要は
なくなる。なお、関西枠は横幅においても関東枠よりも
大きいので、本体枠44の側面に沿って設置できる縦ス
ペーサを使用すれば横幅も調整できる。
6には上方の1個のみ示す)を介して本体枠44に装着
されている裏盤48および迫出しヒンジ74、74(図
6には上方の1個のみ示す)を介して本体枠44に装着
されている前面枠22は、それぞれヒンジ46、46、
迫出しヒンジ74、74を軸として本体枠44に対して
開閉揺動可能である。
6(図7には上方の1個のみ示す)を介して本体枠44
に装着されている皿部材34は、迫出しヒンジ76、7
6を軸として本体枠44に対して開閉揺動可能である。
迫出しヒンジ74、74および迫出しヒンジ76、76
は、互いにほぼ同形であるので、以下迫出しヒンジ7
6、76について詳細に説明し、迫出しヒンジ74、7
4については詳細説明を省略する。
ジ76、76は、固定部材88を介して本体枠44の左
側壁44bに固定されている。この固定部材88には、
ピン90を中心として揺動自在に板状片92が連結さ
れ、ピン94を中心として揺動自在に三角片96が連結
されている。また板状片92の他端はピン98を介して
相互に揺動自在にL字板100の後端部に連結されてお
り、三角片96の中央頂点部はピン102を介して相互
に揺動自在にL字板100の中央部に連結されている。
このL字板100の先端側は略コの字状となっており、
その突端は、皿部材34に固着された凹部材104に、
ピン106を介して相互に揺動自在に連結されている。
さらに、この凹部材104に、ピン108を介して連結
されたS字片110の他端は、ピン112を介して三角
片96に連結されている。
態(図8参照)から開放状態(図9参照)へ移行する際
には、L字板100およびS字片110が矢印E方向に
沿って引き出されるように変位する。しかし、三角片9
6の中央付近に連結されているL字板100の変位量よ
りも三角片96の先端部に連結されているS字片110
の変位量が大きくなるので、皿部材34は矢印E方向に
沿って迫出すと共に矢印F方向に沿って揺動することに
なる。このように、皿部材34は本体枠44から離脱し
つつ扇形に移動するので、開放状態では皿部材34と本
体枠44との間に空隙Kが形成される。したがって、例
えば隣接する他のパチンコ機やパチンコ機の間に設置さ
れている玉貸機と開放された皿部材34との間にも空隙
Kに応じた距離的なゆとりが確保できる。このため、皿
部材34を従来よりも大きな角度で開くことが可能とな
り、パチンコ機10内部のメンテナンス等が一層容易と
なる。また、例えば空隙Kに見合っただけ上下の受け皿
を張り出すことも可能となり、上下の受け皿の容積を増
加することができる。
76と同様の迫出しヒンジ74、74を介して本体枠に
取り付けられているので、皿部材34について述べたと
同様に、その開放操作時には本体枠44から離脱しつつ
扇形に移動する。したがって、開放状態では前面枠22
と本体枠44との間にも空隙Kに相当する空間が形成さ
れる(図9参照)。このため、例えば隣接する他のパチ
ンコ機やパチンコ機の間に設置されている玉貸機と開放
された前面枠22との間にも空隙Kに応じた距離的なゆ
とりが確保できる。したがって、前面枠22を従来より
も大きな角度で開くことが可能となり、パチンコ機10
内部のメンテナンス等が一層容易となる。
皿部材34に設けられている上受け皿30の手前右側に
は、プリペイドカードを使用する玉貸出装置(図示略)
を操作するための操作盤120が設置され、上受け皿3
0の右端側には上受け皿30の遊技球を下受け皿32へ
排出操作するための玉落しボタン122が設置されてい
る。また上受け皿30の前縁部124は皿部材34の左
右縁部126、128に滑らかに連続している。
6、128間には板状部130が連接されており、全体
として皿部材34の心材として機能する心部材132と
なっている。図10および図11に示すように、下受け
皿32には遊技球を貯留するための略矩形のプール状部
32aが設けられており、プール状部32aの内周面3
2bは導電性プラスチック製である。この内周面32b
には図示省略するアース部材が装着されており、このア
ース部材を例えば島に設けられているアース線(図示
略)と接続することにより内周面32bを接地すること
ができる。またプール状部32aの底部には玉抜き穴1
34が設けられており、プール状部32aの底面は玉抜
き穴134に向かって傾斜している。この玉抜き穴13
4は、下受け皿32の下面側に設置された玉抜きレバー
136を介して開閉操作され、開いた際には下受け皿3
2の遊技球を玉抜き穴134から排出できる。さらに下
受け皿32の左側には、水平回転軸を有し鉛直面に沿っ
て回動可能な周知の灰皿138が設置されている。
2bを導電性プラスチック製としているので、この内周
面32bに直接または他の遊技球を介して間接に接触す
