JPH0842965A - 浴室暖房乾燥機及びその制御方法 - Google Patents

浴室暖房乾燥機及びその制御方法

Info

Publication number
JPH0842965A
JPH0842965A JP11165295A JP11165295A JPH0842965A JP H0842965 A JPH0842965 A JP H0842965A JP 11165295 A JP11165295 A JP 11165295A JP 11165295 A JP11165295 A JP 11165295A JP H0842965 A JPH0842965 A JP H0842965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathroom
housing
ventilation
heating
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11165295A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Okuyama
健二 奥山
Hirotaka Josa
弘隆 帖佐
Minetake Yamashita
峰毅 山下
Tomoaki Fujii
智明 藤井
Yoshiaki Abura
善紀 油
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP11165295A priority Critical patent/JPH0842965A/ja
Publication of JPH0842965A publication Critical patent/JPH0842965A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】浴室内に向けて効率良く送風できる浴室暖房乾
燥機を提供する。 【構成】浴室内の天井及び壁面に温水等を循環する循環
パイプを形成している浴室内に設置される浴室暖房乾燥
機である。循環パイプと接続される加熱手段を有する。
加熱手段を介して暖房及び乾燥用として浴室内に送風す
る送風手段と浴室内の換気を行う換気手段を有したハウ
ジング1を壁面に取着する。天井側に位置するように送
風口11をハウジング1の一端寄りに配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室内を暖房・乾燥室
として機能させることができる浴室暖房乾燥機及びその
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、浴室12の天井部等に設置さ
れて浴室12内を乾燥室として機能させる浴室乾燥機が
提供されている。これは、浴室12内の空気を循環させ
る循環ファンと、循環空気を加熱する加熱部、そして換
気部とからなるものとして構成されており、これらは図
51に示されるようにハウジング1内に納められた状態
で天井裏等から設置されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、浴室ユニットを設置することで浴室
12を形成する時、浴室12の天井裏空間が狭くて天井
裏に作業者が入ることができず、設置作業ができない場
合が多々ある。また、後付けとして取付けを行う場合、
側壁に対して取付けを行うものであるが、送風口がハウ
ジング1の下部に設けられているために側壁に取付けた
場合には送風口の位置を天井と近接するように浴室12
内の上端部に配置することができず、洗濯物等に斜め上
方より送風を効率良く当てることができないという問題
があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、浴室内に向けて効率良く送風することができ
る浴室暖房乾燥機を提供すると共に効率良く自動運転さ
せることができる浴室暖房乾燥機の制御方法を提供しよ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、浴室内の天井及び壁面に温水
等を循環する循環パイプを形成している浴室内に設置さ
れる浴室暖房乾燥機であって、循環パイプと接続される
加熱手段を有し、加熱手段を介して暖房及び乾燥用とし
て浴室内に送風する送風手段と浴室内の換気を行う換気
手段を有したハウジングを壁面に取着し、天井側に位置
するように送風口をハウジングの一端寄りに配置したこ
とを特徴とするものである。
【0006】請求項2の発明では、請求項1においてハ
ウジングの取付方向を上下逆に取付可能としたことを特
徴とするものである。請求項3の発明では、請求項1に
おいてハウジングの端部に浴室内の回縁部に対応したに
がし構造を備えたことを特徴とするものである。請求項
4の発明では、請求項1において送風口をハウジングの
前面中央部に配置したことを特徴とするものである。
【0007】請求項5の発明では、請求項4において送
風口からの風向きを変更するための可動ルーバーを送風
口に備え、可動ルーバーを複数に分割し、その各々が独
立して左・中・右の水平方向での送風向きを自在に可動
できるようになっていることを特徴とするものである。
請求項6の発明では、請求項5において垂直方向におい
て可動ルーバーを下方向に向けて調整可能としたことを
特徴とするものである。
【0008】請求項7の発明では、請求項4において浴
室内空気を吸い込む吸込口を送風口から離すようにハウ
ジングの側面部に配置したことを特徴とするものであ
る。請求項8の発明では、請求項4において熱交換器を
備え、熱交換器への温水の送入を浴室内空気を吸い込む
吸込口に対して風下側から熱湯を送入し、吸込口側に排
出することを特徴とするものである。
【0009】請求項9の発明では、請求項4において配
管部をハウジング内の中央部に配置したことを特徴とす
るものである。請求項10の発明では、請求項4におい
