JPH07317389A - キーレスエントリーシステムにおけるコード登録処理装置 - Google Patents

キーレスエントリーシステムにおけるコード登録処理装置

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JPH07317389A
JPH07317389A JP10886794A JP10886794A JPH07317389A JP H07317389 A JPH07317389 A JP H07317389A JP 10886794 A JP10886794 A JP 10886794A JP 10886794 A JP10886794 A JP 10886794A JP H07317389 A JPH07317389 A JP H07317389A
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Makoto Nakagawa
真 中川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 暗証コードの登録に際して、登録不可の場
合、登録手順が間違っているか、故障等の他の原因によ
るかを明らかにし、迅速な対処を可能にすること。 【構成】 任意のリモコンキー装置2の暗証コードを暗
証コードメモリ11に登録する際の登録処理状況が少な
くとも登録完了と登録手順の間違いによる登録不可とそ
の他の原因による登録不可との何れであるかを判断する
判断手段と、この判断手段による登録処理状況の判断結
果を区別して報知する報知手段とを設け、登録操作に際
してその登録処理状況を判断手段によって判断し、その
判断結果に従い報知手段によって登録完了と登録手順の
間違いによる登録不可とその他の原因による登録不可と
を区別して報知させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車や住宅などに適
用されるキーレスエントリーシステムにおけるコード登
録処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、自動車などに利用されているキー
レスエントリーシステムは、例えば、ユーザが携帯する
キーユニットと、自動車のドアロックの受信ユニット及
びアクチュエータとで構成されている。そして、キーユ
ニットの操作部のロックスイッチを操作するとロック用
制御信号が受信ユニット側に送信され、受信ユニットで
はこのロック用制御信号を受信してドアロックアクチュ
エータを駆動し、ドアロック状態となり、アンロックス
イッチを操作するとアンロック用制御信号が受信ユニッ
ト側に送信され、受信ユニットではこのアンロック用制
御信号を受信して、ドアロックアクチュエータがアンロ
ック動作を行い、解錠されるように構成されている。こ
のようなキーユニットによる遠隔操作において、その操
作時にはそのキーユニットに予め割り当てられた固有の
暗証コード(キーコード)が送信され、受信ユニット側
に登録されている暗証コードとの一致を確認してから、
ドアロック又はドアアンロックが可能となるように構成
されている。
【0003】即ち、キーレスエントリーシステムを採用
した自動車を購入する際には、予め固有の暗証コードが
割り当てられたキーユニットも購入し、所定の登録モー
ドに従いそのキーユニットの暗証コードを購入した自動
車の受信ユニット中のメモリに登録する操作を行い、そ
の自動車で使用可能なキーユニットを特定しておく必要
がある。また、この種のキーレスエントリーシステムで
は受信ユニットに対して一つのキーユニットの割当てに
限らず、例えば、家族の個々が個別に利用したいような
ケースも想定し、一般には、数個(例えば、最大4個)
までキーユニットの使用が可能とされている。このよう
なケースでは、ユーザは必要個数のキーユニットを購入
し、各々に固有に割り当てられた暗証コードを上記のよ
うな登録モードに従い、受信ユニット中のメモリに登録
しておく必要がある。
【0004】このようなキーレスエントリーシステムに
おいて、従来は、暗証コード登録処理の際、その登録が
完了すれば、インナーロックノブを自動的に1回オン・
オフ(ロック・アンロック)動作させることにより、登
録完了を確認できるように構成されている。一方、登録
操作を行っても登録できなかった場合には、インナーロ
ックノブは何ら作動しない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】よって、従来の暗証コ
ード登録処理方式による場合、登録操作を行っても登録
できなかった場合、その登録不可の原因が分からないた
め、適切な対応をとるのに時間がかかる上に、適切な対
