JPH0844827A - デジタル複写機 - Google Patents

デジタル複写機

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JPH0844827A
JPH0844827A JP6175646A JP17564694A JPH0844827A JP H0844827 A JPH0844827 A JP H0844827A JP 6175646 A JP6175646 A JP 6175646A JP 17564694 A JP17564694 A JP 17564694A JP H0844827 A JPH0844827 A JP H0844827A
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JP
Japan
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area
character
image
unit
recognition
Prior art date
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JP6175646A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Ota
準一 太田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/507,194 priority patent/US6163623A/en
Publication of JPH0844827A publication Critical patent/JPH0844827A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/40Document-oriented image-based pattern recognition

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル複写機において原稿を種類毎の領域
に分離した場合にユーザにとって簡単に再利用可能にす
る。 【構成】 原稿をスキャナ100で読み取り、入力画像
メモり330に格納した後、認識前処理部340は原稿
中の文字、表、図の領域判定を行い、判定結果を操作部
310に表示する。次にその各領域のうち、同じ種類の
領域をまとめ、さらに読み順に並ぶように領域判定結果
を並び換える。次に認識部350は操作部310を介し
て指定された文字領域に対しては文字認識処理、表領域
に対しては表枠認識処理、図領域に対してはベクトル化
した後に図形認識処理を行い、次に、領域の種類毎に違
うファイル名で認識結果を外部記憶装置390に記憶す
る。また、レーザプリンタ200により領域判定結果と
各領域を格納したファイル名を対応したものを作画して
プリントする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字画像を認識するデ
ジタル複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文字画像を認識する方法として
は、例えば特開平4−17086号公報ではビットデー
タとして入力する文書画像中の文字画像を切り出す方法
が提案されている。また、手書き文字を認識する方法と
しては、例えば特開平4−165477号公報では図形
をベクトル化する方法が提案されている。
【0003】更に、他の方法としては、例えば特開平4
−287168号公報に示すように原稿の文字領域や写
真領域や図領域や表領域などの領域を判定し、表領域の
上部の表題と、図領域や写真領域の下部の説明文字列を
見つけて文字列を確認し、この文字列からキーワードを
抽出する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原稿の文字
領域や写真領域や図領域や表領域などの種類毎に領域を
分離して再利用しようとすると、例えば文字領域はワー
プロソフト、表領域は表計算ソフトのように再利用する
ためのソフトウエアが異なるので、原稿を単に種類毎の
領域に分離してもユーザにとって簡単に再利用すること
ができないという問題点がある。
【0005】また、文字原稿の例としては例えば新聞、
雑誌のような多段組の原稿では、1つの記事が複数の段
にまたがっていたり、その領域形状が複雑であるので、
ユーザにとって簡単に再利用することができないという
問題点がある。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、原稿を
種類毎の領域に分離した場合にユーザにとって簡単に再
