JPH0843913A - カメラのファインダー内表示装置 - Google Patents

カメラのファインダー内表示装置

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JPH0843913A
JPH0843913A JP17852294A JP17852294A JPH0843913A JP H0843913 A JPH0843913 A JP H0843913A JP 17852294 A JP17852294 A JP 17852294A JP 17852294 A JP17852294 A JP 17852294A JP H0843913 A JPH0843913 A JP H0843913A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測距点等をスーパーインポーズ表示するため
の照明光学系の小型化を図る。 【構成】 複数の発光素子18a〜18eと、該複数の
発光素子より発した光束が入射する光偏向手段19と、
撮影レンズの予定結像面あるいはその近傍に配置され、
該光偏向手段から射出した前記複数の発光素子からの光
束の作用による表示機能を有する表示部材を有し、該光
偏向手段は前記複数の発光素子に対応した複数の反射面
を備え、前記複数の発光素子より発した光束は該反射面
を介して夫々前記表示部材上における所定位置に達する
と共に、該複数の反射面の夫々に対応する発光素子に対
して互いに近づく方向の偏向作用を及ぼすように該複数
の反射面を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一眼レフカメラ、スチ
ールビデオカメラ等に最適な発光型スーパーインポーズ
表示装置よりなるファインダー内表示装置の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の測距視野を有するカメ
ラ等において用いられ、選択された測距視野をファイン
ダー視野内の被写体像に重ねて表示するいわゆるスーパ
ーインポーズ表示技術が知られている。像と表示を重ね
ることで、表示の「位置」と表示の「状態」を、例え
ば、それぞれ「オートフォーカスの測距視野」と「合
焦」と言った意味合いとして、使用者に対して極めて直
感的に伝えることが可能である。
【0003】特に、このスーパーインポーズ表示を発光
型表示とすることで、 ○点灯によって撮影者の注意を引くため、表示の見落と
しが少ない ○表示色の自由度が高い ○被写体輝度が低いときにも視認性がよい と言った有利な点が多くある。
【0004】このようなスーパーインポーズ表示装置を
有するカメラに関し、本出願人は、以下のような提案を
行なっている。これは、カメラのフォーカシングスクリ
ーンに隣接して設けられた反射板、すなわち表示部材上
に微小プリズムの集合体による表示部を形成し、これを
斜め方向から照明した際、プリズムで反射した光だけが
ファインダー光学系を通して見えると言った原理の発光
型スーパーインポーズ表示に関する。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、こ
のようなスーパーインポーズ装置には以下に示すような
欠点があり、十分には満足出来るものではなかった。
【0006】このスーパーインポーズ表示装置は、実際
にファインダーを通して見える表示部材と、これに光を
照射する照明装置とから構成され、例えば近年一般化し
つつある多点測距装置を有したカメラにおいて測距視野
を表すためにこの表示を用いる場合を考えると、撮影画
面内のかなり広い範囲に散在する各測距視野位置に対し
てそれぞれ表示部となる測距視野枠が設けられることに
なる。
【0007】したがって、これに対応した照明装置は表
示部材上の広範囲を選択的に照明することが必要であ
る。一般に、光束が眼球に入射することを保証するため
の発光素子のあるべき位置は、光路を展開したとき使用
者の眼球と表示部材上の表示部を結んだ線の延長上であ
る。このため、ファインダー光軸から表示部の位置が離
れるほど発光素子の位置もファインダー光軸から離れる
ことになってしまう。この結果として、照明装置の光源
となる発光素子のレイアウトにも多くのスペースが必要
となってカメラの大型化は避けられず、商品性の低下は
甚だしい。
【0008】本発明の目的は、上記従来型表示装置の欠
点に鑑み、表示部を撮影画面内の広範囲に於いた際にも
