JPH0844250A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JPH0844250A
JPH0844250A JP6182133A JP18213394A JPH0844250A JP H0844250 A JPH0844250 A JP H0844250A JP 6182133 A JP6182133 A JP 6182133A JP 18213394 A JP18213394 A JP 18213394A JP H0844250 A JPH0844250 A JP H0844250A
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control unit
command
unit
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cassette
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Yoji Serizawa
洋司 芹澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各機能ユニット間で、制御時間の誤差を抑え
ると共に、授受する情報の密度を向上させた画像形成装
置及びその制御方法を提供する。 【構成】 エンジン制御部102内の機内通信制御部1
11と高圧制御部105、両面搬送制御部109及びオ
プションカセット制御部110との間でやり取りされる
コマンド/ステータスの内容の内、両面ユニットとオプ
ションカセットへのコマンドに共通する駆動制御ビット
2〜0を設けることにより、搬送制御での駆動/停止の
通信時間による誤差を最小限にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置内部の機能ユニッ
トや脱着可能なオプション給送装置と、装置内部の制御
ユニットとの間でコマンド/ステータスの送受信を行
い、画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置では、ホストコンピ
ュータ等から受信した画像データを、ビットマップデー
タに展開して印字可能な情報にするプリンタコントロー
ラと、プリンタコントローラからのコマンド等に基づき
プリンタ内部の各機能ユニットを制御するエンジン制御
部と、プリンタ内部の各機能を実行する各機能ユニット
で構成されている。
【0003】図14は、エンジン制御部と、各機能ユニ
ットとの通信プロトコルを示す図である。各機能ユニッ
トは、固有のIDNo.を有し、ここで、0:両面搬送
制御部、1:オプションカセット制御部、2:高圧制御
部に設定されている。ここで、各ユニットとの通信は、
各ID毎に図15に示すようなコマンド/ステータスの
やりとりを行いながら時分割で制御される。各機能ユニ
ットに対する通信内容は図15に示すように、データの
最初にIDNo.を送信し、更にコマンド又はステータ
スのデータを送信する、シリアル通信の形態をとってい
る。この具体的な方法は、調歩同期式でもクロック同期
式でもどちらでもかまわない。そして、データの最終ビ
ットはパリティビットになっている。
【0004】図16は、両面搬送制御部に対するコマン
ドとステータスの内容を示す図であり、図17はオプシ
ョンカセット制御部に対するコマンドとステータスの内
容を示す図である。
【0005】図16に示すように、エンジン制御部から
両面搬送制御部へのコマンドは両面搬送制御部をハード
リセットするリセット信号、両面ファンモータのON/
OFFを制御する信号、反転モータの駆動/停止を制御
する信号、反転モータの正転/逆転を制御する信号、両
面搬送モータの駆動/停止を制御する信号、両面と本体
排紙部との搬送切り換えをするためのフラッパの切り換
え信号、エンジン制御部と両面搬送制御部とのハンドシ
ェーク信号であるウォッチドグパルス信号から構成され
ている。
【0006】また、両面搬送制御部からエンジン制御部
へのステータスは両面ファンモータのレディ信号、両面
搬送モータのレディ信号、反転モータのレディ信号、反
転センサの紙有無信号、再給紙センサの紙有無信号、エ
ンジン制御部からウォッチドグパルスに追従して出力さ
れるウォッチドグパルス信号から構成されている。
【0007】一方、図17に示すように、オプションカ
セット制御部へのコマンドはハードリセット信号、オプ
ションカセット給紙モータの駆動/停止信号、オプショ
ン給紙モータの高速/低速駆動制御信号、エンジン制御
部とオプションカセット制御部とのハンドシェーク信号
であるウォッチドグパルス信号から構成されている。ま
た、オプションカセット制御部からエンジン制御部への
ステータスはカセットサイズ信号3bitとオプション
カセット内の紙有無信号、オプションカセットからエン
ジン制御部へのウォッチドグ返答信号である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、両面搬送ローラは両面ユニットの搬送モータ
によって駆動され、オプションカセットから給紙する場
