JPH0845038A - カード用リーダー装置 - Google Patents
カード用リーダー装置Info
- Publication number
- JPH0845038A JPH0845038A JP19912294A JP19912294A JPH0845038A JP H0845038 A JPH0845038 A JP H0845038A JP 19912294 A JP19912294 A JP 19912294A JP 19912294 A JP19912294 A JP 19912294A JP H0845038 A JPH0845038 A JP H0845038A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- card
- cards
- thermal head
- reader device
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- Pending
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- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 サーマルヘッド及び磁気ヘッド、更には搬送
部に付着したカスを除去するのに効果的なカード用リー
ダー装置を提供する。 【構成】 カード用リーダー装置に使用するカードの大
きさと厚さとがほぼ同じクリーニングカードを挿着させ
たことを特徴とする。
部に付着したカスを除去するのに効果的なカード用リー
ダー装置を提供する。 【構成】 カード用リーダー装置に使用するカードの大
きさと厚さとがほぼ同じクリーニングカードを挿着させ
たことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はサーマルヘッドの熱によ
り印字・消去及び磁気ヘッドによる情報の書き込み・読
み取りを行なうとともに、サーマルヘッド及び磁気ヘッ
ド、更に搬送部のカス又は異物を自動的に除去すること
のできるカード用リーダー装置に関する。
り印字・消去及び磁気ヘッドによる情報の書き込み・読
み取りを行なうとともに、サーマルヘッド及び磁気ヘッ
ド、更に搬送部のカス又は異物を自動的に除去すること
のできるカード用リーダー装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、サーマルヘッドを用いて記録する
際、サーマルヘッドの熱及び圧力により連続記録するう
ちに記録材料表面の異物やサーマルヘッドにより削りと
られたカスがサーマルヘッドの発熱体に付着し、それら
が連続記録と共に蓄積して記録画像の画像切れの欠点を
発生させている。特に同一表面をサーマルヘッドで何回
も繰り返す可逆性感熱記録材料は、表面が削れ易くカス
付着の問題は強く改善を要望されている。また、磁気記
録方式においても磁気ヘッド部及び搬送部でカード表面
の異物及びサーマルヘッドにより削りとられたカスが付
着し磁気情報の書き込み・読み取り不良の欠点を発生さ
せている。
際、サーマルヘッドの熱及び圧力により連続記録するう
ちに記録材料表面の異物やサーマルヘッドにより削りと
られたカスがサーマルヘッドの発熱体に付着し、それら
が連続記録と共に蓄積して記録画像の画像切れの欠点を
発生させている。特に同一表面をサーマルヘッドで何回
も繰り返す可逆性感熱記録材料は、表面が削れ易くカス
付着の問題は強く改善を要望されている。また、磁気記
録方式においても磁気ヘッド部及び搬送部でカード表面
の異物及びサーマルヘッドにより削りとられたカスが付
着し磁気情報の書き込み・読み取り不良の欠点を発生さ
せている。
【０００３】もっとも、これらの欠点を解消するためサ
ーマルヘッドの熱及び圧力を弱くする方法あるいはカー
ドの表面に耐熱性及び滑性を付加する方法などが採用さ
れているがいまだ不十分である。また、サーマルヘッド
部、磁気ヘッド部、搬送部などに付着したカスを除去す
る方法として専用のクリーニングカードを用いる（実開
平５−７３７０７号）ことが提案されているが、この方
法によったのではカスの除去は改善されるものの、クリ
ーニングカードを手動でカード用リーダーに挿入し及び
アルコールを滴下させる作業などに時間を費やしてい
る。
ーマルヘッドの熱及び圧力を弱くする方法あるいはカー
ドの表面に耐熱性及び滑性を付加する方法などが採用さ
れているがいまだ不十分である。また、サーマルヘッド
部、磁気ヘッド部、搬送部などに付着したカスを除去す
る方法として専用のクリーニングカードを用いる（実開
平５−７３７０７号）ことが提案されているが、この方
法によったのではカスの除去は改善されるものの、クリ
ーニングカードを手動でカード用リーダーに挿入し及び
アルコールを滴下させる作業などに時間を費やしてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
したようなサーマルヘッド及び磁気ヘッド、さらには、
搬送部に付着したカスを短時間で除去し連続記録時にお
ける画像切れの防止と磁気情報の書き込み・読み取り不
良の防止、更にまた、搬送部での汚れ除去によるカード
表面の削れを防止し得るカード用リーダー装置を提供す
ることにある。