てリモコンの受信ユニット部を備え、受信ユニット部と
ハウジングとの間に遮蔽材を押入して密閉された空間部
を形成したことを特徴とするものである。
【0010】請求項11の発明では、請求項4において
壁面と平行となる横方向から着脱自在とする壁掛け固定
具を用いてハウジングを壁面に取付けたことを特徴とす
るものである。請求項12の発明では、請求項1におい
て温度・湿度及び人体検知用センサーを用いて換気運転
を制御することを特徴とするものである。
【0011】請求項13の発明では、請求項1において
壁面開口部に設けられるシール手段を介してハウジング
を壁面に設置したことを特徴とするものである。請求項
14の発明では、請求項13においてシール手段として
の換気アダプタに換気手段としての換気ファンブロック
との嵌合部を設けたことを特徴とするものである。
【0012】請求項15の発明では、請求項13または
請求項14においてシール手段としての換気アダプタの
一端縁に鍔部を設け、この鍔部を壁当接側に傾斜させた
ことを特徴とするものである。請求項16の発明では、
請求項13においてハウジング内に配線用ジョイントボ
ックスを設けたことを特徴とするものである。
【0013】請求項17の発明では、請求項13におい
て送風手段としての循環ファンブロックを駆動する駆動
用モータの近傍に、駆動用モータ表面に送風して結露を
防止する結露防止ファンを設けたことを特徴とするもの
である。請求項18の発明では、請求項13においてハ
ウジング内に配置される電源ボックスの結露を電源ボッ
クス内の電子部品より発生する熱により防止することを
特徴とするものである。
【0014】請求項19の発明では、浴室内の温度が高
い場合において、人体検知用センサーが入室を検知して
いる間は換気運転を停止させ、退室を検知した後に浴室
内湿度が結露検知点以上であることを湿度センサーが検
知すると強モードで換気運転を行い、この時点で浴室内
の温度が暖房運転検知温度よりも高いことを温度センサ
ーが検知すると暖房運転は作動せずに換気運転のみが次
の入室時まで作動し、次いで、浴室内の温度が低い場合
において、人体検知用センサーが入室を検知している間
は換気運転を停止させ、退室を検知した後に浴室内湿度
が結露検知点以上であることを湿度センサーが検知する
と浴室内温度が暖房運転検知温度になるまでは強モード
で換気運転を行い、暖房運転検知温度を温度センサーが
検知すると換気運転は弱モード運転となり、同時に暖房
運転も次の入室時まで作動するように制御することを特
徴とするものである。
【0015】
【作用】しかして、送風口を浴室の天井に近接した浴室
内の上端部に配置することができ、浴室内の上部より温
風を効率良く洗濯物に当てることが可能となるために乾
燥効率を向上させることができるものである。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。浴室暖房乾燥機は浴室12内の天井17及び
壁面18に温水等を循環する循環パイプを形成している
浴室12内に設置されるものであって、正面下部が開口
するハウジング1と、このハウジング1内に収納される
送風手段としての循環ファンブロック2、循環パイプと
接続される加熱手段としての熱交換器3、換気手段とし
ての換気ファンブロック4、電源ブロック5を備えて主
体が構成されている。ハウジング1の正面にはグリル板
6が装着されるようになっており、グリル板6には吹出
口ルーバー7と、着脱自在な着脱ルーバー8が取付けら
れるようになっている。更にハウジング1の両側にはサ
イドカバー9が嵌合されるようになっている。ハウジン
グ1内は仕切り板10によって2室に仕切られており、
一方側に循環ファンブロック2と電源ブロック5が収納
配置され、他方側に熱交換器3が収納配置されている。
熱交換器3は例えば、貯湯器から供給される高温の湯と
の間の熱交換で循環ファンブロック2で循環する浴室内
空気を加熱するものである。
【0017】ハウジング1は浴室内天井隅部に設置可能
となるように図2、図3に示されるように断面形状が略
直角三角形状となっており、また、ハウジング1の正面
に装着されているグリル板6に設けられている送風口1
1は図4に示されるように天井17側に位置するように
ハウジング1の一端寄りに配置されている。このため、
送風位置を浴室12内の高い位置に設定可能となり、図
5(a)に示されるように洗濯物13に対して斜め上方
より温風を当てやすくすることができる。図5(b)は
送風口11がハウジング1の前面下端部に配置された従
来例を示しており、このものにあっては、送風口11か
らの送風は吊り下げられた洗濯物13に対して側方から
送風されるだけとなっている。また、図6に示されるよ
うに送風口11に吐出口ルーバー14を設けて送風を浴
室12中央部に近づけることによって更に効率良く温風
を洗濯物13に対して当てやすくすることが可能とな
る。
【0018】ハウジング1の取付け方向を図7に示され
るように送風口11が天井17側になるように上向きに
すると送風口11からの送風方向は浴室12内の上部か
ら下部側に向けて吐出されることとなり、洗濯物13に
送風が当たりやすくなって温風を吐出している場合には
乾燥効率が向上する。また、取付け方向を図8に示され
るように送風口11が下向きになるようにすると送風口
11からの送風方向は下向きとなり、暖房効果を向上さ
せることができる。
【0019】ハウジング1の形状を図9(a)に示され
るようにハウジング1の背面側の角部に凹み部15を形
成してにがし構造とすることによって回縁部16が形成
されていたとしても凹み部15によって吸収することが
でき、天井17及び壁面18に対して近接させてハウジ
ング1を設置することができるものである。ところで、
図9(b)に示されるように凹み部15を設けていない
ものにあっては、ハウジング1がにがし構造となってい
ないために回縁部16が形成された浴室12において
は、天井17とハウジング1の上面との間に回縁部16