応を採れないケースも生じてしまうものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のキーレスエント
リーシステムにおけるコード登録処理装置は、少なくと
も操作スイッチと送信器とを備えて各々固有の暗証コー
ドが割り当てられた少なくとも一つのリモコンキー装置
と、少なくとも受信器と登録モードに従い前記暗証コー
ドを登録するための暗証コードメモリとを備えて前記リ
モコンキー装置の操作に基づきドアロック機構を作動さ
せる本体装置とよりなるキーレスエントリーシステムに
おいて、任意の前記リモコンキー装置の暗証コードを前
記暗証コードメモリに登録する際の登録処理状況が少な
くとも登録完了と登録手順の間違いによる登録不可とそ
の他の原因による登録不可との何れであるかを判断する
判断手段と、この判断手段による登録処理状況の判断結
果を区別して報知する報知手段とを設けたものである。
【0007】
【作用】暗証コードを登録する際には、所定の登録条件
を満たすような状態に設定して登録モードとする必要が
ある。よって、登録操作を行っても登録不可となる原因
を大別すると、登録手順に間違いがあり登録条件を満た
していない場合と、本体ユニットに故障がある等のその
他の原因による場合とがある。ここに、本発明のキーレ
スエントリーシステムにおけるコード登録処理装置にお
いては、登録操作に際してその登録処理状況として、登
録完了と、登録手順の間違いによる登録不可と、その他
の原因による登録不可との何れであるかが判断手段によ
って判断され、これらの判断結果に従い報知手段によっ
て登録完了と登録手順の間違いによる登録不可とその他
の原因による登録不可とが区別して報知されるので、登
録不可の場合に、少なくとも登録手順の間違いによる操
作上の問題か、その他の原因によるものかを区別でき、
迅速に適切な対応を採ることができる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。本実施例は、自動車用のキーレスエントリーシステ
ム1に適用したものである。このキーレスエントリーシ
ステム1は、概略的には、ロック制御信号等の各種信号
を送信出力する携帯型のキーユニット(リモコンキー装
置)2と、受信ユニット(本体装置)3と、自動車のド
アロック機構(図示せず)を作動させるためのアクチュ
エータ14とにより構成されている。ここに、このよう
なキーレスエントリーシステム1では、前記キーユニッ
ト2は例えばステアリングロック(図示せず)のキー穴
に差し込むイグニッションキーのハンドル部などとして
形成され、前記受信ユニット3は例えば車内などに設置
される構成とされる。また、本実施例のキーレスエント
リーシステム1では受信ユニット3に対して、例えば、
図1中にA〜Dで示すように最大4個のキーユニット2
を共用できるシステム構成であるものとする。
【0009】まず、各キーユニット2はその表面に手動
操作される操作スイッチ(特に図示しないが、ロックス
イッチ、アンロックスイッチとして操作されるものであ
り、別個のスイッチ構成のものであっても1個のスイッ
チ構成のものであってもよい)を有する操作部が形成さ
れているとともに、暗証コードやロック制御信号等の各
種信号を電波、赤外線等により送出するための送信器
(図示せず)を備えたものである。この他、各キーユニ
ット2に固有に割り当てられた暗証コード等の各種デー
タを予め固定的に記憶したROMや、各種データ処理を
実行するとともに送信器からの送信動作等を制御するた
めのCPUや、スイッチ操作により電源投入されて各部
に駆動電力を供給する蓄電池等を備えた構成とされてい
る。
【0010】一方、受信ユニット3はそのユニットハウ
ジング4の外面に、前記キーユニット2からの電波や赤
外線による各種信号を受信する受信器5や、各種データ
を入出力するインタフェース(I/F)6や、暗証コー
ドの登録を行う登録モードの設定又はその解除を行うた
めのディップスイッチ7などが設けられたものである。
ユニットハウンジング4の内部には、各種のデータ処理
を行うとともに判断手段や報知手段としての処理を実行
させるためのCPU8と、プログラムや各種データを予
め固定的に記憶するとともに書換え自在なEEPROM
(ElectricalyErasable Programable Read Only
Memory)9と、各種データを更新自在に一時的に記憶す
るRAM10とが設けられている。ここに、前記EEP
ROM9中の一部は登録可能な暗証コードの最大個数
(本実施例では、4個)分の記憶領域No.1〜No.
4を有する暗証コードメモリ11とされている。この暗
証コードメモリ11は、登録処理が行われる毎に、記憶
領域No.1→No.2→No.3→No.4→No.
