JPH0844330A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH0844330A
JPH0844330A JP6174572A JP17457294A JPH0844330A JP H0844330 A JPH0844330 A JP H0844330A JP 6174572 A JP6174572 A JP 6174572A JP 17457294 A JP17457294 A JP 17457294A JP H0844330 A JPH0844330 A JP H0844330A
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JP
Japan
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blink
data
display
bit
buffer
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Pending
Application number
JP6174572A
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English (en)
Inventor
Masufumi Kawakami
益史 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来、その使用方法によっては同時に表示可
能な色数に制限を受けていたものを、使用方法の如何に
かかわらず最大限の色数を同時表示することが可能な表
示装置を得る。 【構成】 ブリンクバッファから読み出した、表示する
ピクセルをブリンクさせるか否かを選択するブリンクデ
ータに基づいて、ブリンクビット変換手段が生成したデ
ータと、フレームバッファから読み出した、表示するピ
クセルの色データとを変換手段に入力し、ブリンクビッ
ト変換手段からのデータに従って表示部への表示色を、
フレ−ムバッファからのデータによる当該ピクセルのシ
ンボル色と背景色とに周期的に切り換えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラント監視システ
ム、ビル監視システムや、パーソナルコンピュータ、エ
ンジニアリングワークステ−ション等で使用される表示
装置に関するものであり、特にそのブリンク表示に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】プラント監視システム等で使用されるコ
ンピュータでは、一般に、プラントの状態を表示装置の
CRTディスプレイなどの表示部に表示して、プラント
に異常が発生したとき、異常発生箇所あるいは異常発生
を知らせるメッセージ等を点滅させる、いわゆるブリン
ク表示を行うことによって、オペレーターに異常を通知
する仕組みがとられている。例えば、プラントにおいて
異常が検知された場合には、表示部に「異常発生」の文
字列の表示をブリンクさせることなどにより、オペレー
タが異常発生を容易に認知できるようになっている。
【0003】このようなシステムで用いられている表示
装置は、例えば図48に示すように構成されているのが
一般的である。図において、1は画像が表示される当該
表示装置の表示部としてのCRTディスプレイであり、
2はこのCRTディスプレイ1に表示する画像の各ピク
セルの色データを保持するためフレームバッファであ
る。3はCRTディスプレイ1のラスタ走査に同期し
て、このフレームバッファ2からのデータの読み出しを
制御する読み出し手段である。4は読み出し手段3によ
ってフレームバッファ2から読み出されたピクセルの色
データをディジタル・アナログ変換し、CRTディスプ
レイ1の入力データを生成する変換手段(以下、通称に
従ってRAMDACという)である。
【0004】このように構成された表示装置にて、CR
Tディスプレイ1に絵や文字を表示する仕組みは次のよ
うになっている。CRTディスプレイ1上の画像は、図
49に示すようにピクセル単位で表現されている。図4
9はCRTディスプレイ1を前面から見た図であり、図
中の〇印(途中は・印で省略)はピクセルを表してい
る。なお、各ピクセルには便宜上、図49に示すような
番号を付けておく。CRTディスプレイ1に画像を表示
するためには、CRTディスプレイ1上のすべてのピク
セルについて、表示したい色を指定する必要がある。こ
の指定は普通、フレームバッファ2上に色データを記述
することによって行われる。図50にフレームバッファ
2のイメージ図を示す。この図50は1ピクセルをn+
1ビットとして表現したもので、B0,B1,・・・
・,Bnはフレ−ムバッファ2上のビット0,1,・・
・・,nを示している。
【0005】CRTディスプレイ1への表示は、図48
に示すように読み出し手段3の制御の下に、CRTディ
スプレイ1のラスタ走査に同期してフレームバッファ2
よりピクセル0から順に各ピクセルの色データを読み出
し、読み出されたデータをRAMDAC4でCRTディ
スプレイ1の入力データに変換して、CRTディスプレ
イ1に出力することで実現している。
【0006】以下、従来の表示装置について具体的に説
明する。図51は例えば特公昭64−7387号公報に
示された、ブリンク表示を実現できる従来の表示装置を
示す全体構成図である。図において、21はこの表示装
置の全体制御を行う中央制御回路(以下CPUという)
であり、22はそのプログラムが格納されたプログラム
メモリ、23は処理過程のデータ類が格納されるデータ
メモリである。24は図48に示したフレームバッファ
2に相当するディスプレイメモリ(以下フレ−ムバッフ
ァという)であり、DM0 〜DM3 で示した4つの画面
メモリで構成されている。25はCPU22の制御によ
って供給される図形情報を図形ピクセルパターンとして
フレームバッファ24に格納するグラフィックディスプ
レイコントロールユニット(以下GDCという)であ
り、26は図形パターンをブリンクさせるための論理/
テーブル回路である。27はこれらCPU21、プログ
ラムメモリ22、データメモリ23、GDC25、論理
/テーブル回路26が接続されたデータバスであり、2
8は図48に示したCRTディスプレイ1と同等のCR
Tディスプレイである。
【0007】また、図52は前記論理/テーブル回路2
6の詳細を示した構成図である。図において、29はフ
レームバッファ24の各画面メモリDM0 〜DM3 から
のドットデータをラッチするラッチ回路であり、30は
色情報CCと図形ブリンク情報BBとを記憶して、前記
ラッチ回路29にラッチされたデータに基づいてアクセ
スされるテーブルメモリである。
【0008】次に動作について説明する。GDC25は
CRTディスプレイ28のラスタ走査に同期してフレ−
ムバッファ24にアクセスし、対応するピクセルの色デ
ータを読み出すようになっている。論理/テーブル回路
26ではCPU21の制御の下に、データバス27を介
してテーブルに色情報CCと図形ブリンク情報BBを各
論理条件に応じて記憶し、また論理回路では上記フレ−
ムバッファ24の4画面のラスタ走査に同期して読み出
されたピクセルの色データの論理によって対応のテーブ
ルを選択し、表示色およびブリンクの有無が決定され
る。
【0009】以下、図52を参照しながら詳細に説明す
る。今、フレ−ムバッファ24の画面メモリDM0 には
三角形の図形P1 が記憶され、画面メモリDM1 には三
角形の図形P1 (画面メモリDM0 の図形P1 と同一位
置)と円形の図形P2 が記憶されているものとする。こ
れらのフレ−ムバッファ24の画面メモリDM0 および
DM1 には、CRTディスプレイ28のラスタ走査に同
期して各々同一の位置が順次読み出されるが、図形デー
タのないP3 の位置が読み出されると、ラッチ回路29
のビットb1 、b2 がともに“0”となってテーブルメ
モリ30のラインt0 が指示され、そのデータが読み出
されてピクセルの色およびブリンクが決定される。ま
た、図形P1 の位置が読み出されたときは、ラッチ回路
29のビットb1 、b2 がともに“1”となって、テー
ブルメモリ30のラインt3 が指示される。同様に図形
2 の位置が読み出されるとラッチ回路29の各ビット
は、b1 =0、b2 =1となってテーブルメモリ30の
ラインt2 が指示される。従って、テーブルメモリ30
のラインt3 のブリンクビットB3 に“1”を記憶して
おくと図形P1 がブリンク表示され、また、ブリンクビ
ットB1 、B2 、Bのすべてに“1”を記憶しておけ
ば図形すべてがブリンクすることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の表示装置は以上
のように構成されているので、ブリンク周期は1種類に
限定されて固定され、その点灯時間と消灯時間とのパタ
ーンも固定されたものとなり、さらにブリンクするとき
の背景色(消灯時の色)も固定され、かつ1種類に限ら
れたものとなる。また、各ピクセルについてブリンクさ
せるか否かを、論理/テーブル回路26側のテーブルで
制御しているため、ブリンクしている複数の同一色の図
形の一つのブリンクを停止させたり、ブリンクしていな
い複数の同一色の図形の一つにブリンクを開始させたり
するような操作ができない場合があり、ブリンクさせて
おきたい図形までブリンクを停止してしまったり、ブリ
ンクを希望しない図形までブリンクを開始してしまう可
能性がある。そのため、同一色の図形をブリンクありと
ブリンクなしで表示しようとした場合、表示可能な色数
が減少してしまう。すなわち、図51に示したように、
フレ−ムバッファ24に4つの画面メモリDM 〜D
3 を持たせることにより、16色までの表示を可能と
しているが、同一色の図形をブリンクありとブリンクな
しで表示しようとした場合、例えばブリンクをしない赤
色とブリンクをする赤色とはフレ−ムバッファ24上で
そのデータを別々の値にする必要があり、また、同じ赤
色のブリンクをさせる場合でも、図形Aをブリンクさせ
ている時は図形Bはブリンクさせず、図形Aをブリンク
させていない時は図形Bをブリンクさせるといったよう
に、異なるタイミングでブリンクさせるような場合に
は、フレ−ムバッファ24上のデータを図形Aと図形B
とで別々の値にする必要があり、その分だけ同時表示可
能な色数が減少し、使用方法(表示させたい色とブリン
クの有無等)によっては十分に色数を確保できない場合
が生じるなどの問題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、従来、その使用方法によっては