の高さ寸法分の大きな隙間が生じることとなるものであ
る。
【0020】循環ファンブロック2の駆動用モータ19
を図10に示される略中間部の配置状態から図1に示さ
れるようにハウジング1内の端部寄りに配置することに
より、ハウジング1の中央付近に吹出口ルーバー7が設
置でき、図11に示されるように浴室12内に向けて均
等に送風が可能となる。また、ハウジング1が浴室12
内の隅に取付けが行われたしても吹出口ルーバー7が隣
合う壁面に近接する巾を従来のものよりも大きくとるこ
とができるために洗濯物13に温風が当たりやすくする
ことができる。
【0021】図15乃至図17に示されるようにハウジ
ング1には浴室12内空気を循環させる循環用送風手段
があり、送風口11を通り、吹出口ルーバー7から浴室
12内に送風される。送風時に吹出口ルーバー7により
送風の風向きを変更することができる構成において図1
5、図16に示されるように吹出口ルーバー7には風向
きルーバー20があり、これが可動連結板21の連結用
孔22に上下交互に連結されるように組み立てされてお
り、突起20aが吹出口ルーバー7の嵌合孔23に取着
されることにより、複数枚の風向きルーバー20が連結
されて同方向に可動させることができるようになってい
る。また、図17に示されるように風向きルーバー20
は複数枚を1つの単位として3分割されており、送風風
向きを図中イ〜ロ方向に向けて送風させることができる
ようになっている。これは、各可動連結板21毎に独立
して可動が自在となり、洗濯物13の干す場所に集中し
て送風することも、また、浴室12内全体に送風するこ
とができるように構成されている。
【0022】図18において、図18(b)は一つの風
向きルーバー20を介しての送風範囲を示しており、図
18(a)は3分割の風向きルーバー20での送風範囲
を示しており、このように風向きルーバー20が複数に
分割構成されていることによって洗濯物13の乾燥性を
従来より15%程度改善することができる。また、図1
9、図20に示されるように風向きルーバー20の下部
に傾斜面24を形成することによって風向きルーバー2
0の送風角度が図21(a)に示されるように下方向に
拡大されるものであり、図21(b)に示されるものよ
りも洗濯物13の乾燥性が10%程改善することができ
る。
【0023】図22に示されるものは、浴室12内に温
風を送風する送風口11と吸い込み口25とを有する着
脱パネル26がハウジング1に取付けられており、ま
た、換気用ダクト27を備えており、送風口11から温
風が矢印ニの方向へ流れるようになっている。ところ
が、この時に換気を同時に行うと温風が矢印ホ、ヘの方
向へ流れてショートパスとなるため、温風が直接室外に
換気されて熱効率が悪いものとなる。このため、本発明
においては図23に示されるようにハウジング1の前面
部に配置された送風口11に対して換気用の吸い込み口
25としてのサイドカバー9をショートパスしない位置
としてハウジング1の側面に形成している。このため、
ハウジング1から浴室12内に送風される送風の向きは
矢印トに示されるものであり、これに対して換気用の吸
い込み口25に吸い込まれる風は矢印チの方向になるた
めに直接温風をショートパスして換気することがない為
に熱損失が少なく、熱効率が良くなるものである。
【0024】図24、図25に示されるように温風にす
るための加熱手段として熱交換器3があり、この内部循
環をハウジング1の吸い込み口25に対して風下側から
送入し、図25に示される流れで熱交換器3内部を流れ
て吸い込み側に排出するものである。これにより風下側
の高温(約70℃)から順に熱交換が行われて吸い込み
側では低温(約50℃)となり、熱の損失ロスを抑える
ことができる。つまり、熱は高から低へ熱移動する。こ
れを加味して温熱の流れを見ると先ず、風上側の風は約
50℃の熱を奪い、これを繰り返し行い、最後には風が
かなりの熱を吸収して高温になっているが、風下側から
温熱湯を送入するために最も高い熱を奪うことができ
る。これにより送風の温度が高温で速乾燥が可能とな
る。
【0025】図1に示される実施例においては、配管2
8をハウジング1の端部に設置しているが、これでは貯
湯器からの接続をするための貫通孔を工事する際に浴室
12内の壁パネルの端面での工事となる。一般に壁隅の
壁パネルは寸法調整するために壁パネルの巾が狭いこと
があり、端の方では壁パネルを割ったり、また、工事に
おいてもドリル等の工具が入らず、工事が大変なものと
なっている。このため、本実施例では、図26乃至図2
8に示されるように配管28をハウジング1内の中央部
付近に集中して配置することで壁パネルの損傷を防止
し、しかも、取付工事が容易に行えるようになってい
る。
【0026】図29に示されるようにハウジング1の前
面部に設けられた表示部29にはワイヤレスリモコン用
の受信ユニット部30が基板31に設けられており、ね
じ等によりハウジング1に係止されている。また、この
受信ユニット部30の周囲にモルトプレーン等の遮蔽材
32を設けて密閉された空間部33を形成しているもの
であり、また、基板31とハウジング1との間には樹脂
モールド剤34により外気、湿気、水分等を遮断させて
いる。これによって従来の密閉されていないものでは、
浴室12内の湿気や結露及び水等によってリモコンの受
信不良が多発していたが、上記のような構造において密
封空間が乾燥状態であれば、浴室12内の高温多湿にも
影響されずにリモコン受信が可能となる。
【0027】図31はハウジング1を壁面18に固定す
るための壁掛け固定具35を示しており、この壁掛け固
定具35を用いることで壁面18と平行となる横方向か
らハウジング1を壁面18に取付けることができるもの
である。この壁掛け固定具35は壁掛け金具36に引っ
掛け部37を溶接及び折り曲げにて形成したものであ
り、壁面18に固定する孔38が4隅に設けられてお