したようなサーマルヘッド及び磁気ヘッド、さらには、
搬送部に付着したカスを短時間で除去し連続記録時にお
ける画像切れの防止と磁気情報の書き込み・読み取り不
良の防止、更にまた、搬送部での汚れ除去によるカード
表面の削れを防止し得るカード用リーダー装置を提供す
ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、（１）
温度に依存して透明度が異なるカード状可逆性感熱記録
材料を用い、これに加熱による印字又は／及び加熱によ
る消去・印字するカード用リーダー装置において、その
カード用リーダー装置に使用するカードの大きさと厚さ
とがほぼ同じクリーニングカードを装着させたことを特
徴とするカード用リーダー装置、（２）前記（１）にお
いて、クリーニングカードとともに洗浄剤が装着され、
クリーニング時クリーニングカード表面に洗浄剤が自動
的に適量滴下されることを特徴とするカード用リーダー
装置、（３）前記（１）又は（２）において、クリーニ
ングカードは紙又はフィルムに不織布を片面又は両面に
貼り合せてなり不織布の通気量が１００〜３５０ｃｃ／
ｃｍ／ｓｅｃの範囲にあるものにしたことを特徴とする
カード用リーダー装置、又は（４）前記（２）の洗浄剤
がアルコールを含有したことを特徴とするカード用リー
ダー装置、が提供される。
温度に依存して透明度が異なるカード状可逆性感熱記録
材料を用い、これに加熱による印字又は／及び加熱によ
る消去・印字するカード用リーダー装置において、その
カード用リーダー装置に使用するカードの大きさと厚さ
とがほぼ同じクリーニングカードを装着させたことを特
徴とするカード用リーダー装置、（２）前記（１）にお
いて、クリーニングカードとともに洗浄剤が装着され、
クリーニング時クリーニングカード表面に洗浄剤が自動
的に適量滴下されることを特徴とするカード用リーダー
装置、（３）前記（１）又は（２）において、クリーニ
ングカードは紙又はフィルムに不織布を片面又は両面に
貼り合せてなり不織布の通気量が１００〜３５０ｃｃ／
ｃｍ／ｓｅｃの範囲にあるものにしたことを特徴とする
カード用リーダー装置、又は（４）前記（２）の洗浄剤
がアルコールを含有したことを特徴とするカード用リー
ダー装置、が提供される。
【０００６】以下に本発明を添付の図面を参照しながら
さらに詳細に説明する。図１の（Ａ）（Ｂ）は本発明の
カード用リーダー装置であって、後に説明する従来例の
図４（Ｆ）（Ｇ）の他に、クリーニングカード用のスト
ッカー９とクリーニングカード１０が装着された構成を
示している。図２の（Ｃ）（Ｄ）は本発明のカード用リ
ーダー装置であって図１の（Ａ）（Ｂ）の他にクリーニ
ングカード１０にアルコールを含浸する装置１１が装着
された構成を示している。図４の（Ｇ）は本発明のカー
ド用リーダー装置であって図４の（Ｆ）の他にクリーニ
ングカード１０の両面にアルコールを含浸する装置１
１、１２が装着された構成を示している。
さらに詳細に説明する。図１の（Ａ）（Ｂ）は本発明の
カード用リーダー装置であって、後に説明する従来例の
図４（Ｆ）（Ｇ）の他に、クリーニングカード用のスト
ッカー９とクリーニングカード１０が装着された構成を
示している。図２の（Ｃ）（Ｄ）は本発明のカード用リ
ーダー装置であって図１の（Ａ）（Ｂ）の他にクリーニ
ングカード１０にアルコールを含浸する装置１１が装着
された構成を示している。図４の（Ｇ）は本発明のカー
ド用リーダー装置であって図４の（Ｆ）の他にクリーニ
ングカード１０の両面にアルコールを含浸する装置１
１、１２が装着された構成を示している。
【０００７】なお、図４の（Ｆ）（Ｇ）は従来のカード
用リーダー装置であって、カードストッカー２内にスト
ックされたカード１と画像形成用のサーマルヘッド４と
磁気情報の書き込み及び読み取る磁気ヘッド６とが一体
化された構成を示している。ここで（Ｆ）と（Ｇ）との
違いは画像形成した画像を消去するサーマルヘッド８が
構成されているかいないかだけである。
用リーダー装置であって、カードストッカー２内にスト
ックされたカード１と画像形成用のサーマルヘッド４と
磁気情報の書き込み及び読み取る磁気ヘッド６とが一体
化された構成を示している。ここで（Ｆ）と（Ｇ）との
違いは画像形成した画像を消去するサーマルヘッド８が
構成されているかいないかだけである。
【０００８】続いて、本発明におけるこの装置のクリー
ニング処理動作について説明する。図１に於いてクリー
ニングカード用ストッカー９にストックされたクリーニ
ングカード１０が外部からのクリーニングモード信号に
よりクリーニングカード１０がストッカー９より自動搬
送され画像形成用サーマルヘッド４及び消去用サーマル
ヘッド又はホットスタンプ８で停止、サーマルヘッドが
接触後クリーニングカード表面を空印字することにより
サーマルヘッドに付着したカスを洗浄する。次に各搬送
部７のローラの洗浄を行い、次に磁気ヘッド６の洗浄の
工程を経て再びクリーニングカードストッカー９にスト
ックされる。
ニング処理動作について説明する。図１に於いてクリー
ニングカード用ストッカー９にストックされたクリーニ
ングカード１０が外部からのクリーニングモード信号に
よりクリーニングカード１０がストッカー９より自動搬
送され画像形成用サーマルヘッド４及び消去用サーマル
