JPH0843207A - 光学装置及びカラーセンサ - Google Patents

光学装置及びカラーセンサ

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JPH0843207A
JPH0843207A JP6197966A JP19796694A JPH0843207A JP H0843207 A JPH0843207 A JP H0843207A JP 6197966 A JP6197966 A JP 6197966A JP 19796694 A JP19796694 A JP 19796694A JP H0843207 A JPH0843207 A JP H0843207A
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JP
Japan
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light
light emitting
optical fiber
fiber cable
projecting
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JP6197966A
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English (en)
Inventor
Sadao Noda
貞雄 野田
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Panasonic Industrial Devices SUNX Co Ltd
Original Assignee
Sunx Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数個の投光素子或いは受光素子を備えたも
のにおいて、その照射経路或いは入射経路を一つにす
る。 【構成】 投光用光ファイバーケーブル28の後端部2
8aに集光部材32を連ね、その集光部材32には発光
ダイオード33,34が当接されている。また、集光部
材32は、2つのレンズ32a,32bが連なって形成
されており、各レンズ32a,32bが各発光ダイオー
ド33,34からの光をそれぞれ投光用光ファイバーケ
ーブル28の後端部中心28cに集光する構成となって
いる。これにより、各発光ダイオード33,34からの
光は、投光用光ファイバーケーブル28の先端部28b
から照射されることになるから、各発光ダイオード3
3,34の照射経路は同一経路となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の投光素子或いは
受光素子を備えた光学装置及びカラーセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の投光素子を備えた光学装置につい
ては、マーク等の色を判別するカラーセンサ用の投光装
置が知られており、これについては、特公昭59ー26
891号公報に開示されている。この投光装置は、図9
に示すように、互いに色の異なる2個の発光ダイオード
1,2を被検出物3から所定間隔を隔てて配置し、各発
光ダイオード1の照射光軸を被検出物3の一点に集める
ようにした構成である。
【0003】この構成で各発光ダイオード1は交互に点
灯され、その光は被検出物3で反射して受光素子である
フォトダイオード4に照射される。ここで、各発光ダイ
オード1からの光に対する反射光量の比が算出され、そ
の値から被検出物3の色が判別されるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の構成では、被検出物3に対する照射経路aが2経路
となるため、被検出物3が傾くと、色を正確に判断でき
なくなるという欠点があった。すなわち、被検出物3が
例えば図10に示すように傾くと、その状態での各発光
ダイオード1からの光の入射角B1,B2は、図9に示
した状態での入射角A1,A2とは異なってしまう。こ
のことは、各発光ダイオード1,2からの光が被検出物
3の表面で反射してフォトダイオード4に入射する条件
が変化することを意味するから、各色の反射光量の比が
変化して色の判別に誤差が生じてしまうのである。
【0005】これに対処するため、特開昭61ー269
520号公報に開示されているように、2枚のハーフミ
ラーを用いて各ハーフミラーの反射側に発光ダイオード
を配置し、ハーフミラーの通過側にフォトダイオードを
配置する構成も考えられている。しかし、この場合に
は、光がハーフミラーを通ることにより光量が1/2に
減衰してしまうため、効率が大きく低下してしまうとい
う欠点がある。
【0006】なお、上述の発光ダイオード1とフォトダ
イオード4との関係を逆にし、光が逆方向に進行する場
合を考えても事情は全く同じであるから、複数の受光素
子を備えた光学装置についても上述と同様な問題点があ
る。すなわち、1個の投光素子から照射された光を被検
出物の表面にて反射させ、これを2個の受光素子にて受
