JP2002089877A - 浴室空調装置およびその取付方法 - Google Patents

浴室空調装置およびその取付方法

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JP2002089877A
JP2002089877A JP2000275262A JP2000275262A JP2002089877A JP 2002089877 A JP2002089877 A JP 2002089877A JP 2000275262 A JP2000275262 A JP 2000275262A JP 2000275262 A JP2000275262 A JP 2000275262A JP 2002089877 A JP2002089877 A JP 2002089877A
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一博 原賀
Shoji Inokuchi
章二 井ノ口
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徹 廣瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内機と室外機がバランスよく取付けられる
浴室空調装置であって、しかも壁面へ取付作業性の優れ
た浴室空調装置とその取付方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】 浴室1の壁1a内には既設の換気用開口
部を形成する枠体21が設けてあり、枠体21内には換
気ダクト11が挿入される。室内機ベースプレート3b
及び室外機ベースプレート15はいずれも枠体21の開
口を塞ぐように壁1a又は枠体21に取付けられ、室内
機カバー3aは室内機ベースプレート3bに、室外機5
は屋外側の壁1aに取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室の暖房等を行
う浴室空調装置およびその浴室空調装置の取付方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の浴室空調装置としては、
例えば、浴室側の側壁面に設けた室内機に浴室内の雰囲
気を空調して循環する循環用送風機及び浴室内の雰囲気
を屋外へ排出する換気用送風機、浴室内の雰囲気を温め
るヒータ等を備え、屋外側の側壁面には例えば換気フー
ドのような排気口を設けたものが知られている。もしく
は、屋外側の側壁面に設けた室外機に浴室内の雰囲気を
空調して循環する循環用送風機及び浴室内の雰囲気を屋
外へ排出する換気用送風機、浴室内の雰囲気を温めるヒ
ータ等を備え、浴室側の側壁面には吹出し口を設けたも
のも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成においては、室内機もしくは室外機に機能部が集約
されているため一方が重くなり取付け上バランスが悪く
なるとともに、取付け状態が悪いと不安定となり完全に
取付けができない可能性がある。また、室内機あるいは
室外機が重くなると壁面に取付ける際の作業性も悪くな
る。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、室内機と室外機がバラン
スよく取付けられる浴室空調装置であって、しかも壁面
への取付け作業性が優れた浴室空調装置とその取付方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために、本発明においては、浴室壁に開
口した換気用開口部を覆って浴室内に設置され、少なく
とも浴室内の雰囲気を空調して循環する循環機能部を有
する室内機と、前記換気用開口部を覆って屋外に設置さ
れ、少なくとも浴室内の雰囲気を屋外へ排出する換気機
能部を有する室外機と、から構成した。
【0006】従って、循環機能部と換気機能部をそれぞ
れ室内機と室外機とに分散したので、取付けた後の重量
バランスもよく、安定した状態で浴室の壁に取付けるこ
とができる。また、循環機能部が室内機に設けられてい
るため、循環機能部が室外機にある場合と比べて浴室の
雰囲気を室外へ送るための循環経路(例えばダクト)が
不要になる。
【0007】また、前記循環機能部及び換気機能部を制
御する制御部を前記室外機に設けたので、湿気などが多
