JPH0845393A - ゲーム機用コントローラ - Google Patents
ゲーム機用コントローラInfo
- Publication number
- JPH0845393A JPH0845393A JP6196127A JP19612794A JPH0845393A JP H0845393 A JPH0845393 A JP H0845393A JP 6196127 A JP6196127 A JP 6196127A JP 19612794 A JP19612794 A JP 19612794A JP H0845393 A JPH0845393 A JP H0845393A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- game machine
- axis direction
- pair
- portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H25/00—Switches with compound movement of handle or other operating part
- H01H25/04—Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
- H01H25/041—Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls
Landscapes
- Switches With Compound Operations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】種々の方向指示が正確且つ迅速に行なえるとと
もに、耐久性の高いゲーム機用コントローラを提供す
る。 【構成】ゲーム機用コントローラの基台1上には、上面
に設けられた十字型キーの各端部の押下によりX軸方向
及びY軸方向が指示され、X軸方向及びY軸方向のキー
の間の所定部位を押下することにより斜め方向が指示さ
れる平板状部材から成るキー部3が設けられ、このキー
部3の径方向の一対の外周部は、環状の外側リング2の
径方向の一対の内周部と、それぞれ第1の軸部51,5
2を介して回転自在に取り付けられ、この外側リング2
の径方向の外周部の、上記第1の軸部51,52から所
定の角度だけずれた一対の部位は、それぞれ上記基台1
上に固定された軸保持部4A,4Bに保持された第2の
軸部41,42を介して回転自在に取り付けられてい
る。
もに、耐久性の高いゲーム機用コントローラを提供す
る。 【構成】ゲーム機用コントローラの基台1上には、上面
に設けられた十字型キーの各端部の押下によりX軸方向
及びY軸方向が指示され、X軸方向及びY軸方向のキー
の間の所定部位を押下することにより斜め方向が指示さ
れる平板状部材から成るキー部3が設けられ、このキー
部3の径方向の一対の外周部は、環状の外側リング2の
径方向の一対の内周部と、それぞれ第1の軸部51,5
2を介して回転自在に取り付けられ、この外側リング2
の径方向の外周部の、上記第1の軸部51,52から所
定の角度だけずれた一対の部位は、それぞれ上記基台1
上に固定された軸保持部4A,4Bに保持された第2の
軸部41,42を介して回転自在に取り付けられてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲーム機用コントロー
ラに関し、特にモニタ画面上に映出される特定の画像対
象物やゲーム状況をコントロールするゲーム機用コント
ローラに関する。
ラに関し、特にモニタ画面上に映出される特定の画像対
象物やゲーム状況をコントロールするゲーム機用コント
ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用のテレビの画面や業務用の大画面
スクリーン上に映出される画像の動きをユーザがコント
ロールしてゲームを進行させるゲーム機は、日本だけで
はなく全世界的に普及している。
スクリーン上に映出される画像の動きをユーザがコント
ロールしてゲームを進行させるゲーム機は、日本だけで
はなく全世界的に普及している。
【0003】この種のゲーム機では、当該ゲームに関す
る画像情報、音声情報及び動作プログラム情報が格納さ
れた記録媒体(ROM)を内蔵するゲ−ムカセットをゲ
ーム機本体に装填し、ゲーム機本体には、このゲ−ムカ
セットの記録媒体から情報を読み出し、モニタ画面に映
出するゲームに関する画像信号や音声信号を生成するC
PUが内蔵されている。この種のゲーム機のゲーム進行
を制御するためには、使用者がコントロ−ラを用い、コ
