JPH0842220A - 車両ドアロック装置の制御方法と装置 - Google Patents
車両ドアロック装置の制御方法と装置Info
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- JPH0842220A JPH0842220A JP19905694A JP19905694A JPH0842220A JP H0842220 A JPH0842220 A JP H0842220A JP 19905694 A JP19905694 A JP 19905694A JP 19905694 A JP19905694 A JP 19905694A JP H0842220 A JPH0842220 A JP H0842220A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 キーシリンダまたはリモコン操作を瞬時にや
り直してできるようにする。 【構成】 切替操作が完了したときに送出される操作完
了用シグナルまたは切替操作が不良のときに送出される
警報用シグナルの送出中は、継続してキーシリンダ操作
またはリモコン操作を監視し、送出中にキーシリンダま
たはリモコンの操作が検出されたときは、直ちにシグナ
ル送出を停止させて、残りの制御を行う。
り直してできるようにする。 【構成】 切替操作が完了したときに送出される操作完
了用シグナルまたは切替操作が不良のときに送出される
警報用シグナルの送出中は、継続してキーシリンダ操作
またはリモコン操作を監視し、送出中にキーシリンダま
たはリモコンの操作が検出されたときは、直ちにシグナ
ル送出を停止させて、残りの制御を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両ドアロック装置の
制御方法と装置に関するものである。
制御方法と装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、運転席ドアのキーシリンダ又は遠隔
操作用発信機を施錠(解錠)操作すると他席ドアも施錠
(解錠)状態に切替え、また、運転席ドアのキーシリン
ダ又は遠隔操作用発信機をアンチセフト(解除)操作す
ると全席ドアをアンチセフト(解除)状態に切替える車
両ドアロック装置の制御方法は、所謂、集中ドアロック
として公知である。
操作用発信機を施錠(解錠)操作すると他席ドアも施錠
(解錠)状態に切替え、また、運転席ドアのキーシリン
ダ又は遠隔操作用発信機をアンチセフト(解除)操作す
ると全席ドアをアンチセフト(解除)状態に切替える車
両ドアロック装置の制御方法は、所謂、集中ドアロック
として公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知の集中ドアロ
ックでは、運転席ドアの切替操作をすると、これに連動
して他席ドアも切替わるが、他席ドアの切替が本当に行
われたかどうかの確認は難しい。ドアの施解錠の確認と
しては、全てのドアの内側ロックボタン(シルノブ)の
位置を視認するか、全てのドアの外側オープンハンドル
を引っ張って実際に開扉操作を行う方法もあるが、この
ような煩わしい作業を行う人はおらず、また、アンチセ
フトにおいては、具体的な確認方法もない。そこで、本
発明では、前記いずれかの切替操作が完了したとき又は
前記いずれかの切替操作が不良のときには、操作完了用
シグナルまたは警報用シグナルを所定時間送出させるよ
うにし、併せて、シグナル送出により、操作ミスや作動
不良に気が付いたとき、直に再操作できるようにしたも
のである。
ックでは、運転席ドアの切替操作をすると、これに連動
して他席ドアも切替わるが、他席ドアの切替が本当に行
われたかどうかの確認は難しい。ドアの施解錠の確認と
しては、全てのドアの内側ロックボタン(シルノブ)の
位置を視認するか、全てのドアの外側オープンハンドル
を引っ張って実際に開扉操作を行う方法もあるが、この
ような煩わしい作業を行う人はおらず、また、アンチセ
フトにおいては、具体的な確認方法もない。そこで、本
発明では、前記いずれかの切替操作が完了したとき又は
前記いずれかの切替操作が不良のときには、操作完了用
シグナルまたは警報用シグナルを所定時間送出させるよ
うにし、併せて、シグナル送出により、操作ミスや作動
不良に気が付いたとき、直に再操作できるようにしたも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、運転
席ドアのキーシリンダを施錠操作すると他席ドアも施錠
状態に切替え、運転席ドアのキーシリンダを解錠操作す
ると他席ドアも解錠状態に切替え、前記いずれかの切替
操作が完了したとき又は前記いずれかの切替操作が不良
のときには操作完了用シグナルまたは警報用シグナルを
所定時間送出させるようにした制御方法において、前記
シグナル送出中には継続して前記キーシリンダ操作また
はリモコン操作を監視し、前記キーシリンダまたはリモ
コンの操作が検出されたときは、前記所定時間の経過を
待たずに前記シグナル送出を停止させるようにした車両
ドアロック装置の制御方法としたものである。また、本
発明は、運転席ドアのキーシリンダを施錠操作すると他
席ドアも施錠状態に切替え、運転席ドアのキーシリンダ
をアンチセフト操作すると全席ドアをアンチセフト状態
に切替え、前記いずれかの切替操作が完了したとき又は
前記いずれかの切替操作が不良のときには操作完了用シ
グナルまたは警報用シグナルを所定時間送出させるよう
にした制御方法において、前記シグナル送出中には継続
して前記キーシリンダ操作またはリモコン操作を監視
し、前記キーシリンダまたはリモコンの操作が検出され
たときは、前記所定時間の経過を待たずに前記シグナル
送出を停止させるようにした車両ドアロック装置の制御
方法としたものである。また、本発明は、リモコンによ
り施錠操作すると全席が施錠状態に切替わり、また、リ
モコンにより解錠操作すると全席が解錠状態に切替わ
り、前記いずれかの切替操作が完了したとき又は前記い
ずれかの切替操作が不良のときには操作完了用シグナル
または警報用シグナルを所定時間送出させるようにした
制御方法において、前記シグナル送出中には継続してキ
ーシリンダ操作またはリモコン操作を監視し、前記キー
シリンダまたはリモコンの操作が検出されたときは、前
記所定時間の経過を待たずに前記シグナル送出を停止さ
せるようにした車両ドアロック装置の制御方法としたも
のである。また、本発明は、リモコンにより施錠操作す
ると全席が施錠状態に切替わり、また、リモコンにより
アンチセフト操作すると全席がアンチセフト状態に切替
わり、前記いずれかの切替操作が完了したとき又は前記
いずれかの切替操作が不良のときには操作完了用シグナ
ルまたは警報用シグナルを所定時間送出させるようにし
た制御方法において、前記シグナル送出中には継続して
キーシリンダ操作またはリモコン操作を監視し、前記キ
ーシリンダまたはリモコンの操作が検出されたときは、
前記所定時間の経過を待たずに前記シグナル送出を停止
させるようにした車両ドアロック装置の制御方法とした
ものである。また、本発明は、車体に固定された運転席
用ストライカ3と係合して閉扉状態を保つラッチ機構2
と、運転席ドアの開扉ハンドル5に連結され回転すると
前記ラッチ機構2と前記ストライカ3との係合を解除し
て開扉させ得るオープンレバー4と、前記運転席ドアの
キーシリンダ7およびインサイドロックボタン8に連結
され前記オープンレバー4の開扉操作を不能とする施錠
位置と可能とする解錠位置とに切替わるロックレバー6
とを有する運転席用ロック装置と、車体に固定された他
席用ストライカ3’と係合して閉扉状態を保つラッチ機
構2’と、他席ドアの開扉ハンドル5’に連結され回転
すると前記ラッチ機構2’と前記ストライカ3’との係
合を解除して開扉させ得るオープンレバー4’と、前記
他席ドアのインサイドロックボタン8’に連結され前記
オープンレバー4’の開扉操作を不能とする施錠位置と
可能とする解錠位置とに切替わるロックレバー6’と、
該ロックレバー6’の切替を司るロック用モータ9’と
を有する他席用ロック装置と、前記運転席ドアのロック
レバー6が切り替わると、これに応じて前記ロック用モ
ータ9’を作動させて前記他席ドアの前記ロックレバー
6’を切替える制御部12と、シグナル送出部20とか
らなり、前記制御部12のメインルーチンには、前記キ
ーシリンダ7を施錠操作したとき前記ロック用モータ
9’を施錠回転させて前記ロックレバー6’を施錠位置
に切替え、かつ、少なくとも前記ロックレバー6’の切
替操作が完了したときまたは前記ロックレバー6’の切
替操作が不良のときに前記シグナル送出部20により操
作完了用シグナルまたは警報用シグナルを送出させるキ
ー施錠用サブルーチンと、前記キーシリンダ7を解錠操
作したとき前記ロック用モータ9’を解錠回転させて前
記ロックレバー6’を解錠位置に切替えるキー解錠用サ
ブルーチンとを設け、前記シグナル送出中に前記キーシ
リンダ7の切替が行われたときは、前記シグナル送出を
直ちに停止して残りのサブルーチンを実行させるように
した車両ドアロック装置の制御装置としたものである。
また、本発明は、車体に固定された運転席用ストライカ
3と係合して閉扉状態を保つラッチ機構2と、運転席ド
アの開扉ハンドル5に連結され回転すると前記ラッチ機
構2と前記ストライカ3との係合を解除して開扉させ得
るオープンレバー4と、前記運転席ドアのキーシリンダ
7およびインサイドロックボタン8に連結され前記オー
プンレバー4の開扉操作を不能とする施錠位置と可能と
する解錠位置とに切替わるロックレバー6と、前記イン
サイドロックボタン8と前記ロックレバー6とを非連結
状態とするアンチセフト位置と連結状態とする解除位置
とに切り替わるアンチセフト機構10と、該アンチセフ
ト機構10を切り替えるアンチセフト用モータ11とを
有する運転席用ロック装置と、車体に固定された他席用
ストライカ3’と係合して閉扉状態を保つラッチ機構
2’と、他席ドアの開扉ハンドル5’に連結され回転す
ると前記ラッチ機構2’と前記ストライカ3’との係合
を解除して開扉させ得るオープンレバー4’と、前記他
席ドアのインサイドロックボタン8’に連結され前記オ
ープンレバー4’の開扉操作を不能とする施錠位置と可
能とする解錠位置とに切替わるロックレバー6’と、該
ロックレバー6’の切替を司るロック用モータ9’と、
前記インサイドロックボタン8’と前記ロックレバー
6’とを非連結状態とするアンチセフト位置と連結状態
とする解除位置とに切り替わるアンチセフト機構10’
と、該アンチセフト機構10’を切り替えるアンチセフ
ト用モータ11’とを有する他席用ロック装置と、前記
運転席ドアのロックレバー6が切り替わると、これに応
じて前記ロック用モータ9’を作動させて前記他席ドア
の前記ロックレバー6’を切替え、また、前記キーシリ
ンダ7をアンチセフト操作またはアンチセフト解除操作
すると前記モータ11および前記モータ11’により前
記アンチセフト機構10および前記アンチセフト機構1
0’をアンチセフト位置または解除位置に切り替える制
御部12と、シグナル送出部20とからなり、前記制御
部12のメインルーチンには、前記キーシリンダ7を施
錠操作したとき前記ロック用モータ9’を施錠回転さ
せ、また、前記キーシリンダ7をアンチセフト操作した
とき前記モータ11および前記モータ11’をアンチセ
フト回転させ、かつ、少なくとも前記アンチセフト機構
10および前記アンチセフト機構10’のアンチセフト
位置への切替操作が完了したときまたは前記アンチセフ
ト機構10または前記アンチセフト機構10’のアンチ
セフト位置への切替が不良のときに前記シグナル送出部
20により操作完了用シグナルまたは警報用シグナルを
送出させるキー施錠用サブルーチンと、前記キーシリン
ダ7を解錠操作したとき前記ロック用モータ9’を解錠
回転させ、また、前記キーシリンダ7をアンチセフト解
除操作したとき前記モータ11および前記モータ11’
をアンチセフト解除回転させるキー解錠用サブルーチン
とを設け、前記シグナル送出中に前記キーシリンダ7の
切替が行われたときは、前記シグナル送出を直ちに停止
して残りのサブルーチンを実行させるようにした車両ド
アロック装置の制御装置としたものである。
席ドアのキーシリンダを施錠操作すると他席ドアも施錠
状態に切替え、運転席ドアのキーシリンダを解錠操作す
ると他席ドアも解錠状態に切替え、前記いずれかの切替
操作が完了したとき又は前記いずれかの切替操作が不良
のときには操作完了用シグナルまたは警報用シグナルを
所定時間送出させるようにした制御方法において、前記
シグナル送出中には継続して前記キーシリンダ操作また
はリモコン操作を監視し、前記キーシリンダまたはリモ
コンの操作が検出されたときは、前記所定時間の経過を
待たずに前記シグナル送出を停止させるようにした車両
ドアロック装置の制御方法としたものである。また、本
発明は、運転席ドアのキーシリンダを施錠操作すると他
席ドアも施錠状態に切替え、運転席ドアのキーシリンダ
をアンチセフト操作すると全席ドアをアンチセフト状態
に切替え、前記いずれかの切替操作が完了したとき又は
前記いずれかの切替操作が不良のときには操作完了用シ
グナルまたは警報用シグナルを所定時間送出させるよう
にした制御方法において、前記シグナル送出中には継続
