JPH06159724A - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

空気調和機の室内ユニット

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Publication number
JPH06159724A
JPH06159724A JP4319936A JP31993692A JPH06159724A JP H06159724 A JPH06159724 A JP H06159724A JP 4319936 A JP4319936 A JP 4319936A JP 31993692 A JP31993692 A JP 31993692A JP H06159724 A JPH06159724 A JP H06159724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
fan
ventilation
indoor unit
indoor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4319936A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Sugiyama
浩幸 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4319936A priority Critical patent/JPH06159724A/ja
Publication of JPH06159724A publication Critical patent/JPH06159724A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 換気を有効に行えかつ据付自由度の高い空気
調和機の室内側ユニットを提供することを目的とするも
のである。 【構成】 ケ−ス5内に送風用ファン6および熱交換器
8を具備し、上記送風用ファン6の室内側に開口する第
1の吸い込み口17から室内の空気を吸い込み、上記熱
交換器8の室内側に開口する吹き出し口19から熱交換
された空気を吹き出す空気調和機の室内側ユニットであ
って、上記ケ−ス5内には、室内の空気をダクト3を介
して室外に排気する換気用ファン10が設けられている
と共に、この換気用ファン10の室内側に開口する第2
の吸い込み口22は上記第1の吸い込み口17と仕切り
板23によって仕切られているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、セパレ−ト
形の空気調和機の室内側ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭用、業務用として使用されるセパレ
−ト形(スプリット形)の空気調和機の室内側ユニット
として、天井に埋め込み式に据え付けられるいわゆるビ
ルトインタイプの室内側ユニットがある。
【0003】このような室内側ユニットは、送風用ファ
ンおよび室内側熱交換器を収納するケ−スを天井裏に埋
めこみ、吸い込み口と吹き出し口のみを天井と同一の面
に開口させた状態で据え付けられる。
【0004】また、このようなビルトインタイプの室内
ユニットには、換気扇が近設される場合がある。この場
合、この換気扇には室外側へ連通するダクトが設ける必
要性がある。したがって、このダクトは天井裏を這わせ
て室外へ導かれることとなる。
【0005】例えば、図3に示すように各部屋に室内側
ユニット1および換気扇2を設けた場合には、各部屋ご
とに異なる長さL1 〜L3 のダクト3…を設けるように
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、ダクト3…の長さが異なる場合には、通風抵抗の
相違により換気風量に差が生じることがある。また、ダ
クト3を余り長くすると換気を有効に行えないという不
都合がある。
【0007】一方、部屋によって、室内ユニット1およ
び換気扇2を据え付けることができる位置には一定の制
限がある。このため、結局、室内ユニット1と換気扇2
とを別の位置(換気扇2のみを室外に近い位置)に設け
るか、あるいは換気扇2を設けることができないという
ことになる。
【0008】換気扇2を別体で設ける場合には、美観上
問題があると共に、据え付け工事が面倒になることがあ
る。また、換気扇2を設けない場合には、部屋の換気を
有効に行えない不都合がある。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、換気を有効に行えかつ据付自由度の高い空
気調和機の室内側ユニットを提供することを目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の手段
は、ケ−ス内に送風用ファンおよび熱交換器を具備し、
上記送風用ファンの室内側に開口する吸い込み口から室
内を空気を吸い込み、上記熱交換器の室内側に開口する
吹き出し口から熱交換された空気を吹き出す空気調和機
の室内側ユニットにおいて、上記ケ−スには、室内の空
気をダクトを介して室外に排気する換気用ファンが設け
られていると共に、この換気用ファンの室内側に開口す
る吸い込み口は上記送風用ファンの室内側に開口する吸
い込み口とは仕切られて設けられていることを特徴とす
るものである。
【0011】第2の手段は、上記第1の手段の空気調和
機の室内ユニットにおいて、上記換気用ファンの回転数
を上記ダクトの長さに応じて制御する制御手段を具備す
ることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】このような構成によれば、換気用ファンを作動
させることで、空気調和と同時に換気を行うことができ
る。また、換気用ファンの回転数を制御することで適正
な換気風量を確保することができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1を参照して
説明する。なお、従来例と同一の構成要素には同一符号
を付し、その説明は省略する。図1は、この発明の室内
側ユニットの縦断面図(a)、横断面図(b)、下面図