ントロ−ラ上に設けられた各種ボタン、キ−を操作する
ことにより制御信号をゲーム機本体に送出する。
る画像情報、音声情報及び動作プログラム情報が格納さ
れた記録媒体(ROM)を内蔵するゲ−ムカセットをゲ
ーム機本体に装填し、ゲーム機本体には、このゲ−ムカ
セットの記録媒体から情報を読み出し、モニタ画面に映
出するゲームに関する画像信号や音声信号を生成するC
PUが内蔵されている。この種のゲーム機のゲーム進行
を制御するためには、使用者がコントロ−ラを用い、コ
ントロ−ラ上に設けられた各種ボタン、キ−を操作する
ことにより制御信号をゲーム機本体に送出する。
【0004】このように、モニタ画面上に映出されてい
る画像の動き、状態をコントロールするためにはコント
ローラが用いられる。ユーザは、コントローラを両手で
把持し、コントローラ本体に設けられた各種ボタンやキ
ーを操作することにより、上記コントロールが行なわれ
る。コントローラによる画面上の画像物体のコントロー
ルは、主にその動きを対象としており、X軸とY軸方向
の2次元の動きをコントロールしている。
る画像の動き、状態をコントロールするためにはコント
ローラが用いられる。ユーザは、コントローラを両手で
把持し、コントローラ本体に設けられた各種ボタンやキ
ーを操作することにより、上記コントロールが行なわれ
る。コントローラによる画面上の画像物体のコントロー
ルは、主にその動きを対象としており、X軸とY軸方向
の2次元の動きをコントロールしている。
【0005】従来のこの種のコントローラは、図3と図
4に示すように、コントローラ本体130の開口部14
0にキー部120を遊合嵌合せしめ、キー部120の裏
面中央部に設けられた断面が略半円の凹部121内に、
基台110に形成したプラスチック材等から成る硬質の
突出部111の頂点部分112を挿入する構造が一般的
である。キー部120には十字形の操作キー部120
U,120D,120R,120Lが設けられ、それぞ
れのキー部を押下することにより、対応する方向への画
像対象物の移動を指示することができる。例えば、上方
向キー120Uを押下すると上方向への指示がコントロ
ーラから出力される。同様に下方向キー120D,右方
向キー120R及び左方向キー120Lの押下により、
下方向,右方向及び左方向への移動指示が、それぞれコ
ントローラから出力される。
4に示すように、コントローラ本体130の開口部14
0にキー部120を遊合嵌合せしめ、キー部120の裏
面中央部に設けられた断面が略半円の凹部121内に、
基台110に形成したプラスチック材等から成る硬質の
突出部111の頂点部分112を挿入する構造が一般的
である。キー部120には十字形の操作キー部120
U,120D,120R,120Lが設けられ、それぞ
れのキー部を押下することにより、対応する方向への画
像対象物の移動を指示することができる。例えば、上方
向キー120Uを押下すると上方向への指示がコントロ
ーラから出力される。同様に下方向キー120D,右方
向キー120R及び左方向キー120Lの押下により、
下方向,右方向及び左方向への移動指示が、それぞれコ
ントローラから出力される。
【0006】図3のA−A断面図が図4である。コント
ローラ本体130の開口部140に、基台110の突出
部111の頂点付近で支持された、凹部121を有する
キー部120が設置されている。キー部120の右側の
右方向キー120Rを押下することにより、プリント基
板100上に設けられた弾性材で支持され、平常時は所
定間隔離れた位置にある接点部101と102が接触す
る。このようにして右方向キー120Rの押下が探知さ
れ、プリント基板100に形成された回路構成を介して
外部にコントロール信号が出力される。同様に、左方向
キー120Lの押下により、同様構成の接点部103と
104が接触して、左方向指示信号が出力される。ま
た、上方向キー120Uや下方向キー120Dについて
も同様に、プリント基板100上に設けた接点部(図示
せず)のキー部押圧による接触を検出して各方向指示信
号が出力される。
ローラ本体130の開口部140に、基台110の突出
部111の頂点付近で支持された、凹部121を有する
キー部120が設置されている。キー部120の右側の
右方向キー120Rを押下することにより、プリント基
板100上に設けられた弾性材で支持され、平常時は所
定間隔離れた位置にある接点部101と102が接触す
る。このようにして右方向キー120Rの押下が探知さ
れ、プリント基板100に形成された回路構成を介して
外部にコントロール信号が出力される。同様に、左方向
キー120Lの押下により、同様構成の接点部103と
