JPH0410126A

JPH0410126A - 表示制御装置

Info

Publication number: JPH0410126A
Application number: JP2114740A
Authority: JP
Inventors: Suketsugu Osaki; 大崎　祐嗣
Original assignee: NEC Home Electronics Ltd; Nippon Electric Co Ltd
Current assignee: NEC Home Electronics Ltd; NEC Corp
Priority date: 1990-04-27
Filing date: 1990-04-27
Publication date: 1992-01-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野〕本発明は、表示装置に表示する表示データを出力する表
示制御装置に関する。

〔従来の技術〕

パーソナルコンピュータ（パソコン）は、当机カラーＣ
ＲＴを表示装置とした、いわゆるデスクトップ型の機種
が普及していた。そして、近年は、半導体デバイス、液
晶技術等の著しい進歩、発展によって、パソコンの小型
、軽量化が図られ、デスクトップマシンとソフトウェア
（ソフト）の互換性を備えるとともに、階調液晶表示装
置を搭載したランプトップパソコンまたはノート型パソ
コンが開発され、急速に普及してきている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、現在のパソコン用ソフトは、デスクトップマシ
ンが最初に普及したため、大半がカラーＣＲＴにカラー
表示することを前提としている。

このため、前記したラップトツブパソコンまたはノート
型パソコンは、液晶表示装置における表示が、カラーＣ
ＲＴにおける表示色に対応した、単色による８階調以上
の表示としているため、液晶画面に表示したデータが見
にくくなる。特に、大半のいわゆるビジネスソフトは、
背景色を黒または白としており、背景色が黒である場合
に、階調にあまり差がない青や赤の文字が見にくく、ま
た背景色が白であると、黄やシアンの文字が見に（いと
いう問題がある。

そこで、一部には、例えば１６ｗｔ調の表示モードによ
って表示するソフトにおいて、これを８．４．２階調モ
ードにするなど、２の整数分の１の複数の階調モードを
もたせることにより改善を図っていた。しかし、この場
合にも、文字の見やすさの改善効果は小さく、白を背景
色として０る・ソフトでは黒以外の色文字が見にくくな
る。しかも、図形等のグラフィ、り表示においても文字
と同し階調となるため、グラフインク表示がかえって見
にくくなる欠点がある。

本発明は、前記従来技術の欠点を解消するためになされ
たもので、階調表示をする表示装置にカラーソフトの文
字を鮮明に表示することができる表示制御装置を提供す
ることを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するために、本発明に係る表示制御装
置は、グラフインクビデオランダムアクセスメモリと文
字ビデオランダムアクセスメモリとに格納してある８階
調以上の表示情報に基づいて、８階調以上の表示能力を
有する表示装置に表示データを出力する表示制御装置に
おいて、前記文字ビデオランダムアクセスメモリからの
表示情報を３階調の表示データに変換するデータ変換器
と、前記文字ビデオランダムアクセスメモリからの８階
調の表示データと前記データ変換器からの３階調の表示
データとが入力するとともに、与えられた選択信号に基
づいて、いずれか一方の表示データを出力するデータ選
択器と、このデータ選択器の出力データと前記グラフィ
ックビデオランダムアクセスメモリからの表示データと
を合成する合成器とを有することを特徴としている。

［作用］上記の如く構成した本発明は、階調表示をする表示装置
に文字を表示する場合、文字ビデオランダムアクセスメ
モリからの例えば８階調の表示情報を、データ変換器が
最も明るい色（例えば白）と、最も暗い色（例えば黒）
と、これらの中間の明るさの色との３階調の表示データ
に変換する。

このため、階調表示をする表示装置には、例えば背景色
が黒である場合に、白色または白と黒の中間の灰色の文
字が表示され、背景色が白である場合には、異色と灰色
との文字が表示され、背景色と文字との明暗がはっきり
して文字の見にくさを解消することができる。