表示可能な色数が制限されていたものを、使用方法にか
かわらず最大限の色数を表示可能とし、さらに、従来は
固定長、1種類、単調であったブリンク周期を、可変
長、複数周期混在可能、ブリンクパターン設定可能と
し、1種類、かつ固定であった背景色を複数種類の混在
を可能、かつ外部からの設定変更も可能な表示装置を得
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る表示装置は、表示するピクセルをブリンクさせるか
否かについてのデータを保持しているブリンク用バッフ
ァと、このブリンク用バッファのデータおよび表示する
ピクセルの色データを保存しているフレ−ムバッファの
データから、ピクセルの表示色を指定するデータを生成
するブリンク生成手段とを設けたものである。
【0013】また、請求項2に記載の発明に係る表示装
置は、表示するピクセルをブリンクさせるか否かについ
てのデータを保持しているブリンク用バッファと、この
ブリンク用バッファからのデータより表示色を切り換え
るためのデータを生成するブリンクビット変換手段とを
設け、変換手段がこのブリンクビット変換手段からのデ
ータと、表示するピクセルの色データを保存しているフ
レ−ムバッファからのデータに基づいて、表示部の入力
データを生成するようにしたものである。
【0014】また、請求項3に記載の発明に係る表示装
置は、ピクセルをブリンクさせるか否かについてのデー
タを保持しているブリンク用バッファを、ピクセルの色
データを保存しているフレ−ムバッファ内にその一部と
して設けたものである。
【0015】また、請求項4に記載の発明に係る表示装
置は、ピクセルをブリンクさせるか否かについてのデー
タを保持しているブリンク用バッファを、複数ビット構
成としたものである。
【0016】また、請求項5に記載の発明に係る表示装
置は、ブリンク時のブリンク周期を外部より設定するた
めのブリンク周期設定手段と、そのブリンク周期に基づ
いてブリンク周期信号を生成してブリンク生成手段やブ
リンクビット変換手段に通知するブリンク周期生成手段
とを設けたものである。
【0017】また、請求項6に記載の発明に係る表示装
置は、ブリンク時のブリンクパターンを外部より設定す
るためのブリンクパターン設定手段と、そのブリンクパ
ターンに基づいてブリンクパターン信号を生成してブリ
ンク生成手段やブリンクビット変換手段に通知するブリ
ンクパターン生成手段を設けたものである。
【0018】また、請求項7に記載の発明に係る表示装
置は、ブリンクビットの値を有効とするか無効とするか
を外部から設定するブリンク有効無効設定手段と、設定
されたブリンク有効/無効の情報をブリンク生成手段や
ブリンクビット変換手段に通知するブリンク有効無効通
知手段を設けたものである。
【0019】また、請求項8に記載の発明に係る表示装
置は、ブリンク時の背景色を指定する背景色ビットを保
持する背景色バッファを設けたものである。
【0020】また、請求項9に記載の発明に係る表示装
置は、マルチウインドウシステムにおける各ウインドウ
毎に、ブリンクを行うか否かを外部から設定するブリン
クウインドウ設定手段と、ブリンクを行うウインドウに
対しては、周期的にその表示データを背景色に変換する
表示データ変換手段を備えたものである。
【0021】
【作用】請求項1に記載の発明におけるブリンク生成手
段は、ブリンク用バッファからのデータがブリンク有り
を示しているピクセルについてのみ、変換手段に送出し
ているデータを、フレ−ムバッファからの当該ピクセル
のシンボル色と背景色とに周期的に切り換えることによ
り、使用方法の如何にかかわらず、同時表示可能な色数
に制限を受けることなくブリンク表示が行える表示装置
を実現する。
【0022】また、請求項2に記載の発明における変換
手段は、ブリンク用バッファからのデータがブリンクあ
りを示しているピクセルについてのみ、ブリンクビット
変換手段が周期的に切り換えて送出してくる、表示色を
切り換えるためのデータに従って、表示部への表示色
を、フレ−ムバッファからのデータによる当該ピクセル
のシンボル色と背景色とに周期的に切り換えることによ
り、使用方法の如何にかかわらず、同時表示可能な色数
に制限を受けることなくブリンク表示が行える表示装置
を実現する。
【0023】また、請求項3に記載の発明におけるフレ
−ムバッファは、内部にその一部としてブリンク用バッ
ファを設けることにより、ブリンクデータをあたかも色
データの一部として扱えるようにし、ソフトウエアとの
インターフェースを一般のグラフィック表示システムと
同一にすることを可能とする。
【0024】また、請求項4に記載の発明におけるブリ
ンク用バッファは、そのビット構成を複数ビット構成と
することにより、同時に複数周期のブリンクを同一画面
内に混在させることを可能とする。
【0025】また、請求項5に記載の発明におけるブリ
ンク周期生成手段は、ブリンク周期設定手段にて外部よ
り設定されたブリンク周期に基づいてブリンク周期信号
を生成し、それをブリンク生成手段もしくはブリンクビ
ット変換手段に通知することにより、ブリンク周期を固
定することなく、外部からの設定あるいは変更を可能と
する。
【0026】また、請求項6に記載の発明におけるブリ
ンクパターン生成手段は、ブリンクパターン設定手段に
て外部より設定されたブリンク時のブリンクパターンに
基づいてブリンクパターン信号を生成し、それをブリン
ク生成手段もしくはブリンクビット変換手段に通知する
ことにより、点灯時間と消灯時間の比やタイミング等の
ブリンクパターンを、外部より設定あるいは変更するこ
とを可能とする。
【0027】また、請求項7に記載の発明におけるブリ
ンク有効無効設定手段は、ブリンク用バッファのブリン
クデータの値を有効とするか無効とするかを示す情報を
外部より設定可能とすることにより、同一のブリンク用
バッファのデータをブリンクデータとして扱ってブリン
クを行うか、ブリンク用バッファのデータを無視、もし
くは通常の色データとして扱ってブリンクを行わないか
を、外部から設定あるいは変更することを可能とする。
【0028】また、請求項8に記載の発明における背景
色バッファは、ブリンク時の背景色を指定する背景色ビ
ットを保持することにより、ピクセル単位で背景色の設
定あるいは変更を可能なものとする。
【0029】また、請求項9に記載の発明における表示
データ変換手段は、ブリンクウインドウ設定手段にてブ
リンクを行うと設定されたウインドウに対しては、周期
的にその表示データを背景色に変換することにより、表
示部にマルチウインドウ表示を行う場合に、ブリンクを
使用するかしないかのウインドウ単位での設定あるいは
変更を可能なものとする。
【0030】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1は本実施例による表示装置を示す構成図であ
る。図において、1は表示部としてのCRTディスプレ
イ、2はフレ−ムバッファ、3は読み出し手段、4は変
換手段としてのRAMDACであり、図48に同一符号
を付したものと同一、もしくは相当部分であるため詳細
な説明は省略する。また、5はCRTディスプレイ1に
表示するピクセルをブリンクさせるかさせないかの選択
をするブリンクデータを保持するためのブリンク用バッ
ファであり、6はフレ−ムバッファ2から読み出したピ
クセルの色データと、ブリンク用バッファ5から読み出
したブリンク用データより、CRTディスプレイ1に表
示するピクセルの表示色を指定する表示データを生成し
てRAMDAC4に入力するブリンク生成手段である。
【0031】また、図2はこの実施例1で使用されるフ
レ−ムバッファ2およびブリンク用バッファ5のイメー
ジ図である。フレ−ムバッファ2はCRTディスプレイ
1上の全ピクセルについて、それぞれ複数ビット(図示
の例ではn+1ビット)ずつ準備されて、各ピクセルの
色データを保持しており、従来の技術の項で述べたもの
と同じ構成となっている。一方、ブリンク用バッファ5
は、CRTディスプレイ1上の全ピクセルについて各1
ビットずつ準備されて、各ピクセルのブリンクデータを
保持している。図3は「異常発生」の文字列をCRTデ
ィスプレイ1上にブリンクさせて表示する場合の「異」
の文字の表示例を示したものである。このときのフレ−
ムバッファ2、ブリンク用バッファ5の様子を示したも
のが図4である。また、図5はブリンク生成手段6がR
AMDAC4への出力を生成するときの生成ルールを表
形式で示した説明図であり、図6はブリンク生成手段6
が内部で生成しているブリンク周期信号を示す波形図で
ある。図7はフレ−ムバッファ2のビット0について、
図5に示す出力生成ルールを論理回路で実現した場合の
回路図であり、ビット0以外についても同様の回路構成
となる。また、図8はRAMDAC4が内部に持つカラ
ーパレットを表形式で示した説明図である。なお、この
図5および図8では“ann-1 ・・・・a0 ”、“b
nn-1 ・・・・b0 ”、“00・・・・・0”はいず
れも2進数n+1ビットの値を示しており、背景色が
“00・・・・・0”で表される場合を示している。
【0032】次に動作について説明する。今、「異常発
生」という文字列をCRTディスプレイ1に表示し、そ
の文字列をブリンクさせる場合について考える。まず、
CRTディスプレイ1上の「異常発生」の文字列が表示
されるピクセルに対応するフレ−ムバッファ2上の各ア
ドレスに、「異常発生」の文字列を所定の色で表示する
ための色データを書き込む。各ピクセルの色はn+1ビ
ットで表現されるものと仮定し、この例では「異常発
生」の文字列は赤色で表示され、その色データが2進数
で“01・・・0101”と表されるものとする。この
色データ“01・・・0101”を「異常発生」の文字
列のピクセルに対応するフレ−ムバッファ2上の各アド
レスに書き込む。次に、同様に「異常発生」の文字列の
ピクセルに対応したブリンク用バッファ5の各アドレス
に、それらのピクセルをブリンクさせることを示すブリ
ンクデータとして“1”を書き込む。図3に示す「異」
の文字の場合、フレ−ムバッファ2およびブリンク用バ
ッファ5に書き込むデータは図4に示すものとなる。な
お、文字列に対応しないピクセルについては、すでにデ
ータが書き込まれているものとし、白色のデータを“0
0・・・1111”、黒色のデータを“00・・・00
00”としている。
【0033】フレ−ムバッファ2に書き込まれたピクセ
ルの色データ、およびブリンク用バッファ5に書き込ま
れたブリンクデータは読み出し手段3の制御の下で、C
RTディスプレイ1のラスタ走査に同期して、常にブリ
ンク生成手段6によって読み出されており、RAMDA