る遊技球を内周面32b→アース部材→アース線の経路
で接地して、遊技球の静電気を効率よく除電できる。こ
のため、下受け皿32から多量の遊技球をドル箱と称さ
れる遊技球箱に排出した際に下受け皿32から排出され
た遊技球によって遊技球箱が帯電することはなくなるの
で、かかる静電気の放電によって遊技客に不快感を与え
ることは防止できる。
上皿部材140および下受け皿32を含む下皿部材14
2は、ビス止めにて心部材132に接合されている。ま
た心部材132の裏面側には裏板144がビス止めされ
ている。なお、これら心部材132、上皿部材140、
下皿部材142および裏板144は、玉落しボタン12
2や玉抜きレバー136に内蔵されているばね(図示
略)、各部材の連結に用いられているビス(図示略)等
の微小な金属部品を除いて、すべてプラスチック製であ
る。
4には上皿排出口36を貫通収容する貫通穴146が設
けられており、上皿排出口36は、この貫通穴146を
経て裏盤48の賞球排出路148と連通している。また
裏盤48には、上受け皿30が満杯となった際に賞球を
下受け皿32側へ排出するためのオーバーフロー通路1
50が設けられており、このオーバーフロー通路150
は、裏板144に装着されたバイパス部材152の入口
152aに連通している。
ス部材152下部の凸状部154に対応して、裏板14
4には下受け皿32の下皿排出口38に通ずる開口15
6が設けられている。また、バイパス部材152の凸状
部154の斜め上方には、発射装置56から発射されて
遊技領域20に到達できなかった遊技球を回収して下受
け皿32へ導くためのファール球受口158が設けられ
ている。
方において凹陥部160が設けられており、この凹陥部
160には、上受け皿30から供給される遊技球を1球
ずつ発射装置56に供給するための発射球供給装置16
2が設置されている。また裏板144には、発射球供給
装置162の下方に、発射ハンドル42と発射装置56
とを接続するリード線(図示略)の通路としてのリード
線穴164が設けられている。
6、76と対向する辺に沿って、本体枠44に設置され
た下係止部材82と係止可能な係止部166、166を
有する鋼製の係止金具168が取り付けられている。こ
の係止金具168は、図5に示される本体枠44の下係
止部材82を操作することにより、下係止部材82と係
止部166、166とを係止させ皿部材34と本体枠4
4とを接合状態に保持できると共に、該係止を解除すれ
ば皿部材34を迫出しヒンジ76、76を軸として揺
動、開放できる。
配されている前面枠22の裏面側には、上縁に沿って金
属製の補強金具170が装着されている。この補強金具
170の下方には、大当りランプ26への電気回路をプ
リントされた上部プリント板172が配されている。ま
た前面枠22には、迫出しヒンジ74、74が装着され
ている左縁に沿って、迫出しヒンジ74、74の設置枠
を兼ねる金属製の補強板174が固着されている。この
補強板174には一対の軸ピン176a、176bが装
着されており、ガラス枠14がこれら一対の軸ピン17
6a、176bに軸支されている。これによりガラス枠
14は、軸ピン176a、176bを軸として前面枠2
2に対して接合ないし離脱する位置の間で開閉揺動可能
となっている。なお、ガラス枠14を前面枠22に組み
付ける際に先ず軸ピン176aに係合させた後に軸ピン
176bに係合させることによって、組み付け作業を容
易ならしめるために、軸ピン176aの長さは軸ピン1
76bよりもわずかに長く設定されている。
向する側辺に沿っては、本体枠44に固着された図5に
示されるL部材80、80と係止して前面枠22を閉鎖
状態に維持するための前面枠係止機構178が取り付け
られている。この前面枠係止機構178は、所定の範囲
で上下動可能な一対の係止板180、180、係止板1
80、180に連結されている連結板182を介して係
止板180、180を上方向に付勢するばね184およ
び錠28を介して回動操作さればね184の付勢力に抗
して連結板182を押し下げ可能な押部材186を備え
ている。前面枠22が本体枠44に接合された状態(閉
鎖位置)では係止板180、180とL部材80、80
とが相互に係止し、ばね184はこの状態を保持すべく
係止板180、180を付勢しているが、錠28を介し
て押部材186を回動させ、連結板184と共に係止板
180、180をばね184の付勢力に抗して押し下げ
ると、係止板180、180とL部材80、80との係
止は解除され、前面枠22を揺動させて本体枠44から
離脱させることができる(開放位置)。また、ガラス枠
14を前面枠22に接合させて上述のように前面枠22
を閉鎖位置とした際には、ガラス枠14に保持されてい
るガラス16aと遊技盤12との間に上述の遊技領域2
0が形成される(図1参照)。