1〜のように、順に上書き登録されるローテーション更
新登録方式のものとされている。この暗証コードメモリ
11に登録されている暗証コードを有するキーユニット
2のみがドアロック等に使用可能となるものである。こ
れらの受信器5、I/F6、ディップスイッチ7、EE
PROM9及びRAM10は、前記CPU8に対してシ
ステムバス12等により接続されている。
【0011】また、前記受信ユニット3の前記I/F6
には、接続コネクタ13等を介してドアロック機構の前
記アクチュエータ14が接続されている。ここに、本実
施例では報知手段による報知にインナーロックノブ15
を利用するものであり、このインナーロックノブ15は
アクチュエータ14のドアロック・アンロック動作に追
従してもオン・オフ動作し得るものである。報知手段と
して機能する場合のインナーロックノブ15のオン・オ
フ動作(回数)は、後述するように、登録処理状況に応
じてCPU8により制御される。さらに、前記CPU8
にはこのI/F6を介してドアの開閉状態を取り込むた
めのドアセンサ16や、イグニッションキーがキーシリ
ンダに差し込まれているか否かのキー状態を取り込むた
めのキーセンサ17も接続されている。
【0012】このような構成において、任意のキーユニ
ット2の暗証コードを受信ユニット3中の暗証コードメ
モリ11に登録しようとする場合の処理制御を図2に示
すフローチャートを参照して説明する。
【0013】まず、キーユニット2を本来の遠隔操作に
用いる場合には、ディップスイッチ7がオフで、ドアが
閉められ、かつ、イグニッションキーがキーシリンダか
ら抜かれていることが条件とされている。よって、逆に
暗証コードを登録しようとする場合には、ディップスイ
ッチ7をオンさせて登録モードに設定するとともに、ド
アを開け、かつ、イグニッションキーをキーシリンダに
差し込んだ状態であることが必要とされる。
【0014】このような前提の下、ユーザがあるキーユ
ニット2の暗証コードを受信ユニット3中に登録しよう
とする場合、そのキーユニット2において適宜スイッチ
を操作する。これにより、キーユニット2では内部電源
がオンしてその送信器からそのキーユニット2に固有な
暗証コードを含む信号が送信される。受信ユニット3で
は受信器5を通じてこのような暗証コードを含む信号を
受信すると(ステップS1)、CPU8による制御の
下、判断手段が判断処理を実行して、登録処理状況の判
断の一つとして登録条件を満たしているか否かをチェッ
クする(ステップS2)。
【0015】この場合、上記の登録条件を満たしていな
い場合には、CPU8は受信した暗証コードの登録処理
を行わずに(ステップS3)、I/F6を介してアクチ
ュエータ14にドアロック・アンロック動作を1回だけ
行わせるための信号を出力する。これにより、登録処理
結果として登録手順の間違いによる登録不可である旨を
意味するものとして、そのユーザにインナーロックノブ
15の1回だけのオン・オフ動作が提示される(ステッ
プS4)。このステップS4の処理はCPU8による制
御の下に報知手段により実行される。ここに、登録条件
を満たしていない場合とは、例えば、ドアが開放されて
いるがディップスイッチ7がオフの場合や、イグニッシ
ョンキーがキーシリンダに差し込まれているがディップ
スイッチ7がオフの場合であり、何れにしても、ディッ
プスイッチ7、ドアセンサ16、キーセンサ17による
状態情報を取り込むことによりCPU8で判断できる。
【0016】一方、ステップS2の判断において、登録
条件を満たしている場合には、CPU8は暗証コードメ
モリ11に対する登録処理を実行する(ステップS
5)。この処理を実行すると、CPU8による制御の下
に判断手段が再び判断処理を実行して、登録処理状況の
判断の一つとして登録されたか否か(登録完了か否か)
をチェックする(ステップS6)。ここに、例えばEE
PROM9の故障などにより登録されなかった場合に
は、CPU8は特に処理を行わない。従って、インナー
ロックノブ15の動作で見れば、1回もオン・オフ動作
を行わず(ステップS7)、登録処理結果として登録手
順の間違い以外の原因による登録不可である旨の報知と
される。このステップ74の処理はCPU8による制御
の下に報知手段により実行される。
【0017】ステップS6の判断において、登録できた
場合には、登録処理結果として登録完了なる旨を報知さ
せるものとなるが、本実施例では、登録された暗証コー
ドが全く新規なものであるか、既に登録されているもの
であるかに応じて区別された報知となるように処理され
る。即ち、ここでもCPU8による制御の下に判断手段
が判断処理を実行して、登録された暗証コードがEEP
ROM9の暗証コードメモリ11において他の記憶領域
に既に存在している暗証コードと同一であるか否かをチ
ェックする(ステップS8)。既登録の暗証コードを再
び登録しようするような場合、不要となった暗証コード
を消去しようとするような場合には、ある暗証コードを
2つ以上の記憶領域に重複登録することがある。このよ
うなケースでは、CPU8はI/F6を介してアクチュ
エータ14にドアロック・アンロック動作を2回行わせ
るための信号を出力する。これにより、登録処理結果と
してその暗証コードが重複登録である旨を意味するもの