C4に送り続けられている。このとき、ブリンク生成手
段6は図5に示すような処理を行い、加工した表示デー
タをRAMDAC4に出力している。すなわち、各ピク
セルに対して、ブリンク用バッファ5の対応するアドレ
スのブリンクデータが“0”ならばブリンクを行わない
ピクセルであるので、フレ−ムバッファ2から読み出し
たそのピクセルの色データをそのままRAMDAC4へ
出力する。一方、対応するアドレスのブリンクデータが
“1”ならばブリンクを行うピクセルであるので、フレ
−ムバッファ2に書かれている色データと背景色の色デ
ータ(ここでは黒色データ“00・・・0000”と仮
定する)とを、図6に示したブリンク周期信号に同期し
て交互に出力する。すなわち、図6のブリンク周期信号
がハイレベル(HIGH)ならば“00・・・000
0”を、ローレベル(LOW)ならば“01・・・01
01”の色データをそのまま出力する。ここで、図6に
示すブリンク周期信号はブリンク生成手段6が内部で生
成しているものである。また、図5のブリンク生成ルー
ルを論理回路で構成したものが図7に示す回路であり、
フレ−ムバッファ2内のビット0(図5ではa0 、b0
に対応する)について示している。なお、他のビット1
〜ビットnについても同様の回路構成となる。また、こ
のブリンク生成手段6はLSI等によるハードウエアで
実現される。
【0034】RAMDAC4は、ブリンク生成手段6よ
り送られてきたピクセルの色データを、図8に示した内
部カラーパレットに従ってCRTディスプレイ1のデー
タフォーマットに変換し、それをCRTディスプレイ1
に出力する。CRTディスプレイ1はRAMDAC4か
らのデータに従って表示をするが、「異常発生」の文字
列に対応するピクセルについてはブリンク周期毎に赤色
と黒色のデータが交互に送られてくるので、「異常発
生」の文字列のブリンク表示(赤色と黒色による交互点
滅表示)が可能となる。また、フレ−ムバッファ2の情
報を用いてブリンクの有無を設定せず、ブリンク用バッ
ファ5を用いて各ピクセルのブリンクの有無を設定して
いるので、従来例のように、使用できる色数がシステム
の使用方法により減少するといった問題がなくなる。
【0035】実施例2.次にこの発明の実施例2を図に
ついて説明する。図9は本実施例による表示装置を示す
構成図で、相当部分には図1と同一符号を付してその説
明を省略する。図において、2はフレ−ムバッファであ
るが、内部にブリンク用バッファ5を当該フレームバッ
ファ2の一部として設けたものであり、当該フレ−ムバ
ッファ2内の最上位の1ビットがそのブリンク用バッフ
ァ5として使用されている点で図1に同一符号を付した
ものとは異なっている。7はフレームバッファ2内に配
置されたブリンク用バッファ5からのブリンクビット
を、ブリンクさせるピクセルについては、シンボル色と
背景色とを周期的に切り換えるようにデータ変換し、ブ
リンクしないピクセルについては、ブリンク用バッファ
5のブリンクビットをそのままRAMDAC4に出力す
るブリンクビット変換手段である。また、変換手段とし
てのRAMDAC4は、フレームバッファ2のブリンク
用バッファ5以外の部分から読み出されたピクセルの色
データと、ブリンクビット変換手段7によって当該ピク
セルのブリンクビットより変換されたデータとに基づい
て、CRTディスプレイ1の入力データを生成している
ものである。
【0036】また、図10は内部にブリンク用バッファ
5が設けられたフレ−ムバッファ2のイメージ図であ
り、フレ−ムバッファ2内の最上位ビットであるB(n
+1)ビット(図中の網掛け部分)を、ブリンク用バッ
ファ5として使用するものである。すなわち、このフレ
ームバッファ2において、各ピクセルについてB0から
Bnまでのn+1ビットは、CRTディスプレイ1へ表
示する画像のピクセルの色データを保持しており、B
(n+1)の1ビットはブリンク用バッファ5として機
能し、ピクセルをブリンクさせるかさせないかを示すブ
リンクデータを保持している。図11は図3に示した
「異常発生」の文字列を表示する場合の、フレ−ムバッ
ファ2の様子を示した説明図である。さらに、図12は
ブリンクビット変換手段7がRAMDAC4への出力を
生成するときの生成ルールを表形式で示した説明図、図
13はブリンクビット変換手段7が内部で生成している
ブリンク周期信号を示す波形図、図14は図12に示し
た出力生成ルールを論理回路で実現した場合の回路図で
あり、図15はRAMDAC4が内部に持つカラーパレ
ットを表形式で示した説明図である。なお、この図12
および図15では“0ann-1 ・・・・a0 ”、“1
nn-1 ・・・・b0 ”、“0bnn-1 ・・・・b
0 ”はいずれも2進数n+2ビットの値を表している。
【0037】次に動作について説明する。この場合も、
実施例1で示した「異常発生」という文字列をCRTデ
ィスプレイ1に表示し、その文字列をブリンクさせる場
合について考える。まず、CRTディスプレイ1上の
「異常発生」の文字列が表示されるピクセルに対応する
フレ−ムバッファ2上の各アドレスに、「異常発生」の
文字列を表示する色の色データを書き込む。ここでも各
ピクセルの色はn+1ビットで表現されるものと仮定
し、「異常発生」の文字列は、その色データが2進数
“01・・・0101”で表される赤色で表示されるも
のとする。また、「異常発生」の文字列はブリンクを行
うので、ブリンク用バッファ5として機能する最上位ビ
ットB(n+1)に“1”を格納する。従って、フレ−
ムバッファ2上の「異常発生」の文字列に対応する各ア
ドレスには、色データの最上位ビットに“1”が付加さ
れたデータ“1010・・・0101”が書き込まれ
る。そのため、図3に示した「異」の文字の場合には、
フレ−ムバッファ2に書き込まれるデータは図11に示
すようになる。なお、文字列に対応しないピクセルにつ
いては実施例1の場合と同様に、すでにデータが書き込
まれているものとし、白色のデータを“00・・・11
11”、黒色のデータを“00・・・0000”として
いる。また、これらのピクセルはブリンクを行わないも
のとし、ブリンク用バッファ5として機能する最上位ビ
ットB(n+1)には“0”が書き込まれている。
【0038】フレ−ムバッファ2に書き込まれたデータ
の内、ビットB0からBnまでの下位のn+1ビット
は、読み出し手段3の制御の下で、CRTディスプレイ
1のラスタ走査に同期して読み出され、常にRAMDA
C4に直接出力されている。また、最上位ビットB(n
+1)は読み出し手段3の制御の下で読み出され、ブリ
ンクビット変換手段7に入力されており、このブリンク
ビット変換手段7で変換されてRAMDAC4に送り続
けられている。このとき、ブリンクビット変換手段7は
自身の内部で生成している図13に示すブリンク周期信
号に同期して、図12に示すような処理を行い、ブリン
クビットを変換・加工してRAMDAC4に出力してい
る。すなわち、各ピクセルに対して、ブリンクビットが
“0”ならばブリンクを行わないピクセルであるので、
ブリンクビットの値“0”をそのままRAMDAC4へ
出力し、ブリンクビットが“1”ならばブリンクを行う
ピクセルであるので、ブリンクビットをブリンク周期信
号に同期して“0”と“1”に交互に変換して出力す
る。また、この図12に示した出力生成ルールを論理回
路で構成したものが図14の回路である。なお、このブ
リンクビット変換手段7はLSI等によるハードウエア
で実現される。
【0039】このブリンクビット変換手段7にて変換・
加工されたデータはRAMDAC4に送られ、RAMD
AC4はこのブリンクビット変換手段7からのブリンク
ビットのデータと、フレ−ムバッファ2のビットB0か
らBnまでの下位のn+1ビットから読み出されたピク
セルの色データを、図15に示す内部カラーパレットに
従ってCRTディスプレイ1のデータフォーマットに変
換し、それをCRTディスプレイ1に出力する。CRT
ディスプレイ1はRAMDAC4からのデータに従って
表示をするが、「異常発生」の文字列に対応するピクセ
ルについてはブリンク周期毎に赤色と黒色のデータが交
互に送られてくるので、「異常発生」の文字列のブリン
ク表示が可能となる。また、ブリンク用バッファ5をフ
レ−ムバッファ2内にその一部として設けたので、ソフ
トウエアからはブリンクデータをあたかも色データの一
部として扱うことが可能となり、ソフトウエアが単純化
され、同時に、一般の表示システム上のソフトウエアと
の互換性も向上する。
【0040】実施例3.なお、上記実施例2ではフレー
ムバッファ2内にその一部として設けられたブリンク用
バッファ5が1ビット構成である場合について示した
が、それを複数ビット構成としてもよく、そのようにす
ることにより、複数種類のブリンク周期によるブリンク
を同一画面内に混在させることが可能となる。図16は
そのような一実施例による表示装置を示す構成図であ
り、相当部分には図9と同一符号を付してその説明を省
略する。なお、フレ−ムバッファ2は図17にその詳細
を示すように、各ピクセルについてCRTディスプレイ
1へ表示するピクセルの色データを保持するためのB0
からBnまでのn+1ビットの上位に、B(n+2)お
よびB(n+1)ビット(網掛け部分)の2ビットを付
加し、この上位2ビットをブリンク用バッファ5として
使用して、ピクセルをブリンクさせるかさせないか、お
よび、ブリンクをさせる場合にはそのブリンクスピード
を保持するためのブリンクデータを保持させている。ま
た、図16において、7はブリンクビット変換手段であ
るが、フレ−ムバッファ2内のブリンク用バッファ5か
ら読み出されたブリンクビットを、ブリンクするピクセ
ルについてはそのブリンクデータに対応したブリンクス
ピードの周期に応じて周期的にシンボル色と背景色とな
るように交互にデータ変換し、ブリンクしないピクセル
についてはフレ−ムバッファのブリンクビットをそのま
まRAMDAC4に出力するものである。なお、RAM
DAC4はこのブリンクビット変換手段7からのデータ
と、フレームバッファ2の下位のn+1ビットより読み
出されたピクセルの色データを、CRTディスプレイ1
の入力データに変換して、CRTディスプレイ1に出力
するものである。
【0041】また、図18はブリンク用バッファ5に格
納された2ビットのブリンクビットにより、ブリンクを
させるかさせないかの選択と、ブリンクをさせる場合の
ブリンクスピードの選択をどのようにして行うかを表形
式で示した説明図である。さらに、図19はブリンクビ
ット変換手段7がRAMDAC4への出力を生成すると
きの生成ルールを表形式で示した説明図であり、図20
はブリンクビット変換手段7が内部で生成している3種