4とを明瞭に区別するために、実際以上に両者を離隔さ
せて表示している。以上の構成になるパチンコ機10
は、ほぼプラスチック製で上受け皿30と下受け皿32
とを備える皿部材34を一体的な部材としているので、
皿部材34の製造工程を上受け皿30と下受け皿32と
に分離する必要はなく、一連の成形および組立工程とで
きる。このため皿部材34の製造工程は、従来の上受け
皿と下受け皿とを別個に製造する場合と比較して、簡略
となる。
体枠44に装着するので、その装着工程は別個に製造さ
れた上受け皿および下受け皿を別個に前枠に装着する従
来の工程と比べて簡略となる。さらに、下受け皿32の
プール状部32aの内周面32bを導電性プラスチック
製としているので、この内周面32bに直接または他の
遊技球を介して間接に接触する遊技球を内周面32b→
アース部材→アース線の経路で接地して、遊技球の静電
気を効率よく除電できる。このため、下受け皿32から
多量の遊技球をドル箱と称される遊技球箱に排出した際
に下受け皿32から排出された遊技球によって遊技球箱
が帯電することはなくなるので、かかる静電気の放電に
よって遊技客に不快感を与えることは防止できる。
はこのような実施例に限定されるものではなく、本発明
の用紙を逸脱しない範囲でさまざまに実施できる。例え
ば上記実施例では下受け皿のプール状部の内周面を導電
性プラスチック製としているが、プール状部の底面のみ
を導電性プラスチック製としてこれを接地すれば同様の
除電効果が得られる。あるいは、下皿部材のほぼ全体や
皿部材のほぼ全体を導電性プラスチック製としてもよ
い。このように下受け皿を含む比較的大きな部材を導電
性プラスチック製とすると、このような部材からの空中
放電量が多くなるので上述の除電効果が一層良好とな
る。この場合、十分な空中放電が得られる構造とすれ
ば、島を介しての接地は必ずしも必要としない。
部材を撤去した状態の正面図である。
部断面側面図である。
図であり、図4(a)は横断面図、図4(b)は正面図
である。迫出しヒンジを開いた状態の平面図である。
ある。
結する迫出しヒンジ付近の斜視図である。
る横断面図である。
ヒンジの閉鎖状態における平面図である。
ヒンジの開放状態における平面図である。
る。
である。
の背面図である。
ガラス枠、16a、16b・・・ガラス、20・・・遊
技領域、22・・・前面枠、30・・・上受け皿、32
・・・下受け皿、32b・・・内周面(接球面)、34
・・・皿部材、44・・・本体枠、48・・・裏盤、7
6・・・迫出しヒンジ、132・・・心部材(皿部
材)、140・・・上皿部材(皿部材)、142・・・
下皿部材(皿部材)、144・・・裏板(皿部材)、1
52・・・バイパス部材(皿部材)。
Claims (2)
- 【請求項1】 本体枠に装着された遊技盤の前面側に形
成される遊技領域に発射された遊技球の挙動により所定
の入賞状態が発生した際に設定数の遊技球を賞球として
排出する遊技機であって、 上記賞球として排出された遊技球を貯留する上受け皿お
よび下受け皿を備える遊技機において、 上記上受け皿および下受け皿を備え上記本体枠に接合す
る閉鎖位置ないし上記本体枠から離脱する開放位置間で
揺動可能に上記本体枠に軸支されるほぼプラスチック製
の皿部材を設けたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 少なくとも上記下受け皿の接球面の一部
または全部を導電性プラスチック製としたことを特徴と
する請求項1記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29207393A JPH084656B2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | 遊技機 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP29207393A Expired - Lifetime JPH084656B2 (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | 遊技機 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002113174A (ja) * | 2000-10-11 | 2002-04-16 | Sankyo Kk | 弾球遊技機 |
-
1993
- 1993-11-22 JP JP29207393A patent/JPH084656B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07144057A (ja) | 1995-06-06 |
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