光する構成を考えると、図9及び図10との比較から明
らかなように、被検出物表面の傾き次第で各経路毎に条
件が異なってしまうのである。本発明は、上記事情に鑑
みてなされたもので、その目的は、複数個の投光素子或
いは受光素子を備えた光学装置において、各素子毎の光
の進行経路をできるだけ共通にし、各素子毎の光学的条
件を共通化することができる光学装置を提供するところ
にあり、また、これを用いて色判別を正確に行うことが
できるカラーセンサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光学装置は、複数個の投光素子と、この投
光素子からの光を所定の集光部に集光する集光部材と、
一端側を集光部に位置させ他端側を光の出射部とした導
光部材とを設けたところに特徴を有する(請求項1の発
明)。また、一端側を光の入射部とし他端側を光の出射
部とした導光部材と、導光部材の他端側に設けられた複
数個の受光素子と、出射部からの光を各受光素子にそれ
ぞれ集光する集光部材とを設けた構成の光学装置として
もよい(請求項2の発明)。本発明のカラーセンサは、
上記請求項1又は請求項2記載の光学装置を用いたとこ
ろに特徴を有する(請求項3の発明)。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、各投光素子からの光
は、集光部材によって導光部材の一端側の集光部に集光
され、その光は導光部材を通って他端側の出射部から照
射される。即ち、各投光素子からの光は、同一の照射経
路を通って被照射物に照射されることになる。請求項2
の発明によれば、光は一端側の入射部から入射され、導
光部材を伝搬してその他端側の出射部から照射され、集
光部材を介して各受光素子に照射されるから、光は共通
の入射経路を経て各受光素子に至ることになる。
【0009】請求項3の発明によれば、各投光素子から
の光は同一の照射経路を通って被照射物に照射され、或
いは、光は共通の入射経路を経て各受光素子に至ること
になる。
【0010】
【発明の効果】このように請求項1の光学装置によれ
ば、複数個の投光素子を備えながら、各投光素子からの
光は同一の照射経路を経て照射されるから、各投光素子
からの光を同じ条件で照射することができ、さらに、ハ
ーフミラー等の半透過部材を通過しないので、効率よく
照射することができるという効果を奏する。また、請求
項2の光学装置によれば複数個の受光素子を備えなが
ら、光は共通の入射経路を経て各受光素子に至るから、
各受光素子は同一条件で光を受光することができるよう
になる。さらに、請求項3のカラーセンサによれば、色
判別を正確に行うことができるという効果が得られる。
【0011】
【実施例】
<第1実施例>以下、本発明の光学装置をカラーセンサ
の投光装置に適用した第1実施例について図1〜図3を
参照して説明する。本実施例の光学装置が適用されるカ
ラーセンサは、図3に示すように、走行するシート25
に付されたマーク23に対して異なる色の光を照射し
て、その各色に対する反射光量の比を求めることにより
色の判別を行うものである。
【0012】センサ本体22は、図2に示すように、方
形のケース26を備え、そのケース26内には、投光装
置21及び、図示しない駆動回路や増幅回路、色判別装
置等を備えた基板27が設けられている。また、ケース
26の前端部からは、投光用光ファイバーケーブル28
と受光用光ファイバーケーブル29が導出されており、
その2つの光ファイバーケーブル28,29の先端には
ヘッド30(図3参照)が設けられている。そして、投
光用光ファイバーケーブル28の先端部28b(図1参
照)をマーク23に向けると共に、マーク23からの反
射光を受光用光ファイバーケーブル29に入射しやすい
ように受光用光ファイバーケーブル29の先端部が保持
されている。
【0013】投光装置21は、図1、図2に示すよう
に、導光部材に相当する投光用光ファイバーケーブル2
8の後端部28aに連なる集光部材32と、投光素子で
ある青色の発光ダイオード33と赤色の発光ダイオード
34とから構成されている。2つの発光ダイオード3
3,34は、各照射光軸が先方で交差する状態となるよ
うに並んで設けられると共に、それぞれ頭部を突き合わ
せるようにして集光部材32に接触している。また、集
光部材32は、2個の球形レンズ32a,32bを横並
びにして円柱部32cと一体化されており、一方のレン
ズ32aは青色の発光ダイオード33の光を投光用光フ
ァイバーケーブル28の後端部中心28cに集光し、他
方のレンズ32bは、赤色の発光ダイオード34の光を
やはり投光用光ファイバーケーブル28の後端部中心2
8cに集光するようになっている。なお、この集光部材
32は、例えばプラスチックの射出成形により一体成形
されたもので、また、各光ファイバーケーブル28,2
9はこの実施例ではステップインデックス形のものを使
用している。
【0014】また、受光用光ファイバーケーブル29の
後端部側には、受光素子であるフォトダイオード45が
設けられており、センサ面を受光側ファイバーケーブル