して前記キーシリンダ操作またはリモコン操作を監視
し、前記キーシリンダまたはリモコンの操作が検出され
たときは、前記所定時間の経過を待たずに前記シグナル
送出を停止させるようにした車両ドアロック装置の制御
方法としたものである。また、本発明は、リモコンによ
り施錠操作すると全席が施錠状態に切替わり、また、リ
モコンにより解錠操作すると全席が解錠状態に切替わ
り、前記いずれかの切替操作が完了したとき又は前記い
ずれかの切替操作が不良のときには操作完了用シグナル
または警報用シグナルを所定時間送出させるようにした
制御方法において、前記シグナル送出中には継続してキ
ーシリンダ操作またはリモコン操作を監視し、前記キー
シリンダまたはリモコンの操作が検出されたときは、前
記所定時間の経過を待たずに前記シグナル送出を停止さ
せるようにした車両ドアロック装置の制御方法としたも
のである。また、本発明は、リモコンにより施錠操作す
ると全席が施錠状態に切替わり、また、リモコンにより
アンチセフト操作すると全席がアンチセフト状態に切替
わり、前記いずれかの切替操作が完了したとき又は前記
いずれかの切替操作が不良のときには操作完了用シグナ
ルまたは警報用シグナルを所定時間送出させるようにし
た制御方法において、前記シグナル送出中には継続して
キーシリンダ操作またはリモコン操作を監視し、前記キ
ーシリンダまたはリモコンの操作が検出されたときは、
前記所定時間の経過を待たずに前記シグナル送出を停止
させるようにした車両ドアロック装置の制御方法とした
ものである。また、本発明は、車体に固定された運転席
用ストライカ3と係合して閉扉状態を保つラッチ機構2
と、運転席ドアの開扉ハンドル5に連結され回転すると
前記ラッチ機構2と前記ストライカ3との係合を解除し
て開扉させ得るオープンレバー4と、前記運転席ドアの
キーシリンダ7およびインサイドロックボタン8に連結
され前記オープンレバー4の開扉操作を不能とする施錠
位置と可能とする解錠位置とに切替わるロックレバー6
とを有する運転席用ロック装置と、車体に固定された他
席用ストライカ3’と係合して閉扉状態を保つラッチ機
構2’と、他席ドアの開扉ハンドル5’に連結され回転
すると前記ラッチ機構2’と前記ストライカ3’との係
合を解除して開扉させ得るオープンレバー4’と、前記
他席ドアのインサイドロックボタン8’に連結され前記
オープンレバー4’の開扉操作を不能とする施錠位置と
可能とする解錠位置とに切替わるロックレバー6’と、
該ロックレバー6’の切替を司るロック用モータ9’と
を有する他席用ロック装置と、前記運転席ドアのロック
レバー6が切り替わると、これに応じて前記ロック用モ
ータ9’を作動させて前記他席ドアの前記ロックレバー
6’を切替える制御部12と、シグナル送出部20とか
らなり、前記制御部12のメインルーチンには、前記キ
ーシリンダ7を施錠操作したとき前記ロック用モータ
9’を施錠回転させて前記ロックレバー6’を施錠位置
に切替え、かつ、少なくとも前記ロックレバー6’の切
替操作が完了したときまたは前記ロックレバー6’の切
替操作が不良のときに前記シグナル送出部20により操
作完了用シグナルまたは警報用シグナルを送出させるキ
ー施錠用サブルーチンと、前記キーシリンダ7を解錠操
作したとき前記ロック用モータ9’を解錠回転させて前
記ロックレバー6’を解錠位置に切替えるキー解錠用サ
ブルーチンとを設け、前記シグナル送出中に前記キーシ
リンダ7の切替が行われたときは、前記シグナル送出を
直ちに停止して残りのサブルーチンを実行させるように
した車両ドアロック装置の制御装置としたものである。
また、本発明は、車体に固定された運転席用ストライカ
3と係合して閉扉状態を保つラッチ機構2と、運転席ド
アの開扉ハンドル5に連結され回転すると前記ラッチ機
構2と前記ストライカ3との係合を解除して開扉させ得
るオープンレバー4と、前記運転席ドアのキーシリンダ
7およびインサイドロックボタン8に連結され前記オー
プンレバー4の開扉操作を不能とする施錠位置と可能と
する解錠位置とに切替わるロックレバー6と、前記イン
サイドロックボタン8と前記ロックレバー6とを非連結
状態とするアンチセフト位置と連結状態とする解除位置
とに切り替わるアンチセフト機構10と、該アンチセフ
ト機構10を切り替えるアンチセフト用モータ11とを
有する運転席用ロック装置と、車体に固定された他席用
ストライカ3’と係合して閉扉状態を保つラッチ機構
2’と、他席ドアの開扉ハンドル5’に連結され回転す
ると前記ラッチ機構2’と前記ストライカ3’との係合
を解除して開扉させ得るオープンレバー4’と、前記他
席ドアのインサイドロックボタン8’に連結され前記オ
ープンレバー4’の開扉操作を不能とする施錠位置と可
能とする解錠位置とに切替わるロックレバー6’と、該
ロックレバー6’の切替を司るロック用モータ9’と、
前記インサイドロックボタン8’と前記ロックレバー
6’とを非連結状態とするアンチセフト位置と連結状態
とする解除位置とに切り替わるアンチセフト機構10’
と、該アンチセフト機構10’を切り替えるアンチセフ
ト用モータ11’とを有する他席用ロック装置と、前記
運転席ドアのロックレバー6が切り替わると、これに応
じて前記ロック用モータ9’を作動させて前記他席ドア
の前記ロックレバー6’を切替え、また、前記キーシリ
ンダ7をアンチセフト操作またはアンチセフト解除操作
すると前記モータ11および前記モータ11’により前
記アンチセフト機構10および前記アンチセフト機構1
0’をアンチセフト位置または解除位置に切り替える制
御部12と、シグナル送出部20とからなり、前記制御
部12のメインルーチンには、前記キーシリンダ7を施
錠操作したとき前記ロック用モータ9’を施錠回転さ
せ、また、前記キーシリンダ7をアンチセフト操作した
とき前記モータ11および前記モータ11’をアンチセ
フト回転させ、かつ、少なくとも前記アンチセフト機構
10および前記アンチセフト機構10’のアンチセフト
位置への切替操作が完了したときまたは前記アンチセフ
ト機構10または前記アンチセフト機構10’のアンチ
セフト位置への切替が不良のときに前記シグナル送出部
20により操作完了用シグナルまたは警報用シグナルを
送出させるキー施錠用サブルーチンと、前記キーシリン
ダ7を解錠操作したとき前記ロック用モータ9’を解錠
回転させ、また、前記キーシリンダ7をアンチセフト解
除操作したとき前記モータ11および前記モータ11’
をアンチセフト解除回転させるキー解錠用サブルーチン
とを設け、前記シグナル送出中に前記キーシリンダ7の
切替が行われたときは、前記シグナル送出を直ちに停止
して残りのサブルーチンを実行させるようにした車両ド
アロック装置の制御装置としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
図1は運転席ドアに取付けられるロック装置の機能ブロ
ック図を示し、1は運転席用ロック装置、2は閉扉する
と車体に固定されたストライカ3と係合するラッチ機
構、4はドアに設けられた内外の開扉ハンドル5に接続
されるオープンレバーであり、オープンレバー4が回転
すると、前記ラッチ機構2と前記ストライカ3との係合
は解除されて開扉される。6は施錠位置(ロック位置)
と解錠位置(アンロック位置)とに切替わるロックレバ
ーであり、解錠位置にあると前記オープンレバー4と前
記ラッチ機構2とは連結状態に保たれ、前記オープンレ
バー4による開扉は可能となるが、施錠位置にあるとオ
ープンレバー4とラッチ機構2との連結は断たれて、前
記オープンレバー4による開扉は不能となる。
図1は運転席ドアに取付けられるロック装置の機能ブロ
ック図を示し、1は運転席用ロック装置、2は閉扉する
と車体に固定されたストライカ3と係合するラッチ機
構、4はドアに設けられた内外の開扉ハンドル5に接続
されるオープンレバーであり、オープンレバー4が回転
すると、前記ラッチ機構2と前記ストライカ3との係合
は解除されて開扉される。6は施錠位置(ロック位置)
と解錠位置(アンロック位置)とに切替わるロックレバ
ーであり、解錠位置にあると前記オープンレバー4と前
記ラッチ機構2とは連結状態に保たれ、前記オープンレ
バー4による開扉は可能となるが、施錠位置にあるとオ
ープンレバー4とラッチ機構2との連結は断たれて、前
記オープンレバー4による開扉は不能となる。
【0006】7はドアの外面側に取付けられるキーシリ
ンダ、8はドアの内面側に設けられるインサイドロック
ボタン(シルノブ)、9はロック用モータであり、これ
らのキーシリンダ7、ロックボタン8、モータ9は前記
ロックレバー6に接続して、ロックレバー6の切替えを
行う。10はアンチセフト機構(以下、AT機構)であ
り、アンチセフト用モータ11の動力により、アンチセ
フト位置(以下、AT位置)とその解除位置とに切替わ
り、解除位置のときは、前記ロックボタン8と前記ロッ
クレバー6とを連結状態に保つが、AT位置になると、
ロックボタン8とロックレバー6との連結を断って、前
記ロックボタン8をアンロック操作してもロックレバー
6の切替はできなくする。12は前記モータ9およびモ
ータ11の回転を制御する制御部である。なお、前記モ
ータ9と前記モータ11とは1つのモータで兼用するこ
ともある。
ンダ、8はドアの内面側に設けられるインサイドロック
ボタン(シルノブ)、9はロック用モータであり、これ
らのキーシリンダ7、ロックボタン8、モータ9は前記
ロックレバー6に接続して、ロックレバー6の切替えを
行う。10はアンチセフト機構(以下、AT機構)であ
り、アンチセフト用モータ11の動力により、アンチセ
フト位置(以下、AT位置)とその解除位置とに切替わ
り、解除位置のときは、前記ロックボタン8と前記ロッ
クレバー6とを連結状態に保つが、AT位置になると、
ロックボタン8とロックレバー6との連結を断って、前
記ロックボタン8をアンロック操作してもロックレバー
6の切替はできなくする。12は前記モータ9およびモ
ータ11の回転を制御する制御部である。なお、前記モ
ータ9と前記モータ11とは1つのモータで兼用するこ
ともある。
【0007】図2は、後席ドアに取付けられるロック装
置1’の機能ブロック図を示している。図1の運転席用
ロック装置1との相違は、ロックレバー6’にキーシリ
ンダが接続されていない点であり、その他は基本的に同
一である。また、助手席ドアに取付けられるロック装置
は、運転席用ロック装置1と同じ構成であるから、図示
は省略してある。なお、前記制御部12は車両一台に一
個設けられて、全てのドアのロック装置のモータの回転
を制御するものである。
置1’の機能ブロック図を示している。図1の運転席用
ロック装置1との相違は、ロックレバー6’にキーシリ
ンダが接続されていない点であり、その他は基本的に同
一である。また、助手席ドアに取付けられるロック装置
は、運転席用ロック装置1と同じ構成であるから、図示
は省略してある。なお、前記制御部12は車両一台に一
個設けられて、全てのドアのロック装置のモータの回転
を制御するものである。
【0008】前記制御部12は、キーシリンダ7や、後
述する遠隔操作用発信機(リモコン)の操作に応じて、
モータ9、11の回転を制御する。詳細な制御内容は、
図6以下のフローチャート図を用いて後述するが、キー
シリンダ7またはリモコンを施錠操作すると、制御部1
2は全てのロック装置1、1’のモータ9、9’を回転
させて、ロックレバー6、6’を施錠位置に切替え、ア
ンチセフト操作(以下、AT操作)すると、全てのロッ
ク装置1、1’のモータ9、9’およびモータ11、1
1’を回転させて、ロックレバー6、6’は施錠位置に
切替えAT機構10、10’はAT位置に切替える。
述する遠隔操作用発信機(リモコン)の操作に応じて、
モータ9、11の回転を制御する。詳細な制御内容は、
図6以下のフローチャート図を用いて後述するが、キー
シリンダ7またはリモコンを施錠操作すると、制御部1
2は全てのロック装置1、1’のモータ9、9’を回転
させて、ロックレバー6、6’を施錠位置に切替え、ア
ンチセフト操作(以下、AT操作)すると、全てのロッ
ク装置1、1’のモータ9、9’およびモータ11、1
1’を回転させて、ロックレバー6、6’は施錠位置に
切替えAT機構10、10’はAT位置に切替える。
【0009】なお、キーシリンダ7によるAT操作につ
いて説明しておくと、図3は前記キーシリンダ7の第1
実施例を示し、図4は第2実施例を示している。第1実
施例のキーシリンダ7は中央の中立位置を挟んで、施錠
位置と解錠位置との2つの位置に切り替わる一般的なも
のである。このようなキーシリンダ7のときには、キー
シリンダ7を一定時間以上継続して施錠位置に保持する
と、これを制御部12はAT操作と看做すようにし、施
錠位置に回してからすぐに中立位置に戻したときは、施
錠操作と看做すようにしている。第2実施例のキーシリ
ンダ7は、施錠位置を越えた位置にAT位置が設けら
れ、3か所に切り替わる用に構成されている。この場合
には、施錠位置を越えてAT位置まで余剰回転させる
と、制御部12はAT操作と認識する。
いて説明しておくと、図3は前記キーシリンダ7の第1
実施例を示し、図4は第2実施例を示している。第1実
施例のキーシリンダ7は中央の中立位置を挟んで、施錠
位置と解錠位置との2つの位置に切り替わる一般的なも
のである。このようなキーシリンダ7のときには、キー