104が接触して、左方向指示信号が出力される。ま
た、上方向キー120Uや下方向キー120Dについて
も同様に、プリント基板100上に設けた接点部(図示
せず)のキー部押圧による接触を検出して各方向指示信
号が出力される。
【0007】更に、上記のような上下左右方向の指示だ
けでなく、それぞれの方向の中間角度(斜め)方向につ
いての方向指示をも可能とするため、図3のキー120
Uと120Rの中間方向,キー120Rと120Dの中
間方向,キー120Dと120Lの中間方向及びキー1
20Lと120Uの中間方向を指示するための斜め方向
キー部121,122,123及び124が設けられ、
これらのキーの押下の検出は、隣り合う上下左右方向キ
ーのうち2つのキーに対応する接点の同時接触を検出す
ることにより行なわれる。例えば、キー部121を押下
すると、キー部120の上方向キー120Uと右方向キ
ー120Rも押下され、対応する2つの接点が閉成(接
触)するので、これらの2つの接点の接触具合で当該斜
め方向指示が検出できる。
けでなく、それぞれの方向の中間角度(斜め)方向につ
いての方向指示をも可能とするため、図3のキー120
Uと120Rの中間方向,キー120Rと120Dの中
間方向,キー120Dと120Lの中間方向及びキー1
20Lと120Uの中間方向を指示するための斜め方向
キー部121,122,123及び124が設けられ、
これらのキーの押下の検出は、隣り合う上下左右方向キ
ーのうち2つのキーに対応する接点の同時接触を検出す
ることにより行なわれる。例えば、キー部121を押下
すると、キー部120の上方向キー120Uと右方向キ
ー120Rも押下され、対応する2つの接点が閉成(接
触)するので、これらの2つの接点の接触具合で当該斜
め方向指示が検出できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
ゲーム機用コントローラは、コントローラ本体130の
開口部140にキー部120を遊合嵌合せしめ、キー部
120の裏面中央部に設けた断面が略半円の凹部121
内に、プラスチック材等から成る硬質の基台110に形
成した突出部111の頂点部分を挿入する構造であるた
め、種々の問題が生じる。
ゲーム機用コントローラは、コントローラ本体130の
開口部140にキー部120を遊合嵌合せしめ、キー部
120の裏面中央部に設けた断面が略半円の凹部121
内に、プラスチック材等から成る硬質の基台110に形
成した突出部111の頂点部分を挿入する構造であるた
め、種々の問題が生じる。
【0009】例えば、従来のコントローラは、基台11
0の突出部111の頂点部112をキー部120の裏面
中央部の断面略半円形の凹部121に突き合わせて、キ
ー部120全体を保持するとともに、当該頂点部112
を支点としてキー部120の周辺部の所定部位を押下し
て方向指示信号を出力せしめているため、キー押下時の
押下力は、種々の方向から頂点部112のみに加わるこ
とになり、耐久性の面での問題が生ずる。また、突出部
111の頂点部112の成形段階や長時間の使用による
形状のくずれがあると、キー部120の中央部分を押下
したときに、斜め方向キー120U,120R,12D
及び120Lの下方に設置された接点がすべて接触、閉
成されてしまう恐れがあり、正しい方向指示が不可能と
なる場合がある。
0の突出部111の頂点部112をキー部120の裏面
中央部の断面略半円形の凹部121に突き合わせて、キ
ー部120全体を保持するとともに、当該頂点部112
を支点としてキー部120の周辺部の所定部位を押下し
て方向指示信号を出力せしめているため、キー押下時の
押下力は、種々の方向から頂点部112のみに加わるこ
とになり、耐久性の面での問題が生ずる。また、突出部
111の頂点部112の成形段階や長時間の使用による
形状のくずれがあると、キー部120の中央部分を押下
したときに、斜め方向キー120U,120R,12D
及び120Lの下方に設置された接点がすべて接触、閉
成されてしまう恐れがあり、正しい方向指示が不可能と
なる場合がある。
【0010】更に大きな問題は、斜め方向の指示を出力
したいときには、キー121〜124のいずれかが押下
されるが、斜め方向指示があったことは、隣り合う接点
の同時閉成を検出することにより行なわれるため、当該
斜め方向キーの適切な部位を強く押下しないと、一方だ
けの接点閉成しか得られないケースも多い。したがっ
て、この場合には、ユーザは押下部位を変えたり、押下
部位を更に強く押下する必要があり、迅速な対応が必要
なゲーム機用コントローラとしては問題が生じてしま
う。
