JPH0842402A - 内燃機関用ガスレギュレータ - Google Patents

内燃機関用ガスレギュレータ

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Publication number
JPH0842402A
JPH0842402A JP6181615A JP18161594A JPH0842402A JP H0842402 A JPH0842402 A JP H0842402A JP 6181615 A JP6181615 A JP 6181615A JP 18161594 A JP18161594 A JP 18161594A JP H0842402 A JPH0842402 A JP H0842402A
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JP
Japan
Prior art keywords
gas
spring
coil spring
internal combustion
combustion engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP6181615A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Iwai
友宏 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP6181615A priority Critical patent/JPH0842402A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/30Use of alternative fuels, e.g. biofuels

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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 成分の異なる燃料用ガスに変更しても、ガス
の成分に応じた流量調整によって、エンジン性能を一定
に保つガスレギュレータ。 【構成】 一端を揺動リンク8に圧接させたコイルスプ
リング7の他端側にあたるスパイラル部にねじ部材10
を螺合して螺合長さを可変としたバネ定数調整機構と、
そのねじ部材10に螺合され、ケース1の外面に回動可
能に密着支持されたナット部材11の回動によって、コ
イルスプリング7に対する押し付け力を可変とした初期
荷重調整機構を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスを燃料とする内燃
機関に対し、燃料用ガスを空気と混合してシリンダ室へ
送り込むミキサと、燃料用ガスが貯蔵されている燃料タ
ンクとの間に挿入接続される内燃機関用ガスレギュレー
タ(以下単にガスレギュレータという)に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスを燃料とする内燃機関では、ガスレ
ギュレータを介してタンク内の燃料用ガスをミキサへ送
り、ミキサで空気が混入された混合ガスをシリンダ内へ
送り込むようになっていて、前記燃料用ガスには、石油
液化ガスや天然ガスが使用されいてる。石油液化ガスと
天然ガスとは成分が異なり、例えば石油液化ガスはプロ
パンを主成分とするLPGに代表され、また天然ガスは
メタンを主成分とする6C、13A等が広く用いられて
いる。従って、ガスの種類が違ってもエンジン性能が変
わらないように、ガスレギュレータは、流量を制御して
燃焼特性を統一すべく、各ガス専用に調整されたもので
なければならない。図5にはレギュレータの開口面積
(燃料流量)とダイヤフラムの作動量(ミキサーからの
負圧)との関係を表すバネ特性を示す。エンジンの運転
状態が例えば全負荷から部分負荷に変更された場合に
は、ミキサからの負圧も変ってくるため、バネ特性とし
ては、A→A1 に変更する必要がある(部分負荷から全
負荷へ変更された場合は、A→A2 となる)。また燃料
が例えばLPGから天然ガス(メタン系)に変更された
場合、例えば理論空燃比を得るためには、A→Bのよう
にバネ特性を変更する必要がある。ところが従来のガス
レギュレータは、図6に例示する如く、コイルスプリン
グ7により揺動リンク8を介して付勢された弁体9で遮
断された流路である入力ポート5を、吸入圧により作動
するダイヤフラム2により前記揺動リンク8をコイルス