シリンダ7を一定時間以上継続して施錠位置に保持する
と、これを制御部12はAT操作と看做すようにし、施
錠位置に回してからすぐに中立位置に戻したときは、施
錠操作と看做すようにしている。第2実施例のキーシリ
ンダ7は、施錠位置を越えた位置にAT位置が設けら
れ、3か所に切り替わる用に構成されている。この場合
には、施錠位置を越えてAT位置まで余剰回転させる
と、制御部12はAT操作と認識する。
【0010】前記制御部12には図5に示された各種の
スイッチ・センサーが接続される。13はキーシリンダ
7の操作位置を検出するキーシリンダ位置検出スイッ
チ、14はイグニッションキー検出スイッチ、15はキ
ーシリンダ種別切替スイッチであり、キーシリンダ7が
図3に示したAT位置のないシリンダのときは、スイッ
チ15は予めONにしておき、図4に示したAT位置の
あるシリンダのときは、スイッチ15は予めOFFにし
ておく。16はドアの開閉状態を検知するドア開閉検出
スイッチ、17は窓ガラスの開閉状態を検知する窓ガラ
ス開閉検出スイッチ、18は人体センサーであり、人体
センサー18は車内の人の有無を検出する。19は各A
T機構10、10’がAT位置であるか解除位置である
かを検出するアンチセフト状態検出スイッチ、20はブ
ザーや音声により各種の信号を送出するシグナル送出部
である。本発明では、後述するように多数の警報用の信
号(シグナル)や確認用の信号を使用しており、これら
の信号は、周波数の変更等により区別できるように、シ
グナル送出部20から送出するようにしている。21は
警報回路であり、警報回路21がセットされているとき
に窓ガラスを割ったりして不正にインサイドロックボタ
ン8が操作されると、警報を送出する。なお、警報回路
21は実際には単独の回路ではなく、前記制御部12の
プログラムにより構成し、警報音は前記シグナル送出部
20を使用したり、クラクションを使用したりすること
もある。22はリモコン、23はリモコン信号受信部、
24は各ロックレバー6、6’が施錠位置であるか解錠
位置であるかを検出するロック状態検出スイッチであ
る。
スイッチ・センサーが接続される。13はキーシリンダ
7の操作位置を検出するキーシリンダ位置検出スイッ
チ、14はイグニッションキー検出スイッチ、15はキ
ーシリンダ種別切替スイッチであり、キーシリンダ7が
図3に示したAT位置のないシリンダのときは、スイッ
チ15は予めONにしておき、図4に示したAT位置の
あるシリンダのときは、スイッチ15は予めOFFにし
ておく。16はドアの開閉状態を検知するドア開閉検出
スイッチ、17は窓ガラスの開閉状態を検知する窓ガラ
ス開閉検出スイッチ、18は人体センサーであり、人体
センサー18は車内の人の有無を検出する。19は各A
T機構10、10’がAT位置であるか解除位置である
かを検出するアンチセフト状態検出スイッチ、20はブ
ザーや音声により各種の信号を送出するシグナル送出部
である。本発明では、後述するように多数の警報用の信
号(シグナル)や確認用の信号を使用しており、これら
の信号は、周波数の変更等により区別できるように、シ
グナル送出部20から送出するようにしている。21は
警報回路であり、警報回路21がセットされているとき
に窓ガラスを割ったりして不正にインサイドロックボタ
ン8が操作されると、警報を送出する。なお、警報回路
21は実際には単独の回路ではなく、前記制御部12の
プログラムにより構成し、警報音は前記シグナル送出部
20を使用したり、クラクションを使用したりすること
もある。22はリモコン、23はリモコン信号受信部、
24は各ロックレバー6、6’が施錠位置であるか解錠
位置であるかを検出するロック状態検出スイッチであ
る。
【0011】図6および図7は、前記制御部12の多数
のサブルーチンから構成されているメインルーチンを示
している。なお、メインルーチンでは、運転席用ロック
装置を被操作体とした場合の代表的な制御を示し、その
他の助手席および後席用ロック装置を被操作体としたと
きの制御は省略してある。また、フローチャート図にお
いては、運転席ドアは「DD」、助手席ドアは「A
D」、後席ドアは「RD」、キーシリンダは「キーC
Y」、イグニッションキーは「IGキー」と表現してあ
る。
のサブルーチンから構成されているメインルーチンを示
している。なお、メインルーチンでは、運転席用ロック
装置を被操作体とした場合の代表的な制御を示し、その
他の助手席および後席用ロック装置を被操作体としたと
きの制御は省略してある。また、フローチャート図にお
いては、運転席ドアは「DD」、助手席ドアは「A
D」、後席ドアは「RD」、キーシリンダは「キーC
Y」、イグニッションキーは「IGキー」と表現してあ
る。
【0012】(DDキーCYの施錠サブルーチン)運転席ド
アDDのキーシリンダ7が施錠操作されると、キーシリン
ダ位置検出スイッチ13がこれを検出して、図6のS001
からS003の「DDキーCYの施錠サブルーチン」に流れる。
アDDのキーシリンダ7が施錠操作されると、キーシリン
ダ位置検出スイッチ13がこれを検出して、図6のS001
からS003の「DDキーCYの施錠サブルーチン」に流れる。
【0013】DDキーCY施錠サブルーチン(図8〜図1
2)に流れると、まず、「DDキー施錠FG」がセットされ
ているかを確認する(S101)。DDキー施錠FGとは、キーシ
リンダ位置検出スイッチ13の施錠位置検出機能が故障
したときにセットされるフラグであり、このフラグがセ
ットされていると、検出スイッチ13がキーシリンダ7
の施錠操作を検出しても、故障による誤検出と看做し
て、直ちにメインルーチンに戻される。なお、検出スイ
ッチ13の故障又は異常は、後述するS137からS149にお
いて判定され、ここで異常が確認されるとDDキー施錠FG
がセットされる。
2)に流れると、まず、「DDキー施錠FG」がセットされ
ているかを確認する(S101)。DDキー施錠FGとは、キーシ
リンダ位置検出スイッチ13の施錠位置検出機能が故障
したときにセットされるフラグであり、このフラグがセ
ットされていると、検出スイッチ13がキーシリンダ7
の施錠操作を検出しても、故障による誤検出と看做し
て、直ちにメインルーチンに戻される。なお、検出スイ
ッチ13の故障又は異常は、後述するS137からS149にお
いて判定され、ここで異常が確認されるとDDキー施錠FG
がセットされる。
【0014】DDキー施錠FGがセットされていないとき
は、イグニッションキーの有無を確認し(S103)、キーが
ある場合には、施錠条件が整わないから、キーシリンダ
7の施錠操作により手動で既に施錠位置に切替わってい
るロックレバー6をモータ9により解錠位置に戻す(S10
5)。ついで、ロックレバーが施錠位置になるとセットさ
れる施錠フラグをリセットしたら(S107)、メインルーチ
ンに復帰させる。
は、イグニッションキーの有無を確認し(S103)、キーが
ある場合には、施錠条件が整わないから、キーシリンダ
7の施錠操作により手動で既に施錠位置に切替わってい
るロックレバー6をモータ9により解錠位置に戻す(S10
5)。ついで、ロックレバーが施錠位置になるとセットさ
れる施錠フラグをリセットしたら(S107)、メインルーチ
ンに復帰させる。
【0015】イグニッションキーが挿入されていないと
きは、施錠が済んでいない助手席ADと後席RDのロックレ
バー6’をモータ9’によりそれぞれ施錠し、全席の解
錠フラグをリセットする(S109)。解錠フラグとは、ロッ
クレバーが解錠位置になるとセットされるフラグでる。
なお、運転席DDのロックレバー6は前記のように既に手
動で施錠されている。また、全席施錠により、施錠フラ
グをセットするが、これは、本サブルーチンの終了間際
に行う(S151)。
きは、施錠が済んでいない助手席ADと後席RDのロックレ
バー6’をモータ9’によりそれぞれ施錠し、全席の解
錠フラグをリセットする(S109)。解錠フラグとは、ロッ
クレバーが解錠位置になるとセットされるフラグでる。
なお、運転席DDのロックレバー6は前記のように既に手
動で施錠されている。また、全席施錠により、施錠フラ
グをセットするが、これは、本サブルーチンの終了間際
に行う(S151)。
【0016】施錠が終了したら、キーシリンダ種別切替
スイッチ15によりキーシリンダ7の種別を確認する(S
111)。キーシリンダ7が図3のようにAT位置のないキ
ーシリンダのときについて先ず説明する。この場合は、
キーシリンダ種別切替スイッチ15は予めONになって
いてS111はYESとなり、タイマーを作動させる(S11
3)。タイマー作動中は、キーシリンダ7の位置を継続し
て監視し(S115)、タイマーがアップ(S117)するまで継続
してキーシリンダ7が施錠位置にあるときは、運転者が
意識的にアンチセフト状態を選択したと看做して、警報
条件を確認する(S119)。警報条件とは、AT機構10を
AT状態に切り替えるときや、警報回路21をセット状
態に切替えるときに使用される条件であり、本発明で
は、ドアおよび窓ガラスが全閉で、イグニッションキー
は未挿入とし、また、車内に人が残っていないときに、
条件が整っていると看做す。
スイッチ15によりキーシリンダ7の種別を確認する(S
111)。キーシリンダ7が図3のようにAT位置のないキ
ーシリンダのときについて先ず説明する。この場合は、
キーシリンダ種別切替スイッチ15は予めONになって
いてS111はYESとなり、タイマーを作動させる(S11
3)。タイマー作動中は、キーシリンダ7の位置を継続し
て監視し(S115)、タイマーがアップ(S117)するまで継続
してキーシリンダ7が施錠位置にあるときは、運転者が
意識的にアンチセフト状態を選択したと看做して、警報
条件を確認する(S119)。警報条件とは、AT機構10を
AT状態に切り替えるときや、警報回路21をセット状
態に切替えるときに使用される条件であり、本発明で
は、ドアおよび窓ガラスが全閉で、イグニッションキー
は未挿入とし、また、車内に人が残っていないときに、
条件が整っていると看做す。
【0017】警報条件が満たされると、全席のAT機構
10、10’をモータ11、11’によりAT位置に切
替えると共に、アンチセフトフラグ(以下、ATフラ
グ)をセットする(S121)。ATフラグとは、制御部12
がAT位置への切替を実行するとセットされるフラグで
ある。次に、念の為、実際に各ロック装置のAT機構1
0、10’がAT位置に切替わっているかを確認し(S12
3)、確認できたらアンチセフト完了シグナル(以下、A
T完了シグナル)の送出を開始する(S125)。シグナル送
出時間は、タイマーにより設定され、タイマーがアップ
すれば(S131)、AT完了シグナルの送出は終了するが(S
133)、タイマー作動中に、操作者がキーシリンダの解錠
操作(S129)又はリモコン操作(S130)すると、タイマーの
アップを待たずに、シグナル送出は停止する(S133)。こ
のように、シグナルを手動で止めることができる点は、
本発明の要旨に関する部分であり、後ほど詳細に説明す
る。
10、10’をモータ11、11’によりAT位置に切
替えると共に、アンチセフトフラグ(以下、ATフラ
グ)をセットする(S121)。ATフラグとは、制御部12
がAT位置への切替を実行するとセットされるフラグで
ある。次に、念の為、実際に各ロック装置のAT機構1
0、10’がAT位置に切替わっているかを確認し(S12
3)、確認できたらアンチセフト完了シグナル(以下、A
T完了シグナル)の送出を開始する(S125)。シグナル送
出時間は、タイマーにより設定され、タイマーがアップ
すれば(S131)、AT完了シグナルの送出は終了するが(S
133)、タイマー作動中に、操作者がキーシリンダの解錠
操作(S129)又はリモコン操作(S130)すると、タイマーの
アップを待たずに、シグナル送出は停止する(S133)。こ
のように、シグナルを手動で止めることができる点は、
本発明の要旨に関する部分であり、後ほど詳細に説明す
る。
【0018】AT完了シグナルが停止したら、警報回路
21をセットする(S135)。ついで、タイマーを改めて作
動させ(S137)、タイマーがアップするまで(S141)、キー
シリンダ7が施錠位置にあるかを確認する(S139)。ここ
で、キーシリンダの施錠位置を確認するのは、前記した
ようにキーシリンダ位置検出スイッチ13の異常を検出
するためであり、比較的長い時間を設定したタイマー
(10秒)がアップするまで(S141)、継続してキーシリン
ダ7の施錠位置が検出されると、キーシリンダ位置検出
スイッチ13は故障と看做すのである。つまり、普通の
キーシリンダ操作では、S137のタイマーがスタートする
前に送出されたAT完了シグナルを聞いた段階で、キー
を施錠位置から中立位置に戻すから、タイマーが作動し
た後のS139においては、通常はキーシリンダ7の施錠位
置は検出されない。したがって、この時点でも検出スイ
ッチ13がキーシリンダ7の施錠位置を検出するとき
は、キーシリンダ7が中立位置に戻っているにも拘らず
施錠位置を検出した状態と看做すことができる。そこ
で、約10秒間経過しても、施錠位置が継続して検出さ
れたときは、スイッチ異常シグナルの送出を開始すると
共に(S143)、改めてタイマーを作動させ(S145)、施錠位
置を検出したまま(S146)、タイマーがアップしたときは
