JP2590703Y2 - キーレスエントリーシステム - Google Patents

キーレスエントリーシステム

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JP2590703Y2
JP2590703Y2 JP1833992U JP1833992U JP2590703Y2 JP 2590703 Y2 JP2590703 Y2 JP 2590703Y2 JP 1833992 U JP1833992 U JP 1833992U JP 1833992 U JP1833992 U JP 1833992U JP 2590703 Y2 JP2590703 Y2 JP 2590703Y2
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door
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switch
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勤 佐藤
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Alpine Electronics Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、暗証コード(IDコー
ド)を用いてリモコン操作により、キーを使用しないで
自動車等のドアロックの解錠を行なうキーレスエントリ
ーシステムに関し、特に、暗証コードの書込み手段を改
良したキーレスエントリーシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等のドアロックの解錠を行
なう場合は、キーを使用して解錠操作を行なうのが一般
であった。しかし、この解錠は他の鍵等を用いて比較的
簡単にできるため、盗難事故の発生が多かった。
【0003】そこで、車両に搭載された制御器に或る符
号(暗証コード)を記憶させておき、車外からその暗証
コードを発信することによりドアロックの解錠を行なわ
せるようにしたキーレスエントリーシステムが開発さ
れ、実用されている。特開昭59−210170号公報
に開示されたものは、その一例である。
【0004】キーレスエントリーシステムにおいて使用
される暗証コード(一般にIDコードと呼ばれる)は、
各車両に固有の一定不変のものでなく、忘失や盗難予防
に備えて所有者が任意に設定し変更できるようにするの
が好ましい。そこで、発信器を使用してこの暗証コード
を随時制御器に書き込むことができるようにした書込み
手段をキーレスエントリーシステムに備えたものがあ
る。(前記の特開昭59−210170号公報には、暗
証コードの書込みシステムについては開示されておらな
い。)
【0005】この従来のキーレスエントリーシステムに
備えられている暗証コード書込みシステムは、タイマー
を使用して書込みモード開始から一定の時間だけ書込み
モードが継続し、この時間内に発信器よりコード信号を
発信しないと書込みができないようになっている。
【0006】図2は、このような従来のキーレスエント
リーシステムの一例を示したブロック図で、マイクロコ
ンピュータ1は、ドライバ用ロック状態スイッチ2をオ
ンすることにより車両ドアをロックするように制御す
る。マイクロコンピュータ1に付設されたメモリー(E
EPROM)3には、予め書き込まれた暗証コード(例
えば3桁の数字)が記憶されており、車外の発信器(リ
モコンユニット)4から発信されるコード信号の電波を
受信器(チューナ)5が受信しその信号をマイクロコン
ピュータ1に入力すると、メモリー3の記憶コードとの
一致を判断してマイクロコンピュータ1がドアロックを
解除する制御を行なう。
【0007】暗証コードの書込みを行なおうとする時
は、キースイッチ6のオン/オフを一定回数(例えば6
回)繰り返すことにより、メモリー3の今までの記憶コ
ードが消去されてマイクロコンピュータ1に書込みモー
ドが設定される。同時にタイマー7が発動し、この書込
みモードが一定時間(例えば5秒間)継続する。この書
込みモード時間内にリモコンユニット4から新しい暗証
コードを発信することにより、その暗証コードがメモリ
ー3に記憶され、爾後のドアロック解錠はその暗証コー
ドによって行なわれることとなる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上記のように、従来の
キーレスエントリーの暗証コード書込みシステムは、書
込み可能時間が限定されているため、書込みを行なう時
に何らかの原因でその時間内に書込み(暗証コードの入
力)が終了しないと書込みができなくなってしまい、甚
だ不便である。また、逆にこの時間内であれば、他人が
簡単に暗証コードの書込みを行なうことも可能であり、
盗難防止上好ましくない。
【0009】本考案は、以上のような従来のキーレスエ
ントリーの暗証コード書込みシステムの問題点を解消す
ることを意図し、暗証コード書込み可能時間の限定をな
くすとともに、他人が簡単に暗証コードの書込みができ
ないようにする書込み可能条件を設けた暗証コード書込
みシステムを有するキーレスエントリーシステムを提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案のキーレスエントリーシステムは、第1の暗
証コードを記憶する第1の記憶部を有し、該第1の暗証
コードを含む所定の信号を発信する発信器と、第2の暗
証コードを記憶する第2の記憶部を有し、前記発信器か
らの所定の信号を受信し、受信した第1の暗証コードと
前記第2の記憶部に記憶された第2の暗証コードとの一
致を判断し一致した場合ドアロックを解除可能とするキ
ーレス本体とを備えたキーレスエントリーシステムにお
いて、キーの操作に応じて信号を発生するキースイッチ
と、ドアの開閉に応じて信号を発生するドアスイッチと
を備え、前記キーレス本体は、前記ドアスイッチの信号
入力と前記キースイッチの所定回数の信号入力とにより
前記第2の記憶部に記憶された第2の暗証コードを消去
して前記受信器により受信した第1の暗証コードを前記
第2の記憶部に新たに書込むための書込みモードを設定
させる書込みモード設定手段と、ドアが開かれたときに
発生する前記ドアスイッチの信号に基づき書込みモード