ヘッド又はホットスタンプ８で停止、サーマルヘッドが
接触後クリーニングカード表面を空印字することにより
サーマルヘッドに付着したカスを洗浄する。次に各搬送
部７のローラの洗浄を行い、次に磁気ヘッド６の洗浄の
工程を経て再びクリーニングカードストッカー９にスト
ックされる。
【０００９】図２及び図３においては、クリーニングカ
ードの片面又は両面にアルコールを適量滴下する機構１
１、１２が装着され、クリーニングモード信号によりク
リーニングカードにアルコールが含浸した後、図２で説
明した処理動作により洗浄を行う。
ードの片面又は両面にアルコールを適量滴下する機構１
１、１２が装着され、クリーニングモード信号によりク
リーニングカードにアルコールが含浸した後、図２で説
明した処理動作により洗浄を行う。
【００１０】本発明で用いられるクリーニングカードは
不織布製のクリーニングカードが好ましい。本発明に用
いる不織布は通気性が５０ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃ〜３５０
ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃの範囲で、好ましくは１００ｃｃ／
ｃｍ／ｓｅｃ〜３００ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃが良い。５０
ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃ以下では目が細かいためヘッドカス
が除去できない。逆に３５０ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃ以上で
は目が粗いためヘッドカスは除去できるが、サーマルヘ
ッド自身に傷がつき易くヘッドの劣化問題が発生する。
不織布製のクリーニングカードが好ましい。本発明に用
いる不織布は通気性が５０ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃ〜３５０
ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃの範囲で、好ましくは１００ｃｃ／
ｃｍ／ｓｅｃ〜３００ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃが良い。５０
ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃ以下では目が細かいためヘッドカス
が除去できない。逆に３５０ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃ以上で
は目が粗いためヘッドカスは除去できるが、サーマルヘ
ッド自身に傷がつき易くヘッドの劣化問題が発生する。
【００１１】また、本発明で用いられるクリーニングカ
ードは不織布を粘着剤層または接着剤層を介して紙また
はフィルムに貼り合せることによって形成することがで
きる。用いる紙またはフィルムの厚みは３０〜１００μ
ｍ程度が好ましい。粘着剤または接着剤としては、従来
公知の粘着剤または接着剤はいずれも使用でき、具体例
としてはユリア樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、
エポキシ樹脂、酢酸ビニル系樹脂、酢酸ビニル−アクリ
ル共重合体樹脂、ＥＶＡ系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ
ビニルエーテル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル系樹
脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウ
レタン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ塩素化ポリオレ
フィン系樹脂、ポリビニルビチラール系樹脂、アクリル
酸エステル系共重合体、メタクリル酸エステル系共重合
体、天然ゴム系、シアノアクリレート系、シリコーン系
などの任意の接着剤またはこれらの接着剤に適当な粘着
付与剤を添加した粘着剤が使用できる。さらに必要に応
じて可塑剤、充填剤、老化防止剤なども添加することが
できる。
ードは不織布を粘着剤層または接着剤層を介して紙また
はフィルムに貼り合せることによって形成することがで
きる。用いる紙またはフィルムの厚みは３０〜１００μ
ｍ程度が好ましい。粘着剤または接着剤としては、従来
公知の粘着剤または接着剤はいずれも使用でき、具体例
としてはユリア樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、
エポキシ樹脂、酢酸ビニル系樹脂、酢酸ビニル−アクリ
ル共重合体樹脂、ＥＶＡ系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ
ビニルエーテル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル系樹
脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウ
レタン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ塩素化ポリオレ
フィン系樹脂、ポリビニルビチラール系樹脂、アクリル
酸エステル系共重合体、メタクリル酸エステル系共重合
体、天然ゴム系、シアノアクリレート系、シリコーン系
などの任意の接着剤またはこれらの接着剤に適当な粘着
付与剤を添加した粘着剤が使用できる。さらに必要に応
じて可塑剤、充填剤、老化防止剤なども添加することが
できる。
【００１２】本発明で用いられる洗浄剤としては、アル
コール系のものが好ましく、アルコール、エタノール、
ブタノールが挙げられる。
コール系のものが好ましく、アルコール、エタノール、
ブタノールが挙げられる。
【００１３】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに具体的に
説明する。
説明する。
【００１４】実施例１ クリーニングカードとしては、基材として白色ＰＥＴ
（厚み約５０μｍ）を用い、接着剤層としてエポキシ系
接着剤（商品名アラルダイト、長瀬チバ製）を塗布し、
この約５０μｍ厚の接着剤層上に不織布（東レアクスタ
ー、通気量１００ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃ）を貼り合せ、乾
燥後所定サイズに打ち抜き、本発明で用いられるクリー
ニングカードを作成し、本発明の図１（Ａ）に示した装
置に装着した。
（厚み約５０μｍ）を用い、接着剤層としてエポキシ系
接着剤（商品名アラルダイト、長瀬チバ製）を塗布し、
この約５０μｍ厚の接着剤層上に不織布（東レアクスタ
ー、通気量１００ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃ）を貼り合せ、乾
燥後所定サイズに打ち抜き、本発明で用いられるクリー
ニングカードを作成し、本発明の図１（Ａ）に示した装
置に装着した。
【００１５】実施例２ 実施例１のクリーニングカードの不織布を東レ社製のも
の（アクスター、通気量３００ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃ）に
代えた以外は実施例１と同様にして本発明の図１（Ａ）
に示した装置に装着した。
の（アクスター、通気量３００ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃ）に
代えた以外は実施例１と同様にして本発明の図１（Ａ）
に示した装置に装着した。
【００１６】実施例３ 実施例１のクリーニングカードの不織布を東レ社製のも
の（アクスター、通気量４００ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃ）に
代えた以外は実施例１と同様にして本発明の図１（Ａ）
に示した装置に装着した。
の（アクスター、通気量４００ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃ）に
代えた以外は実施例１と同様にして本発明の図１（Ａ）
に示した装置に装着した。
【００１７】実施例４ 実施例１のクリーニングカードの不織布を東レ社製のも
の（アクスター、通気量５０ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃ）に代
えた以外は実施例１と同様にして本発明の図１（Ａ）に
示した装置に装着した。
の（アクスター、通気量５０ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃ）に代
えた以外は実施例１と同様にして本発明の図１（Ａ）に
示した装置に装着した。
【００１８】実施例５ 実施例１のクリーニングカードを用いて本発明の図１
（Ａ）に示した装置に装着した。この時、洗浄剤にはメ
タノールを用いた。
（Ａ）に示した装置に装着した。この時、洗浄剤にはメ
タノールを用いた。
【００１９】実施例６ 実施例２のクリーニングカードを用いて本発明の図２
（Ｃ）に示した装置に装着した。この時、洗浄剤にはメ
タノールを用いた。
（Ｃ）に示した装置に装着した。この時、洗浄剤にはメ
タノールを用いた。
【００２０】実施例７ 実施例１のクリーニングカードを用いて本発明の図２
（Ｃ）に示した装置に装着した。この時、洗浄剤にはメ
タノールを用いた。
（Ｃ）に示した装置に装着した。この時、洗浄剤にはメ
タノールを用いた。
【００２１】実施例６ 実施例２のクリーニングカードを用いて本発明の図２
（Ｃ）に示した装置に装着した。この時、洗浄剤には両
面共メタノールを用いた。
（Ｃ）に示した装置に装着した。この時、洗浄剤には両
面共メタノールを用いた。
【００２２】実施例７ 実施例１のクリーニングカードを用いて本発明の図３
（Ｅ）に示した装置に装着した。この時、洗浄剤には両
面共メタノールを用いた。
（Ｅ）に示した装置に装着した。この時、洗浄剤には両
面共メタノールを用いた。
【００２３】比較例１ 実施例１のクリーニングカードを用いて図４に示した装
置にて手動でクリーニングテストを行った。
置にて手動でクリーニングテストを行った。
【００２４】比較例２ 実施例１のクリーニングカードを不織布のない白色ＰＥ
Ｔ（厚み約１８８μｍ）を用いて図１（Ａ）に示した装
置に装着した。