29の後端部に連ねている。
【0015】次に、本実施例の作用について述べる。例
えば、青色の発光ダイオード33が点灯され、その青色
の光は、集光部材32のレンズ32aによって投光用光
ファイバーケーブル28の後端部中心28cに集光さ
れ、その後、光ファイバーケーブル28内を伝搬してヘ
ッド30によって保持されている先端部28bからマー
ク23に照射される。照射された青色の光は、マーク2
3で反射して受光用光ファイバーケーブル29の先端部
に入射され、受光用光ファイバーケーブル29を伝搬し
てフォトダイオード35のセンサ面に照射される。フォ
トダイオード35のセンサ面に照射された光は光電変換
され、その信号は増幅回路で増幅されて色判別装置に出
力され、ここでマーク23に対する青色の光の反射光量
が求められる。
【0016】続いて、青色の発光ダイオード33に代え
て、赤色の発光ダイオード34が点灯され、上記同様
に、赤色の光がレンズ32bによって投光用光ファイバ
ーケーブル28の後端部中心28cに集光され、その
後、青色の光の場合と同様に投光用光ファイバーケーブ
ル28の先端部28bからマーク23に照射さる。そし
て、マーク23で反射した光は受光用光ファイバーケー
ブル29を通って、フォトダイオード35で光電変換さ
れ、色判別装置でマーク23に対する赤色の反射光量が
求められると共に、上記にて求められた青色の反射光量
との比が算出され、この値からマーク23の色が判別さ
れる。
【0017】ここで、マーク23が斜めに傾いていたと
すると、投光用光ファイバーケーブル28の先端部28
bからマーク23に対する照射経路は斜めになるため、
マーク23によって効率よく反射が行われず、マーク2
3が傾いていない場合に比べ、受光用光ファイバーケー
ブル29の先端部に入射される反射光量は減少してしま
う。しかし、各発光ダイオード33,34からの照射経
路は同一経路であるため、青色と赤色の光は同一条件で
マークに照射され、各光の反射光量は同じように減少
し、結局、各光の反射光量の比は、傾いていない場合と
同じになる。
【0018】このように本実施例によれば、各発光ダイ
オード33,34からの光は、全て投光用光ファイバー
ケーブル28の先端部28bから照射されるため、マー
ク23に対する青色の光と赤色の光の照射経路は同一経
路となり、マーク23に対して同一条件で照射される。
従って、マーク23が傾いているような場合であって
も、各光に対する反射光量の比を適正に算出することが
でき、正確な色判別を行うことができるという効果を奏
する。さらに、各発光ダイオード33,34からの光
は、ハーフミラー等の半透過部材を通過しないので、光
量が途中で減少してしまうことはなく、効率のよい投光
装置21とすることができる。また、マーク23の表面
にしわ等があるような場合であっても、各発光ダイオー
ド33,34からの光は、同一条件でマークに照射され
るから、その各光に対する反射も同一条件で行われ、各
光に対する反射光量の比を正確に算出することができ
る。
【0019】さらには、特に本実施例では、2つの集光
部材たるレンズ32a,32bをプラスチックの一体成
型にて製造したから、部品点数が少なくなり、組み立て
が非常に容易であり、また、安値に大量生産ができる。
【0020】<第2実施例>以下、本発明の光学装置を
カラーセンサの受光装置に適用した第2実施例について
図4を参照して説明する。図4に示すように、投光用に
は白色光源41を1つ備え、その光は、第1実施例同様
に被検出物であるマーク43に照射される構成となって
いる。また、受光装置44は、光ファイバーケーブル4
5と、集光部材であるレンズ46及び受光素子である2
つのフォトダイオード47等から構成されている。光フ
ァイバーケーブル45は先端部45aをマーク43に向
けて保持されており、マーク43からの反射光が入射さ
れる構成となっている。フォトダイオード47は、光フ
ァイバーケーブル45の後端部45b側に2つ所定間隔
を隔てて設けられており、光ファイバーケーブル45の
後端部45bから出射した光が、レンズ46を介してそ
れぞれ集光する位置に配置されている。さらに、各レン
ズ46と、各フォトダイオード47との間には、それぞ
れ色の異なるフィルタ48が設けられており、所定の色
のみ通過することができる構成となっている。また、各
フォトダイオード47からの信号は、図示しない増幅回
路を介して図示しない色判別装置に出力される構成とな
っている。
【0021】次に、本実施例の作用について述べる。白
色光源41が点灯されると、その光はマーク43に照射
される。照射された光は、マーク43で反射し、光ファ
イバーケーブル45の先端部45aから入射して後端部
45bから出射される。さらに、後端部45bから出射
した光は、各レンズ46及び各フィルタ48を介して所
定の色のみフォトダイオード47によって光電変換さ
れ、増幅回路を介して色判別装置に出力される。色判別
装置では、各フォトダイオード47からの信号に基づい
て、各フィルタ48の色に対する反射光量が求められる
