JPH0359416A - 磁気式回転センサ - Google Patents

磁気式回転センサ

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JPH0359416A
JPH0359416A JP19600189A JP19600189A JPH0359416A JP H0359416 A JPH0359416 A JP H0359416A JP 19600189 A JP19600189 A JP 19600189A JP 19600189 A JP19600189 A JP 19600189A JP H0359416 A JPH0359416 A JP H0359416A
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JP
Japan
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magnetic
rotor
magnetic flux
rotation sensor
thin film
Prior art date
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Pending
Application number
JP19600189A
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English (en)
Inventor
Toshihisa Onodera
小野寺 俊久
Hiroshi Kobayashi
博 小林
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分町) この発明は、自動車等に用いれる磁気式回転センサに係
り、特に小型でかつ高精度な磁気式回転センサに関する
(従来の技術) 従来、回転速度を検出する磁気式回転センサとしては、
特開昭62−129717号公報に記載のものが知られ
ており、′W46図に示す如くこの磁気式回転センサは
、被検出体となる回転ロータ1を備えており、この回転
ロータ1の構造は精度よく円筒状に加工された内環部利
2の外周面に、合成樹脂を用いて一定間隔毎に中空部3
を設けてギア状に形成してなる被検出部4を備え、−1
−を記中辛部3内には、第7図に示すように磁性相を一
対のプレート6.6および外環部月7により封入してな
る磁気部5を有する。
また、回転角度を検出する磁気式回転センサとしは、S
AEテクニカルペーパーシリーズ870471″The
  Emergence  of  aNew  5e
nsor  for  Ignition  Timi
ng  Internat 1onaf  Congr
ess  and  Exposition  Det
roit、Michigen  February 2
3 27.1987に記載のクランク角センサが知られ
ており、第8図に示す如くこのクランク角センサは、電
磁軟鉄等の強磁性側材よりなるギア8が図示しないクラ
ンク軸に取付けられており、このギア8の外周面に近接
してホールIC9とバイアス磁石10を内蔵してなる回
転ピックアップ11が配設され、このクランク1r+セ
ンサは第8図実線矢印で示すような上記バイアス磁石1
0からもれるバイアス磁界の磁束の大きさがギア8の回
転に開明して交番的に変化することを利用して、クラン
ク軸の回転角度を検出するように構成されている。
次に、上記の如く構成された磁気式間転センサの作用に
ついて第8図を用いて説明する。
−1一記磁気式回転センサは、強磁↑11剖料よりなる
」二足ギア8が回転して、このギア8の歯部12が?J
転ピックアップ11内のホールIC9に近接すると、上
記ギア8を形成する強磁ヤ1側材は電磁軟鉄において6
000〜8000ぐらいの透磁率を持つため、」二足回
転ピックアップ11内のバイアス磁石10よりもれるバ
イアス磁界の磁束はギア8の南部〕2に引かれ、その結
果ホールIC9を通過する磁束の密度は高まる。
また、4二記ギア8が更に回転して、このギア8の歯部
12と南部12との間に形成される空隙部13が回転ピ
ックアップ11内のホールIC9に近接すると、空気の
透磁率は1であって上記電磁軟鉄の透磁率に比し極めて