利用することができるデジタル複写機を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、複写機の操作モードを指定すると共に
表示部を有する操作部と、原稿を光学的に読み取り、そ
れを光電変換して画像データを得る原稿読み取り手段
と、前記原稿読み取り手段で得られた原稿画像から文字
領域、表領域、図領域などの領域を判定すると共に、そ
の判定結果を前記表示部に表示する領域判定手段と、前
記表示部に表示された文字領域であってオペレータが指
定した領域の文字画像を認識して文字コードに変換する
文字認識手段と、前記領域判定手段により判定された各
領域の文字コード及び画像を領域毎に異なるファイル名
で記憶媒体に記憶する情報記憶手段と、前記領域判定手
段により判定された領域情報と記憶媒体に記憶されたフ
ァイル名を作画する作画手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】第2の手段は、第1の手段において前記領
域判定手段により判定された文字領域の形状を修正する
領域形状修正手段を更に有し、修正後の画像に対して前
記文字認識手段が文字画像を認識することを特徴とす
る。
【0009】
【作用】第1の手段では、原稿画像から文字領域、表領
域、図領域などの領域が判定されて表示部に表示され、
オペレータが指定した領域の文字画像が文字認識手段に
より認識されて文字コードに変換され、各領域の文字コ
ード及び画像が各領域毎に異なるファイル名で情報記憶
手段により記憶媒体に記憶される。したがって、文字領
域はワープロソフト、表領域は表計算ソフトのように再
利用するためのソフトウエアが異なる場合にファイル名
を検索することができる。
【0010】第2の手段では、領域形状修正手段により
文字領域の形状が修正され、修正後の文字画像が認識さ
れるので、例えば新聞、雑誌のような多段組の原稿にお
いて1つの記事が複数の段にまたがっていたり、その領
域形状が複雑である場合にもユーザにとって簡単に再利
用することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係るデジタル複写機の一実施例の
画像処理部を示すブロック図、図2は図1のデジタル複
写機を示す構成図、図3は複写動作の概略を説明するた
めのフローチャート、図4は図3の文字認識処理を詳細
に説明するためのフローチャート、図5は図3の認識結
果記録処理を詳細に説明するためのフローチャート、図
6は図3の作画処理の一例を詳細に説明するためのフロ
ーチャート、図7は入力原稿の一例を示す説明図、図8
は出力画像の一例を示す説明図、図9は図3の作画処理
の他の例を詳細に説明するためのフローチャート、図1
0は図9の処理による出力画像を示す説明図、図11は
文字認識領域が指定された場合の複写動作の概略を説明
するためのフローチャート、図12は文字認識領域の指
定領域を示す説明図、図13は文字認識領域が指定され
た出力画像を示す説明図、図14は文字認識領域が指定
された場合の他の複写動作の概略を説明するためのフロ
ーチャート、図15は入力原稿の一例を示す説明図、図
16は図15の入力原稿に対する文字認識結果を示す説
明図、図17は他の方法で文字認識領域が指定される場
合の複写動作の概略を説明するためのフローチャート、
図18は図17の処理による領域判定結果を示す説明
図、図19は文字、表、図の各領域毎に認識する動作の
概略を説明するためのフローチャート、図20は図19
の認識結果記録処理を詳細に説明するためのフローチャ
ート、図21は図20の処理により認識結果が記録され
たファイル例を示す説明図、図22は文字領域の形状を
修正する場合の複写動作の概略を説明するためのフロー
チャート、図23は複数の記事より成る原稿を示す説明
図、図24は図23の原稿の文字領域の形状を修正した
例を示す説明図である。
【0012】図2において、このデジタル複写機は大き
く分けて上部に配置されたイメージスキャナ100とそ
の下に配置されたレーザプリンタ200で構成されてい
る。イメージスキャナ100の最上部には原稿を載置す
るためのコンタクトガラスが配置されており、その下方
には露光ランプ1、各種ミラー、レンズ2及び受光部3
等を有する光学走査系が設けられている。
【0013】原稿は露光ランプ1によって露光され、そ
の反射光すなわち画像光が各種ミラー及びレンズ2を通
って受光部3に結像される。この受光部3には一次元C
CDイメージセンサ110(図1)が設けられている。
光学走査系は機械的な駆動系によって図面の左右方向に
駆動され、原稿面の各部の露光によって得られる画像光
が順次にすなわち1ライン毎にイメージセンサ110に
読み取られる。
【0014】イメージセンサ110によって読み取られ
た画像情報は、後述する処理によって出力画像に変換さ
