JPH0841954A - 壁掛け式便器の施工方法 - Google Patents

壁掛け式便器の施工方法

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JPH0841954A
JPH0841954A JP19478094A JP19478094A JPH0841954A JP H0841954 A JPH0841954 A JP H0841954A JP 19478094 A JP19478094 A JP 19478094A JP 19478094 A JP19478094 A JP 19478094A JP H0841954 A JPH0841954 A JP H0841954A
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JP
Japan
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toilet bowl
wall
packing material
toilet
bolt
Prior art date
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Pending
Application number
JP19478094A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Momose
和巳 百瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁掛け式便器の取付け施工が極めて容易とな
る施工方法の提供を目的とする。 【構成】 便器1の上面に被せられる上部梱包材3の周
縁垂下片3bの高さを、予め壁面側の取付ボルト6の高
さに対応させて設定しておき、便器1の下面に当接され
る下部梱包材5を上部梱包材3上に立設させ、上部梱包
材3上に便器1を載せて取付作業を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、壁掛け式便器の施工
方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、壁掛け式便器をトイ
レの壁面の所定位置に取付けるに際し、予め壁面の所定
位置にはボルトが突出状に固設されており、このボルト
に対し便器を持ち上げて、便器の背面に形成されている
ボルト孔を前記ボルトに整合させ、便器をボルトを介し
壁面に取付けており、重い便器をボルトとボルト孔を整
合させる際に長時間持ち上げ続けねばならず、また、便
器を支えたままボルトにナットを取り付ける作業も加わ
り、体勢が悪く、取付けの施工性が極めて悪いという問
題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、取付作業が容易となる
施工方法を提供せんことを目的とし、その要旨は、トイ
レの床面より所定高さの壁面に固設されたボルトを介し
前記壁面に背面を当接させて取付けられる壁掛け式便器
において、該便器を輸送等する際に用いられる梱包材の
うち該便器の上面に被せられる上部梱包材の高さを予め
前記ボルトの床面からの高さに対応させた寸法に設定し
ておくとともに、該便器の下面に当接される下部梱包材
を前記上部梱包材上に立設可能な形状に設定しておき、
現場において、前記ボルトに前記便器を取付ける際に、
前記上部梱包材上に該便器を載せ、かつ前記下部梱包材
で便器を支持させた状態で取付作業を行なうことであ
る。
【0004】
【作用】上部梱包材上に下部梱包材を立設させ、この状
態で上部梱包材上に便器を載せて下部梱包材で便器を支
持させると、トイレの壁面に固設されているボルトの高
さ位置に対し、便器のボルト孔の高さ位置が整合状態と
なり、従来のように便器を持ち上げてボルトに整合させ
る必要がなく、梱包材上に便器を載置した状態でボルト
との整合作業を行なえ、作業性が極めて良好なものとな
る。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、第1実施例の便器と梱包材の分解斜視図
を示し、図2は、この便器の壁面への施工状態の斜視図
を示すものである。図において、壁掛け式便器1は、上
面1aの前部に凹み状に鉢部1bが形成されており、後
面側の垂直な背面1cにはボルト孔2が形成されてい
る。この壁掛け式便器1を輸送する際には、上面1a上
に上部梱包材3が被せられ、かつ壁掛け式便器1の下面
および背面には下部梱包材5が当接されて、上部梱包材
3と下部梱包材5により梱包された状態で輸送されるも
のである。
【0006】前記上部梱包材3は、壁掛け式便器1の上
面1aを覆蓋する上面3aと、この上面3aの外周に垂
下状に一体形成されている周縁垂下片3bを有して段ボ