類のブリンク周期信号を示した波形図、図21は図19
に示した出力生成ルールを論理回路で実現した場合の回
路図である。図22はRAMDAC4が内部に持つカラ
ーパレットを表形式で示した説明図である。なお、この
図19および図22では“00ann-1 ・・・・a
0 ”、“01bnn-1 ・・・・b0 ”、“10bn
n-1 ・・・・b0 ”、“11bnn-1 ・・・・b0
はいずれも2進数n+3ビットの値を表している。
【0042】次に動作について説明する。今、「温度異
常発生」、「圧力異常発生」、「速度異常発生」という
文字列をCRTディスプレイ1に表示し、それぞれの文
字列を、順に、高速ブリンク、中速ブリンク、低速ブリ
ンクさせる(ここでは、例として、順に、1秒周期、2
秒周期、3秒周期でブリンクさせる)場合を考える。ま
ず、CRTディスプレイ1上の「温度異常発生」、「圧
力異常発生」、「速度異常発生」の文字列が表示される
ピクセルに対応するフレ−ムバッファ2上の各アドレス
に、それぞれの文字列を表示する色の色データとブリン
クビットを書き込む。各ピクセルの色はn+1ビットで
表現されるものとし、下位n+1ビットにはそれぞれの
文字列の色データを書き込み、上位2ビットであるブリ
ンク用バッファ5には、高速ブリンクさせる「温度異常
発生」の文字列のピクセルに対応する部分に“11”
を、中速ブリンクさせる「圧力異常発生」の文字列のピ
クセルに対応する部分に“10”を、低速ブリンクさせ
る「速度異常発生」の文字列のピクセルに対応する部分
に“01”をそれぞれ書き込む。なお、ブリンクを行わ
ないピクセルについては“00”を書き込む。
【0043】フレ−ムバッファ2に書き込まれたデータ
の内、B0からBnまでの下位n+1ビットは読み出し
手段3の制御の下で読み出され、常にRAMDAC4に
直接出力されている。また、ブリンク用バッファ5とし
て機能しているB(n+2)とB(n+1)の上位2ビ
ットは、読み出し手段3の制御の下で読み出されてブリ
ンクビット変換手段7に入力され、このブリンクビット
変換手段7を経由してRAMDAC4に送り続けられて
いる。このとき、ブリンクビット変換手段7は図19に
示すような処理を実行し、ブリンクビットを変換・加工
してRAMDAC4に出力している。すなわち、各ピク
セルに対して、ブリンクビットが“00”ならばブリン
クビットの値“00”をそのままRAMDAC4へ出力
し、ブリンクビットが“01”、“10”または“1
1”ならば、ブリンクビット変換手段7の内部で生成し
ている、図20に示す低速、中速、高速の3種類のブリ
ンク周期信号(ここでは、3秒、2秒、1秒周期)に同
期して、低速ブリンクの場合には“00”と“01”と
を、中速ブリンクの場合には“00”と“10”とを、
高速ブリンクの場合には“00”と“11”とをそれぞ
れ交互に出力する。また、この図19に示した出力生成
ルールを論理回路で構成したものが図21の回路であ
る。なお、このブリンクビット変換手段7はLSI等に
よるハードウエアで実現される。
【0044】このブリンクビット変換手段7にて変換・
加工されたデータはRAMDAC4に送られ、RAMD
AC4はこのブリンクビット変換手段7からのブリンク
ビットのデータと、フレ−ムバッファ2のビットB0か
らBnまでの下位のn+1ビットから読み出されたデー
タを、図22に示す内部カラーパレットに従ってCRT
ディスプレイ1のデータフォーマットに変換し、それを
CRTディスプレイ1に出力する。CRTディスプレイ
1はRAMDAC4からのデータに従って表示をする
が、「温度異常発生」、「圧力異常発生」、「速度異常
発生」の文字列に対応するピクセルについては、それぞ
れのブリンク周期(高速、中速、低速)毎に、文字列点
灯時の色と背景色のデータが交互に送られてくるので、
「温度異常発生」、「圧力異常発生」、「速度異常発
生」の各文字列について、独立した3種類のブリンク周
期によってブリンクさせることが可能となる。
【0045】なお、この実施例3では、実施例2に示し
た表示装置に適用した場合について説明したが、実施例
1に示した表示装置に適用することも可能であり、上記
実施例と同様の効果を奏する。また、ブリンク用バッフ
ァ5のビット構成が2ビット構成であるものを示した
が、1ビット構成であってもよく、また、3ビット構
成、さらにはそれ以上のビット構成を持つものを用いれ
ば、より多くの種類のブリンク周期を混在させることが
可能となる。
【0046】実施例4.次に、この発明の実施例4を図
について説明する。図23は本実施例による表示装置を
示す構成図であり、相当部分には図16と同一符号を付
してその説明を省略する。図において、8は外部からブ
リンク周期を設定するためのブリンク周期設定手段であ
り、9はこのブリンク周期設定手段8によって設定され
たブリンク周期をもとにブリンクを実現するためのブリ
ンク周期信号を生成し、それをブリンクビット変換手段
7に通知するブリンク周期生成手段である。なお、ブリ
ンクビット変換手段7はこのブリンク周期生成手段9か
ら送られてくる信号に従って、フレームバッファ2内の
ブリンク用バッファ5から読み出されたブリンクビット
の変換・加工を行う。
【0047】また、図24はブリンク周期設定手段8に
より設定されたブリンク周期に従ってブリンク周期生成
手段9が生成するブリンクを実現するためのブリンク周
期信号を示した波形図である。図25はブリンクビット
変換手段7がRAMDAC4への出力を生成するときの
生成ルールを表形式で示した説明図であり、図26は図
25に示した出力生成ルールを論理回路で実現した場合
の回路図である。なお、この図25では“00an
n-1 ・・・・a0 ”、“01bnn-1 ・・・・b
0 ”、“10bnn-1 ・・・・b0 ”、“11bn
n-1 ・・・・b0 ”はいずれも2進数n+3ビットの値
を表しており、“X”はハイレベルおよびローレベルの
いずれでもよいことを示している。また、RAMDAC
4が内部に持つカラーパレットは、図22に示した実施
例3で用いたものと同じものである。
【0048】次に動作について説明する。この場合も、
実施例3の場合と同様に、「温度異常発生」、「圧力異
常発生」、「速度異常発生」という文字列をCRTディ
スプレイ1に表示し、それぞれの文字列を、順に、高速
ブリンク、中速ブリンク、低速ブリンクさせる(ここで
は、例として、順に、1秒周期、3秒周期、4秒周期で
ブリンクさせる)場合を考える。まず、ブリンク周期で
あるこの1秒、3秒、4秒という値をブリンク周期設定
手段8によりブリンク周期生成手段9に設定する。この
設定が終了すると、ブリンク周期生成手段9は図24に
示すような3種類のブリンク周期信号をブリンクビット
変換手段7に送り始める。次に、CRTディスプレイ1
上の「温度異常発生」、「圧力異常発生」、「速度異常
発生」の文字列が表示されるピクセルに対応するフレ−
ムバッファ2上の各アドレスにそれぞれの文字列を表示
する色の色データとブリンクビットを書き込む。各ピク
セルの色はn+1ビットで表現されるものとし、下位n
+1ビットにはそれぞれの文字列の色データを書き込
み、上位2ビットのブリンク用バッファ5には、高速ブ
リンクさせる「温度異常発生」の文字列のピクセルに対
応する部分に“11”を、中速ブリンクさせる「圧力異
常発生」の文字列のピクセルに対応する部分に“10”
を、低速ブリンクさせる「速度異常発生」の文字列のピ
クセルに対応する部分に“01”をそれぞれ書き込む。
なお、ブリンクを行わないピクセルについては“00”
を書き込む。
【0049】フレ−ムバッファ2に書き込まれたデータ
の内、B0〜Bnの下位n+1ビットは読み出し手段3
の制御の下で読み出され、常にRAMDAC4に直接出
力され、ブリンク用バッファ5として機能しているB
(n+2)とB(n+1)は、読み出し手段3の制御の
下で読み出されてブリンクビット変換手段7に入力さ
れ、このブリンクビット変換手段7を経由してRAMD
AC4に送り続けられている。このとき、ブリンクビッ
ト変換手段7は図25に示すような処理を行い、ブリン
クビットを変換・加工してRAMDAC4に出力してい
る。すなわち、各ピクセルに対して、ブリンクビットが
“00”ならばブリンクビットの値“00”をそのまま
RAMDAC4へ出力し、ブリンクビットが“01”、
“10”または“11”ならば、それぞれ、図24に示
す低速、中速、高速ブリンクのブリンク周期信号の値を
参照して、ブリンクビットが“01”の場合には低速ブ
リンクのブリンク周期信号がハイレベル(HIGH)の
とき“01”、ローレベル(LOW)のとき“00”
を、ブリンクビットが“10”の場合には中速ブリンク
のブリンク周期信号がハイレベルのとき“10”、ロー
レベルのとき“00”を、ブリンクビットが“11”の
場合には高速ブリンクのブリンク周期信号がハイレベル
のとき“11”、ローレベルのとき“00”をそれぞれ
出力する。また、この図25に示した出力生成ルールを
論理回路で構成したものが図26の回路である。なお、
このブリンクビット変換手段7はLSI等によるハード
ウエアで実現される。
【0050】このブリンクビット変換手段7にて変換・
加工されたデータはRAMDAC4に送られ、RAMD
AC4はこのブリンクビット変換手段7からのブリンク
ビットのデータと、フレ−ムバッファ2のビットB0か
らBnまでの下位のn+1ビットから読み出された色デ
ータを、図22に示す内部カラーパレットに従ってCR
Tディスプレイ1のデータフォーマットに変換し、それ
をCRTディスプレイ1に出力する。CRTディスプレ
イ1はRAMDAC4からのデータに従って表示をする
が、「温度異常発生」、「圧力異常発生」、「速度異常
発生」の文字列に対応するピクセルについては、それぞ
れブリンク周期設定手段8により設定されたブリンク周
期(高速、中速、低速)毎に、文字列点灯時の色と背景
色のデータが交互に送られてくるので、「温度異常発
生」、「圧力異常発生」、「速度異常発生」の各文字列
について、外部から設定された3種類のブリンク周期で
のブリンクが可能となる。
【0051】なお、この実施例4では、最初にブリンク
周期を設定する例を示したが、システム動作中に同様の
動作を行うことにより、システム動作中でのブリンク周
期の変更も可能である。
【0052】また、この実施例4では、実施例2に示し
た表示装置に適用した場合について説明したが、実施例
1に示した表示装置に適用することも可能であり、上記
実施例と同様の効果を奏する。さらに、ブリンク用バッ
ファ5のビット構成が2ビット構成であるものを示した
が、1ビット構成であってもよく、また、3ビット構
成、さらにはそれ以上のビット構成のものを持つものを