Ｔ（厚み約１８８μｍ）を用いて図１（Ａ）に示した装
置に装着した。
【００２５】これら実施例１〜７及び比較例１、２につ
いて下記の条件でクリーニングテストを行なった。結果
をまとめて表１に示す。但し、クリーニング前において
は、実施例１〜７、比較例１、２ともサーマルヘッドカ
スの発生は大、画像切れの発生が認められ、磁気ヘッド
汚れ及び搬送部汚れは若干みられたので、表１にはクリ
ーニング後のものについて記載した。なお、クリーニン
グテストは、まず６ｄｏｔ／ｍｍのサーマルヘッドを有
するカード用記録装置（試作機）にて０．３ｍｊのエネ
ルギーで繰り返し可能な可逆性感熱記録用カードを１，
０００回連続印字及び磁気情報の書き込み・読み取り１
０００回した後、実施例１〜７及び比較例２は外部から
クリーニングモード信号によりクリーニングカードを自
動的に搬送させクリーニング効果を調べた。この時クリ
ーニングはエネルギーをかけない空印字条件である。こ
の時のクリーニング回数は２回の空印字条件である。
いて下記の条件でクリーニングテストを行なった。結果
をまとめて表１に示す。但し、クリーニング前において
は、実施例１〜７、比較例１、２ともサーマルヘッドカ
スの発生は大、画像切れの発生が認められ、磁気ヘッド
汚れ及び搬送部汚れは若干みられたので、表１にはクリ
ーニング後のものについて記載した。なお、クリーニン
グテストは、まず６ｄｏｔ／ｍｍのサーマルヘッドを有
するカード用記録装置（試作機）にて０．３ｍｊのエネ
ルギーで繰り返し可能な可逆性感熱記録用カードを１，
０００回連続印字及び磁気情報の書き込み・読み取り１
０００回した後、実施例１〜７及び比較例２は外部から
クリーニングモード信号によりクリーニングカードを自
動的に搬送させクリーニング効果を調べた。この時クリ
ーニングはエネルギーをかけない空印字条件である。こ
の時のクリーニング回数は２回の空印字条件である。
【００２６】
【表１】 （注） ○：２回の空印字で発生なし ○△： 発生極く弱い △： 発生やや弱い △×： 発生やや強い
【００２７】
【発明の効果】表１から明らかなように、本発明の装置
によれば、サーマルヘッド、磁気ヘッド及び搬送部に付
着したカスを短時間で除去し、連続記録時に於ける画像
切れの防止と磁気情報の書き込み・読み取り不良の防
止、更には、搬送部での汚れ除去によるカード表面の汚
れを防止し得るという優れた効果がもたらされる。
によれば、サーマルヘッド、磁気ヘッド及び搬送部に付
着したカスを短時間で除去し、連続記録時に於ける画像
切れの防止と磁気情報の書き込み・読み取り不良の防
止、更には、搬送部での汚れ除去によるカード表面の汚
れを防止し得るという優れた効果がもたらされる。
【図１】（Ａ）（Ｂ）はともに本発明に係る装置の概略
図である。
図である。
【図２】（Ｃ）（Ｄ）はともに本発明に係る装置の概略
図である。
図である。
【図３】（Ｅ）は本発明に係る装置の概略図である。
【図４】（Ｆ）（Ｇ）はともに比較のための装置の概略
図である。
図である。
１ カード ２ カード用ストッカー ３ センサー ４ サーマルヘッド（画像形成用） ５ プラテンロール ６ 磁気ヘッド ７ 搬送部 ８ サーマルヘッド又はホットスタンプ（消去用） ９ クリーニングカード用ストッカー １０ クリーニングカード １１，１２ 洗浄剤装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ４１Ｍ 5/36 (72)発明者 伊藤 彰英 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株式 会社リコー内 (72)発明者 野際 通 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株式 会社リコー内
Claims (4)
- 【請求項１】 温度に依存して透明度が異なるカード状
可逆性感熱記録材料を用い、これに加熱による印字又は
／及び加熱による消去・印字するカード用リーダー装置
に於いて、そのカード用リーダー装置に使用するカード
の大きさと厚さとをほぼ同じくするクリーニングカード
を装着させたことを特徴とするカード用リーダー装置。 - 【請求項２】 前記クリーニングカードとともに洗浄剤
が装着されクリーニング時クリーニングカード表面に洗
浄剤が自動的に適量滴下される請求項１記載のカード用
リーダー装置。 - 【請求項３】 前記クリーニングカードは紙又はフィル
ムに不織布を片面又は両面に貼り合せてなり不織布の通
気量が１００〜３５０ｃｃ／ｃｍ／ｓｅｃののものであ
る請求項１又は２記載のカード用リーダー装置。 - 【請求項４】 前記洗浄剤がアルコールを含有してる請