い浴室内の室内機に設ける場合に比べ、制御部の信頼性
が向上する。
【0008】また、前記室内機は、前記循環機能部を搭
載した室内機ベースプレートと室内機カバーとからな
り、前記室内機ベースプレートには前記室外機と連通す
る室内機換気用孔が形成されている。
【0009】更に、空調空調装置を浴室の壁に取付ける
ために、本発明においては、前記換気用開口部を形成す
る枠体に取付けられる室内機ベースプレート固定金具を
設け、前記室内機ベースプレートには前記固定金具によ
って保持される保持部を設けた。従って、室内機を取付
ける際には固定金具によって保持されつことにより仮固
定することができ、設置作業が容易になる。
【0010】また、前記室内機換気用孔には、前記換気
用開口部よりも小径な換気ダクトが着脱自在に接続さ
れ、前記室外機には前記換気ダクトが接続される室外機
換気用孔が形成された室外機ベースプレートを設けた。
よって、既設の換気用開口部がある場合にはその開口寸
法に拘わらず、換気ダクトを取付けることが可能にな
る。
【0011】更に、前記室外機ベースプレートに取付け
られる引掛け金具を設け、前記室外機には前記引掛け金
具に保持される引掛け部を設けたので、室外機において
も引掛け部で仮固定することができ、設置作業が容易に
なる。
【0012】また、前記室外機ベースプレートは、前記
換気用開口部を覆って設置されることとした。従って、
換気ダクト以外から吸気することを防ぐことができるた
め、効率よく浴室内の雰囲気を換気することができる。
【0013】また、前記制御部から前記循環機能部への
電線は、前記換気ダクト内を通って前記循環機能部へ接
続すれば、別途電線用の開口を設けずに済み、施工作業
も緩和される。
【0014】また、前記室内機換気用孔または室外機換
気用孔は、前記換気ダクトを接続するためのフランジ
を、接続する前記換気ダクト側に向かって形成すれば、
容易に換気ダクトを接続することができる。
【0015】また、前記換気ダクトを不燃材で形成すれ
ば、安全性が向上する。
【0016】また、前記室内機換気用孔と室外機換気用
孔は略同芯円上になるように設置すれば、余計な風路抵
抗がつかず、浴室内の雰囲気を効率よく屋外へ排出する
ことができる。
【0017】本発明の浴室空調装置の具体的な施工手順
としては、少なくとも浴室内の雰囲気を空調して循環す
る循環機能部を搭載した室内機ベースプレートに予め換
気ダクトを接続し、前記換気ダクト内に前記循環機能部
に繋がれた電線コードを通した後に浴室壁に取付け、そ
の後、少なくとも前記浴室内の雰囲気を屋外へ排出する
換気機能部を有する室外機を屋外から前記浴室壁に取付
ける取付け方法とした。従って、浴室壁面への取付けが
容易にでき、作業性も向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施形態に係る浴室空
調装置の概略図である。
【0020】図1に示すように、本発明の浴室空調装置
は、浴室1の屋内に面した壁1aに取付けられた室内機
3と、壁1aに開口されている既設の換気用開口部に不
燃性の排気ダクト11を介して屋外に面した壁1aに取
付けられた室外機5と、浴室1と脱衣室7との境界壁7
aの脱衣室7側に設けられたコントローラ4とから構成
され、コントローラ4から発信する無線電波を、室内機
3又は室外機5が受信することによって通信し、動作を
制御する。
【0021】なお、電波としては特定小電力電波を用い
るとよく、家屋の構造物として使用されている鉄筋やラ
スボード、アルミ箔などがあっても確実に通信すること
ができる。
【0022】また、浴室空調装置は、主に浴室1内の空
気を換気用送風手段により屋外に排気する換気運転機
能、浴室1内の空気を吸込んで加熱手段により温め、そ
の空気を再び循環用送風手段により浴室1内に戻す暖房
運転機能、浴室1内の空気を吸込んで加熱手段により温
め、その空気を再び循環用送風手段により浴室1内に戻
すと同時に、浴室1内の湿った空気を換気用送風手段に
より屋外に排気する乾燥運転機能、浴室1内の空気を吸
込んで、その空気をそのまま循環用送風手段により浴室
1内に戻すと同時に、浴室1内の空気を換気用送風手段
により屋外に排気する涼風運転機能を有する。
【0023】また、暖房運転機能を果たす循環機能部は
室内機3に、換気運転機能を果たす換気機能部は室外機
5にそれぞれ備えられている。なお、加熱手段として、