発光素子のコンパクトなレイアウトを可能とし、カメラ
の小型化を図ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の目的
を実現する構成は、複数の発光素子と、該複数の発光素
子より発した光束が入射する光偏向手段と、撮影レンズ
の予定結像面あるいはその近傍に配置され、該光偏向手
段から射出した前記複数の発光素子からの光束の作用に
よる表示機能を有する表示部材とを具備したカメラのフ
ァインダー内表示装置において、前記光偏向手段は前記
複数の発光素子に対応した複数の反射面を備え、前記複
数の発光素子より発した光束は該反射面を介してそれぞ
れ前記表示部材上に於ける所定位置に到達するととも
に、前記複数の反射面のそれぞれに対応する発光素子に
対して互いに近づく方向の偏向作用を及ぼすように該複
数の反射面を設定したことを特徴とする。
【0010】この構成によれば、表示部を撮影画面内の
広範囲に置いた際にも発光素子のコンパクトなレイアウ
トを可能とし、カメラの小型化を実現するものである。
【0011】
【実施例】図1から図9は本発明の一実施例を示す。
【0012】先ず、図1、図2及び図3を用いてカメラ
のファインダー部の構成について説明する。図1は一眼
レフカメラに適用したスーパーインポーズ装置の照明装
置の斜視図、図2はカメラを横からみた断面図、図3は
カメラを上から見た透視図である。ここに説明するスー
パーインポーズ装置は、実際にファインダーを通して見
える表示部材と、これに光を照射する照明装置とから構
成されている。以下の実施例に於いては測距視野枠が表
示部となっている。
【0013】図中、5は一眼レフカメラ本体、Fはフィ
ルム、10はフィルム露光時にはね上がる可動ミラー、
11は光入射面にフレネルレンズ11a、光射出面にマ
ット面11bを有し撮影レンズの予定結像面に置かれた
フォーカシングスクリーン、13はフォーカシングスク
リーンに隣接し後述するスーパーインポーズ表示のため
の測距視野枠を面13gに有した表示部材であるところ
の反射板、15はコンデンサーレンズ、12はペンタプ
リズム、14a、14bは接眼レンズ、16は保護ガラ
スであって、これらはファインダー系を構成している。
また、6、7は被写体の輝度を測定するための測光セン
サーと測光レンズである。
【0014】さらに、19は光偏向手段であるところの
投光レンズであって、ペンタプリズムの上前部から上部
にかけて配置されている。ペンタプリズムの上部には各
々内部に発光素子であるところの発光ダイオード(以下
LED)を収納した5個のLEDパッケージ18a・1
8b・18c・18d・18eとマスク20が取り付け
られている。このLEDの波長は可視光域であって、投
光レンズ19に入射し、ここで反射・集光された光束が
反射板13の測距視野枠に導かれ、スーパーインポーズ
表示を機能させる照明装置を構成している。
【0015】8はこれらの各要素を収納する上カバーで
ある。上カバー8にはアクセサリーシュー9が設けられ
ており、閃光撮影装置等の接続が可能である。また、前
記LEDパッケージはペンタプリズム12の頂点と前記
アクセサリーシュー9との間に配設されている。
【0016】図4は、カメラのファインダー視野を説明
する為の図である。画面中央、横方向には不図示の焦点
検出装置の測距視野位置を表すファインダー上の測距視
野枠68a〜68eが並んでおり、これらが後述する反
射板上の測距視野枠の像である。カメラのファインダー
視野は、被写体像視野68の外側に位置するシャッター
スピード、絞り値、露出補正量等の撮影条件を表示する
不図示の視野外表示部と、被写体像視野68の内側に位
置する測距視野枠68a〜68eとから成り、測距視野
枠は被写体像68fと同時に観察できるスーパーインポ
ーズ表示となる。
【0017】次に、表示部材に於ける表示原理を説明す
る。図9は反射板13を表示部すなわち測距視野枠の形
成されている面13gの方向からみた平面図、図5は測
距視野枠の一本の線を横からみた断面拡大図であり、各
測距視野枠について同一である。反射板上に形成された
測距視野枠は縦線・横線共に紙面垂直方向に沿った多数
の微細なプリズムより成っていることを表している。そ
の断面形状は、それぞれが一つの稜線を有する三角突起
の集まりである。したがって、不図示の撮影レンズを通
して測距視野枠13a〜13eに入射した光束は、ここ