(S147)、「DDキー施錠FG」をセットして(S148)、スイッ
チ異常シグナルの送出を停止させる(S149)。この「DDキ
ー施錠FG」のセットにより、制御部12は、検出スイッ
チ13の施錠位置検出機能が故障していることが分か
り、以後の制御では、メインルーチンにおいて検出スイ
ッチ13が施錠位置を検出して、本サブルーチンに流れ
ても、S101から、そのままメインルーチンに戻されるよ
うになる。これに対して、検出スイッチ13が正常のと
きは、S139では施錠位置を検出しないから、直ちに、施
錠フラグをセットして(S151)、メインルーチンに復帰す
る。
21をセットする(S135)。ついで、タイマーを改めて作
動させ(S137)、タイマーがアップするまで(S141)、キー
シリンダ7が施錠位置にあるかを確認する(S139)。ここ
で、キーシリンダの施錠位置を確認するのは、前記した
ようにキーシリンダ位置検出スイッチ13の異常を検出
するためであり、比較的長い時間を設定したタイマー
(10秒)がアップするまで(S141)、継続してキーシリン
ダ7の施錠位置が検出されると、キーシリンダ位置検出
スイッチ13は故障と看做すのである。つまり、普通の
キーシリンダ操作では、S137のタイマーがスタートする
前に送出されたAT完了シグナルを聞いた段階で、キー
を施錠位置から中立位置に戻すから、タイマーが作動し
た後のS139においては、通常はキーシリンダ7の施錠位
置は検出されない。したがって、この時点でも検出スイ
ッチ13がキーシリンダ7の施錠位置を検出するとき
は、キーシリンダ7が中立位置に戻っているにも拘らず
施錠位置を検出した状態と看做すことができる。そこ
で、約10秒間経過しても、施錠位置が継続して検出さ
れたときは、スイッチ異常シグナルの送出を開始すると
共に(S143)、改めてタイマーを作動させ(S145)、施錠位
置を検出したまま(S146)、タイマーがアップしたときは
(S147)、「DDキー施錠FG」をセットして(S148)、スイッ
チ異常シグナルの送出を停止させる(S149)。この「DDキ
ー施錠FG」のセットにより、制御部12は、検出スイッ
チ13の施錠位置検出機能が故障していることが分か
り、以後の制御では、メインルーチンにおいて検出スイ
ッチ13が施錠位置を検出して、本サブルーチンに流れ
ても、S101から、そのままメインルーチンに戻されるよ
うになる。これに対して、検出スイッチ13が正常のと
きは、S139では施錠位置を検出しないから、直ちに、施
錠フラグをセットして(S151)、メインルーチンに復帰す
る。
【0019】次に、残りの流れについて説明する前に、
本発明の重要な要旨をS125からS133までの制御を用いて
補足説明する。S125に至る経過を簡単に説明すると、キ
ー操作により、全席の施錠が行われ、かつ、AT状態へ
の切替も完了して、S125で確認の意味でAT完了シグナ
ルが送出された段階である。このように、本発明では、
各種の制御が完了したり、制御に異常が発生したりする
と、その度に、確認用のシグナルまたは警報用のシグナ
ルを送出するようにしてあるが、一般にこのようなシグ
ナルを送出する場合、所定時間が経過してシグナル送出
が終了しないと、次の操作の受付は行えないか、或は、
操作命令自体は受けつけるが、その実行は所定時間が経
過した後となる。これに対して、本発明では、確認用ま
たは警報用のシグナルが送出されているときは、常時、
キーシリンダ操作又はリモコン操作を監視し、これらの
操作が検出されたら、シグナル送出を直ちに停止し、次
の制御を行うようにしてある。このため、S125のよう
に、確認用のシグナルが送出されて、これにより操作者
が操作ミスに気が付き、すぐにキーシリンダの解錠操作
(S129)又はリモコン操作(S130)をすると、タイマーがア
ップするのを待たずに、直ちに、シグナル送出は停止さ
れ、警報回路のセットと、施錠フラグのセットとが実行
されてメインルーチンに戻るとともに、この間の制御に
要する時間が瞬時であるから、メインルーチンにおい
て、キーシリンダの解錠操作又はリモコン操作が検出さ
れ、それに基づくサブルーチンに移行し、これが実行さ
れる。
本発明の重要な要旨をS125からS133までの制御を用いて
補足説明する。S125に至る経過を簡単に説明すると、キ
ー操作により、全席の施錠が行われ、かつ、AT状態へ
の切替も完了して、S125で確認の意味でAT完了シグナ
ルが送出された段階である。このように、本発明では、
各種の制御が完了したり、制御に異常が発生したりする
と、その度に、確認用のシグナルまたは警報用のシグナ
ルを送出するようにしてあるが、一般にこのようなシグ
ナルを送出する場合、所定時間が経過してシグナル送出
が終了しないと、次の操作の受付は行えないか、或は、
操作命令自体は受けつけるが、その実行は所定時間が経
過した後となる。これに対して、本発明では、確認用ま
たは警報用のシグナルが送出されているときは、常時、
キーシリンダ操作又はリモコン操作を監視し、これらの
操作が検出されたら、シグナル送出を直ちに停止し、次
の制御を行うようにしてある。このため、S125のよう
に、確認用のシグナルが送出されて、これにより操作者
が操作ミスに気が付き、すぐにキーシリンダの解錠操作
(S129)又はリモコン操作(S130)をすると、タイマーがア
ップするのを待たずに、直ちに、シグナル送出は停止さ
れ、警報回路のセットと、施錠フラグのセットとが実行
されてメインルーチンに戻るとともに、この間の制御に
要する時間が瞬時であるから、メインルーチンにおい
て、キーシリンダの解錠操作又はリモコン操作が検出さ
れ、それに基づくサブルーチンに移行し、これが実行さ
れる。
【0020】なお、S129においては、キーシリンダの解
錠操作のみを監視しているが、これは、キーシリンダ位
置検出スイッチ13の故障(異常)判定制御(S137から
S149)との関係で、キーシリンダの施錠操作の監視を除
外したことによる。
錠操作のみを監視しているが、これは、キーシリンダ位
置検出スイッチ13の故障(異常)判定制御(S137から
S149)との関係で、キーシリンダの施錠操作の監視を除
外したことによる。
【0021】残りの流れについて順に説明する。S115に
おいては、前述したように、連続してキーシリンダ7を
施錠位置に回しておくと、これをAT操作と看做すよう
にしているが、キーシリンダ7を短時間で施錠位置から
中立位置に戻したときは、AT状態への切替は行わず施
錠のみに留めることになる。つまり、S117でタイマーが
アップする前にキーシリンダ7を中立位置に戻すと、S1
15はNOになってS152に流れ、念の為、全てのロック装
置が施錠状態になっているかを確認する。万一、未施錠
のロック装置があるときは、警報用の施錠未了シグナル
を送出し(S153)、タイマーを作動させる(S154)。タイマ
ー作動中は、キーシリンダ操作(S155)及びリモコン操作
(S156)を監視し、これらの操作が検出されずにそのまま
タイマーがアップしたときは(S157)、施錠未了シグナル
を停止させてから(S158)、S151を経てメインルーチンに
復帰させる。しかし、タイマーが作動中に操作者がキー
シリンダ操作(S155)又はリモコン操作(S156)をすると、
タイマーのアップを待たずに、前記した本発明の要旨の
ように、シグナルを直ちに止めて(S158)、メインルーチ
ンに戻るとともに、キーシリンダ操作又はリモコン操作
のサブルーチンに移行してこれが実行される。
おいては、前述したように、連続してキーシリンダ7を
施錠位置に回しておくと、これをAT操作と看做すよう
にしているが、キーシリンダ7を短時間で施錠位置から
中立位置に戻したときは、AT状態への切替は行わず施
錠のみに留めることになる。つまり、S117でタイマーが
アップする前にキーシリンダ7を中立位置に戻すと、S1
15はNOになってS152に流れ、念の為、全てのロック装
置が施錠状態になっているかを確認する。万一、未施錠
のロック装置があるときは、警報用の施錠未了シグナル
を送出し(S153)、タイマーを作動させる(S154)。タイマ
ー作動中は、キーシリンダ操作(S155)及びリモコン操作
(S156)を監視し、これらの操作が検出されずにそのまま
タイマーがアップしたときは(S157)、施錠未了シグナル
を停止させてから(S158)、S151を経てメインルーチンに
復帰させる。しかし、タイマーが作動中に操作者がキー
シリンダ操作(S155)又はリモコン操作(S156)をすると、
タイマーのアップを待たずに、前記した本発明の要旨の
ように、シグナルを直ちに止めて(S158)、メインルーチ
ンに戻るとともに、キーシリンダ操作又はリモコン操作
のサブルーチンに移行してこれが実行される。
【0022】全てのロック装置が施錠状態になっている
ときは、ATフラグがセットされているかを確認する(S
160)。ATフラグは、既に説明したように、制御部12
がAT位置への切替えを実行したときにセットされるフ
ラグであるから、ここでは、セットされていないのが普
通であり、もしセットされているときは、既にAT状態
になっているドアを改めてキーで施錠操作したときであ
り、改めて施錠する必要はないから、ATフラグがセッ
トされているときは、施錠完了シグナルを送出させ(S17
0)、タイマーを作動させる(S171)。タイマー作動中は、
キーシリンダ操作(S172)及びリモコン操作(S173)を監視
し、これらの操作が検出されずにそのままタイマーがア
ップしたときは(S174)、シグナルを停止させてから(S17
5)、S151を経てメインルーチンに復帰させる。しかし、
タイマーが作動中に操作者がキーシリンダ操作(S172)又
はリモコン操作(S173)をすると、タイマーのアップを待
たずに、前記した本発明の要旨のように、シグナルを直
ちに止めて(S175)、メインルーチンに戻るとともに、キ
ーシリンダ操作又はリモコン操作のサブルーチンに移行
してこれが実行される。
ときは、ATフラグがセットされているかを確認する(S
160)。ATフラグは、既に説明したように、制御部12
がAT位置への切替えを実行したときにセットされるフ
ラグであるから、ここでは、セットされていないのが普
通であり、もしセットされているときは、既にAT状態
になっているドアを改めてキーで施錠操作したときであ
り、改めて施錠する必要はないから、ATフラグがセッ
トされているときは、施錠完了シグナルを送出させ(S17
0)、タイマーを作動させる(S171)。タイマー作動中は、
キーシリンダ操作(S172)及びリモコン操作(S173)を監視
し、これらの操作が検出されずにそのままタイマーがア
ップしたときは(S174)、シグナルを停止させてから(S17
5)、S151を経てメインルーチンに復帰させる。しかし、
タイマーが作動中に操作者がキーシリンダ操作(S172)又
はリモコン操作(S173)をすると、タイマーのアップを待
たずに、前記した本発明の要旨のように、シグナルを直
ちに止めて(S175)、メインルーチンに戻るとともに、キ
ーシリンダ操作又はリモコン操作のサブルーチンに移行
してこれが実行される。
【0023】S160でATフラグがセットされていないと
きは、念の為、AT位置に切り替わっているAT機構1
0、10’があるかを確認する(S161)。ここでは、AT
フラグがセットされていないのだから、AT位置に切り
替わっているAT機構10、10’もないのが通常であ
るが、何らかの故障や、事故等の衝撃があると、AT機
構10、10’がAT位置に切替わってしまうこともあ
る。そこで、AT位置を検出したときは、異常であるか
ら、AT異常シグナルを送出させ(S162)、タイマーを作
動させる(S163)。タイマー作動中は、キーシリンダ操作
(S164)及びリモコン操作(S165)を監視し、これらの操作
が検出されずにそのままタイマーがアップしたときは(S
166)、シグナルを停止させて(S167)、S151を経てメイン
ルーチンに復帰させる。しかし、タイマーが作動中に操
作者がキーシリンダ操作又はリモコン操作をすると、タ
イマーのアップを待たずに、前記した本発明の要旨のよ
うに、シグナルを直ちに止めて(S167)、メインルーチン
に戻るとともに、キーシリンダ操作又はリモコン操作の
サブルーチンに移行してこれが実行される。
きは、念の為、AT位置に切り替わっているAT機構1
0、10’があるかを確認する(S161)。ここでは、AT
フラグがセットされていないのだから、AT位置に切り
替わっているAT機構10、10’もないのが通常であ
るが、何らかの故障や、事故等の衝撃があると、AT機
構10、10’がAT位置に切替わってしまうこともあ
る。そこで、AT位置を検出したときは、異常であるか
ら、AT異常シグナルを送出させ(S162)、タイマーを作
動させる(S163)。タイマー作動中は、キーシリンダ操作
(S164)及びリモコン操作(S165)を監視し、これらの操作
が検出されずにそのままタイマーがアップしたときは(S
166)、シグナルを停止させて(S167)、S151を経てメイン
ルーチンに復帰させる。しかし、タイマーが作動中に操
作者がキーシリンダ操作又はリモコン操作をすると、タ
イマーのアップを待たずに、前記した本発明の要旨のよ
うに、シグナルを直ちに止めて(S167)、メインルーチン