ヒートポンプ方式などを用いれば、冷風や除湿機能をも
備えることが可能である。
【0024】図2は、浴室空調装置の取付状態を示す分
解斜視図である。
【0025】図2に示すように、本発明の浴室空調装置
は、浴室1内に室内機カバー3aと室内機ベースプレー
ト3bとから構成する室内機3を、屋外に室外機5と室
外機ベースプレート15をそれぞれ設けている。また、
浴室1の壁1a内には既設の換気用開口部を形成する枠
体21が設けてあり、枠体21内には枠体21よりも小
径な換気ダクト11が挿入される。なお、室内機ベース
プレート3b及び室外機ベースプレート15はいずれも
枠体21の開口を塞ぐように取付けられる。
【0026】更に、室内機ベースプレート3bには循環
機能部9が搭載されており、図示しない循環用送風機及
び加熱手段としてのヒータが備えられ、室内機カバー3
aに設けられた吸込み口6を介して循環機能部9の吸込
み部8から吸込まれた浴室1内の空気は、ヒータで温め
られた後、温風として吹出し部10から浴室1内に吹出
される。
【0027】また、室内機ベースプレート3bには、換
気ダクト11を接続するための室内機換気用孔23、壁
1a又は枠体21にビス等の固定具(図示せず)により
固定するための複数の固定孔27、枠体21に取付けら
れた固定金具17に保持するための保持部29が設けら
れている。
【0028】一方、室外機ベースプレート15は、室内
機ベースプレート3bと同様に、換気ダクト11を接続
するための室外機換気用孔25、壁1a又は枠体21に
ビス等の固定具(図示せず)により固定するための複数
の固定孔16、室外機5の上部に引掛けて保持するため
の引掛け金具19が設けられている。
【0029】なお、室内機換気用孔23及び室外機換気
用孔25は、室内機ベースプレート3b及び室外機ベー
スプレート15の、換気ダクト11がまっすぐ水平に接
続されるように略同心円上になる位置にそれぞれ配設さ
れている。
【0030】室外機5には、図示しない換気用送風機を
備えた換気機能部13が搭載されており、換気ダクト1
1を通して浴室内の空気を吸い込んで吹出し口14から
屋外へ排出する。また、室外機5には室内機ベースプレ
ート3bに搭載された循環機能部9や換気機能部13な
どを制御する図示しない制御部をも備え、電源コード3
4によって電力を供給している。更に、壁1aにビス等
の固定具(図示せず)により取付けるための取付孔18
を複数備えている。
【0031】なお、壁1aに予め換気扇等がなく枠体2
1などで形成されている開口が無い場合には、換気ダク
ト11が挿入できる孔を新たに開口して、上述したと同
様に浴室空調装置を取付ける。この際、固定金具17は
浴室の壁1aに直接取付ける。また、壁1aに換気ダク
ト11の外径と略同じ開口を設けた場合には、室外機ベ
ースプレート15を設けなくてもよい。
【0032】また、換気ダクト11は、伸縮自在な例え
ばアルミ性のものを用いれば、壁1aの厚さによらず室
内機ベースプレート3bと室外機ベースプレート15と
に容易に接続することができる。
【0033】図3は、室内機3の取付方法を示す説明図
である。
【0034】図3に示すように、室内機3を構成する室
内機ベースプレート3bの室内機換気用孔23に予め換
気ダクト11を接続するとともに、換気ダクト11内に
は循環機能部9に搭載されている図示しない加熱手段と
してのヒータや循環用送風手段としての循環送風機から
の電線30を挿通させる。
【0035】そして、この状態で室内機ベースプレート
3bが枠体21の開口を塞ぐ位置になるように枠体21
の所望の位置に取付けた固定金具17に、室内機ベース
プレート3bの上方に設けられた保持部29の位置を合
わせ、室内機ベースプレート3bを固定金具17に保持
させる。
【0036】その後、室内機ベースプレート3bをビス
等の固定具により固定孔27を介して壁1a又は枠体2
1に固定し、吸込み口6が設けられた室内機カバー3a
を室内機ベースプレート3bにビス等の固定具(図示せ
ず)により固定する。なお、複数の固定孔27を長穴形
状とすれば、例えば壁1aがタイル壁の場合に容易にタ
イル目地にビスを取付けるようにすることができるの
で、タイルを割ることを未然に防止することができる。
【0037】また、図3において、予め枠体21が設け
らている場合の取付方法に関して説明したが、枠体21
が設けらていない場合には、壁1aに新たに換気ダクト
11の外径よりもやや大きな開口をドリルなどで開口