り、また、ハウジング1との固定用として引っ掛け部3
7に固定孔39を備えている。図32乃至図35に示さ
れるように壁面18に壁掛け固定具35をアンカーボル
ト等の固着具40にて固定し、ハウジング1を取付けす
る。ここで、壁面18への壁掛け固定具35の取付けは
図32に示されるように引っ掛け部37が横方向に向く
ようにして壁面18に取付ける。このように引っ掛け部
37が横向きになるように取付けられていることでハウ
ジング1の取付けは壁面18と平行となる横方向から引
っ掛け部37に対してハウジング1の背板を係止するこ
とで行うことができる。引っ掛け部37にハウジング1
の背板を係止した状態でハウジング1が衝撃等によって
落下しないように固定孔39にハウジング1をねじで固
定する。これによりハウジング1を横方向から容易且つ
確実に取付けることができる。
【0028】図43、図44に換気ファンブロック4か
らの排気及び温水配管及び電気配線用の開口孔の構造図
を示す。浴室暖房乾燥機を浴室12の壁面18に取付け
る場合、排気孔及び配管配線用孔は直接外気側に開口さ
れることになる。浴室12の場合、他の一般的な部屋と
は異なり浴室12内の湿気が開口された壁内に浸入する
のを防止する必要があり、また、施工性、メンテナンス
性を考慮するとハウジング1と簡単に分離できる構造と
することが好ましい。このため、図42に示されるよう
に換気用配管孔70の場合には換気ファンブロック4と
嵌合するシール面43を設けた弾力性のあるシール手段
としての換気用アダプタ44が壁面18の開口部に対し
てシール材45で取付けられており、この換気用アダプ
タ44には換気パイプ46が接続されている。また、換
気パイプ46の外壁との接続部にもシール材45が設け
られており、外側からの湿気、空気の壁内への浸入を防
止している。
【0029】配管配線用孔80も上記と同様に弾力性の
ある配管用アダプタ48が壁面18の開口部に対してシ
ール材45で取付けられ、配管用アダプタ48には配管
パイプ49が接続されており、外気に接続されている。
また、配管パイプ49の外壁との接続部にもシール材4
5が設けられており、外側からの湿気、空気の壁内への
浸入を防止している。
【0030】図45に壁挿入前の換気用アダプタ44と
換気パイプ46の接合状態を示している。換気用アダプ
タ48と換気パイプ46とは換気用アダプタ44に換気
パイプ46が挿入された状態でテープ等の接続部材50
で固定され、換気用アダプタ44にはシール材45を収
納配置することができる鍔部51が設けられている。ま
た、壁面18に対するハウジング1の取付け方法として
は図42に示されるように壁面18に取付けられた受け
金具61に対して裏面側を引っ掛け固定するようにして
取付ける方法があるが、この場合にはハウジング1が上
方に押し上げられれば外れる場合があり、ハウジング1
取付け後に図47に示されるように換気ファンブロック
4を後施工で壁面18内に挿入固定するようになってお
り、この場合、換気ファンブロック4と換気用アダプタ
44とがシール面43で嵌合し、上下方向に移動しない
ように固定が確実に行われるようになっている。また、
鍔部51は壁当接側に向けて傾斜しており、換気ファン
ブロック4を壁側に押し付けて固定する時に鍔部51が
壁面18に沿って配置されることとなり、壁面18との
間に隙間が形成されたりすることのないように設置する
ことができるようになっている。62は必要に応じて換
気パイプ46に取付けられるベントキャップである。
【0031】図39に示される電源ブロック5の下部に
は図48に示されるように配線ボックス52が設けられ
ており、電源線及び信号線等は端子53でカシメ接続さ
れて配線ボックス52内に収納配置され、蓋54と固定
ネジ55とで固定を行っている。循環ファンブロック2
には図46に示されるように駆動用モータ19が設けら
れており、この駆動用モータ19のモータ軸には送風用
ファン56と反対側に位置するようにモータケースに近
い側に結露を防止するための結露防止ファン57が設け
られており、モータケース廻りに付着する結露を防止し
たり、モータ軸から駆動用モータ19内部への結露水の
浸入を防止するようになっている。
【0032】電源ブロック5は図11に示されるように
電源ケース58内に、基板上に実装された回路ブロック
59が設けられており、さらに、蓋60が電源ケース5
8に挿入されており、内部空間を形成している。浴室暖
房乾燥機は湿度の多い状態で使用するために安易に密閉
状態にすると結露水が内部に溜まって回路を破損させる
可能性が高いものであるが、本実施例のように極少量の
通気がある状態にし、マイコンを使用して回路は常に電
源が導入(乾燥暖房機能が停止中でも回路には電源が供
給されている。)された状態にすることで、回路電源を
作っているトランス等の発熱部材の熱を利用して電源ブ
ロック5内の結露を防止することができるものである。
【0033】上記した浴室暖房乾燥機は温度・湿度及び
人体検知用センサーを用いて運転を制御するようになっ
ており、図36、図37に示されるように2種類の自動
換気運転動作を備えている。先ず、図36に示されるよ
うに浴室12内の温度が高い場合には人体検知用センサ
ーが入室を検知している間は換気運転は停止しており、
退室を検知した後、浴室12内湿度が結露検知点以上で
あることを湿度センサーが検知すると換気を強モードで
行う。この時、浴室12内の温度が暖房運転検知温度よ
りも高いことを温度センサーが検知すると暖房運転は作
動せずに換気運転のみが次の入室時まで作動し、浴室1
2内を除湿する。
【0034】次に、図37に示されるように浴室12内
の温度が低い場合には人体検知用センサーが入室を検知
している間は換気運転は停止しており、退室を検知した
後、浴室12内湿度が結露検知点以上であることを湿度
センサーが検知すると浴室12内温度が暖房運転検知温
度になるまでは強モードで換気運転を行い、暖房運転検
知温度を温度センサーが検知すると換気運転は弱モード