合には、用紙は両面搬送ローラを通過するため、両面ユ
ニットの搬送モータは、オプションカセットから給紙す
る場合にも駆動しなければならなかった。この時、時分
割の通信制御では、両面搬送ローラの駆動/停止と、オ
プションカセット給紙ローラの駆動/停止のタイミング
に時間的差が生じていた。つまり、両面搬送ユニットに
対する停止コマンドと、オプションカセットに対する停
止コマンドとの出力に時間差があるため、用紙搬送性に
悪影響を与える危険性があった。
【0009】また、コマンドやステータスの各ビットの
内容は1つのビットに1つの意味を持っているため、カ
セットサイズのバリエーションなどが増えてくると、通
信の構成ビットが増大し、送信する情報も限られ、また
構成ビットを増やすとハードウェアの負担が増加すると
いう欠点もあった。
【0010】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、各機能ユニット間で、制御時間の誤差を抑
えると共に、授受する情報の密度を向上させた画像形成
装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像形成装置は以下の構成を備える。
【0012】即ち、装置内部の各機能を実行する複数の
機能ユニットと、各機能ユニットとの間で、時分割のコ
マンド或いはステータスを授受する授受手段と、前記授
受手段により少なくとも2つの機能ユニットを同時に制
御する制御手段とを備える。
【0013】また、本発明による画像形成装置の制御方
法は以下の工程を有する。
【0014】即ち、装置内部の各機能を実行する複数の
機能ユニットを備える画像形成装置の制御方法であっ
て、、各機能ユニットとの間で、時分割のコマンド或い
はステータスを授受する授受工程と、前記授受工程によ
り少なくとも2つの機能ユニットを同時に制御する制御
工程とを有する。
【0015】
【作用】かかる構成において、装置内部の各機能を実行
する複数の機能ユニットとの間で、時分割のコマンド或
いはステータスを授受し、少なくとも2つの機能ユニッ
トを同時に制御するように動作する。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明に係る好適
な一実施例を詳細に説明する。
【0017】図1は、実施例におけるプリンタ機構部を
示す断面図である。同図において、1は静電潜像を形成
するための感光体ドラムである。2は感光体ドラム1を
一様に帯電するための帯電ローラである。3は後述する
レーザビームを感光ドラム1上に走査するための光学ユ
ニットである。4は光学ユニット3により発せられたレ
ーザビームである。5はレーザビームにより感光ドラム
1上に形成された静電潜像をトナーにて現像するための
現像器である。6は感光体ドラム1上のトナー像を所定
の用紙に転写する転写ローラ帯電器である。7は用紙上
のトナーを溶融して用紙に定着させる定着器である。8
は定着された用紙を機外に排出する排出ローラである。
9は用紙サイズ不定の用紙を印字するMPトレイの給紙
ローラである。11は用紙サイズを検出するためのサイ
ズセンサである。12は用紙先端を検出するためのレジ
ストセンサである。13は定着器7を用紙が抜けたこと
を検出する排出センサである。14は用紙サイズがあら
かじめわかるカセットの給紙ローラである。15は用紙
を積載しておく用紙カセットである。
【0018】以上がプリンタ本体の構成である。次に本
体に脱着可能なオプションカセット給送ユニットと両面
搬送ユニットの構成について説明する。
【0019】24はオプションカセットの給紙ローラで
ある。23はオプションカセットの用紙カセットであ
る。16は両面搬送ユニット内部にある排紙用紙を本体
側排紙部に排出するか、両面ユニット側に排出するかを
制御するための排紙フラッパである。17は排紙フラッ
パ16によって両面側に排出されてきた用紙を、図中A
方向に回転させて所定量用紙を搬送した後、B方向に逆
転させて用紙を両面ユニット搬送路へと搬送させること
により、両面印字を可能とするための反転ローラであ
る。18はその反転のタイミングを検出するための反転
センサである。19は用紙を両面ユニットの所定位置ま
で搬送する両面搬送ローラである。20は一旦所定位置
まで搬送された用紙を、本体側の要求に基づいて再度本
体側の搬送路へ送り込む再給紙ローラである。21は所
定の停止位置を認識するための再給紙センサである。そ
して、25は両面搬送制御部により駆動される両面搬送
ローラであり、このローラはオプションカセットからの
用紙搬送の際にも両面搬送制御部からの信号によって駆
動される。
【0020】次に、上述のような機構部を有するプリン
タの制御部を図2に示す。101はホストコンピュータ
等から受け取った画像コードデータをビットマップデー
タに展開して印字可能な情報にすると共に、後述するエ
ンジン制御部との間の通信を行いプリンタの情報を認識
し、かつプリンタのモードを切り換えられるコマンドを
送出するためのプリンタコントローラである。102は
プリンタコントローラ101からのコマンド等に基づい
てプリンタ内部の各機能ユニットの制御を行うエンジン