し、固定金具17を壁1aに直接取付ければ、上述した
と同様に室内機3を設置することができる。
【0038】図4は、室外機5の取付方法を示す説明図
である。
【0039】図4に示すように、室外機ベースプレート
15を、換気ダクト11がまっすぐ水平な状態で室外機
換気用孔25と接続するように、ビス等の固定具により
固定孔16を介して壁1a又は枠体21に固定する。ま
た、その上方には室外機5を引掛けるための引掛け金具
19を取付ける。
【0040】次に、図3で説明したように、室内機3と
接続された換気ダクト11を室外機ベースプレート15
に設けられた室外機換気用孔25内に通す。そして、換
気ダクト11内に通されている室内機3の循環機能部な
どからの電線30を、室外機5に設けられた制御部とコ
ネクタ32で接続する。
【0041】その後、換気ダクト11の端部と室外機ベ
ースプレート15との接続箇所にシリコンSによってコ
ーキングする。そして、電源コード34を備えた室外機
5を引掛け金具19に引掛けて保持した後、ビス等の固
定具により取付孔18を介して壁1aに固定する。
【0042】なお、室外機5の外周には雨水などの侵入
を防ぐためにシール部材(例えばゴム)を設けている。
【0043】図5は、換気ダクト11の接続方法を示す
説明図である。
【0044】図5に示すように、室内機ベースプレート
3bの裏面(屋外側)には、換気用孔23の周囲に換気
ダクト11を接続するためのフランジ24が設けられて
おり、換気ダクト11を室内機ベースプレート3bに接
続する場合には、フランジ24の外周面が換気ダクト1
1の内周面に接するように押し込むようにして接続す
る。なお、接続した後の周囲をアルミテープなどを使っ
て換気ダクト11と室内機ベースプレート3bを固定す
るようにしてもよい。
【0045】図6は、換気ダクト11の接続方法の他の
例を示す説明図である。
【0046】図6に示すように、換気ダクト11を、換
気用孔23に設けられたフランジ24の外周面に換気ダ
クト11の内周面が接するように接続した後、換気ダク
ト11とベースプレート3bの接続部には、例えばシリ
コンSによってコーキングし、換気する浴室1内の雰囲
気が漏れないようにする。このとき、フランジ24の外
径は換気ダクト11の内径よりやや大きくなっている。
なお、この場合も、接続した後の周囲をアルミテープな
どを使って換気ダクト11と室内機ベースプレート3b
を固定するようにしてもよい。
【0047】図7は、換気ダクト11の接続方法の更に
他の例を示す説明図である。
【0048】図7に示すように、換気ダクト11を、換
気用孔23に設けられたフランジ24の内周面に換気ダ
クト11の外周面が接するように圧入して接続した後、
換気ダクト11とベースプレート3bの接続部には、例
えばシリコンSによってコーキングし、換気する浴室1
内の雰囲気が漏れないようにする。このとき、フランジ
24の内周面は破線部のように室内機ベースプレート3
bに向かって内径が小さくなるようにテーパー形状にな
っている。なお、この場合も、接続した後の周囲をアル
ミテープなどを使って換気ダクト11と室内機ベースプ
レート3bを固定するようにしてもよい。
【0049】図8は、換気ダクト11の接続方法の更に
また他の例を示す説明図である。
【0050】図8に示すように、換気ダクト11の外周
面は螺旋の蛇腹形状(波形状)に形成しており、換気用
孔23に設けられたフランジ24の内周面に設けられた
引掛け部26に引っ掛かる構成となっている。しかし
て、フランジ24に換気ダクト11を接続する際には、
換気ダクト11を回転させながら引掛け部26に引っ掛
かるようにして接続する。なお、この場合も、接続した
後の周囲をアルミテープなどを使って換気ダクト11と
室内機ベースプレート3bを固定するようにしてもよ
い。
【0051】図9は、室内機3の取付方法の他の例を示
す説明図であり、図3と同一符号を付したものは、その
説明を省略する。
【0052】図9に示すように、換気ダクト11は、換
気ダクト接続部材12に予め接続されており、換気ダク
ト接続部材12の上部には、枠体21の上辺に固定する
ための固定孔41が複数設けられている。この場合、壁
1aに室内機3を取付ける際には、まず、換気ダクト1
1を換気ダクト接続部材12に接続し、枠体21の上辺
に固定する。
【0053】そして、換気ダクト11の開口と室内機ベ