として、そのユーザにインナーロックノブ15の2回の
オン・オフ動作が提示される(ステップS9)。このス
テップS9の処理はCPU8による制御の下に報知手段
により実行される。
【0018】しかし、新規なキーユニット2による未登
録の暗証コードのように同一の暗証コードが存在してい
なかった場合には、CPU8はI/F6を介してアクチ
ュエータ14にドアロック・アンロック動作を3回行わ
せるための信号を出力する。これにより、登録処理結果
としてその暗証コードが新規登録である旨を意味するも
のとして、そのユーザにインナーロックノブ15の3回
のオン・オフ動作が提示される(ステップS10)。こ
のステップS10の処理はCPU8による制御の下に報
知手段により実行される。
【0019】つまり、本実施例によれば、任意のキーユ
ニット2を用いてその暗証コードを登録しようとした場
合においては、報知手段が登録処理結果に応じた報知処
理を実行し、インナーロックノブ15が、3回オン・オ
フ動作する状態表示、2回オン・オフ動作する状態表
示、1回オン・オフ動作する状態表示、1回もオン・オ
フ動作しない状態表示の4形態に区別されて表示され
る。よって、ユーザとすれば、インナーロックノブ15
が3回オン・オフ動作した場合にはそのキーユニット2
の暗証コードが新規登録されたことが分かる。また、イ
ンナーロックノブ15が2回オン・オフ動作した場合に
はそのキーユニット2の暗証コードが既登録のものであ
り、重複登録されたことが分かる。一方、インナーロッ
クノブ15が1回オン・オフ動作した場合には登録手順
に間違いがあったため暗証コードを登録できなかったこ
とが分かるので、例えば、ディップスイッチ7をオンに
して登録操作をし直す、といった適切な対応を採ること
ができる。これに対して、インナーロックノブ15が1
回もオン・オフ動作しなかった場合には、登録できなか
った原因が受信ユニット3の故障によるものである等の
推定ができるので、登録手順をチェックし直すようなこ
となく、故障修理等に絞って原因追及、対処が採れるも
のとなる。
【0020】なお、本実施例では、報知手段が報知処理
を実行する場合の登録処理結果の報知に、従来に準じて
インナーロックノブ15のオン・オフ動作なる現実的な
状態表示を利用し、そのオン・オフ動作の回数で区別表
示させるようにしたが、インナーロックノブ15による
状態表示に限らず、例えば、LED等を利用した発光に
よる区別表示であってもよい。
【0021】ところで、本実施例の暗証コードメモリ1
1における現実的な登録方式を簡単に説明する。まず、
全く新規(全ての記憶領域No.1〜No.4が空)な
場合においては、登録条件を満たす状態で受信した暗証
コード順に記憶領域No.1〜No4に順次登録され
る。例えば、A,B,C,Dなる順に各キーユニット2
の暗証コードの登録操作を行った場合であれば(ケース
1)、 記憶領域No.1→Aの暗証コード 記憶領域No.2→Bの暗証コード 記憶領域No.3→Cの暗証コード 記憶領域No.4→Dの暗証コード のように登録される。登録操作順であり、例えば、A,
C,D,Bなる順に各キーユニット2の暗証コードの登
録操作を行った場合であれば(ケース2)、 記憶領域No.1→Aの暗証コード 記憶領域No.2→Cの暗証コード 記憶領域No.3→Dの暗証コード 記憶領域No.4→Bの暗証コード のように登録される。また、例えば、A,Bなる2個の
キーユニット2の暗証コードのみの登録操作を行った場
合であれば(ケース3)、 記憶領域No.1→Aの暗証コード 記憶領域No.2→Bの暗証コード 記憶領域No.3→空 記憶領域No.4→空 のように登録される。この後で、例えば、Cなるキーユ
ニット2を追加し、その暗証コードの登録操作を行うと
(ケース4)、記憶領域No.3に登録される。
【0022】これらのケース1〜4の場合は、何れも既
登録の暗証コードが存在しないので、各々登録される毎
に新規登録であるとしてインナーロックノブ15が3回
オン・オフ動作を行うことになる。
【0023】一方、例えばケース1に示したような登録
状況下で、Bなるキーユニット2についてその暗証コー
ドの登録操作を行った場合(ケース5)、今度の書き込
みは記憶領域No.1となるので、Aの暗証コードの上
にBの暗証コードが上書きされ、 記憶領域No.1→Bの暗証コード(Aの暗証コードは
消去) 記憶領域No.2→Bの暗証コード 記憶領域No.3→Cの暗証コード 記憶領域No.4→Dの暗証コード のような登録状態となる。このケース5では、Bの暗証
コードが既に登録されて存在しており、重複登録である
ので、インナーロックノブ15が2回オン・オフ動作を
行うことになる。このような暗証コードの重複登録は、
例えば、ケース1に示したような登録状況下で、Aなる
キーユニット2を盗難、その他により紛失してしまった
ような場合、このAなるキーユニット2にてキーレスエ
ントリーシステム1が第三者により悪用されないようA
なる暗証コードを消去したい場合に有効である。これに
より、Aなるキーユニット2を第三者が操作してドアア
ンロックしようとしても、そのキーユニット2から送信
された暗証コードが受信ユニット3側に登録されておら