運転となり、同時に暖房運転も次の入室時まで作動し、
浴室12内の温度を低下させることなく除湿する。
【0035】そして、上記のように2種類の自動換気運
転動作が自動的に動作されることによって浴室12内温
度が低温の際において浴室12内の温度を低下させるこ
となく浴室12内を効率的に換気乾燥することができる
ものであり、次の入室時に寒さ感を感じることなく入室
可能となるものである。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明は、浴室内の天井及び側
壁に温水等を循環する循環パイプを形成している浴室内
に設置される浴室暖房乾燥機であって、循環パイプと接
続される加熱手段を有し、加熱手段を介して暖房及び乾
燥用として浴室内に送風する送風手段と浴室内の換気を
行う換気手段を有したハウジングを側壁に取着し、天井
側に位置するように送風口をハウジングの一端寄りに配
置してあるので、送風口を浴室の天井に近接した浴室内
の上端部に配置することができ、浴室内の上部より温風
を効率良く洗濯物に当てることが可能となるために乾燥
効率を向上させることができるものである。
【0037】請求項2の発明は、請求項1においてハウ
ジングの取付方向を上下逆に取付可能としてあるので、
請求項1の効果に加えてハウジングの取付方向を上下逆
にして取付けすることが可能であり、ユーザーの使用目
的に合わせて乾燥・暖房の効果を最大限に生かせる取付
けが可能となるものである。請求項3の発明は、請求項
1においてハウジングの端部に浴室内の回縁部に対応し
たにがし構造を備えているので、請求項1の効果に加え
て浴室内形状の回縁部等に対応したにがし構造を備えて
いることによって浴室形状に対応しながら外観上隙間無
く取付けることができるものである。
【0038】請求項4の発明では、請求項1において送
風口をハウジングの前面中央部に配置してあるので、請
求項1の効果に加えて浴室内空気の循環が良くなり、浴
室内の暖房及び衣類等の乾燥を効率良く行うことができ
るものである。請求項5の発明は、請求項4において送
風口からの風向きを変更するための可動ルーバーを送風
口に備え、可動ルーバーを分割し、その各々が独立して
左・中・右の水平方向での送風向きを自在に可動できる
ようになっているので、請求項4の効果に加えて可動ル
ーバーを分割してその各々が独立して風向きを容易に可
変できることによって浴室内の広い範囲にわたって送風
が行き渡りやすくすることができ、エネルギーを有効且
つ効果的に使用することができるものである。
【0039】請求項6の発明は、請求項5において垂直
方向において可動ルーバーを下方向に向けて調整可能と
してあるので、請求項5の効果に加えて可動ルーバーを
下方向に向けて調整することによって送風範囲を広げる
ことができるものであり、より一層エネルギーを有効活
用することができるものである。請求項7の発明は、請
求項4において浴室内空気を吸い込む吸込口を送風口か
ら離すようにハウジングの側面部に配置してあるので、
請求項4の効果に加えて温風をショートパスして室外に
放出するというエネルギーの無駄がなくなり、少ないエ
ネルギーにて速暖・速乾燥を行うことができるものであ
る。
【0040】請求項8の発明は、請求項4において熱交
換器を備え、熱交換器への温水の送入を浴室内空気を吸
い込む吸込口に対して風下側から熱湯を送入し、吸込口
側に排出するようになっているので、請求項4の効果に
加えて浴室内の空気に効率良く熱交換が行えるものであ
り、熱損失を抑えてエネルギーを有効に活用することが
できるものである。
【0041】請求項9の発明は、請求項4において配管
部をハウジング内の中央部に配置してあるので、請求項
4の効果に加えてハウジング内部の構成が簡素化できる
ものであり、しかも、取付工事の作業が余裕がある状態
で行うことができるものである。請求項10の発明は、
請求項4においてリモコンの受信ユニット部を備え、受
信ユニット部とハウジングとの間に遮蔽材を押入して密
閉された空間部を形成してあるので、請求項4の効果に
加えて受信ユニット部に結露・浸水等が発生しやすい高
温多湿な浴室内での受信不良を防止することができるも
のであり、受信ユニット部とハウジングに密閉された乾
燥した空間を設けることによって多湿環境下での浴室内
においても受信不良無く正常に作動させることができる
ものである。
【0042】請求項11の発明は、請求項4において壁
面と平行となる横方向から着脱自在とする壁掛け固定具
を用いてハウジングを壁面に取付けるようになっている
ので、請求項4の効果に加えて天井に隙間無く取付けが
可能であり、外観の取付けの見栄えが良くなり、しかも
送風が壁面に沿って層流にて循環でき、循環効率が良
く、また作業する業者も容易に取付けが行えるものであ
る。
【0043】請求項12の発明は、請求項1において温
度・湿度及び人体検知用センサーを用いて換気運転を制
御するようになっているので、請求項1の効果に加えて
自動運転によって浴室内を換気乾燥することができるも
のである。請求項13の発明は、請求項1において壁面
開口部に設けられるシール手段を介してハウジングを壁
面に設置するようにしているので、請求項1の効果に加
えて浴室の壁面にハウジングを設置する形態を採用した
といえども、浴室内で発生する湿気を壁内に浸入させる
のを防止することができ、壁材を保護することができる
ものである。
【0044】請求項14の発明は、請求項13において
シール手段としての換気アダプタに換気手段としての換
気ファンブロックとの嵌合部を設けてあるので、請求項
13の効果に加えて嵌合部によって換気アダプタと換気
ファンブロックとの接続を確実に行うことができるもの
である。請求項15の発明は、請求項13または請求項
14においてシール手段としての換気アダプタの一端縁
に鍔部を設け、この鍔部を壁当接側に傾斜させてあるの
で、請求項13または請求項14の効果に加えて換気フ