一方、グラフインクビデオランダムアクセスメモリから
のグラフインク表示情報は、前記データ変換器を介さな
いため、常に８階調によって表示される。例えば、図形
等のグラフインクデータと文字データとを同時に表示す
る場合、文字は３階調で表示されるが、グラフインクは
８階調のままで表示され、グラフインク表示部における
本来の視覚情報を損なうことがない。

さらには、文字の表示データは、データ選択器によって
３階調表示と８階調表示とを自由に選択して表示でき、
使用者の好みもしくは必要度によって選択可能である。

［実施例］本発明の表示制御装置の好ましい実施例を、添付図面に
従って詳説する。

第１図は、本発明の実施例に係る表示制御装置のブロッ
ク図である。

第１図において、表示制御装置１０は、コントローラ１
２から書込信号と読出信号とを受けるグラフィックビデ
オランダムアクセスメモリ（グラフィックＶＲＡＭ）１
４と文字ビデオランダムアクセスメモリ（文字ＶＲＡＭ
）１６とか設けである。

グラフィックＶＲＡＭ１４は、表示装置に表示させたい
図形情報（グラフィック情報）がコントローラ１２によ
って書き込まれる。そして、文字ＶＲＡＭ１６には、表
示装置に表示させたい文字の情報が書き込まれる。

また、グラフィックＶＲＡＭ１４と文字ＶＲＡＭ１６と
には、これらのメモリからの情報を表示信号に変換する
信号変換器１８．２０が接続してある。そして、信号変
換器２０の出力側には、信号変換器２０が出力した８階
調の表示信号を３階調の表示信号に変換するデータ変換
器としてのデコーダ２２が接続してある。また、デコー
ダ２２の出力側には、データ選択器であるセレクタ２４
が接続してある。このセレクタ２４は、デコーダ２２の
出力信号を受けるとともに、信号変換器２０の出力信号
を受け、コントローラ１２からの選択信号に基づいて、
信号変換器２０が出力した８階調表示信号とデコーダ２
２が出力した３階調表示信号とのいずれかを合成器２６
に送出する。

合成器２６は、信号変換器１８が出力したグラフィック
表示データとセレクタ２４が出力した文字表示データと
を合成し、表示装置である液晶デイスプレィ２８に出力
して表示させる。

上記の如く構成した実施例による８階調表示の３階調表
示への変換は、次のとおりである。

コントローラ１２は、図示しないキーボードから入力さ
れた情報や、ソフトに格納してある情報に基づき、液晶
デイスプレィ２８に表示すべきグラフィック情報、すな
わちドツトパターンの情報と、各ドツト毎の表示色の情
報とをグラフィックＶＲＡＭ１４に書き込むとともに、
液晶デイスプレィ２８に表示する文字のコードとこの文
字の表示色の情報とを文字ＶＲＡＭ１６に書き込む。ま
た、コントローラ１２は、グラフインクＶＲＡＭ１４と
文字ＶＲＡＭ１６とに書き込んだ情報を読み出し、これ
らの情報を信号変換器１８．２０に送出する。

信号変換器１８は、グラフィックＶＲＡＭ１４からの情
報に基づき、ドアドパターンとドツト毎の表示色に対応
した８段階の階調データとを合成器２６に出力する。一
方、信号変換器２０は、文字ＶＲＡＭ１６から情報が入
力してくると、この情報によって指定された文字パター
ンを作成するとともに、文字の表示色に対応した８段階
の表示階調を指定し、デコーダ２２とセレクタ２４とに
出力する。そして、デコーダ２２は、信号変換器２０か
ら入力してきた８段階の表示階調を３階調に変換してセ
レクタ２４に出力する。

すなわち、文字ＶＲＡＭ１６には、液晶デイスプレィ２
８に表示する各文字について、第２図に示したように左
側の欄に示した８つの表示色に対応して、８段階の表示
階調データとがコントロラＩ２によって書き込まれてい
る。そして、信号変換器２０は、コントローラ】２が文
字ＶＲＡＭ１６から読み出したデータが入力してくると
、文字コードに対応した文字パターンと、各文字の表示
色に対応した第２図の中央の欄に示した８段階の濃淡の
いずれかの階調とを、デコーダ２２とセレクタ２４とに
出力する。