に戻るとともに、キーシリンダ操作又はリモコン操作の
サブルーチンに移行してこれが実行される。
【0024】S161において、AT位置が検出されないと
きは、通常の施錠が完了したことになるから、警報条件
を確認し(S168)、全ての条件が整っているときは、警報
回路21をセットし(S169)、施錠完了シグナルを送出さ
せ(S170)、タイマーを作動させる(S171)。タイマー作動
中は、キーシリンダ操作(S172)及びリモコン操作(S173)
を監視し、これらの操作が検出されずにそのままタイマ
ーがアップしたときは(S174)、シグナルを停止させてか
ら(S175)、S151を経てメインルーチンに復帰させる。し
かし、タイマーが作動中に操作者がキーシリンダ操作(S
172)又はリモコン操作(S173)をすると、タイマーのアッ
プを待たずに、前記した本発明の要旨のように、シグナ
ルを直ちに止めて(S175)、メインルーチンに戻るととも
に、キーシリンダ操作又はリモコン操作のサブルーチン
に移行してこれが実行される。
きは、通常の施錠が完了したことになるから、警報条件
を確認し(S168)、全ての条件が整っているときは、警報
回路21をセットし(S169)、施錠完了シグナルを送出さ
せ(S170)、タイマーを作動させる(S171)。タイマー作動
中は、キーシリンダ操作(S172)及びリモコン操作(S173)
を監視し、これらの操作が検出されずにそのままタイマ
ーがアップしたときは(S174)、シグナルを停止させてか
ら(S175)、S151を経てメインルーチンに復帰させる。し
かし、タイマーが作動中に操作者がキーシリンダ操作(S
172)又はリモコン操作(S173)をすると、タイマーのアッ
プを待たずに、前記した本発明の要旨のように、シグナ
ルを直ちに止めて(S175)、メインルーチンに戻るととも
に、キーシリンダ操作又はリモコン操作のサブルーチン
に移行してこれが実行される。
【0025】S111において、キーシリンダ7にAT位置
があり、キーシリンダ種別切替スイッチ15が予めOF
Fになっているときについて説明する。なお、検出スイ
ッチ13は、キーシリンダ7がAT位置になると、「A
T位置」と「施錠位置」の両方を検出した信号を送出す
る。しかして、S111がNOのときは、タイマーを作動さ
せ(S177)、まずキーシリンダ7が施錠位置であるかを確
認し(S179)、次いで、AT位置であるかを確認する(S18
1)。タイマーがアップする前に(S183)、施錠位置の検出
が停止したときは、普通にキーシリンダ7を施錠位置に
回してから中立位置に復帰させた状態であるから、施錠
命令として処理すれば良い。しかし、既に施錠への切替
はS109において完了しているため、ここでは、S152に流
れて既に説明したように、全席が施錠されているかの確
認や、AT状態への誤切替がないかのを確認してから、
メインルーチンに戻す。また、タイマーがアップする前
に(S183)、施錠位置とAT位置の双方が検出されたとき
は、AT操作として処理すればよいから、以下、S119に
流してAT位置への切替を行う。しかし、施錠位置のみ
を連続して検出したときは、前記したように、キーシリ
ンダ位置検出スイッチ13の故障が疑われるから、S143
に流し、以下、前記のように「DDキー施錠FG」をセット
する。
があり、キーシリンダ種別切替スイッチ15が予めOF
Fになっているときについて説明する。なお、検出スイ
ッチ13は、キーシリンダ7がAT位置になると、「A
T位置」と「施錠位置」の両方を検出した信号を送出す
る。しかして、S111がNOのときは、タイマーを作動さ
せ(S177)、まずキーシリンダ7が施錠位置であるかを確
認し(S179)、次いで、AT位置であるかを確認する(S18
1)。タイマーがアップする前に(S183)、施錠位置の検出
が停止したときは、普通にキーシリンダ7を施錠位置に
回してから中立位置に復帰させた状態であるから、施錠
命令として処理すれば良い。しかし、既に施錠への切替
はS109において完了しているため、ここでは、S152に流
れて既に説明したように、全席が施錠されているかの確
認や、AT状態への誤切替がないかのを確認してから、
メインルーチンに戻す。また、タイマーがアップする前
に(S183)、施錠位置とAT位置の双方が検出されたとき
は、AT操作として処理すればよいから、以下、S119に
流してAT位置への切替を行う。しかし、施錠位置のみ
を連続して検出したときは、前記したように、キーシリ
ンダ位置検出スイッチ13の故障が疑われるから、S143
に流し、以下、前記のように「DDキー施錠FG」をセット
する。
【0026】S119において警報条件が整わないときにつ
いて説明する。S119では、AT状態に切替える条件とし
て、警報条件の確認が求められており、警報条件が満た
されていないときには、窓ガラスやドアが開いているの
であるから、AT状態に切替えるのは不適当となる。し
たがって、念の為、AT位置に切り替わっているAT機
構10、10’があるかを確認してから(S185)、AT拒
絶シグナルを送出する(S187)。次にタイマーを作動させ
(S189)、タイマー作動中は、キーシリンダの解錠操作(S
191)及びリモコン操作(S192)を監視し、これらの操作が
検出されずにそのままタイマーがアップしたときは(S19
3)、シグナルを停止させて(S195)、S137に流れ、以下キ
ーシリンダ位置検出スイッチ13の故障などを確認し
て、メインルーチンに復帰させる。しかし、タイマーが
作動中に、操作者がキーシリンダの解錠操作又はリモコ
ン操作をすると、タイマーのアップを待たずに、前記し
た本発明の要旨のように、シグナルを直ちに止めて(S19
5)、メインルーチンに戻るとともに、キーシリンダ解錠
操作又はリモコン操作のサブルーチンに移行してこれが
実行される。なお、S185において、AT位置に切り替わ
っているAT機構10、10’があるときは、S162に流
れて、以下、AT異常シグナルを送出して、メインルー
チンに復帰する。
いて説明する。S119では、AT状態に切替える条件とし
て、警報条件の確認が求められており、警報条件が満た
されていないときには、窓ガラスやドアが開いているの
であるから、AT状態に切替えるのは不適当となる。し
たがって、念の為、AT位置に切り替わっているAT機
構10、10’があるかを確認してから(S185)、AT拒
絶シグナルを送出する(S187)。次にタイマーを作動させ
(S189)、タイマー作動中は、キーシリンダの解錠操作(S
191)及びリモコン操作(S192)を監視し、これらの操作が
検出されずにそのままタイマーがアップしたときは(S19
3)、シグナルを停止させて(S195)、S137に流れ、以下キ
ーシリンダ位置検出スイッチ13の故障などを確認し
て、メインルーチンに復帰させる。しかし、タイマーが
作動中に、操作者がキーシリンダの解錠操作又はリモコ
ン操作をすると、タイマーのアップを待たずに、前記し
た本発明の要旨のように、シグナルを直ちに止めて(S19
5)、メインルーチンに戻るとともに、キーシリンダ解錠
操作又はリモコン操作のサブルーチンに移行してこれが
実行される。なお、S185において、AT位置に切り替わ
っているAT機構10、10’があるときは、S162に流
れて、以下、AT異常シグナルを送出して、メインルー
チンに復帰する。
【0027】最後に、S123のNOの場合を説明する。S1
23の前のS121では、制御部12はモータ11、11’に
よりAT機構10、10’をAT位置に切り替える命令
を実行し、S123ではその確認をすることになる。万一、
AT位置への切替不良が検出されたときは、S197に流れ
てAT未了シグナルを送出し、タイマーを作動させる(S
199)。タイマー作動中は、キーシリンダの解錠操作(S20
1)及びリモコン操作(S202)を監視し、これらの操作が検
出されずにそのままタイマーがアップしたときは(S20
3)、シグナルを停止させて(S205)、警報回路21をセッ
トしてから(S207)、S137に流れ、以下キーシリンダ位置
検出スイッチ13の故障などを確認して、メインルーチ
ンに復帰させる。しかし、タイマーが作動中に、操作者
がキーシリンダ解錠操作又はリモコン操作を操作する
と、タイマーのアップを待たずに、前記した本発明の要
旨のように、シグナルを直ちに止め(S205)、警報回路2
1をセットしてから(S207)、メインルーチンに戻るとと
もに、キーシリンダ操作又はリモコン操作のサブルーチ
ンに移行してこれが実行される。
23の前のS121では、制御部12はモータ11、11’に
よりAT機構10、10’をAT位置に切り替える命令
を実行し、S123ではその確認をすることになる。万一、
AT位置への切替不良が検出されたときは、S197に流れ
てAT未了シグナルを送出し、タイマーを作動させる(S
199)。タイマー作動中は、キーシリンダの解錠操作(S20
1)及びリモコン操作(S202)を監視し、これらの操作が検
出されずにそのままタイマーがアップしたときは(S20
3)、シグナルを停止させて(S205)、警報回路21をセッ
トしてから(S207)、S137に流れ、以下キーシリンダ位置
検出スイッチ13の故障などを確認して、メインルーチ
ンに復帰させる。しかし、タイマーが作動中に、操作者
がキーシリンダ解錠操作又はリモコン操作を操作する
と、タイマーのアップを待たずに、前記した本発明の要
旨のように、シグナルを直ちに止め(S205)、警報回路2
1をセットしてから(S207)、メインルーチンに戻るとと
もに、キーシリンダ操作又はリモコン操作のサブルーチ
ンに移行してこれが実行される。
【0028】(DDキーCYの解錠サブルーチン)運転席DD
のキーシリンダ7が解錠操作されると、キーシリンダ位
置検出スイッチ13がこれを検出して、図6のS007から
S009の「DDキーCYの解錠サブルーチン」に流れる。
のキーシリンダ7が解錠操作されると、キーシリンダ位
置検出スイッチ13がこれを検出して、図6のS007から
S009の「DDキーCYの解錠サブルーチン」に流れる。
【0029】DDキーCY解錠施錠サブルーチン(図13〜
図16)に流れると、まず、「DDキー解錠FG」がセット
されているかを確認する(S301)。DDキー解錠FGとは、図
8のS101において説明したDDキー施錠FGと対をなすもの
で、検出スイッチ13が故障によりキーシリンダ7の解
錠位置を連続して検出してしまうときにセットされる。
図16)に流れると、まず、「DDキー解錠FG」がセット
されているかを確認する(S301)。DDキー解錠FGとは、図
8のS101において説明したDDキー施錠FGと対をなすもの
で、検出スイッチ13が故障によりキーシリンダ7の解
錠位置を連続して検出してしまうときにセットされる。
【0030】検出スイッチ13がキーシリンダ7の解錠
位置を正常に検出したときは、施錠フラグと警報回路2
1とをリセットし(S303)、ついで、運転席DDのドアが開
いているかを確認する(S305)。ドアが開いているとき
は、そのままメインルーチンに復帰させ、閉じていると
きは、運転席DDのロックレバー6をモータ9により解錠
位置に切替え(AT状態のときはこれも解除)、他席に
おいては、AT状態のみ解除して、運転席DDの解錠フラ
グはセットし、ATフラグはリセットする(S307)。つい
で、タイマーを作動させ(S309)、タイマー作動中は、キ
ーシリンダ7の位置を監視し(S311)、タイマーがアップ
するまでキーシリンダ7が継続して解錠位置にあるとき
は、運転者が意識的に残りの座席の解錠操作を指令した
と看做して、残りの座席のロックレバー6’も解錠位置
に切替える(S315)。このように、キーシリンダ7を連続
して解錠操作したときは、全席のATの解除とロックの
解錠を行う。しかし、タイマーがアップする前にキーシ
リンダ7が中立位置に戻されると、助手席および後席の
解錠は行わずに、メインルーチンに戻すことになるが、
念の為、その前に、AT状態が確実に解除されているか
を確認する(S348)。万一、AT解除の不良があるとき
は、AT解除未了シグナルを送出し(S349)、タイマーを
作動さる(S351)。タイマー作動中は、キーシリンダ操作
(S353)及びリモコン操作(S355)を監視し、これらの操作
が検出されずにそのままタイマーがアップしたときは(S
357)、シグナルを停止させて(S359)、メインルーチンに
復帰させる。しかし、タイマーが作動中に、操作者がキ
ーシリンダ操作又はリモコン操作をすると、タイマーの
アップを待たずに、前記した本発明の要旨のように、シ
グナルを直ちに止めて(S359)、メインルーチンに戻ると
ともに、キーシリンダ操作又はリモコン操作のサブルー
チンに移行してこれが実行される。
位置を正常に検出したときは、施錠フラグと警報回路2
1とをリセットし(S303)、ついで、運転席DDのドアが開
いているかを確認する(S305)。ドアが開いているとき
は、そのままメインルーチンに復帰させ、閉じていると
きは、運転席DDのロックレバー6をモータ9により解錠
位置に切替え(AT状態のときはこれも解除)、他席に
おいては、AT状態のみ解除して、運転席DDの解錠フラ
グはセットし、ATフラグはリセットする(S307)。つい
で、タイマーを作動させ(S309)、タイマー作動中は、キ
ーシリンダ7の位置を監視し(S311)、タイマーがアップ