したいときには、キー121〜124のいずれかが押下
されるが、斜め方向指示があったことは、隣り合う接点
の同時閉成を検出することにより行なわれるため、当該
斜め方向キーの適切な部位を強く押下しないと、一方だ
けの接点閉成しか得られないケースも多い。したがっ
て、この場合には、ユーザは押下部位を変えたり、押下
部位を更に強く押下する必要があり、迅速な対応が必要
なゲーム機用コントローラとしては問題が生じてしま
う。
【0011】そこで、本発明の目的は、種々の方向指示
が正確且つ迅速に行えるとともに、耐久性の高いゲーム
機用コントローラを提供することにある。
が正確且つ迅速に行えるとともに、耐久性の高いゲーム
機用コントローラを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるゲーム機用コントローラは、モニタ画
面上に映出される画像対象物の、前記モニタ画面上のX
軸方向及びY軸方向及び前記X軸方向及びY軸方向に対
して所定角度方向である斜め方向に関する指示を行なう
キー部が基台上に配設されたゲーム機用コントローラに
おいて、前記キー部は、上面に設けられた十字型キーの
各端部の押下により前記X軸方向及びY軸方向が指示さ
れ、前記X軸方向及びY軸方向キーの間の所定部位を押
下することにより前記斜め方向が指示される平板状部材
から成り、前記キー部の径方向の一対の外周部は、環状
の外側リングの径方向の一対の内周部と、それぞれ第1
の軸部を介して回転自在に取り付けられ、前記外側リン
グの径方向の外周部の、前記第1の軸部の取り付け位置
から所定の角度だけずれた一対の部位は、それぞれ前記
基台上に固定された軸保持部に保持された第2の軸部を
介して回転自在に取り付けられて構成されている。ここ
で、前記斜め方向の所定角度は45度とすることがで
き、前記一対の第1の軸部は前記キー部または前記外側
リングと一体化したり、前記一対の第2の軸部は、前記
外側リングまたは前記軸保持部と一体化することができ
る。
め、本発明によるゲーム機用コントローラは、モニタ画
面上に映出される画像対象物の、前記モニタ画面上のX
軸方向及びY軸方向及び前記X軸方向及びY軸方向に対
して所定角度方向である斜め方向に関する指示を行なう
キー部が基台上に配設されたゲーム機用コントローラに
おいて、前記キー部は、上面に設けられた十字型キーの
各端部の押下により前記X軸方向及びY軸方向が指示さ
れ、前記X軸方向及びY軸方向キーの間の所定部位を押
下することにより前記斜め方向が指示される平板状部材
から成り、前記キー部の径方向の一対の外周部は、環状
の外側リングの径方向の一対の内周部と、それぞれ第1
の軸部を介して回転自在に取り付けられ、前記外側リン
グの径方向の外周部の、前記第1の軸部の取り付け位置
から所定の角度だけずれた一対の部位は、それぞれ前記
基台上に固定された軸保持部に保持された第2の軸部を
介して回転自在に取り付けられて構成されている。ここ
で、前記斜め方向の所定角度は45度とすることがで
き、前記一対の第1の軸部は前記キー部または前記外側
リングと一体化したり、前記一対の第2の軸部は、前記
外側リングまたは前記軸保持部と一体化することができ
る。
【0013】
【作用】本発明では、上面に設けられた十字型キーの各
端部の押下によりX軸方向及びY軸方向が指示され、X
軸方向及びY軸方向のキーの間の所定部位を押下するこ
とにより斜め方向が指示される平板状部材から成るキー
部が設けられ、このキー部の径方向の一対の外周部は、
環状の外側リングの径方向の一対の内周部と、それぞれ
第1の軸部を介して回転自在に取り付けられ、この外側
リングの径方向の外周部の、上記第1の軸部から所定の
角度だけずれた一対の部位は、それぞれ上記基台上に固
定された軸保持部に保持された第2の軸部を介して回転
自在に取り付けられている。
端部の押下によりX軸方向及びY軸方向が指示され、X
軸方向及びY軸方向のキーの間の所定部位を押下するこ
とにより斜め方向が指示される平板状部材から成るキー
部が設けられ、このキー部の径方向の一対の外周部は、
環状の外側リングの径方向の一対の内周部と、それぞれ
第1の軸部を介して回転自在に取り付けられ、この外側
リングの径方向の外周部の、上記第1の軸部から所定の
角度だけずれた一対の部位は、それぞれ上記基台上に固
定された軸保持部に保持された第2の軸部を介して回転
自在に取り付けられている。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明によるゲーム機用コント
ローラの一実施例を示す斜視図である。
ながら説明する。図1は本発明によるゲーム機用コント