用れば、より多くの種類のブリンク周期を混在させるこ
とが可能となる。
【0053】実施例5.次に、この発明の実施例5を図
について説明する。図27は本実施例による表示装置を
示す構成図であり、相当部分には図16と同一符号を付
してその説明を省略する。図において、10は外部から
ブリンクパターンを設定するためのブリンクパターン設
定手段であり、11はこのブリンクパターン設定手段1
0によって設定されたブリンクパターンに従ってブリン
クを実現するための信号を生成してブリンクビット変換
手段7に通知するブリンクパターン生成手段である。な
お、ブリンクビット変換手段7はこのブリンクパターン
生成手段11から送られてくる信号に従って、フレーム
バッファ2内のブリンク用バッファ5から読み出された
ブリンクビットの変換・加工を行う。
【0054】また、図28はブリンクパターン設定手段
10により設定されたブリンクパターンに従ってブリン
クパターン生成手段11が生成するブリンクを実現する
ためのブリンク信号を示した波形図であり、図29はブ
リンクビット変換手段7がRAMDAC4への出力を生
成するときの生成ルールを表形式で示した説明図、図3
0は図29に示した出力生成ルールを論理回路で実現し
た場合の回路図である。なお、この図29では“00a
nn-1 ・・・・a0 ”、“01bnn-1 ・・・・b
0 ”、“10bnn-1 ・・・・b0 ”、“11bn
n-1 ・・・・b0 ”はいずれも2進数n+3ビットの値
を表しており、“X”はハイレベルおよびローレベルの
いずれでもよいことを示している。また、RAMDAC
4が内部に持つカラーパレットは、図22に示した実施
例3で用いたものと同じものである。
【0055】次に動作について説明する。この場合、実
施例3の場合と同様の「温度異常発生」、「圧力異常発
生」、「速度異常発生」という文字列をCRTディスプ
レイ1に表示する場合において、それぞれの文字列を、
ブリンクパターン#1、ブリンクパターン#2、ブリン
クパターン#3でブリンクさせる場合を考える。まず、
3種類のブリンクパターンをブリンクパターン設定手段
10によりブリンクパターン生成手段11に設定する。
この設定が終了すると、ブリンクパターン生成手段11
は図28に示すように設定された、3種類のブリンク信
号を繰り返しブリンクビット変換手段7に送り始める。
このブリンクパターン生成手段11はプログラマブルで
あるように構成され、ブリンクパターン設定手段10よ
り点灯と消灯との時間の比や点灯、消灯等の回数を自由
に設定できるようになっている。次に、CRTディスプ
レイ1上の「温度異常発生」、「圧力異常発生」、「速
度異常発生」の文字列が表示されるピクセルに対応する
フレ−ムバッファ2上の各アドレスに、それぞれの文字
列を表示する色の色データとブリンクビットを書き込
む。各ピクセルの色はn+1ビットで表現されるものと
し、下位n+1ビットにはそれぞれの文字列の色データ
を書き込み、上位2ビットのブリンク用バッファ5に
は、ブリンクパターン#1でブリンクさせる「温度異常
発生」の文字列のピクセルに対応する部分に“01”
を、ブリンクパターン#2でブリンクさせる「圧力異常
発生」の文字列のピクセルに対応する部分に“10”
を、ブリンクパターン#3でブリンクさせる「速度異常
発生」の文字列のピクセルに対応する部分に“11”を
それぞれ書き込む。なお、ブリンクを行わないピクセル
については“00”を書き込む。
【0056】フレ−ムバッファ2に書き込まれたデータ
の内、B0〜Bnの下位n+1ビットは読み出し手段3
の制御の下で読み出され、常にRAMDAC4に直接出
力され、ブリンク用バッファ5として機能しているB
(n+2)とB(n+1)は、読み出し手段3の制御の
下で読み出されてブリンクビット変換手段7に入力さ
れ、このブリンクビット変換手段7を経由してRAMD
AC4に送り続けられている。このとき、ブリンクビッ
ト変換手段7は図29に示すような処理を行い、ブリン
クビットを変換・加工してRAMDAC4に出力してい
る。すなわち、各ピクセルに対して、ブリンクビットが
“00”ならばブリンクビットの値“00”をそのまま
RAMDAC4へ出力し、ブリンクビットが“01”、
“10”または“11”ならば、それぞれ、図28に示
すブリンクパターン#1、ブリンクパターン#2または
ブリンクパターン#3のブリンク信号の値を参照して、
ブリンクビットが“01”の場合にはブリンクパターン
#1のブリンク信号がハイレベル(HIGH)のとき
“01”、ローレベル(LOW)のとき“00”を、ブ
リンクビットが“10”の場合にはブリンクパターン#
2のブリンク信号がハイレベルのとき“10”、ローレ
ベルのとき“00”を、ブリンクビットが“11”の場
合にはブリンクパターン#3のブリンク信号がハイレベ
ルのとき“11”、ローレベルのとき”00”をそれぞ
れ出力する。また、この図29に示した出力生成ルール
を論理回路で構成したものが図30の回路である。な
お、このブリンクビット変換手段7はLSI等によるハ
ードウエアで実現される。
【0057】このブリンクビット変換手段7にて変換・
加工されたデータはRAMDAC4に送られ、RAMD
AC4はこのブリンクビット変換手段7からのブリンク
ビットのデータと、フレ−ムバッファ2のビットB0か
らBnまでの下位のn+1ビットから読み出されたデー
タを、図22に示す内部カラーパレットに従ってCRT
ディスプレイ1のデータフォーマットに変換し、それを
CRTディスプレイ1に出力する。CRTディスプレイ
1はRAMDAC4からのデータに従って表示をする
が、「温度異常発生」、「圧力異常発生」、「速度異常
発生」の文字列に対応するピクセルについては、それぞ
れブリンクパターン設定手段10にて設定されたブリン
クパターン#1、ブリンクパターン#2、ブリンクパタ
ーン#3に応じて、文字列点灯時の色と背景色のデータ
が交互に送られてくるので、「温度異常発生」、「圧力
異常発生」、「速度異常発生」の各文字列について、外
部から設定した3種類のブリンクパターンによるブリン
クが可能となる。
【0058】なお、この実施例5では、最初にブリンク
パターンを設定する例を示したが、システム動作中に同
様の動作を行うことにより、システム動作中でのブリン
クパターンの変更も可能である。
【0059】また、この実施例5では、実施例2に示し
た表示装置に適用した場合について説明したが、実施例
1に示した表示装置に適用することも可能であり、上記
実施例と同様の効果を奏する。さらに、ブリンク用バッ
ファ5のビット構成が2ビット構成であるものを示した
が、1ビット構成であってもよく、また、3ビット構
成、さらにはそれ以上のビット構成を持つものを用いれ
ば、より多くの種類のブリンクパターンを混在させるこ
とが可能となる。
【0060】実施例6.次に、この発明の実施例6を図
について説明する。図31は本実施例による表示装置を
示す構成図であり、この実施例6は、前記実施例3〜5
でフレ−ムバッファ2内の上位2ビットの内容をブリン
クビットとして使用していたものを、ブリンクビットと
して使用するか通常のフレ−ムバッファ同様に色データ
の一部として使用するかを、外部より設定あるいは変更
可能としたものである。図において、12はフレ−ムバ
ッファ2内の上位2ビットをブリンクビットとして扱う
か通常の色データの一部として扱うかを、外部から設定
するためのブリンク有効無効設定手段であり、13はこ
のブリンク有効無効設定手段12によって設定された値
を保持し、ブリンクビット変換手段7にその情報を通知
するためのブリンク有効無効通知手段である。なお、他
の部分には図16の相当部分と同一符号を付してその説
明を省略する。
【0061】また、図32はブリンクビット変換手段7
がRAMDAC4への出力を生成するときの生成ルール
を表形式で示した説明図であり、同図(a)と(b)は
それぞれブリンクが有効である場合と無効である場合の
出力生成ルールを示している。図33はブリンクビット
変換手段7が内部で生成するブリンク周期信号を示した
波形図であり、図34は図32で示した出力生成ルール
を論理回路で実現した場合の回路図である。また、図3
5はRAMDAC4が内部に持つカラーパレットを表形
式で示した説明図であり、同図(a)はブリンクが有効
である場合のカラーパレット、同図(b)はブリンクが
無効の場合のカラーパレットを示している。この図32
および図35では“00ann-1 ・・・・a0 ”、
“01bnn-1 ・・・・b0 ”、“10bnn-1
・・・b0 ”、“11bnn-1 ・・・・b0 ”はいず
れも2進数n+3ビットの値を表している。
【0062】次に動作について説明する。図31に示し
た表示装置をブリンクを使用しないで通常の表示システ
ムとして使用する場合には、まず、ブリンク有効無効設
定手段12よりブリンク有効無効通知手段13に、ブリ
ンクが“無効=0”であると設定する。ブリンクが“無
効=0”であると設定されたブリンク有効無効通知手段
13は、その後、ブリンクビット変換手段7に対してブ
リンクが“無効=0”であることを通知する。CRTデ
ィスプレイ1に表示するためのフレ−ムバッファ2への
データの書き込みはその後に行われる。
【0063】ブリンクビット変換手段7は、読み出し手
段3の制御の下に、CRTディスプレイ1のラスタ走査
に同期してフレ−ムバッファ2から読み出されたブリン
クビットのデータを受け取り、それを加工してRAMD
AC4に出力する。その際、ブリンクが“無効=0”で
あることがブリンク有効無効通知手段13により知らさ
れているので、ブリンクビット変換手段7は図32
(b)に示す出力生成ルールに従ってフレームバッファ
2からのブリンクビットを加工する。すなわち、フレ−
ムバッファ2から受け取ったブリンクビットのデータを
色データと判断し、何の加工も施さないでそのままRA
MDAC4に出力する。このとき、RAMDAC4はこ
のブリンクビット変換手段7からの2ビットのデータと
ともに、フレ−ムバッファからn+1ビットの色データ
を直接受け取り、表示データであるn+3ビットを完成
して、それを図35(b)に示す内部のカラーパレット
によってCRTディスプレイ1のデータフォーマットに
変換し、CRTディスプレイ1に出力する。
【0064】一方、図31に示した表示装置でブリンク
を使用する場合には、まず、ブリンク有効無効設定手段
12よりブリンク有効無効通知手段13に、ブリンクが
“有効=1”であると設定する。ブリンクが“有効=
1”であると設定されたブリンク有効無効通知手段13
は、その後、ブリンクビット変換手段7に対してブリン
クが“有効=1”であることを通知する。CRTディス
