JPH084620Y2 - 回転センサ - Google Patents

回転センサ

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JPH084620Y2
JPH084620Y2 JP1990062559U JP6255990U JPH084620Y2 JP H084620 Y2 JPH084620 Y2 JP H084620Y2 JP 1990062559 U JP1990062559 U JP 1990062559U JP 6255990 U JP6255990 U JP 6255990U JP H084620 Y2 JPH084620 Y2 JP H084620Y2
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JP
Japan
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conversion element
magnetoelectric conversion
permanent magnet
sensor
magnetism collecting
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Application number
JP1990062559U
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English (en)
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JPH0421965U (ja
Inventor
秀博 安立
拓郎 遠藤
Original Assignee
株式会社ゼクセル
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Publication date
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は回転センサに係り、特に磁電変換素子と永久
磁石との間の磁束の漏洩を低減させた回転センサに関す
る。
〔従来の技術〕 一般に、被測定物の回転速度を検出する回転センサは
知られている。この種のものは、第2図に示すように、
被測定物(図示せず)に連結された回転軸1の軸上に、
磁性体の歯車3を止着し、この磁性体の歯車3の歯面3a
に対向してセンサ本体5を配置して構成されている。こ
のセンサ本体5は、磁電変換素子7と永久磁石9とを隣
接配置して構成されている。
ところで、通常、磁電変換素子7の出力は微弱であ
り、この出力は増幅して使用されるが、SN比を向上させ
るためには、歯車3と磁電変換素子7とのギャップ11を
小さくするか、または永久磁石9の磁束密度を大きくす
る必要がある。
しかし、ギャップ11を小さくするよう管理するとコス
トが高くなる。また、永久磁石9の磁束密度を大きくす
るには、永久磁石9自体を大きくすればよいが、これを
大きくすると、磁電変換素子7を含むセンサ本体5自体
が大きくなり、狭隘な部位での該センサの使用が不可能
になる。
これを解消するため、永久磁石9を磁電変換素子7か
ら離間するとともに、両者間に、集磁材(図示せず)を
介装し、磁電変換素子7はそのまゝの大きさにし、磁束
密度を大きくするため永久磁石9だけを大きくして、狭
隘な部位でのセンサの使用を可能にした回転センサが提
案されている。
(例えば、実開昭63−19214号公報)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の構成では、磁電変換素子7と永
久磁石9との間に介装した集磁材(図示せず)から磁束
が漏洩して、センサの出力が低下すると云う問題があ
る。
そこで、本考案の目的は、上述した従来の技術が有す
る問題点を解消し、磁電変換素子と永久磁石との間の磁
束の漏洩を低減させた回転センサを提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、被測定物に連
結された磁性体からなる回転歯車の歯面に対向してセン
サ本体を配置し、このセンサ本体を、磁電変換素子と永
久磁石とにより構成してなるものにおいて、磁電変換素
子と永久磁石との間に磁性体からなる棒状の集磁材を介
装するとともに、この集磁材の断面積を、磁電変換素子
の外形の断面積よりも小さくしたことを特徴とするもの
である。
〔作用〕
本考案によれば、永久磁石から発生する磁束のほとん
どが棒状の集磁材に集められ、集磁材、磁電変換素子の
経路で通過し、回転歯車の歯面に至る。
このとき、永久磁石と磁電変換素子との間に集磁材を
介在させたので、磁電変換素子を回転歯車の歯面に接近
させることができ、すなわち磁電変換素子と回転歯車の
歯車面とのギャップを狭め、センサ出力を増大すること
ができる。
また、集磁材の断面積を磁電変換素子の外形の断面積
よりも小さくしたことにより、集磁材を介して供給され
る磁束のすべてを磁電変換素子に与えることができるの
で、センサ出力を増大することができる。
さらに、集磁材を棒状にしたので、加工および組み立
て等が容易であり、製造手間が減らすことができる。
〔実施例〕
以下、本考案による回転センサの一実施例を第2図と
同一部分に同一符号を付して示した第1図を参照して説
明する。
第1図において、1は被測定物(図示せず)に連結さ
れた回転軸を示している。この回転軸1の軸上には、磁
性体の歯車3が止着されており、この歯車3の外側に
は、該歯車3の歯面3aに対向するセンサ本体5が配置さ