ローラの一実施例を示す斜視図である。
【0015】基台1上には、軸保持部4Aと4Bが所定
間隔離れて設置され、軸保持部4Aと4Bの軸受部(図
示せず)を介して軸41と42が配設されている。軸4
1と42の軸受部側と反対側は、例えば、円形の外側リ
ング2の径方向両側外周部に固定されており、外側リン
グ2が、軸保持部4Aと4Bの軸受部を介在して回転自
在とされている。尚、外側リング2と軸41及び42は
一体化されていても良い。外側リング2の内方開口部に
は、該外側リング2の内径より若干小さい外径の、例え
ば円板状のキー部3が配設されている。外側リング2の
内周側面部の、軸41及び42と略直角関係位置には軸
受部(図示せず)が設けられ、軸51と52が回転自在
に支持されている。軸51と52は、円板状のキー部3
に固定され、キー部3は、軸51と52を中心とし、軸
41と42に対して直角方向に回転自在とされている。
間隔離れて設置され、軸保持部4Aと4Bの軸受部(図
示せず)を介して軸41と42が配設されている。軸4
1と42の軸受部側と反対側は、例えば、円形の外側リ
ング2の径方向両側外周部に固定されており、外側リン
グ2が、軸保持部4Aと4Bの軸受部を介在して回転自
在とされている。尚、外側リング2と軸41及び42は
一体化されていても良い。外側リング2の内方開口部に
は、該外側リング2の内径より若干小さい外径の、例え
ば円板状のキー部3が配設されている。外側リング2の
内周側面部の、軸41及び42と略直角関係位置には軸
受部(図示せず)が設けられ、軸51と52が回転自在
に支持されている。軸51と52は、円板状のキー部3
に固定され、キー部3は、軸51と52を中心とし、軸
41と42に対して直角方向に回転自在とされている。
【0016】図1に示すように、キー部3上には、軸4
1と42方向(X軸方向)に沿って上方向キー31Uと
下方向キー31Dが設けられ、これらキーの押下によ
り、キー部3は軸51と52(Y軸)を中心として回転
し、また軸51と52方向(Y軸方向)に沿って左方向
キー31Lと右方向キー31Rが設けられ、これらのキ
ーの押下によりキー部3はX軸を中心として回転する。
1と42方向(X軸方向)に沿って上方向キー31Uと
下方向キー31Dが設けられ、これらキーの押下によ
り、キー部3は軸51と52(Y軸)を中心として回転
し、また軸51と52方向(Y軸方向)に沿って左方向
キー31Lと右方向キー31Rが設けられ、これらのキ
ーの押下によりキー部3はX軸を中心として回転する。
【0017】更に、キー部3上の上下左右方向キー31
U,31D,31L,31Rのうち、隣り合うキー間に
は、斜め方向キー311〜314が設けられ、各斜め方
向キーを押下することにより軸41,42及び軸51,
52の両軸が回転して、隣り合う上下左右方向キー間の
中央角度斜め(45度)方向の指示が行なわれる。この
とき、キー部3の回転は、軸41,42及び軸51,5
2の両軸で規制されており、当該斜め方向キーのどこを
押圧してもキー部3の回転傾きは一定であり、隣り合う
上下左右方向キー対応の接点は確実に閉成する。
U,31D,31L,31Rのうち、隣り合うキー間に
は、斜め方向キー311〜314が設けられ、各斜め方
向キーを押下することにより軸41,42及び軸51,
52の両軸が回転して、隣り合う上下左右方向キー間の
中央角度斜め(45度)方向の指示が行なわれる。この
とき、キー部3の回転は、軸41,42及び軸51,5
2の両軸で規制されており、当該斜め方向キーのどこを
押圧してもキー部3の回転傾きは一定であり、隣り合う
上下左右方向キー対応の接点は確実に閉成する。
【0018】図2の(A)と(B)には、図1における
A−A断面図とB−B断面図が示されている。図1から
もわかるように、キー部3の上下左右方向キー31U,
31D,31L,31Rの上面は、斜め方向キー311
〜314の上面に比して突出しており、両キーの手感触
による識別を容易とするとともに、操作性を改善してい
る。
A−A断面図とB−B断面図が示されている。図1から
もわかるように、キー部3の上下左右方向キー31U,
31D,31L,31Rの上面は、斜め方向キー311
〜314の上面に比して突出しており、両キーの手感触
による識別を容易とするとともに、操作性を改善してい
る。
【0019】さて、図2(A)において、基台1上に固
定された軸保持部4Aと4Bの軸受部に回転自在に支持
されている軸41と42により外側リング2が、当該軸
41と42を中心に回転自在とされている。
定された軸保持部4Aと4Bの軸受部に回転自在に支持
されている軸41と42により外側リング2が、当該軸