ール製で形成されており、前記上面3aには2本の平行
な差込溝孔4a,4aが形成されたものとなっている。
また、前記下部梱包材5は、壁掛け式便器1の背面1c
後面に当接する背側片5aと、この背側片5aから90
°折曲した壁掛け式便器1の底面側に当接する底側片5
bを有し、前記背側片5aと底側片5b間には切り抜き
用ミシン目5cが形成されており、また、底側片5bの
先端には折り目5dが形成されたものとなっている。
【0007】現場において、梱包材3,5を壁掛け式便
器1から分離し、壁掛け式便器1を図2のように、トイ
レの壁面Wの所定位置に予め固設された取付ボルト6,
6に整合させて取付ける際に、図2のように前記上部梱
包材3の差込溝孔4,4内に前記下部梱包材5をV字状
に折り曲げて、その背側片5aと底側片5bの先端をそ
れぞれ差込溝孔4,4内に差込み、下部梱包材5を上部
梱包材3の上面3aに立設固定させることができ、この
時に切り抜き用ミシン目5cを破って切り抜いておき、
図2のように上部梱包材3の上面3a上に壁掛け式便器
1を載置し、壁掛け式便器1の鉢部1bの底側を切り抜
き用ミシン目を介し湾曲状に切り抜かれた下部梱包材5
上に載せて、下部梱包材5により壁掛け式便器1を上部
梱包材3上で支持させることができ、この状態で、壁面
W側の取付ボルト6,6の方向へ壁掛け式便器1の背面
1cを上部梱包材3と共に移動させて、ボルト孔2を取
付ボルト6に整合させ、壁掛け式便器1を取付ボルト
6,6に取付けることができる。
【0008】すなわち図3に側面図で示すように、前記
上部梱包材3の周縁垂下片3bの高さ寸法は、予め取付
ボルト6の床面Fからの高さ寸法に対応させて設定され
ているものであり、上部梱包材3の周縁垂下片3bの高
さ寸法h1は、床面Fから取付ボルト6までの高さ寸法
hから、壁掛け式便器1の底面からボルト孔2までの高
さ寸法h2を差し引いた寸法に予め設定されているもの
である。
【0009】したがって、壁掛け式便器1を壁面Wに施
工する際に、上部梱包材3上に壁掛け式便器1を載置す
れば、取付ボルト6と整合する高さ位置にボルト孔2が
位置することとなり、載置状態で上部梱包材3と共に壁
掛け式便器1を壁面W側に移動させれば、取付ボルト6
がボルト孔2に挿通されるものである。したがって、従
来のようにボルト孔2に取付ボルト6を挿通させる作業
時に壁掛け式便器1を持ち上げ続ける必要がなく、重い
壁掛け式便器1を持ち上げる作業が省略でき、女性でも
容易に壁掛け式便器1を壁面Wに取付けることが可能と
なる。このように、梱包材を有効に利用して施工するこ
とができ、梱包材の有効利用と施工性の向上を図ること
ができる。
【0010】次に、図4および図5には第2実施例を示
す。すなわち、図4は壁掛け式便器1と梱包材の分解斜
視図であり、本例の梱包材は、上部梱包材3の上面3a
に形成される差込溝孔4が変形されたものとなってお
り、差込溝孔4は、第1溝4aの両端から前方側へ折曲
して第2溝4bおよび第3溝4cが形成されたものとな
っており、差込溝4は全体として略コの字状に形成され
ている。また、下部梱包材5は、背側片5aと直角な底
側片5bとを有し、底側片5bからさらに折り目5dを
介し延出して前側片5eが一体形成されており、前記底
側片5bの一側面に半円弧状に切り抜き用ミシン目5c
が形成されたものとなっている。
【0011】現場において施工する際に、前記上部梱包
材3の差込溝孔4内に、前記下部梱包材5を折り曲げて
差込み、下部梱包材5を上部梱包材3上に立設させるこ
とができ、下部梱包材5の底側片5bが第1溝4aに差
し込まれ、背側片5aが第3溝4cに差し込まれ、前側
片5eが第2溝4bに差し込まれて立設されるものであ
る。
【0012】なお、この時に切り抜き用ミシン目5cを
切り抜いて、壁掛け式便器1の鉢部1bの底側が嵌まり
込む湾曲凹部を形成させておくことができ、図5のよう
に、上部梱包材3上に下部梱包材5を立設固定させた状
態で、上部梱包材3上に壁掛け式便器1を載置し、下部
梱包材5で良好に支持させることができ、この状態で前
記図3に示すように、壁面Wに固設された取付ボルト6
に対し横移動させて、ボルト孔2を取付ボルト6と整合
させ、壁掛け式便器1を持ち上げることなく容易に壁面
Wに取付けることができるものである。
【0013】次に、図6および図7は第3実施例を示
し、図6は壁掛け式便器と梱包材の分解斜視図を示すも
のである。図6において、上部梱包材3および下部梱包
材5は本例では硬質なパルプ成形品で形成されたもので
あり、上部梱包材3の上面3aの後部側には開口Kが形
成される場合もあり、また、下部梱包材5は、上面側が
開放された湾曲凹部7を形成した背側片5aと直角状に
底側片5bが一体形成されており、かつ背側片5aと底
側片5bのそれぞれの両縁部に亘りL字状に一対の側面