プリング7の付勢力に抗して作動せしめ、前記入力ポー
ト5を開放する構造となっていて、種類が異なるガスに
対しては、バネ特性の違うコイルスプリングを用いるこ
とによって対応していた。尚、ダイヤフラム弁の分野に
おいては、バネ特性に関し、例えば図7に示す如く、調
整ネジ18の回動でコイルスプリング7の圧縮力を変化
させ、特性を初期荷重のみに限って調整可能としたもの
は知られている。このような調整機構では、コイルスプ
リング7の圧縮力を変化させることにより、前記ばね特
性を表した図5において、バネ特性をA→A1 やA→A
2 に変更することはできるが、A→Bに変更することは
できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のガスレギュレー
タは、外観こそは同じであっても、ガスの種類毎に調整
された専用タイプになっているため、ガスの種類を異に
したエンジン仕様の違いによって取り付けるガスレギュ
レータを複数種揃えておかなくてはならない。又、使用
するガスを変更するに際しては、ガスレギュレータをそ
っくりそのまま交換しているのが実情である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、単一のバネに
て異なる特性のガスにも対応可能な互換性のあるガスレ
ギュレータであって、その構成は、バネに、初期荷重と
バネ定数の調整機構とを設けたことにある。具体的な事
例としては、初期荷重の調整は前記従来例で説明した構
造を利用し、バネ定数の調整は、コイルスプリングであ
れば、ねじとの螺合によって有効巻き数を変化させるこ
とにより、又板バネであれば、有効長さを調整すること
により夫々実現される。
【0005】
【作用】初期荷重とバネ定数とを、使用するガスに適応
するよう調整できる。従って、一機種あれば、その一機
種で成分の異なるガスに対応できるから、ガスの諸元が
変わることで、選択したり付け替えたりする必要はな
い。
【0006】
【実施例】本発明に係るガスレギュレータを図面に基づ
いて説明する。内部を中空とした円盤状のケース1内は
ダイヤフラム2により二分され、狭い片側は大気に開放
された圧力調整室3、広い他側はガスが通過するガス調
整室4となっている。ガス調整室4には、入力ポート5
と出力ポート6とが開口し、入力ポート5の開口内面に
は弁座5aが形成されている。そしてガス調整室4に
は、コイルスプリング7によって先端を入力ポート側に
付勢された揺動リンク8が内蔵され、その揺動リンク8
の先端に固着されている弁体9を前記弁座5aに押し付
けて入力ポート5を閉塞維持させることによって、無負
荷においてガス流路は遮断されている。又前記揺動リン
ク8は、ダイヤフラム2の動作により、前記コイルスプ
リング7の付勢力に抗して回動させることができる。
【0007】前記コイルスプリング7は、図3のaに示
す如く、そのコイルスプリング7のスパイラルに合致す
るねじピッチを有した調整用のねじ部材10の先端に螺
合され、そのねじ部材10は、ケース1に穿設された挿
通孔1aを貫通していると共に、ケース1の外面に回動
可能に密着支持されたナット部材11に螺合されてい
る。このようにコイルスプリング7には、ねじ部材10
を単独で回動させることにより、コイルスプリング7と
の螺合長さが変化してバネ定数の調整ができるバネ定数
調整機構(図3のb)と、ナット部材11の単独回動に
よって、コイルスプリング7に対する押し付け力が変化
して初期荷重が調整される初期荷重調整機構(図3の
c)とが設けられている。
【0008】前記コイルスプリング7と揺動リンク8と
の相互間には、例えば図示の如く揺動リンク8に透孔8
aを穿設、或は係止部を切り起こし形成し、コイルスプ
リング7の端部を係止させておくなどの回り止め対策を
施こすと共に、ナット部材11は、調整後、ケースの外
壁面にOリング12等のシール材を介して密着し、ビス
13で固定される。
【0009】このように構成されたガスレギュレータ
は、出力ポート6に接続されたミキサー側よりガス調整
室4内に負圧が加わると、ダイヤフラム2がガス調整室
側へ引き寄せられて揺動リンク8に圧接するので、その
圧接力で揺動リンク8がコイルスプリング7を縮小させ
て弁体9を弁座5aから離す方向に回動せられ、入力ポ
ート5が開いてガスがガス調整室4内に流入し、出力ポ
ート6より流出する。そして前記コイルスプリング7に
は、初期荷重とバネ定数との調整機構が設けられている
ので、前記負圧と入力ポートの開度との関係を満足する
よう、使用するガスの成分に応じて変更し、異なる成分