れている。
このセンサ本体5は、磁電変換素子7と永久磁石9と
を有しており、両者間は、非磁性体の基板13により連結
されている。また、この基板13には、磁電変換素子7と
永久磁石9との間の高透磁率を保有する集磁材15が埋設
されており、この集磁材15の外形の断面積は、磁電変換
素子7の外形の断面図よりも小さく形成されている。
次に、この実施例の作用を説明する。被測定物(図示
せず)の回転に伴って、磁性体の歯車3が回転すると、
歯車3の外周の凹凸に応じて、該歯車3と永久磁石9と
の間を通る磁束密度に変化が生じる。よって、被測定物
(図示せず)の回転速度を算出するには、この磁束密度
の変化を、磁電変換素子7により検出し、この検出値に
基づいて回転速度を算出する。
しかして、この実施例によれば、永久磁石9を磁電変
換素子7から離間し、磁電変換素子7と永久磁石9との
間に、高透磁率を有する集磁材15を埋設したので、磁電
変換素子7は従来のまゝの大きさにし、磁束密度を大き
くするために永久磁石9だけを大きくすることができる
ので、狭隘な部位でのセンサの使用が可能になる。
また、これによれば、永久磁石9を磁電変換素子7か
ら離間しても、集磁材15の透磁率が高いので、センサの
出力が低下することはない。
さらに、例えば、集磁材15の断面積が、磁電変換素子
7の外形の断面積よりも大きく形成されている場合に
は、集磁材15に集まる磁束のうちの一部の磁束だけが、
磁電変換素子7を通り、それ以外の磁束は、磁電変換素
子7を通らずに漏洩するので、センサの出力は低下す
る。
しかして、この実施例によれば、集磁材15の外形の断
面積は、磁電変換素子7の外形の断面積よりも小さく形
成されているので、この集磁材15に集まる磁束は全て磁
電変換素子7を通るので、磁束の漏れを低減させること
ができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、永久磁石と磁電変換素子との間に棒
状の集磁材を介在させて、永久磁石から発生する磁束の
ほとんどを集磁材に集め、集磁材、磁電変換素子の経路
で磁束を通過させて回転歯車の歯面に至るように構成し
たので、磁電変換素子を回転歯車の歯面に接近させて磁
電変換素子と回転歯車の歯面とのキャップを狭め、集磁
材の断面積を磁電変換素子の外形の断面積よりも小さく
したことにより、集磁材を介して供給される磁束のすべ
てを磁電変換素子に与えることができるので、センサ出
力を増大することができる。さらに、集磁材を棒状にし
たので、加工および組み立て等が容易であり、製造手間
を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による回転センサの一実施例を示す平面
図、第2図は従来の回転センサを示す平面図である。 1…回転軸、3…歯車、3a…歯面、5…センサ本体、7
…磁電変換素子、9…永久磁石、13…基板、15…集磁
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定物に連結された磁性体からなる回転
    歯車の歯面に対してセンサ本体を配置し、このセンサ本
    体を、磁電変換素子と永久磁石とにより構成してなる回
    転センサにおいて、 磁電変換素子と永久磁石との間に、磁性体からなる棒状
    の集磁材を介装するとともに、この集磁材の断面積を前
    記磁電変換素子の外形の断面積よりも小さくしたことを
    特徴とする回転センサ。
JP1990062559U 1990-06-13 1990-06-13 回転センサ Expired - Lifetime JPH084620Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990062559U JPH084620Y2 (ja) 1990-06-13 1990-06-13 回転センサ

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JP1990062559U JPH084620Y2 (ja) 1990-06-13 1990-06-13 回転センサ

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JPH0421965U JPH0421965U (ja) 1992-02-24
JPH084620Y2 true JPH084620Y2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=31591822

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JP1990062559U Expired - Lifetime JPH084620Y2 (ja) 1990-06-13 1990-06-13 回転センサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6090675U (ja) * 1983-11-26 1985-06-21 株式会社ボッシュオートモーティブ システム 圧縮機の回転速度検出装置
JP3048715U (ja) * 1996-05-01 1998-05-22 株式会社クボタ 自動販売機の押しボタンスイッチ装置

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JPH0421965U (ja) 1992-02-24

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