補強片5f,5fが一体形成されたものとなっている。
【0014】壁掛け式便器1を施工する際には図7に示
すように、上部梱包材3の上面3a上に、下部梱包材5
の底面片5bを接着等で固定させて背側片5aを立設さ
せ、この状態で、上部梱包材3上に壁掛け式便器1を載
せて、壁掛け式便器1の鉢部1bの底側を湾曲凹部7に
嵌め込んで支持させることができ、この状態で上部梱包
材3を移動させて、図3のように壁面W側に固設された
取付ボルト6に背面1c側のボルト孔2を整合させ、壁
面Wに壁掛け式便器1を取付けることができ、持ち上げ
作業が省略でき、容易に壁掛け式便器の取付施工を行な
うことができるものとなる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、トイレの床面より所定高さの
壁面に固設されたボルトを介し前記壁面に背面を当接さ
せて取付けられる壁掛け式便器において、該便器を輸送
等する際に用いられる梱包材のうち該便器の上面に被せ
られる上部梱包材の高さを予め前記ボルトの床面からの
高さに対応させた寸法に設定しておくとともに、該便器
の下面に当接される下部梱包材を前記上部梱包材上に立
設可能な形状に設定しておき、現場において、前記ボル
トに前記便器を取付ける際に、前記上部梱包材上に該便
器を載せ、かつ前記下部梱包材で便器を支持させた状態
で取付作業を行なうこととしたため、梱包材を有効に利
用して、下部梱包材上に上部梱包材を立設させた状態
で、上部梱包材上に壁掛け式便器を載置して、壁掛け式
便器を持ち上げることなく、トイレの壁面側に固設され
たボルトに整合させて容易に壁掛け式便器を施工するこ
とができ、重い便器を持ち上げる必要がなく、施工作業
が容易かつ良好なものとなる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の壁掛け式便器と梱包材の分解斜視
図である。
【図2】図1の梱包材を組み付けて壁掛け式便器を載置
した状態の施工図である。
【図3】施工状態の側面構成図である。
【図4】第2実施例の壁掛け式便器と梱包材の分解斜視
図である。
【図5】図4の梱包材を組み付けて壁掛け式便器を載置
した状態の斜視図である。
【図6】第3実施例の壁掛け式便器と梱包材の分解斜視
図である。
【図7】図6の梱包材を組み付けて壁掛け式便器を載置
した状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 壁掛け式便器 1a 上面 1b 鉢部 1c 背面 2 ボルト孔 3 上部梱包材 3a 上面 3b 周縁垂下片 4 差込溝孔 5 下部梱包材 5a 背側片 5b 底側片 5c 切り抜き用ミシン目 5e 前側片 5f 側面補強片 6 取付ボルト 7 湾曲凹部 W 壁面 F 床面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレの床面より所定高さの壁面に固設
    されたボルトを介し前記壁面に背面を当接させて取付け
    られる壁掛け式便器において、該便器を輸送等する際に
    用いられる梱包材のうち該便器の上面に被せられる上部
    梱包材の高さを予め前記ボルトの床面からの高さに対応
    させた寸法に設定しておくとともに、該便器の下面に当
    接される下部梱包材を前記上部梱包材上に立設可能な形
    状に設定しておき、現場において、前記ボルトに前記便
    器を取付ける際に、前記上部梱包材上に該便器を載せ、
    かつ前記下部梱包材で便器を支持させた状態で取付作業
    を行なうことを特徴とする壁掛け式便器の施工方法。
JP19478094A 1994-07-26 1994-07-26 壁掛け式便器の施工方法 Pending JPH0841954A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010111428A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Toto Ltd 壁掛製品の梱包容器
JP2010195431A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Inax Corp 梱包箱及びその使用方法
JP2017179858A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社Lixil 便器施工サポート材、便器、及び便器施工サポートキット
JP2020200055A (ja) * 2019-06-07 2020-12-17 株式会社Lixil 壁掛け便器用の梱包材及び壁掛け便器の施工方法

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