(c)を示すものである。
【0014】図中5は箱状のケ−スである。このケ−ス
5内は、同図(b)に示すように、送風用ファン6が収
納される送風用ファン室7と、室内側熱交換器8(熱交
換器)が収納される熱交換器室9と、換気用ファン10
が収納される換気用ファン室11とに仕切られている。
また、このケ−ス5内には、図に13で示す電気部品箱
(制御手段)が設けられている。
【0015】上記送風用ファン室7内には、2個のファ
ンケ−ス14、14が設けられ、それぞれのファンケ−
ス14内には、送風用ファン6が軸線を水平にして設け
られている。この送風用ファン6は、上記2個のファン
ケ−ス14の間に配置された回転駆動モ−タ16によっ
て回転駆動自在に支持されている。
【0016】また、このファンケ−ス14および送風用
ファン室7の下面には、このファンケ−ス14内に室内
の空気を取り込む第1の吸い込み口17が設けられてい
る。一方、上記ファンケ−ス14は上記熱交換器室9に
連通し、上記送風用ファン6が作動することで上記第1
の吸い込み口17から吸い込まれた空気を上記熱交換器
室9に導くようになっている。
【0017】上記熱交換器室9内には、室内側熱交換器
8が一面を上記送風用ファン6側に対向させた状態で設
置されている。また同図(a)に示すように、熱交換器
室9の下面には上記室内側熱交換器8によって熱交換の
なされた空気を室内に吹き出す吹き出し口19が設けら
れていて、この吹き出し口19には風向調節用のル−バ
20が設けられている。
【0018】上記換気用ファン室11内には、同図
(b)に示すように、軸線を水平にした換気用ファン1
0が設けられている。この換気用ファン10はこのケ−
ス5に固定されたファンモ−タ20によって回転駆動さ
れるようになっている。
【0019】また、この換気用ファン室11の下面に
は、同図(c)に示すように、室内の空気をこの換気用
ファン室11に取り込むための第2の吸い込み口22が
設けられている。この第2の吸い込み口22と上記第1
の吸い込み口17は、上記送風用ファン室7と換気用フ
ァン室11とを区切る仕切り板23によって仕切られて
いる。
【0020】また同図(b)に示すように、上記換気用
ファン室11の側壁には、換気口24が開口している。
この換気口24には、上記換気用ファン10が作動する
ことで上記第2の吸い込み口17から吸い込んだ室内側
の空気を室外へ排気するためのダクト3が取着されるよ
うになっている。
【0021】一方、上記電気部品箱13は、上記回転駆
動モ−タ16、室内側熱交換器8、ル−バ20などを制
御する制御回路および制御スイッチの他、上記換気用フ
ァン10を駆動するファンモ−タ20を制御する制御回
路および制御スイッチを具備する。この電気部品箱13
の操作部13aは、上記ケ−ス5の下面に設けられた化
粧板26(後述する)を取り外すことで露出するように
なっていて、据え付け作業者は、各部屋に応じた運転モ
−ドを上記操作部13aのスイッチを操作することで据
え付け時に設定するようになっている。
【0022】このような室内ユニットは、同図(a)に
示すように、各部屋の最も適当な位置(図3参照)の天
井板27(天井)に埋め込まれ、上記第1、第2の吸い
込み口17、22および吹き出し口19が天井板27と
同一面に開口するようにして据え付けられる。また、美
観を向上させるため、このケ−ス5の下面は、同図
(c)および(a)に26で示す化粧板によって覆われ
るようになっている。
【0023】そして、図3を引用して示すように、各部
屋に設けられた室内側ユニットからは、上記換気口24
に取着されたダクト3が、天井裏を通して室外へと導出
されるようになっている。このダクト3の長さL1 〜L
3 は、上記室内ユニットの取り付け位置によって異なる
ものとなる。
【0024】次に、上記換気用ファンモ−タ20の制御
について説明する。上記電気部品箱13には、例えば、
上記換気用ファンモ−タ20の回転数を400rpm 、4
50rpm 、500rpm 、550rpm 、600rpm 、65
0rpm 、700rpm の各回転数に設定するスイッチ(図
示しない)が設けられている。
【0025】この回転数の設定は、表1に示すようにダ
クト3の長さおよび部屋の大きさに応じて行う。この設
定は、この室内ユニットの据付作業者が据付時に行うよ
うにする。
【0026】
【表1】 ついで、この室内側ユニットの動作について説明する。
【0027】この室内側ユニットは、上記送風用ファン
6(回転駆動モ−タ16)および換気用ファン10(フ
ァンモ−タ20)を作動させることで、室内の空気を循
環させて空気調和(冷房、暖房など)を行うと同時に、
室内の空気を室外に排気することで換気を行う。
【0028】すなわち、室内側の空気は天井板27に開
口する上記第1、第2の吸い込み口17、22から上記
ケ−ス5内に取り込まれる。上記第1の吸い込み口17
から取り込まれた空気は上記送風用ファン6によって上
記室内側熱交換器8に送られ、熱交換を行った後吹き出
し口19から再び室内に吹き出される。一方、上記第2
の吸い込み口22から取り込まれた空気は上述した所定
の回転数で回転する換気用ファン10によってダクト3
に送られ、このダクト3を通して室外へ排気されるよう
になっている。
【0029】このような構成によれば、換気用ファン1
0を室内側ユニットのケ−ス5内に一体的に組み込んだ
ので、据え付けが容易になる。また、熱交換用の第1の
吸い込み口17と換気用の第2の吸い込み口22とを仕
切り板23によって仕切るようにしたのでそれぞれ独立
に室内空気を吸い込むことができ、互いのファン6、1
0どうしが影響しあうことが防止される。
【0030】また、ダクト3の長さに応じて上記換気用
ファンモ−タ20の回転数を制御したので、ダクト3の
長さによらず一定の換気風量を確保することができる。
このことで、この室内側ユニットの据え付け位置の自由
度が向上する効果がある。また、部屋の大きさにより換
気風量を調整するようにしたので、より適切な換気を行
うことができる効果もある。なお、この発明は、上記一
実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を変更し