で屈折して接眼レンズ14a、14bの方向からそれる
ために、通常この部分は周囲のマット面11bに比べて
暗く視認される。
【0018】また逆に、斜め上方から反射板の測距視野
枠を照明すると、例えば光線Lに注目して考えれば、反
射板13に入射した後、測距視野枠を構成するプリズム
の斜面13aaで全反射し、さらに対向する斜面13b
bでも全反射して上方に向かうこととなる。一方、測距
視野枠を構成するプリズムに入射しなかった光束はフォ
ーカシングスクリーンを通って可動ミラー10の方向に
射出し、視認されない。
【0019】この様に微細なプリズムからなる測距視野
枠は、斜め上方からの光を真上に偏向する特性を有し、
この特性を利用すれば、照明光の制御によって測距視野
枠の表示色を変えることが可能である。先に説明したL
EDを備えた照明装置は、このようなスーパーインポー
ズ表示を実現するためのもので、例えば赤色のLEDを
用いれば、通常黒く見えている測距視野枠をその位置の
ピントがあったときに赤く光らせるといった使い方がで
きる。
【0020】ファインダー光軸から外れた位置にある測
距視野枠についても表示原理は同一で、光路を展開した
時に、使用者の眼球と測距視野枠を結ぶ光路を逆に辿っ
た延長線上に光源となるLEDがあれば、測距視野枠は
光って視認される。また、フォーカシングスクリーン上
に反射面を蒸着にも同様の機能を有する表示部材の作製
が可能である。
【0021】図1から図3に戻って、照明装置の動作と
本発明の特徴であるLEDパッケージ18b・18c・
18d・18eのレイアウトについて解説する。なお、
この照明光学系は左右対象形状であるため、説明はLE
Dパッケージ18a・18b・18cに対応した光路に
ついてのみとする。
【0022】先ず、LEDパッケージ18aを発した光
は、マスク20に設けられた開口で絞られ、投光レンズ
19に入射する。投光レンズ19はその詳細を図6の平
面詳細図、図7の斜視図及び図1の斜視図に示すとおり
分割された多数の面からなっており、面19aがLED
パッケージ18aからの光束の入射面である。なお、図
1に於いては、LEDパッケージのレイアウトを詳細に
表すためマスク20を省略して描いてある。面19aか
ら投光レンズ19内に入った光束は、面19eと続く面
19f1 で全反射し、ほぼ損失無しに先端のレンズ部に
到達する。これらの反射面による光路の折曲げにより、
照明光学系はペンタプリズム12の上部に沿う形状であ
る。
【0023】投光レンズ19の先端には3つのレンズ部
があり、中央のLEDパッケージ18aから発した光束
については、レンズ部19gを通った光束のみが有効光
束となる。すなわち、それ以外を通った光束は、仮に何
れかの測距視野枠(表示部)で反射したとしても、その
方向が接眼レンズ14a、14bに向かわず、ファイン
ダーを通して視認されることはない。
【0024】このレンズ部19gは、前述の反射板13
とマスク20とを投影関係に置く作用を有し、ここより
射出した光束は集光されて、次にペンタプリズムの面1
2aよりペンタプリズム内に入射する。この後、ペンタ
プリズムの面12bから射出し、コンデンサーレンズを
通って反射板13の下面に設けられた測距視野枠13a
に到達する。反射板の面13g上での光照射領域は、前
述のマスク20の開口の大きさで決まり、少なくとも測
距視野枠13aを含み、表示の混信(cross ta
lk:クロストーク)を未然に防ぐため、隣の測距視野
枠13b、13dに掛からない範囲としている。反射板
13での光線の挙動は、図5を用いて説明した通りであ
る。
【0025】なお、レンズ部19gの大きさを測距視野
表示13aよりも大きく設定することで、反射板13上
の測距視野枠(表示部)をファインダーを通して覗いた
ときに、ある程度光軸から眼の位置が外れていたとして
も、LEDパッケージ18aから眼に到達する光線が存
在して視認可能であることを保証している。
【0026】次に、LEDパッケージ18bを発した光
について説明する。パッケージ18bを発した光は、同
様にマスク20に設けられた不図示の開口で絞られた
後、投光レンズ19に入射する。この時、面19bがL
EDパッケージ18bからの光束の入射面となる。投光
レンズ19内に入った光束は、面19eと続く面19f
2 で全反射してレンズ部へ導かれ、このうちレンズ部1
9hに入射した光束が有効光束となる。面19f2 は隣
合う面19f1 とともに僅かな角度の屋根型形状の構成