制御部である。103はプリンタ制御部102の指示に
基づいてプリンタ本体内部の滞留紙を排出するための自
動排紙制御部である。104はエンジン制御部102の
指示に基づいてプリンタ本体内部の用紙搬送系を駆動す
る用紙搬送制御部である。105はエンジン制御部10
2の指示に基づいて帯電、現像、転写の各高圧の出力制
御を行う高圧制御部である。
【0021】106はエンジン制御部102の指示に基
づいてレーザの発光、スキャナモータの駆動等の光学系
の制御を行う光学系制御部である。107はレジストセ
ンサ、排紙センサ等のプリンタ内部のセンサ情報を入力
し、エンジン制御部102に伝えるセンサ入力部であ
る。108は定着器の温度制御をエンジン制御部102
の指示に基づいて行う定着器温度制御部である。109
はプリンタ本体の指示に基づいて両面搬送ユニットの各
部の制御を行う両面搬送制御部である。110はプリン
タ本体の指示に基づいてオプションカセットの各部を制
御するオプションカセット制御部である。111はエン
ジン制御部102と両面搬送制御部109やオプション
カセット制御部110との機内通信を行うための機内通
信制御部である。
【0022】図3は、上述の機内通信制御部111と、
機内ユニットとの通信プロトコルを示す図である。ま
た、図4はコマンド/ステータスの信号内容を示す図で
ある。図3の例では、両面搬送制御部109と、オプシ
ョンカセット制御部110とは同じID0が設定されて
おり、ID1は高圧制御部105に設定されている。
【0023】従って、両面搬送制御部109と、オプシ
ョンカセット制御部110とは同一のIDであるため、
図5及び図6に示すように、コマンドの中に両面搬送制
御部109に対するコマンドか、オプションカセット制
御部110に対するコマンドかを認識させるためのビッ
トを設けている。
【0024】これにより、両面ユニットとオプションカ
セットユニットは、コマンドを識別して実行することが
できる。
【0025】図5及び図6は、各コマンド/ステータス
の内容を示す図である。図示するように、各コマンドに
は、3ビットの駆動制御コードが含まれており、特にB
it5は、図7に示すように、両方のユニットに共通の
コマンドとなっている。
【0026】図7において、“1stON”モードとは、
用紙を給紙口からレジストセンサ12の位置まで搬送す
るモードである。また、“2ndON”モードとは、レジ
スト位置でプリンタコントローラ101との垂直同期処
理を終了した後、再度搬送を始め、各給紙部から用紙が
完全に抜けるまでの搬送モードを意味する。
【0027】両面ユニット、オプションカセットユニッ
トは、この共通コマンド領域Bit5を、コマンドのB
it0にかかわらず常に監視している。そして、コマン
ド“1stON”スタートを受けた後に、“1stON”ス
トップを検出すると、即座に停止モードに入る。特に、
オプションカセットからの“1stON”を行う場合は、
両面ユニットはオプションカセットに対する“1stO
N”コマンドを読み取り搬送ローラ25を駆動する。そ
の後、共通コマンド領域により“1stON”ストップを
受けると駆動を即座に停止する。
【0028】上述の制御により、エンジン制御部102
による駆動/停止のタイミングと、両面ユニット、或い
はオプションカセット制御部による駆動/停止のタイミ
ングとの時間的なずれを半減することができる。
【0029】ここで、オプションカセット制御部110
に対する印字制御の概略を、図8に示すフローチャート
に従って以下に説明する。
【0030】まず、ステップS101において、プリン
タコントローラ101からプリント開始信号である/P
RNT信号を受け取るとステップS102に進み、用紙
搬送制御部104に指示し、本体の搬送系を立ち上げ、
次のステップS103では、光学系制御部106に指示
し、スキャナモータなどの光学系を立ち上げる。次に、
ステップS104では、高圧制御部105に指示し、一
次帯電、現像、転写の各高圧を立ち上げ、次のステップ
S105では、定着器温度制御部108に指示し、定着
器温度のプリント温度への立ち上げを行う。次に、ステ
ップS106でオプションカセット制御部110に対し
て給紙命令である“1stON”コマンドを送出する。こ
のコマンドにより、両面ユニットは、両面搬送ローラ2
5の駆動も開始する。そして、このコマンドにより給紙
が開始されると同時に、ステップS107で給紙遅延ジ
ャム検出のためのタイマカウントを開始する。
【0031】次に、ステップS108において、レジス
トセンサに用紙が到達したか否かをセンサ入力部107
からのステータスにより判断し、到達してなければステ
ップS109に進み、タイマカウントが終了したかチェ
ックする。ここで、タイマが終了してもレジストセンサ
に用紙が到達しない場合にはステップS110に進み、
自動排紙制御部103に指示し、ジャム処理を行う。ま
た、ステップS108でタイマの終了前にレジストセン
サに用紙が到達した場合にはステップS111に進み、
垂直同期処理のために本体駆動系、オプションカセット
制御部110、両面搬送ローラの駆動を停止する。この
際、両面ユニット、オプションカセットユニットは、共