小さいため、」二足バイアス磁界の磁束はギア8の空隙
部13に引かれることはなく、その結果ホールIC9を
通過する磁束の密度が低下する。
すなわち、この磁気式回転センサは、空隙部13と強磁
性材、より形成された南部12とに打する透磁率の違い
により、ホールIC9を通過する磁束密度が交番的に変
化することを利用するものであって、この交番的な磁束
密度の変化に応じてホールIC9はスイッチング作用を
して矩形波を発生し、この矩形波の基準位置より矩形波
の数を計数することにより、上記クランク軸の回転位置
である回転角度を計測して内燃機関の噴射時期をずらす
ことに利用している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の磁気式回転センサにあ
っては、まず第6図に示すような回転速度を検出する磁
気式回転センサにおいて、この磁気式回転センサに備え
られた被検出体の回転ロータ1は、精度よく円筒状に加
工された内環部+42の外周面に、合成樹脂材を用いて
一定間隔毎に中空部3を設けてギア状に形成してなる被
検出部4を備え、さらに上記中空部3内に磁性材を一対
のプレート6.6および外環部月7により封入してなる
磁気部5を有するものであるため、回転ロータ1の形状
が複雑であるとともに、構成部品が多いので回転ロータ
1は強度的にもろく、かつ構造的に大型化するという問
題点があった。
また、4二記回転ロータ1を形成する内環部側2は高精
度で加工されているものの、磁気部5および外環部材7
等の加工ができなく、表面精度が悪いため上記磁気部5
より出力変動が生ずる等の問題点があった。
次に、第8図に示すような回転角度を検出する磁気式回
転センサにおいて、これを自動車の軍輪速センサまたは
車速センサに用いた場合には、磁気式回転センサの装着
スペースが制限されるため小型化しなければならない。
しかしながら、上記磁気式回転センサは空隙部13と強
磁性材より形成された南部12とにHする透磁率の違い
により、ホールIC9を通過する磁束密度の変化を利用
するものであるため、上記磁気式回転センサが充分に大
きくて上記空隙部13と歯部12との面積比が所定以、
にの大きさを持っていれば、この面積比に応じて交番的
に磁束密度が変化し、ホールIC9がこの磁束密度の変
化を検出できるものの、上記磁気式回転センサを小型化
すると、上記空隙部13と南部12との面積比が充分に
確保できず、よって交番的な磁束密度変化が低下する。
したがって、交番的な磁束密度変化が低下することによ
り、この磁束密度の変化はホールIC9の温度特性の影
響およびギア8と回転ピックアップ11との実装精度等
の外乱により生ずる磁束密度の変動分と同等レベルとな
り、結果として上記回転ピックアップ11は誤動作する
という問題点があった。
(課題を解決するための手段) この発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであって
、その目的とするところは、小型でかつ高精度な磁気式
回転センサを提供することにあり、本発明は上記目的を
達成するために、車輪のハブアッシー部に固定され車輪
の回転に応じて回転するとともに外周部に一定間隔毎に
配設された磁気部を6する被検出体と、」1記被検出体
に近接して配設されるとともにホールICとバイアス磁
石よりなる検出体とを備え、上記磁気部による1−二足
バイアス磁石の磁界の変化をL記ホールIcが検出する
ようにしたものにおいて、 上記被検出体は、ロータと、このロータの外周面に直接
一定間隔毎に高透磁率材料を薄膜層として形成した磁気
部とからなることを特徴とするものである。
(作用) この発明にかかる磁気式回転センサは、ロータの外周面
に直接、一定間隔毎に高透磁串lfA料を薄膜j鱒とし
て形成してなる磁気部を設けた被検出体を備えることに
より、磁気式回転センサの構造がシンプルとなり、強度
的に優れ、かつ小型化を図ることができるとともに、磁
気部からの出力を安定させることができるように作用す
る。
(実施例) 以下、本発明に係る磁気式回転センサについて、第1図
および第2図を用いて詳細に説明する。
なお、1−記従来例と同一箇所には同一符号を用いその
詳細説明を省略する。
第1図に示すものは、本廟磁気式回転センサの第1実施