デコーダ２２は、信号変換器２０から８段階の階調デー
タが入力してくると、こらを第２図の右欄のように３階
調のデータにしてセレクタ２４に送出する。そして、セ
レクタ２４は、コントローラ１２から選択信号が入力し
てくると、その選択信号に応して８階調表示データまた
は３階調表示データを合成器２６に出力する。

選択信号が３階調の場合、セレクタ２４は、３階調の文
字表示データを合成器２６に出力し、合成器２６が信号
変換器１８からの８階調グラフィックデータとセレクタ
２４からの３階調の文字表示データとを合成し、液晶デ
イスプレィ２８に出力する。そして、液晶デイスプレィ
２８には、文字は第３図の右欄に示したように、また、
グラフィックは第３図の中央欄に示したように、表示色
のそれぞれに対応した階調をもって表示される。

従って、文字は例えば、白、黒、灰色の３階調によって
表示され、グラフインクは本来の８階調によって表示さ
れる。

また、前記のセレクタ２４の選択信号が８階調の場合は
、セレクタ２４は本来の８階調の文字表示データを出力
し、液晶デイスプレィ２８には文字およびグラフインク
が本来の８階調で表示される。

このように、本実施例においては、文字部において、最
も明るい色と最も暗い色とこれらの中間の明るさの色と
によって表示するため、液晶デイスプレィ２８に表示さ
れた文字の背景に対する明暗がはっきりし、極めて見や
すくなる。また、グラフイック部においては、グラフィ
ックデータを本来の８階調の表示をもってグラフィック
表示するため、グラフィック表示が見にくくなることを
避けることができ、グラフィック表示の有する視覚情報
を損なうことがない。

なお、前記実施例においては、８階調表示を３階調表示
に変換する場合について説明したが、１６６階調示を同
様にして３階調表示に変換することができる６〔発明の効果〕以上に説明したように、本発明によれば、階調表示をす
る表示装置に文字を表示する場合、文字ＶＲＡＭからの
例えば８階調の表示情報を、データ変換器が最も明るい
色（例えば白）と、最も暗い色（例えば！４．）と、こ
れらの中間の明るさの色との３階調の表示データに変換
する。このため、階調表示をする表示装置には、例えば
背景色が黒である場合に、白色または白と黒の中間の灰
色の文字が表示され、背景色が白である場合には、黒色
と灰色との文字が表示され、背景色と文字との明暗がは
っきりして文字の見にくさを解消することができる。

しかも、グラフや図形等のグラフインクを表示する際に
、グラフィ、り本来の８階調以上をもって表示すること
により、グラフインク表示が見にくくなるのを避けるこ
とかでき、本来の視覚情報を損なうことがない。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明の実施例に係る表示制御装置のブロック
図、第２図は文字の表示色と階調データとの対応を示す
図、第３図は文字の表示色と表示階調との関係を示す図
である。１０　　　表示制御装置、１２　−コントローラ、１４
　　グラフィ、りＶ　ＲＡ　Ｍ、１６−　文字ＶＲＡＭ
、２２　　データ変換器（デコーダ）、２４　　データ
選択器（セレクタ）、２８　一液晶デイスプレィ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）グラフィックビデオランダムアクセスメモリと文
字ビデオランダムアクセスメモリとに格納してある８階
調以上の表示情報に基づいて、８階調以上の表示能力を
有する表示装置に表示データを出力する表示制御装置に
おいて、前記文字ビデオランダムアクセスメモリからの
表示情報を３階調の表示データに変換するデータ変換器
と、前記文字ビデオランダムアクセスメモリからの８階
調の表示データと前記データ変換器からの３階調の表示
データとが入力するとともに、与えられた選択信号に基
づいて、いずれか一方の表示データを出力するデータ選
択器とを有することを特徴とする表示制御装置。