のガスに最適な制御ができる。
【0010】前記実施例はコイルスプリングが採用され
た構造であるが、揺動リンクを板バネによって付勢する
構造も可能であって、次にその変更例を説明する。図4
に示す如く、揺動リンク8を板バネ14で付勢する場合
のバネ定数調整機構は、ケース1の外からガス調整室4
内に貫通し、ねじ送り可能な第一の調整ボルト15の先
端に支持部材16を枢着し、その支持部材16に設けら
れた一対のローラ16a,16aで、前記板バネ14の
基端を挟持すると共に、板バネ14の遊端部分を揺動リ
ンク8に圧接し、その圧接部において両者を接合させた
構造とする。このように構成すれば、前記第一調整ボル
ト15を回動することによって、支持部材16が板バネ
14の長さ方向へ移動し、ローラ16a,16aによる
挟持位置が変更し、板バネ14の有効長さを調整するこ
とができる。又初期荷重調整機構は、前記支持部材16
を、ケース1の外部より第二の調整ボルト17を回動す
ることによって揺動可能な構造が考えられる。尚、ナッ
ト15a,17aは、第一及び第二の調整ボルト15,
17をケース1に固定するためのものである。
【0011】いずれの実施例も、ケース1の外部より初
期荷重とバネ定数とを調整できるので、取り外したり分
解する必要はない。実施例のガスレギュレータはバイパ
ス路を有していないが、バイパス路を有するガスレギュ
レータにも適用される。そして前記各調整機構には、ネ
ジ部材やナット部材、或は第一や第二の調整ボルトに目
盛を設け、ガスの種類に対応させた指標を付しておくこ
ともできる。尚本実施例に示したバネ定数調整機構は、
ガスレギュレータ以外の分野においての利用も期待でき
る。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、ガスの種類が変って
も、バネ特性を変更することで負圧の変化に対する流量
変化の特性を変えることができるので、成分の相違に関
係なく一定水準のエンジン性能を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るガスレギュレータの構造を示す
説明図である。
【図2】 ガスレギュレータの平面図である。
【図3】 初期荷重調整機構とバネ定数調整機構とを示
す説明図である。
【図4】 変更例の説明図である。
【図5】 バネ特性の説明図である。
【図6】 従来例の説明図である。
【図7】 従来例の説明図である。
【符号の説明】
1・・ケース、1a・・挿通孔、2・・ダイヤフラム、
3・・圧力調整室、4・・ガス調整室、5・・入力ポー
ト、5a・・弁座、6・・出力ポート、7・・コイルス
プリング、8・・揺動リンク、8a・・透孔、9・・弁
体、10・・ねじ部材、11・・ナット部材、12・・
Oリング、13・・ビス、14・・板バネ、15・・第
一の調整ボルト、15a・・ナット、16・・支持部
材、16a・・ローラ、17・・第二の調整ボルト、1
7a・・ナット、18・・調整ねじ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バネの力によりリンクを介して付勢され
    た弁体で遮断された流路を、吸入圧で作動するダイヤフ
    ラムにより前記リンクを付勢力に抗して作動せしめて開
    放する内燃機関用ガスレギュレータにあって、前記バネ
    に、初期荷重調整機構とバネ定数調整機構とを設けて成
    る内燃機関用ガスレギュレータ。
  2. 【請求項2】 前記バネ定数調整機構が、一端をリンク
    に圧接させたコイルスプリングと、そのコイルスプリン
    グの他端側にあたるスパイラル部に螺合して螺合長さを
    可変としたねじ部材とで構成される請求項1に記載の内
    燃機関用ガスレギュレータ。
  3. 【請求項3】 前記バネ定数調整機構が、遊端部分がリ
    ンクに圧接された板バネの支持位置を、長さ方向へ移動
    可能に構成した内燃機関用ガスレギュレータ。
JP6181615A 1994-08-02 1994-08-02 内燃機関用ガスレギュレータ Pending JPH0842402A (ja)

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JP6181615A Pending JPH0842402A (ja) 1994-08-02 1994-08-02 内燃機関用ガスレギュレータ

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