例を示すものであり、まず構成を説明すると、これは図
示しない車輪のハブアッシー部に被検出体となる高真円
度に加工されたロータ14が固着してあり、このロータ
14の外周面には直接、第2図に示すように一定間隔毎
にパーマロイ等の高透磁率飼料である磁性体を薄膜層と
して形成した磁気部15を設けである。
一方、上記ロータ14の外周面と180’対向し、かつ
近接してホールIC9にバイアス磁石10を取付けてな
る検出体の回転ピックアップ11を配設してあって、第
1図破線矢印で示すようなL記回転ピックアップ11内
のバイアス磁石IOからもれるバイアス磁界の磁束の大
きさをホールlc9が検出するように構成しである。
また、−1−記の如く構成した磁気式回転センサのロー
タ14は、従来より用いられている電磁軟鉄のように利
料費が安く、かつ加工性に優れた強磁性材で形成するこ
とが好ましく、一方アルミニウムのような非磁性材で」
1記ロータ14を形成しても、ロータ14に設けた磁気
部15の見かけ」二の透磁率が小さくなるだけであって
、機能−に本質的な問題は生じないためアルミニウムを
用いたロータ14であってもよい。
さらに、」L記薄膜局の磁気部15を形成する高透磁率
材料は、透磁率が大きく、かっ透磁率の温度依存性が少
ない伺料であれば適助であり、本廟磁気式回転センサに
あっては透磁率50000程度以上の数値を目安として
いるため、特に上記のような高透磁率材料としてパーマ
ロイを用いたがこれに限定されることはない。
また、上記ロータ14の外周面に設けである。専膜層の
磁気部15は、蒸着等による薄膜形成であってもよいが
、自動車部品として上記磁ス式1ii1転センサを直接
車室外にさらすためには、薄膜層の接合強度の面からし
てもスパッタリングによる薄膜形成の方法がより奸まし
く、本廓磁気式回転センサは上記スパッタリングによる
7+、+7膜形成方法を用いて、真円度よく加工された
ロータ14の外周面に直接、パーマロイ等の高透磁率材
料をスパッタリングした後にエツチングを施して、第2
図に示すような一定間隔毎に薄膜層として磁気部15を
形成するものであり、上記薄膜層は2μmないし3μm
程度の厚みで後述の効果は1″分に得ることができる。
次に、上記の如く構成された磁気式回転センサの作用を
説明する。
本廟磁気式回転センサにおいて、ロータ14の外周に形
成された薄膜層の磁気部15の見かけ上の透磁率は、こ
の磁気部15の下地となるロータ14が持つ透磁率の大
きさが多少寄与するものの、L記薄膜層の磁気部15を
形成する磁住側材でほぼ決定される。
このため、ホールIC9が検出する磁束密度の変化量は
、薄膜層の磁気部15の面積にこの磁気部15を形成す
る磁性刊料の透磁率を掛は合わせた値と、並びに磁気部
15と磁気部15との間に形成された空隙部16に有す
る空気層の面積の値(薄膜層の高さ×薄膜層の幅)との
比率により決定されるものである。
したがって、上記ロータ14が回転して」二足空隙部1
6の値に対して値の大きい磁気部15が回転ピックアッ
プ11を構成するホールIC9に近接すると、上記回転
ピックアップ11を構成するバイアス磁石10よりもれ
るバイアス磁界の磁束は、ロータ14の磁気部15に引
かれ、その結果ホールIC9を通過する磁束の密度は高
まる。
また、ロータ14が更に回転して上記磁気部15の値に
対して値の小さい空隙部16が回転ピックアップ11の
ホールlc9に近接すると、ここでは上記バイアス磁界
の磁束が上記磁気部15に引かれるものより小さく、結
果としてホールIc9を通過する磁束の密度が低下する
。そして、この磁束密度の変化が交番的に起り、この交
番的変化を利用して回転速度を測定する。
」1記の如き構成および作用より明らかなように、本願
磁気式回転センサは高真円度に加工されたロータ14の
外周面に直接、薄膜層として磁気部15を形成した被検
出体を備えたため、シンプルな構成となり、強度的に優
れ、かつ構造的に小型化が可能であるとともに、磁気部
15は高真円度に加工したロータ14の外周面に直接、
磁気部15を薄膜として形成したため磁気部15からの
出力が安定する。
また、上記の如き被検出体の構成によれば、被検出体を
形成するロータ14を小型化しても、ホールtC自身が
持つスイッチング磁束密度や磁束密度の温度依存性、あ
るいは固体の偏差等によるホールIC9が作る矩形波信
