JPH0842548A - 輸送ビス検知装置 - Google Patents
輸送ビス検知装置Info
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- JPH0842548A JPH0842548A JP17716494A JP17716494A JPH0842548A JP H0842548 A JPH0842548 A JP H0842548A JP 17716494 A JP17716494 A JP 17716494A JP 17716494 A JP17716494 A JP 17716494A JP H0842548 A JPH0842548 A JP H0842548A
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Abstract
無を検知するための検知装置を提供する。 【構成】機器の可動部12を固定部13に固定する輸送
ビス20の有無を検知するための電気的な検知手段16
を設けた。
Description
器等の輸送時に使用したビスの有無を検出するのに好適
な輸送ビス検知装置に関する。
えばコンパクトディスクプレーヤのピックアップ等のよ
うな可動部が衝撃等によって動き、正規の位置からずれ
たり、破損を招いたりする場合があった。従来、このよ
うな輸送時のトラブルを防止するため、オーディオ機器
等の可動部を輸送時のみビスで固定するようにしてい
た。このビスを以下、単に輸送ビスと記す。
ための輸送ビスは、通常、輸送完了時に、例えば「輸送
ビス取り外し要」等の表示を付けて保管されていた。
オ機器を動作する場合、使用者が上述した「輸送ビス取
り外し要」等の表示を見ないで輸送ビスの取り外しを忘
れることがあった。輸送ビスを取り付けたまま機器を起
動させると、輸送ビスで拘束されているにもかかわらず
可動部が動作しようとするため、可動部が変形したり破
損する等して機器そのものが破損する等の不具合を生じ
る場合があった。
輸送時に用いた輸送ビスの有無を検知するための輸送ビ
ス検知装置を提供することを目的とする。
め、請求項1の発明は、機器の可動部を固定部に固定す
る輸送ビスの有無を検知するための電気的な検知手段を
設けたことを特徴とするものである。
備え、少なくともその一端が輸送ビスと導通する固定部
の導電パターンに導通可能としたことを特徴とするもの
である。
輸送ビスの存在が検知された時点で使用者に警告を発す
る手段を設けたことを特徴とするものである。
部を固定部に固定する輸送ビスの有無を検知するための
電気的な検知手段を設け、検知手段により輸送ビスがあ
ることが検知されたときには、機器の操作キーの操作を
無効にするようにしたことを特徴とするものである。
輸送ビスが見えにくい箇所にあっても、検知回路8ある
いはマイコン16を用いて容易に且つ正確に輸送ビスの
有無を検知することができる。
の存在を容易に認知することができる。
があるときに誤って機器を操作してこれを破損してしま
うことを防止することができる。
する。図1は本発明の第1実施例を示す構成図である。
図1に示すように、第1実施例はオーディオ機器の一部
を構成するプリント基板1と、プリント基板1の下部に
配された可動部、メカシャーシ2と、メカシャーシ2の
下部に配された固定部、シャーシ3とからなる三層構造
部位に輸送ビス10がナット10aによりねじ止めされ
ている。本実施例では、輸送ビス10は、プリント基板
1、メカシャーシ2、そしてシャーシ3にビス貫通孔
(スルーホール)9が作られた後に施されている。この
輸送ビス10は、特に可動部であるメカシャーシ2が輸
送中に位置ずれや破損を起こさないように固定されてい
る。本実施例では、輸送ビス10の端部がナット10a
を介してプリント基板1上のパターン1aに導通されて
いる。パターン1aには、輸送ビス10の有無を検知す
るため、検知回路8の端子8aが接続される。その検知
回路8は、機器本体の電源投入時に例えば5Vの電圧が
印加され、1kΩの抵抗が配された回路である。
た状態であれば、検知回路8の端子8aがパターン1a
と接触し、電流がナット10a、輸送ビス10、シャー
シ3そしてGNDへと順次流れ、P点に電流が流れる。
らばプリント基板1のパターン1aはGNDと導通せ
ず、P点には電流が流れない。
パターン1aに接触することにより電流の有無を検知す
れば、輸送ビス10の有無が検知される。この検知回路
はマイコンに内蔵するようにしてもよい。この場合、検
知回路8の端子8aをパターン1aに接触して輸送ビス
10が取り外されていないということが観測されたら、
ランプやブザーあるいはエラー表示等により使用者に警
告を発し、トラブル発生を防止することができる。
あり、特に図2(a)は上面図、図2(b)はI−I断
面図である。図2に示すように、第2実施例はオーディ
オ機器の一部を構成するプリント基板11と、プリント
基板11の下部に配された可動部、メカシャーシ12
と、メカの下部に配された固定部、シャーシ13とから
なる三層構造部位に輸送ビス20が螺合されている。第
2実施例ではプリント基板11のパターン11a,11
bは図2(a)に示すように中央で分離されている。そ
して検知回路が内蔵されたマイコン16がこのパターン
11a,11bにそれぞれ配線され、マイコン16にブ
ザー17が配線されている。このマイコン16は操作キ
ー等を制御するものと兼用にしている。
位置ずれや破損を起こさないように輸送ビス20で固定
されている。本第2実施例では輸送ビス20の端部20
aにより、プリント基板11のパターン11aと11b
とが導通されている。
1bはプリント基板11のメカシャーシ12と反対側に
設けられているが、プリント基板11のメカシャーシ1
2側に設けてもよい。そのとき、ビス先端部20aは必
ずしもプリント基板11から突出する必要はないので装
置自体の厚みを薄くすることができる。本実施例では、
電源投入時に電源スイッチ等に連動してスイッチ15が
オンになり輸送ビス20の有無を検知するため、図2
(a)に示すように、プリント基板11のパターン11
aに電流を流す。
た状態であれば、電流が例えばパターン11a、ビス端
部20aそしてパターン11bと流れマイコン16で検
知され、ブザー17を鳴らして警告する。
らば、パターン間は導通しないのでマイコン16で輸送
ビスなしと検知される。輸送ビス20がないと検知され
た後はマイコン16によりスイッチ15を切る。このよ
うにパターン11a,11bの間に輸送ビス20を介在
させて電流の有無を検知することにより分離されたプリ
ント基板11について輸送ビス20の有無が検知され
る。
図3に示すようにプリント基板11上にパターン11
a,11bが配され、それぞれの端部には近接するよう
にスルーホール19が形成されている。このスルーホー