ない範囲で種々変形可能である。
【0031】例えば、上記一実施例では、ケ−ス5内に
上記換気用ファン10を組み込む用にしたが、図2に示
すように、上記ケ−ス5の外側面に上記換気用ファン1
0を収納する換気用ファンケ−ス29を設けても良い。
この場合には、この換気用ファンケ−ス29を上記換気
用ファン室11に連通させると共に、この換気用ファン
ケ−ス29に上記ダクト3を取り付けるようにする。こ
のような構成であっても上記一実施例と略同様の効果を
得ることができる。
【0032】また、上記一実施例では、上記ファンモ−
タ20の回転数の制御をダクト3の長さに加え部屋の大
きさによっても行うようにしたが、ダクト3の長さのみ
で行うようにしても良い。また、上記一実施例では、部
屋の大きさを12畳までとしたが、それ以上の大きさの
部屋にも対応できるように制御を行うようにしてもよ
い。
【0033】さらに、上記一実施例では、室内ユニット
は、天井板27に設けられるものであったが、天袋内に
設けられるものであって良い。要はビルトインタイプの
室内ユニットであれば良い。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の第1の構
成は、ケ−ス内に送風用ファンおよび熱交換器を具備
し、上記送風用ファンの室内側に開口する吸い込み口か
ら室内の空気を吸い込み、上記熱交換器の室内側に開口
する吹き出し口から熱交換された空気を吹き出す空気調
和機の室内側ユニットにおいて、上記ケ−スには、室内
の空気をダクトを介して室外に排気する換気用ファンが
設けられていると共に、この換気用ファンの室内側に開
口する吸い込み口は上記送風用ファンの室内側に開口す
る吸い込み口とは仕切られて設けられているものであ
る。
【0035】第2の構成は、上記第1の構成の空気調和
機の室内ユニットにおいて、上記換気用ファンの回転数
を上記ダクトの長さに応じて制御する制御手段を具備す
るものである。
【0036】このような構成によれば、換気用ファンを
室内側ユニットのケ−スに一体的に設けたので、この室
内ユニットの据え付けが容易になる。また、送風ファン
用の吸い込み口と換気用ファン用の吸い込み口とを仕切
るようにしたのでそれぞれ独立に室内空気を吸い込むこ
とができ、互いのファンどうしが影響しあうことが防止
される。
【0037】また、ダクトの長さに応じて上記換気用フ
ァンの回転数を制御したので、ダクトの長さによらず一
定の換気風量を確保することができる。このことで、こ
の室内側ユニットの据え付け位置の自由度が向上する効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、この発明の一実施例を示す縦断面
図、(b)は、同じく横断面図、(c)は、同じく下面
図。
【図2】同じく、他の実施例を示す一部横断面図。
【図3】室内側ユニットと換気扇の据付を示す図。
【符号の説明】
3…ダクト、5…ケ−ス、6…送風用ファン、8…室内
側熱交換器(熱交換器)、10…換気用ファン、13…
電気部品箱(制御手段)、17…第1の吸い込み口(送
風用ファンの室内側に開口する吸い込み口)、19…吹
き出し口、22…第2の吸い込み口(換気用ファンの室
内側に開口する吸い込み口)、23…仕切り板、27…
天井板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケ−ス内に送風用ファンおよび熱交換器
    を具備し、上記送風用ファンの室内側に開口する吸い込
    み口から室内の空気を吸い込み、上記熱交換器の室内側
    に開口する吹き出し口から熱交換された空気を吹き出す
    空気調和機の室内側ユニットにおいて、上記ケ−スに
    は、室内の空気をダクトを介して室外に排気する換気用
    ファンが設けられていると共に、この換気用ファンの室
    内側に開口する吸い込み口は上記送風用ファンの室内側
    に開口する吸い込み口とは仕切られて設けられているこ
    とを特徴とする空気調和機の室内ユニット。
  2. 【請求項2】 上記換気用ファンの回転数を上記ダクト
    の長さに応じて制御する制御手段を具備することを特徴
    とする請求項1記載の空気調和機の室内ユニット。
JP4319936A 1992-11-30 1992-11-30 空気調和機の室内ユニット Pending JPH06159724A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4319936A JPH06159724A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 空気調和機の室内ユニット

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JP4319936A JPH06159724A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 空気調和機の室内ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06159724A true JPH06159724A (ja) 1994-06-07

Family

ID=18115899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4319936A Pending JPH06159724A (ja) 1992-11-30 1992-11-30 空気調和機の室内ユニット

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JP (1) JPH06159724A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015182461A1 (ja) * 2014-05-26 2015-12-03 ダイキン工業株式会社 エアコン室内機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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