41と42を中心に回転自在とされている。
【0020】また、図2(B)に示すように、A−A方
向とは直角方向のB−B方向では、外側リング2の軸受
部に回転自在に支持されている軸51と52を介してキ
ー部3が回転自在とされている。上下左右方向キー31
U,31D,31L,31Rのユーザにより押圧される
部位(通常、キー部3の外縁周辺部)の下方には、当該
キーの押圧を検出するための図4に示した接点部101
〜104と同様な一対の離隔接点部(図示せず)を有す
る検出部111が設けられておりキー押圧によって一対
の接点部が接触、閉成される。このキー押圧検出は、一
対の離隔接点に限らず、押圧を検出できる他の任意の回
路、素子等の手段を用いることができることは勿論であ
る。
向とは直角方向のB−B方向では、外側リング2の軸受
部に回転自在に支持されている軸51と52を介してキ
ー部3が回転自在とされている。上下左右方向キー31
U,31D,31L,31Rのユーザにより押圧される
部位(通常、キー部3の外縁周辺部)の下方には、当該
キーの押圧を検出するための図4に示した接点部101
〜104と同様な一対の離隔接点部(図示せず)を有す
る検出部111が設けられておりキー押圧によって一対
の接点部が接触、閉成される。このキー押圧検出は、一
対の離隔接点に限らず、押圧を検出できる他の任意の回
路、素子等の手段を用いることができることは勿論であ
る。
【0021】したがって、上下左右方向指示の際には、
対応キーを押下することにより指示された方向のコント
ロール信号が出力される。また、斜め方向キー311〜
314が押下されると、直角位置関係にある軸41,4
2及び軸51,52による回転規制の下で規定される方
向(45度斜め方向)に最大下降移動量が設定された移
動により、隣り合う上下左右方向キーの中央(斜め)方
向の指示がコントローラから出力される。例えば、斜め
方向キー311を押下したときには、右方向キー31R
と下方向キー31Dの中間角度(それぞれのキーに対し
て45度)でキー部3が最大量下降し、右方向キー31
Rと下方向キー31Dの下方に配設された一対の接点部
が確実に閉成される。
対応キーを押下することにより指示された方向のコント
ロール信号が出力される。また、斜め方向キー311〜
314が押下されると、直角位置関係にある軸41,4
2及び軸51,52による回転規制の下で規定される方
向(45度斜め方向)に最大下降移動量が設定された移
動により、隣り合う上下左右方向キーの中央(斜め)方
向の指示がコントローラから出力される。例えば、斜め
方向キー311を押下したときには、右方向キー31R
と下方向キー31Dの中間角度(それぞれのキーに対し
て45度)でキー部3が最大量下降し、右方向キー31
Rと下方向キー31Dの下方に配設された一対の接点部
が確実に閉成される。
【0022】以上の実施例においては、外側リング2及
びキー部3の回転は、それぞれ直角位置に配設された軸
41,42及び軸51,52を中心にして行なわれてい
るが、これらの軸の角度関係は、直角関係だけでなく、
任意の角度に設定でき、その場合には、設定された角度
に対応した方向への指示を出力することができる。
びキー部3の回転は、それぞれ直角位置に配設された軸
41,42及び軸51,52を中心にして行なわれてい
るが、これらの軸の角度関係は、直角関係だけでなく、
任意の角度に設定でき、その場合には、設定された角度
に対応した方向への指示を出力することができる。
【0023】また、軸41と42は、軸保持部4Aや4
Bと一体成形し、外側リング2に軸受部を形成しても良
いし、軸51と52は、外側リング2と一体成形して、
キー部3に軸受部を形成しても良い。要するに、軸は、
支持する2つの部材のいずれにも一体成形可能であり、
製造コストの低減を図ることができる。
Bと一体成形し、外側リング2に軸受部を形成しても良
いし、軸51と52は、外側リング2と一体成形して、
キー部3に軸受部を形成しても良い。要するに、軸は、
支持する2つの部材のいずれにも一体成形可能であり、
製造コストの低減を図ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるゲー
ム機用コントローラによれば、種々の方向指示が正確且
つ迅速に行え、更に耐久性の面でも従来と比較して顕著
な効果を奏する。
ム機用コントローラによれば、種々の方向指示が正確且
つ迅速に行え、更に耐久性の面でも従来と比較して顕著
な効果を奏する。
【図1】本発明によるゲーム機用コントローラの一実施