ル19の間隔は輸送ビス20の径よりも小さく設定され
ている。
シ13に設けられた穴に輸送ビス20が挿入され、可動
部であるメカシャーシ12のネジ穴に螺合し、これを固
定する。このとき、輸送ビス20の端部がプリント基板
11のスルーホール下面のパターンに接触し、パターン
11a,11bが導通することにより、輸送ビス20が
あることがマイコン16で検知され、ブザー17が鳴
る。ビス20がないときにはこれらのパターンは導通し
ないのでビス20がないことが分かる。
は、プリント基板11上にパターン11a,11bが近
接して配され、それぞれの端部にはジャンパー線25が
下面から挿入されている。
シャーシ12が輸送ビス20により螺合され、このとき
ビスの端部がジャンパー線25に接触する。そしてパタ
ーン11a,11bが導通され、上述のように輸送ビス
20があることが分かる。このようにすれば、輸送ビス
20を強く締めてしまっても直接ビス20とパターン1
1a,11bが接触しないため、パターンが削れたり切
れたりしてビス20の有無が検知できなくなるようなこ
とがなくなる。なお、上述の各実施例において、パター
ン11a,11bやジャンパー線25と輸送ビス20と
接触する例について述べたが、回路部品の一部やシャー
シの一部等を利用して、これと輸送ビスが接触して導通
することにより検知するようにしてもよく、本例に限定
されない。
取り付けられていることが検知されたら、第1実施例と
同様にランプやブザーあるいはエラー表示等により使用
者に警告を発し、トラブル発生を防止することができ
る。
ときには図5に示すように、マイコンの指示により操作
キーの入力を無視するようにして可動部の動作を防ぐよ
うにすれば、輸送ビスに抗して可動部が動作しようとす
るのを防止することができる。上述のように検知回路
は、ディスクリートに構成してもよいし、マイコン15
に内蔵してもよい。マイコン15に内蔵した場合には、
部品点数を少なくすることができる効果を有する。
ば、オーディオ機器等の可動部に取り付けた輸送ビスの
有無を電気的に明確に検知できるため、輸送ビスの取り
外し忘れを防止することができる。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 機器の可動部を固定部に固定する輸送ビ
スの有無を検知するための電気的な検知手段を設けたこ
とを特徴とする輸送ビス検知装置。 - 【請求項2】 上記検知手段が検出回路を備え、少なく
ともその一端が上記輸送ビスと導通する固定部の導電パ
ターンに導通可能としたことを特徴とする請求項1記載
の輸送ビス検知装置。 - 【請求項3】 上記検知手段により上記輸送ビスの存在
が検知された時点で使用者に警告を発する手段を設けた
ことを特徴とする請求項1記載の輸送ビス検知装置。 - 【請求項4】 機器の可動部を固定部に固定する輸送ビ
スの有無を検知するための電気的な検知手段を設け、上
記検知手段により輸送ビスがあることが検知されたとき
には、機器の操作キーの操作を無効にするようにしたこ
とを特徴とする輸送ビス検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17716494A JP3553141B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 輸送ビス検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17716494A JP3553141B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 輸送ビス検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0842548A true JPH0842548A (ja) | 1996-02-13 |
JP3553141B2 JP3553141B2 (ja) | 2004-08-11 |
Family
ID=16026306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17716494A Expired - Fee Related JP3553141B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 輸送ビス検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3553141B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015158249A (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | Necフィールディング株式会社 | 仮固定具ユニット、仮固定具外し忘れ防止装置及び方法 |
JP2018132295A (ja) * | 2018-04-04 | 2018-08-23 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
JP2018191809A (ja) * | 2017-05-15 | 2018-12-06 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
WO2022037936A1 (de) | 2020-08-18 | 2022-02-24 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren und anordnung zum überprüfen von schraubverbindungen |
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JPH04238154A (ja) * | 1991-01-18 | 1992-08-26 | Fujitsu General Ltd | 光ディスク装置の固定ネジ検出方法 |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP17716494A patent/JP3553141B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2022037936A1 (de) | 2020-08-18 | 2022-02-24 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren und anordnung zum überprüfen von schraubverbindungen |
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