求項２記載のカード用リーダー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19912294A JPH0845038A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | カード用リーダー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19912294A JPH0845038A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | カード用リーダー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0845038A true JPH0845038A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16402511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19912294A Pending JPH0845038A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | カード用リーダー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0845038A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT500070A1 (de) * | 2003-01-24 | 2005-10-15 | Clearjet Gmbh | Vorrichtung zur bearbeitung blattförmiger informationsträger sowie reinigungsmedium und betriebsverfahren für eine derartige vorrichtung |
| US7422996B2 (en) | 2006-03-15 | 2008-09-09 | Ricoh Company, Ltd. | Reversible thermosensitive recording medium, reversible thermosensitive recording label, reversible thermosensitive recording member, image-processing apparatus and image-processing method |
| EP2025527A1 (en) | 2007-08-13 | 2009-02-18 | Ricoh Company, Ltd. | Reversible thermosensitive recording medium, reversible thermosensitive recording label, member, and image processing method |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP19912294A patent/JPH0845038A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT500070A1 (de) * | 2003-01-24 | 2005-10-15 | Clearjet Gmbh | Vorrichtung zur bearbeitung blattförmiger informationsträger sowie reinigungsmedium und betriebsverfahren für eine derartige vorrichtung |
| AT500070B1 (de) * | 2003-01-24 | 2006-10-15 | Clearjet Gmbh | Vorrichtung zur bearbeitung blattförmiger informationsträger sowie reinigungsmedium und betriebsverfahren für eine derartige vorrichtung |
| US7422996B2 (en) | 2006-03-15 | 2008-09-09 | Ricoh Company, Ltd. | Reversible thermosensitive recording medium, reversible thermosensitive recording label, reversible thermosensitive recording member, image-processing apparatus and image-processing method |
| EP2025527A1 (en) | 2007-08-13 | 2009-02-18 | Ricoh Company, Ltd. | Reversible thermosensitive recording medium, reversible thermosensitive recording label, member, and image processing method |
| US8088712B2 (en) | 2007-08-13 | 2012-01-03 | Ricoh Company, Ltd. | Reversible thermosensitive recording medium, reversible thermosensitive recording label, member, and image processing method |
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