れた後、レーザプリンタ200の書き込み装置4から出
力されるレーザ光を変調し、この画像情報によって変調
されたレーザ光は、書き込み用の光学系を通って感光体
ドラム5の表面に結像される。感光体ドラム5の表面は
予めメインチャージャ6によって全面が均一に所定の高
電位に帯電しており、画像光の照射を受けると光強度に
応じて電位が変化し、画像に対応する電位分布すなわち
静電潜像が形成される。
【0015】感光体ドラム5に形成された静電潜像は、
現像ユニット7を通過するときにトナーの吸着によって
可視化され、トナー像が形成される。一方、給紙カセッ
ト12又は13のうち選択されたものから記録紙が給紙
ローラ11により繰り出され、この記録紙は感光体ドラ
ム5上のトナー像の形成タイミングに同期して感光体ド
ラム5の表面に重なるように送り込まれる。
【0016】続いて転写チャージャ8の付勢により感光
体ドラム5上のトナー像が記録紙に転写され、更に、ト
ナー像が転写された記録紙は分離チャージャ9の付勢に
よって感光体ドラム5から分離し、トナー像が定着ユニ
ット14によって記録紙に定着された後、複写機の外に
排出される。また、画像の転写及び記録紙の分離が終了
した後、感光体ドラム5の表面はクリーニングユニット
10によってクリーニングされ、次回の画像形成に備え
る。
【0017】次に、図1を参照してデジタル複写機の画
像処理部の構成を説明する。イメージスキャナ100に
おいては、カラーCCDイメージセンサ110によって
読み取られたビットマップ形式の原稿画像の信号がA/
D変換器120によってデジタル信号に変換された後、
シェーディング補正ユニット130によって濃度レベル
のばらつきに関する補正を受け、メモリユニット330
に記憶される。画像加工ユニット370は後述するよう
に、メモリユニット330(入力画像メモリ)上の入力
画像情報を処理し、出力画像をメモリユニット330
(出力画像メモリ)上に作成する。
【0018】メモリユニット330上の出力画像情報
は、各画素の白/黒に対応する二値情報の形でレーザプ
リンタ200に印加され、バッファ220及びLDドラ
イバ230を通ってレーザダイオード(LD)240に
付勢信号として印加される。したがって、レーザダイオ
ード240は出力画像情報に応じて変調されたレーザ光
を出力する。このレーザ光は図2に示すように書き込み
装置4から出力され、書き込み用の光学走査系を介して
感光体ドラム5の表面に照射される。
【0019】オペレータからの指示は、この複写機の上
面に配置された操作ボード310からのキー入力によっ
て行われ、操作ボード310はまたガイダンス用の表示
部を有する。メイン制御ユニット320は操作ボード3
10上の各種表示を制御するとともに、操作ボード31
0からのキー入力を読み取って読み取りの開始、出力の
開始などを各部に指示する。また、タブレットとペンで
構成されるような領域指定装置380により、オペレー
タは原稿の処理対象領域を指定することができる。外部
記憶装置390はフロッピーディスク装置やハードディ
スク装置により構成され、画像加工ユニット370によ
り処理された結果を保存する。
【0020】次に、図3を参照して複写動作の概略を説
明する。操作部310から文字認識モードが指定される
と、スキャナ100で図7に示すような原稿の画像を読
み取り(ステップS1)、画像データが入力画像メモリ
330に格納される。画像加工ユニット370の認識前
処理部340はまず、入力画像メモリ330上の入力画
像中のゴミやコンタクトガラスの汚れなどによる小さな
黒画素を除去する(ステップS2)。具体的にはノイ
ズ、網点部分を除去し、文字・図形部分だけを抽出す
る。また後述するような領域の判定や並び換えも行う。
【0021】次に認識部350は図4に詳しく示すよう
に文字画像を認識し(ステップS3)、各文字画像の座
標と大きさ、認識結果の文字コード、認識結果の信頼性
を表す評価値を出力する。また表領域に対しては表枠認
識、図に対してはベクトル化後、図形認識を行う。その
認識結果はメイン制御部320に送られ、図5に詳しく
示すように操作部310から入力されたファイル名、ま
たは自動的に付けたファイル名で外部記憶装置390の
フロッピーディスク等に記録される(ステップS4)。
【0022】次に作画処理部360は図6に詳しく示す
ように認識部350の認識結果をもとに入力画像を再現
し、その出力画像を出力画像メモリ330に作成する
(ステップS5)。最後に出力画像メモリ330に格納
された出力画像をレーザープリンタ200により転写紙
に形成し、この転写紙を排紙する(ステップS6)。
【0023】次に、図4を参照して上記ステップS3に
示す文字認識処理を詳細に説明する。まず、原稿画像か
ら行を切り出し、行数と行の座標を算出する(ステップ