と共に、その反射光量の比からマーク43の色が判別さ
れる。
【0022】このように本実施例では、各フォトダイオ
ード47に照射される反射光は、全て、光ファイバーケ
ーブル45の先端部45aから入射されるため、各フォ
トダイオード47に対する入射経路は同一となる。その
ため、各受光素子に対して同一条件で光が照射されるた
め、マーク43が斜めに傾き、その傾きによって各フォ
トダイオード47の受光する反射光量に差が生じても、
その各反射光量の比が変化することはない。従って、本
実施例の光学装置をカラーセンサの受光装置44に適用
することにより、マーク43が傾いても、正確に色を判
別することができる。
【0023】<他の実施例>本発明は上記各実施例に限
定されるものではなく、例えば次のように変形して実施
することができ、これらの実施態様も本発明の技術的範
囲に属する。 (1) 上記第1実施例では、青色と赤色の2個の発光
ダイオード33,34からの照射経路を一つにするもの
であったが、赤色、青色、緑の3個の発光ダイオードか
らの照射経路を一つにするものでもよく、その場合の構
成を図5に示す。
【0024】投光用光ファイバーケーブル51の後端部
51a側には集光部材52と赤色、青色、緑色の3個の
発光ダイオード53,54,55が設けられており、各
発光ダイオード53,54,55の頭部は集光部材52
に接している。また、集光部材52は、3つのレンズ5
2a,52b,52cが連ねられたものであり、各レン
ズ52a,52b,52cは、各発光ダイオード53,
54,55からの光をそれぞれ導光部材に相当する投光
用光ファイバーケーブル51の後端部中心51cに集光
するように構成されている。
【0025】この場合も第1実施例同様、各発光ダイオ
ード53,54,55からの光は、投光用光ファイバー
ケーブル51を通って先端部51bから照射され、各発
光ダイオードからの照射経路は一つとなる。ちなみに、
シュミレーションによれば、光ファイバー長さがその直
径の8倍程度以上であれば、光ファイバーの出力端にお
いて均一な光の混合が得られることが判明している。シ
ュミレーションによる結果は必ずしも実際の光学系と一
致するとは限らないが、光センサ等に使用される通常の
長さの光ファイバーを使用した実験の結果では、均一な
色の混合が得られたから、実用上、十分な光の混合状態
が得られると思われる。
【0026】(2) 上記第1実施例では、青色と赤色
の2個の発光ダイオード33,34からの照射経路を一
つにするものであったが、4個の発光ダイオードからの
照射経路を一つにするものでもよく、その場合の構成を
図6に示す。投光用光ファイバーケーブル61の後端部
61aには集光部材62が連ねられており、この集光部
材62の光ファイバーケーブル61とは反対側の側面
(図中上面)には、4個のレンズ62aが所定半径の円
上に等角度間隔で設けられている。この各レンズ62a
には、発光ダイオード63が接しており、各発光ダイオ
ード63からの光が光ファイバーケーブル61の後端部
中心61cに集光されるようになっている。光ファイバ
ーケーブル61の後端部中心61cに集光された各発光
ダイオード63からの光は、光ファイバーケーブル61
の先端部61bから照射され、各発光ダイオード63か
らの照射経路は単一化される。
【0027】(3) 上記第1実施例では、投光用には
青色と赤色の2個の発光ダイオード33,34を用いて
色判別を行う構成であったが、より正確に色判別を行う
には、より多くの発光ダイオードを用いることが望まし
く、例えば、7個の発光ダイオードを用いた場合の構成
を図7及び図8に示す。
【0028】投光用光ファイバーケーブル71の後端部
71a側には、集光部材72と色の異なる7個の発光ダ
イオード73が設けられている。集光部材72は、周側
部から前面中央部に掛けて裾広がり状に突出した形状を
しており、その前面中央部にはレンズ部72aが形成さ
れている。また、レンズ部72aの後部には凹部72b
が形成されており、この凹部72bには1個の発光ダイ
オード73が収容され、その発光ダイオード73からの
光はレンズ部72aによって導光部材に相当する投光用
光ファイバーケーブル71の後端部中心71cに集光さ
れようになっている。さらに、裾広がり状に形成された
左右両側部の裾の部分には、レンズ部72aを除いて光
反射膜が形成され、もってレンズ部72aを中心に点対
称となるようにそれぞれ3つに分割された楕円反射面7
2cが計6個形成されている。この各楕円反射面72c
には、それぞれ発光ダイオード73が照射方向を後向き
にして配設されており、各発光ダイオード73からの光
は、それぞれ楕円反射面72cによって反射されて投光
用光ファイバーケーブル71の後端部中心71cに集光
される。この場合にも、各発光ダイオード73からの光
は、投光用光ファイバーケーブル71の先端部71bか
ら照射されるから、各発光ダイオード73からの光の照
射経路が単一化される。さらに、楕円反射面72cによ
って各発光ダイオード73からの光を集光するようにし
たので、非常に効率よく集光することができる。