するまでキーシリンダ7が継続して解錠位置にあるとき
は、運転者が意識的に残りの座席の解錠操作を指令した
と看做して、残りの座席のロックレバー6’も解錠位置
に切替える(S315)。このように、キーシリンダ7を連続
して解錠操作したときは、全席のATの解除とロックの
解錠を行う。しかし、タイマーがアップする前にキーシ
リンダ7が中立位置に戻されると、助手席および後席の
解錠は行わずに、メインルーチンに戻すことになるが、
念の為、その前に、AT状態が確実に解除されているか
を確認する(S348)。万一、AT解除の不良があるとき
は、AT解除未了シグナルを送出し(S349)、タイマーを
作動さる(S351)。タイマー作動中は、キーシリンダ操作
(S353)及びリモコン操作(S355)を監視し、これらの操作
が検出されずにそのままタイマーがアップしたときは(S
357)、シグナルを停止させて(S359)、メインルーチンに
復帰させる。しかし、タイマーが作動中に、操作者がキ
ーシリンダ操作又はリモコン操作をすると、タイマーの
アップを待たずに、前記した本発明の要旨のように、シ
グナルを直ちに止めて(S359)、メインルーチンに戻ると
ともに、キーシリンダ操作又はリモコン操作のサブルー
チンに移行してこれが実行される。
【0031】なお、S315において残りの座席の解錠が終
了したあとは、念の為、全席の解錠が行われているかを
確認し(S316)、助手席と後席の解錠フラグをセットした
ら(S317)、解錠完了シグナルを送出し(S318)、タイマー
を作動させる(S319)。タイマー作動中は、キーシリンダ
の解錠位置の監視(S321)を行い、解錠位置が検出された
ときは、そのままタイマーがアップするのを待ち(S32
7)、シグナルを停止させてから(S329)、検出スイッチ1
3の故障(異常)を判定することになる。S321において
解錠位置が検出されなかったときは、キーシリンダの施
錠位置の監視(S323)とリモコン操作の監視(S325)とを行
い、キーシリンダ施錠操作又はリモコン操作が検出され
たときは、直ちに、シグナルを停止させる(S329)。
了したあとは、念の為、全席の解錠が行われているかを
確認し(S316)、助手席と後席の解錠フラグをセットした
ら(S317)、解錠完了シグナルを送出し(S318)、タイマー
を作動させる(S319)。タイマー作動中は、キーシリンダ
の解錠位置の監視(S321)を行い、解錠位置が検出された
ときは、そのままタイマーがアップするのを待ち(S32
7)、シグナルを停止させてから(S329)、検出スイッチ1
3の故障(異常)を判定することになる。S321において
解錠位置が検出されなかったときは、キーシリンダの施
錠位置の監視(S323)とリモコン操作の監視(S325)とを行
い、キーシリンダ施錠操作又はリモコン操作が検出され
たときは、直ちに、シグナルを停止させる(S329)。
【0032】シグナルが停止した後は、検出スイッチ1
3の故障(異常)の有無を確認するために、タイマーを
作動させ(S331)、タイマーがアップするまで(S335)、キ
ーシリンダ7が解錠位置にあるかを監視する(S333)。解
錠位置が検出されないときは、検出スイッチ13は正常
であるから、タイマーに関係なく直ちにメインルーチン
に復帰させるが、タイマーがアップするまで継続してキ
ーシリンダ7の解錠位置が検出されると、検出時間が異
常に長いため(10秒)、キーシリンダ位置検出スイッ
チ13は故障と看做して、スイッチ異常シグナルの送出
を開始し(S337)、再度タイマーを作動させる(S339)。そ
して、解錠位置を検出したまま(S341)、タイマーがアッ
プしたときは(S343)、「DDキー解錠FG」をセットして(S
345)、スイッチ異常シグナルの送出を停止させ(S347)、
メインルーチンに復帰させる。
3の故障(異常)の有無を確認するために、タイマーを
作動させ(S331)、タイマーがアップするまで(S335)、キ
ーシリンダ7が解錠位置にあるかを監視する(S333)。解
錠位置が検出されないときは、検出スイッチ13は正常
であるから、タイマーに関係なく直ちにメインルーチン
に復帰させるが、タイマーがアップするまで継続してキ
ーシリンダ7の解錠位置が検出されると、検出時間が異
常に長いため(10秒)、キーシリンダ位置検出スイッ
チ13は故障と看做して、スイッチ異常シグナルの送出
を開始し(S337)、再度タイマーを作動させる(S339)。そ
して、解錠位置を検出したまま(S341)、タイマーがアッ
プしたときは(S343)、「DDキー解錠FG」をセットして(S
345)、スイッチ異常シグナルの送出を停止させ(S347)、
メインルーチンに復帰させる。
【0033】また、S316において、解錠不良が発見され
たときは、解錠未了シグナルを送出し(S361)、タイマー
を作動さる(S363)。タイマー作動中は、キーシリンダ施
錠操作(S365)及びリモコン操作(S367)を監視し、これら
の操作が検出されずにそのままタイマーがアップしたと
きは(S369)、シグナルを停止させ(S371)、以下、検出ス
イッチ13の故障(異常)判定をしてから、メインルー
チンに復帰させる。しかし、タイマーが作動中に、操作
者がキーシリンダ施錠操作又はリモコン操作をすると、
タイマーのアップを待たずに、前記した本発明の要旨の
ように、シグナルを直ちに止めることになる(S371)。
たときは、解錠未了シグナルを送出し(S361)、タイマー
を作動さる(S363)。タイマー作動中は、キーシリンダ施
錠操作(S365)及びリモコン操作(S367)を監視し、これら
の操作が検出されずにそのままタイマーがアップしたと
きは(S369)、シグナルを停止させ(S371)、以下、検出ス
イッチ13の故障(異常)判定をしてから、メインルー
チンに復帰させる。しかし、タイマーが作動中に、操作
者がキーシリンダ施錠操作又はリモコン操作をすると、
タイマーのアップを待たずに、前記した本発明の要旨の
ように、シグナルを直ちに止めることになる(S371)。
【0034】(TMのATサブルーチン)リモコン22
からAT操作信号が入力されると、リモコン信号受信部
23がこれを検出して、図6のS013からS015の「TMの
ATサブルーチン」に流れる。
からAT操作信号が入力されると、リモコン信号受信部
23がこれを検出して、図6のS013からS015の「TMの
ATサブルーチン」に流れる。
【0035】TMのATサブルーチン(図17、図1
8)に流れると、S401において、ドアの開閉状態とイグ
ニッションキーが挿入されているかの確認をする。ドア
が閉じていてイグニッションキーがないときは、解錠フ
ラグをリセットし(S403)、ついで、トランクと窓ガラス
が開いているかを確認し(S405)、両方とも閉じていると
きは、全席のロックレバー6、6’をモータ9、9’に
より施錠位置に切替えると共にAT機構10、10’を
モータ11、11’によりAT位置に切替え、トランク
も施錠する(S407)。次に、念の為、実際に各ロック装置
のAT機構10、10’がAT位置に切替わっているか
を確認し(S409)、確認できたらアンチセフト完了シグナ
ルの送出を開始し(S411)、タイマーを作動させ(S413)、
タイマーの作動中はキーシリンダ操作(S415)及びリモコ
ン操作(S417)を監視する。これらの操作が検出されずに
そのままタイマーがアップすれば(S419)、AT完了シグ
ナルを停止させ(S421)、警報回路21をセットした後(S
423)、施錠フラグとATフラグをセットして(S425)、メ
インルーチンに復帰させる。しかしS415又はS417でキー
シリンダ操作又はリモコン操作が検出されたときは、直
ちにAT完了シグナルを停止させて(S421)、警報回路2
1と、施錠フラグと、ATフラグとをセットしてからメ
インルーチンに戻るとともに、キーシリンダ操作又はリ
モコン操作のサブルーチンに移行してこれが実行され
る。
8)に流れると、S401において、ドアの開閉状態とイグ
ニッションキーが挿入されているかの確認をする。ドア
が閉じていてイグニッションキーがないときは、解錠フ
ラグをリセットし(S403)、ついで、トランクと窓ガラス
が開いているかを確認し(S405)、両方とも閉じていると
きは、全席のロックレバー6、6’をモータ9、9’に
より施錠位置に切替えると共にAT機構10、10’を
モータ11、11’によりAT位置に切替え、トランク
も施錠する(S407)。次に、念の為、実際に各ロック装置
のAT機構10、10’がAT位置に切替わっているか
を確認し(S409)、確認できたらアンチセフト完了シグナ
ルの送出を開始し(S411)、タイマーを作動させ(S413)、
タイマーの作動中はキーシリンダ操作(S415)及びリモコ
ン操作(S417)を監視する。これらの操作が検出されずに
そのままタイマーがアップすれば(S419)、AT完了シグ
ナルを停止させ(S421)、警報回路21をセットした後(S
423)、施錠フラグとATフラグをセットして(S425)、メ
インルーチンに復帰させる。しかしS415又はS417でキー
シリンダ操作又はリモコン操作が検出されたときは、直
ちにAT完了シグナルを停止させて(S421)、警報回路2
1と、施錠フラグと、ATフラグとをセットしてからメ
インルーチンに戻るとともに、キーシリンダ操作又はリ
モコン操作のサブルーチンに移行してこれが実行され
る。
【0036】S401又はS405において、NOの場合には、
施錠およびAT状態への切替えは行わずに、警報用の施
錠拒絶シグナルを送出し(S427)、タイマーを作動させ(S
429)、タイマーの作動中はキーシリンダ操作(S431)及び
リモコン操作(S432)を監視する。これらの操作が検出さ
れずにそのままタイマーがアップすれば(S433)、施錠拒
絶シグナルを停止させ(S435)、メインルーチンに復帰さ
せ、キーシリンダ操作又はリモコン操作が検出されたと
きは、直ちに施錠拒絶シグナルを停止させ(S435)、メイ
ンルーチンに復帰させるとともに、キーシリンダ操作又
はリモコン操作のサブルーチンに移行してこれが実行さ
れる。
施錠およびAT状態への切替えは行わずに、警報用の施
錠拒絶シグナルを送出し(S427)、タイマーを作動させ(S
429)、タイマーの作動中はキーシリンダ操作(S431)及び
リモコン操作(S432)を監視する。これらの操作が検出さ
れずにそのままタイマーがアップすれば(S433)、施錠拒
絶シグナルを停止させ(S435)、メインルーチンに復帰さ
せ、キーシリンダ操作又はリモコン操作が検出されたと
きは、直ちに施錠拒絶シグナルを停止させ(S435)、メイ
ンルーチンに復帰させるとともに、キーシリンダ操作又
はリモコン操作のサブルーチンに移行してこれが実行さ
れる。
【0037】また、S409において、万一、AT位置への
切替え不良が起こったときは、AT未了シグナルの送出
を開始し(S437)、タイマーを作動させ(S439)、タイマー
の作動中はキーシリンダ操作(S441)及びリモコン操作(S
442)を監視する。これらの操作が検出されずにそのまま
タイマーがアップすれば(S443)、AT未了シグナルを停
止させ(S445)、警報回路21をセットした後(S423)、施
錠フラグとATフラグをセットして(S425)、メインルー
チンに復帰させるが、キーシリンダ操作又はリモコン操
作が検出されたときは、直ちにAT未了シグナルを停止
させて(S445)、警報回路21と、施錠フラグと、ATフ
ラグとをセットしてからメインルーチンに戻るととも
に、キーシリンダ操作又はリモコン操作のサブルーチン
に移行してこれが実行される。
切替え不良が起こったときは、AT未了シグナルの送出
を開始し(S437)、タイマーを作動させ(S439)、タイマー
の作動中はキーシリンダ操作(S441)及びリモコン操作(S
442)を監視する。これらの操作が検出されずにそのまま
タイマーがアップすれば(S443)、AT未了シグナルを停
止させ(S445)、警報回路21をセットした後(S423)、施
錠フラグとATフラグをセットして(S425)、メインルー
チンに復帰させるが、キーシリンダ操作又はリモコン操
作が検出されたときは、直ちにAT未了シグナルを停止
させて(S445)、警報回路21と、施錠フラグと、ATフ
ラグとをセットしてからメインルーチンに戻るととも
に、キーシリンダ操作又はリモコン操作のサブルーチン
に移行してこれが実行される。
【0038】なお、本サブルーチンにおいては、ロック
レバーの施錠と、AT機構のAT位置への切替を一括し
て行うため、作動確認用のシグナルとしてはAT完了シ
グナルのみを送出するようにしてある。
レバーの施錠と、AT機構のAT位置への切替を一括し
て行うため、作動確認用のシグナルとしてはAT完了シ
グナルのみを送出するようにしてある。
【0039】(TMの施錠サブルーチン)リモコン22
から施錠操作信号が入力されると、リモコン信号受信部
23がこれを検出して、図6のS017からS019の「TMの
施錠サブルーチン」に流れる。
から施錠操作信号が入力されると、リモコン信号受信部
23がこれを検出して、図6のS017からS019の「TMの
施錠サブルーチン」に流れる。
【0040】TMの施錠サブルーチン(図19〜図2
1)に流れると、S501において、ATフラグを確認す