通のコマンド“1stON”ストップを読み取ることで停
止する。そして、ステップS112において、/VRS
EQ信号を出力し、次のステップS113で/VSYN
C信号を受信したかチェックし、受信完了するとステッ
プS114に進み、“2ndON”コマンドを送出し、先
ほど一旦停止していた駆動系を再起動する。再起動後
は、ステップS115で用紙の排出終了を待ち、排出終
了に相当するタイミングでステップS116に進み、
“2ndON”ストップを送出し、全駆動系を停止し、プ
リントを終了する。
【0032】<変形例1>次に、変形例として、エンジ
ン制御部102と両面搬送制御部109との間で行われ
るシリアル通信におけるウォッチドグパルスに、更に別
の情報を重畳する場合について述べる。
【0033】図9は、本体と両面とで行われているウォ
ッチドグパルス制御を説明する図である。図示するよう
に、本体から両面にある一定周期でパルス信号を出力す
る。そして、両面搬送制御部109は、本体から出力さ
れるパルスの論理に追従するように同様のパルス信号を
出力する。本体は、自分が出力しているパルスのハイ/
ローの論理に対して両面からのウォッチドグパルスが所
定時間内に追従し変化していることにより、両面搬送制
御部109が正常に動作していると判断する。変形例1
は、このウォッチドグパルスに異なる意味の情報を重畳
することにより、情報伝達効率を向上させるものであ
る。
【0034】図10は、ウォッチドグパルスの周期パラ
メータに紙サイズ情報を重畳させた場合を示す図であ
る。両面ユニットは、ウォッチドグパルス本来の処理に
加え、このパルスの周期を測定する機能を設けることに
より、紙サイズの情報を入手することができる。この情
報伝達により、従来は両面ユニットに対しては紙サイズ
情報を出力していなかったものが紙サイズ情報を盛り込
むことができる。従って、紙サイズに応じたジャム検出
やローラ駆動制御が可能となる。
【0035】<変形例2>また、上述の例とは別に、紙
サイズ情報をパルスのデューティにパラメータを重畳す
る方法によっても同様の効果が得られるのは明らかであ
る。
【0036】図11は、この方法によるウォッチドグパ
ルスの一例を示す図である。ここでは、ウォッチドグパ
ルスのハイレベルのデューティ比を変化させることによ
り、両面ユニットに対して紙サイズ情報を伝達してい
る。
【0037】<変形例3>次に、オプションカセットサ
イズ情報に、紙有無情報を重畳する場合について述べ
る。
【0038】図12は、変形例3におけるオプションカ
セット制御部110から、エンジン制御部102へカセ
ットサイズの3bitデータに対して、紙有無の情報を
重畳して伝送する場合の信号の一例を示す図である。
【0039】この方法によると、従来のカセットサイズ
の複数ビットに加え、カセット内の紙有無情報も1bi
t必要となっていたものが、カセットサイズのための情
報だけで伝送することができる。変形例3では、カセッ
トサイズは3bitであり、各紙サイズとそれに対応し
た3bitのコード情報は図12に示すような関係にな
っている。
【0040】ここで、カセットが装着されカセット内に
紙がある場合には、カセットサイズコードを100%の
デューティで送出する。また、カセットは装着されてい
てもカセット内部に用紙が存在しない場合には、カセッ
トサイズコード情報出力後に、カセット内の紙無しを示
すコード“0,0,0”を50%のデューティで出力す
る。
【0041】以上の信号処理により、本体は、オプショ
ンカセット内のカセットサイズ及びカセット内の紙有無
を時分割で読み取ることができる。
【0042】図13は、本体が上述の信号を読み取る場
合の制御手順を示すフローチャートである。まず、エン
ジン制御部102はオプションカセット制御部110か
らの3bit情報を逐次読み取り(ステップS201,
S202)、前回のサイズと同じか判断し(ステップS
203)、同じでなければ、タイマTcをセットして
(ステップS204)制御開始へ戻る。
【0043】また、同じであれば、そのサイズ3bit
がコード“0,0,0”かチェックし(ステップS20
5)、同じであれば、紙無しフラグをセットする(ステ
ップS211)。しかし、所定時間(Tc)継続して
“0,0,0”以外のサイズを読み取ると、紙有りと判
断する(ステップS206〜S210)。
【0044】以上の制御により、カセットサイズ情報と
カセット内の紙有無情報とを最小限のビット数で伝送す
ることができる。
【0045】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、システム或いは装置にプログラムを
供給することによって達成される場合にも適用できるこ
とは言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下のような効果が得られる。
【0047】1.機内、又はオプションとの間で行われ
る通信処理で、特に異なるユニットを、同一のIDとし
て、時分割で送受信するような場合に、各IDに共通の
コマンド領域を設けることにより、搬送制御における駆
動/停止の通信時間による誤差を最小限にすることがで