プレイ1に表示するためのフレ−ムバッファ2へのデー
タの書き込みはその後に行われる。
【0065】ブリンクビット変換手段7は、読み出し手
段3の制御によってフレ−ムバッファ2から読み出され
たブリンクビットのデータを受け取り、それを加工して
RAMDAC4に出力する。その際、ブリンクが“有効
=1”であることがブリンク有効無効通知手段13によ
り知らされているので、ブリンクビット変換手段7は図
32(a)に示す出力生成ルールに従ってフレームバッ
ファ2からのブリンクビットを加工する。すなわち、各
ピクセルに対して、ブリンクビットが“00”ならばブ
リンクビットの値“00”をそのままRAMDAC4へ
出力し、ブリンクビットが“01”、“10”または
“11”ならば、それぞれ、図33に示す低速、中速、
高速ブリンクのブリンク周期信号に同期して、低速ブリ
ンクの場合には“00”と“01”を、中速ブリンクの
場合には“00”と“10”を、高速ブリンクの場合に
は“00”と“11”を交互に出力する。このとき、R
AMDAC4はこのブリンクビット変換手段7からの2
ビットのデータとともに、フレ−ムバッファからn+1
ビットの色データを直接受け取り、表示データであるn
+3ビットを完成して、それを図35(a)に示す内部
のカラーパレットによってCRTディスプレイ1のデー
タフォーマットに変換し、CRTディスプレイ1に出力
する。なお、このブリンクビット変換手段7はLSI等
によるハードウエアで実現される。
【0066】CRTディスプレイ1はこのRAMDAC
4からのデータを表示するが、ブリンク有効無効設定手
段12とブリンク有効無効通知手段13を設け、ブリン
クビット変換手段7が設定されたブリンクの有効/無効
に従ってブリンクビットの変換を行うようにしたので、
フレ−ムバッファ2を各ピクセル毎にn+3ビット準備
し、その内の2ビットをブリンクビットとして使用する
ような場合には、ブリンクを無効とした場合における2
n+3 種類の色の表示と、ブリンクを有効とした場合にお
ける2n+1 種類の色の表示プラス3種類のブリンク表示
のいずれを使用するかを自由に選択指定することが可能
となる。
【0067】なお、この実施例6では、最初にブリンク
ビットをブリンクビットとして使用するか色データの一
部として使用するかを設定する例を示したが、システム
動作中に同様の動作を行うことにより、システム動作中
での変更も可能である。
【0068】また、この実施例6では、実施例2に示し
た表示装置に適用した場合について説明したが、実施例
1に示した表示装置に適用することも可能であり、上記
実施例と同様の効果を奏する。さらに、ブリンクビット
として2ビット構成のものを用いた場合について示した
が、1ビット構成、さらには3ビット以上のビット構成
のものを用いることも可能である。
【0069】実施例7.次に、この発明の実施例7を図
について説明する。図36は本実施例による表示装置を
示す構成図である。図において、14はフレ−ムバッフ
ァ2のブリンク用バッファ5として使用されているビッ
トのさらに上位に付加されて、ブリンクさせる時の背景
色を指定するための背景色ビットを保持する背景色バッ
ファであり、この場合には、2ビット構成の背景色バッ
ファ14が用いられている。また、RAMDAC4は、
ブリンクビット変換手段7がブリンクデータを変換・加
工して生成したデータ、フレームバッファ2の下位のn
+1ビットより読み出されたピクセルの色データ、およ
び背景色バッファ14から読み出されたデータを、CR
Tディスプレイ1の入力データに変換してCRTディス
プレイ1に出力する点で、図16に同一符号を付したも
のとは異なっている。なお、その他の部分には図16の
相当部分と同一符号を付してその説明を省略する。
【0070】ここで、図37は前述のようなフレームバ
ッファ2の詳細を示すイメージ図である。各ピクセルに
ついて、B0からBnまでの下位n+1ビットはCRT
ディスプレイ1へ表示するピクセルの色データを保持す
るために使用されている。また、そのすぐ上位のB(n
+1)とB(n+2)の2ビットは、ピクセルをブリン
クさせるかさせないか、および、ブリンクをさせる場合
にはそのブリンクスピードを指定するブリンクデータを
保持するためのブリンク用バッファ5として機能してい
る。さらにその上位のB(n+3)とB(n+4)の2
ビット(網掛け部分)は、ブリンクを行うピクセルにつ
いて、どの背景色を使ってブリンクを行うかを指定する
背景色データを保持するための背景色バッファ14とし
て機能している。なお、この背景色バッファ14に格納
された情報は、ブリンクを行わないピクセルについては
色データの一部として使用される。
【0071】また、図38はブリンクビット変換手段7
がRAMDAC4への出力を生成する際のデータの生成
ルールを表形式で示した説明図、図39は背景色ビット
の設定と背景色との関係を表形式で示した説明図であ
り、図40はRAMDAC4が内部に持つカラーパレッ
トを表形式で示した説明図である。なお、この図38お
よび図40においては“an+4n+3 00ann-1
・・・a0 ”、“bn+4n+3 01bnn-1 ・・・・
0 ”、“bn+4n+3 10bnn-1 ・・・・b
0 ”、“bn+4n+3 11bnn-1 ・・・・b0 ”は
いずれも2進数n+5ビットの値を表している。
【0072】次に動作について説明する。ここでは、上
述した実施例3の場合と同様に、「温度異常発生」、
「圧力異常発生」、「速度異常発生」という文字列をC
RTディスプレイ1に表示し、それぞれの文字列を、順
に、高速ブリンク、中速ブリンク、低速ブリンクさせる
ものとし、さらにそれぞれのブリンクの背景色を、順
に、黒、黄、緑とする場合について説明する。まず、C
RTディスプレイ1上の「温度異常発生」、「圧力異常
発生」、「速度異常発生」の文字列が表示されるピクセ
ルに対応するフレ−ムバッファ2上の各アドレスにそれ
ぞれの文字列を表示する色の色データを書き込む。各ピ
クセルの色はn+1ビットで表現されるものとし、下位
n+1ビットにはそれぞれの文字列の色データを書き込
み、ブリンク用バッファ5であるその上位2ビットに
は、高速ブリンクさせる「温度異常発生」の文字列のピ
クセルに対応する部分に“11”を、中速ブリンクさせ
る「圧力異常発生」の文字列のピクセルに対応する部分
に“10”を、低速ブリンクさせる「速度異常発生」の
文字列のピクセルに対応する部分に“01”をそれぞれ
書き込む。なお、ブリンクを行わないピクセルについて
は“00”を書き込む。また、ブリンクさせるときの背
景色を選択するために、背景色バッファ14である最上
位の2ビットには、背景色ビットとして図39に示すコ
ードを記述する。ここでは、その一例として、背景色を
黒色でブリンクさせる「温度異常発生」の文字列のピク
セルに対応する部分には“00”を、背景色を黄色でブ
リンクさせる「圧力異常発生」の文字列のピクセルに対
応する部分には“01”を、背景色を緑色でブリンクさ
せる「速度異常発生」の文字列のピクセルに対応する部
分には“10”をそれぞれ書き込む。
【0073】フレ−ムバッファ2に書き込まれたデータ
の内、B0〜Bnの下位n+1ビットと、背景色バッフ
ァ14として機能している最上位のB(n+3)とB
(n+4)の2ビットは、それぞれ読み出し手段3の制
御の下で読み出されて、常にRAMDAC4に直接出力
されている。また、ブリンクバッファ5として機能して
いるB(n+2)とB(n+1)の2ビットは、読み出
し手段3の制御の下で読み出されてブリンクビット変換
手段7に入力され、このブリンクビット変換手段7を経
由してRAMDAC4に送り続けられている。このと
き、ブリンクビット変換手段7は図38に示すような処
理を行い、ブリンクビットを変換・加工してRAMDA
C4に出力している。なお、このブリンクビット変換手
段7による処理は実施例3の場合と同様であるためその
説明は省略する。また、当該ブリンクビット変換手段7
はLSI等によるハードウエアで実現される。
【0074】このブリンクビット変換手段7にて変換・
加工されたデータはRAMDAC4に送られ、RAMD
AC4はこのブリンクビット変換手段7からのブリンク
ビットのデータと、フレ−ムバッファ2のビットB0〜
Bnの下位n+1ビットから読み出されたデータ、およ
び背景色バッファ14から送られてきたデータを、図3
9に示す内部カラーパレットに従ってCRTディスプレ
イ1のデータフォーマットに変換し、それをCRTディ
スプレイ1に出力する。なお、背景色としては、背景色
ビットに2ビットを使用しているので4種類を設定する
ことが可能である。この実施例7の場合には図39に示
すように、背景色として、黒、黄、緑、青の4色を設定
可能としている。CRTディスプレイ1はRAMDAC
4からのデータに従って表示をするが、「温度異常発
生」、「圧力異常発生」、「速度異常発生」の文字列に
対応するピクセルについては、それぞれのブリンク周期
(高速、中速、低速)毎に、文字列点灯時の色と背景色
(黒、黄、緑)のデータとが交互に送られてくるので、
「温度異常発生」、「圧力異常発生」、「速度異常発
生」の各文字列について、独立した3種類のブリンク周
期により、独立した3種類の背景色を使ったブリンクが
可能となる。
【0075】なお、この実施例7では、実施例2に示し
た表示装置に適用した場合について説明したが、実施例
1に示した表示装置に適用することも可能であり、上記
実施例と同様の効果を奏する。さらに、ブリンク用バッ
ファ5および背景色バッファ14のビット構成が2ビッ
ト構成であるものを示したが、1ビット構成であっても
よく、また、3ビット構成、さらにはそれ以上のビット
構成を持つものを用いれば、より多くの種類のブリンク
パターンおよび背景色を混在させることが可能となる。
【0076】実施例8.なお、上記各実施例において
は、CRTディスプレイ1のベース画面に1つの画像を
表示する表示装置に適用した場合について説明したが、
CRTディスプレイ1のベース画面上に複数のウインド
ウを設定し、それらにそれぞれ異なる種類の画像を表示
するマルチウインドウ方式による表示装置に適用するこ
とも可能である。図41はそのようなマルチウインドウ
方式による表示装置のCRTディスプレイ1の画面表示
の一例を示す説明図である。図示の例では、ベース画
面、ウインドウ#1、ウインドウ#2には通常のブリン
クをしない表示を行い、ウインドウ#3には常にウイン
ドウ内のシンボルすべてをブリンクさせるような表示を
行うものを示している。実際のこのような例としては、
プラントの異常を通知するための専用のウインドウを設
け、そのウインドウに表示する異常メッセージ等は常に