ァンブロックを壁側に押し付けて固定する場合に鍔部が
壁面に沿って密着し、壁面と鍔部との間に隙間が形成さ
れないように確実に設置することができるものである。
【0045】請求項16の発明は、請求項13において
ハウジング内に配線用ジョイントボックスを設けてある
ので、請求項13の効果に加えて浴室内からの配線作業
をハウジング内に設けられた配線用ジョイントボックス
に対してスムーズに行うことができるものであり、別途
に配線ジョイントボックスを設けるような必要がないも
のである。
【0046】請求項17の発明は、請求項13において
送風手段としての循環ファンブロックを駆動する駆動用
モータの近傍に、駆動用モータ表面に送風して結露を防
止する結露防止ファンを設けてあるので、請求項13の
効果に加えて駆動用モータ表面の結露防止を図ることが
できると共に軸から駆動用モータの内部への水分の浸入
を防止することができ、駆動用モータの信頼性を向上さ
せることができて結果的に駆動用モータの寿命を向上さ
せることができるものである。
【0047】請求項18の発明は、請求項13において
ハウジング内に配置される電源ボックスの結露を電源ボ
ックス内の電子部品より発生する熱により防止するよう
になっているので、請求項13の効果に加えて別途に結
露防止手段を設けるようなことなく浴室内に設置可能な
電源ボックスを構成することができるものである。請求
項19の発明は、浴室内の温度が高い場合において、人
体検知用センサーが入室を検知している間は換気運転を
停止させ、退室を検知した後に浴室内湿度が結露検知点
以上であることを湿度センサーが検知すると強モードで
換気運転を行い、この時点で浴室内の温度が暖房運転検
知温度よりも高いことを温度センサーが検知すると暖房
運転は作動せずに換気運転のみが次の入室時まで作動
し、次いで、浴室内の温度が低い場合において、人体検
知用センサーが入室を検知している間は換気運転を停止
させ、退室を検知した後に浴室内湿度が結露検知点以上
であることを湿度センサーが検知すると浴室内温度が暖
房運転検知温度になるまでは強モードで換気運転を行
い、暖房運転検知温度を温度センサーが検知すると換気
運転は弱モード運転となり、同時に暖房運転も次の入室
時まで作動するように制御するようになっているので、
自動換気運転動作が自動的に行われることによって浴室
内温度が低温の際において、浴室内の温度を低下させる
ことなく浴室内を効率的に換気乾燥することができるも
のであり、次の入室時に寒さ感を感じることなく入室可
能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面断面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】図1におけるB−B線断面図である。
【図4】同上の設置状態を示す断面図である。
【図5】(a)(b)は送風口からの送風状態の差を説
明する説明図である。
【図6】他の実施例を示す断面図である。
【図7】設置状態の一実施例を示す一部省略した斜視図
である。
【図8】設置状態の他の実施例を示す一部省略した斜視
図である。
【図9】設置状態を示すものであり、(a)は凹み部を
設けた場合の設置状態を示す断面図、(b)は凹み部を
設けない場合の設置状態を示す断面図である。
【図10】駆動用モータを略中間部に配置した状態の正
面断面図である。
【図11】本発明における送風口からの送風状態を説明
する説明図である。
【図12】同上の設置状態を示す一部破断した斜視図で
ある。
【図13】図10におけるC−C線断面図である。
【図14】図13におけるD部の拡大断面図である。
【図15】本発明における送風口の分解斜視図である。
【図16】同上の可動ルーバーの配置状態を説明する説
明図である。
【図17】可動ルーバーの配置状態を示す断面図であ
る。
【図18】(a)(b)は送風口からの送風状態の差を
説明する説明図である。
【図19】本発明における送風口の配置状態を示す断面
図である。
【図20】図19におけるE部の部分拡大断面図であ
る。
【図21】(a)(b)は送風口からの送風状態の差を
説明する説明図である。
【図22】送風口と吸い込み口の配置状態を示すもので
あり、(a)は正面図、(b)は下面図である。
【図23】本発明を示すものであり、(a)は正面図、
(b)は平面図、(c)は側面図である。
【図24】本発明における送風及び吸気状態を示す断面
図である。
【図25】同上の作用を説明する説明図である。
【図26】本発明の他の実施例を示す正面断面図であ
る。
【図27】図26におけるF−F線断面図である。
【図28】図26におけるG−G線断面図である。
【図29】本発明における受信ユニット部の配置状態を
示すものであり、(a)は正面図、(b)は側面図であ
る。
【図30】(a)は受信ユニット部を示す拡大断面図、
(b)は遮蔽材を示す斜視図である。
【図31】壁掛け固定具を示す斜視図である。
【図32】壁掛け固定具の設置状態を示す一部省略した
斜視図である。
【図33】壁掛け固定具を介しての設置状態を示す正面
断面図である。
【図34】図33におけるH−H線断面図である。
【図35】図33におけるI−I線断面図である。
【図36】本発明における自動換気運転動作タイムチャ
ートである。
【図37】本発明における自動換気運転動作タイムチャ
ートである。
【図38】浴室内への設置状態を示す概略構成図であ
る。
【図39】他の実施例を示す正面断面図である。
【図40】図39におけるJ−J線断面図である。
【図41】図39におけるK−K線断面図である。
【図42】シール手段の配置状態を示す分解斜視図であ
る。
【図43】シール手段の配置状態を示す断面図である。
【図44】シール手段の配置状態を示す断面図である。
【図45】換気用アダプタと換気パイプの接続状態を示
す正面図である。
【図46】結露防止ファンの設置状態を示す部分正面断
面図である。
