JPH059632B2 - - Google Patents
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- JPH059632B2 JPH059632B2 JP58125653A JP12565383A JPH059632B2 JP H059632 B2 JPH059632 B2 JP H059632B2 JP 58125653 A JP58125653 A JP 58125653A JP 12565383 A JP12565383 A JP 12565383A JP H059632 B2 JPH059632 B2 JP H059632B2
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- JP
- Japan
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- chamber
- valve
- membrane
- secondary chamber
- lpg
- Prior art date
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- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 22
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 claims description 8
- 238000002309 gasification Methods 0.000 claims 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 9
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 241000234435 Lilium Species 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M21/00—Apparatus for supplying engines with non-liquid fuels, e.g. gaseous fuels stored in liquid form
- F02M21/02—Apparatus for supplying engines with non-liquid fuels, e.g. gaseous fuels stored in liquid form for gaseous fuels
- F02M21/0218—Details on the gaseous fuel supply system, e.g. tanks, valves, pipes, pumps, rails, injectors or mixers
- F02M21/023—Valves; Pressure or flow regulators in the fuel supply or return system
- F02M21/0239—Pressure or flow regulators therefor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M21/00—Apparatus for supplying engines with non-liquid fuels, e.g. gaseous fuels stored in liquid form
- F02M21/02—Apparatus for supplying engines with non-liquid fuels, e.g. gaseous fuels stored in liquid form for gaseous fuels
- F02M21/0203—Apparatus for supplying engines with non-liquid fuels, e.g. gaseous fuels stored in liquid form for gaseous fuels characterised by the type of gaseous fuel
- F02M21/0209—Hydrocarbon fuels, e.g. methane or acetylene
- F02M21/0212—Hydrocarbon fuels, e.g. methane or acetylene comprising at least 3 C-Atoms, e.g. liquefied petroleum gas [LPG], propane or butane
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M21/00—Apparatus for supplying engines with non-liquid fuels, e.g. gaseous fuels stored in liquid form
- F02M21/02—Apparatus for supplying engines with non-liquid fuels, e.g. gaseous fuels stored in liquid form for gaseous fuels
- F02M21/04—Gas-air mixing apparatus
- F02M21/047—Venturi mixer
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/30—Use of alternative fuels, e.g. biofuels
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、LPGを空気と混合器にて混合して
エンジンに供給するにあたり、LPGを減圧ガス
化して混合器へ送るベーパライザに関するもので
ある。
エンジンに供給するにあたり、LPGを減圧ガス
化して混合器へ送るベーパライザに関するもので
ある。
ベーパライザは周知のように、耐圧容器の
LPGを導入する一次室と減圧ガス化したLPGを
混合器へ送出する二次室とを具え、二次室のガス
圧力が低下すると二次室と空気室とを仕切つた膜
の動きに連動して一次室と二次室とを接続する通
路を開き、LPGを一次室から二次室を経て混合
器へ送出するようになつている。前記通路は閉弁
ばねを作用させた二次弁によつて閉じられ、前記
膜が二次室の方へ移動すると二次弁が開弁する。
即ち、エンジンが停止しているときは二次室と空
気室とはともに大気圧であるので二次弁は閉弁ば
ねの作用で通路を閉じているが、エンジンが始動
して吸入負圧を発生し二次室のガス圧力が大気圧
よりも低くなると膜が二次室の方へ圧力差によつ
て移動し閉弁ばねの力に打ち勝つて二次弁を開弁
させるのである。
LPGを導入する一次室と減圧ガス化したLPGを
混合器へ送出する二次室とを具え、二次室のガス
圧力が低下すると二次室と空気室とを仕切つた膜
の動きに連動して一次室と二次室とを接続する通
路を開き、LPGを一次室から二次室を経て混合
器へ送出するようになつている。前記通路は閉弁
ばねを作用させた二次弁によつて閉じられ、前記
膜が二次室の方へ移動すると二次弁が開弁する。
即ち、エンジンが停止しているときは二次室と空
気室とはともに大気圧であるので二次弁は閉弁ば
ねの作用で通路を閉じているが、エンジンが始動
して吸入負圧を発生し二次室のガス圧力が大気圧
よりも低くなると膜が二次室の方へ圧力差によつ
て移動し閉弁ばねの力に打ち勝つて二次弁を開弁
させるのである。
エンジンのアイドリング時においては、二次室
に作用する吸入負圧が低いので膜を閉弁ばねの力
に打ち勝つて二次室の方へ移動し二次弁を開弁さ
せるに足るだけの差圧力を生じないときは通路は
閉じられて居り、二次室から混合器へ送出される
燃料ガスが不足しがちなばかりか、二次弁は開弁
しても直ちに閉弁する状態にあるので燃料ガスの
供給が不安定になりがちとなる。そこで、ベーパ
ライザにおいて、エンジンのアイドリング時に所
要量の燃料ガスをエンジンに供給し安定したアイ
ドリングを行わせるため、一次室と二次室とを二
次弁で開閉される通路とは別にバイパスで連通さ
せたバイパス方式（例えば実開昭56−152855号公
報参照のこと）、または二次弁の閉弁ばねに対抗
して開弁方向へ働くバランスばねを膜に作用させ
たバランス方式（例えば実開昭55−1949号 公報
を参照のこと）からなるアイドル調整装置を設け
ることがある。バイパス方式は通路が閉じていて
も一次室と二次室とを連通しLPGを絶えず二次
室へ送り込むので、常に安定したアイドリングを
行わせることができてアイドル再現性が良好であ
るが、アイドリングから軽負荷低速を経て中速運
転へ移行するときの燃料ガス供給のつながり性能
に問題がある。また、バランス方式は二次弁が開
弁を開始したときバランスばねが閉弁ばねと平衡
するまで二次弁に働く荷重と二次弁揚程とを比例
させることができるので、アイドリングから中速
運転へ移行するときの燃料ガス供給のつながり性
能が良好であるが、アイドル再現性に問題があ
る。
に作用する吸入負圧が低いので膜を閉弁ばねの力
に打ち勝つて二次室の方へ移動し二次弁を開弁さ
せるに足るだけの差圧力を生じないときは通路は
閉じられて居り、二次室から混合器へ送出される
燃料ガスが不足しがちなばかりか、二次弁は開弁
しても直ちに閉弁する状態にあるので燃料ガスの
供給が不安定になりがちとなる。そこで、ベーパ
ライザにおいて、エンジンのアイドリング時に所
要量の燃料ガスをエンジンに供給し安定したアイ
ドリングを行わせるため、一次室と二次室とを二
次弁で開閉される通路とは別にバイパスで連通さ
せたバイパス方式（例えば実開昭56−152855号公
報参照のこと）、または二次弁の閉弁ばねに対抗
して開弁方向へ働くバランスばねを膜に作用させ
たバランス方式（例えば実開昭55−1949号 公報
を参照のこと）からなるアイドル調整装置を設け
ることがある。バイパス方式は通路が閉じていて
も一次室と二次室とを連通しLPGを絶えず二次
室へ送り込むので、常に安定したアイドリングを
行わせることができてアイドル再現性が良好であ
るが、アイドリングから軽負荷低速を経て中速運
転へ移行するときの燃料ガス供給のつながり性能
に問題がある。また、バランス方式は二次弁が開
弁を開始したときバランスばねが閉弁ばねと平衡
するまで二次弁に働く荷重と二次弁揚程とを比例
させることができるので、アイドリングから中速
運転へ移行するときの燃料ガス供給のつながり性
能が良好であるが、アイドル再現性に問題があ
る。
本発明は、このように長所と短所が互いに反対
のバイパス方式とバランス方式とを併用したこと
によつて、アイドル再現性および燃料ガス供給ひ
つながり特性がともに良好なベーパライザを供給
することを目的としたものである。
のバイパス方式とバランス方式とを併用したこと
によつて、アイドル再現性および燃料ガス供給ひ
つながり特性がともに良好なベーパライザを供給
することを目的としたものである。
そして、この目的を達成するため本発明は、
LPGを導入する一次室と、減圧ガス化したLPG
を混合器へ送出する二次室と、前記一次室と二次
室とを接続する通路を開閉する二次弁とを具え、
この二次弁は前記二次室と空気室とを隔てた膜が
二次室の方へ移動する動きによつて開弁し且つ閉
弁ばねの作用によつて閉弁するベーパライザにお
いて、前記一次室と二次室とを常時連通し通路有
効面積が手動により可調整のバイパスと、前記膜
に作用させ前記二次弁に対し開弁方向へ働き且つ
エンジンのアイドリング時に二次弁開弁可能なば
ね力に手動によりが可調整のバランスばねとを具
えたことを特徴としている。即ち、二次室はバイ
パスにより計量されたLPGが常時導入されて安
定したアイドリングを行わせるとともに、バラン
スばねにより調整される二次弁開度に応じた
LPGが導入されてアイドリングの安定性を損う
ことなく中速運転へ移行するときの燃料つながり
を良好ならしめることとなる。
LPGを導入する一次室と、減圧ガス化したLPG
を混合器へ送出する二次室と、前記一次室と二次
室とを接続する通路を開閉する二次弁とを具え、
この二次弁は前記二次室と空気室とを隔てた膜が
二次室の方へ移動する動きによつて開弁し且つ閉
弁ばねの作用によつて閉弁するベーパライザにお
いて、前記一次室と二次室とを常時連通し通路有
効面積が手動により可調整のバイパスと、前記膜
に作用させ前記二次弁に対し開弁方向へ働き且つ
エンジンのアイドリング時に二次弁開弁可能なば
ね力に手動によりが可調整のバランスばねとを具
えたことを特徴としている。即ち、二次室はバイ
パスにより計量されたLPGが常時導入されて安
定したアイドリングを行わせるとともに、バラン
スばねにより調整される二次弁開度に応じた
LPGが導入されてアイドリングの安定性を損う
ことなく中速運転へ移行するときの燃料つながり
を良好ならしめることとなる。
次に本発明の具体例を図面に基いて説明する。
図において、符号１は本発明に係るベーパライ
ザを示して居り、LPGを充填した耐圧容器２が
接続される導入口３を開口させた一次室４と、混
合器４０のベンチユリ４１に開口したノズル口４
２へ減圧ガス化したLPGを送出する送出口５を
開口させた二次室６とを有し、一次室４と大気室
７とを仕切つた膜８に連動する一次弁９によつて
導入口３を開閉させ、二次室６と空気室１０とを
隔てた膜１１に連動する二次弁１２によつて一次
室４と二次室６とを接続した通路１３を開閉させ
るようになつている。二次弁１２は二次室６に回
動可能に内蔵して閉弁ばね１４を作用させた二次
弁レバー１５の一端に取付けられ、この二次弁レ
バー１５のもう一つの端部は膜１１の中心部に接
触係合している。二次室６のガス圧力が大気圧よ
り低くなると膜１１が大気圧力とガス圧力との圧
力差によつて二次室６の方へ移動し、閉弁ばね１
４を圧縮して二次弁レバー１５を支軸１６を中心
に回動し二次弁１２を通路１３から離間させ一次
室４のLPGを二次室６に導入し送出口５から混
合器４０へ送り、ここで空気と混合してエンジン
に供給するのである。
ザを示して居り、LPGを充填した耐圧容器２が
接続される導入口３を開口させた一次室４と、混
合器４０のベンチユリ４１に開口したノズル口４
２へ減圧ガス化したLPGを送出する送出口５を
開口させた二次室６とを有し、一次室４と大気室
７とを仕切つた膜８に連動する一次弁９によつて
導入口３を開閉させ、二次室６と空気室１０とを
隔てた膜１１に連動する二次弁１２によつて一次
室４と二次室６とを接続した通路１３を開閉させ
るようになつている。二次弁１２は二次室６に回
動可能に内蔵して閉弁ばね１４を作用させた二次
弁レバー１５の一端に取付けられ、この二次弁レ
バー１５のもう一つの端部は膜１１の中心部に接
触係合している。二次室６のガス圧力が大気圧よ
り低くなると膜１１が大気圧力とガス圧力との圧
力差によつて二次室６の方へ移動し、閉弁ばね１
４を圧縮して二次弁レバー１５を支軸１６を中心
に回動し二次弁１２を通路１３から離間させ一次
室４のLPGを二次室６に導入し送出口５から混
合器４０へ送り、ここで空気と混合してエンジン
に供給するのである。
１７はロツク機構であつて、作動膜１８によつ
て二次室６と隔てられた負圧室１９をエンジンの
吸入管４３に接続すると共に、この負圧室１９に
作動膜１８を二次室６の方へ押すロツクばね２０
を内蔵して構成され、エンジン停止時は作動膜１
８が二次弁レバー１５を押して閉弁ばね１４と協
働して二次弁１２を閉弁させているが、エンジン
作動時は吸入負圧が負圧室１９に導入され作動膜
１８をロツクばね２０の力に抗して吸引し二次弁
レバー１５から離して二次弁１２を閉弁可能な状
態とするものである。
て二次室６と隔てられた負圧室１９をエンジンの
吸入管４３に接続すると共に、この負圧室１９に
作動膜１８を二次室６の方へ押すロツクばね２０
を内蔵して構成され、エンジン停止時は作動膜１
８が二次弁レバー１５を押して閉弁ばね１４と協
働して二次弁１２を閉弁させているが、エンジン
作動時は吸入負圧が負圧室１９に導入され作動膜
１８をロツクばね２０の力に抗して吸引し二次弁
レバー１５から離して二次弁１２を閉弁可能な状
態とするものである。
本発明は、例えば前記構造のベーパライザにお
いて、バイパス方式およびバランス方式のアイド
ル調整装置を併設したものである。
いて、バイパス方式およびバランス方式のアイド
ル調整装置を併設したものである。
即ち、前記一次室４と二次室６とを前記通路１
３とは別個にバイパス２１で連通し、調節ねじ２
２の先端に設けた針状の弁２３をバイパス２１の
弁座２４に挿入することよつて構成した可調整の
絞り２５によりバイパス２１の通路有効面積を任
意に調整できるようにしてある。
３とは別個にバイパス２１で連通し、調節ねじ２
２の先端に設けた針状の弁２３をバイパス２１の
弁座２４に挿入することよつて構成した可調整の
絞り２５によりバイパス２１の通路有効面積を任
意に調整できるようにしてある。
また、空気室１０にバランスレバー２６とカウ
ンタレバー２７とを回動可能に内蔵し、バランス
レバー２６の先端部と膜１１の中心部との間に二
次弁レバー１５の接触係合個所と対向させてバラ
ンスばね２８を装入すると共に、バランスレバー
２６の基端部にカウンタレバー２７の先端を接触
係合させ、且つバランスレバー２６の支軸２９よ
りも基端側にバランスばね２８の力を弱める方向
へ働く調整ばね３０を作用させ、更に調節ねじ３
１の先端をカウンタレバー２７の基端部に接触さ
せてある。このバランス方式のアイドル調整装置
の調節ねじ３１をねじ込むとカウンタレバー２７
が支軸３２を中心に図示時計方向へ回動してバラ
ンスレバー２６を反時計方向へ回動させ、バラン
スばね２８を圧縮して二次弁１２の開き動作を鋭
敏化する。反対に調節ねじ３１をねじ出すと二つ
のばね２８，３０の力で二つのレバー２６，２７
は前記と反対方向へ回動し、バランスばね２８は
伸長して二次弁１２の開き動作を鈍化する。
ンタレバー２７とを回動可能に内蔵し、バランス
レバー２６の先端部と膜１１の中心部との間に二
次弁レバー１５の接触係合個所と対向させてバラ
ンスばね２８を装入すると共に、バランスレバー
２６の基端部にカウンタレバー２７の先端を接触
係合させ、且つバランスレバー２６の支軸２９よ
りも基端側にバランスばね２８の力を弱める方向
へ働く調整ばね３０を作用させ、更に調節ねじ３
１の先端をカウンタレバー２７の基端部に接触さ
せてある。このバランス方式のアイドル調整装置
の調節ねじ３１をねじ込むとカウンタレバー２７
が支軸３２を中心に図示時計方向へ回動してバラ
ンスレバー２６を反時計方向へ回動させ、バラン
スばね２８を圧縮して二次弁１２の開き動作を鋭
敏化する。反対に調節ねじ３１をねじ出すと二つ
のばね２８，３０の力で二つのレバー２６，２７
は前記と反対方向へ回動し、バランスばね２８は
伸長して二次弁１２の開き動作を鈍化する。
エンジンが始動して二次室６のガス圧力が低く
なると一次室４のLPGはバイパス２１を通つて
二次室６に導入され、また大気圧力と二次室６の
ガス圧力との圧力差が一定以上のときは膜１１の
動きによつて二次弁１２が開弁して一次室４の
LPGは通路１３からも二次室６に導入される。
アイドリングから軽負荷低速を経て中速運転へ移
行するとき、混合器４０のノズル口４２に発生す
る負圧が次第に高まり、これによつて膜１１が二
次室６の方へ吸引されて大きく移動するようにな
る。このとき、バランスばね２８が閉弁ばね１４
と平衡するまで二次弁１２に働く荷重が二次弁１
２の揚程にほぼ比例して緩かに増大し、このため
混合器４０の絞り弁開度にエンジン回転速度を比
例して変化させることができる。高速運転域で
は、バランスばね２８は膜１１から離間し、二次
室１２のガス圧力と閉弁ばね１４の力のみによつ
て膜１１の位置従つて二次弁１２の開度が制御さ
れる。
なると一次室４のLPGはバイパス２１を通つて
二次室６に導入され、また大気圧力と二次室６の
ガス圧力との圧力差が一定以上のときは膜１１の
動きによつて二次弁１２が開弁して一次室４の
LPGは通路１３からも二次室６に導入される。
アイドリングから軽負荷低速を経て中速運転へ移
行するとき、混合器４０のノズル口４２に発生す
る負圧が次第に高まり、これによつて膜１１が二
次室６の方へ吸引されて大きく移動するようにな
る。このとき、バランスばね２８が閉弁ばね１４
と平衡するまで二次弁１２に働く荷重が二次弁１
２の揚程にほぼ比例して緩かに増大し、このため
混合器４０の絞り弁開度にエンジン回転速度を比
例して変化させることができる。高速運転域で
は、バランスばね２８は膜１１から離間し、二次
室１２のガス圧力と閉弁ばね１４の力のみによつ
て膜１１の位置従つて二次弁１２の開度が制御さ
れる。
尚、バランスレバー２６にカウンタレバー２７
を介在させることなく調節ねじ３１を直接接触さ
せることもある。
を介在させることなく調節ねじ３１を直接接触さ
せることもある。
以上のように、バイパス方式およびバランス方
式のアイドル調整装置を併設した本発明による
と、アイドリングに要求される燃料ガスの二分の
一以上好ましくは80％程度の量がバイパス２１を
通つて二次室６に導入され残りが通路１３を通つ
て二次室６に導入されるように二つの調節ねじ２
２，３１を外部から手動で操作してバイパス２１
の通路有効面積を調節すると共にバランスばね２
８の強さを調整して二次弁１２の開きを適正に鈍
化させることによつて、アイドリング時にLPG
を主にバイパス２１から供給して常に安定したア
イドリングを行わせアイドル再現性を良好ならし
めるのである。また、アイドリングから中速運転
へ移行するときはバランスばね２８と閉弁ばね１
４との作用で二次弁１２の開弁動作を混合器４０
の絞り弁開度と対応させることができ、燃料ガス
供給つながり性能を良好ならしめるのであつて、
アイドリングから中速運転に至る運転域でエンジ
ンの安定した運転が期待できるものである。
式のアイドル調整装置を併設した本発明による
と、アイドリングに要求される燃料ガスの二分の
一以上好ましくは80％程度の量がバイパス２１を
通つて二次室６に導入され残りが通路１３を通つ
て二次室６に導入されるように二つの調節ねじ２
２，３１を外部から手動で操作してバイパス２１
の通路有効面積を調節すると共にバランスばね２
８の強さを調整して二次弁１２の開きを適正に鈍
化させることによつて、アイドリング時にLPG
を主にバイパス２１から供給して常に安定したア
イドリングを行わせアイドル再現性を良好ならし
めるのである。また、アイドリングから中速運転
へ移行するときはバランスばね２８と閉弁ばね１
４との作用で二次弁１２の開弁動作を混合器４０
の絞り弁開度と対応させることができ、燃料ガス
供給つながり性能を良好ならしめるのであつて、
アイドリングから中速運転に至る運転域でエンジ
ンの安定した運転が期待できるものである。
図面は本発明の具体例の縦断面図である。
１……ベーパライザ、４……一次室、６……二
次室、１０……空気室、１１……膜、１２……二
次弁、１３……通路、１４……閉弁ばね、１５…
…二次弁レバー、２１……バイパス、２２……調
節ねじ、２５……絞り、２６……バランスレバ
ー、２８……バランスばね、３１……調節ねじ。
次室、１０……空気室、１１……膜、１２……二
次弁、１３……通路、１４……閉弁ばね、１５…
…二次弁レバー、２１……バイパス、２２……調
節ねじ、２５……絞り、２６……バランスレバ
ー、２８……バランスばね、３１……調節ねじ。
Claims (1)
- １ LPGを導入する一次室と、減圧ガス化した
LPGを混合器へ送出する二次室と、前記一次室
と二次室とを接続する通路を開閉する二次弁とを
具え、この二次弁は前記二次室と空気室とを隔て
た膜が二次室の方へ移動する動きによつて開弁し
且つ閉弁ばねの作用によつて閉弁するベーパライ
ザにおいて、前記一次室と二次室とを常時連通し
通路有効面積が手動により可調整のバイパスと、
前記膜に作用させ前記二次弁に対し開弁方向へ働
き且つエンジンのアイドリング時に二次弁開弁可
能なばね力に手動により可調整のバランスばねと
を具えたことを特徴とするベーパライザ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58125653A JPS6017261A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | ペ−パライザ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58125653A JPS6017261A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | ペ−パライザ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6017261A JPS6017261A (ja) | 1985-01-29 |
| JPH059632B2 true JPH059632B2 (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=14915333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58125653A Granted JPS6017261A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | ペ−パライザ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6017261A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0352362U (ja) * | 1989-09-28 | 1991-05-21 | ||
| US5076245A (en) * | 1990-08-01 | 1991-12-31 | David P. Ward | Fuel pressure control system for gaseous fuel engines |
| KR102554127B1 (ko) * | 2019-01-08 | 2023-07-12 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 방향성 전자 강판, 방향성 전자 강판의 제조 방법, 및, 방향성 전자 강판의 제조에 이용되는 어닐링 분리제 |
| CN113302324B (zh) * | 2019-01-16 | 2023-06-02 | 日本制铁株式会社 | 单方向性电磁钢板及其制造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58154851U (ja) * | 1982-04-10 | 1983-10-17 | マツダ株式会社 | Ｌｐｇエンジンにおけるベ−パライザ装置 |
-
1983
- 1983-07-11 JP JP58125653A patent/JPS6017261A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6017261A (ja) | 1985-01-29 |
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