となっており、図2に示した反射だけではなく、図3に
示した方向に於いても光路を折り曲げる作用を有してい
る。
【0027】レンズ部19hも、反射板13とマスク2
0とを投影関係に置く作用を有し、ここより射出した光
束は集光されて、次にペンタプリズムの面12aよりペ
ンタプリズム内に入射する。この後、ペンタプリズムの
面12bから射出し、コンデンサーレンズを通って反射
板13の測距視野枠13bに到達する。反射板の面13
g上での光照射領域は、少なくとも測距視野枠13bを
含み、表示のクロストークを未然に防ぐため隣の測距視
野枠13a、13cに掛からない範囲としている。
【0028】このように、LEDパッケージ18b内の
LEDチップより発した光束は面19f2 を介して反射
板13(表示部材)上の測距視野枠13b(表示部)に
到達し、この際、面19f2 はLEDパッケージ18b
をLEDパッケージ18aに近づける方向に作用してい
る。
【0029】最後にLEDパッケージ18cを発した光
は、同様にマスク20に設けられた不図示の開口で絞ら
れた後、投光レンズ19に入射する。この時、面19c
がLEDパッケージ18cからの光束の入射面となる。
投光レンズ19内に入った光束は、先ず、面19で全反
射し、LEDパッケージ18bからの光束と入れ換わ
る。このように光路を入れ換えるのは、光量的に有利な
大型のLEDパッケージをレイアウトするためである。
もし、全反射面19dを設けない場合には、LEDパッ
ケージ18aと18bとの間にLEDパッケージ18c
を挿入しなければならず、このときには小型パッケージ
を使うことに起因した光量低下が甚だしい。
【0030】さて、面19dで反射した光束は、面19
cと続く面19f2 で全反射し、先端のレンズ部に到達
する。前述したように、面19f2 は隣合う面19f1
とともに僅かな角度の屋根型形状をとっており、図2に
示した反射だけではなく、図3に示した方向に於いても
光路を折り曲げる作用を有している。
【0031】また、LEDパッケージ18bからの光束
と同様、レンズ部19hに入射した光束が有効光束とな
る。さらに、レンズ部19hは、反射板13とマスク2
0とを投影関係に置く作用を持ち、ここより射出した光
束は集光されて、次にペンタプリズムの面12aよりペ
ンタプリズム内に入射する。この後、ペンタプリズムの
面12bから射出し、コンデンサーレンズを通って反射
板13の測距視野枠13cに到達する。反射板の面13
g上での光照射領域は、少なくとも測距視野枠13cを
含み、表示のクロストークを未然に防ぐため隣の測距視
野枠13bに掛からない範囲としている。
【0032】このように、LEDパッケージ18c内の
LEDチップより発した光束は面19f2 を介して反射
板13(表示部材)上の測距視野枠13c(表示部)に
到達し、この際、面19f2 はLEDパッケージ18c
をLEDパッケージ18aに近づける方向に作用してい
る。したがって、面19f2 によってLEDパッケージ
18bとLEDパッケージ18cは何れもLEDパッケ
ージ18aに近づけられている。
【0033】以上のような偏向作用を及ぼす面をレンズ
部19hと入射面19b、19cの間であって、しかも
レンズ部に近い位置に設けることにより、屋根型形状の
僅かな角度でLEDの位置を大きく動かすことが出来
る。
【0034】さらに、対称形に配置されたLEDパッケ
ージ18dとLEDパッケージ18eも面19f3 の作
用によってLEDパッケージ18aの方向に移動してお
り、この結果、光束が面19f2 を通過するLEDパッ
ケージ18bとLEDパッケージ18cのグループ、面
19f3 を通過するLEDパッケージ18dとLEDパ
ッケージ18eのグループ、そして、面19f2 を通過
するLEDパッケージ18aの3者は何れの関係に於い
てもその距離を縮めていることになる。
【0035】なお、LEDパッケージ18bからの光束
とLEDパッケージ18cからの光束が、同一のレンズ
部19hを通して投影されるのは、測距視野枠の間隔が
狭い為に、それぞれの光束についてレンズのあるべき領
域がオーバーラップしているためである。すなわち、本
実施例に示すような測距視野枠のレイアウトを採ったと
き、ファインダーを覗く眼の位置に自由度をもたせて測
距視野枠13bと13cを視認可能とするならば、眼に
入るべきLED光のレンズ部上での通過領域は、それぞ
れの測距視野枠間で互いに重なり合うことを意味してい