【図47】換気ファンブロックの取付手順を説明する説
明図である。
【図48】配線ボックスの配置状態を示す部分斜視図で
ある。
【図49】配線の接続状態を示す分解斜視図である。
【図50】電源ブロックを示すものであり、(a)は平
面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図51】従来例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 11 送風口 12 浴室 17 天井 18 壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 智明 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 油 善紀 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室内の天井及び壁面に温水等を循環す
    る循環パイプを形成している浴室内に設置される浴室暖
    房乾燥機であって、循環パイプと接続される加熱手段を
    有し、加熱手段を介して暖房及び乾燥用として浴室内に
    送風する送風手段と浴室内の換気を行う換気手段を有し
    たハウジングを壁面に取着し、天井側に位置するように
    送風口をハウジングの一端寄りに配置して成ることを特
    徴とする浴室暖房乾燥機。
  2. 【請求項2】 ハウジングの取付方向を上下逆に取付可
    能として成ることを特徴とする請求項1記載の浴室暖房
    乾燥機。
  3. 【請求項3】 ハウジングの端部に浴室内の回縁部に対
    応したにがし構造を備えて成ることを特徴とする請求項
    1記載の浴室暖房乾燥機。
  4. 【請求項4】 送風口をハウジングの前面中央部に配置
    して成ることを特徴とする請求項1記載の浴室暖房乾燥
    機。
  5. 【請求項5】 送風口からの風向きを変更するための可
    動ルーバーを送風口に備え、可動ルーバーを複数に分割
    し、その各々が独立して左・中・右の水平方向での送風
    向きを自在に可動できるようになっていることを特徴と
    する請求項4記載の浴室暖房乾燥機。
  6. 【請求項6】 垂直方向において可動ルーバーを下方向
    に向けて調整可能として成ることを特徴とする請求項5
    記載の浴室暖房乾燥機。
  7. 【請求項7】 浴室内空気を吸い込む吸込口を送風口か
    ら離すようにハウジングの側面部に配置して成ることを
    特徴とする請求項4記載の浴室暖房乾燥機。
  8. 【請求項8】 熱交換器を備え、熱交換器への温水の送
    入を浴室内空気を吸い込む吸込口に対して風下側から熱
    湯を送入し、吸込口側に排出することを特徴とする請求
    項4記載の浴室暖房乾燥機。
  9. 【請求項9】 配管部をハウジング内の中央部に配置し
    て成ることを特徴とする請求項4記載の浴室暖房乾燥
    機。
  10. 【請求項10】 リモコンの受信ユニット部を備え、受
    信ユニット部とハウジングとの間に遮蔽材を押入して密
    閉された空間部を形成して成ることを特徴とする請求項
    4記載の浴室暖房乾燥機。
  11. 【請求項11】 壁面と平行となる横方向から着脱自在
    とする壁掛け固定具を用いてハウジングを壁面に取付け
    て成ることを特徴とする請求項4記載の浴室暖房乾燥
    機。
  12. 【請求項12】 温度・湿度及び人体検知用センサーを
    用いて換気運転を制御することを特徴とする請求項1記
    載の浴室暖房乾燥機。
  13. 【請求項13】 壁面開口部に設けられるシール手段を
    介してハウジングを壁面に設置して成ることを特徴とす
    る請求項1記載の浴室暖房乾燥機。
  14. 【請求項14】 シール手段としての換気アダプタに換
    気手段としての換気ファンブロックとの嵌合部を設けた
    ことを特徴とする請求項13記載の浴室暖房乾燥機。
  15. 【請求項15】 シール手段としての換気アダプタの一
    端縁に鍔部を設け、この鍔部を壁当接側に傾斜させたこ
    とを特徴とする請求項13または請求項14記載の浴室
    暖房乾燥機。
  16. 【請求項16】 ハウジング内に配線用ジョイントボッ
    クスを設けたことを特徴とする請求項13記載の浴室暖
    房乾燥機。
  17. 【請求項17】 送風手段としての循環ファンブロック
    を駆動する駆動用モータの近傍に、駆動用モータ表面に
    送風して結露を防止する結露防止ファンを設けたことを
    特徴とする請求項13記載の浴室暖房乾燥機。
  18. 【請求項18】 ハウジング内に配置される電源ボック
    スの結露を電源ボックス内の電子部品より発生する熱に
    より防止することを特徴とする請求項13記載の浴室暖
    房乾燥機。
  19. 【請求項19】 浴室内の温度が高い場合において、人
    体検知用センサーが入室を検知している間は換気運転を
    停止させ、退室を検知した後に浴室内湿度が結露検知点
    以上であることを湿度センサーが検知すると強モードで
    換気運転を行い、この時点で浴室内の温度が暖房運転検
    知温度よりも高いことを温度センサーが検知すると暖房
    運転は作動せずに換気運転のみが次の入室時まで作動
    し、次いで、浴室内の温度が低い場合において、人体検
    知用センサーが入室を検知している間は換気運転を停止
    させ、退室を検知した後に浴室内湿度が結露検知点以上
    であることを湿度センサーが検知すると浴室内温度が暖
    房運転検知温度になるまでは強モードで換気運転を行
    い、暖房運転検知温度を温度センサーが検知すると換気
    運転は弱モード運転となり、同時に暖房運転も次の入室