ースプレート3bの室内機換気用孔23が合致するよう
に固定金具17の位置を決め、固定金具17を枠体21
の上辺に取付ける。
【0054】次に、保持部29を固定金具17に合致す
るように室内機ベースプレート3bに設けて、保持部2
9を固定金具17に合わせて室内機ベースプレート3b
を保持させるとともに電線30を換気ダクト11内に通
す。このとき、室内機換気用孔23と換気ダクト接続部
材12の間に隙間できる可能性がある場合には、予め換
気ダクト接続部材12の開口の周りに干渉部材(例え
ば、パッキン)を備えるように構成してもよい。
【0055】そして、図3で説明したと同様に、室内機
ベースプレート3bをビス等の固定具により固定孔27
を介して壁1a又は枠体21に固定し、吸込み口6が設
けられた室内機カバー3aを室内機ベースプレート3b
にビス等の固定具(図示せず)により固定する。尚、室
外機5の取付方法は、図4で説明したと同様にして、室
外機5を壁1aに取付ければよい。
【0056】図10は、図1に示した浴室空調装置にお
ける制御ブロック図である。
【0057】図10に示すように、制御部31は、室内
機3に設けられて浴室1内の空気を吸い込み、再び浴室
1内に吹出すための循環用送風手段35と、循環用送風
手段35により吸込んだ空気を加熱する加熱手段39
と、室外機5に設けられて浴室1内の空気を吸い込み、
屋外へ排出するための換気用送風手段37とに接続さ
れ、それぞれ信号を送る。また、加熱手段39として電
気式ヒータ(例えばPTCヒータ)のヒータ51及びヒ
ータ53が設けられている。
【0058】更に、制御部31は、コントローラ4から
発信される電波信号を受信するための受信部2と接続さ
れ、その受信内容に応じて室内機3の循環用送風手段3
5、加熱手段39、及び室外機5の換気用送風手段37
に制御信号を送る。
【0059】以上の構成により、制御部31は、受信部
2がコントローラ4から暖房運転機能の指令を受ける
と、加熱手段39のヒータ51及びヒータ53を通電さ
せるとともに循環用送風手段35を作動させる。また、
受信部2がコントローラ4から乾燥運転機能の指令を受
けると、加熱手段39のヒータ51及びヒータ53を通
電させるとともに循環用送風手段35を作動させ、同時
に室外機5の換気用送風手段37を作動させる。また、
換気運転機能の指令を受けると、室外機5の換気用送風
手段37を作動させ、涼風運転機能の指令を受けると、
循環用送風手段35及び室外機5の換気用送風手段37
を作動させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る浴室空調装置の概略
図である。
【図2】本発明の浴室空調装置の取付状態を示す分解斜
視図である。
【図3】室内機の取付方法を示す説明図である。
【図4】室外機の取付方法を示す説明図である。
【図5】換気ダクトの接続方法を示す説明図である。
【図6】換気ダクトの接続方法の他の例を示す説明図で
ある。
【図7】換気ダクトの接続方法の更に他の例を示す説明
図である。
【図8】換気ダクトの接続方法の更にまた他の例を示す
説明図である。
【図9】室内機の取付方法の他の例を示す説明図であ
る。
【図10】本発明の浴室空調装置における制御ブロック
図である。
【符号の説明】
1…浴室 3…室内機 3a…室内機カバー 3b…室内機ベースプレート 5…室外機 11…換気ダクト 17…固定金具 19…引掛け金具 21…枠体 23…室内機換気用孔 25…室外機換気用孔 29…保持部 30…電線 31…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大神 芳浩 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 3L054 BD04 3L071 AA02 AB06 AC02 3L072 AA05 AB06 AC02 AD19

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室壁に開口した換気用開口部を覆って
    浴室内に設置され、少なくとも浴室内の雰囲気を空調し
    て循環する循環機能部を有する室内機と、前記換気用開
    口部を覆って屋外に設置され、少なくとも浴室内の雰囲
    気を屋外へ排出する換気機能部を有する室外機と、から