号を形成する上での外乱要素、並びにバイアス磁石10
とホールIC9との実装精度がづれたり、またはバイア
ス磁石10とホールIC9とよりなる回転ピックアップ
11とロータ14との実装精度が悪化する等の外乱要素
が生じた場合に、回転ピックアップ11内のボールIC
9が検出する磁束密度の変化量は」1記の如き比率に従
い充分に大きく確保でき、」1記回転ピックアップ11
は正常に動作するので小型の磁気式回転センサを提供す
ることができる。
第3図に示すものは、本願磁気式回転センサの被検出体
を構成するロータ14の第2実施例であって、これはロ
ータ14の一側面外周に一定間隔をおいて薄膜層として
形成してなる磁気部15を設けた構成であり、この構成
によっても、上記と同様に強度的に優れ、かつ構造的に
小型化が可能であるとともに、磁気部15からの出力は
安定し、さらに磁束密度の変化が充分に大きく確保でき
るため上記外乱が生じても回転ピックアップは正常に移
動させることができる等の効果を何する。
第4図に示すものは、本願磁気式回転センサの被検出体
を構成するロータ14の第3実施例であって、これはロ
ータ14の外周をギア状に形成するとともに、このギア
状に形成したロータ14の南部の一側面を予め薄膜層の
厚みだけ研削し、ここに薄膜層として形成してなる磁気
部15を設けた構成であり、この構成によっても上記と
同様な効果が得られる。
(発明の効果) 以上説明してきたように、この発明によればロータの外
周面に直接、一定間隔毎に高透磁率材料を薄膜層として
形成した磁気部を設けてなる被検出体を備えたため、本
廟磁気式回転センサはシンプルな構成となり、強度的に
優れ、かつ構造的に小型化が可能であるとともに、磁気
部からの出力が安定する効果を有する。
また、本願磁気式回転センサを小型化しても、回転ピッ
クアップ内のホールICが検出する磁束密度の変化量は
、」1記の如き比率に従い充分に大きく確保でき上記回
転ピックアップは正常に動作するので、小型の磁気式回
転センサを提供することができる等の効果をHする。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係わる磁気式回転センサの部分正面図
、第2図は第1図の側面図、第3図は本願磁気式回転セ
ンサに用いられるロータの第2実施例を示す部分正面図
、第4図は本願磁気式間転センサに用いられるロータの
第3実施例を示す部分正面図、第5図は第4図の側面図
、第6図は従来の回転速度を検出する磁気式回転センサ
に用いられるロータの部分正面図、第7図は第6図に示
ず■−■線断面図、第8図は従来の回転角度を検出する
磁気式回転センサを示す説明図である。 9・・・ホール1C 10・・・バイアス磁石 11・・・回転ピックアップ 14・・・ロータ 15・・・磁気部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、車輪のハブアッシー部に固定され車輪の回転に応じ
    て回転するとともに外周部に一定間隔毎に配設された磁
    気部を有する被検出体と、上記被検出体に近接して配設
    されるとともにホールICとバイアス磁石よりなる検出
    体とを備え、上記磁気部による上記バイアス磁石の磁界
    の変化を上記ホールICが検出するようにしたものにお
    いて、上記被検出体は、ロータと、このロータの外周面
    に直接一定間隔毎に高透磁率材料を薄膜層として形成し
    た磁気部とからなることを特徴とする磁気式回転センサ
JP19600189A 1989-07-28 1989-07-28 磁気式回転センサ Pending JPH0359416A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7119532B2 (en) 2003-02-17 2006-10-10 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Systems and methods for detecting of abnormality in magnetic rotors
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