S11)。次に,その中から1行ずつ取り出して行の位
置情報を格納した後(ステップS12)、行内の文字画
像を切り出し、文字数と座標を算出する(ステップS1
3)。
【0024】次に1文字の位置情報を格納した後(ステ
ップS14)、1文字ずつ認識処理を行い(ステップS
15)、認識結果と評価値を格納する(ステップS1
6)。ステップS14〜S16に示す処理を行内の文字
数分だけ繰返し(ステップS17)、さらにステップS
12〜S17に示す処理を全行数分だけ繰り返してこの
文字認識処理を終了する(ステップS18)。
【0025】次に、図5を参照して上記ステップS4に
示す認識結果記録処理を詳細に説明する。文字認識処理
が終わった後、メイン制御部320は操作部310から
入力されたファイル名またはメイン制御部320で自動
的に付けたファイル名を読み込み(ステップS21)、
ファイルをオープンする(ステップS22)。次に認識
部350から1文字ずつの認識結果(位置,大きさ情
報)と認識文字コードを読み込み(ステップS23)、
アプリケーションのフォーマットに応じた書式で格納す
る(ステップS24)。ステップS23、S24に示す
処理を全文字数分だけ繰返した後(ステップS25)、
ファイルをクローズする(ステップS26)。
【0026】次に、図6を参照して上記ステップS5に
示す作画処理の一例を詳細に説明する。作画処理部36
0は認識部350の認識結果(位置,大きさ情報)と認
識文字コードを読み込み(ステップS31、S32)、
入力画像を再現するように同じ位置に同じ大きさで文字
コードを作画する(ステップS33)。以上の処理を全
文字数分だけ繰り返して作画処理を終了する(ステップ
S34)。
【0027】図8は図7に示す文字原稿を処理した例を
示し、この例では「日程」、「費用」、「締切」等の欄
で誤認識(図10において詳述)が発生している。ここ
で、オペレータは図7及び図8に示す各画像を比較する
ことにより処理結果をチェックすることができる。ま
た、入力原稿の認識結果をフロッピーディスク等に格納
して再利用できる形に変換すると共に、認識結果を入力
原稿のように再現して作画し、出力することにより誤認
識部分を容易に確認することができる。
【0028】次に、図9を参照して上記ステップS5に
示す作画処理の他の例を詳細に説明する。作画処理部3
60は認識部350の認識結果(位置,大きさ情報)と
認識文字コードを読み込み(ステップS41、S4
2)、入力画像を再現するように同じ位置に同じ大きさ
で文字コードを作画した後(ステップS43)、その文
字の認識評価値を読み込み,その価があらかじめ設定さ
れたしきい値より小さい場合に(ステップS44、S4
5)その文字に網み掛けを作画する(ステップS4
6)。以上の処理を全文字数分だけ繰り返して作画処理
を終了する。
【0029】したがって、図7に示す文字原稿を図8に
示すように誤認識した場合には、この例では図10に示
すように認識処理時に信頼性の低い結果の部分を網掛な
どで強調して出力することにより、オペレータが誤認識
部分を更に容易に確認することができる。
【0030】次に、図11〜図13を参照して文字認識
領域が指定された場合の複写動作を説明する。図12に
示すように認識処理を施したい領域が領域指定装置38
0により指定されると(図11のステップS51)、そ
の原稿をスキャナ100で読み取り、入力画像メモり3
30に格納する(ステップS52)。
【0031】次に認識前処理部340は処理領域が指定
された領域以外を消去し(ステップS53)、以下同様
に文字認識処理を行い(ステップS54)、認識結果を
記録し(ステップS55)、それを作画し(ステップS
56)、図13に示すように領域指定装置380により
指定された領域のみをプリント(ステップS57)して
終了する。したがって、原稿のうち必要な部分のみを処
理することが可能になり、また処理する画像量が少なく
なるので処理時間を短縮できる。なお、この場合にも図
13に示すように、認識処理時に信頼性の低い結果の部
分を網掛けすることにより、オペレータが誤認識部分を
更に容易に確認することができる。
【0032】次に、図14〜図16を参照して文字認識
領域が指定された場合の他の複写動作を説明する。図1
5に示すような原稿に対して図を除いた文字領域が領域
指定装置380により指定されると(図14のステップ
S61)、その原稿をスキャナ100で読み取り、入力
画像メモり330に格納する(ステップS62)。
【0033】次に認識前処理部340は原稿中の文字画
像の領域判定を行い、文字画像部分を抽出して(ステッ
プS63)、図16に示すような領域情報と各領域の読
み順(文字1〜文字29)を得る。次に文字認識部35
0は領域の読み順通りに各領域内の文字を認識し(ステ