ブリンクを行うというようなものが考えられる。
【0077】図42はこのようなマルチウインドウ方式
を採用する場合に必要となるフレ−ムバッファの一例を
示すイメージ図である。この実施例8では、各ウインド
ウ毎に個別にフレ−ムバッファを持つこととする。従っ
て、図41に示した表示を実現するためには、フレ−ム
バッファとして、図42(a)に示すベース画面用のフ
レ−ムバッファ15a、図42(b)に示すウインドウ
#1用のフレ−ムバッファ15b、図42(c)に示す
ウインドウ#2用のフレ−ムバッファ15c、および、
図42(d)に示すウインドウ#3用のフレ−ムバッフ
ァ15dを準備しておく必要がある。
【0078】図43はそのような発明の一実施例による
表示装置を示す構成図で、相当部分には図1と同一符号
を付してその説明を省略する。図において、15a〜1
5dはCRTディスプレイ1のベース画面および各ウイ
ンドウ対応に設けられたフレームバッファである。16
は読み出し手段3の制御の下に、CRTディスプレイ1
のラスタ走査に同期して各フレ−ムバッファ15a〜1
5dから読み出されたデータを合成するウインドウ合成
手段であり、17はこのウインドウ合成手段16によっ
て合成された表示データをブリンクを行うウインドウに
対してはブリンク周期に同期してブリンク表示を実現す
る表示データ変換手段17である。18は読み出し手段
3、ウインドウ合成手段16、表示データ変換手段17
にウインドウ位置情報を設定するためのウインドウ位置
情報設定手段であり、19は表示データ変換手段17に
ブリンクを行うウインドウを設定するためのブリンクウ
インドウ設定手段である。
【0079】また、図44は表示データ変換手段17が
RAMDAC4への出力を生成するときの生成ルールを
表形式で示した説明図であり、図45は表示データ変換
手段17が内部で生成しているブリンク周期信号を示す
波形図、図46は図44で示した出力生成ルールを論理
回路で実現した場合の回路図である。さらに、図47は
RAMDAC4が内部に持つカラーパレットを表形式で
示した説明図である。なお、この図44および図47で
は“ann-1 ・・・・a0 ”、“00・・・・0”は
いずれも2進数n+1ビットの値を表していおり、背景
色が“00・・・・0”で表される場合を示している。
【0080】次に動作について説明する。図43におい
て、まずウインドウ位置情報設定手段18により、表示
するウインドウに関する位置情報、すなわち、各ウイン
ドウのCRTディスプレイ1の画面上での座標と他ウイ
ンドウとの重なり具合を、読み出し手段3、ウインドウ
合成手段16、表示データ変換手段17に設定する。ま
た、ブリンクウインドウ設定手段21により、表示デー
タ変換手段17にブリンクを行うウインドウ、すなわ
ち、ウインドウ#3をブリンクさせることを設定する。
【0081】読み出し手段3はウインドウ位置情報設定
手段18によって設定されたウインドウの位置情報をも
とに、CRTディスプレイ1のラスタ走査に同期してフ
レ−ムバッファ15a〜15dからのデータの読み出し
の制御を行う。読み出し手段3の制御により読み出され
たデータはウインドウ合成手段16に入力され、ウイン
ドウ位置情報設定手段18にて設定されたウインドウ位
置情報に従って合成され、表示データ変換手段17に出
力される。表示データ変換手段17は、ウインドウ位置
情報設定手段18によって設定されたウインドウ位置情
報と、ブリンクウインドウ設定手段21によって設定さ
れた各ウインドウについてブリンクを行うか行わないか
のデータから、図44に示す出力生成ルールに従ってデ
ータの変換を行い、それをRAMDAC4に出力する。
すなわち、ブリンクを行わないウインドウ(ベース画
面、ウインドウ#1、ウインドウ#2)が表示されてい
るピクセルについては、入力されたデータをそのまま出
力する。一方、ブリンクを行うウインドウ(ウインドウ
#3)が表示されているピクセルについては、表示デー
タ変換手段17が内部で生成している図45に示した波
形によるブリンク周期信号に同期して、入力が“an
n-1 ・・・・a0 ”であれば“ann-1 ・・・・a
0 ”と“00・・・・0”とを交互に出力する。この図
44に示した出力生成ルールを論理回路図で実現したも
のが図46に示す回路であり、ビット0についてのみ記
述している。なお他のビット1〜ビットnについても同
様の回路となる。また、この表示データ変換手段17は
LSI等によるハードウエアで実現される。
【0082】この表示データ変換手段17によって変換
されたデータはRAMDAC4に送られ、RAMDAC
4はこの表示データ変換手段17からのデータを、図4
7に示す内部カラーパレットに従ってCRTディスプレ
イ1のデータフォーマットに変換し、それをCRTディ
スプレイ1に出力する。CRTディスプレイ1はRAM
DAC4からのデータを表示するが、ウインドウ#3が
表示されているピクセルについては、点灯時の色と背景
色のデータが交互に送られてくるので、ウインドウ#3
の画像のブリンク表示が可能となる。
【0083】なお、この実施例8では、最初にブリンク
を行うウインドウを設定する例を示したが、システム動
作中に同様の動作を行うことにより、システム動作中に
ブリンクを行うウインドウの設定あるいは変更も可能で
ある。
【0084】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、ブリンク用バッファから読み出された表示する
ピクセルをブリンクさせるか否かを選択するブリンクデ
ータと、フレ−ムバッファに読み出された表示するピク
セルの色データをブリンクビット生成手段に入力し、ブ
リンク用バッファからのデータがブリンク有りを示して
いるピクセルについてのみ、変換手段に送出している表
示データを、フレ−ムバッファからの当該ピクセルのシ
ンボル色と背景色とに周期的に切り換えるように構成し
たので、従来、使用方法によっては同時に表示可能な色
数に制限を受けていたものを、使用方法の如何にかかわ
らず、最大限の色数を表示可能としてブリンク表示を行
うことができる表示装置が得られる効果がある。
【0085】また、請求項2に記載の発明によれば、ブ
リンクビット変換手段がブリンクバッファから読み出さ
れたブリンクデータに基づいて生成したデータと、フレ
ームバッファから読み出されたピクセルの色データを変
換手段に入力し、ブリンクビット変換手段からのデータ
に従って表示部への表示色を、フレ−ムバッファからの
データによる当該ピクセルのシンボル色と背景色とに周
期的に切り換えるように構成したので、従来、使用方法
によっては同時に表示可能な色数に制限を受けていたも
のを、使用方法の如何にかかわらず、最大限の色数を表
示可能としてブリンク表示を行うことができる表示装置
が得られる効果がある。
【0086】また、請求項3に記載の発明によれば、ブ
リンク用バッファをフレ−ムバッファ内にその一部とし
て設けるように構成したので、ソフトウエアから見たと
き、別途ブリンク用バッファへデータを書き込む必要が
なくなり、フレ−ムバッファへのデータの書き込みのみ
でブリンクさせるシンボルの描画が可能となり、ブリン
クの設定があたかも色データを設定するのと同様に扱う
ことが可能となるため、ソフトウエアが単純化され、同
時に従来のソフトウエアインターフェースとの互換性、
および従来のソフトウエアの流用性が向上するなどの効
果がある。
【0087】また、請求項4に記載の発明によれば、ブ
リンク用バッファを複数のビットで形成するように構成
したので、ブリンクの有無ばかりでなく、ブリンクの周
期についても複数種類指定することが可能となり、同時
に複数のブリンク周期によるブリンクを同一画面内に混
在させることができる効果がある。
【0088】また、請求項5に記載の発明によれば、ブ
リンク周期設定手段によって外部よりブリンクの周期を
設定し、ブリンク周期生成手段にてその設定されたブリ
ンク周期からブリンク周期信号を生成し、それをブリン
クビット変換手段等に通知するように構成したので、ブ
リンク周期があらかじめ定められているもののみに固定
されることなく、外部から自由に設定あるいは変更する
ことが可能となる効果がある。
【0089】また、請求項6に記載の発明によれば、ブ
リンクパターン設定手段によって外部よりブリンクパタ
ーンを設定し、ブリンクパターン生成手段にてその設定
されたブリンクパターンからブリンク信号を生成し、そ
れをブリンクビット変換手段等に通知するように構成し
たので、ブリンクのパターン、すなわち、点灯時間と消
灯時間との比や、タイミング等があらかじめ定められて
いるもののみに固定されることなく、外部から自由に設
定あるいは変更することが可能となる効果がある。
【0090】また、請求項7に記載の発明によれば、ブ
リンク有効無効設定手段を設けて、ブリンク用バッファ
のブリンクビットの値を有効としてブリンクを行うか、
無効としてブリンクを行わないかを外部から設定するよ
うに構成したので、ブリンク用バッファのデータをブリ
ンクデータとして扱って該当ピクセルのブリンクを行う
か、ブリンク用バッファのデータを無視、もしくは通常
の色データとして扱ってそのブリンクを行わないかを、
外部から設定あるいは変更することが可能となり、同一
の表示装置でブリンクの使用と未使用との設定および切
り換えが可能になる効果がある。
【0091】また、請求項8に記載の発明によれば、さ
らに背景色バッファを設けて、ブリンク時の各ピクセル
について背景色を指定する背景色ビットを保持するよう
に構成したので、ブリンクを実行する際の背景色が1色
に固定されることなく、ピクセル単位で設定あるいは変
更することが可能になる効果がある。
【0092】また、請求項9に記載の発明によれば、ブ
リンクウインドウ設定手段を設けて各ウインドウ毎にブ
リンクを行うか否かを外部から設定し、フレームバッフ
ァから読み出された各ウインドウの表示データをウイン
ドウ合成手段で合成し、合成された表示データを、ブリ
ンクするウインドウに関しては表示データ変換手段で周
期的に、シンボルの色データと背景色とに変換するよう
に構成したので、表示部にマルチウインドウ表示をする
場合に、ウインドウ単位でのブリンクの有無を外部より
設定あるいは変更することが可能な表示装置が得られる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による表示装置を示す構
成図である。
【図2】 上記実施例で使用されるフレ−ムバッファと
ブリンク用バッファを示すイメージ図である。
【図3】 上記実施例における表示部への文字の表示例
を示す説明図である。
【図4】 上記実施例におけるフレ−ムバッファとブリ