    構成したことを特徴とする浴室空調装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の浴室空調装置において、 前記循環機能部及び換気機能部を制御する制御部を前記
    室外機に設けたことを特徴とする浴室空調装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の浴室空調装置にお
    いて、 前記室内機は、前記循環機能部を搭載した室内機ベース
    プレートと室内機カバーとからなり、前記室内機ベース
    プレートには前記室外機と連通する室内機換気用孔が形
    成されていることを特徴とする浴室空調装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の浴室空調装置において、 前記換気用開口部を形成する枠体に取付けられる室内機
    ベースプレート固定金具を設け、前記室内機ベースプレ
    ートには前記固定金具によって保持される保持部を設け
    ることを特徴とする浴室空調装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の浴室空調装置にお
    いて、 前記室内機換気用孔には、前記換気用開口部よりも小径
    な換気ダクトが着脱自在に接続され、前記室外機には前
    記換気ダクトが接続される室外機換気用孔が形成された
    室外機ベースプレートを設けたことを特徴とする浴室空
    調装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の浴室空調装置において、 前記室外機ベースプレートに取付けられる引掛け金具を
    設け、前記室外機には前記引掛け金具に保持される引掛
    け部を設けることを特徴とする浴室空調装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の浴室空調装置において、 前記室外機ベースプレートは、前記換気用開口部を覆っ
    て設置されることを特徴とする浴室空調装置。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7記載の浴室空調装置にお
    いて、 前記制御部から前記循環機能部への電線は、前記換気ダ
    クト内を通って前記循環機能部へ接続されることを特徴
    とする浴室空調装置。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至8記載の浴室空調装置にお
    いて、 前記室内機換気用孔又は室外機換気用孔は、前記換気ダ
    クトを接続するためのフランジを、接続する前記換気ダ
    クト側に向かって形成したことを特徴とする浴室空調装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項5乃至9記載の浴室空調装置に
    おいて、 前記換気ダクトは不燃材で形成されたことを特徴とする
    浴室空調装置。
  11. 【請求項11】 請求項5乃至10記載の浴室空調装置
    において、 前記室内機換気用孔と室外機換気用孔は略同芯円上にな
    るように設置されることを特徴とする浴室空調装置。
  12. 【請求項12】 少なくとも浴室内の雰囲気を空調して
    循環する循環機能部を搭載した室内機ベースプレートに
    予め換気ダクトを接続し、前記換気ダクト内に前記循環
    機能部に繋がれた電線コードを通した後に浴室壁に取付
    け、その後、少なくとも前記浴室内の雰囲気を屋外へ排
    出する換気機能部を有する室外機を屋外から前記浴室壁
    に取付けることを特徴とする浴室空調装置の取付け方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006153322A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Fujitsu General Ltd ダクトカバー
JP2008064351A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Osaka Gas Co Ltd 浴室乾燥暖房機及びその取り付け方法

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