JPH0844087A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPH0844087A
JPH0844087A JP19767694A JP19767694A JPH0844087A JP H0844087 A JPH0844087 A JP H0844087A JP 19767694 A JP19767694 A JP 19767694A JP 19767694 A JP19767694 A JP 19767694A JP H0844087 A JPH0844087 A JP H0844087A
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JP
Japan
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layer
electrophotographic
electric charge
charge transport
charge
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Pending
Application number
JP19767694A
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English (en)
Inventor
Michio Kimura
美知夫 木村
Shinichiro Yamaguchi
伸一郎 山口
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子写真特性を劣化させることなく耐クラッ
ク性の優れた電子写真感光体を得る。 【構成】 支持体上に電荷発生層および電荷輸送層を設
けた電子写真感光体において、電荷輸送層がポリカーボ
ネート樹脂を含有してなり、かつ、該層のガラス転移点
が70〜85℃であることを特徴とする電子写真感光
体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は支持体上に電荷発生層お
よび電荷輸送層を設けた有機電子写真感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】有機電子写真感光体は、無機電子写真感
光体に比して無公害性で、かつ、生産性に優れているこ
と、また、近年、電子写真複写機やプリンタ等が目覚ま
しい発展をしたことなどから種々な性能を有するものが
開発されているが、なお、感度および耐久性に問題が残
されている。有機電子写真感光体の感度向上の手段とし
ては種々な方法が提案されているが無機電子写真感光体
に比較して電荷移動度が低い点について、電荷移動度の
電場依存性が大きいことが指摘されていることから電場
依存性の改善が種々試みられている。例えば、特開平5
−34939号公報には、電荷移動度の電場依存性は、
電荷移動の温度に依存していることに着目し、電荷輸送
層のガラス転移点を50℃以上70℃以下にすることが
提案され、電荷輸送層にガラス転移点が100℃以下の
ポリエステル樹脂、メタクリル樹脂、あるいはフェノキ
シ樹脂を用い、電荷輸送層のガラス転移点を50℃以上
70℃以下にすることが記載されている。しかしなが
ら、小型の静電複写装置等では、使用時、装置内での感
光体温度が50〜60℃になるものがあり、感光体にト
ナーが固着する等の不具合を発生させるという問題が生
じる。
【0003】一方、有機電子写真感光体の耐久性につい
てはポリカーボネートという耐久性に優れた樹脂が使用
されるようになったが、有機電子写真感光体が塗工によ
り形成されることから塗膜形成時の残留応力によるクラ
ックの発生が問題になっている。例えば、特開平4−3
6895号公報には、この問題を解決するために、電荷
輸送層にポリカーボネート系バインダーと特定の電荷輸
送物質を用い、かつ、ポリカーボネート系インバーダー
と電荷輸送物質との配合比を5/10ないし9/10と
して形成することにより感光体の有する電子写真特性を
損なわずにソルベントクラックの発生を抑えることがで
きると記載されている。しかしながら、この効果は特定
の電荷輸送物質と組合せた場合に限定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況に鑑みてなされたもので、電子写真特性を劣化させ
ることなく耐クラック性の優れた電子写真感光体を得る
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、支持体
上に電荷発生層および電荷輸送層を設けた電子写真感光
体において、電荷輸送層がポリカーボネート樹脂を含有
してなり、かつ、該層のガラス転移点が70〜85℃で
あることを特徴とする電子写真感光体が提供される。以
下に本発明を詳細に説明する。まず、本発明において、
電荷輸送層のガラス転移点を70〜85℃に選定したの
は、70℃未満では感光体の使用温度が50〜60℃と
なる小型の電子写真複写装置においてトナーフィルミン
グ等の不具合が発生しやすくなるからであり、一方、8
5℃を超えると感光体の繰り返し使用時、クラックが発
生しやすくなるからである。
【0006】また、本発明においてポリカーボネート樹
脂を電荷輸送層の結着剤として用いるのは、電荷輸送層
の耐摩耗性、耐湿性、実際の使用上におけるトナーの固
着等からこれに限定されるからである。
【0007】上記電荷輸送層のガラス転移点を70〜8
5℃に設定するには、ポリカーボネート樹脂、電荷輸送