【0029】また、上述のように複数個の投光素子を設
けることができるようになると、発光ダイオードを使用
して白色性の高い光源を得ることができる。すなわち、
白色光を得るには、赤、青、緑の3原色の光源を同一の
光量となるように準備する必要があるが、現在入手し得
る発光ダイオードでは緑色発光ダイオードの輝度が他の
2色に比べて大幅に低いという問題がある。そこで、図
7及び図8の構成において、青色の発光ダイオードを1
個、赤色の発光ダイオードを1個、緑色の発光ダイオー
ドを5個とし、これを同時に点灯させることにより投光
用光ファイバーケーブル71の先端部71bから白色光
を照射することができるようになる。
【0030】(4) 前記各実施例では、集光部材とし
ての複数のレンズを一体成形によって一体的に形成した
が、これに限らず、各発光ダイオードの光を投光用光フ
ァイバーケーブルの後端部中心に集光できるようにレン
ズを別個に配設したものであってもよい。
【0031】(5) 上記第2実施例の集光部材は、別
個にレンズ46が配設されたものであったが、2つのレ
ンズを一体に形成したものであってもよい。
【0032】(6) 本発明は、また光増強用の光学装
置として使用することもできる。例えば、同時に点灯さ
れる同一色の投光素子と、これらからの光を所定の集光
部に集光する集光部材と、一端側を集光部に位置させ他
端側を光の出射部とした導光部材とを備えた構成とする
ことにより、各投光素子を同時に点灯することにより、
高エネルギー密度の光を光ファイバーケーブルの先端部
から照射させることができる。 (7) 本発明は、また異なる色の光を混合する装置と
して使用することができ、例えば、青色の発光ダイオー
ドと赤色の発光ダイオードを備え、これを同時に点灯す
れば、青色と赤色の混ざった光が光ファイバーケーブル
の先端部から照射される。
【0033】その他、本発明における導光部材はステッ
プインデックス形のファイバーケーブル以外のグレーデ
ッド形のものや、内面が反射体で構成された管状体、或
いは外面が反射体で構成された光透過性を有する管状
体、さらには、光透過性を有する充実棒状体であって外
部の空気層との界面で全反射することを利用したもので
もよい等、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で種々変更
して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す平面図である。
【図2】同センサ本体内を示す断面図である。
【図3】同カラーセンサを示す外観図である。
【図4】第2実施例を示す平面図である。
【図5】3個の発光ダイオードを備えた他の実施例を示
す平面図である。
【図6】4個の発光ダイオードを備えた他の実施例を示
す斜視図である。
【図7】7個の発光ダイオードを備えた他の実施例を示
す断面図である。
【図8】同実施例の集光部材を示す正面図である。
【図9】複数の投光素子を備えた投光装置の従来例を示
す概略的側面図である。
【図10】従来例において被検出物が傾いている場合を
示す概略的側面図である。
【符号の説明】
28…投光用光ファイバーケーブル(導光部材) 28c…後端部中心(集光部) 28b…先端部(出射部) 32…集光部材 33,34…発光ダイオード(投光素子) 45…光ファイバーケーブル(導光部材) 45a…先端部(入射部) 45b…後端部(出射部) 46…レンズ(集光部材) 47…受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 6/42 H01L 33/00 L N

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の投光素子と、この各投光素子か
    らの光を所定の集光部に集光する集光部材と、一端側を
    前記集光部に位置させ他端側を光の出射部とした導光部
    材とが設けられていることを特徴とする光学装置。
  2. 【請求項2】 一端側を光の入射部とし他端側を光の出
    射部とした導光部材と、前記導光部材の他端側に設けら
    れた複数個の受光素子と、前記出射部からの光を前記各
    受光素子にそれぞれ集光する集光部材とが設けられてい
    ることを特徴とする光学装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の光学装置を
    用いたことを特徴とするカラーセンサ。
JP6197966A 1994-07-29 1994-07-29 光学装置及びカラーセンサ Pending JPH0843207A (ja)

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JP6197966A JPH0843207A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 光学装置及びカラーセンサ

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