る。したがって、このように複数の測距視野枠に対して
共通のレンズ部を設けることで、高密度に配置された測
距視野に対してもスーパーインポーズ表示が可能とな
る。
【0036】図8は以上に説明した表示装置を組み込ん
だ一眼レフレックスカメラの斜視図である。図1のよう
に、光偏向手段であるところの投光レンズの面19f2
と隣合う面19f1 および面19f3 と隣合う面19f
1 をとともに僅かな角度の屋根型形状としたために、L
EDパッケージ18a〜18eは非常にコンパクトにレ
イアウトされ、図3に示したようにペンタプリズム12
の上部にあるアクセサリーシューと同程度の幅を要する
のみである。したがって、もともと上カバーのペンタプ
リズム収納部8aの頂部にはアクセサリーシュー9を設
けるに足るだけの幅が必要であるが、これをスーパーイ
ンポーズ表示のために大きくすることなく、デザイン的
に好ましいカメラの実現が可能となっている。
【0037】ここでは照明装置をペンタプリズムの上部
に配置する構成について説明したが、他の位置に配置す
る場合に於いても本発明によって照明装置の小型化が達
成される。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果がある。
【0039】1.表示部を撮影画面内の広範囲に於いた
際にも発光素子のコンパクトなレイアウトを可能とな
り、カメラの小型化が可能となった。
【0040】2.特に、スーパーインポーズのための照
明装置をファインダー光学系の上部に設けたカメラに於
いては、もともと上カバーのペンタプリズム収納部頂部
にはアクセサリーシューを設けるに足るだけの幅が必要
であるため、本発明による小型の照明装置を採用するこ
とにより、この部分をスーパーインポーズ表示のために
大きくすることがなくなって省スペース効果が大きい。
また、カメラのデザイン的にも非常に好ましいものであ
ると言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すカメラのファインダー
内表示装置の照明光学系の斜視図。
【図2】図1の実施例のファインダー内表示装置の断面
図。
【図3】図2に示すファインダー内表示装置の上面図。
【図4】図1のファインダー内表示装置のファインダー
内視野を示す図。
【図5】図1のファインダー内表示装置の反射板の拡大
断面図。
【図6】図1のファインダー内表示装置の投光レンズの
平面図。
【図7】図6の投光レンズの斜視図。
【図8】図1のファインダー内表示装置を組み込んだカ
メラの外観斜視図。
【図9】図1のファインダー内表示装置の反射板の拡大
図。
【符号の説明】
5…一眼レフカメラ本体 6…測光センサ
ー 7…測光レンズ 8…上カバー 9…アクセサリーシュー 10…可動ミラ
ー 11…フォーカシングスクリーン 12…ペンタプ
リズム 13…反射板(表示部材) 14a、14b
…接眼レンズ 15…コンデンサーレンズ 16…保護ガラ
ス 18a〜18e…LEDパッケージ 19…投光レン
ズ 20…マスク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発光素子と、該複数の発光素子よ
    り発した光束が入射する光偏向手段と、撮影レンズの予
    定結像面あるいはその近傍に配置され、該光偏向手段か
    ら射出した前記複数の発光素子からの光束の作用による
    表示機能を有する表示部材とを具備したカメラのファイ
    ンダー内表示装置において、 前記光偏向手段は前記複数の発光素子に対応した複数の
    反射面を備え、前記複数の発光素子より発した光束は該
    反射面を介してそれぞれ前記表示部材上における所定位
    置に到達するとともに、前記複数の反射面のそれぞれに
    対応する発光素子に対して互いに近づく方向の偏向作用
    を及ぼすように該複数の反射面を設定したことを特徴と
    するカメラのファインダー内表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記複数の発光素子
    は前記撮影レンズの予定結像面を観察するために設けら
    れたファインダー光学系の上部に設けられていることを
    特徴とするカメラのファインダー内表示装置。
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