物質および電荷輸送物質/ポリカーボネート樹脂比およ
び電荷輸送層の塗布溶媒を適宜選択することによりなさ
れる。電荷輸送層における電荷輸送物質/ポリカーボネ
ート樹脂比は、5/10〜15/10、好ましくは6/
10〜11/10である。
【0008】また、ポリカーボネート樹脂としては、下
記一般式(I)または(II)で表されるものが好まし
い。
【化1】 (式中、R1、R2、R5及びR6は、H、CH3、Cl又
はBrを、また、R3、R4はH、CH3又はC25を表
す)
【化2】 (式中、R1、R2、R3及びR4は、H、CH3、Cl又
はBrを表す。) 後記実施例で使用した帝人化成社製ポリカーボネート樹
脂K−1300並びにK−1400は、上記一般式
(I)に、また、同TS−2050は、上記一般式(I
I)に該当するものである。
【0009】本発明で使用される電荷輸送物質として
は、ヒドラゾン化合物、ブタジエン誘導体、スチルベン
誘導体、オキサゾール誘導体、カルバゾール誘導体、イ
ミダゾール誘導体等の電子供与性物質およびこれらの混
合物が挙げられる。本発明において好ましく用いられる
電荷輸送物質の具体例を表1に示す。
【0010】
【表1】
【0011】電荷輸送層を塗布する溶媒としては、1,
1,2−トリクロロエタン、1,2−ジクロロエタン、
ジオキサン、テトラヒドロフラン、シクロヘキサン、ジ
クロロメタン等を単独または2種以上混合して用いるこ
とができる。次に、支持体および電荷発生層について説
明する。
【0012】まず、支持体としては、アルミニウム、ニ
ッケル、クロム、銅、酸化スズ、酸化インジウム等をプ
ラスチックフィルムまたはプラスチックパイプに蒸着し
たもの、ニッケル、鉄、ベリリウム−銅合金などからな
るシームレスべルト、アルミニウム、ニッケル−コバル
ト合金、ステンレス等をD.I、I.I、押出し、引き
抜き等の工法で素管化後、切断、超仕上げ、研磨等で表
面処理した管などを用いることができる。
【0013】電荷発生層は、電荷発生物質のみから形成
されても、電荷発生物質がバインダー樹脂中に均一に分
散されていてもよい。電荷発生物質としては、アゾ顔
料、フタロシアニン系顔料、キナクリドン系顔料、ペリ
レン系顔料等の有機系顔料、セレン、セレン合金、アモ
ルファスシリコン等の無機顔料が用いられる。バインダ
ー樹脂としては、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエス
テル、エポキシ樹脂、ポリケトン、ポリカーボネート、
シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルホルマール、ポリビニルケトン、ポリス
チレン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリアクリル
アミド等が用いられる。バインダー樹脂の量は、電荷発
生物質100重量部に対し5〜100重量部、好ましく
は10〜50重量部が適当である。電荷発生層の膜厚は
0.01〜2μm、好ましくは0.1〜1μmである。
【0014】なお、必要に応じて支持体と電荷発生層の
間に下引層、また、電荷輸送層上に保護層を設けてもよ
い。下引層はポリアミド、ポリビニルアルコール、カゼ
イン、エチルセルロース等の熱可塑性樹脂、フェノー
ル、メラミン、アルキッド、不飽和ポリエステル、エポ
キシ等の熱硬化性樹脂またはこれらの樹脂に酸化チタ
ン、酸化亜鉛、カーボン等の顔料を分散したものが用い
られ、膜厚は0.2〜15μm程度である。
【0015】保護層はバインダー樹脂中に金属または金
属酸化物の超微粉末を分散した層である。バインダー樹
脂としては、可視および赤外光に対して事実上透明で、
電気絶縁性、機械的強度、接着性に優れたものが望まし
い。
【0016】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。なお、実施例中に示す部は重量基準である。
【0017】実施例1 下記組成の混合物をボールミルポットに取り、φ10の
アルミナボールを使用し、24時間ボールミリングして
下引層塗布液を調製した。この塗布液をφ80、長さ3
40mmのアルミドラム状支持体に塗布後、130℃で
20分乾燥し、厚さ4μmの下引層を得た。 酸化チタン(富士チタン社製TA300) 76部 アクリル樹脂(大日本インキ社製A430) 23部 メラミン樹脂(大日本インキ社製L−117−60) 10部 メチルエチルケトン(関東化学社製) 90部 次に下記構造式(III)のアゾ顔料3部、ポリビニルブチ
ラール樹脂1部(日本モンサント社製B−90)、シク
ロヘキサノン(関東化学社製)80部からなる混合物を
ボールミルポットに取り、φ10のSUSボールを使用
し、48時間ボールミリングした後、さらにシクロヘキ
サノン116部を加え電荷発生層塗布液を調製した。こ
の塗布液を下引層上に塗布後130℃で20分間乾燥
し、厚さ0.2μmの電荷発生層を形成した。
【0018】
【化3】
【0019】続いて下記組成の電荷輸送層塗布液を調製
し、前記電荷発生層上に塗布後110℃で20分乾燥
し、厚さ25μmの電荷輸送層を形成し、電子写真感光
体を作製した。 化合物No.1の電荷輸送物質(当社実験室で作製) 8部 ポリカーボネート樹脂(帝人化成社製K−1300) 10部 シリコーンオイル(信越化学社製KF−50) 0.0002部 塩化メチレン(関東化学社製) 88部
【0020】実施例2 実施例1の電荷輸送物質8部を化合物No.2(当社実
験室で作製)、化合物No.3(当社実験室で作製)の