きる。これにより、少ないハードウェア構成で、搬送性
の向上、印字精度の向上が図れる。
【0048】2.機内の通信制御で、通信内容を構成す
るビットの、ウォッチドグパルス(本体制御部とユニッ
トとのハンドシェーク信号)の周期、或いはハイレベル
デューティに紙サイズ情報などの別の情報を重畳するこ
とにより、通信効率の向上が図れる。
【0049】3.機内の通信制御で、通信内容を構成す
るビットの、紙サイズ情報において、所定のデューティ
で、カセット内の紙有無情報を時分割で重畳することに
より、通信効率の向上が図れる。
【0050】このように、本発明はプリンタ内部の機内
通信の効率、信頼性の向上に大きく貢献するものであ
る。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるプリンタ機構部を示す断面図で
ある。
【図2】実施例におけるプリンタ制御部の構成を示す図
である。
【図3】機内通信の時分割通信プロトコルを示す図であ
る。
【図4】コマンド/ステータスの内容を示す図である。
【図5】エンジン制御部と両面ユニットとの通信内容を
示す図である。
【図6】エンジン制御部とオプションカセットとの通信
内容を示す図である。
【図7】駆動制御ビット2〜0により決定する動作モー
ドを示す図である。
【図8】実施例における制御手順を示すフローチャート
である。
【図9】ウォッチドグパルス制御を説明するための図で
ある。
【図10】周期Tにより紙サイズを重畳する変形例1を
示す図である。
【図11】デューティにより紙サイズを重畳する変形例
2を示す図である。
【図12】オプションカセットサイズ2〜0により重畳
する変形例3を示す図である。
【図13】変形例3における制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図14】従来の機内通信の時分割通信プロトコルを示
す図である。
【図15】コマンド/ステータスの内容を示す図であ
る。
【図16】エンジン制御部と両面ユニットとの通信内容
を示す図である。
【図17】エンジン制御部とオプションカセットとの通
信内容を示す図である。
【符号の説明】
101 プリンタコントローラ 102 エンジン制御部 103 自動排紙制御部 104 用紙搬送制御部 105 高圧制御部 106 光学系制御部 107 センサ入力部 108 定着器温度制御部 109 両面搬送制御部 110 オプションカセット制御部 111 機内通信制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置内部の各機能を実行する複数の機能
    ユニットと、 各機能ユニットとの間で、時分割のコマンド或いはステ
    ータスを授受する授受手段と、 前記授受手段により少なくとも2つの機能ユニットを同
    時に制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、少なくとも2つの機能
    ユニットに共通する制御ビットを有するコマンドにより
    所望の機能ユニットを同時に制御することを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記授受手段は、前記コマンド或いはス
    テータスの少なくとも1ビットに異なる情報を重畳した
    コマンド或いはステータスを授受することを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 装置内部の各機能を実行する複数の機能
    ユニットを備える画像形成装置の制御方法であって、 各機能ユニットとの間で、時分割のコマンド或いはステ
    ータスを授受する授受工程と、 前記授受工程により少なくとも2つの機能ユニットを同
    時に制御する制御工程とを有することを特徴とする制御
    方法。
  5. 【請求項5】 前記制御工程は、少なくとも2つの機能
    ユニットに共通する制御ビットを有するコマンドにより
    所望の機能ユニットを同時に制御することを特徴とする
    請求項4記載の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記授受工程は、前記コマンド或いはス
    テータスの少なくとも1ビットに異なる情報を重畳した
    コマンド或いはステータスを授受することを特徴とする
    請求項4記載の制御方法。
JP6182133A 1994-08-03 1994-08-03 画像形成装置及びその制御方法 Withdrawn JPH0844250A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008185784A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008185784A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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