ップS64)、認識結果を記録し(ステップS65)、
認識結果を作画(ステップS66)してプリントする
(ステップS67)。したがって、このように図や表を
含む原稿に於ても処理が可能になる。
【0034】次に、図17及び図18を参照して他の方
法で文字認識領域が指定された場合の複写動作を説明す
る。図15に示すような原稿をスキャナ100で読み取
り(図17のステップS71)、入力画像メモり330
に格納した後、認識前処理部340は原稿中の文字、
表、図の領域判定を行い、図18に示すような判定結果
を得る(ステップS72)。次にメイン制御部320は
この領域情報を得て操作部310に各領域を表示し、オ
ペレータに処理したい領域を選択させる(ステップS7
3)。
【0035】認識部350はオペレータが選択した各領
域の内部を文字認識し(ステップS74)、認識結果を
記録し(ステップS75)、認識結果を作画(ステップ
S76)してプリントする(ステップS77)。このよ
うにタブレットなどで領域を指定しなくても、操作部3
10に表示された領域をオペレータが選択するだけで処
理したい領域を指定することができる。
【0036】次に、図19〜図21を参照して文字領
域、表領域、図領域などの領域毎に異なるファイル名を
記憶する動作を説明する。先ず、図15に示すような原
稿をスキャナ100で読み取り(図19のステップS8
1)、入力画像メモり330に格納した後、認識前処理
部340は原稿中の文字、表、図の領域判定を行い、図
18に示すような判定結果を得て操作部310に表示す
る(ステップS82)。次にその各領域のうち、同じ種
類の領域をまとめ、さらに読み順に並ぶように領域判定
結果を並び換える(ステップS83)。
【0037】次に認識部350は操作部310を介して
指定された文字領域に対しては文字認識処理(ステップ
S84→S85)、表領域に対しては表枠認識と文字認
識の処理(ステップS84→S86、S87)、図領域
に対してはベクトル化した後に図形認識処理を行う(ス
テップS84→S88、S89)。次に、図20に詳し
く示すように領域の種類毎に異なるファイル名で認識部
350の結果を記憶し(ステップS90)、図21に示
すような領域判定結果と各領域を格納したファイル名を
対応したものを作画してプリントする(ステップS9
1、S92)。
【0038】図20を参照して領域の種類毎に異なるフ
ァイル名で認識結果を記録する方法について説明する。
まず、操作部310から入力されたファイル名または自
動的に付けたファイル名をメイン制御部320が読み込
む(ステップS101)。次に認識前処理部340で判
定した領域情報を読み込み(ステップS102)、その
種類が異なる場合には領域に応じたファイル名を作成し
て今までのファイルをクローズし、新規にファイルをオ
ープンして認識結果を書き込む(ステップS103→S
104、S105)。
【0039】次に、領域内の認識結果を読み込んで格納
し(ステップS106〜S108)、ステップS102
〜S108に示す処理を全領域について格納するとファ
イルをクローズして終了する(ステップS109→S1
10)。図21に示すファイルは、操作部310からフ
ァイル名を「file1」と指定された場合に文字領域
を「file1.doc」、表領域を「file1.t
bl」、図領域を「file1.fig」というように
自動的に生成した例を示す。
【0040】このように,本発明によれば,領域の種類
毎に認識結果を別のファイルに格納することができるの
で、各領域毎の領域指定、変換タイプ、ファイル名指定
といった処理を自動化することができる。さらに、どの
領域がどのファイル名で格納されたかがプリントされる
ので、領域とファイル名の対応が容易になる。
【0041】ところで、新聞や雑誌などでは図23に示
すように、原稿が複数の記事より成り、1つの記事の領
域配置が複雑であって文字数が少ない記事でもA4に入
りきらないといったケースが多い。このような場合、認
識結果を格納する場合や認識結果をプリントする場合に
も記事のわりには大きな用紙サイズになってしまう。
【0042】そこで、図22において、原稿をスキャナ
100で読み取り(ステップS111)、入力画像メモ
り330に格納した後、認識前処理部340は原稿中の
文字、表、図の領域判定を行い(ステップS112)、
記事の読み順を変えないように行単位で画像を並び換え
ることにより、図23に示すような原稿を図24に示す
ように領域の形状を修正する(ステップS113)。認
識部350はオペレータが選択した各領域の内部を文字
認識し(ステップS114)、認識結果を記録し(ステ
ップS115)、認識結果を作画(ステップS116)
してプリントする(ステップS117)。
【0043】このように、本発明によれば、複雑な領域
形状を修正することにより、変換後の修正を減らし、認