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図2】図1におけるA−A断面図とB−B断面図であ
る。
る。
【図3】従来のゲーム機用コントローラの平面図であ
る。
る。
【図4】図3のA−A断面図である。
1,110 基台 2 外側リング 3,120 キー部 4A,4B 軸保持部 41,42,51,52 軸 31U,31D,31L,31R, 120U,120D,120L,120R 上下
方向キー 121〜124,311〜314 斜め方向キー 100 プリント基板 101〜104 接点部 111 検出部 112 突出部 140 開口部
方向キー 121〜124,311〜314 斜め方向キー 100 プリント基板 101〜104 接点部 111 検出部 112 突出部 140 開口部
Claims (4)
- 【請求項1】モニタ画面上に映出される画像対象物の、
前記モニタ画面上のX軸方向及びY軸方向及び前記X軸
方向及びY軸方向に対して所定角度方向である斜め方向
に関する指示を行なうキー部が基台上に配設されたゲー
ム機用コントローラにおいて、 前記キー部は、上面に
設けられた十字型キーの各端部の押下により前記X軸方
向及びY軸方向が指示され、前記X軸方向及びY軸方向
キーの間の所定部位を押下することにより前記斜め方向
が指示される平板状部材から成り、 前記キー部の径方向の一対の外周部は、環状の外側リン
グの径方向の一対の内周部と、それぞれ第1の軸部を介
して回転自在に取り付けられ、 前記外側リングの径方向の外周部の、前記第1の軸部の
取り付け位置から所定の角度だけずれた一対の部位は、
それぞれ前記基台上に固定された軸保持部に保持された
第2の軸部を介して回転自在に取り付けられたことを特
徴とするゲーム機用コントローラ。 - 【請求項2】前記斜め方向の所定角度は45度である請
求項1に記載のゲーム機用コントローラ。 - 【請求項3】前記第1の軸部は前記キー部または前記外
側リングと一体化されている請求項1に記載のゲーム機
用コントローラ。 - 【請求項4】前記第2の軸部は、前記外側リングまたは
前記軸保持部と一体化されている請求項1に記載のゲー
ム機用コントローラ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6196127A JP2753684B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | ゲーム機用コントローラ |
US08/401,551 US5624117A (en) | 1994-07-28 | 1995-03-09 | Game machine controller |
US08/780,969 US5738352A (en) | 1994-07-28 | 1997-01-09 | Game machine controller |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6196127A JP2753684B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | ゲーム機用コントローラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0845393A true JPH0845393A (ja) | 1996-02-16 |
JP2753684B2 JP2753684B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=16352698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6196127A Expired - Fee Related JP2753684B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | ゲーム機用コントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2753684B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003507851A (ja) * | 1999-08-13 | 2003-02-25 | トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム | ボタン組立体 |
EP3101673A1 (en) * | 2015-06-03 | 2016-12-07 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Multidirectional switch device |