を終了させる書込みモード終了手段とを備えたことを特
徴とする。
【0011】
【作用】以上のように構成した本考案のキーレスエント
リーシステムにおいては、ドアスイッチの信号入力とキ
ースイッチの所定回数の信号入力とにより第2の記憶部
に記憶された第2の暗証コードを消去して受信器により
受信した第1の暗証コードを前記第2の記憶部に新たに
書込むための書込みモードを設定させると共に、ドアが
開かれたときに発生する前記ドアスイッチの信号に基づ
き書込みモードを終了させる。
【0012】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本考案によるキーレスエントリー
システムの一実施例を示したブロック図である。図中、
前記従来例を示した図2におけるものと同一の、または
対応する要素については、それぞれ同一の符号を付し、
重複説明を省略する。
【0013】本考案のシステムは図に示すように、前記
図2の従来例と同様、マイクロコンピュータ1と、メモ
リー3と、受信器5とを備えているが、図2のタイマー
7を備えておらず、マイクロコンピュータ1にはドアス
イッチ8のオン/オフを入力する手段と、キースイッチ
6のオン/オフを入力する手段とが設けられている。
【0014】マイクロコンピュータ1は、キースイッチ
6の所定回数のオン/オフ信号入力によりメモリー3に
記憶された暗証コードを消去して受信器5からの信号入
力で新たな暗証コードをメモリー3に記憶させ得る書込
みモードを設定し、ドアスイッチ8のオン信号入力によ
り書込みモードを終了させる制御を行なうようにプログ
ラムされている。
【0015】通常のドアロック解錠は、前例の場合と同
様、車外のリモコンユニット4から発信され受信機5で
受信されてマイクロコンピュータ1に入力されるコード
信号と、メモリー3に予め書き込まれ記憶されている暗
証コードとの同一をマイクロコンピュータ1において判
断することによって行なわれる。
【0016】新規な暗証コードを書き込もうとする時
は、一旦ドアを開(ドアスイッチ8オン)いてからドア
を閉(ドアスイッチ8オフ)とし、キースイッチ6を所
定回数(例えば6回)オン/オフすることにより、マイ
クロコンピュータ1がメモリー3に記憶された現存の暗
証コードを消去し、書込みモードを設定する。この状態
で、リモコンユニット4から新コードを電波信号で発信
すると、受信機5がこれを受信してマイクロコンピュー
タ1がその入力信号によりメモリ3にその暗証コードを
記憶させる。この書込みモードは次にドアを開くまで継
続し、時間に制約されることなく書込みを行なうことが
できる。ドア開(ドアスイッチ8オン)の信号がマイク
ロコンピュータ1に入力されると、書込みモードを解消
させる制御が行なわれる。爾後のドアロック解錠操作
は、新しく書き込まれた暗証コードを用いて前記のよう
に行なわれる。
【0017】なお、本考案においては、ドアスイッチの
オン/オフ(ドアの開閉)を暗証コード書込みモードの
開始及び終了の条件としているが、このドアスイッチの
オン/オフ信号のほかに車両のその他のリッド類(トラ
ンク、ボンネット等)のスイッチのオン/オフ信号をマ
イクロコンピュータに入力するようにし、前記の条件に
加えてこれらのリッドスイッチがオン(リッド開)の場
合にのみ書込みモードの設定が可能となるように構成し
てもよい。このようにすれば、書込みモードの条件が複
雑となり、盗難防止上一層有利である。
【0018】
【考案の効果】上述の目的を達成するために、本考案の
キーレスエントリーシステムは、ドアスイッチの信号入
力とキースイッチの所定回数の信号入力とにより第2の
記憶部に記憶された第2の暗証コードを消去して受信器
により受信した第1の暗証コードを前記第2の記憶部に
新たに書込むための書込みモードを設定させると共に、
ドアが開かれたときに発生する前記ドアスイッチの信号
に基づき書込みモードを終了させるようにしたので、新
たな暗唱コードを書込む場合、書込み時間の限定がなく
なり、時間に制約されずに容易に暗唱コードを書込むこ
とができるばかりでなく、単にドアを開けるだけで簡単
に書込みモードを解除することができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるキーレスエントリーシステムの一
実施例を示すブロック図である。
【図2】従来のキーレスエントリーシステムの一例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 ロック状態スイッチ 3 メモリー 4 発信機(リモコンユニット) 5 受信機 6 キースイッチ 8 ドアスイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の暗証コードを記憶する第1の記憶
    部を有し、該第1の暗証コードを含む所定の信号を発信
    する発信器と、第2の暗証コードを記憶する第2の記憶
    部を有し、前記発信器からの所定の信号を受信し、受信
    した第1の暗証コードと前記第2の記憶部に記憶された
    第2の暗証コードとの一致を判断し一致した場合ドアロ
    ックを解除可能とするキーレス本体とを備えたキーレス
    エントリーシステムにおいて、 キーの操作に応じて信号を発生するキースイッチと、 ドアの開閉に応じて信号を発生するドアスイッチとを備
    え、 前記キーレス本体は、前記ドアスイッチの信号入力と前
    記キースイッチの所定回数の信号入力とにより前記第2
    の記憶部に記憶された第2の暗証コードを消去して前記
    受信器により受信した第1の暗証コードを前記第2の記
    憶部に新たに書込むための書込みモードを設定させる書
    込みモード設定手段と、 ドアが開かれたときに発生する前記ドアスイッチの信号
    に基づき書込みモードを終了させる書込みモード終了手
    段とを備えたことを特徴とするキーレスエントリーシス
    テム。
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JP2557129B2 (ja) * 1990-05-31 1996-11-27 株式会社東海理化電機製作所 自動車のキーレスエントリーシステム

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