識結果のプリントを見やすくすることができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、原稿画像から文字領域、表領域、図領域などの領域
が判定されて表示され、オペレータが指定した領域の文
字画像が認識されて文字コードに変換され、各領域の文
字コード及び画像が各領域毎に異なるファイル名で記憶
媒体に記憶されるので、文字領域はワープロソフト、表
領域は表計算ソフトのように再利用するためのソフトウ
エアが異なる場合にファイル名を検索することができ、
したがって、ユーザにとって簡単に再利用することがで
きる。
【0045】請求項2記載の発明は、文字領域の形状が
修正され、修正後の文字画像が認識されるので、例えば
新聞、雑誌のような多段組の原稿において1つの記事が
複数の段にまたがっていたり、その領域形状が複雑であ
る場合にユーザにとって簡単に再利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタル複写機の一実施例の画像
処理部を示すブロック図である。
【図2】図1のデジタル複写機を示す構成図である。
【図3】複写動作の概略を説明するためのフローチャー
トである。
【図4】図3の文字認識処理を詳細に説明するためのフ
ローチャートである。
【図5】図3の認識結果記録処理を詳細に説明するため
のフローチャートである。
【図6】図3の作画処理の一例を詳細に説明するための
フローチャートである。
【図7】入力原稿の一例を示す説明図である。
【図8】出力画像の一例を示す説明図である。
【図9】図3の作画処理の他の例を詳細に説明するため
のフローチャートである。
【図10】図9の処理による出力画像を示す説明図であ
る。
【図11】文字認識領域が指定された場合の複写動作の
概略を説明するためのフローチャートである。
【図12】文字認識領域の指定領域を示す説明図であ
る。
【図13】文字認識領域が指定された出力画像を示す説
明図である。
【図14】文字認識領域が指定された場合の他の複写動
作の概略を説明するためのフローチャートである。
【図15】入力原稿の一例を示す説明図である。
【図16】図15の入力原稿に対する文字認識結果を示
す説明図である。
【図17】他の方法で文字認識領域が指定される場合の
複写動作の概略を説明するためのフローチャートであ
る。
【図18】図17に処理による領域判定結果を示す説明
図である。
【図19】文字、表、図の各領域毎に認識して複写する
動作の概略を説明するためのフローチャートである。
【図20】図19の認識結果記録処理を詳細に説明する
ためのフローチャートである。
【図21】図20に処理により認識結果が記録されたフ
ァイル例を示す説明図である。
【図22】文字領域の形状を修正する場合の複写動作の
概略を説明するためのフローチャートである。
【図23】複数の記事より成る原稿を示す説明図であ
る。
【図24】図23の原稿の文字領域の形状を修正した例
を示す説明図である。
【符号の説明】
100 イメージスキャナ 200 レーザプリンタ 310 操作部 320 メイン制御部 330 メモリユニット 340 認識前処理部 350 認識部 360 作画部 380 領域指定装置 390 外部記憶装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写機の操作モードを指定すると共に表
    示部を有する操作部と、 原稿を光学的に読み取り、それを光電変換して画像デー
    タを得る原稿読み取り手段と、 前記原稿読み取り手段で得られた原稿画像から文字領
    域、表領域、図領域などの領域を判定すると共に、その
    判定結果を前記表示部に表示する領域判定手段と、 前記表示部に表示された文字領域であってオペレータが
    指定した領域の文字画像を認識して文字コードに変換す
    る文字認識手段と、 前記領域判定手段により判定された各領域の文字コード
    及び画像を領域毎に異なるファイル名で記憶媒体に記憶
    する情報記憶手段と、 前記領域判定手段により判定された領域情報と記憶媒体
    に記憶されたファイル名を作画する作画手段と、を備え
    たデジタル複写機。
  2. 【請求項2】 前記領域判定手段により判定された文字
    領域の形状を修正する領域形状修正手段を更に有し、修
    正後の画像に対して前記文字認識手段が文字画像を認識
    することを特徴とする請求項1記載のデジタル複写機。
JP6175646A 1994-07-27 1994-07-27 デジタル複写機 Pending JPH0844827A (ja)

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