JP2017091829A (ja) * | 2015-11-11 | 2017-05-25 | 三菱電機株式会社 | ボタンスイッチ及びボタンスイッチを備えた電子機器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH075234U (ja) * | 1993-06-17 | 1995-01-24 | 住友電装株式会社 | 多方向スイッチ |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP6196127A patent/JP2753684B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH075234U (ja) * | 1993-06-17 | 1995-01-24 | 住友電装株式会社 | 多方向スイッチ |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003507851A (ja) * | 1999-08-13 | 2003-02-25 | トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム | ボタン組立体 |
EP3101673A1 (en) * | 2015-06-03 | 2016-12-07 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Multidirectional switch device |
US9711305B2 (en) | 2015-06-03 | 2017-07-18 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Multidirectional switch device |
JP2017091829A (ja) * | 2015-11-11 | 2017-05-25 | 三菱電機株式会社 | ボタンスイッチ及びボタンスイッチを備えた電子機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2753684B2 (ja) | 1998-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5738352A (en) | Game machine controller | |
TW200910712A (en) | Compound operation input device | |
US7507919B2 (en) | Multi-directional input device | |
JP4301312B2 (ja) | 操作入力装置およびこれを用いた電子機器 | |
JP4995008B2 (ja) | 入力装置、及びこれを用いた電子機器 | |
JPH0313790Y2 (ja) | ||
JPH0845393A (ja) | ゲーム機用コントローラ | |
JP5216030B2 (ja) | 多方向入力装置 | |
JP7138191B2 (ja) | 操作装置 | |
JP7077428B2 (ja) | 入力装置 | |
JP2000348576A (ja) | 多方向操作スイッチおよびこれを用いた複合スイッチ | |
JP2009009799A (ja) | 多方向入力装置 | |
JPH0898954A (ja) | ゲーム機用コントローラ | |
JP3019710B2 (ja) | 多方向スイッチにおけるジョイスティック支持構造 | |
JP2005228040A (ja) | 静電容量式フォースセンサの操作機構 | |
JP7442637B2 (ja) | 操作装置 | |
JP2004319181A (ja) | 多方向スイッチ | |
JP2578310Y2 (ja) | 多方向スイッチにおけるジョイスティック支持構造 | |
JP2597476Y2 (ja) | 多方向押圧型スイッチ | |
JP2880492B1 (ja) | 座標入力装置 | |
JP2005235647A (ja) | 多方向入力装置 | |
JPH09204234A (ja) | ジョイスティックの構造 | |
JP2003151409A (ja) | 多方向入力装置 | |
JP2005129465A (ja) | 多方向揺動型スイッチ | |
JPS6234349Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |