JPH0335871Y2 - - Google Patents

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JPH0335871Y2
JPH0335871Y2 JP1986130521U JP13052186U JPH0335871Y2 JP H0335871 Y2 JPH0335871 Y2 JP H0335871Y2 JP 1986130521 U JP1986130521 U JP 1986130521U JP 13052186 U JP13052186 U JP 13052186U JP H0335871 Y2 JPH0335871 Y2 JP H0335871Y2
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JP
Japan
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lever
valve
pressure chamber
spring
zero
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JP1986130521U
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JPS6336656U (ja
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  • Control Of Fluid Pressure (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はLPGや都市ガスをエンジンなどの目
的機器に供給するため大気圧附近の圧力に調整す
るベーパライザやゼロガバナに関するものであ
る。
[従来技術とその問題点] LPGや都市ガスなどの気体燃料をエンジンな
どの目的機器に供給し燃焼させるにあたつて、
LPGの場合はベーパライザで、また都市ガスの
場合はゼロガバナでそれぞれ大気圧附近に減圧し
た後に混合器で空気と混合するシステムは周知で
ある。これらのベーパライザやゼロガバナ、即ち
気体燃料圧力調整器は気体燃料を大気圧附近の圧
力に制御するゼロ圧力室を具えていて、このゼロ
圧力室の圧力変化によつて生じるダイヤフラムの
変位量に応じて回動しゼロ圧力室の気体燃料入口
の開閉弁を開閉動作させるレバーが内蔵されてい
る。また、目的機器の停止時に気体燃料を供給さ
せないためレバーを開閉弁の閉弁位置に固定する
ロツク機構が設けられているものが多い。
第5図は従来のベーパライザの一例を示すもの
であつて、符号1で示したこのベーパライザは、
耐圧容器のLPGを導入する一次室3と、減圧ガ
ス化したLPGを混合器2へ送出するゼロ圧力室
4(二次室)とを具えており、ゼロ圧力室4のガ
ス圧力が低くなるとゼロ圧力室4と空気室5とを
仕切つたダイヤフラム6が両室4,5の差圧力に
よつてゼロ圧力室4の方へ変位し、この変位によ
つてレバー7(二次弁レバー)が閉弁ばね8を圧
縮して回動し、先端の開閉弁9(二次弁)を弁座
10から離間させ一次室3とゼロ圧力室4とを接
続する気体燃料の入口にあたる通路11を開いて
一次室3のLPGをゼロ圧力室4に導入する。ま
たロツク機構12は作動膜13によつてゼロ圧力
室4と隔てられた負圧室14を具えており、この
負圧室14はエンジンの吸入管15と吸入負圧路
16によつて接続されているとともに作動膜13
をゼロ圧力室4の方へ押すロツクばね17を内蔵
している。そして、エンジン停止時はロツクばね
17のばね力により作動膜13の中心に固着した
ダイヤフラムロツド18の先端がレバー7を押し
て開閉弁9を弁座10に密着させ一次室3とゼロ
圧力室4とを遮断し、エンジン作動時は吸入負圧
が負圧室14に導入され作動膜13をロツクばね
17のばね力に坑して吸引しレバー7から離して
開閉弁9を開弁可能な状態とするのである。
作動膜13の最大ストロークはレバー7の最大
ストロークと同じであり、作動膜13が最も負圧
室14側へ移動したとき(二点鎖線13aで示
す)、レバー7は二点鎖線7aで示す位置までス
トロークし、これに対応する開閉弁9の最大開度
は一定である。従つて、何らかの原因で一次室3
の燃料圧力が低下したときは、開閉弁9が最大に
開いていたとしても燃料流量が最大開度以上に増
加しないので、吸入空気量が多いエンジン運転域
では燃料供給量が不足することがある。ゼロガバ
ナの場合でも都市ガスの元圧が低下すると同様の
理由で燃料供給量が不足する。
[問題点を解決するための手段] 本考案はゼロ圧力室の圧力変化に応じて回動し
開閉弁を開閉動作させるレバーと、レバーを開閉
弁の閉弁位置に固定するロツク機構とを具えた気
体燃料圧力調整器がもつている前記問題点、即ち
ロツク機構によつてレバーのストロークが規制さ
れるため燃料供給量が不足する場合がある、とい
う問題点を解決するため、レバーとロツク機構と
の接触個所にばねを介在させた。
[作用] エンジンの通常の運転域では開閉弁は作動膜の
最大ストロークに対応した最大開度まで開き、こ
のときばねは変形しない。目的機器への燃料供給
量が多くなるとゼロ圧力室の圧力が低下してダイ
ヤフラムが更にゼロ圧力室の方へ変位しようと
し、レバーがばねを弾性変形させて回動し開閉弁
を更に大きく開かせる。
[実施例] 本考案の実施例を図面に基いて説明する。本実
施例の圧力調整器はベーパライザであり第5図と
同一符号の個所は同一個所を示す。
第1,2図の実施例はレバー7のロツク機構1
2に向かい合つた端部7aをロツク機構12とは
反対側へ折曲させ、この端部7aに板状のばね1
9を片持ち式に取付け、このばね19の自由端1
9aをダイヤフラムロツド18に当接させたもの
である。
エンジンの作動時には吸入負圧路16によつて
負圧室14に吸入負圧が導かれ作動膜13をロツ
クばね17のばね力に坑して吸引しダイヤフラム
ロツド18をばね19から離間させることでロツ
ク機構12を解除し、開閉弁9を開弁可能な状態
とする。エンジンの通常の運転域では開閉弁9は
作動膜13の最大ストロークに対応した最大開度
まで開き、ばねは変形しない。吸入空気量が増大
したときは、ゼロ圧力室4からの燃料供給量が多
くゼロ圧力室4の圧力が低下してダイヤフラム6
が更にゼロ圧力室4の方へ変位しようとする。こ
のときレバー7はばね19を弾性変形させて回動
し開閉弁9を更に大きく開いて燃料流量を増大さ
せるのである(第2図参照)。従つて、一次室3
の燃料圧力が低下した場合でも、ばね19により
開閉弁9が大きく開かれるので吸入空気量に対応
した燃料供給を行なうことができる。
第3図の実施例はレバー7の端部7aにコイル
状のばね20の一端を固着し自由端部20aを作
動膜13のリテーナ21に当接させたものであ
る。
第4図の実施例はロツク機構12のダイヤフラ
ムロツド18にU字形のばね22の一端を固着し
自由端22aをレバー7の端部7aに当接させた
ものである。
第3,4図の実施例はともに前記第1,2図の
実施例と同様に、レバー7の端部7aをロツク機
構12とは反対側に折曲してそれらの間にばね2
0,22を配置したもので、作動膜13の最大ス
トロークが従来と同様であつても、ばね20,2
2の弾性変形によつてレバー7のストロークが増
大する。
尚、レバー7の端部7aを折曲しない場合は、
ばね19,20,22の変形前の状態で開閉弁9
が所定開度となるようにロツク機構12をレバー
7から従来よりも大きく離間させておく。
[考案の効果] 以上のように本考案はゼロ圧力室の気体燃料入
口の開閉弁を開閉動作させるレバーとこのレバー
のロツク機構との接触個所にばねを介在させたも
のであるから、ロツク機構の作動膜のストローク
に加えてばねの弾性変形によるストロークが加わ
つてレバーのストロークが増大し、このため開閉
弁が従来よりも大きく開き燃料供給量の増加が計
れるものである。また、ベーパライザの一次室ま
たはゼロガバナの元圧が圧力低下した場合でもば
ねの変形量だけ開閉弁が開度を増大するため充分
な燃料供給が行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図、第2
図はその要部拡大断面図、第3図、第4図はそれ
ぞれ異なる実施例の要部縦断面図、第5図は従来
品の縦断面図である。 1……ベーパライザ、3……一次室、4……ゼ
ロ圧力室、6……膜、7……レバー、12……ロ
ツク機構、13……作動膜、14……負圧室、1
5……吸入管、17…ロツクばね、18……ダイ
ヤフラムロツド、19,20,22……ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゼロ圧力室の圧力変化によるダイヤフラムの変
    位量に応じて回動しゼロ圧力室の気体燃料入口の
    開閉弁を開閉動作させるレバーと、気体燃料供給
    の目的機器の停止時に前記レバーを前記開閉弁の
    閉弁位置に固定するロツク機構とを具えた気体燃
    料圧力調整器において、前記レバーとロツク機構
    との接触個所にばねを介在させたことを特徴とす
    る気体燃料圧力調整器。
JP1986130521U 1986-08-27 1986-08-27 Expired JPH0335871Y2 (ja)

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JP1986130521U JPH0335871Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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JP1986130521U JPH0335871Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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Publication Number Publication Date
JPS6336656U JPS6336656U (ja) 1988-03-09
JPH0335871Y2 true JPH0335871Y2 (ja) 1991-07-30

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ID=31028100

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JP1986130521U Expired JPH0335871Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4714006U (ja) * 1971-03-18 1972-10-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4714006U (ja) * 1971-03-18 1972-10-19

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JPS6336656U (ja) 1988-03-09

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