    時まで作動するように制御して成ることを特徴とする浴
    室暖房乾燥機の制御方法。
JP11165295A 1994-05-26 1995-05-10 浴室暖房乾燥機及びその制御方法 Pending JPH0842965A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11165295A JPH0842965A (ja) 1994-05-26 1995-05-10 浴室暖房乾燥機及びその制御方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11318694 1994-05-26
JP6-113186 1994-05-26
JP11165295A JPH0842965A (ja) 1994-05-26 1995-05-10 浴室暖房乾燥機及びその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0842965A true JPH0842965A (ja) 1996-02-16

Family

ID=26450995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11165295A Pending JPH0842965A (ja) 1994-05-26 1995-05-10 浴室暖房乾燥機及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0842965A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1137491A (ja) * 1997-07-18 1999-02-12 Noritz Corp 浴室暖房乾燥装置
JP2000111251A (ja) * 1998-10-02 2000-04-18 Sanyo Electric Co Ltd 浴室暖房ユニット
JP2001090983A (ja) * 1999-09-21 2001-04-03 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP2008304185A (ja) * 2008-09-25 2008-12-18 Mitsubishi Electric Corp 浴室用暖房機
JP2009243716A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Noritz Corp 壁掛け型の浴室空調機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1137491A (ja) * 1997-07-18 1999-02-12 Noritz Corp 浴室暖房乾燥装置
JP2000111251A (ja) * 1998-10-02 2000-04-18 Sanyo Electric Co Ltd 浴室暖房ユニット
JP2001090983A (ja) * 1999-09-21 2001-04-03 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP2009243716A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Noritz Corp 壁掛け型の浴室空調機
JP2008304185A (ja) * 2008-09-25 2008-12-18 Mitsubishi Electric Corp 浴室用暖房機
JP4631953B2 (ja) * 2008-09-25 2011-02-16 三菱電機株式会社 浴室用暖房機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4923952B2 (ja) 空調装置
JP3593418B2 (ja) 天井カセット形空気調和機
GB2172094A (en) An outdoor unit for an air conditioning apparatus of a through-the-wall multitype
US5377503A (en) Convertible top single package heat pump unit
JPH0842965A (ja) 浴室暖房乾燥機及びその制御方法
JPH1061987A (ja) 送風装置
JP4887679B2 (ja) 浴室空調装置
JP6451516B2 (ja) 天井埋込型空気調和機
EP1693626B1 (en) Ceiling suspension type air conditioner
JP3801826B2 (ja) 浴室空調装置
JP3581489B2 (ja) 浴室暖房乾燥機
KR19980060350U (ko) 공기조화기의 가습장치
JP2000055552A (ja) 浴室暖房乾燥機
JP2005083703A (ja) 空気調和機
KR100626698B1 (ko) 환기장치와 환기장치의 그릴 설치방법
JP4245443B2 (ja) 空気調和機
JP2005083654A (ja) 空気調和機
JP2877048B2 (ja) 天井埋込形空気調和機
JP3688472B2 (ja) 浴室暖房乾燥機
KR200146138Y1 (ko) 공기조화기용 가습기의 토출호스 고정장치
JP2000055550A (ja) 浴室暖房乾燥機
JP2005077044A (ja) 空気調和機
JP2001235173A (ja) 浴室乾燥機
JPH063315Y2 (ja) 電話ボックス用空調装置
JP2002089877A (ja) 浴室空調装置およびその取付方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040907

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050111