る。ATフラグがあるときは、既にAT状態に切り替わ
っているため、改めて施錠することなくメインルーチン
に復帰させる。ATフラグないときは、ドアの開閉状態
とイグニッションキーが挿入されているかの確認をし(S
503)、ドアが閉じていてイグニッションキーがないとき
は、施錠条件が整っているから全席およびトランクを施
錠すると共に解錠フラグをリセットする(S505)。つい
で、念の為、各ロック装置の施錠状態とAT状態を確認
し(S507、S509) 、作動不良がなければ、施錠完了シグナ
ルの送出を開始して(S511)、タイマーを作動させる(S51
3)。タイマーの作動中はキーシリンダ操作(S515)及びリ
モコン操作(S517)を監視し、いずれの操作も検出されず
にそのままタイマーがアップすれば(S519)、施錠完了シ
グナルを停止させ(S521)、ついで、窓ガラスとトランク
の開閉状態を確認し(S523)、両方とも閉じているとき
は、警報回路21をセットした後(S525)、施錠フラグを
セットして(S527)、メインルーチンに復帰させる。しか
し、タイマーが作動中に、操作者がキーシリンダ操作又
はリモコン操作をすると、タイマーのアップを待たず
に、前記した本発明の要旨のように、シグナルを直ちに
止めて(S521)、メインルーチンに戻るとともに、キーシ
リンダ操作又はリモコン操作のサブルーチンに移行して
これが実行される。
1)に流れると、S501において、ATフラグを確認す
る。ATフラグがあるときは、既にAT状態に切り替わ
っているため、改めて施錠することなくメインルーチン
に復帰させる。ATフラグないときは、ドアの開閉状態
とイグニッションキーが挿入されているかの確認をし(S
503)、ドアが閉じていてイグニッションキーがないとき
は、施錠条件が整っているから全席およびトランクを施
錠すると共に解錠フラグをリセットする(S505)。つい
で、念の為、各ロック装置の施錠状態とAT状態を確認
し(S507、S509) 、作動不良がなければ、施錠完了シグナ
ルの送出を開始して(S511)、タイマーを作動させる(S51
3)。タイマーの作動中はキーシリンダ操作(S515)及びリ
モコン操作(S517)を監視し、いずれの操作も検出されず
にそのままタイマーがアップすれば(S519)、施錠完了シ
グナルを停止させ(S521)、ついで、窓ガラスとトランク
の開閉状態を確認し(S523)、両方とも閉じているとき
は、警報回路21をセットした後(S525)、施錠フラグを
セットして(S527)、メインルーチンに復帰させる。しか
し、タイマーが作動中に、操作者がキーシリンダ操作又
はリモコン操作をすると、タイマーのアップを待たず
に、前記した本発明の要旨のように、シグナルを直ちに
止めて(S521)、メインルーチンに戻るとともに、キーシ
リンダ操作又はリモコン操作のサブルーチンに移行して
これが実行される。
【0041】S503において、ドアが開いていたりイグニ
ッションキーが挿入されていたときは、施錠条件が整わ
ないから、施錠はせずに、施錠拒絶シグナルを送出して
(S529)、タイマーを作動させ(S531)、タイマーの作動中
はキーシリンダ操作(S533)及びリモコン操作(S535)を監
視し、いずれの操作も検出されずにそのままタイマーが
アップすれば(S537)、施錠拒絶シグナルを停止させ(S53
9)、そのままメインルーチンに復帰させる。しかし、タ
イマーが作動中に、操作者がキーシリンダ操作又はリモ
コン操作をすると、タイマーのアップを待たずに、前記
した本発明の要旨のように、シグナルを直ちに止めて(S
539)、メインルーチンに戻るとともに、キーシリンダ操
作又はリモコン操作のサブルーチンに移行してこれが実
行される。
ッションキーが挿入されていたときは、施錠条件が整わ
ないから、施錠はせずに、施錠拒絶シグナルを送出して
(S529)、タイマーを作動させ(S531)、タイマーの作動中
はキーシリンダ操作(S533)及びリモコン操作(S535)を監
視し、いずれの操作も検出されずにそのままタイマーが
アップすれば(S537)、施錠拒絶シグナルを停止させ(S53
9)、そのままメインルーチンに復帰させる。しかし、タ
イマーが作動中に、操作者がキーシリンダ操作又はリモ
コン操作をすると、タイマーのアップを待たずに、前記
した本発明の要旨のように、シグナルを直ちに止めて(S
539)、メインルーチンに戻るとともに、キーシリンダ操
作又はリモコン操作のサブルーチンに移行してこれが実
行される。
【0042】S507において、施錠不良が発見されたら、
施錠未了シグナルの送出を開始し(S541)、タイマーを作
動させ(S543)、タイマーの作動中はキーシリンダ操作(S
545)及びリモコン操作(S547)を監視し、いずれの操作も
検出されずにそのままタイマーがアップすれば(S549)、
施錠未了シグナルを停止させ(S551)、メインルーチンに
復帰させる。キーシリンダ操作又はリモコン操作が検出
されたときは、直ちにシグナルを停止させたら(S551)、
メインルーチンに戻るとともに、キーシリンダ操作又は
リモコン操作のサブルーチンに移行してこれが実行され
る。
施錠未了シグナルの送出を開始し(S541)、タイマーを作
動させ(S543)、タイマーの作動中はキーシリンダ操作(S
545)及びリモコン操作(S547)を監視し、いずれの操作も
検出されずにそのままタイマーがアップすれば(S549)、
施錠未了シグナルを停止させ(S551)、メインルーチンに
復帰させる。キーシリンダ操作又はリモコン操作が検出
されたときは、直ちにシグナルを停止させたら(S551)、
メインルーチンに戻るとともに、キーシリンダ操作又は
リモコン操作のサブルーチンに移行してこれが実行され
る。
【0043】S509において、誤ってAT位置に切り替わ
っているドアが検出されたら、AT異常シグナルの送出
を開始し(S553)、タイマーを作動させ(S555)、タイマー
の作動中はキーシリンダ操作(S557)及びリモコン操作(S
559)を監視し、いずれの操作も検出されずにそのままタ
イマーがアップすれば(S561)、AT異常シグナルを停止
させ(S563)、施錠フラグをセットして(S527)、メインル
ーチンに復帰させる。キーシリンダ操作又はリモコン操
作が検出されたときは、直ちにAT異常シグナルを停止
させたら(S563)、施錠フラグをセットして(S527)、メイ
ンルーチンに復帰させる。
っているドアが検出されたら、AT異常シグナルの送出
を開始し(S553)、タイマーを作動させ(S555)、タイマー
の作動中はキーシリンダ操作(S557)及びリモコン操作(S
559)を監視し、いずれの操作も検出されずにそのままタ
イマーがアップすれば(S561)、AT異常シグナルを停止
させ(S563)、施錠フラグをセットして(S527)、メインル
ーチンに復帰させる。キーシリンダ操作又はリモコン操
作が検出されたときは、直ちにAT異常シグナルを停止
させたら(S563)、施錠フラグをセットして(S527)、メイ
ンルーチンに復帰させる。
【0044】(TMの解錠サブルーチン)リモコン22
から解錠操作信号が入力されると、リモコン信号受信部
23がこれを検出して図6のS021からS023の「TMの解
錠サブルーチン」に流れる。
から解錠操作信号が入力されると、リモコン信号受信部
23がこれを検出して図6のS021からS023の「TMの解
錠サブルーチン」に流れる。
【0045】TMの解錠サブルーチン(図22、図2
3)に流れると、S601において、ATフラグと、施錠フ
ラグと、警報回路21とをリセットし、全席を解錠させ
る(S603)。ついで、念の為、全席の解錠状態を確認し(S
605)、異常がなければ解錠完了シグナルの送出を開始し
(S607)、タイマーを作動させ(S609)、タイマーの作動中
はキーシリンダ操作(S611)およびリモコン操作(S613)を
監視し、いずれの操作も検出されずにそのままタイマー
がアップすれば(S615)、解錠完了シグナルを停止させ(S
617)、解錠フラグをセットしてから(S619)、メインルー
チンに復帰させる。しかし、タイマーが作動中に、キー
シリンダ操作またはリモコン操作が検出されると、タイ
マーのアップを待たずに、前記した本発明の要旨のよう
に、シグナルを直ちに止めて(S617)、メインルーチンに
復帰して、キーシリンダ操作又はリモコン操作のサブル
ーチンに移行してこれが実行される。
3)に流れると、S601において、ATフラグと、施錠フ
ラグと、警報回路21とをリセットし、全席を解錠させ
る(S603)。ついで、念の為、全席の解錠状態を確認し(S
605)、異常がなければ解錠完了シグナルの送出を開始し
(S607)、タイマーを作動させ(S609)、タイマーの作動中
はキーシリンダ操作(S611)およびリモコン操作(S613)を
監視し、いずれの操作も検出されずにそのままタイマー
がアップすれば(S615)、解錠完了シグナルを停止させ(S
617)、解錠フラグをセットしてから(S619)、メインルー
チンに復帰させる。しかし、タイマーが作動中に、キー
シリンダ操作またはリモコン操作が検出されると、タイ
マーのアップを待たずに、前記した本発明の要旨のよう
に、シグナルを直ちに止めて(S617)、メインルーチンに
復帰して、キーシリンダ操作又はリモコン操作のサブル
ーチンに移行してこれが実行される。
【0046】S605において、解錠不良が起きたときは、
解錠未了シグナルの送出を開始し(S621)、タイマーを作
動させ(S623)、タイマーの作動中はキーシリンダ操作(S
625)およびリモコン操作(S627)を監視し、いずれの操作
も検出されずにそのままタイマーがアップすれば(S62
9)、解錠完了シグナルを停止させ(S631)、メインルーチ
ンに復帰させる。しかし、タイマーが作動中に、キーシ
リンダ操作またはリモコン操作が検出されると、タイマ
ーのアップを待たずに、前記した本発明の要旨のよう
に、シグナルを直ちに止めて(S631)、メインルーチンに
復帰して、キーシリンダ操作又はリモコン操作のサブル
ーチンに移行してこれが実行される。
解錠未了シグナルの送出を開始し(S621)、タイマーを作
動させ(S623)、タイマーの作動中はキーシリンダ操作(S
625)およびリモコン操作(S627)を監視し、いずれの操作
も検出されずにそのままタイマーがアップすれば(S62
9)、解錠完了シグナルを停止させ(S631)、メインルーチ
ンに復帰させる。しかし、タイマーが作動中に、キーシ
リンダ操作またはリモコン操作が検出されると、タイマ
ーのアップを待たずに、前記した本発明の要旨のよう
に、シグナルを直ちに止めて(S631)、メインルーチンに
復帰して、キーシリンダ操作又はリモコン操作のサブル
ーチンに移行してこれが実行される。
【0047】なお、図6、図7に記載された残りのサブ
ルーチンについては、図示および説明は省略する。
ルーチンについては、図示および説明は省略する。
【0048】以上までの説明のように、本発明の要旨
は、確認用のシグナルまたは警報用のシグナルの送出中
に、新たな操作が入力されたときは、直ちにシグナルの
送出を停止して、新たな操作に基づき制御を行えるよう
にしたものであり、これにより、シグナルを聞いて操作
ミスに気が付いたときは、いつでも次の操作が可能とな
る。
は、確認用のシグナルまたは警報用のシグナルの送出中
に、新たな操作が入力されたときは、直ちにシグナルの
送出を停止して、新たな操作に基づき制御を行えるよう
にしたものであり、これにより、シグナルを聞いて操作
ミスに気が付いたときは、いつでも次の操作が可能とな
る。
【0049】
【発明の効果】以上までの説明のように、本発明の要旨
は、確認用のシグナルまたは警報用のシグナルの送出中
に、新たな操作が入力されたときは、直ちにシグナルの
送出を停止して、新たな操作に基づき制御を行えるよう
にしたものであり、これにより、シグナルを聞いて操作
ミスに気が付いたときは、いつでも次の操作が可能とな
る効果を奏する。
は、確認用のシグナルまたは警報用のシグナルの送出中
に、新たな操作が入力されたときは、直ちにシグナルの
送出を停止して、新たな操作に基づき制御を行えるよう
にしたものであり、これにより、シグナルを聞いて操作
ミスに気が付いたときは、いつでも次の操作が可能とな
る効果を奏する。
【図1】 運転席用ロック装置の機能ブロック図。
【図2】 後席用ロック装置の機能ブロック図。
【図3】 AT位置のないキーシリンダの説明図。
【図4】 AT位置のあるキーシリンダの説明図。
【図5】 各種スイッチのブロック図。
【図6】 メインルーチン前半のフローチャート図。
【図7】 メインルーチン後半のフローチャート図。
【図8】 運転席キーシリンダの施錠サブルーチンのフ
ローチャート図。
ローチャート図。
【図9】 運転席キーシリンダの施錠サブルーチンのフ
ローチャート図。
ローチャート図。
【図10】 運転席キーシリンダの施錠サブルーチンの
フローチャート図。
フローチャート図。
【図11】 運転席キーシリンダの施錠サブルーチンの
フローチャート図。
フローチャート図。
【図12】 運転席キーシリンダの施錠サブルーチンの
フローチャート図。
フローチャート図。
【図13】 運転席キーシリンダの解錠サブルーチンの
フローチャート図。
フローチャート図。
【図14】 運転席キーシリンダの解錠サブルーチンの