ンク用バッファに図3に示す文字を書き込んだときの様
子を示す説明図である。
【図5】 上記実施例におけるブリンク生成手段の出力
の生成ルールを示す説明図である。
【図6】 上記実施例におけるブリンク生成手段が生成
するブリンク周期信号を示す波形図である。
【図7】 図5に示した出力生成ルールを論理回路で実
現した場合の回路図である。
【図8】 上記実施例におけるRAMDAC内部のカラ
ーパレットを示す説明図である。
【図9】 この発明の実施例2による表示装置を示す構
成図である。
【図10】 上記実施例で使用されるフレ−ムバッファ
を示すイメージ図である。
【図11】 上記実施例におけるフレ−ムバッファに図
3に示す文字を書き込んだときの様子を示す説明図であ
る。
【図12】 上記実施例におけるブリンクビット変換手
段の出力の生成ルールを示す説明図である。
【図13】 上記実施例におけるブリンクビット変換手
段が生成するブリンク周期信号を示す波形図である。
【図14】 図12に示した出力生成ルールを論理回路
で実現した場合の回路図である。
【図15】 上記実施例におけるRAMDAC内部のカ
ラーパレットを示す説明図である。
【図16】 この発明の実施例3による表示装置を示す
構成図である。
【図17】 上記実施例で使用されるフレ−ムバッファ
を示すイメージ図である。
【図18】 上記実施例におけるブリンクビットの意味
を示す説明図である。
【図19】 上記実施例におけるブリンクビット変換手
段の出力の生成ルールを示す説明図である。
【図20】 上記実施例におけるブリンクビット変換手
段が生成するブリンク周期信号を示す波形図である。
【図21】 図19に示した出力生成ルールを論理回路
で実現した場合の回路図である。
【図22】 上記実施例におけるRAMDAC内部のカ
ラーパレットを示す説明図である。
【図23】 この発明の実施例4による表示装置を示す
構成図である。
【図24】 上記実施例におけるブリンク周期生成手段
が生成するブリンク周期信号を示す波形図である。
【図25】 上記実施例におけるブリンクビット変換手
段の出力の生成ルールを示す説明図である。
【図26】 図25に示した出力生成ルールを論理回路
で実現した場合の回路図である。
【図27】 この発明の実施例5による表示装置を示す
構成図である。
【図28】 上記実施例におけるブリンクパターン生成
手段が生成するブリンク信号を示す波形図である。
【図29】 上記実施例におけるブリンクビット変換手
段の出力の生成ルールを示す説明図である。
【図30】 図29に示した出力生成ルールを論理回路
で実現した場合の回路図である。
【図31】 この発明の実施例6による表示装置を示す
構成図である。
【図32】 上記実施例におけるブリンクビット変換手
段の出力の生成ルールを示す説明図である。
【図33】 上記実施例におけるブリンクビット変換手
段が生成するブリンク周期信号を示す波形図である。
【図34】 図32に示した出力生成ルールを論理回路
で実現した場合の回路図である。
【図35】 上記実施例におけるRAMDAC内部のカ
ラーパレットを示す説明図である。
【図36】 この発明の実施例7による表示装置を示す
構成図である。
【図37】 上記実施例で使用されるフレ−ムバッファ
を示すイメージ図である。
【図38】 上記実施例におけるブリンクビット変換手
段の出力の生成ルールを示す説明図である。
【図39】 上記実施例における背景色ビットの意味を
示す説明図である。
【図40】 上記実施例におけるRAMDAC内部のカ
ラーパレットを示す説明図である。
【図41】 この発明の実施例8による表示装置でのマ
ルチウインドウの表示例を示す説明図である。
【図42】 上記実施例で使用されるフレ−ムバッファ
を示すイメージ図である。
【図43】 上記実施例における表示装置の全体構成を
示す構成図である。
【図44】 上記実施例における表示データ変換手段の
出力の生成ルールを示す説明図である。
【図45】 上記実施例における表示データ変換手段が
生成するブリンク周期信号を示す波形図である。
【図46】 図44に示した出力生成ルールを論理回路
で実現した場合の回路図である。
【図47】 上記実施例におけるRAMDAC内部のカ
ラーパレットを示す説明図である。
【図48】 一般的な表示装置の全体構成を示す構成図
である。
【図49】 一般的な表示装置の表示部上での描画イメ
ージを示す説明図である。
【図50】 一般的な表示装置で使用されるフレ−ムバ
ッファを示すイメージ図である。
【図51】 従来の表示装置の全体構成を示す構成図で
ある。
【図52】 従来の表示装置の論理/テーブル回路の詳
細を示す構成図である。
【符号の説明】
1 表示部(CRTディスプレイ)、2 フレ−ムバッ
ファ、4 変換手段(RAMDAC)、5 ブリンク用
バッファ、6 ブリンク生成手段、7 ブリンクビット
変換手段、8 ブリンク周期設定手段、9 ブリンク周
期生成手段、10 ブリンクパターン設定手段、11
ブリンクパターン生成手段、12 ブリンク有効無効設
定手段、13 ブリンク有効無効通知手段、14 背景
色バッファ、15a〜15d フレ−ムバッファ、16
ウインドウ合成手段、17 表示データ変換手段、1
8 ウインドウ位置情報設定手段、19 ブリンクウイ
ンドウ設定手段。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の表示が行われる表示部と、前記表
    示部に表示するピクセルの色データを保存するフレ−ム
    バッファと、前記表示部に表示するピクセルをブリンク
    させるか否かを選択するブリンクデータを保持するブリ
    ンク用バッファと、前記フレ−ムバッファとブリンク用
    バッファからのデータに基づいて、前記表示部の該当ピ
    クセルの表示色を指定するデータを生成するブリンク生
    成手段と、 前記ブリンク生成手段からのデータを変換
    して、前記表示部の入力データを生成する変換手段とを
    備えた表示装置。
  2. 【請求項2】 画像の表示が行われる表示部と、前記表
    示部に表示するピクセルの色データを保存するフレ−ム
    バッファと、前記表示部に表示するピクセルをブリンク
    させるか否かを選択するブリンクデータを保持するブリ
    ンク用バッファと、前記ブリンク用バッファからのブリ
    ンクデータに基づいて、前記表示部に表示する該当ピク
    セルの表示色を切り換えるためのデータを生成するブリ
    ンクビット変換手段と、前記フレームバッファおよびブ
    リンクビット変換手段からのデータを変換して、前記表
    示部の入力データを生成する変換手段とを備えた表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記表示部に表示するピクセルをブリン
    クさせるか否かを選択するブリンクデータを保持するブ
    リンク用バッファを、前記表示部に表示するピクセルの
    色データを保存するフレ−ムバッファ内にその一部とし
    て設けたことを可能とすることを特長とする請求項1ま
    たは2に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示部に表示するピクセルをブリン
    クさせるか否かを選択するブリンクデータを保持するブ
    リンク用バッファのビット構成を複数ビット構成とした
    ことを特長とする請求項1または2に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示部に表示するピクセルをブリン
    クさせるブリンク周期を外部から設定するためのブリン
    ク周期設定手段と、前記ブリンク周期設定手段によって
    設定されたブリンク周期からブリンク周期信号を生成し
    て、前記ブリンク生成手段もしくはブリンクビット変換
    手段に通知するブリンク周期生成手段とを設けたことを
    特長とする請求項1または2に記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示部に表示するピクセルをブリン
    クさせるブリンクパターンを外部から設定するためのブ
    リンクパターン設定手段と、前記ブリンクパターン設定
    手段によって設定されたブリンクパターンからブリンク
    パターン信号を生成して、前記ブリンク生成手段もしく
    はブリンクビット変換手段に通知するブリンクパターン
    生成手段とを設けたことを特長とする請求項1または第
    2に記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記表示部に表示するピクセルをブリン
    クさせるためのブリンクビットの値を有効としてブリン
    クを行うか、無効としてブリンクを行わないかを外部か
    ら設定するブリンク有効無効設定手段と、前記ブリンク
    有効無効設定手段によって設定された前記ブリンクの有
    効/無効を示す情報を、前記ブリンク生成手段もしくは
    ブリンクビット変換手段に通知するブリンク有効無効通
    知手段とを設けたことを特長とする請求項1または第2
    に記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記表示部に表示するピクセルをブリン
    クさせるときの背景色を指定する背景色ビットを保持す
    るための背景色バッファを設けたことを特長とする請求
    項1または第2に記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 画像の表示がウインドウ単位で行われる
    表示部と、前記表示部に表示するピクセルの色データを
    前記ウインドウ毎に保存するフレ−ムバッファと、前記
    ウインドウの前記表示部の画面上での位置情報を設定す
    るウインドウ位置情報設定手段と、前記各ウインドウ用
    のフレ−ムバッファからのデータを合成するウインドウ
    合成手段と、前記ウインドウ単位でブリンクを行うか行
    わないかを外部から設定するためのブリンクウインドウ
    設定手段と、前記ウインドウ設定手段にてブリンクを行
    うと設定されたウインドウに対しては、その表示データ
    を周期的に背景色に変換する表示データ変換手段と、前
    記表示データ変換手段からのデータを変換して、前記表
    示部の入力データを生成する変換手段とを備えた表示装
    置。
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