ず不一致となるため、アンロック指示信号が受け付けら
れなことになる。
【0024】また、各記憶領域No.1〜No.4に既
に登録されている任意のケースにおいて、登録暗証コー
ドを1つのみにしようとする場合であれば、所望のキー
ユニット2(例えば、C)による暗証コードの登録操作
を最大登録可能な回数(ここでは、4回)繰り返して行
えばよい。ケース2に適用したとすると、 記憶領域No.1→Cの暗証コード(Aの暗証コードは
消去) 記憶領域No.2→Cの暗証コード 記憶領域No.3→Cの暗証コード(Dの暗証コードは
消去) 記憶領域No.4→Cの暗証コード(Bの暗証コードは
消去) のような登録状態となる。これにより、既登録で不要な
暗証コードを実質的に消去し、Cなるキーユニット2の
み使用可能なキーレスエントリーシステム1に変更でき
る。
【0025】なお、本実施例では自動車のドアロックを
開閉するためのキーレスエントリーシステム1への適用
した例で説明したが、このようなものに限らず、例え
ば、住宅のドアロック用のキーレスエントリーシステム
にも同様に適用可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、暗証コードを登録する際に
は、所定の登録条件を満たすような登録手順にて操作す
る必要があり、登録操作を行っても登録不可となる原因
としては、登録手順に間違いがあり登録条件を満たして
いない場合と、本体ユニットに故障がある等のその他の
原因による場合とがある点に着目し、少なくとも操作ス
イッチと送信器とを備えて各々固有の暗証コードが割り
当てられた少なくとも一つのリモコンキー装置と、少な
くとも受信器と登録モードに従い前記暗証コードを登録
するための暗証コードメモリとを備えて前記リモコンキ
ー装置の操作に基づきドアロック機構を作動させる本体
装置とよりなるキーレスエントリーシステムにおいて、
任意の前記リモコンキー装置の暗証コードを前記暗証コ
ードメモリに登録する際の登録処理状況が少なくとも登
録完了と登録手順の間違いによる登録不可とその他の原
因による登録不可との何れであるかを判断する判断手段
と、この判断手段による登録処理状況の判断結果を区別
して報知する報知手段とを設けたので、登録不可となっ
た場合に、少なくとも登録手順の間違いによる操作上の
問題か、その他の原因によるものかを区別でき、迅速に
適切な対応を採ることができ、登録操作性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】暗証コード登録処理時の応答動作等を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 キーレスエントリーシステム 2 リモコンキー装置 3 本体装置 5 受信器 11 暗証コードメモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも操作スイッチと送信器とを備
    えて各々固有の暗証コードが割り当てられた少なくとも
    一つのリモコンキー装置と、少なくとも受信器と登録モ
    ードに従い前記暗証コードを登録するための暗証コード
    メモリとを備えて前記リモコンキー装置の操作に基づき
    ドアロック機構を作動させる本体装置とよりなるキーレ
    スエントリーシステムにおいて、任意の前記リモコンキ
    ー装置の暗証コードを前記暗証コードメモリに登録する
    際の登録処理状況が少なくとも登録完了と登録手順の間
    違いによる登録不可とその他の原因による登録不可との
    何れであるかを判断する判断手段と、この判断手段によ
    る登録処理状況の判断結果を区別して報知する報知手段
    とを設けたことを特徴とするキーレスエントリーシステ
    ムにおけるコード登録処理装置。
JP06108867A 1994-05-24 1994-05-24 キーレスエントリーシステムにおけるコード登録処理装置 Expired - Lifetime JP3110246B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6073072A (en) * 1997-01-24 2000-06-06 Nissan Motor Co., Ltd. Apparatus and method for monitoring revolution speed value detected by means of revolution speed sensor to determine occurrence of abnormality in revolution speed sensor applicable to continuously variable transmission for vehicle
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JP2009104401A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Yuhshin Co Ltd 生体認証システム

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