電荷輸送物質をそれぞれ4部に代えた以外は実施例1と
同様にして電子写真感光体を作製した。
【0021】実施例3 実施例1の電荷輸送物質を化合物No.4(当社実験室
で作製)の電荷輸送物質に代えた以外は実施例1と同様
にして電子写真感光体を作製した。
【0022】実施例4 実施例1と同様にしてアルミドラム上に下引層、電荷発
生層を形成した。続いて下記組成の電荷輸送層塗布液を
調製し、前記電荷発生層の上に塗布後110℃で20分
間乾燥し厚さ22μmの電荷輸送層を形成し電子写真感
光体を作製した。 化合物No.5の電荷輸送物質(当社実験室で作製) 7部 ポリカーボネート樹脂(帝人化成社製C−1400) 10部 シリコーンオイル(信越化学社製KF−50) 0.0002部 1,2−ジクロロエタン(関東化学社製) 77.4部
【0023】実施例5 実施例1のポリカーボネート樹脂、塗布溶媒をそれぞれ
ポリカーボネート樹脂TS−2050(帝人化成社
製)、テトラヒドロフラン(関東化学社製)に代えた以
外は実施例1と同様にして電子写真感光体を作製した。
【0024】実施例6 実施例4の塗布溶媒を1,4−ジオキサンに代えた以外
は実施例4と同様にして電子写真感光体を作製した。
【0025】実施例7 実施例1と同様にしてアルミドラム上に下引層、電荷発
生層を形成した。続いて下記組成の電荷輸送層塗布液を
調製し、前記電荷発生層上に塗布後110℃で20分間
乾燥し、厚さ22μmの電荷輸送層を形成し電子写真感
光体を作製した。 化合物No.8の電荷輸送物質(当社実験室で作製) 11部 ポリカーボネート樹脂(帝人化成社製C−1400) 10部 シリコーンオイル(信越化学社製KF−50) 0.0002部 1,4−ジオキサン(関東化学社製) 84.9部
【0026】実施例8 実施例7の1,4−ジオキサン84.9部を1,1,2
−トリクロルエタン59.4部、塩化メチレン25.5
部に代えた以外は実施例7と同様にして電子写真感光体
を作製した。
【0027】比較例1 実施例4のポリカーボネート樹脂、塗布溶媒をそれぞれ
メタクリル樹脂(三菱レイヨン社製アクリペットM
D)、テトラヒドロフラン(関東化学社製)に代えた以
外は実施例4と同様にして電子写真感光体を作製した。
【0028】比較例2 実施例4の塗布溶媒を塩化メチレンに代えた以外は実施
例4と同様にして電子写真感光体を作製した。
【0029】比較例3 比較例1のメタクリル樹脂をポリカーボネート樹脂(帝
人化成社製TS−2050)に代えた以外は比較例1と
同様にして電子写真感光体を作製した。
【0030】この様にして作製した電子写真感光体の端
部の電荷輸送層を剥離し、示差走査熱量測定装置(セイ
コー電子社製DSC220)を用いてガラス転移点の測
定を行った。ガラス転移点はOSC曲線の中間点温度と
した。また、ソルベントクラックの評価は50ppmの
イソプロピルアルコールガス中に電子写真感光体を1週
間放置し、電子写真感光体表面のクラックの有無を目視
にて調べた。続いて、反転現像方式のデジタル複写機
(当社製イマジオ420)に電子写真感光体を取り付け
初期と3万枚コピー後の画像品質を評価した。また、画
像コピー前と3万枚コピー後にイマジオ420の現像位
置に表面電位計を取り付け露光部VLと非露光部VDの
表面電位を測定した。これらの結果を表2に示す。
【0031】
【表2】 表2から明らかなように、実施例1〜8のものは比較例
1〜3のものとは異なり、ソルベントクラックの発生は
なく、また、3万枚コピー後の表面電位特性は初期電位
特性と比較して大きな変動はなく良好な画像が得られ
る。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明の電子写真感光体
は、ソルベントクラックの発生はなく、また、繰り返し
複写後の表面電位特性の劣化もなく優れた画像を与え
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に電荷発生層および電荷輸送層
    を設けた電子写真感光体において、電荷輸送層がポリカ
    ーボネート樹脂を含有してなり、かつ、該層のガラス転
    移点が70〜85℃であることを特徴とする電子写真感
    光体。
JP19767694A 1994-07-29 1994-07-29 電子写真感光体 Pending JPH0844087A (ja)

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JP19767694A JPH0844087A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 電子写真感光体

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JP19767694A JPH0844087A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 電子写真感光体

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ID=16378491

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007219126A (ja) * 2006-02-16 2007-08-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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