フローチャート図。
フローチャート図。
【図15】 運転席キーシリンダの解錠サブルーチンの
フローチャート図。
フローチャート図。
【図16】 運転席キーシリンダの解錠サブルーチンの
フローチャート図。
フローチャート図。
【図17】 リモコンによるアンチセフトのサブルーチ
ンのフローチャート図。
ンのフローチャート図。
【図18】 リモコンによるアンチセフトのサブルーチ
ンのフローチャート図。
ンのフローチャート図。
【図19】 リモコンによる施錠のサブルーチンのフロ
ーチャート図。
ーチャート図。
【図20】 リモコンによる施錠のサブルーチンのフロ
ーチャート図。
ーチャート図。
【図21】 リモコンによる施錠のサブルーチンのフロ
ーチャート図。
ーチャート図。
【図22】 リモコンによる解錠のサブルーチンのフロ
ーチャート図。
ーチャート図。
【図23】 リモコンによる解錠のサブルーチンのフロ
ーチャート図。
ーチャート図。
1…ロック装置、2…ラッチ機構、3…ストライカ、4
…オープンレバー、5…開扉ハンドル、6…ロックレバ
ー、7…キーシリンダ、8…インサイドロックボタン、
9…ロック用モータ、10…アンチセフト機構、11…
アンチセフト用モータ、12…制御部、13…キーシリ
ンダ位置検出スイッチ、14…イグニッションキー検出
スイッチ、15…キーシリンダ種別切替スイッチ、16
…ドア開閉検出スイッチ、17…窓ガラス開閉検出スイ
ッチ、18…人体センサー、19…アンチセフト状態検
出スイッチ、20…シグナル送出部、21…警報回路、
22…リモコン、23…リモコン信号受信部、24…ロ
ック状態検出スイッチ。
…オープンレバー、5…開扉ハンドル、6…ロックレバ
ー、7…キーシリンダ、8…インサイドロックボタン、
9…ロック用モータ、10…アンチセフト機構、11…
アンチセフト用モータ、12…制御部、13…キーシリ
ンダ位置検出スイッチ、14…イグニッションキー検出
スイッチ、15…キーシリンダ種別切替スイッチ、16
…ドア開閉検出スイッチ、17…窓ガラス開閉検出スイ
ッチ、18…人体センサー、19…アンチセフト状態検
出スイッチ、20…シグナル送出部、21…警報回路、
22…リモコン、23…リモコン信号受信部、24…ロ
ック状態検出スイッチ。
Claims (6)
- 【請求項1】運転席ドアのキーシリンダを施錠操作する
と他席ドアも施錠状態に切替え、運転席ドアのキーシリ
ンダを解錠操作すると他席ドアも解錠状態に切替え、前
記いずれかの切替操作が完了したとき又は前記いずれか
の切替操作が不良のときには操作完了用シグナルまたは
警報用シグナルを所定時間送出させるようにした制御方
法において、前記シグナル送出中には継続して前記キー
シリンダ操作またはリモコン操作を監視し、前記キーシ
リンダまたはリモコンの操作が検出されたときは、前記
所定時間の経過を待たずに前記シグナル送出を停止させ
るようにした車両ドアロック装置の制御方法。 - 【請求項2】運転席ドアのキーシリンダを施錠操作する
と他席ドアも施錠状態に切替え、運転席ドアのキーシリ
ンダをアンチセフト操作すると全席ドアをアンチセフト
状態に切替え、前記いずれかの切替操作が完了したとき
又は前記いずれかの切替操作が不良のときには操作完了
用シグナルまたは警報用シグナルを所定時間送出させる
ようにした制御方法において、前記シグナル送出中には
継続して前記キーシリンダ操作またはリモコン操作を監
視し、前記キーシリンダまたはリモコンの操作が検出さ
れたときは、前記所定時間の経過を待たずに前記シグナ
ル送出を停止させるようにした車両ドアロック装置の制
御方法。 - 【請求項3】リモコンにより施錠操作すると全席が施錠
状態に切替わり、また、リモコンにより解錠操作すると
全席が解錠状態に切替わり、前記いずれかの切替操作が
完了したとき又は前記いずれかの切替操作が不良のとき
には操作完了用シグナルまたは警報用シグナルを所定時
間送出させるようにした制御方法において、前記シグナ
ル送出中には継続してキーシリンダ操作またはリモコン
操作を監視し、前記キーシリンダまたはリモコンの操作
が検出されたときは、前記所定時間の経過を待たずに前
記シグナル送出を停止させるようにした車両ドアロック
装置の制御方法。 - 【請求項4】リモコンにより施錠操作すると全席が施錠
状態に切替わり、また、リモコンによりアンチセフト操
作すると全席がアンチセフト状態に切替わり、前記いず
れかの切替操作が完了したとき又は前記いずれかの切替
操作が不良のときには操作完了用シグナルまたは警報用
シグナルを所定時間送出させるようにした制御方法にお
いて、前記シグナル送出中には継続してキーシリンダ操
作またはリモコン操作を監視し、前記キーシリンダまた
はリモコンの操作が検出されたときは、前記所定時間の
経過を待たずに前記シグナル送出を停止させるようにし
た車両ドアロック装置の制御方法。 - 【請求項5】車体に固定された運転席用ストライカ3と
係合して閉扉状態を保つラッチ機構2と、運転席ドアの
開扉ハンドル5に連結され回転すると前記ラッチ機構2
と前記ストライカ3との係合を解除して開扉させ得るオ
ープンレバー4と、前記運転席ドアのキーシリンダ7お
よびインサイドロックボタン8に連結され前記オープン
レバー4の開扉操作を不能とする施錠位置と可能とする
解錠位置とに切替わるロックレバー6とを有する運転席
用ロック装置と、 車体に固定された他席用ストライカ3’と係合して閉扉
状態を保つラッチ機構2’と、他席ドアの開扉ハンドル
5’に連結され回転すると前記ラッチ機構2’と前記ス
トライカ3’との係合を解除して開扉させ得るオープン
レバー4’と、前記他席ドアのインサイドロックボタン
8’に連結され前記オープンレバー4’の開扉操作を不
能とする施錠位置と可能とする解錠位置とに切替わるロ
ックレバー6’と、該ロックレバー6’の切替を司るロ
ック用モータ9’とを有する他席用ロック装置と、 前記運転席ドアのロックレバー6が切り替わると、これ
に応じて前記ロック用モータ9’を作動させて前記他席
ドアの前記ロックレバー6’を切替える制御部12と、 シグナル送出部20とからなり、 前記制御部12のメインルーチンには、前記キーシリン
ダ7を施錠操作したとき前記ロック用モータ9’を施錠
回転させて前記ロックレバー6’を施錠位置に切替え、
かつ、少なくとも前記ロックレバー6’の切替操作が完
了したときまたは前記ロックレバー6’の切替操作が不
良のときに前記シグナル送出部20により操作完了用シ
グナルまたは警報用シグナルを送出させるキー施錠用サ
ブルーチンと、前記キーシリンダ7を解錠操作したとき
前記ロック用モータ9’を解錠回転させて前記ロックレ
バー6’を解錠位置に切替えるキー解錠用サブルーチン
とを設け、前記シグナル送出中に前記キーシリンダ7の
切替が行われたときは、前記シグナル送出を直ちに停止
して残りのサブルーチンを実行させるようにした車両ド
アロック装置の制御装置。 - 【請求項6】車体に固定された運転席用ストライカ3と
係合して閉扉状態を保つラッチ機構2と、運転席ドアの
開扉ハンドル5に連結され回転すると前記ラッチ機構2
と前記ストライカ3との係合を解除して開扉させ得るオ
ープンレバー4と、前記運転席ドアのキーシリンダ7お
よびインサイドロックボタン8に連結され前記オープン
レバー4の開扉操作を不能とする施錠位置と可能とする
解錠位置とに切替わるロックレバー6と、前記インサイ
ドロックボタン8と前記ロックレバー6とを非連結状態
とするアンチセフト位置と連結状態とする解除位置とに
切り替わるアンチセフト機構10と、該アンチセフト機
構10を切り替えるアンチセフト用モータ11とを有す
る運転席用ロック装置と、 車体に固定された他席用ストライカ3’と係合して閉扉
状態を保つラッチ機構2’と、他席ドアの開扉ハンドル
5’に連結され回転すると前記ラッチ機構2’と前記ス
トライカ3’との係合を解除して開扉させ得るオープン
レバー4’と、前記他席ドアのインサイドロックボタン
8’に連結され前記オープンレバー4’の開扉操作を不
能とする施錠位置と可能とする解錠位置とに切替わるロ
ックレバー6’と、該ロックレバー6’の切替を司るロ
ック用モータ9’と、前記インサイドロックボタン8’
と前記ロックレバー6’とを非連結状態とするアンチセ
フト位置と連結状態とする解除位置とに切り替わるアン
チセフト機構10’と、該アンチセフト機構10’を切
り替えるアンチセフト用モータ11’とを有する他席用
ロック装置と、 前記運転席ドアのロックレバー6が切り替わると、これ
に応じて前記ロック用モータ9’を作動させて前記他席
ドアの前記ロックレバー6’を切替え、また、前記キー
シリンダ7をアンチセフト操作またはアンチセフト解除
操作すると前記モータ11および前記モータ11’によ
り前記アンチセフト機構10および前記アンチセフト機
構10’をアンチセフト位置または解除位置に切り替え
る制御部12と、 シグナル送出部20とからなり、 前記制御部12のメインルーチンには、前記キーシリン
ダ7を施錠操作したとき前記ロック用モータ9’を施錠
回転させ、また、前記キーシリンダ7をアンチセフト操
作したとき前記モータ11および前記モータ11’をア
ンチセフト回転させ、かつ、少なくとも前記アンチセフ
ト機構10および前記アンチセフト機構10’のアンチ
セフト位置への切替操作が完了したときまたは前記アン
チセフト機構10または前記アンチセフト機構10’の
アンチセフト位置への切替が不良のときに前記シグナル
送出部20により操作完了用シグナルまたは警報用シグ
ナルを送出させるキー施錠用サブルーチンと、前記キー
シリンダ7を解錠操作したとき前記ロック用モータ9’
を解錠回転させ、また、前記キーシリンダ7をアンチセ
フト解除操作したとき前記モータ11および前記モータ
11’をアンチセフト解除回転させるキー解錠用サブル
ーチンとを設け、前記シグナル送出中に前記キーシリン
ダ7の切替が行われたときは、前記シグナル送出を直ち
に停止して残りのサブルーチンを実行させるようにした
車両ドアロック装置の制御装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19905694A JP3179973B2 (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 車両ドアロック装置の制御方法と装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0842220A true JPH0842220A (ja) | 1996-02-13 |
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ID=16401377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP19905694A Expired - Fee Related JP3179973B2 (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 車両ドアロック装置の制御方法と装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3179973B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000053685A (ko) * | 1999-09-22 | 2000-09-05 | 김은태 | 전자식 도어록 장치 |
WO2001004441A1 (fr) * | 1999-07-12 | 2001-01-18 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Systeme de commande de verrou electronique et systeme de gestion de soins medicaux a domicile |
CN115492474A (zh) * | 2022-09-07 | 2022-12-20 | 一汽奔腾轿车有限公司 | 一种电动汽车多合一电子锁故障诊断控制方法 |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP19905694A patent/JP3179973B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2001004441A1 (fr) * | 1999-07-12 | 2001-01-18 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Systeme de commande de verrou electronique et systeme de gestion de soins medicaux a domicile |
KR20000053685A (ko) * | 1999-09-22 | 2000-09-05 | 김은태 | 전자식 도어록 장치 |
CN115492474A (zh) * | 2022-09-07 | 2022-12-20 | 一汽奔腾轿车有限公司 | 一种电动汽车多合一电子锁故障诊断控制方法 |
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